JPH03121929A - 内燃機関の支持装置 - Google Patents

内燃機関の支持装置

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Publication number
JPH03121929A
JPH03121929A JP11352190A JP11352190A JPH03121929A JP H03121929 A JPH03121929 A JP H03121929A JP 11352190 A JP11352190 A JP 11352190A JP 11352190 A JP11352190 A JP 11352190A JP H03121929 A JPH03121929 A JP H03121929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
mounting bracket
internal combustion
combustion engine
chain cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP11352190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Yageta
和則 谷下田
Junichi Yajima
矢島 淳一
Mikito Sawaki
幹人 佐脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、内燃機関を自動車の車体等に支持するため
の支持装置、特にカムチェーン側の端部における支持装
置の改良に関する。
従来の技術 例えば自動車用内燃機関は、変速機とともに通常3箇所
程度に配置した支持装置いわゆるマウンティングによっ
て支持されている。
第12図は、−例として内燃機関lをエンジンルーム2
内にいわゆる横置に搭載した前輪駆動車のレイアウトを
示している。上記内燃機関lは、一方の端部に力J2ヂ
ヱーン用のチェーンカバー3が取り付けられているとと
もに、他方の端部に変速機4が取り付けられており、そ
の変速機4側を2個のマウンティング5,6によって支
持するとともに、チェーンカバー3側を1個のマウンテ
ィング7によって支持しである。尚、8は吸気コレクタ
、9はエアクリーナ、10はラジェータを示している。
」−記マウンティング5,6.7は、詳細には図示して
いないが、内燃機関1側に固定されたマウンティングブ
ラケットと、車体メンバに固定された車体側ブラケット
と、両者間に介在する弾性体を用いたインシュレータと
から大略構成されている。
ここでチェーンカバー3側のマウンティングにおいては
、内燃機関1の端面の略全体がチェーンカバー3によっ
て覆われていることから、機関中心寄りで支持しようと
すると、実開昭59−49524号公報等に示されてい
るように、マウンティングブラケットをチェーンカバ−
3に固定せざるを得ない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、l−記のようにチェーンカバー3にマウ
ンティングブラケットを固定したのでは、チェーンカバ
−3の剛性がそれほど高くないことから、内燃機関lに
対する結合剛性を十分に確保することができない。その
ため、内燃機関Iの騒音や振動が大きくなり易い。しか
も、チェーンカバー3が変形してシリンダブ〔ノックと
の間のノール性が低下し、潤滑油の漏洩を引き起こす虞
れがある。
一方、チェーン力バー3よりも外側となるシリンダブロ
ック側部にマウンティングブラケットを固定することも
考えられるが、この場合には支持点が機関中心から大き
く離れてしまい、好ましくない。またマウンティングブ
ラケットとの結合部が4−丁に細長い幅の狭いものとな
るので、複数本の結合ボルトのボルト間の距離とりわけ
機関幅方向についての距離を十分に確保することができ
ず、結合剛性が低くなってしまう。
課題を解決するための手段 そこで、この発明に係る内燃機関の支持装置は、シリン
ダブロックの一方の端部にチェーンカバーが油密的に取
り付けられ、該チェーンカバーとの間に、カムチェーン
を収容するチェーン室が形成されてなる内燃機関におい
て、シリンダブロック端部壁のカムチェーン内周側に座
部を形成するとともに、チェーンカバーより外側となる
シリンダブロック側部に座部を形成し、カッ、チェーン
をまたいで配置したマウンティングブラケットをこれら
の座部にボルト結合したことを特徴としている。
そして、上記カムチェーン内周側の座部を囲むように筒
状部材を固定し、その先端とチェーンカバーの開口部と
の間にシール部材を配設するとともに、上記マウンティ
ングブラケットに形成した突出部を上記筒状部材に挿入
して」二足座部にボルト結合した。
あるいは、上記カムチェーン内周側の座部を突出形成し
、チェーンカバーを貫通した先端部に上記マウンティン
グブラケットをボルト結合するとともに、その座部周囲
とチェーンカバーの開口部との間にシール部材を配設し
た。
作用 1−記構酸では、マウンティングブラケットがカムチェ
ーンをまたぐように配設され、カムチェーン内周側と力
11ヂエーン外周側の双方で、シリンダブロックに直接
にボルト結合される。そのため、マウンティングブラケ
ットによる支持点を機関中心寄りに確保できるとともに
、機関幅方向についてボルト間の距離が十分に大きくな
り、高い結合剛性が得られる。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図〜第3図は、この発明の第1実施例を示している
内燃機関!1は、シリンダブロック12とシリンダヘッ
ド13とを主体とするもので、シリンダブロック12下
面にオイルパン14が装着されているとともに、シリン
ダへッドI3上面にシリンダへラドカバー15が装着さ
れている。
5 一 そして」二足シリンダブロック12の一方の端部にチェ
ーンカバー16が複数のボルト17によって油密的に取
り付けられており、これによってカムチェーンI8を収
容するチェーン室I9が画成されている。尚、第2図に
おいて、20.21はチェーンガイド、22はクランク
スプロケット、23.24は一体に回転する中間スプロ
ケット、25.26はカムスプロケットを示しており、
この実施例では、」1記カムチェーンI8がクランクス
プロケット22と中間スプロケット23との間に巻き掛
けられ、かつ中間スプロケット24とカムスプロケット
25.26との間には別のカムチェーン27が巻き掛け
られている。
−に記内燃機関I+の端部を支持するマウンティングは
、後述のようにシリンダブロック12に固定されるマウ
ンティングブラケット28と、車体メンバ29にボルト
30によって固定された車体側ブラケット3Iと、両者
間に介在する略円筒状のインシュレータ32とから大略
構成されている。
上記インシュレータ32は、金属製の内筒と外筒との間
にゴム材を挿填したもので、その内筒に連結されたサポ
ート33が上記マウンティングブラケット28にホルト
34(第3図参照)にて固定されているとともに、外筒
が車体側ブラケット3Iに連結固定されている。
」二足マウンティングブラケット28は、3本のボルト
35によってシリンダブロック12に結合されている。
詳しくは、第1図に示すように、シリンダブロック12
の端部壁36のカムチェーン18内 れているとともに、チェーンカバー16より外側となっ
たシリンダブロック12側部に厚肉の膨出部38が設け
られ、その上下2箇所に座部39が形成されている。そ
して上記マウンティングブラケット28のベース部28
a両端部に、各ボルトrt通孔40を囲むように突出部
41,/12が形成されていて、該突出部41.42が
」1記座部37。
39に結合されている。すなわち、マウンティングブラ
ケット28は、チェーンカバー16の外側面に沿ってカ
ムチェーン18をまたぐように配設されている。
またチェーンカバ−16内周側の座部37には、その外
周を囲むように円筒形の金属スリーブ43が螺着してお
り、上記突出部41が貫通ずるチェーンカバー16の開
口部50と」二足金属スリーブ43先端部との間にシー
ル部材44が配設されている。尚、−上記金属スリーブ
43内に挿入される突出部41は、上記金属スリーブ4
3の内径よりも若干小径に形成されており、両者は非接
触状態に保たれている。
第4図は、上記チェーンカバー16を内側から見た具体
的な構成を示すもので、シリンダブロック12の前端面
に接するフランジ部51が両側に形成されているととも
に、該フランジ部51の複数箇所にボルト17用のボス
部52が設けられている。そして上記突出部4Iが貫通
ずる開口部50の周囲の環状リブ53と上記ボス部52
とを直線状に接続するように、開口部50を中心とした
放射状に複数のリブ54が設けられている。尚、55は
チェーンカバー16の内側に取り付けられたオイルポン
プである。
上記の構成においては、マウンティングブラケット28
がカムチェーン18をまたぐような形となり、カムヂエ
ーンI8内周側とカムチェーン18外周側の双方でシリ
ンダブロック12に直接に固定される。そのため各ボル
ト35間の距離とりわけ機関幅方向についての距離を十
分に大きく確保でき、マウンティングブラケット28と
シリンダブロックI2との結合剛性が非常に高くなる。
特に第2図のように3点で結合することにより、非常に
堅固なものとなる。
そして上記マウンティングブラケット28によって内燃
機関11の中心寄りを支持することができるため、車体
に伝達される振動.騒音の低減の上で何利となる。
しかも、チェーンカバー16には何ら外力が作用しない
ので、その変形やシール性の低下を招く虞れがなく、か
つチェーンカバー16が二次的な振動騒音源となること
もない。特に、−1−記のようにチェーンカバ−16の
内側面に放射状のりブ50 4を設けた構成によれば、強度的に弱くなり易い開口部
50が両側のボス部52によって堅固に支持されるため
、効果的な強度向上が図れ、チェーンカt<−16の振
動、騒音が一層抑制される。
また上記構成では、突出部41が貫通するチェーンカバ
ー16の開口部が、金属スリーブ43およびシール部材
44を介してシールされているため、マウンティングブ
ラケット28を取り外した状態つまり内燃機関II単体
の状態でも潤滑油の漏洩を生じることがなく、組立後の
単体での試験等に際して好都合なものとなる。
次に、第5図はこの発明の第2実施例を示している。こ
の実施例では、金属スリーブ43を座部37の外周面に
圧入して取り付けである。
また第6図に示す第3実施例は、座部37外周に0リン
グ等のシール部材45を介して金属スリーブ43を圧入
した構成となっている。尚、チェーンカバー!6側のシ
ール部材44としても0リング等が用いられている。
第7図は、この発明の第4実施例を示すもので、この実
施例においては、ボルト35が螺合する座部37の外周
側に環状凸部56が設けられているとともに、ここに金
属スリーブ43が支持されている。詳しくは、金属スリ
ーブ43の基端に環状にフランジ部57が形成されてお
り、該フランジ部57が上記環状凸部56にボルト58
にて固定されている。尚、上記フランジ部57と座部3
7との間には0リング等のシール部材59が配設されて
いる。
この第4実施例によれば、シリンダブロック12側の加
工が主に雌ねじの加工となるので、L記の各実施例に比
して加工が容易になる。
第8図は、この発明の第5実施例を示すもので、この実
施例においては、座部37がその周囲よりも低くなるよ
うに凹設されている。そして、この座部37を囲む壁部
の内周面に、金属スリーブ43が螺着している。尚、内
周面に単に圧入して取り付けるようにしても良い。
また第9図は、この発明の第6実施例を示している。こ
の実施例では、金属スリーブ43がチェーンカバー16
側に螺合して取り付けられており、かつその先端部が座
部37を囲む環状凹溝46内に挿入されているとともに
、0リング等のシール部材45を介して凹溝46内周面
に圧接している。
尚、上記第5実施例もしくは第6実施例のように金属ス
リーブ43を座部37外周側の内周面に取り付けるよう
にすれば、第1〜第3実施例のように突出した座部37
外周面に取り付ける場合に比して取付部の機械加工が容
易になる。
次に第1θ図は、この発明の第7実施例を示すもので、
座部37がその周囲の面と同一面を!するように形成さ
れており、ここにマウンティングブラケット28の突出
部4Iがボルト35によって結合されている。そして突
出部41外周の凹溝内に0リング等のシール部材44が
装着されていて、チェーンカバー16の開口部との間を
直接にシールしている。またポルト35軸部に0リング
等のシール部材47が装着されており、これがボルト貫
通孔40内周面との間をシールしている。
更に第11図は、この発明の第8実施例を示している。
この実施例では、シリンダブロック12側の座部37が
軸状に突出形成されており、チェーンカバー16を貫通
している。そしてチェーンカバー16から突出した座部
37先端部に、マウンティングブラケット28のベース
部28aがボルト35にて結合されている。また軸状に
突出した座部37の外周面にシール部材44が配設され
て、チェー開口部−16開ロ部との間をシールしている
発明の効果 以」二の説明で明らかなように、この発明に係る内燃機
関の支持装置においては、内燃機関のチェーンカバー側
の端部を機関中心寄りの位置で支持することができるた
め、内燃機関の騒音、振動の抑制のにで有利となる。そ
して、カムチェーンをまたぐマウンティングブラケット
がシリンダブロック端部壁のカムチェーン内周側とシリ
ンダブロック側部の双方でボルト結合されるので、マウ
ンティングブラケットとシリンダブロックとの結合剛性
を非常に高く確保でき、しかもチェーンカバ3 4 −の変形や油漏れを生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す第2図の■−■線
に沿った断面図、第2図は内燃機関の一部切欠正面図、
第3図は同じく一部切欠側面図、第4図はチェーンカバ
ーの内側面を示す平面図、第5図はこの発明の第2実施
例を示す要部の断面図、第6図は第3実施例を示す要部
の断面図、第7図は第4実施例を示す要部の断面図、第
8図は第5実施例を示す要部の断面図、第9図は第6実
施例を示す要部の断面図、第1O図は第7実施例を示す
要部の断面図、第11図は第8実施例を示す要部の断面
図、第12図は内燃機関全体のマウンティングのレイア
ウトを示す説明図である。 12・・・シリンダブロック、16・・・チェーンカバ
、18・・カムチェーン、28・・・マウンティングブ
ラケット、37・・・座部、39・・・座部、41・・
・突出部、43・・・金属スリーブ、44・・シール部
材。 5

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダブロックの一方の端部にチェーンカバー
    が油密的に取り付けられ、該チェーンカバーとの間に、
    カムチェーンを収容するチェーン室が形成されてなる内
    燃機関において、シリンダブロック端部壁のカムチェー
    ン内周側に座部を形成するとともに、チェーンカバーよ
    り外側となるシリンダブロック側部に座部を形成し、カ
    ムチェーンをまたいで配置したマウンティングブラケッ
    トをこれらの座部にボルト結合したことを特徴とする内
    燃機関の支持装置。
  2. (2)上記カムチェーン内周側の座部を囲むように筒状
    部材を固定し、その先端とチェーンカバーの開口部との
    間にシール部材を配設するとともに、上記マウンティン
    グブラケットに形成した突出部を上記筒状部材に挿入し
    て上記座部にボルト結合したことを特徴とする請求項1
    記載の内燃機関の支持装置。
  3. (3)上記カムチェーン内周側の座部を突出形成し、チ
    ェーンカバーを貫通した先端部に上記マウンティングブ
    ラケットをボルト結合するとともに、その座部周囲とチ
    ェーンカバーの開口部との間にシール部材を配設したこ
    とを特徴とする請求項1記載の内燃機関の支持装置。
JP11352190A 1989-06-08 1990-04-27 内燃機関の支持装置 Pending JPH03121929A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14560789 1989-06-08
JP1-145607 1989-06-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03121929A true JPH03121929A (ja) 1991-05-23

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ID=15388954

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11352190A Pending JPH03121929A (ja) 1989-06-08 1990-04-27 内燃機関の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03121929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010095603A (ko) * 2000-04-11 2001-11-07 정주호 자동차용 마운팅 브라켓 일체형 변속기 커버

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010095603A (ko) * 2000-04-11 2001-11-07 정주호 자동차용 마운팅 브라켓 일체형 변속기 커버

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