JPH0311930A - 配電系統制御装置 - Google Patents
配電系統制御装置Info
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- JPH0311930A JPH0311930A JP1143425A JP14342589A JPH0311930A JP H0311930 A JPH0311930 A JP H0311930A JP 1143425 A JP1143425 A JP 1143425A JP 14342589 A JP14342589 A JP 14342589A JP H0311930 A JPH0311930 A JP H0311930A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 abstract description 2
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Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は配電線及びバンクの電流計測と過負荷監視を行
なう配電系統制御装置に関する。
なう配電系統制御装置に関する。
(従来の技術)
一般に、配電系統の通常の運用では、配電系統を構成す
る配電線及びバンクの負荷が短時間で急激に変動するこ
とはそれほどない、そのため、配電系統制御装置におい
ては、配電系統を構成する配電線及びバンクの現在電流
値(以下現在値という)を、一定の周期(以下周期Aと
いう)で計測し、予め記憶装置に記憶している配電線及
びバンクの過負荷検出電流値(以下過負荷検出値という
)と、前記現在値とを周期Aとは異なる周期Bで比教し
た結果、現在値が過負荷検出値を上回った場合、配電線
及びバンクの状態が過負荷となることを検出し、警報あ
るいは印字により通知し、現在値が過負荷検出値を下回
った場合には過負荷が解消したことを印字により通知す
る過負荷検出処理を行なっているが、過負荷検出には、
複雑な処理が必要なため、周期BはCPUの負担を考慮
した上で、通常の過負荷検出に支障がないと考えられる
範囲で、周期Aより長い10分程度としている。また、
CRT表示中は当該配電線及びバンクの電流値を周期A
及び周期Bとは異なる周期Cで表示更新している。
る配電線及びバンクの負荷が短時間で急激に変動するこ
とはそれほどない、そのため、配電系統制御装置におい
ては、配電系統を構成する配電線及びバンクの現在電流
値(以下現在値という)を、一定の周期(以下周期Aと
いう)で計測し、予め記憶装置に記憶している配電線及
びバンクの過負荷検出電流値(以下過負荷検出値という
)と、前記現在値とを周期Aとは異なる周期Bで比教し
た結果、現在値が過負荷検出値を上回った場合、配電線
及びバンクの状態が過負荷となることを検出し、警報あ
るいは印字により通知し、現在値が過負荷検出値を下回
った場合には過負荷が解消したことを印字により通知す
る過負荷検出処理を行なっているが、過負荷検出には、
複雑な処理が必要なため、周期BはCPUの負担を考慮
した上で、通常の過負荷検出に支障がないと考えられる
範囲で、周期Aより長い10分程度としている。また、
CRT表示中は当該配電線及びバンクの電流値を周期A
及び周期Bとは異なる周期Cで表示更新している。
(発明が解決しようとする課題)
上記の従来技術では、周期Bを通常の配電系統の運用に
支障のない範囲として定めている。一方、配電系統にお
いて配電線やバンクの切替工事等の系統操作を行なおう
とする場合、工事対象の配電線やバンクでは、短時間で
の負荷の急激な変動が発生することがある。この負荷の
変動によって工事対象の配電線やバンクに過負荷の発生
・解消が起こった時、発生時刻、解消時刻が周期Bとず
れていると、オペレータへの通知が遅れ、正確な系統状
態の把握が不可能となる上、画面表示中、電流値が過負
荷検出値をオーバーしていても、過負荷発生の警報印字
が出力されないという欠点があった。また、このことを
防ぐために周期B、を短く、たとえば周期Aと同程度に
定めたとすると通常の運用を行なっている配電線やバン
クに対しても常に短周期で過負荷検出処理を行なうこと
になり、CPUの負荷が増大して過負荷検出処理以外の
配電系統制御処理に支障をきたすという問題点があった
。
支障のない範囲として定めている。一方、配電系統にお
いて配電線やバンクの切替工事等の系統操作を行なおう
とする場合、工事対象の配電線やバンクでは、短時間で
の負荷の急激な変動が発生することがある。この負荷の
変動によって工事対象の配電線やバンクに過負荷の発生
・解消が起こった時、発生時刻、解消時刻が周期Bとず
れていると、オペレータへの通知が遅れ、正確な系統状
態の把握が不可能となる上、画面表示中、電流値が過負
荷検出値をオーバーしていても、過負荷発生の警報印字
が出力されないという欠点があった。また、このことを
防ぐために周期B、を短く、たとえば周期Aと同程度に
定めたとすると通常の運用を行なっている配電線やバン
クに対しても常に短周期で過負荷検出処理を行なうこと
になり、CPUの負荷が増大して過負荷検出処理以外の
配電系統制御処理に支障をきたすという問題点があった
。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、配電系統内の配電線及びバンクで急激な負荷の変
動が予想されるような場合、その配電線及びバンクに対
して要求を与えることにより、要求した配電線及びバン
クについて、通常の過負荷検出処理とは独立に、実行中
止の要求を与えるまでの間、急激な負荷の変動に対応で
きる周期で過負荷検出処理を行なうことにより、cpu
の負荷に影響を与えずに正確な系統状態の把握をするこ
とを可能とする配電系統制御装置を提供することを目的
としている。
あり、配電系統内の配電線及びバンクで急激な負荷の変
動が予想されるような場合、その配電線及びバンクに対
して要求を与えることにより、要求した配電線及びバン
クについて、通常の過負荷検出処理とは独立に、実行中
止の要求を与えるまでの間、急激な負荷の変動に対応で
きる周期で過負荷検出処理を行なうことにより、cpu
の負荷に影響を与えずに正確な系統状態の把握をするこ
とを可能とする配電系統制御装置を提供することを目的
としている。
(以下余白)
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
第1図は本発明の構成図であり、これによって説明する
と、配電系統制御装置1は配電線及びバンクの過負荷検
出電流値を記憶する記憶手段2と、一定の周期Aで外部
の電流計測装置3から配電線及びバンクの現在電流値を
入力し、周期Aとは異なる周期Bで前記過負荷検出電流
値と現在電流値とを比較して、現在電流値が過負荷検出
電流値を上回った場合に警報印字により過負荷発生を通
知し、下回った場合には過負荷解消を通知する過負荷検
出処理を行ない、かつ配電線及びバンクに対して外部よ
り要求Pを与えると、この要求を解除するまでの間、前
記周期A及び周期Bとは異なる周期Cで、その配電線及
びバンクに対して前記過負荷検出処理を行なう過負荷検
出手段4を有する。
と、配電系統制御装置1は配電線及びバンクの過負荷検
出電流値を記憶する記憶手段2と、一定の周期Aで外部
の電流計測装置3から配電線及びバンクの現在電流値を
入力し、周期Aとは異なる周期Bで前記過負荷検出電流
値と現在電流値とを比較して、現在電流値が過負荷検出
電流値を上回った場合に警報印字により過負荷発生を通
知し、下回った場合には過負荷解消を通知する過負荷検
出処理を行ない、かつ配電線及びバンクに対して外部よ
り要求Pを与えると、この要求を解除するまでの間、前
記周期A及び周期Bとは異なる周期Cで、その配電線及
びバンクに対して前記過負荷検出処理を行なう過負荷検
出手段4を有する。
(作 用)
配電系統制御装置1の有する記憶手段2は、配電系統を
構成する配電線及びバンクの過負荷検出値を記憶してい
る。過負荷検出値V1.4は周期Aで外部の電流計測装
置3から配電線及びバンクの現在値を入力し、周期Aと
は異なる周期Bで前記過負荷検出値と現在値とを比較し
、現在値が過負荷検出値を上回った配電線及びバンクが
ある場合に、その配電線及びバンクの過負荷発生を警報
印字により通知し、その後現在値が過負荷検出値を下回
った場合は過負荷解消を印字により通知する。また、配
電線及びバンクに対して要求Pを与えると要求を解除す
るまでの間、前記周期A及び周期Bとは異なる周期Cで
その配電線及びバンクに対して前記過負荷検出処理を行
なう。
構成する配電線及びバンクの過負荷検出値を記憶してい
る。過負荷検出値V1.4は周期Aで外部の電流計測装
置3から配電線及びバンクの現在値を入力し、周期Aと
は異なる周期Bで前記過負荷検出値と現在値とを比較し
、現在値が過負荷検出値を上回った配電線及びバンクが
ある場合に、その配電線及びバンクの過負荷発生を警報
印字により通知し、その後現在値が過負荷検出値を下回
った場合は過負荷解消を印字により通知する。また、配
電線及びバンクに対して要求Pを与えると要求を解除す
るまでの間、前記周期A及び周期Bとは異なる周期Cで
その配電線及びバンクに対して前記過負荷検出処理を行
なう。
(実施例)
以下に本発明の実施例の構成を図面によって説明する。
第2図は本発明の実施例を示す配電系統制御装置の構成
図であり、第2図において第1図と同様の部分には同一
符号を付ける。
図であり、第2図において第1図と同様の部分には同一
符号を付ける。
配電系統制御装置1は、記憶手段2.過負荷検出手段4
1画面表示手段6及び表示更新手段7を有している。ま
た記憶装置8を有しており、記憶装置8内には過負荷検
出値テーブル9と現在電流値テーブル10がある。過負
荷検出手段4は配電系統制御装置1の外部にある電流計
測装置3と通信手段15で接続されている。また、過負
荷検出手段4は、外部の印字装置11.警報装置12及
び釦ラング13に要求を出すことができる。両面表示手
段6及び表示更新手段7は外部のデイスプレィ装置5に
、配電用変電所(以下配交という)単位にバンク及び配
電線の接続形態を表し、配電線及びバンクの過負荷検出
値と現在値を表示するC87画面(以下配交結線図とい
う)51を表示させ、定められた周期で現在値を表示更
新する。
1画面表示手段6及び表示更新手段7を有している。ま
た記憶装置8を有しており、記憶装置8内には過負荷検
出値テーブル9と現在電流値テーブル10がある。過負
荷検出手段4は配電系統制御装置1の外部にある電流計
測装置3と通信手段15で接続されている。また、過負
荷検出手段4は、外部の印字装置11.警報装置12及
び釦ラング13に要求を出すことができる。両面表示手
段6及び表示更新手段7は外部のデイスプレィ装置5に
、配電用変電所(以下配交という)単位にバンク及び配
電線の接続形態を表し、配電線及びバンクの過負荷検出
値と現在値を表示するC87画面(以下配交結線図とい
う)51を表示させ、定められた周期で現在値を表示更
新する。
以上のように構成した配電系統制御装置の作用について
次に説明する。
次に説明する。
配電系統制御装置1の有する記憶手段2は、予め定めら
れた各配電線及びバンクの過負荷検出値を、配電系統制
御装置1の有する記憶装置8内の過負荷検出値テーブル
9に記憶している。ここで第3図において過負荷検出値
テーブル9の構成を説明する。
れた各配電線及びバンクの過負荷検出値を、配電系統制
御装置1の有する記憶装置8内の過負荷検出値テーブル
9に記憶している。ここで第3図において過負荷検出値
テーブル9の構成を説明する。
過負荷検出値テーブル9には配電線毎の過負荷検出値テ
ーブル9−1と、バンク毎の過負荷検出値テーブル9−
2があり、それぞれ各配電線及び各バンクの過負荷検出
値c(k) 、 d(1)を、全配電線及びバンクにつ
いてインデックス順に記憶している。第3図において、
a(i) 、 b(j)はそれぞれのインデックスで、
これらは配電線あるいはバンク毎に予めつけられている
一連の番号(以下配電線連番、バンク連番という)であ
る、過負荷検出手段4は一定の周期Aで通信手段15を
介して外部の電流計測装置3から各配電線及びバンクの
現在値を入力し、記憶装置8内にある現在値テーブル1
0に格納する0次に第4図によって現在値テーブル10
の構成を説明する。現在値テーブル10には過負荷検出
値テーブル9と同様に、配電線毎の現在値テーブル10
−1と、バンク毎の現在値テーブル1〇−2とがあり、
各配電線及びバンクの現在値X(k)。
ーブル9−1と、バンク毎の過負荷検出値テーブル9−
2があり、それぞれ各配電線及び各バンクの過負荷検出
値c(k) 、 d(1)を、全配電線及びバンクにつ
いてインデックス順に記憶している。第3図において、
a(i) 、 b(j)はそれぞれのインデックスで、
これらは配電線あるいはバンク毎に予めつけられている
一連の番号(以下配電線連番、バンク連番という)であ
る、過負荷検出手段4は一定の周期Aで通信手段15を
介して外部の電流計測装置3から各配電線及びバンクの
現在値を入力し、記憶装置8内にある現在値テーブル1
0に格納する0次に第4図によって現在値テーブル10
の構成を説明する。現在値テーブル10には過負荷検出
値テーブル9と同様に、配電線毎の現在値テーブル10
−1と、バンク毎の現在値テーブル1〇−2とがあり、
各配電線及びバンクの現在値X(k)。
Y(1)が全配電線及びバンクについてインデックス順
に格納される。ここでインデックスa(i)。
に格納される。ここでインデックスa(i)。
b (j)は、現在値テーブル10と同様の配電線連番
及びバンク連番である。現在値テーブル10に格納され
る現在値は、過負荷検出手段4によって周期。
及びバンク連番である。現在値テーブル10に格納され
る現在値は、過負荷検出手段4によって周期。
Aで最新の値に書き替えられる。また、過負荷検出手段
4は前記の周期Aとは異なる周期Bで記憶装置内にある
検出値テーブル9と、現在値テーブル10から各配電線
及びバンクの現在値と過負荷検出値とを、1つずつ取出
して比較する。比較の方法を第5図に示す。ここでは配
電線について述べる。過負荷検出手段4は配電線過負荷
検出値テーブル9−1と配電線現在値テーブル10−1
から、配電線連番a (i)の過負荷検出値C(a(i
) )と現在値X(a(+))を取り出し、比較用エリ
ア41に格納した後、大小を比較する。これを実装され
ている全配電線について連番の小さい方から順に繰り返
す。このようにして、全配電線について過負荷検出値と
現在値とを比較した結果、もし現在値が過負荷検出値を
上回るようなことがあれば、その配電線及びバンクの状
態が過負荷であるとして印字装置11にその状態を印字
したり、警報装置12に通知して警報を鳴動したり、釦
ランプ13を点灯したりして、オペレータに対して過負
荷の発生した配電線名、現在値及び過負荷検出値などを
通知する。また、その後の過負荷検出により、過負荷発
生のあった配電線及びバンクが過負荷解消したと認めら
れた場合には、解消したことを印字にて通知する。
4は前記の周期Aとは異なる周期Bで記憶装置内にある
検出値テーブル9と、現在値テーブル10から各配電線
及びバンクの現在値と過負荷検出値とを、1つずつ取出
して比較する。比較の方法を第5図に示す。ここでは配
電線について述べる。過負荷検出手段4は配電線過負荷
検出値テーブル9−1と配電線現在値テーブル10−1
から、配電線連番a (i)の過負荷検出値C(a(i
) )と現在値X(a(+))を取り出し、比較用エリ
ア41に格納した後、大小を比較する。これを実装され
ている全配電線について連番の小さい方から順に繰り返
す。このようにして、全配電線について過負荷検出値と
現在値とを比較した結果、もし現在値が過負荷検出値を
上回るようなことがあれば、その配電線及びバンクの状
態が過負荷であるとして印字装置11にその状態を印字
したり、警報装置12に通知して警報を鳴動したり、釦
ランプ13を点灯したりして、オペレータに対して過負
荷の発生した配電線名、現在値及び過負荷検出値などを
通知する。また、その後の過負荷検出により、過負荷発
生のあった配電線及びバンクが過負荷解消したと認めら
れた場合には、解消したことを印字にて通知する。
次に、本発明のポイントとなる画面表示手段6から過負
荷検出手段4に要求し、要求を解除する−までの間過負
荷検出処理を行なう方法について説明する。
荷検出手段4に要求し、要求を解除する−までの間過負
荷検出処理を行なう方法について説明する。
操作卓14から画面表示手段6に対して画面表示要求が
あると、画面表示手段6はデイスプレィ装置f5に配交
結線図51を表示する。ここで、配交結線図51の例を
第6図に示す0図に示すように配交結線図51は配交毎
にあり、その配交に属するバンクと配電線の数及び名称
、接続形態などを図式的に表現したもので、バンク及び
配電線の過負荷検出値と現在値を表示するエリアがあり
、ここに前記過負荷検出値テーブル9−1 、9−2と
現在値テーブル1G−1,10−2から取り出した過負
荷検出値と現在値を表示する。
あると、画面表示手段6はデイスプレィ装置f5に配交
結線図51を表示する。ここで、配交結線図51の例を
第6図に示す0図に示すように配交結線図51は配交毎
にあり、その配交に属するバンクと配電線の数及び名称
、接続形態などを図式的に表現したもので、バンク及び
配電線の過負荷検出値と現在値を表示するエリアがあり
、ここに前記過負荷検出値テーブル9−1 、9−2と
現在値テーブル1G−1,10−2から取り出した過負
荷検出値と現在値を表示する。
第7図に本発明における過負荷検出手段4の処理の流れ
図を示す、過負荷検出手段4は配電系統制御装置1が起
動されると同時に処理を開始し、周期Aで電流計測処理
を実行し、外部の電流計測装置3から配電線及びバンク
の現在値を入力する(ステップS71 ) 、また、通
常の運用では周期Bで過負荷検出処理を行ない(ステッ
プS72 ) 、現在値が過負荷検出値を上回った配電
線あるいはバンクについて、印字装置11.警報装置1
2. j11ランダ13にそれぞれ通知を出し、過負荷
発生であることを通知する。ここで、切替操作などで負
荷の急激な変化が予想される配電線及びバンクがあると
き、操作卓14からその配電線及びバンクの所属する配
変の配交結線図表示要求を出すと(ステップS73 )
、画面表示手段6が起動される。画面表示手段6は配
交結線図51を表示するとともに、表示更新手段7を起
動し、表示更新手段7は周期Bより短い、たとえば1程
度度の周期で配交結線図上の現在値を表示更新する。ま
た表示更新手段7は同じ周期Cで、過負荷検出手段4に
対して配交結線図に表示中の配電線及びバンクについて
過負荷検出処理を要求する。過負荷検出手段4は通常行
なっている周期Bでの過負荷検出処理とは独立に、周期
Cで表示中の配電線及びバンクについて′lA負荷検出
処理を実行する(ステップS74 ) 、過負荷検出処
理の結果、過負荷発生と認められた配電線及びバンクに
ついては印字装置11.警報装置12釦ランプ13に通
知を行ない、過負荷発生をオペレータに知らせる。この
とき表示中以外の配電線及びバンクに対しては、周期B
での過負荷検出処理を続行する。
図を示す、過負荷検出手段4は配電系統制御装置1が起
動されると同時に処理を開始し、周期Aで電流計測処理
を実行し、外部の電流計測装置3から配電線及びバンク
の現在値を入力する(ステップS71 ) 、また、通
常の運用では周期Bで過負荷検出処理を行ない(ステッ
プS72 ) 、現在値が過負荷検出値を上回った配電
線あるいはバンクについて、印字装置11.警報装置1
2. j11ランダ13にそれぞれ通知を出し、過負荷
発生であることを通知する。ここで、切替操作などで負
荷の急激な変化が予想される配電線及びバンクがあると
き、操作卓14からその配電線及びバンクの所属する配
変の配交結線図表示要求を出すと(ステップS73 )
、画面表示手段6が起動される。画面表示手段6は配
交結線図51を表示するとともに、表示更新手段7を起
動し、表示更新手段7は周期Bより短い、たとえば1程
度度の周期で配交結線図上の現在値を表示更新する。ま
た表示更新手段7は同じ周期Cで、過負荷検出手段4に
対して配交結線図に表示中の配電線及びバンクについて
過負荷検出処理を要求する。過負荷検出手段4は通常行
なっている周期Bでの過負荷検出処理とは独立に、周期
Cで表示中の配電線及びバンクについて′lA負荷検出
処理を実行する(ステップS74 ) 、過負荷検出処
理の結果、過負荷発生と認められた配電線及びバンクに
ついては印字装置11.警報装置12釦ランプ13に通
知を行ない、過負荷発生をオペレータに知らせる。この
とき表示中以外の配電線及びバンクに対しては、周期B
での過負荷検出処理を続行する。
次に、負荷の急激な変動がなくなったと判断されたとき
に、操作卓14から表示中の配交結線図の画面消去要求
を出すと(ステップS75 ) 、画面表示手段6は表
示更新手段7に対して処理の終了通知を出す。これを受
けた表示更新手段7は過負荷検出手段4に対して周期C
での過負荷検出処理の終了を通知し、過負荷検出手段4
は周期Cでの過負荷検出処理を終了して通常の周期Bで
の過負荷検出処理のみを行なう(ステップS76 )。
に、操作卓14から表示中の配交結線図の画面消去要求
を出すと(ステップS75 ) 、画面表示手段6は表
示更新手段7に対して処理の終了通知を出す。これを受
けた表示更新手段7は過負荷検出手段4に対して周期C
での過負荷検出処理の終了を通知し、過負荷検出手段4
は周期Cでの過負荷検出処理を終了して通常の周期Bで
の過負荷検出処理のみを行なう(ステップS76 )。
これらの一連の処理において配交結線図表示中は、表示
中の配電線及びバンクの過負荷検出周期が通常の周期B
よりも短くなってCPuに負荷がかかるが、処理対象の
配電線及びバンクのみについて行ない、また画面表示中
のみに限って処理するため、通常の運用で配電線及びバ
ンクの過負荷検出周期(周期B)を短くすることに比べ
て、CPU負荷の増加分はきわめて少なくて済む。また
表示中の配電線及びバンクについては周期Cを短くする
ことによって、負荷の変動を正確に把握することができ
る。
中の配電線及びバンクの過負荷検出周期が通常の周期B
よりも短くなってCPuに負荷がかかるが、処理対象の
配電線及びバンクのみについて行ない、また画面表示中
のみに限って処理するため、通常の運用で配電線及びバ
ンクの過負荷検出周期(周期B)を短くすることに比べ
て、CPU負荷の増加分はきわめて少なくて済む。また
表示中の配電線及びバンクについては周期Cを短くする
ことによって、負荷の変動を正確に把握することができ
る。
第8図に第7図の処理による過負荷検出のタイミングチ
ャートを示す9画面表示手段6は配交結線図51を表示
すると同時に表示更新手段7を起動する0表示更新手段
7は周期Cで表示中の配電線及びバンクについて過負荷
検出処理を要求する。
ャートを示す9画面表示手段6は配交結線図51を表示
すると同時に表示更新手段7を起動する0表示更新手段
7は周期Cで表示中の配電線及びバンクについて過負荷
検出処理を要求する。
このことにより過負荷検出手段4は通常の周期Bによる
過負荷検出処理とは別に、周期Cで表示中の配電線及び
バンクについて過負荷検出処理を行なうことになる。こ
れにより結線図に表示される現在値と配電系統制御装置
が内部で把握している当該配電線及びバンクの過負荷状
態は常に一致する。たとえば第8図で結線図表示中の配
電線の負荷が■のように変化した場合、周期Bの過負荷
検出処理のみでは過負荷発生の検出は0点で行なわれ、
過負荷解消は0点で検出されるが、当該配電線について
周期Cの過負荷検出処理を加えると過負荷の発生は0点
で、解消は0点で検出されることになり、系統状態の把
握はより正確なものとなる。
過負荷検出処理とは別に、周期Cで表示中の配電線及び
バンクについて過負荷検出処理を行なうことになる。こ
れにより結線図に表示される現在値と配電系統制御装置
が内部で把握している当該配電線及びバンクの過負荷状
態は常に一致する。たとえば第8図で結線図表示中の配
電線の負荷が■のように変化した場合、周期Bの過負荷
検出処理のみでは過負荷発生の検出は0点で行なわれ、
過負荷解消は0点で検出されるが、当該配電線について
周期Cの過負荷検出処理を加えると過負荷の発生は0点
で、解消は0点で検出されることになり、系統状態の把
握はより正確なものとなる。
以上のように上記実施例によれば、切替操作などの系統
操作時、短時間に急激な負荷の変動が予想される配電線
及びバンクについて、その配電線及びバンクが所属する
配変の結線図を予め画面に表示しておくことにより、結
線図を消去するまでの間、表示中の配電線及びバンクに
ついてCPUに過重な負荷を与えることなく、窺い周期
で過負荷検出処理を行なうことができ、また、表示中の
画面の電流値と過負荷検出タイミングが一致することに
より、系統状態の正確な把握が可能となる。
操作時、短時間に急激な負荷の変動が予想される配電線
及びバンクについて、その配電線及びバンクが所属する
配変の結線図を予め画面に表示しておくことにより、結
線図を消去するまでの間、表示中の配電線及びバンクに
ついてCPUに過重な負荷を与えることなく、窺い周期
で過負荷検出処理を行なうことができ、また、表示中の
画面の電流値と過負荷検出タイミングが一致することに
より、系統状態の正確な把握が可能となる。
第9図によって他の実施例について説明する。
ここでは、要求Pとして、画面表示手段6と、表示更新
手段7の代りに機器操作手段16を用いている。操作卓
14から機器操作要求を与えると、機器操作手段16は
過負荷検出手段4に対して、予め定められた周期Cで操
作対象機器が所属する配電線及びそれに関連する配電線
及びバンクについて、過負荷検出処理を行なうことを要
求する。11器操作手段16によって操作中止要求ある
いは過負荷検出中止要求が出されると、通常の周期Bに
よる過負荷検出処理のみに戻る。これにより、機器操作
によって当該配電線及びバンクの負荷が短時間で急激に
変動するような場合のその配電線及びバンクの負荷状態
の把握が、CPU負荷がわずかに増加するのみで正確に
行なえる。
手段7の代りに機器操作手段16を用いている。操作卓
14から機器操作要求を与えると、機器操作手段16は
過負荷検出手段4に対して、予め定められた周期Cで操
作対象機器が所属する配電線及びそれに関連する配電線
及びバンクについて、過負荷検出処理を行なうことを要
求する。11器操作手段16によって操作中止要求ある
いは過負荷検出中止要求が出されると、通常の周期Bに
よる過負荷検出処理のみに戻る。これにより、機器操作
によって当該配電線及びバンクの負荷が短時間で急激に
変動するような場合のその配電線及びバンクの負荷状態
の把握が、CPU負荷がわずかに増加するのみで正確に
行なえる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば配電系統を構成す
る配電線及びバンクについて要求を与えると、その要求
を解除するまでの間、通常の過負荷検出処理とは独立し
て、通常より短い周期で過負荷検出処理を実行すること
により、CPuの負荷を僅に増加させるのみで、より正
確な系統状態の把握が可能となる。これにより、系統操
作などで配電線及びバンクの負荷が短時間で急激に変動
することが予測されるような場合、その配電線及びバン
クに対して画面表示中の電流値と、きめ細かい過負荷の
検出を行なうことができるとともに、他の配電線及びバ
ンクの通常の処理に支障をきたすことなく、より現状に
そくした系統運用が可能となる。
る配電線及びバンクについて要求を与えると、その要求
を解除するまでの間、通常の過負荷検出処理とは独立し
て、通常より短い周期で過負荷検出処理を実行すること
により、CPuの負荷を僅に増加させるのみで、より正
確な系統状態の把握が可能となる。これにより、系統操
作などで配電線及びバンクの負荷が短時間で急激に変動
することが予測されるような場合、その配電線及びバン
クに対して画面表示中の電流値と、きめ細かい過負荷の
検出を行なうことができるとともに、他の配電線及びバ
ンクの通常の処理に支障をきたすことなく、より現状に
そくした系統運用が可能となる。
第1図は本発明の配電系統制御装置を示す構成図、第2
図は本発明の機能をもつともよく表す一実施例の構成図
、第3図は配電線及びバンクの過負荷検出値テーブルの
構成を表す図、第4図は配電線及びバンクの現在値テー
ブルの構成を表す図、第5図は過負荷検出値と現在値と
を取り出して比較する方法を表す図、第6図はデイスプ
レィ装置に表示される配交結線図の一例を表す図、第7
図は過負荷検出手段の行なう処理を表す流れ図、第8図
は過負荷検出手段による過負荷検出と画面表示、負荷の
変動のタイミングを示す図、第9図は他の実施例の構成
を表す図である。 1・・・配電系統制御装置 2・・・記憶手段3・・・
電流計測装置 4・・・過負荷検出手段5・・・デ
イスプレィ装置 6・・・画面表示手段7・・・表示更
新手段 8.・・・記憶装置9・・・過負荷検出値
テーブル 10・・・現在値テーブル 11・・・印字装置12
・・・警報装置 13・・・釦ランプ14・・
・操作卓 15・・・通信手段16・・・機
器操作手段 41・・・比較用エリア51・・・配
交結線図 県1 図
図は本発明の機能をもつともよく表す一実施例の構成図
、第3図は配電線及びバンクの過負荷検出値テーブルの
構成を表す図、第4図は配電線及びバンクの現在値テー
ブルの構成を表す図、第5図は過負荷検出値と現在値と
を取り出して比較する方法を表す図、第6図はデイスプ
レィ装置に表示される配交結線図の一例を表す図、第7
図は過負荷検出手段の行なう処理を表す流れ図、第8図
は過負荷検出手段による過負荷検出と画面表示、負荷の
変動のタイミングを示す図、第9図は他の実施例の構成
を表す図である。 1・・・配電系統制御装置 2・・・記憶手段3・・・
電流計測装置 4・・・過負荷検出手段5・・・デ
イスプレィ装置 6・・・画面表示手段7・・・表示更
新手段 8.・・・記憶装置9・・・過負荷検出値
テーブル 10・・・現在値テーブル 11・・・印字装置12
・・・警報装置 13・・・釦ランプ14・・
・操作卓 15・・・通信手段16・・・機
器操作手段 41・・・比較用エリア51・・・配
交結線図 県1 図
Claims (1)
- 配電系統を構成する配電線及びバンクの現在電流値を予
め定められた第1の周期で計測した結果をCRT画面に
表示し、予め記憶装置内に記憶している配電線及びバン
ク毎の過負荷検出電流値と計測によって求めた現在電流
値とを、別に定められた第2の周期で比較して、現在電
流値が過負荷検出電流値を越えた場合に警報印字して過
負荷発生を通知する過負荷検出処理を行なう配電系統制
御装置において、指定した配電線及びバンクに対して外
部より要求を出したとき、当該要求を解除するまでの間
、通常の過負荷検出処理とは独立して前記第1、第2の
各周期とは異なる第3の周期で過負荷検出処理を実行す
る機能を備えたことを特徴とする配電系統制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143425A JPH0311930A (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 配電系統制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143425A JPH0311930A (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 配電系統制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311930A true JPH0311930A (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=15338435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1143425A Pending JPH0311930A (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 配電系統制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0311930A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5180188A (en) * | 1991-08-29 | 1993-01-19 | General Motors Corporation | Inflation gas flow directing member for air bag system |
WO2001057542A1 (en) * | 2000-02-07 | 2001-08-09 | Digital Powernet | Power distribution status monitoring device |
-
1989
- 1989-06-06 JP JP1143425A patent/JPH0311930A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5180188A (en) * | 1991-08-29 | 1993-01-19 | General Motors Corporation | Inflation gas flow directing member for air bag system |
WO2001057542A1 (en) * | 2000-02-07 | 2001-08-09 | Digital Powernet | Power distribution status monitoring device |
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