JPH0312176A - 室内運動具における抵抗付与装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は室内運動具の足踏ペダルを回転させることによ
りトレーニングを行なうための抵抗付与装置。

（ロ）従来の技術 従来、：−ノ種のトレーニング機器における抵抗付与装
置としては、足踏ペダルの回転操作にて回転される回転
軸の両端に多数の羽根車を固定し、その羽根車の回転に
伴う空気抵抗により、足踏ペダルに負荷をかけるものが
知られている。また最近においては特開昭６２−１９４
８７３号公報のように足踏ペダルの回転操作によって回
転する回転軸に固定された金属製の回転板（３０）、そ
の回転板（３０〉をはさんで永久磁石を対向配置し、そ
の永久磁石間を回転板（３０）が回転することにより、
回転板上にうず電流が発生して、足踏ペダルの回転操作
に負荷がかかる方式のものが、高性能、コンパクトとい
う面より主流となってきた。

しかし、このうず電流方式においては、使用中金属製回
転板に流れる電流により、その表面温度は常温において
約２００℃に達する程、上昇することがある（負荷的ｔ
ｏｏｏｗ発生時）、そして、回転板（３０）の材質は通
常、負荷を高効率で発生きせるため黄銅板あるいはアル
ミ板が使用される。また永久磁石の代わりに励磁コイル
と鉄芯が配置され、円板保持部内側に構成された永久磁
石、鉄芯、コイルより成る発ｔｔ機より発生した電力を
コイルにかけることにより、鉄芯を励磁し、金属製の回
転板に負荷を発生させていた。

回転板と鉄芯とのギャップは少ない程負荷持性は向上す
るが、実際の製造においては０，５〜１．Ｏｍ程度必要
であり、このギャップは永久磁石を対向配置させたタイ
プにおいても同様のことがいえる。

このような装置において高負荷で長時間のトレニングを
行なうと、先にも述べたように回転板（３０）の表面温
度は約２００°Ｃにも達し、回転板（３０）は全体に熱
膨張しようとする。しかし回転板（３０）は断熱材を介
して保持部材で固く保持きれており、回転板の均一な熱
膨張を妨げる。従ってその結果、金属製の回転板円周部
には応力が発生し、その応力が限界を越えると回転板は
歪を起こす〈第５図、第６図）。このような高負荷状態
が変型なると、冷却しても歪みかもとにもどらなくなる
６回転板の歪が回転板と鉄芯のギャップより大きくなる
と、回転板は鉄芯と接触し使用中に（回転中に）異音が
発生したり適正な負荷が得られなくなり、使用不能とな
ることがあった。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、うず電流を発生せしめて負荷を使用者に与え
る金属製の回転板の、使用時における歪を肪止せんとす
るものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、足踏ペダルの回転操作によって回転される回
転軸、該回転軸に固定された金属製の回転板と、該回転
板を挾んで対向配置され、うず電流を発生せしめる永久
磁石あるいは鉄芯等の励磁体とでなり、前記回転板の外
周縁に切欠部を形成し、且つ内周縁にも切欠部を形成し
、しかも外周縁と内周縁の両者にも同時に切欠部を形成
した構成を有するものである。

（ホ）作用 斯る構成によると、うずｖｔ流の発生による温度上昇の
ために回転板が熱膨張して応力が発生しても、この応力
は切欠部に吸収され、回転板の歪が防止きれるものであ
る。

（へ）　実施例 本体（１）上には図示しないサドル及び足踏ペダル等が
配設きれている。前記本体（１）の後部上面には抵抗付
学装置（２）が載置固定され、そのフレーム（３）には
支持軸（４）が固定され且つこの支持軸（４）には一対
のベアリング（５）（５）が支持されている。このヘア
リング（５）には回転筒（６）が回動可能に設けられ、
その外間面に運動具の後輪（７）が接触されている。前
記回転筒（６）の端部には第１保持部材（１０）が設け
られ比つこの第１保持部材（１０）に第２保持部材（１
１）を介在して金属製の円形回転板（１５）がネジ（Ｎ
）（Ｎ）で固定されている。又、前記第１保持部材（１
１）には円筒形のマグネット（１６〉が保持されている
。　（１７）は前記マグネット（１６）、第１鉄芯（１
８）及びコイル（２０）で構成される発電機である。前
記第１鉄芯（１８）は支持軸（４）に固定される。

（２５）は励磁フィルで、第２鉄芯（２６）を備えてい
る。この第２鉄芯（２６）は励磁体であり、それには間
隙（Ａ＞を形成して、この間隙（Ａ）内に前記回転板（
１５）が臨み、回転するようになしている。このこの回
転板（１５）と第２鉄芯（２６）との間、すなわち前記
間隙（Ａ）にギャップ（Ａａ）（Ａｂ）が形成されてい
る。

そして、前記回転板（１５）は全体をリング状となし、
且つ第１図の様に外周縁と内周縁とに切欠部（Ｓ、）（
１）・・・を形成している。外周縁の切欠部（Ｓｌ）・
・・と内周縁の切欠部（Ｓ、）とは相対向しないように
形成されている。　（３０）はケースカバーである。

斯る構成によると、第１図の様に円周方向く破線矢印）
に熱膨張しても、その時に生ずる応力は切欠部（Ｓ、）
（Ｓ、）・・・に吸収され、使用中による回転板（１５
）の変形、歪を防止できるものである。

この時の切欠部は、回転板（１５）の外周縁でもよく、
内周縁でもよく、更に外周縁と内周縁との両者に同時に
形成してもよい。

（ト）発明の効果 本発明は斯る構成を有しているため、使用時における回
転板の熱膨張による変形、歪は切欠部で吸収され、従来
の様に回転板が鉄芯に接触することが防止されるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明抵抗付与装置に使用される回転板の使用
時における正面図、第２図は第１図の平面図、第３図は
本発明抵抗付与装置の概略断面図、第４図は第３図の要
部平面図、第５図は第４図の要部拡大図、第６図及び第
７図は従来の回転板の正面図と平面図である。 〈６）・・・回転筒、（１５）・・・回転板、（２６）
・・・励礒体、（Ａａ＞（Ａｂ）・・−切欠部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）足踏ペダルの回転操作によって回転される回転筒
   と、該回転筒に固定された金属製の回転板と、該回転板
   を挾んで対向配置され、うず電流を発生せしめる永久磁
   石あるいは鉄芯等の励磁体とでなり、前記回転板の外周
   縁に切欠部を形成したことを特徴とする室内運動具にお
   ける抵抗付与装置。
2. （２）回転板の内周縁に切欠部を形成したことを特徴と
   する室内運動具における抵抗付与装置。
3. （３）回転板の内外周縁に切欠部を形成したことを特徴
   とする室内運動具における抵抗付与装置。