JPH10306746A - インジェクションパイプのオイルシール装置 - Google Patents

インジェクションパイプのオイルシール装置

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JPH10306746A
JPH10306746A JP9119483A JP11948397A JPH10306746A JP H10306746 A JPH10306746 A JP H10306746A JP 9119483 A JP9119483 A JP 9119483A JP 11948397 A JP11948397 A JP 11948397A JP H10306746 A JPH10306746 A JP H10306746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection pipe
head cover
seal
rubber
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP9119483A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoaki Kakiuchi
聡朗 柿内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
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Publication of JPH10306746A publication Critical patent/JPH10306746A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能を落とさずに小型化し得るようにする。 【解決手段】 シリンダヘッドカバー3に穿設された貫
通孔4と、該貫通孔4を貫通するインジェクションパイ
プ2との間に介装され、筒状の金属プラグ部12にラバ
ー部13を一体化して貫通孔4をシール可能としたヘッ
ドカバーシール部15と、ラバーのみで構成されてその
内方端でインジェクションパイプ2の外周をシール可能
なインジェクションパイプシール部16とを有するイン
ジェクションパイプのオイルシール装置において、イン
ジェクションパイプシール部16のヘッドカバーシール
部15に対する接続部17を、ヘッドカバーシール部1
5のラバー部13の外方端部分とすると共に、インジェ
クションパイプシール部16と前記ラバー部13の内方
端部分との間に、逃げ用非接続部18を形成するように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インジェクション
パイプのオイルシール装置に関するものであり、より詳
しくは、機能を落とさずに小型化し得るようにしたイン
ジェクションパイプのオイルシール装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラック等の車両に搭載される
ディーゼルエンジンの場合、図3に示される如く、イン
ジェクションノズル1に接続されるインジェクションパ
イプ2は、シリンダヘッドカバー3に穿設された貫通孔
4を貫通して外部へと延びており、該貫通孔4とインジ
ェクションパイプ2との間には、シリンダヘッドカバー
3外部へのオイルの漏洩を防止するためのオイルシール
装置5が介装されている。
【0003】該オイルシール装置5は、鉄等の金属で形
成された金属筒6のまわりにラバー7を加硫して溶着す
ることにより、金属筒6を芯材の如く使用してラバー7
で覆った筒状のヘッドカバーシール部8を形成し、該ヘ
ッドカバーシール部8からラバー7のみをシリンダヘッ
ドカバー3の内方側へ延長してインジェクションパイプ
シール部9を形成し、インジェクションパイプシール部
9の内方端の外周に、コイルスプリングをリング状に加
工してなるシールリング10を嵌着して、シールリング
10の弾性力によりインジェクションパイプ2を締め付
けさせるようにした構成を有している。
【0004】尚、図中、11はインジェクションパイプ
シール部9先端の内周に突設形成されたリップ部であ
る。
【0005】図3に示される如き従来のオイルシール装
置5の場合、作業員がオイルシール装置5を手で押し込
んで貫通孔4に装着すると、ヘッドカバーシール部8の
ラバー7がシリンダヘッドカバー3の貫通孔4をシール
し、インジェクションパイプシール部9の先端がシール
リング10の弾性力で締め付けられることによりインジ
ェクションパイプ2の外周をシールするようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインジェクションパイプのオイルシール装置には、
以下のような問題があった。
【0007】即ち、インジェクションパイプ2は、エン
ジンの振動を逃がし得るようにするために、エンジンか
ら外に出た部分を強固に固定しないようにして、自由に
動ける状態としてある。
【0008】そのため、貫通孔4に対するインジェクシ
ョンパイプ2の挿通位置は、組付けによるバラツキを持
ち、且つ、エンジンの振動によりシリンダヘッドカバー
3との間で相対的な変位が起こり得るので、オイルシー
ル装置5には、上記バラツキや相対変位をうまく吸収し
つつ十分なシール性能を発揮できるような構造が要求さ
れる。
【0009】そして、上記バラツキや相対変位をうまく
吸収しつつ十分なシール性を発揮できるようにするため
には、インジェクションパイプシール部9のラバー7の
肉厚を薄くして、インジェクションパイプシール部9の
変形能を高くするようにすることが考えられるが、構造
上及び製造上の理由で、インジェクションパイプシール
部9のラバー7の肉厚は現状以上に薄くすることができ
ないので、その代りにインジェクションパイプシール部
9を長くして、ヘッドカバーシール部8とインジェクシ
ョンパイプシール部9の先端との間を十分に離させるよ
うにしていた。
【0010】しかし、インジェクションパイプシール部
9を長くすると、オイルシール装置5はそれ自体が大き
な部品となってしまうため好ましくないという問題があ
った。
【0011】本発明は、上述の実情に鑑み、機能を落と
さずに小型化し得るようにしたインジェクションパイプ
のオイルシール装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダヘッ
ドカバー3に穿設された貫通孔4と、該貫通孔4を貫通
するインジェクションパイプ2との間に介装され、筒状
の金属プラグ部12にラバー部13を一体化して貫通孔
4をシール可能としたヘッドカバーシール部15と、ラ
バーのみで構成されてその内方端でインジェクションパ
イプ2の外周をシール可能なインジェクションパイプシ
ール部16とを有するインジェクションパイプのオイル
シール装置において、インジェクションパイプシール部
16のヘッドカバーシール部15に対する接続部17
を、ヘッドカバーシール部15のラバー部13の外方端
部分とすると共に、インジェクションパイプシール部1
6と前記ラバー部13の内方端部分との間に、逃げ用非
接続部18を形成したことを特徴とするインジェクショ
ンパイプのオイルシール装置にかかるものである。
【0013】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0014】ラバーのみで構成されるインジェクション
パイプシール部16のヘッドカバーシール部15に対す
る接続部17を、ヘッドカバーシール部15のラバー部
13の外方端部分としたことにより、インジェクション
パイプシール部16の上記接続部17の位置を、外方側
へずらすことが可能となるので、その分、オイルシール
装置14の全長を短くすることが可能となる。
【0015】この際、インジェクションパイプシール部
16と前記ラバー部13の内方端部分との間に、逃げ用
非接続部18を形成したので、インジェクションパイプ
シール部16は、逃げ用非接続部18により接続部17
を支点として支障なく上下に揺動することが可能とな
り、その結果、貫通孔4に対するオイルシール装置14
の組付位置のバラツキや相対変位をうまく吸収しつつ十
分なシール性を確保させることができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0017】図1・図2は、本発明の実施の形態の一例
である。
【0018】図1は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、基本的な構成は図3に示す従来のものと同
様である。
【0019】本発明では、図1に示す如く、貫通孔4に
圧入可能なフランジ付きの筒状をした金属プラグ部12
と、該金属プラグ部12の内方端側に一体的に固着され
且つ貫通孔4の内周面に密着可能な筒状のラバー部13
とでオイルシール装置14のヘッドカバーシール部15
を形成し、更に、ラバーのみで構成されるインジェクシ
ョンパイプシール部16のヘッドカバーシール部15に
対する接続部17を、前記ヘッドカバーシール部15の
ラバー部13の外方端部分として、インジェクションパ
イプシール部16と前記ラバー部13の内方端部分との
間に、逃げ用非接続部18を形成するようにしている。
【0020】尚、金属プラグ部12のインジェクション
パイプシール部16に対するラバー部13の装着は、加
硫溶着によって行うようにすると共に、インジェクショ
ンパイプシール部16先端の外周には、インジェクショ
ンパイプ2に対する締付用のシールリング10を装着し
てある。
【0021】又、19はシリンダヘッドカバー3の内部
に飛散しているオイルの粒子である。
【0022】次に、作動について説明する。
【0023】本発明によれば、先ず、シリンダヘッドカ
バー3の貫通孔4に対するオイルシール装置14の装着
は、作業員が手で押し込むのではなく、金属プラグ部1
2を貫通孔4に圧入することによって行われる。
【0024】このように圧入することにより、貫通孔4
に対する金属プラグ部12の取付け状態が強固となるの
で、長期間に亘る使用によっても、エンジンの振動等に
よりオイルシール装置14が貫通孔4に対して位置ずれ
を起こしたりすることをなくすことができ、且つ、両者
間に隙間が生じてシール性が低下したりすることをなく
すことができるようになる。
【0025】しかも、貫通孔4とオイルシール装置14
との間のシールは、同時に金属プラグ部12と一体のラ
バー部13によっても行われるので、ラバー部13によ
り二重のシール効果を得ることができる。
【0026】そして、ラバーのみで構成されるインジェ
クションパイプシール部16のヘッドカバーシール部1
5に対する接続部17を、ヘッドカバーシール部15の
ラバー部13の外方端部分としたことにより、インジェ
クションパイプシール部16の上記接続部17の位置
を、図1中、位置aから位置bまで外方側へずらすこと
が可能となるので、その分、オイルシール装置14の全
長を短くすることが可能となる。
【0027】この際、インジェクションパイプシール部
16と前記ラバー部13の内方端部分との間に、逃げ用
非接続部18を形成したので、インジェクションパイプ
シール部16は、逃げ用非接続部18により接続部17
を支点として支障なく上下左右に揺動することが可能と
なり、その結果、貫通孔4に対するオイルシール装置1
4の組付位置のバラツキや相対変位をうまく吸収しつつ
十分なシール性を確保させることができるようになる。
【0028】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインジェ
クションパイプのオイルシール装置によれば、機能を落
とさずに小型化することができるという優れた効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の要部断面図であ
る。
【図2】図1の概略斜視図である。
【図3】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
2 インジェクションパイプ 3 シリンダヘッドカバー 4 貫通孔 12 金属プラグ部 13 ラバー部 15 ヘッドカバーシール部 16 インジェクションパイプシール部 17 接続部 18 逃げ用非接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドカバー(3)に穿設され
    た貫通孔(4)と、該貫通孔(4)を貫通するインジェ
    クションパイプ(2)との間に介装され、筒状の金属プ
    ラグ部(12)にラバー部(13)を一体化して貫通孔
    (4)をシール可能としたヘッドカバーシール部(1
    5)と、ラバーのみで構成されてその内方端でインジェ
    クションパイプ(2)の外周をシール可能なインジェク
    ションパイプシール部(16)とを有するインジェクシ
    ョンパイプのオイルシール装置において、インジェクシ
    ョンパイプシール部(16)のヘッドカバーシール部
    (15)に対する接続部(17)を、ヘッドカバーシー
    ル部(15)のラバー部(13)の外方端部分とすると
    共に、インジェクションパイプシール部(16)と前記
    ラバー部(13)の内方端部分との間に、逃げ用非接続
    部(18)を形成したことを特徴とするインジェクショ
    ンパイプのオイルシール装置。
JP9119483A 1997-05-09 1997-05-09 インジェクションパイプのオイルシール装置 Pending JPH10306746A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300312A (ja) * 2005-03-24 2006-11-02 Nok Corp 密封装置
JP2007078135A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nok Corp 泥水シール
WO2016166667A1 (en) * 2015-04-13 2016-10-20 Fpt Industrial S.P.A. Sealing system of a head of an internal combustion engine with common rail external to the head

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