JPH0311992Y2 - - Google Patents
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- JPH0311992Y2 JPH0311992Y2 JP1983017193U JP1719383U JPH0311992Y2 JP H0311992 Y2 JPH0311992 Y2 JP H0311992Y2 JP 1983017193 U JP1983017193 U JP 1983017193U JP 1719383 U JP1719383 U JP 1719383U JP H0311992 Y2 JPH0311992 Y2 JP H0311992Y2
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 51
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 21
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 12
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000028838 turning behavior Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は動画及び静止画撮影用カメラの露出制
御装置、詳細には、VTR用カメラに適する露出
制御装置に関する。
御装置、詳細には、VTR用カメラに適する露出
制御装置に関する。
本考案は動画撮影から静止画撮影への切替え又
はその逆の切替えがモード切替えによつて簡単に
行なえる様な露出制御装置を提供することを目的
とする。
はその逆の切替えがモード切替えによつて簡単に
行なえる様な露出制御装置を提供することを目的
とする。
本考案の目的は、静止画撮影を連続して行なう
時には1回転して開放力源及び閉じ力源をチヤー
ジ状態にするが、モード切替え時には半回転だけ
して開放力源のみあるいは閉じ力源のみをチヤー
ジする様なセツト用カムを設ける事によつて達成
される。
時には1回転して開放力源及び閉じ力源をチヤー
ジ状態にするが、モード切替え時には半回転だけ
して開放力源のみあるいは閉じ力源のみをチヤー
ジする様なセツト用カムを設ける事によつて達成
される。
以下図示した一実施例に基づいて本考案を説明
する。
する。
先ず、静止画撮影モードのセツト状態を示した
第1図及び第5図により、その機構の構成及び制
御回路の構成を説明する。
第1図及び第5図により、その機構の構成及び制
御回路の構成を説明する。
図において、1は基板で、アパーチヤ1a、逃
げ溝1bが形成されている。
げ溝1bが形成されている。
2は開き制御用の電磁石装置で、永久磁石2
a、鉄芯2b、コイル2cから成り、該基板1に
固着されている。3は鉄片レバーで、鉄片3a、
腕部3b、ピン3cを有しており、軸4によつて
該基板1に軸支されていて、バネ5により左旋力
が付勢されているが該鉄片3aが該鉄芯2bに吸
着保持され抑止ている。6はバネで、該鉄片レバ
ー3に右旋習性を付与するが該バネ5よりも弱
い。7は係止レバーで、曲げ部7a、腕部7b、
ピン7cを有しており該軸4に軸支されていて、
バネ8により右旋習性が付与されているがストツ
パ9に当接して抑止されている。12は駆動レバ
ーで、フツク部12a、スロツト12b、曲げ部
12cを有しており、軸13によつて該基板1に
軸支されていて、バネ14により右旋力が付勢さ
れているが該フツク部12aが該曲げ部7aに係
合して抑止されている。15は開き用リングで、
ピン15a,15bを有しており、周知の手段に
よつて該基板1の裏側で該アパーチヤ1aと同芯
的に回転可能に保持されている。尚、該ピン15
bは後述の開き用セクタ16の数に一致して等分
の位置に複数個(例えば5個)だけ存在する。ま
た、該ピン15aは該スロツト12bに嵌合され
ている。16は開き用セクターで、軸17によつ
て該基板1にスライド可能に軸支されていて、該
ピン15bを介して該開き用リング15に連結さ
れている。尚、該開き用セクター16は全部で5
枚存在しており、図示しない他の開き用セクター
も該基板1に等分に軸支されていて、該アパーチ
ヤ1aを覆つているものとする。そのほか、1
9,20は該基板1に設けられたストツパであ
る。
a、鉄芯2b、コイル2cから成り、該基板1に
固着されている。3は鉄片レバーで、鉄片3a、
腕部3b、ピン3cを有しており、軸4によつて
該基板1に軸支されていて、バネ5により左旋力
が付勢されているが該鉄片3aが該鉄芯2bに吸
着保持され抑止ている。6はバネで、該鉄片レバ
ー3に右旋習性を付与するが該バネ5よりも弱
い。7は係止レバーで、曲げ部7a、腕部7b、
ピン7cを有しており該軸4に軸支されていて、
バネ8により右旋習性が付与されているがストツ
パ9に当接して抑止されている。12は駆動レバ
ーで、フツク部12a、スロツト12b、曲げ部
12cを有しており、軸13によつて該基板1に
軸支されていて、バネ14により右旋力が付勢さ
れているが該フツク部12aが該曲げ部7aに係
合して抑止されている。15は開き用リングで、
ピン15a,15bを有しており、周知の手段に
よつて該基板1の裏側で該アパーチヤ1aと同芯
的に回転可能に保持されている。尚、該ピン15
bは後述の開き用セクタ16の数に一致して等分
の位置に複数個(例えば5個)だけ存在する。ま
た、該ピン15aは該スロツト12bに嵌合され
ている。16は開き用セクターで、軸17によつ
て該基板1にスライド可能に軸支されていて、該
ピン15bを介して該開き用リング15に連結さ
れている。尚、該開き用セクター16は全部で5
枚存在しており、図示しない他の開き用セクター
も該基板1に等分に軸支されていて、該アパーチ
ヤ1aを覆つているものとする。そのほか、1
9,20は該基板1に設けられたストツパであ
る。
23は閉じ制御用の電磁石装置で、永久磁石2
3a、鉄芯23b、コイル23cから成り、該基
板1に固着されている。2は鉄片レバーで、鉄片
24a、腕部24b、ピン24cを有しており、
軸25によつて該基板1に軸支されていて、バネ
26により右旋力が付勢されているが該鉄片24
aが該鉄芯23bに吸着保持されて抑止されてい
る。27はバネで、該鉄片レバー24に左旋習性
を付与するが該バネ26よりも弱い。28は係止
レバーで、曲げ部28a,28b、腕部28cを
有しており、軸29によつて該基板1に軸支され
ていて、バネ30により右旋習性が付与されてい
るが該腕部28cがストツパ31に当接して抑止
されている。33は駆動レバーで、腕部33a、
曲げ部33b、ピン33cを有しており、軸34
によつて該基板1に軸支されていて、バネ35に
より左旋力が付勢されているが該腕部33aが該
曲げ部28bに当接して抑止されている。37は
絞りリングを兼ねる閉じ用リングで、腕部37
a、該腕部37aに形成されているスロツト37
b、ピン37cを有しており、周知の手段によつ
て該基板1の裏側で該アパーチヤ1aと同心的に
回転可能に保持されている。尚、該ピン37cは
後述の絞りを兼ねる閉じ用セクター38の数に一
致して等分の位置に複数個(例えば5個)だけ存
在する。38は絞りを兼ねる閉じ用セクターで、
軸39によつて該基板1に軸支されていて、該ピ
ン37cを介して該閉じ用リング37に連結され
ている。尚、該閉じ用セクター38は全部で5枚
存在しており、図示しない他の閉じ用セクターも
該基板1に等分に軸支されていて、該アパーチヤ
1aを覆つているものとする。41は該基板1に
固着されていて正逆回転する直流サーボモータ
で、該スロツト37bに嵌合されているピン42
aを有するレバー42を回転可能に備えている
が、該レバー42はバネ43によつて左旋位置に
抑止されている。従つて、該閉じ用リング37及
び該閉じ用セクター38は図の状態に保持され
る。また、この状態において、該腕部37aとピ
ン33cは大きく離れている。そのほか、44は
鉄片レバー24のストツパーである。
3a、鉄芯23b、コイル23cから成り、該基
板1に固着されている。2は鉄片レバーで、鉄片
24a、腕部24b、ピン24cを有しており、
軸25によつて該基板1に軸支されていて、バネ
26により右旋力が付勢されているが該鉄片24
aが該鉄芯23bに吸着保持されて抑止されてい
る。27はバネで、該鉄片レバー24に左旋習性
を付与するが該バネ26よりも弱い。28は係止
レバーで、曲げ部28a,28b、腕部28cを
有しており、軸29によつて該基板1に軸支され
ていて、バネ30により右旋習性が付与されてい
るが該腕部28cがストツパ31に当接して抑止
されている。33は駆動レバーで、腕部33a、
曲げ部33b、ピン33cを有しており、軸34
によつて該基板1に軸支されていて、バネ35に
より左旋力が付勢されているが該腕部33aが該
曲げ部28bに当接して抑止されている。37は
絞りリングを兼ねる閉じ用リングで、腕部37
a、該腕部37aに形成されているスロツト37
b、ピン37cを有しており、周知の手段によつ
て該基板1の裏側で該アパーチヤ1aと同心的に
回転可能に保持されている。尚、該ピン37cは
後述の絞りを兼ねる閉じ用セクター38の数に一
致して等分の位置に複数個(例えば5個)だけ存
在する。38は絞りを兼ねる閉じ用セクターで、
軸39によつて該基板1に軸支されていて、該ピ
ン37cを介して該閉じ用リング37に連結され
ている。尚、該閉じ用セクター38は全部で5枚
存在しており、図示しない他の閉じ用セクターも
該基板1に等分に軸支されていて、該アパーチヤ
1aを覆つているものとする。41は該基板1に
固着されていて正逆回転する直流サーボモータ
で、該スロツト37bに嵌合されているピン42
aを有するレバー42を回転可能に備えている
が、該レバー42はバネ43によつて左旋位置に
抑止されている。従つて、該閉じ用リング37及
び該閉じ用セクター38は図の状態に保持され
る。また、この状態において、該腕部37aとピ
ン33cは大きく離れている。そのほか、44は
鉄片レバー24のストツパーである。
46はモータ駆動されるセツト用カムで、同半
径円弧部46a、徐々に半径が変化するカム部4
6bが形成されており、軸47によつて該基板1
に軸支されている。48は開き用のセツトレバー
で、曲げ部48a,48b,ピン48cを有して
おり、該軸13によつて軸支されていて、バネ5
0により右旋習性が付与されているが該ピン48
cが該円弧部46aに当接して抑止されている。
51は仲介レバーで、ピン51a,51bを有し
ており、軸52によつて該基板1に軸支されてい
る。54は閉じ用のセツトレバーで、腕部54
a、一方が段曲げ状の2叉腕部54b、ピン54
cを有しており、該軸34によつて軸支されてい
て、バネ55により左旋習性が付与されているが
該腕部54aがピン51aに当接して抑止されて
いる。この時、ピン51bは該円弧部46aに当
接している。
径円弧部46a、徐々に半径が変化するカム部4
6bが形成されており、軸47によつて該基板1
に軸支されている。48は開き用のセツトレバー
で、曲げ部48a,48b,ピン48cを有して
おり、該軸13によつて軸支されていて、バネ5
0により右旋習性が付与されているが該ピン48
cが該円弧部46aに当接して抑止されている。
51は仲介レバーで、ピン51a,51bを有し
ており、軸52によつて該基板1に軸支されてい
る。54は閉じ用のセツトレバーで、腕部54
a、一方が段曲げ状の2叉腕部54b、ピン54
cを有しており、該軸34によつて軸支されてい
て、バネ55により左旋習性が付与されているが
該腕部54aがピン51aに当接して抑止されて
いる。この時、ピン51bは該円弧部46aに当
接している。
次に第5図において、101は撮影光(二点鎖
線イで示す)とフアインダ光(同じくロで示す)
を分割するハーフミラー等のビームスプリツタ
ー、102は測光用光線とフアインダ光を分割す
るハーフミラー等のビームスプリツター、103
はマニアル制御された絞り口径を検知するポテン
シヨメータ、105は撮像素子、106は映像増
巾回路、107は整流と積分回路、108はサー
ボアンプ、109は静止画像撮影モード時におい
てサーボモータ41への入力を遮断するスイツ
チ、110は動画処理装置、111は静止画処理
装置、112は撮影モード切換スイツチ、113
はシヤツタ制御用受光素子、114は絞り口径と
被写体輝度よりシヤツタ秒時を算出する演算回
路、115はシヤツタ秒時回路、116はシヤツ
タレリーズスイツチである。
線イで示す)とフアインダ光(同じくロで示す)
を分割するハーフミラー等のビームスプリツタ
ー、102は測光用光線とフアインダ光を分割す
るハーフミラー等のビームスプリツター、103
はマニアル制御された絞り口径を検知するポテン
シヨメータ、105は撮像素子、106は映像増
巾回路、107は整流と積分回路、108はサー
ボアンプ、109は静止画像撮影モード時におい
てサーボモータ41への入力を遮断するスイツ
チ、110は動画処理装置、111は静止画処理
装置、112は撮影モード切換スイツチ、113
はシヤツタ制御用受光素子、114は絞り口径と
被写体輝度よりシヤツタ秒時を算出する演算回
路、115はシヤツタ秒時回路、116はシヤツ
タレリーズスイツチである。
続いて上述構成の動作について説明する。
先ず、静止画撮影モードの場合を説明する。こ
の場合は撮影に先立つて手動絞り設定装置を操作
し、絞り口径値を設定する。つまり、腕部37a
の先端部37a′を押して閉じ用リング37をバネ
43に抗して右旋させ、この右旋を介して閉じ用
セクター38を左旋させる。その結果、第2図に
示す様に、閉じ用セクター38により被写体光量
に応じた適正な絞り口径が設定され、図示しない
クリツク手段(バネ43よりは強いがバネ35よ
りは弱いクリツク力を有する)によつて図の状態
に保持される。尚、第2図において図示されてい
ない部材はすべて第1図のセツト状態のままであ
る。
の場合は撮影に先立つて手動絞り設定装置を操作
し、絞り口径値を設定する。つまり、腕部37a
の先端部37a′を押して閉じ用リング37をバネ
43に抗して右旋させ、この右旋を介して閉じ用
セクター38を左旋させる。その結果、第2図に
示す様に、閉じ用セクター38により被写体光量
に応じた適正な絞り口径が設定され、図示しない
クリツク手段(バネ43よりは強いがバネ35よ
りは弱いクリツク力を有する)によつて図の状態
に保持される。尚、第2図において図示されてい
ない部材はすべて第1図のセツト状態のままであ
る。
その後、シヤツタ釦を押し下げるとレリーズス
イツチ116が閉じて、コイル2cに電流が流れ
て鉄芯2bを逆励磁する。すると、鉄芯2bの磁
力は消滅して鉄片3aの吸着保持は解除され、抑
止を解かれた鉄片レバー3はバネ5の作用によつ
て左旋し、腕部3bがピン7cを押す。その結
果、係止レバー7はバネ8に抗して左旋して曲げ
部7aとフツク部12aの係合を解除する。抑止
を解かれた駆動レバー12はバネ14の作用によ
つて右旋し、スロツト12bとピン15aを介し
て開き用リング15を左旋させる。この左旋によ
つて開き用セクター16が右旋させられてアパー
チヤ1aが開放され、前述の絞り口径の閉じ用セ
クター38を通過した撮影光が撮影素子105に
入力し、静止画処理装置111で処理されてビデ
オデイスク等に記録される。
イツチ116が閉じて、コイル2cに電流が流れ
て鉄芯2bを逆励磁する。すると、鉄芯2bの磁
力は消滅して鉄片3aの吸着保持は解除され、抑
止を解かれた鉄片レバー3はバネ5の作用によつ
て左旋し、腕部3bがピン7cを押す。その結
果、係止レバー7はバネ8に抗して左旋して曲げ
部7aとフツク部12aの係合を解除する。抑止
を解かれた駆動レバー12はバネ14の作用によ
つて右旋し、スロツト12bとピン15aを介し
て開き用リング15を左旋させる。この左旋によ
つて開き用セクター16が右旋させられてアパー
チヤ1aが開放され、前述の絞り口径の閉じ用セ
クター38を通過した撮影光が撮影素子105に
入力し、静止画処理装置111で処理されてビデ
オデイスク等に記録される。
ここまでの状態が第3図に示される。
その後、適正露出秒時が経過すると、コイル2
3cに電流が流れる。コイル23cに通電するこ
とによつて鉄芯23bは逆励磁されて消磁する。
従つて、鉄片24aの吸着保持は解除され、鉄片
レバー24はバネ26の作用によつて右旋し、腕
部24bが曲げ部28aを押す。その結果、係止
レバー28はバネ30に抗して左旋させられ、曲
げ部28bと腕部33aの係合を解除する。そこ
で、抑止を解かれた駆動レバー33はバネ35の
作用によつて左旋し、ピン33cが腕部37aを
押すことにより閉じ用リング37を左旋させる。
この左旋によつて閉じ用セクター38が右旋させ
られてアパーチヤ1aが覆われ、一回の露出が終
了する。
3cに電流が流れる。コイル23cに通電するこ
とによつて鉄芯23bは逆励磁されて消磁する。
従つて、鉄片24aの吸着保持は解除され、鉄片
レバー24はバネ26の作用によつて右旋し、腕
部24bが曲げ部28aを押す。その結果、係止
レバー28はバネ30に抗して左旋させられ、曲
げ部28bと腕部33aの係合を解除する。そこ
で、抑止を解かれた駆動レバー33はバネ35の
作用によつて左旋し、ピン33cが腕部37aを
押すことにより閉じ用リング37を左旋させる。
この左旋によつて閉じ用セクター38が右旋させ
られてアパーチヤ1aが覆われ、一回の露出が終
了する。
尚、シヤツタの閉じ信号は開き用セクター16
がアパーチヤ1aを完全に開放する位置まで右旋
した後(第3図)に発生する場合を説明したが、
開き用セクター16が右旋している途中でも閉じ
用セクター38が閉じる場合もある。
がアパーチヤ1aを完全に開放する位置まで右旋
した後(第3図)に発生する場合を説明したが、
開き用セクター16が右旋している途中でも閉じ
用セクター38が閉じる場合もある。
ここまでの状態が第4図に示されている。
次にシヤツタセツト動作について説明する。
この場合、撮影が終了した直後の状態を示す第
4図の状態において、図示しないシヤツタセツト
部材を操作するとモータを介してセツトカム46
が右へ一回転してシヤツタセツトが行なわれる。
4図の状態において、図示しないシヤツタセツト
部材を操作するとモータを介してセツトカム46
が右へ一回転してシヤツタセツトが行なわれる。
つまり、このセツトカム46の右旋によつて、
先ず、カム部46がピン51bを押して仲介レバ
ー51を左旋させる。この左旋によつてピン51
aが腕部54aを押して、セツトレバー54を右
旋させる。この右旋によつてピン54cが腕部3
3aを押して、駆動レバー33を右旋させる。一
方、セツトレバー54の右旋によつて、2又腕部
54bの段曲げ部がバネ26の一端26aを押し
てピン24cから離反させる。この離反によつて
鉄片レバー24にはバネ26による右旋習性が付
与されなくなるので、鉄片レバー24はバネ27
の作用によつて左旋し、鉄片24aが再び鉄芯2
3bに吸着保持される。また、鉄片レバー24の
左旋によつて押圧を解除された係止レバー28は
バネ30の作用により右旋し、曲げ部28bがす
でにセツト位置にある駆動レバー33の腕部33
aの動作軌跡内に進入する。
先ず、カム部46がピン51bを押して仲介レバ
ー51を左旋させる。この左旋によつてピン51
aが腕部54aを押して、セツトレバー54を右
旋させる。この右旋によつてピン54cが腕部3
3aを押して、駆動レバー33を右旋させる。一
方、セツトレバー54の右旋によつて、2又腕部
54bの段曲げ部がバネ26の一端26aを押し
てピン24cから離反させる。この離反によつて
鉄片レバー24にはバネ26による右旋習性が付
与されなくなるので、鉄片レバー24はバネ27
の作用によつて左旋し、鉄片24aが再び鉄芯2
3bに吸着保持される。また、鉄片レバー24の
左旋によつて押圧を解除された係止レバー28は
バネ30の作用により右旋し、曲げ部28bがす
でにセツト位置にある駆動レバー33の腕部33
aの動作軌跡内に進入する。
そして更にセツトカム46が右旋すると、ピン
51bがカム部46bからはずれて、セツトレバ
ー54はバネ55の作用によつて左旋する。この
左旋によつて、バネ26の一端26aは復元して
ピン24cに当接し、駆動レバー33の腕部33
aは曲げ部28bに当接する。
51bがカム部46bからはずれて、セツトレバ
ー54はバネ55の作用によつて左旋する。この
左旋によつて、バネ26の一端26aは復元して
ピン24cに当接し、駆動レバー33の腕部33
aは曲げ部28bに当接する。
また更にセツトカム46が右旋すると、カム部
46bがピン48cを徐々に押し、セツトレバー
48がバネ50に抗して左旋させられる。この左
旋によつて、曲げ部48bが駆動レバー12を押
して左旋させる。従つて、開き用リング15は連
動して右旋し、開き用セクター16を左旋させ
て、アパーチヤ1aを覆う。一方、セツトレバー
48の左旋によつて、曲げ部48aがバネ5の一
端5aを押してピン3cから離反させる。この離
反によつて鉄片レバー3にはバネ5による左旋習
性が付与されなくなるので、鉄片レバー3はバネ
6の作用によつて右旋して再び鉄片3aが鉄芯2
bに吸着保持される。また、鉄片レバー3の右旋
によつて押圧を解除された係止レバー7はバネ8
の作用により右旋し、曲げ部7aがすでにセツト
位置にある駆動レバー12のフツク部12aの動
作軌跡内に進入する。そして、更にセツト用カム
46が右旋すると、ピン48cがカム部46bか
らはずれてセツトレバー48はバネ50の作用に
よつて右旋しており、バネ5の一端5aはピン3
cを押しているし、フツク部12aは曲げ部7a
と係合している。
46bがピン48cを徐々に押し、セツトレバー
48がバネ50に抗して左旋させられる。この左
旋によつて、曲げ部48bが駆動レバー12を押
して左旋させる。従つて、開き用リング15は連
動して右旋し、開き用セクター16を左旋させ
て、アパーチヤ1aを覆う。一方、セツトレバー
48の左旋によつて、曲げ部48aがバネ5の一
端5aを押してピン3cから離反させる。この離
反によつて鉄片レバー3にはバネ5による左旋習
性が付与されなくなるので、鉄片レバー3はバネ
6の作用によつて右旋して再び鉄片3aが鉄芯2
bに吸着保持される。また、鉄片レバー3の右旋
によつて押圧を解除された係止レバー7はバネ8
の作用により右旋し、曲げ部7aがすでにセツト
位置にある駆動レバー12のフツク部12aの動
作軌跡内に進入する。そして、更にセツト用カム
46が右旋すると、ピン48cがカム部46bか
らはずれてセツトレバー48はバネ50の作用に
よつて右旋しており、バネ5の一端5aはピン3
cを押しているし、フツク部12aは曲げ部7a
と係合している。
以上の操作によつてシヤツタは第1図に示す様
にセツト状態となる。以下上述動作の繰り返しに
よつて静止画の撮影が行なわれる。
にセツト状態となる。以下上述動作の繰り返しに
よつて静止画の撮影が行なわれる。
次に動画の撮影を行なう場合の動作について説
明する。
明する。
この場合は静止画撮影の終了直後の状態を示す
第4図の状態において、撮影モード切替スイツチ
112を動画処理装置側に切替える。すると、こ
の切替に連動してセツト用カム46が半回転分だ
けモータにより右旋させられ、前述の手順によつ
て絞りを兼ねる閉じ用セクタ38の関連部材のみ
が第6図に示すセツト状態になる。
第4図の状態において、撮影モード切替スイツチ
112を動画処理装置側に切替える。すると、こ
の切替に連動してセツト用カム46が半回転分だ
けモータにより右旋させられ、前述の手順によつ
て絞りを兼ねる閉じ用セクタ38の関連部材のみ
が第6図に示すセツト状態になる。
また、撮影モード切替スイツチ112を切替え
ると同時にスイツチ109も閉じた状態になるの
で、絞りを兼ねる閉じ用セクタ38はサーボモー
タ41に制御されて開閉動作を開始する。この閉
じ用セクタ38の開閉は刻々変化する被写体輝度
に応じて行なわれる。勿論、電源が切られている
時にはスイツチ109が閉じてもサーボモータ4
1は動作しない。
ると同時にスイツチ109も閉じた状態になるの
で、絞りを兼ねる閉じ用セクタ38はサーボモー
タ41に制御されて開閉動作を開始する。この閉
じ用セクタ38の開閉は刻々変化する被写体輝度
に応じて行なわれる。勿論、電源が切られている
時にはスイツチ109が閉じてもサーボモータ4
1は動作しない。
従つて、この状態(電源がオン、スイツチ10
9が閉じ)においてカメラを被写体に向けて撮影
を開始する操作を行なえば、撮影光が適正な絞り
口径を経て撮影素子105に入力し、動画処理装
置110で処理されてビデオデイスク等に記録さ
れる。
9が閉じ)においてカメラを被写体に向けて撮影
を開始する操作を行なえば、撮影光が適正な絞り
口径を経て撮影素子105に入力し、動画処理装
置110で処理されてビデオデイスク等に記録さ
れる。
一方、動画撮影モードから静止画撮影モードに
切り替える場合には、第6図の状態において、撮
影モード切替えスイツチ112を静止画処理装置
側に切り替える。すると、先ず、この切り替えに
連動してスイツチ109が開放されてサーボモー
タ41への通電が断たれ、絞りを兼ねる閉じ用セ
クタ38はバネ43の作用によつて閉じる。ま
た、この切り替えに連動してセツト用カム46が
モータを介して半回転分だけ右旋させられ、前述
の手順によつて開き用セクタ16の関連部材がセ
ツトされると同時に開き用セクタ16が閉じる。
この状態が第1図の状態であつて、以下既述のよ
うにシヤツタ釦を操作すれば静止画の撮影が行な
われる。
切り替える場合には、第6図の状態において、撮
影モード切替えスイツチ112を静止画処理装置
側に切り替える。すると、先ず、この切り替えに
連動してスイツチ109が開放されてサーボモー
タ41への通電が断たれ、絞りを兼ねる閉じ用セ
クタ38はバネ43の作用によつて閉じる。ま
た、この切り替えに連動してセツト用カム46が
モータを介して半回転分だけ右旋させられ、前述
の手順によつて開き用セクタ16の関連部材がセ
ツトされると同時に開き用セクタ16が閉じる。
この状態が第1図の状態であつて、以下既述のよ
うにシヤツタ釦を操作すれば静止画の撮影が行な
われる。
以上が本考案に係る露出制御装置の一実施例の
説明であるが、本考案はこの実施例に限定されな
いことは勿論である。
説明であるが、本考案はこの実施例に限定されな
いことは勿論である。
例えば、上述実施例では、静止画撮影の場合の
絞り口径の設定を閉じ用リング37を直接に手動
で回すことによつて行なう場合を説明したが、手
動操作によつて電気的信号をサーボモータ41に
入力して絞り口径を設定する様にしても良い。こ
れををサーボ式マニアルと称する。
絞り口径の設定を閉じ用リング37を直接に手動
で回すことによつて行なう場合を説明したが、手
動操作によつて電気的信号をサーボモータ41に
入力して絞り口径を設定する様にしても良い。こ
れををサーボ式マニアルと称する。
また、このサーボ式マニアルによる場合、閉じ
用セクター38が閉じ動作をする時にはサーボモ
ータ41の通電を断つても良いし、サーボモータ
41に逆方向の電流を流して閉じ用セクター38
の閉じ動作が速くなる様にしても良い。
用セクター38が閉じ動作をする時にはサーボモ
ータ41の通電を断つても良いし、サーボモータ
41に逆方向の電流を流して閉じ用セクター38
の閉じ動作が速くなる様にしても良い。
本考案は上述の通り、動画撮影から静止画撮影
に切替える時にはセツト用カムを半回転させて開
き用セクター16のためのバネ14のみチヤージ
すれば良く、静止画撮影から動画撮影に切替える
時には同様にしてセツト用カムを半回転させて閉
じ用セクター38のためのバネ35のみをチヤー
ジするだけの構成で良いので、露出制御装置の構
成が複雑にならないという効果がある。
に切替える時にはセツト用カムを半回転させて開
き用セクター16のためのバネ14のみチヤージ
すれば良く、静止画撮影から動画撮影に切替える
時には同様にしてセツト用カムを半回転させて閉
じ用セクター38のためのバネ35のみをチヤー
ジするだけの構成で良いので、露出制御装置の構
成が複雑にならないという効果がある。
第1図は本考案に係る露出制御装置の静止画撮
影モードにおけるセツト状態を示す平面図、第2
図〜第4図は第1図の動作後の状態を示す平面
図、第5図は回路構成のブロツク図、第6図は動
画撮影モードを示す平面図、第7図はタイムチヤ
ートである。 2……開き制御用の電磁石装置、12……駆動
レバー、14……バネ、15……開き用リング、
16……開き用セクタ、23……閉じ制御用の電
磁石装置、33……駆動レバー、35……バネ、
37……絞りリングを兼ねる閉じ用リング、38
……絞りを兼ねる閉じ用セクター、41……サー
ボモータ、46……モータ駆動されるセツト用カ
ム。
影モードにおけるセツト状態を示す平面図、第2
図〜第4図は第1図の動作後の状態を示す平面
図、第5図は回路構成のブロツク図、第6図は動
画撮影モードを示す平面図、第7図はタイムチヤ
ートである。 2……開き制御用の電磁石装置、12……駆動
レバー、14……バネ、15……開き用リング、
16……開き用セクタ、23……閉じ制御用の電
磁石装置、33……駆動レバー、35……バネ、
37……絞りリングを兼ねる閉じ用リング、38
……絞りを兼ねる閉じ用セクター、41……サー
ボモータ、46……モータ駆動されるセツト用カ
ム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 静止画撮影のセツト状態においてアパーチヤを
覆う位置に閉じているが、動画撮影の場合には開
放位置にある開き用セクターと、 該開き用セクターの開放力源となるバネを備え
る駆動レバー部材と、 該駆動レバー部材をチヤージ状態に抑止する電
磁石装置と、 静止撮影のセツト状態において及び動画撮影の
場合において被写体輝度に応じた絞り口径を設定
する絞りを兼ねる閉じ用セクターと、 該閉じ用セクターの開閉動作を制御するサーボ
モータと、 該閉じ用セクターの閉じ力源となるバネを備え
ているが、チヤージ状態において該閉じ用セクタ
ーの開き動作を阻止しない位置にある駆動レバー
部材と、 該駆動レバー部材をチヤージ状態に抑止する電
磁石装置と、 該両方の駆動用レバー部材を同時にチヤージ状
態にすることも、いずれか一方の駆動レバー部材
のみをチヤージ状態にすることも可能なセツト用
カムと、から構成されることを特徴とする露出制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983017193U JPS59123843U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 動画及び静止画撮影用カメラの露出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983017193U JPS59123843U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 動画及び静止画撮影用カメラの露出制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59123843U JPS59123843U (ja) | 1984-08-21 |
JPH0311992Y2 true JPH0311992Y2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=30148422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983017193U Granted JPS59123843U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 動画及び静止画撮影用カメラの露出制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59123843U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0822030B2 (ja) * | 1985-07-10 | 1996-03-04 | 旭精密株式会社 | テレビカメラ用レンズの自動絞り制御装置 |
-
1983
- 1983-02-08 JP JP1983017193U patent/JPS59123843U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59123843U (ja) | 1984-08-21 |
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