JP3522964B2 - 発電プラント監視制御装置 - Google Patents

発電プラント監視制御装置

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JP3522964B2
JP3522964B2 JP08607096A JP8607096A JP3522964B2 JP 3522964 B2 JP3522964 B2 JP 3522964B2 JP 08607096 A JP08607096 A JP 08607096A JP 8607096 A JP8607096 A JP 8607096A JP 3522964 B2 JP3522964 B2 JP 3522964B2
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    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の発電ユニ
ットからなる発電プラントの監視制御装置に係わり、特
に発電ユニットの試験調整中の情報(定検中を含める)
と通常運転中の情報とを区別してオペレータや試験員に
出力するのに好適な発電プラント監視制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発電プラントとして、複数台の発電ユニ
ットを1つの発電プラント(例えば、複合発電プラン
ト)として系統運用するものが知られている。この発電
プラントを運転する中央操作室は、少人数の運転員で複
数台の発電ユニットを監視制御できるようになってい
る。
【0003】このような発電プラントにおいて、各発電
ユニットは1つ1つで独立して順次建設され、試運転が
されると共に、年間を通じて定例の発電ユニットの定検
が頻繁に行われ、定検時の試運転にも建設時と同様に、
他の発電ユニットが通常運転時に行われる。従って、通
常運転を行っている運転員や試験調整を担当する試験員
にプラント情報を提供する場合は、ハード定検、ソフト
定検、試運転等それぞれの定検に応じた情報と、通常運
転の情報を区別できるように提供する必要がある。ま
た、これらの情報を区別けすることにより、運転員には
通常運転の情報を、また、試験調整を担当する試験員に
は、建設時試運転調整または定検時試運転調整(以下、
定検と称する)に応じた情報を提供する必要がある。以
下、この複数の発電ユニットの一つを軸と称する。
【0004】従来技術による定検中に軸の情報を表示装
置に出力することを抑止することにより通常運転中の軸
の情報と、定検中の軸の情報を区別する方法は知られて
いる。図24は、従来技術を図示したものである。
【0005】図において、発電プラント監視制御装置
は、n台の複合発電ユニット1に対して制御用計算機2
を接続し、さらに、対話手段付表示装置3を接続して構
成している。制御用計算機2は、運転状態選択手段4と
運転状態記憶テーブル5とプラントデータテーブル6と
データスキャン手段7とプラント制御手段8と表示出力
手段からなっている。
【0006】運転状態選択手段4は、複合発電ユニット
1毎に対話手段付表示装置3からの設定信号Cによって
運転状態、すなわち、(イ)通常運転中(01)、
(ロ)試験調整中を含む定検中出力必要(10)、
(ハ)試験調整中を含む定検中出力不要(00)が設定
され、運転状態記憶テーブル5へ記憶される。期的に取
込みプラントデータテーブル6へ記憶し更新する。プラ
ント制御手段8では、各複合発電ユニット1へ制御信号
を出力して制御する。表示出力手段では、プラントデー
タテーブル6のデータやプラント制御手段8のデータを
対話手段付表示装置3との対話処理により対話手段付表
示装置3へ表示するとき、運転状態記憶テーブル5の内
容を参照して表示する。
【0007】具体的には、(イ)通常運転中(01)と
(ロ)定検中出力必要(10)とが表示出力手段9によ
り両者を識別してデータが対話手段付表示装置3へ出力
される。これによって、対話手段付表示装置3上でデー
タが通常運転中が定検中かの区別がされ、オペレータ
は、通常運転中のデータか定検中のデータかを把握する
ことができる。また、(ロ)定検中出力不要(00)の
データは、対話手段付表示装置3上へ出力されず、不要
データの出力が阻止され、オペレータへの負担を軽減し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の発電プラント監
視制御装置において、図24に示すように従来技術によ
り発電ユニットの試験調整中の情報と他の通常運転中の
情報とを選択して表示出力することが可能であるが、近
年の技術動向により、下記のような種々要望がある。
【0009】まず、近年、同発電所内の他のユニットか
らのデータや所内の共通設備用のデータを一括管理する
ための計算機の導入や、統括部門において他の発電所間
のデータを管理する計算機の導入により、1プラントの
制御用計算機内でのデータ処理だけでなく、他計算機と
多量のデータをやり取りする必要がある。複合発電プラ
ントにおいて、通常運転軸と定検中の軸は混在する場合
があり、そのとき、複合発電プラントの制御用計算機か
ら出力されるデータは、定検時のデータと通常運転時の
データが混在することになる。定検中の場合、センサ試
験等により、データが明らかに不良となる場合があり、
このため、他の計算機にデータを出力する場合、定検中
のデータに何らかの加工を加え、他の計算機の処理に影
響をおよぼさないようにする必要がある。また、従来は
他の計算機で定検軸のデータに再設定が必要であり、こ
れを入力する手間を省力化する必要がある。
【0010】また、センサ試験等によりデータが不良と
なる場合がある。その場合、各軸の合計値、平均、最大
値といった加工データが不良となり、ログデータが適切
に出力出来なくなる。よって、定検中のデータに何らか
の加工を加え全軸分のデータからの加工データが阻害さ
れないようにする必要がある。
【0011】また、マンマシン操作について、軸定検時
の操作はコンバインドサイクルプラントの定例の操作で
あり、よりよい操作性が求められている。この場合、定
検中の軸のデータをすべて一括で抑止したい場合と、一
部の情報は参照したい場合とがある。
【0012】また、マンマシン操作について、軸定検時
の操作はコンバインドサイクルプラントの定例の操作で
あり、よりよい操作性が求められている。上記のよう
な、処理を行った場合、どの機能を抑制しているか、運
転員に即座に判るようにする必要がある。CRT上に機
能を抑止していることを機能毎に区分して表示する。
【0013】そこで、本発明では、従来の発電プラント
監視制御装置における前記のような問題点を下記より解
決することを目的とする。
【0014】すなわち、他の計算機へ伝送されるデータ
について、通常運転中のデータか定検中のデータか区別
を可能とし、他の計算機でのデータの再設定の手間を省
力化し他の計算機での処理に影響を及ぼさないようにす
ることを目的とする。
【0015】また、ログデータについて、通常運転中の
データか定検中のデータか区別を可能とし、加工された
計算データの計算が阻害されないようにすることも目的
とする。
【0016】また、特定の軸が、定検中であるか通常運
転中であるかの指定をオペレータが機能毎に行う対話機
能を付加することにより、定検軸のデータを一括、また
は、機能単位に除外可能とすることも目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数台の発電
ユニットを制御する計算機に接続されプラント情報を表
示すると共に、対話処理を行う対話手段付表示装置を備
えた発電プラント監視制御装置において、前記発電ユニ
ット毎に、通常運転中または試験調整中で出力用もしく
は試験調整中で出力不要のうちいずれかの運転状態を記
憶する運転状態記憶テーブルと、この運転状態記憶テー
ブルへ前記対話手段付表示装置を介して前記運転状態を
適宜設定する運転状態選択手段と、前記発電プラントか
らプラント情報を取込みプラントデータテーブルへ更新
保存するデータスキャン手段と、前記運転状態記憶テー
ブルに記憶される運転状態と前記プラントデータテーブ
ルに保存されるプラント情報に基づき、プラント情報に
該プラント情報に対応する前記運転状態を識別するフラ
グを付加してなる伝送データを作成する伝送データスキ
ャン手段と、この伝送データスキャン手段により作成さ
れた伝送データを他の計算機へ送信するデータ送信手段
とを備え、前記データ送信手段により送信される伝送デ
ータは、前記他の計算機によって、対応する前記運転状
態が試験調整中で出力不要である場合該伝送データを0
に置き換え可能とした形式を有するようにしたものであ
る。
【0018】また、複数台の発電ユニットを制御する計
算機に接続されプラント情報を表示すると共に、対話処
理を行う対話手段付表示装置を備えた発電プラント監視
制御装置において、前記発電ユニット毎に、通常運転中
または試験調整中で出力用もしくは試験調整中で出力不
要のうちいずれかの運転状態を記憶する運転状態記憶テ
ーブルと、この運転状態記憶テーブルへ前記対話手段付
表示装置を介して前記運転状態を適宜設定する運転状態
選択手段と、前記発電プラントからプラント情報を取込
みプラントデータテーブルへ更新保存するデータスキャ
ン手段と、前記運転状態記憶テーブルに記憶される運転
状態と前記プラントデータテーブルに保存されるプラン
ト情報に基づき、プラント情報に該プラント情報に対応
する前記運転状態を識別するフラグを付加してなるログ
データを作成し、ログデータテーブルへ保存するログデ
ータ収集手段と、前記ログデータテーブルに保存された
ログデータのうち、対応する前記運転状態が試験調整中
で出力不要である場合に、該ログデータを0に置き換
え、その後にこのログデータに基づいて所定の計算を行
い、その結果を積算用データテーブルへ保存するデータ
加工計算手段と、前記積算用データテーブルに保存され
た計算結果を印字装置、表示装置等の外部へ出力するロ
グデータ出力手段とを備えたものである。
【0019】また、複数台の発電ユニットを制御する計
算機に接続されプラント情報を表示すると共に、対話処
理を行う対話手段付表示装置を備えた発電プラント監視
制御装置において、前記発電ユニット毎に、通常運転中
または試験調整中で出力用または試験調整中で出力不要
のうちいずれかの運転状態を記憶する運転状態記憶テー
ブルと、この運転状態記憶テーブルへ前記対話手段付表
示装置を介して前記運転状態を適宜設定する運転状態選
択手段と、前記発電プラントからプラント情報を取込み
プラントデータテーブルへ更新保存するデータスキャン
手段と、前記運転状態記憶テーブルに記憶される運転状
態と前記プラントデータテーブルに保存されるプラント
情報に基づき、プラント情報に該プラント情報に対応す
る前記運転状態を識別するフラグを付加してなる識別伝
送データを作成し、他の計算機に送信可能な状態にする
識別伝送データ作成手段と、プラント情報に該プラント
情報に対応する前記運転状態を識別するフラグを付加し
てなるログデータを作成し、ログデータテーブルに保存
可能な状態とするログデータ作成手段とを備え、前記識
別伝送データ作成手段による識別データ作成機能と前記
ログデータ作成手段によるログデータ作成機能の除外ま
たは復帰を前記対話機能付き表示装置によって個別ある
いは一括して前記運転状態記憶テーブルに設定するよう
にしたものである。
【0020】また、各発電ユニットに対して前記識別デ
ータ作成機能、前記ログデータ作成機能と、少なくとも
この2機能を一括する全機能とを対応づけて前記対話手
段付き表示装置へ表示選択スイッチを表示させ、前記表
示選択スイッチへ機能の除外または復帰を前記運転状態
記憶テーブルの内容に応じて表示させ、表示された表示
選択スイッチの各スイッチを選択して押す毎に除外と復
帰を反転して選択させる表示出力手段をさらに備え、前
記運転状態選択手段により前記表示選択スイッチによる
選択表示状態を前記運転状態記憶テーブルへ記憶させる
ようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明の第1実施の形態を示す発
電プラント監視制御装置の構成図であって、従来例を示
す図24と同一符号は、同一部分または相当部分を示
し、図1において、制御用計算機2Aに伝送データ10
を作成する伝送データスキャン手段11とデータ送信手
段12とを設け、制御用計算機2Aとデータの取り合い
をする他の計算機13に伝送路14を介して接続し、他
の計算機13にデータ受信手段15とデータ加工手段1
6と加工データテーブル17を設けて、他の計算機13
への伝送データ10に運転状態のフラグを付加して伝送
する点に特徴を有する。
【0023】次に、本発明の第1実施の形態について、
図1乃至図6を参照して具体的に説明する。
【0024】まず、対話手段付表示装置3からの対話処
理により機能No.が指定されると図2に示すように運
転状態選択手段4が起動される(S1,S2)。ここで
いう、機能No.は機能1〜機能nまであり、例えば、
自動化音声作成機能、CRTオペレーション出力機能、
ログデータ作成機能等をいうが、本発明の第1実施の形
態では、他の計算機への伝送データを作成する機能をい
う。
【0025】運転状態選択手段4が起動されると、図3
に示す如くの手順で処理が開始され、各機能と各軸とに
対応して順次運転状態、すなわち、通常運転中(0
1)、試験調整中を含む定検中出力必要(10)、試験
調整中を含む定検中出力不要(00)のいずれかが設定
される。
【0026】運転状態選択手段4の処理では、通常運転
中(01)が設定されると通常運転中(01)の運転状
態を取込む(S11,S12)。また、通常運転中(0
1)でない設定がされると、定検中出力必要(10)の
運転状態を取込む(S11,S13,S14)。また、
定検中出力不要(00)が設定されるとその定検中出力
不要(00)を取込む(S11,S13,S15)。
【0027】次に、何軸の運転状態が設定されたかを判
定し、図4に示す如くの運転状態記憶テーブル5の対応
エリア、つまり、設定された軸と機能に対応するエリア
へ運転状態を順次記憶する(S16,S17)。
【0028】図4に示す運転状態記憶テーブル5は、1
軸〜4軸,共通と、機能1〜機能nとに対してそれぞれ
運転状態(00),(01),(10)を記憶するよう
に構成されている。例えば、3軸の機能1は、通常運転
中となっていたとする。ここで、3軸の機能1に関する
データを他と区別して他の計算機13へ送る場合には、
対話手段付表示装置3から図2と図3の運転状態選択手
段4の処理を行い、図4に示すように(01)から(0
0)に変更する。なお、図4に示す共通は、1軸〜4軸
に共通する設備のデータである。
【0029】一方、伝送データスキャン手段11では、
プラントデータテーブル6から伝送タイミング毎に1軸
〜4軸までのデータを取込み、運転状態記憶テーブル5
の内容を参照しつつ図5に示す如くの伝送データ10を
作成する。この場合、伝送データ10の運転状態部10
aに図4に示す運転状態記憶テーブル5の運転状態が設
定されると共に、データ部10bに軸、機能およびプラ
ントデータテーブル6からの対応するデータが設定され
る。
【0030】例えば、3軸の機能1の場合、定検中出力
不要(00)が伝送データ10の運転状態部10aへ設
定されて他のデータと一緒にデータ送信手段12へ渡さ
れる。データ送信手段12から伝送路14を介して他の
計算機13へ伝送データ10が伝送され他の計算機13
のデータ受信手段15からデータ加工手段16へ渡され
る。
【0031】他の計算機13のデータ加工手段16で
は、図6に示す処理を実行して、順次取り込んだ伝送デ
ータ10の運転状態部10aを参照する(S21,S2
2)。
【0032】この判定で定検中出力不要(00)の伝送
データ10のとき、データを0に置き換えて加工データ
テーブル17の対応するエリアに記憶する(S23)。
一方、定検中出力必要(10)と通常運転中(01)の
場合、データをそのまま加工データテーブル17の対応
するエリアに記憶する(S24)。上記した処理が全伝
送データについて行われる(S25)。
【0033】このように第1実施の形態によれば、運転
状態記憶テーブルを参照し、他の計算機に伝送されるデ
ータに定検中か通常運転中かのフラグを付加する機能に
より、他の計算機でも定検中の情報か通常運転中の軸の
情報か区別でき、かつ、定検情報フラグをキーに定検中
の軸の情報のみ除外したり、また、他の値に置き換える
ことができる。従って、多数のデータ(例えば、2千
点)を手で書き換える手間を省くことができ、他の計算
機の処理に影響を及ぼすことを防ぐことができる。
【0034】図7は、本発明の第2実施の形態を示す発
電プラント監視制御装置の構成図であって、従来例を示
す図24と同一符号は、同一部分または相当部分を示
し、図7においては、制御用計算機2Bにログデータ収
集手段20とログデータテーブル21とデータ加工計算
手段22と積算用データテーブル23とログデータ出力
手段24とを設け、制御用計算機2Bに印字装置25を
接続して、印字装置25へ出力される計算加工されたデ
ータについて各軸の運転状態を識別できる一方、不要な
データを削除するようにする点に特徴を有する。
【0035】次に、本発明の第2実施の形態を具体的に
図7乃至図9を参照して説明する。
【0036】ログデータ収集手段20では、プラントデ
ータテーブル6から所定周期でデータを取込み図4に示
すと同様の運転状態記憶テーブル5を参照して、プラン
トデータに運転状態を付加して、図8に示す如くのログ
データ19を作成してログデータテーブル21へ記憶す
る。図8に示すログデータ19は、運転状態部19aと
定検中状態部19bとデータ部19cからなっている。
【0037】次に、まず、データ加工計算手段22で
は、図9に示す処理を行い、ログデータテーブル21か
ら図8に示すログデータ19を順次取込み、運転状態を
判定し、通常運転中(01)の場合、所定の計算と加工
した積算データを作成し積算用データテーブル23の前
回の積算データを更新する(S31〜S33)。
【0038】一方、運転状態が定検中で、かつ、定検中
出力必要(10)のとき、データ加工計算手段22は、
ログデータについて所定の計算と加工を行い、積算デー
タを作成し、前回の積算データを更新する(S34,S
35)。また、運転状態が定検中で、かつ、定検中出力
不要(00)のときデータ加工計算手段22は、ログデ
ータを0に置き換え積算用データテーブル23を更新す
る(S34,S36)。以上の処理は、全てのログデー
タについて繰返し行われる(S37)。
【0039】続いて、対話手段付表示装置3から印字要
求があると、ログデータ出力手段24が積算用データテ
ーブル23からデータを取出し加工して印字装置25へ
出力する一方、対話手段付表示装置3から表示要求があ
るとログデータ出力手段24が積算用データテーブル2
3からデータを取出し加工して対話手段付表示装置3へ
表示出力する。
【0040】このように第2実施の形態によれば、定検
中の軸のデータが、センサ試験調整により不良となった
場合でも、運転状態記憶テーブルを参照し、ログデータ
に定検中か通常運転中かのフラグを付加する機能によ
り、ログ機能で定検中の情報と通常運転中の情報を区別
し、不要情報を除外し、計算することができる。この結
果、不要で、しかも、不良なデータを用いて計算するこ
とがなく、定検情報フラグをキーに定検中の軸の情報の
みの除外や他の値に置き換えることができるため、正常
な計算処理によって正確な計算結果を得ることができ
る。
【0041】図10は、本発明の第3実施の形態を示す
発電プラント監視制御装置の構成図であって、従来例を
示す図24と同一符号は、同一部分または相当部分を示
し、図10においては、制御用計算機2Cにプラント操
作手段30と音声インデックス検索手段31と音声イン
デックステーブル32と音片テーブル33と音声合成手
段34とを設け、制御用計算機2Cに音声出力装置35
を接続し、定検中の音声出力要求と通常運転中の音声出
力要求を識別し、不要な音声情報を抑制する点に特徴を
有する。
【0042】次に、第3実施の形態を図10乃至図15
を参照して具体的に説明する。
【0043】まず、音声インデックス検索手段31で
は、プラントを操作するプラント操作手段30から大型
補機の起動/停止やプラントの起動/停止のブレークポ
イント等に音声処理要求を受け付ける。音声インデック
ス検索手段31は、音声処理要求があると図11に示す
処理を行い、まず、音声要求の機能No.を取込んで、
運転状態記憶テーブル5から機能No.に対応する運転
状態を取込む(S41,S42)。そして、図12に示
す音声インデックス検索処理に移行する(S43)。
【0044】図12に示す1軸〜4軸について説明する
と、軸が指定され、1軸であれば、運転状態の判定がさ
れる(S51〜S53)。この判定で通常運転中(0
1)であれば、音声インデックステーブル32を検索
し、音声インデックスを抽出し、定検中出力不要(0
0)であれば、図13に示す音声インデックステーブル
32を検索しないで終了する(S53,S54,S5
5)。
【0045】また、2軸が指定されていれば、運転状態
の判定がされ、通常運転中(01)ならば、音声インデ
ックステーブル32を検索し、定検中出力不要(00)
のとき、音声インデックステーブル32を検索しないで
終了する(S56〜S59)。同様にして、n軸が指定
されれば処理がされる(S60〜S63)。
【0046】図12に示す処理で図13に示す音声イン
デックステーブル32から音片インデックスが抽出さ
れ、音片No.が抽出されると図14に示す音片テーブ
ル33から対応する音片内容が取出され、音声合成手段
34によって合成して音声出力データを作成する。この
結果、音声出力装置35から音声情報が出力される。
【0047】例えば、図15に示すように、今、3軸が
定検中で、プラント操作手段30による操作端試験の期
間が重なり、試験操作による音声要求が多発している場
合で、1軸では通常通り起動操作が行われそれに伴う音
声出力要求が発生している状態を表している。要求a,
b,c,fは定検中の3軸からの音声出力要求、d,e
は通常運転の1軸からの音声出力要求を表す。また、音
声a,b,c,d’,e’,fそれぞれの要求による音
声を表す。音声出力は、要求順に前に要求された音声出
力終了後、音声出力装置35から行われる。音声要求が
多発した場合、図に示すように音声出力が要求されてか
ら実際に出力されるまでに時間差が生じる。このため、
実際に監視する必要のある音声以外の音声要求は抑止す
る必要がある。
【0048】対話手段付表示装置3により、例えば、3
軸の自動化音声出力機能を抑止する指定をする。抑止す
る指定を受けると、運転状態記憶テーブル5の機能番号
3エリアの3軸に定検中出力不要(00)が記憶され
る。音声要求が運転状態記憶テーブル5の運転状態が、
定検中出力不要の軸(ここでは3軸)の操作からの場
合、音声インデックス検索手段31は、音声インデック
ステーブル32の検索をしない。運転状態記憶テーブル
5の運転状態が、通常運転中(01)の軸の場合は図1
3の音声インデックステーブル32から仕様音片No.
を検索し図14の音片テーブル33より音片を拾い出
し、音声合成手段34にて音声出力データを合成し、音
声出力装置35より音声を出力する。
【0049】上記抑止操作により、図15の音声出力要
求a,b,c,fは抑止され、要求d,eによる音声出
力は音声d’,e’のように遅れは阻止される。
【0050】このように第3実施の形態によれば、定検
中の軸から発生する音声出力要求を抑止することによ
り、通常運転の軸からの音声通報の遅れを防止すること
ができる。
【0051】図16は、本発明の第4実施の形態を示す
発電プラント監視制御装置の構成図であって、従来例を
示す図24と同一符号は、同一部分または相当部分を示
し、図16においては、制御用計算機2Dにトリップシ
ーケンス収集手段40とトリップシーケンス判定手段4
1とトリップシーケンスデータテーブル42とトリップ
シーケンス出力手段43とを設け、制御用計算機2Dに
印字装置44を接続し、通常運転中と定検中とを識別し
て不要なトリップシーケンスデータの出力を阻止する点
に特徴を有する。
【0052】次に、本発明の第4実施の形態を具体的に
図16乃至図18を参照して説明する。
【0053】まず、トリップシーケンス収集手段40で
は、運転状態記憶テーブル5を参照して図17に示す処
理を実行し、1軸の指定があると運転状態の判定がさ
れ、通常運転中(01)のとき、プラントデータテーブ
ル6から所定周期でトリップシーケンスデータを収集し
てトリップシーケンスデータテーブル42へ記憶し、定
検中出力不要(00)のときプラントデータテーブル6
からトリップシーケンスデータを収集しない(S71〜
S75)。
【0054】次に、2軸について指定があると、運転状
態の判定がされ、通常運転中(01)のときプラントデ
ータテーブル6から所定周期でトリップシーケンスデー
タを収集してトリップシーケンスデータテーブル42へ
記憶し、定検中出力不要(00)のときプラントデータ
テーブル6からトリップシーケンスデータを収集しない
(S71,S72,S76〜S79)。
【0055】同様にn軸について指定がある運転状態の
判定がされ、運転状態の通常運転中(01)のとき、プ
ラントデータテーブル6からトリップシーケンスデータ
を収集してトリップシーケンスデータテーブル42へ記
憶し、定検中出力不要(00)のときプラントデータテ
ーブル6からトリップシーケンスデータの収集をしない
(S80〜S83)。
【0056】トリップシーケンスデータテーブル42で
は、トリガ点を把えるとトリップシーケンス出力手段4
3へ通知し、トリップシーケンスデータテーブル42か
らトリップシーケンスデータを取込んで印字装置44へ
出力する。
【0057】例えば、図18に示す上段のように、1軸
が定検中のとき、プラント入力等の模擬操作により、時
刻t1〜時刻t4にかけて、不要なトリップシーケンス
が次々に出力された場合、図の下段に示すようにCPU
負荷があり時刻t4までにmax値に近づき計算機の処
理が遅くなる。この場合に、通常運転中(01)の4軸
のトリップシーケンスが発生すると時刻t4にCPUの
負荷max値を越え(図示斜線)緊急時の処理に影響を
およぼす。
【0058】このような場合に、1軸が定検中で1軸の
トリップシーケンスの監視を抑止するために、対話手段
付表示装置3より、1軸のトリップシーケンス機能(機
能1とする)を抑止する指定をする。抑止する指定を受
けると、運転状態記憶テーブル5の機能番号1エリアの
1軸に定検中出力不要(00)が記憶される。
【0059】これにより、トリップシーケンス収集手段
40では、運転状態記憶テーブル5を参照しステータス
が、00:定検中出力不要の軸(ここでは1軸)のトリ
ガ接点および監視用接点を除外する。トリップシーケン
ス収集手段40では、除外した以外の軸について一定周
期にプラントデータテーブル6より収集し、トリップシ
ーケンスデータテーブル42に一定量記憶すると共に、
トリップシーケンス判定手段41にてトリガ点の変化を
とらえ、トリップシーケンス出力手段43により収集し
た接点変化状態を印字装置44および対話手段付表示装
置3へ出力する。上記操作により、定検軸を除外して図
18の線aまたは線bのCPU負荷が押さえられる。
【0060】このように本発明の第4実施の形態によれ
ば、運転状態記憶テーブルを参照し、監視不要な定検中
の軸のトリップシーケンスの収集を除外する手段によ
り、不要なトリップシーケンスの発生における計算機の
負荷の増加を防止し、通常の運転軸の緊急時の操作を妨
げることを防ぎ、また、不要な印字を防ぎデータの解析
時間や印字用紙を削減することができる。図19は、本
発明の第5実施の形態を示す発電プラント監視制御装置
の構成図であって、図19は、制御用計算機2Eにデー
タ伝送手段50とトリップシーケンス手段51とプラン
ト操作手段52とを伝送路53に接続すると共に、外部
に設ける印字装置25と音声出力装置35と対話手段付
表示装置3Eに接続して各軸の各機能について運転状態
を設定する際に、各軸についてまたは各機能について設
定できるようにする点に特徴を有する。
【0061】詳細に説明すると、本発明の第5実施の形
態は、図1と図7と図10と図16に示す第1実施の形
態から第4実施の形態の識別伝送データ作成機能とログ
データ作成機能と音声データ作成機能とトリップデータ
作成機能を備え、これらの各機能処理のとき、通常運転
中と定検中とを識別し、不要データを除外させる一方、
必要となったデータを復帰させるようにしている。
【0062】ここで、運転状態記憶テーブル5は、発電
ユニット毎に運転状態として、識別伝送データ作成機能
とログデータ作成機能と音声データ作成機能とトリップ
データ作成機能のそれぞれの機能の復帰または除外を設
定可能とするように構成している。また、運転状態選択
手段4は、それぞれの機能の復帰または除外を対話処理
によって個別あるいは一括して運転状態記憶テーブル5
へ設定できるようになっている。
【0063】この構成により、対話手段付表示装置3E
に、例えば、図20に示す定検軸保守画面100が表示
される。この画面100には、1軸〜4軸共通に対し
て、1・トリップシーケンス印字、2・自動化メッセー
ジ表示出力等の各機能が表示され、下段に、8・全機能
除外、9・全機能復帰が表示されている。
【0064】上記画面100上、1〜7の番号に抑止対
象の機能を割り付ける。機能毎に個別に除外/復帰させ
てい場合は、各機能名と軸番号や設備名称が交わるエリ
アを選択すると、図21のように、エリアを選択する度
に除外→復帰→除外と、後優先で切替わる。1〜7の機
能を一括で除外する場合は、「8・全機能除外」と該当
軸の交わるエリアを選択する。復帰する場合は、「9・
全機能復帰」と該当軸の交わるエリアを選択する。若し
くは、画面100下の3つの()内に、機能番号、軸番
号、除外:0/復帰:1をそれぞれ入力する。
【0065】これにより、運転状態記憶テーブル5に運
転状態が設定される。
【0066】以上の処理により設定された運転状態記憶
テーブル5を読込み、各機能手段の除外処理を行う。
【0067】このように第5実施の形態によれば、定検
中における各機能からのデータの印字や表示を除外する
ことを機能毎で行うほか、一括で行える対話(機能)を
付加することで運転員の定例操作の操作性を向上させる
ことができる。
【0068】図22は、本発明の第6実施の形態を示す
発電プラント監視制御装置の構成図であって、図22
は、対話手段付表示装置3と運転状態選択手段4と運転
状態記憶テーブル5と表示出力手段60とから構成し、
各発電ユニット毎に除外されている発電ユニットと識別
して表示出力する点に特徴を有する。
【0069】ここで、発電ユニットに対して各機能と各
機能を一括する全機能とを対応づけて表示選択スイッチ
による対話手段付表示装置3へ表示させ、表示選択スイ
ッチの除外または復帰を運転状態記憶テーブル5の内容
によって表示し、これら表示選択スイッチを選択して押
す毎に除外と復帰とを反転して選択表示させる。運転状
態選択手段4は、表示選択スイッチによる選択表示状態
を前記運転状態記憶テーブル5へ記憶させる。この手段
により、対話手段付表示装置3に図20に示すような画
面100や画面101が表示される。この場合、対話処
理により表示出力手段60は、運転状態記憶テーブル5
の内容を読込み、図23の上段の画面102aのように
画面上側に各軸を表示し、定検中出力不要(00)の設
定ある軸に対し、図23に示す下段の画面102bのよ
うに判り易くCRT表示上にインジケートし除外されて
いるデータがあることを示し運転員に通知する。
【0070】例えば、1軸が定検中出力不要(00)で
あれば、画面102b上に「1軸定検」と表示する。な
お、詳細な除外状態を参照する場合は、図20の画面1
00を表示することで参照できる。
【0071】このように第6実施の形態によれば、除外
状態をオペレータに視覚的に通知することでオペレータ
はどの発電ユニットが抑止されているか即座に把握で
き、除外からの復帰させることを忘れないようにする。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように発明によれば、通常
運転中のプラント情報と試験調整中のプラント情報とを
識別した識別伝送データを他の計算機へ送信するように
したために他の計算機では、通常運転中と試験調整中の
プラント情報を区別して処理ができ、従来のように区別
するための煩雑な手間が不要となり、不要なプラント情
報を容易に除外でき、他の計算機の処理負担を軽減する
ことができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本発明の第1実施の形態を示す発電プ
ラント監視制御装置の構成図である。
【図2】図1に備える運転状態選択手段の第1の処理手
順を示すフローチャートである。
【図3】図1に備える運転状態選択手段の第2の処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】図1に備える運転状態記憶テーブルの内容を示
す説明図である。
【図5】図1に備える伝送データを示すフォーマットで
ある。
【図6】図1に備えるデータ加工手段の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の本発明の第2実施の形態を示す発電プ
ラント監視制御装置の構成図である。
【図8】図7に備えるログデータ収集手段によって作成
するログデータを示すフォーマットである。
【図9】図7に備えるデータ加工計算手段の処理を示す
フローチャートである。
【図10】本発明の本発明の第3実施の形態を示す発電
プラント監視制御装置の構成図である。
【図11】図10に備える音声インデックス検索手段の
第1の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】図10に備える音声インデックス検索手段の
第2の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】図10に備える音声インデックステーブルの
内容を示す説明図である。
【図14】図10に備える音片テーブルの内容を示す説
明図である。
【図15】音声出力要求と音声出力時間の関係を示すタ
イムチャートである。
【図16】本発明の本発明の第4実施の形態を示す発電
プラント監視制御装置の構成図である。
【図17】図16に備えるトリップシーケンス収集手段
の処理手順を示すフローチャートである。
【図18】トリップシーケンス発生とCPU負荷の遷移
図である。
【図19】本発明の本発明の第5実施の形態を示す発電
プラント監視制御装置の構成図である。
【図20】図19に備える対話手段付表示装置に表示さ
れる第1の画面例である。
【図21】図19に備える対話手段付表示装置に表示さ
れる第2の画面例である。
【図22】本発明の本発明の第6実施の形態を示す発電
プラント監視制御装置の構成図である。
【図23】図22に備える対話手段付表示装置に表示さ
れる画面例である。
【図24】従来の発電プラント監視制御装置を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 複合発電ユニット 2 制御用計算機 3 対話手段付表示装置 4 運転状態選択手段 5 運転状態記憶テーブル 6 プラントデータテーブル 7 データスキャン手段 8 プラント制御手段 9 表示出力手段 11 伝送データスキャン手段 12 データ送信手段 13 他の計算機 15 データ受信手段 16 データ加工手段 17 加工データテーブル 20 ログデータ収集手段 21 ログデータテーブル 22 データ加工計算手段 23 積算用データテーブル 24 ログデータ出力手段 25,44 印字装置 30,52 プラント操作手段 31 音声インデックス検索手段 32 音声インデックステーブル 33 音片テーブル 34 音声合成手段 35 音声出力装置 40 トリップシーケンス収集手段 41 トリップシーケンス判定手段 42 トリップシーケンスデータテーブル 43 トリップシーケンス出力手段 50 データ伝送手段 51 トリップシーケンス手段 60 表示出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 9/00 G06F 3/14 320 G06F 3/16 330 H02J 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の発電ユニットを制御する計算機
    に接続されプラント情報を表示すると共に、対話処理を
    行う対話手段付表示装置を備えた発電プラント監視制御
    装置において、 前記発電ユニット毎に、通常運転中または試験調整中で
    出力用もしくは試験調整中で出力不要のうちいずれかの
    運転状態を記憶する運転状態記憶テーブルと、 この運転状態記憶テーブルへ前記対話手段付表示装置を
    介して前記運転状態を適宜設定する運転状態選択手段
    と、 前記発電プラントからプラント情報を取込みプラントデ
    ータテーブルへ更新保存するデータスキャン手段と、 前記運転状態記憶テーブルに記憶される運転状態と前記
    プラントデータテーブルに保存されるプラント情報に基
    づき、プラント情報に該プラント情報に対応する前記運
    転状態を識別するフラグを付加してなる伝送データを作
    成する伝送データスキャン手段と、 この伝送データスキャン手段により作成された伝送デー
    タを他の計算機へ送信するデータ送信手段とを備え、 前記データ送信手段により送信される伝送データは、前
    記他の計算機によって、対応する前記運転状態が試験調
    整中で出力不要である場合該伝送データを0に置き換え
    可能とした形式を有することを特徴とする発電プラント
    監視制御装置。
  2. 【請求項2】 複数台の発電ユニットを制御する計算機
    に接続されプラント情報を表示すると共に、対話処理を
    行う対話手段付表示装置を備えた発電プラント監視制御
    装置において、 前記発電ユニット毎に、通常運転中または試験調整中で
    出力用もしくは試験調整中で出力不要のうちいずれかの
    運転状態を記憶する運転状態記憶テーブルと、 この運転状態記憶テーブルへ前記対話手段付表示装置を
    介して前記運転状態を適宜設定する運転状態選択手段
    と、 前記発電プラントからプラント情報を取込みプラントデ
    ータテーブルへ更新保存するデータスキャン手段と、 前記運転状態記憶テーブルに記憶される運転状態と前記
    プラントデータテーブルに保存されるプラント情報に基
    づき、プラント情報に該プラント情報に対応する前記運
    転状態を識別するフラグを付加してなるログデータを作
    成し、ログデータテーブルへ保存するログデータ収集手
    段と、 前記ログデータテーブルに保存されたログデータのう
    ち、対応する前記運転状態が試験調整中で出力不要であ
    る場合に、該ログデータを0に置き換え、その後にこの
    ログデータに基づいて所定の計算を行い、その結果を積
    算用データテーブルへ保存するデータ加工計算手段と、 前記積算用データテーブルに保存された計算結果を印字
    装置、表示装置等の外部へ出力するログデータ出力手段
    とを備えることを特徴とする発電プラント監視制御装
    置。
  3. 【請求項3】 複数台の発電ユニットを制御する計算機
    に接続されプラント情報を表示すると共に、対話処理を
    行う対話手段付表示装置を備えた発電プラント監視制御
    装置において、 前記発電ユニット毎に、通常運転中または試験調整中で
    出力用または試験調整中で出力不要のうちいずれかの運
    転状態を記憶する運転状態記憶テーブルと、 この運転状態記憶テーブルへ前記対話手段付表示装置を
    介して前記運転状態を適宜設定する運転状態選択手段
    と、 前記発電プラントからプラント情報を取込みプラントデ
    ータテーブルへ更新保存するデータスキャン手段と、 前記運転状態記憶テーブルに記憶される運転状態と前記
    プラントデータテーブルに保存されるプラント情報に基
    づき、プラント情報に該プラント情報に対応する前記運
    転状態を識別するフラグを付加してなる識別伝送データ
    を作成し、他の計算機に送信可能な状態にする識別伝送
    データ作成手段と、 プラント情報に該プラント情報に対応する前記運転状態
    を識別するフラグを付加してなるログデータを作成し、
    ログデータテーブルに保存可能な状態とするログデータ
    作成手段とを備え、 前記識別伝送データ作成手段による識別データ作成機能
    と前記ログデータ作成手段によるログデータ作成機能の
    除外または復帰を前記対話機能付き表示装置によって個
    別あるいは一括して前記運転状態記憶テーブルに設定す
    るようにしたことを特徴とする発電プラント監視制御装
    置。
  4. 【請求項4】 各発電ユニットに対して前記識別データ
    作成機能、前記ログデータ作成機能と、少なくともこの
    2機能を一括する全機能とを対応づけて前記対話手段付
    き表示装置へ表示選択スイッチを表示させ、前記表示選
    択スイッチへ機能の除外または復帰を前記運転状態記憶
    テーブルの内容に応じて表示させ、表示された表示選択
    スイッチの各スイッチを選択して押す毎に除外と復帰を
    反転して選択させる表示出力手段をさらに備え、 前記運転状態選択手段により前記表示選択スイッチによ
    る選択表示状態を前記運転状態記憶テーブルへ記憶させ
    ることを特徴とする請求項3記載の発電プラント監視制
    御装置。
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