JPH0312104Y2 - - Google Patents

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JPH0312104Y2
JPH0312104Y2 JP634486U JP634486U JPH0312104Y2 JP H0312104 Y2 JPH0312104 Y2 JP H0312104Y2 JP 634486 U JP634486 U JP 634486U JP 634486 U JP634486 U JP 634486U JP H0312104 Y2 JPH0312104 Y2 JP H0312104Y2
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JP
Japan
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scaffolding
hole
fitting
bolt
metal fitting
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JP634486U
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JPS62118841U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、急勾配の屋根を葺く際の屋根足場に
関するものである。
(ロ) 従来の技術 急勾配の屋根を葺く際に足場が必要となるが、
そのためになされていた従来の技術を第9図に基
づいて説明する。まず地盤から軒先まで丸太又は
パイプなどで足場を組み、次いで屋根の斜面に沿
つて縦足場材を架設し、そこに必要な間隔を隔て
て横足場材を配設する。屋根材を葺く作業の進行
状態に応じ縦足場材と横足場材を組む作業を繰り
返し、頂部まで屋根を葺いてゆく。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、この従来の方法を用いると、数多くの
足場材が必要となり、屋根を葺きながらそれらの
足場材を組んでいくため、そのための時間・材
料・労力・経費を多く必要としていた。又従来の
方法では縦足場材が屋根材の横ハゼ部を押圧する
ため横ハゼ部は形がくずれ、美観を損なつてい
た。
本考案は、この作業を簡易化し、時間・材料・
労力・経費を節約することを目的とし、さらに外
観を美しく仕上げるものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は、断面が略コの字型のハゼ狭持部の上
面に穴をあけその上にナツトを取り付けボルトを
螺着させ更に略コの字型間に押圧部を設けたハゼ
金具と、適宜な長さを有する平板の一端に前述の
ボルトの径より大きい穴を穿設し他端に鈎部を設
けた吊金具を組み合わせ、吊金具の鈎部に横足場
材をはめることにより足場を作る。
(ホ) 作用 本考案を用いる場合、まず屋根材の縦ハゼ部に
屋根足場金具のハゼ狭持部を嵌合し、螺着された
ボルトを締めることにより押圧部が縦ハゼ部を圧
迫し、ハゼ金具は縦ハゼ部に狭持される。次に吊
金具の穴をハゼ金具のボルトに引つかける。所定
の間隔を隔てて同様の仕方でハゼ金具と吊金具を
取り付け、吊金具の鈎部に横足場材を架け渡す。
この様な仕方で屋根材を葺きながら必要な箇所
に横足場を作る。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を第1図から第8図に基づいて
説明する。
第1図に示したように本実施例はハゼ金具1と
吊金具7の組合せにより構成される。ハゼ金具1
を第2図から第4図において説明すると、縦長で
断面が略コの字型のハゼ狭持部5の上面にボルト
2の径に適合する穴をあけ、その上にナツト3を
溶接しボルト2を螺着させる。そして押圧部6の
両端を立て上げ、それをハゼ狭持部5の上面に穿
設した穴にはめ込むことにより、押圧部6をハゼ
狭持部5の略コの字型間を自在に上下するように
取り付ける。又、第7図・第8図・に示したよう
に吊金具7は必要な長さを有する平板でその一端
にダルマ穴11を穿設した他端は略コの字型に立
て上げ横足場材10をはめる鈎部7′を設ける。
以上のごとく構成されたハゼ金具1と吊金具7
を組み合わせ使用するが、その方法は次の通りで
ある。地盤から軒先まで丸太又はパイプ等で足場
を組み、軒先から数段屋根材8を葺き、次の段を
葺くために足場が必要となつたときに所定の間隔
を隔ててハゼ金具1を屋根材8の縦ハゼ部9に取
り付ける。その際、屋根材8の縦ハゼ部9にハゼ
金具1のハゼ狭持部5を嵌合させボルト2を締め
ると押圧板6は縦ハゼ部9を圧迫し、ハゼ金具1
は縦ハゼ部9に狭持される。次に吊金具7のダル
マ穴11を各ハゼ金具1のボルト2に引つかけ、
鈎部7′に横足場材10を架け渡す(第6図参
照)。
このようにして、屋根材8を葺く工程の必要に
応じ足場を順次設けていく。
なお、ハゼ狭持部5の上面に螺子を切つた穴を
あけボルトを螺着させるならば、ハゼ金具1にナ
ツトを溶接しなくても同様の働きをなす。
(ト) 考案の効果 本考案は、これまで述べてきた通り簡単な構造
のハゼ金具と吊金具を用いて足場を作るため、従
来のような大掛かりな仕方で数多くの足場材を組
んでいく必要がなくなる。このため足場材を組み
合わせていた手間が省かれ容易に足場を設けるこ
とが可能となり、そのため施工時間は短縮され、
又、足場材の数は少なくて済むので低コストで施
工でき利点がある。さらに、本考案を用いて足場
を組むならば縦足場材が不要なため横ハゼ部をい
ためることがなく、外観を美しく仕上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断面図。第2図は本
考案実施例のハゼ金具の断正面図。第3図は第4
図A−A線断面図。第4図は本考案実施例のハゼ
金具の平面図。第5図は第6図のA−A線断面
図。第6図は本考案実施例の使用状態を示す平面
図。第7図は本考案実施例の吊金具の平面図。第
8図は本考案実施例の吊金具の側面図。第9図は
従来技術の説明図。 1……ハゼ金具、2……ボルト、3……ナツ
ト、4……溶接部、5……ハゼ狭持部、6……押
圧板、7……吊金具、7′……鈎部、8……屋根
材、9……縦ハゼ部、9′……横ハゼ部、10…
…横足場材、11……ダルマ穴、12……建物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面が略コの字型のハゼ狭持部の上面に穴をあ
    けその上にナツトを取り付けボルトを螺着させ更
    に略コの字型間に押圧部を設けたハゼ金具と、適
    宜な長さを有する平板の一端に前述のボルトの径
    より大きい穴を穿設し他端に鈎部を設けた吊金具
    を組み合わせた屋根足場金具。
JP634486U 1986-01-20 1986-01-20 Expired JPH0312104Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP634486U JPH0312104Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP634486U JPH0312104Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62118841U JPS62118841U (ja) 1987-07-28
JPH0312104Y2 true JPH0312104Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30788776

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JP634486U Expired JPH0312104Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732752Y2 (ja) * 1989-05-11 1995-07-31 株式会社アミリ 屋根用仮足場金具

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Publication number Publication date
JPS62118841U (ja) 1987-07-28

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