JPH1124742A - プラント監視装置のアラーム出力装置 - Google Patents

プラント監視装置のアラーム出力装置

Info

Publication number
JPH1124742A
JPH1124742A JP19313897A JP19313897A JPH1124742A JP H1124742 A JPH1124742 A JP H1124742A JP 19313897 A JP19313897 A JP 19313897A JP 19313897 A JP19313897 A JP 19313897A JP H1124742 A JPH1124742 A JP H1124742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
suppression
alarms
suppressed
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19313897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tanaka
信一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP19313897A priority Critical patent/JPH1124742A/ja
Publication of JPH1124742A publication Critical patent/JPH1124742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 発生と復帰を連続して繰り返すプロセスアラームに対し
出力を自動的に抑制することにより、オペレータの負荷
を軽減する。 【課題】 【解決手段】プラント監視装置におけるアラーム出力装
置を、複数のアラームを入力するアラーム検出手段10
1と、その状況を記憶するアラーム時系列記憶手段10
2、各アラームの時間間隔を調べるアラーム発生間隔調
査手段103、アラームの抑制状況を調べる抑制状態調
査手段104、アラームを抑制すべきかどうかを判断す
るアラーム抑制判定手段105、最終的にアラームを出
力するアラーム出力手段106、抑制されたアラームを
記憶する抑制アラーム記憶手段107とから構成し、発
生間隔が所定値以内のアラームについては、所定の抑制
経過時間あるいは所定の抑制回数の範囲でアラーム出力
を自動的に抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プラント監視装置
においてプロセスの異常を検出して出力するアラーム出
力装置に関する。 【0002】 【従来の技術】プラント監視装置は電気・機械設備の異
常を知らせるアラームや、プロセスの異常を知らせるプ
ロセスアラームを監視し、異常が生じるとアラームメッ
セージを表示したりアラーム出力機能により警報を鳴動
させたりしている。後者の機能におけるアラームの出力
の仕方は、従来は例えば図3のように、3種類のアラー
ムの何れが発生しても無条件にアラームを出力するよう
になっていた。そして、プラント監視装置からこのアラ
ームが出力されると、オペレータはその都度アラームの
内容を確認して対応すべきかどうかを判断し、必要に応
じて設定を変更するなどのアクションをとるという経過
をとるのが一般的であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、定常操業状
態のプラントで発生するアラームは一般的に一過性のも
のであるのに対して、操業の立上げ時や変動時には一時
的にアラームが断続して繰り返し出力される場合があ
る。例えばプラントの圧力がその上限値近傍にある場
合、圧力計測信号のノイズや揺らぎなどによって上限値
を断続的に越えてしまうため、異常を知らせるプロセス
のアラームも断続的に継続して出力される。そして、こ
のような現象は、電子回路によってフィルタリングして
も必ずしも改善されるものではなかった。このように、
従来の技術では不要なアラームに対しても無条件にアラ
ームを出力してしまうので、オペレータは頻繁な対応を
余儀なくされ無駄な労力をかけてしまうという問題があ
った。また、この対策の一つとして、不要なアラームを
出さないようにするために、例えば圧力の上限を一時的
に変更し、定常操業状態への移行後は変更前の値に戻す
という操作をする方法もあったが、それなりの手間をか
けることが必要であった。そこで本発明は、上記のよう
に繰り返し断続して出力されるアラームに対し、出力を
自動的に抑制することによってオペレータの負担を軽減
させることを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明におけるプラント監視装置のアラーム出力装
置は、複数のアラームを入力できてその何れかのアラー
ムの入力とその入力時刻を検出し、最初に検出したアラ
ームの番号と時刻を出力するアラーム検出手段と、該ア
ラーム検出手段により検出されたアラームを発生時刻順
に記憶するアラーム時系列記憶手段と、該アラーム時系
列記憶手段により記憶されているアラーム発生履歴情報
を元に、今回発生したアラームのアラーム発生間隔を求
めるアラーム発生間隔調査手段と、現在抑制中の複数の
アラームについて、各々アラーム番号と、抑制開始時
刻、抑制回数を記憶している抑制中アラーム管理情報を
元に、前記アラーム検出手段により検出されたアラーム
が現在抑制中であるか否か、抑制中の場合はさらに抑制
経過時間と抑制回数を求める抑制状態調査手段と、前記
アラーム発生間隔調査手段で求めたアラーム発生間隔が
所定値以内であり、かつ、前記抑制状況調査手段で求め
た抑制経過時間と抑制回数が各々所定値以内であるとき
に、アラーム抑制の判定を下すアラーム抑制判定手段
と、前記アラーム抑制判定手段による判定結果がアラー
ム抑制でない場合は、前記アラーム検出手段により検出
されたアラームを外部に出力するアラーム出力手段と、
前記アラーム抑制判定手段による判定結果がアラーム抑
制の場合は、該アラームが既に抑制中であれば現在抑制
中アラーム管理情報の抑制回数を一つ加算し、抑制中で
なければ該アラームを新規に登録し、また、前記アラー
ム抑制判定手段による判定結果がアラーム抑制でない場
合は、前記抑制中アラーム管理情報から該アラームを削
除する抑制アラーム記憶更新手段と、から構成したので
ある。上記手段により、発生間隔が所定値以内のアラー
ムについては、所定の抑制経過時間あるいは所定の抑制
回数の範囲でアラーム出力が自動的に抑制されるのであ
る。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明のアラーム出力装置の構成
を示すブロック図である。図において、101は複数の
プロセスアラームに対しアラーム発生とその発生時刻を
検出し最初に検出したアラームのアラーム番号と発生時
刻を出力するアラーム検出手段であり、102はアラー
ム検出手段101により検出されたアラームを発生時刻
順に記憶するアラーム時系列記憶手段、103はアラー
ム時系列記憶手段102により記憶されているアラーム
発生履歴情報を元に、今回発生したアラームに対するア
ラーム発生間隔(今回発生時刻と前回発生時刻との差)
を調査するアラーム発生間隔調査手段、104は現在抑
制中の複数のアラームについて、各々、アラーム番号
と、抑制開始時刻、抑制回数を記憶している抑制中アラ
ーム管理情報を元に、アラーム検出手段101により検
出されたアラームが現在抑制中であるか否か、抑制中の
場合さらに、抑制経過時間(今回発生時刻と抑制開始時
刻との差)と抑制回数を調査する抑制状況調査手段、1
05はアラーム発生間隔調査手段103が調査したアラ
ーム発生間隔が所定値以内であり、且つ抑制状況調査手
段104による調査結果の抑制経過時間と抑制回数が各
々所定値以内である場合にアラーム抑制の判定を下すア
ラーム抑制判定手段、106はアラーム抑制判定手段1
05による判定結果がアラーム抑制でない時はアラーム
検出手段101により検出されたアラームを外部に出力
するアラーム出力手段、107は抑制中アラーム管理情
報から該アラームを削除する抑制アラーム記憶手段、で
ある。そして、アラーム判定手段105による判定結果
がアラーム抑制の時は、抑制アラーム記憶手段107は
アラームが既に抑制中であれば抑制中アラーム管理情報
の抑制回数を一つ加算し、抑制中でなければ該アラーム
を新規に登録する。ここで登録されるものは、アラーム
番号と、今回発生時刻抑制開始時刻には今回発生時刻
と、抑制回数の1である。図2は、図1のブロック図に
おける処理のフローを示すフローチャートである。図に
おいて、ステップaでアラーム検出を行い、ステップb
で発生アラームの有無をチェックし、発生アラームがな
ければステップaに戻る。発生アラームが有るときは、
ステップcでアラーム発生履歴情報に今回発生したアラ
ームを発生時刻順に記憶する。次にステップdで今回発
生したアラームに対するアラーム発生間隔を調査し、ス
テップeで今回発生したアラームが現在抑制中であるか
否か、抑制中の場合はさらに、抑制経過時間と抑制回数
を調査する。次に、ステップbとステップeで調査した
結果をもとにステップfでアラーム抑制するか否かを判
定し、ステップgでその判定結果をチェックする。判定
結果がアラーム抑制でない時はステップhで今回発生ア
ラームに対する抑制中アラーム管理情報を削除し、ステ
ップiでアラームを外部に出力する。判定結果がアラー
ム抑制の時は外部へアラーム出力せず、ステップjで今
回発生アラームに対する抑制中アラーム管理情報を更新
する。以下、ステップaから同じように繰り返す。図4
は本発明の実施例によるアラーム出力の動作を説明する
図である。従来は、図3に示すように、アラームa、
b、cの何れを受けても無条件に全てアラーム出力して
いたのに対し、本発明の実施例では、図4に示すよう
に、アラームaの発生間隔がtp11の時は所定値tp
sより大きいためアラーム出力し、アラームbの発生間
隔がtp21〜24の時と、アラームcの発生間隔がt
p31〜33の時とでは、所定値tpsより小さいため
アラーム出力が抑制され、断続的に繰り返すプロセスア
ラームを受けてもアラーム出力が自動的に抑制される。
図5は本発明の実施例によるアラーム出力抑制解除動作
の説明図である。抑制中のアラームの抑制解除動作は3
種類あり、(1)がアラーム発生間隔による解除動作を
示すもので、アラーム発生間隔が所定値tpsより大き
くなると抑制は解除される。(2)がアラーム抑制経過
時間による解除動作を示すもので、アラーム抑制経過時
間が所定値tssを過ぎると抑制は解除される。(3)
がアラーム抑制回数による解除動作を示すもので、アラ
ーム抑制回数が所定値nssを過ぎると抑制は解除され
る。図6は、アラーム発生履歴情報と抑制中アラーム管
理情報の構成を補足として示すテーブルであり、(1)
のアラーム発生履歴情報テーブルはアラーム番号と発生
時刻のセットを複数件格納できる構成となっており、
(2)の抑制中アラーム管理情報はアラーム番号と、抑
制開始時刻、抑制回数のセットを複数件格納できる構成
となっている。 【0006】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、発
生間隔が所定値以内のアラームについては、所定の抑制
経過時間あるいは所定の抑制回数の範囲でアラーム出力
が自動的に抑制されるので、従来のような、不要なアラ
ームに対してオペレータが頻繁に対応しなければならな
いという問題はなく、また、不要なアラームを出さない
ように例えば上限警報設定値を一時的に変更し定常操業
状態になったら変更前の値に戻すという操作も不要にな
り、オペレータの負担を大幅に軽減させるという効果が
ある。 【0007】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のアラーム出力装置のブロック図 【図2】本発明の動作を示すフローチャート 【図3】従来のアラーム出力動作の説明図 【図4】本発明の実施例のアラーム出力動作の説明図 【図5】本発明の実施例のアラーム出力抑制解除動作の
説明図 【図6】アラーム発生履歴情報と抑制中アラーム管理情
報の構成を示すテーブル 【符号の説明】 101 アラーム検出手段 102 アラーム時系列記憶手段 103 発生間隔調査手段 104 抑制状況調査手段 105 アラーム抑制判定手段 106 アラーム出力手段 107 抑制アラーム記憶更新手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のアラームを入力できてその何れかのアラームの入
    力とその入力時刻を検出し、最初に検出したアラームの
    番号と時刻を出力するアラーム検出手段と、 該アラーム検出手段により検出されたアラームを発生時
    刻順に記憶するアラーム時系列記憶手段と、 該アラーム時系列記憶手段により記憶されているアラー
    ム発生履歴情報を元に、今回発生したアラームのアラー
    ム発生間隔を求めるアラーム発生間隔調査手段と、 現在抑制中の複数のアラームについて、各々アラーム番
    号と、抑制開始時刻、抑制回数を記憶している抑制中ア
    ラーム管理情報を元に、前記アラーム検出手段により検
    出されたアラームが現在抑制中であるか否か、抑制中の
    場合はさらに抑制経過時間と抑制回数を求める抑制状態
    調査手段と、 前記アラーム発生間隔調査手段で求めたアラーム発生間
    隔が所定値以内であり、かつ、前記抑制状況調査手段で
    求めた抑制経過時間と抑制回数が各々所定値以内である
    ときに、アラーム抑制の判定を下すアラーム抑制判定手
    段と、 前記アラーム抑制判定手段による判定結果がアラーム抑
    制でない場合は、前記アラーム検出手段により検出され
    たアラームを外部に出力するアラーム出力手段と、 前記アラーム抑制判定手段による判定結果がアラーム抑
    制の場合は、該アラームが既に抑制中であれば現在抑制
    中アラーム管理情報の抑制回数を一つ加算し、抑制中で
    なければ該アラームを新規に登録し、また、前記アラー
    ム抑制判定手段による判定結果がアラーム抑制でない場
    合は、前記抑制中アラーム管理情報から該アラームを削
    除する抑制アラーム記憶更新手段と、から構成すること
    を特徴とするプラント監視装置のアラーム出力装置。
JP19313897A 1997-07-02 1997-07-02 プラント監視装置のアラーム出力装置 Pending JPH1124742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19313897A JPH1124742A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 プラント監視装置のアラーム出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19313897A JPH1124742A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 プラント監視装置のアラーム出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1124742A true JPH1124742A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16302921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19313897A Pending JPH1124742A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 プラント監視装置のアラーム出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1124742A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008027201A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 遠隔監視システムおよび遠隔監視方法
JP2013008162A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Fujitsu Ltd 監視装置、監視方法、および監視プログラム
WO2020174887A1 (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 ヤンマー株式会社 作業車両

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008027201A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 遠隔監視システムおよび遠隔監視方法
JP2013008162A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Fujitsu Ltd 監視装置、監視方法、および監視プログラム
US9000912B2 (en) 2011-06-23 2015-04-07 Fujitsu Limited Monitoring apparatus, monitoring method and recording medium of monitoring program
WO2020174887A1 (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 ヤンマー株式会社 作業車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105549508B (zh) 一种基于信息合并的报警方法及装置
CN110987493A (zh) 设备异常检测方法、装置、存储介质及电子设备
CN114996090A (zh) 一种服务器异常检测方法、装置、电子设备及存储介质
CN113740741A (zh) 电池热失控预警方法、装置、介质和设备
US11005874B2 (en) Monitoring apparatus
JPH1124742A (ja) プラント監視装置のアラーム出力装置
JP2010015246A (ja) 故障情報分析管理システム
CN113434823B (zh) 数据采集任务异常预警方法、装置、计算机设备和介质
CN112905463B (zh) 软件测试监控方法、装置、电子设备及可读存储介质
JPH08147030A (ja) プラント監視装置
JP4028930B2 (ja) 振動試験装置
JP2007286707A (ja) 機器診断システム
JP2001175972A (ja) 異常監視装置
CN114564369B (zh) 应用程序的异常监测方法、装置、电子设备及存储介质
JP4427377B2 (ja) プラント制御装置及び方法
JP2885839B2 (ja) 軸受の寿命診断装置
JP3681634B2 (ja) 障害通報処理方法および監視装置
JP2734455B2 (ja) 障害検出方式
JPH0221397A (ja) 警報処理装置
JPH05322605A (ja) プラント異常診断装置
JP2758333B2 (ja) 監視診断装置
EP2357565A1 (en) Monitoring-inhibiting error message selection method and program
CN117520093A (zh) 一种作业监控方法、rpa服务器、电子设备及存储介质
JP2003162325A (ja) ノイズ抑止機能付監視制御装置
JP2005004598A (ja) プラント監視支援システム