JP2758333B2 - 監視診断装置 - Google Patents

監視診断装置

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JP2758333B2
JP2758333B2 JP4346975A JP34697592A JP2758333B2 JP 2758333 B2 JP2758333 B2 JP 2758333B2 JP 4346975 A JP4346975 A JP 4346975A JP 34697592 A JP34697592 A JP 34697592A JP 2758333 B2 JP2758333 B2 JP 2758333B2
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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば原子力発電プラン
トを構成する機器に異常兆候が発生した場合、これを検
出し判断する監視診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】監視診断装置は、例えば原子力発電施設
において構成機器の振動量を監視し、監視対象振動量が
異常値を示した場合、運転員に対して警報を発する目的
で使用されている。
【0003】以下、図5を参照して監視診断装置の従来
例を説明する。図5は監視診断装置の従来例を模式的に
示す構成図である。図5に示すように、検出器1は監視
対象の測定量を電気信号に変換する一方、しきい値格納
部2は予め設定しておいたしきい値を格納しておくもの
であり、これら検出器1の測定信号としきい値格納部2
からの信号はしきい値比較装置3により比較される。
【0004】このしきい値比較装置3により比較された
信号は、警報を発するか否かを判定する警報要否判定装
置4に送出され、この警報要否判定装置4からの判定信
号は表示装置5に送出されて表示される。ここで、入力
装置6はプラント運転開始前にしきい値を予め設定し、
このしきい値をしきい値格納部2に入力するものであ
る。
【0005】上記の構成において、プラント運転開始前
に運転員は、しきい値格納部2に予め設定しておいたし
きい値を入力装置6から入力しておく。そして、プラン
ト運転開始後、検出器1により検出された測定量は、電
気信号に変換されてしきい値比較装置3に送出される一
方、しきい値格納部2からは、プラント運転開始前に入
力されたしきい値に対応した電気信号がしきい値比較装
置3に送出される。
【0006】すると、検出器1およびしきい値格納部2
からの信号はしきい値比較装置3において比較され、こ
のしきい値比較装置3は測定量がしきい値を越えている
か否かを示す論理信号を警報要否判定装置4に送出す
る。この警報要否判定装置4ではしきい値比較装置3か
らの論理信号に基づき警報を要するか否かの判定を行
い、その判定結果を示す論理信号を表示装置5に送出
し、表示装置5ではその論理信号に基づいて警報の表示
を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような監視診断
装置においては、プラント運転開始前にしきい値を予め
設定し、このしきい値を入力装置6からしきい値格納部
2に入力しておく必要がある。
【0008】しかしながら、プラントにおける構成機器
の振動量などの測定量は、正常な運転中であってもある
変動幅を有しているので、プラント運転開始前に設定さ
れたしきい値が低すぎると、監視診断装置は、正常な運
転中に発生する測定量の変動によって誤警報を表示する
頻度が高くなる。一方、プラント運転開始前に設定され
たしきい値が高すぎると、監視診断装置はプラントの異
常に伴う測定量の変動に対しても警報を表示しない可能
性が生じる。
【0009】さらに、定期検査などで機器の分解点検な
どを実施すると、プラントの特性に変化が生じ、検査前
の運転時に用いていたしきい値をそのまま用いることが
できなくなる他、通常同一機器であっても個々のプラン
ト毎に個性があるので、プラント毎に異なるしきい値を
設定する必要がある。したがって、良好な検出感度を有
し且つ誤警報の少ないしきい値を設定する作業は、非常
に煩雑になるという問題点があった。
【0010】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、プラント運転前のしきい値設定作業が簡便で、
且つ監視の信頼性を高めた監視診断装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1に係る監視診断装置は、監視
対象機器から生ずる異常事象をその旨の信号に基づいて
検知し判断する監視診断装置において、上記監視対象機
器から計測される測定信号と設定されたしきい値との比
較判定を行う2つのしきい値比較手段と、これらのしき
い値比較手段に送出するしきい値を格納する2つのしき
い値格納手段と、上記しきい値比較手段のうちの1つの
比較信号に基づいてしきい値の変更の要否を判定するし
きい値変更要否判定手段と、このしきい値変更要否判定
手段の判定結果を示す信号に基づいて上記しきい値格納
手段のうちの1つに格納されているしきい値の変更を行
うしきい値変更手段とを備え、上記2つのしきい値格納
手段の間の信号の送受信を断続する第1のスイッチング
手段および上記監視対象機器から計測される測定信号の
しきい値比較手段の1つへの送出を断続する第2のスイ
ッチング手段のうち、少なくとも上記第1のスイッチン
グ手段を備えたものである。
【0012】本発明の請求項2に係る監視診断装置は、
監視対象機器から生ずる異常事象をその旨の信号に基づ
いて検知し判断する監視診断装置において、上記監視対
象機器から計測される測定信号と設定されたしきい値と
の比較判定を行うしきい値比較手段と、このしきい値比
較手段に送出するしきい値を格納するしきい値格納手段
と、上記しきい値比較手段の比較信号に基づいてしきい
値の変更の要否を判定するしきい値変更要否判定手段
と、このしきい値変更要否判定手段の判定結果を示す信
号に基づいて上記しきい値格納手段に格納されているし
きい値の変更を行うしきい値変更手段とを備え、上記し
きい値格納手段に格納されたしきい値を設定された時間
内に計測された測定信号の最大値に変更するものであ
る。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1において
は、しきい値変更手段がしきい値変更要否判定手段の判
定結果を示す信号に基づいて2つのしきい値格納手段の
うちの1つに格納されているしきい値を変更することに
より、プラント運転時の機器振動量など監視対象機器の
監視動作を実施しながら、誤警報が少なく且つ検出感度
の良好な監視しきい値を設定することができる。
【0014】また、本発明の請求項1において、監視対
象機器において異常事象の発生が懸念される場合には、
2つのしきい値格納手段の間の信号の送受信を断続する
第1のスイッチング手段および監視対象機器から計測さ
れる測定信号のしきい値比較手段の1つへの送出を断続
する第2のスイッチング手段のうち、少なくとも上記第
1のスイッチング手段を開にすることで、自動的なしき
い値変更を行わないことにより、監視対象機器に対する
監視診断を中断することなく、プラントの異常に伴う測
定量の変動に対して警報を発しないようなしきい値が設
定されるのを防止することができる。
【0015】さらに、本発明の請求項2においては、し
きい値格納手段に格納されたしきい値を設定された時間
内に計測された測定信号の最大値に変更することによ
り、測定信号の最大値にしきい値を速やかに設定するこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1は本発明に係る監視診断装置の一実施
例を示すブロック図である。なお、図1において、従来
の構成と同一または対応する部分には図5と同一の符号
を用いて説明する。
【0018】図1に示すように、監視対象の測定量を電
気信号に変換する検出器1と、しきい値格納部2aはし
きい値比較装置3aに接続され、検出器1の測定信号お
よびしきい値格納部2aからの信号がしきい値比較装置
3aに送出される。
【0019】また、しきい値比較装置3aからの信号は
警報を発するか否かを判定する警報要否判定装置4に送
出され、この警報要否判定装置4からの信号は表示装置
5aに送出される。そして、入力装置6からの信号はし
きい値格納部2aに送出される。
【0020】一方、監視対象の測定量を電気信号に変換
する検出器1からの測定信号が第2のスイッチング手段
としてのスイッチ7aを経由してしきい値比較装置3b
に送出されるように接続されるとともに、しきい値格納
部2bからの信号がしきい値比較装置3bに送られるよ
うに接続されている。このしきい値比較装置3bからの
信号はしきい値変更要否判定装置8に送出される。この
しきい値変更要否判定装置8からのしきい値変更要否判
定信号はしきい値変更装置9を経てしきい値格納部2b
に送出される。
【0021】また、しきい値格納部2aとしきい値格納
部2bとの間においては、しきい値格納部2aからの信
号が第1のスイッチング手段としてのスイッチ7bを経
由してしきい値格納部2bへ送出される一方、しきい値
格納部2bからの信号が第1のスイッチング手段として
のスイッチ7cを経由してしきい値格納部2aに送出さ
れる。したがって、スイッチ7b,7cは、しきい値格
納部2aとしきい値格納部2bとの間の信号の送受信を
断続するものである。そして、しきい値変更要否判定装
置8からの信号はそれぞれ表示装置5bおよびしきい値
変更履歴格納装置10へ送出される。
【0022】これらしきい値格納部2b、しきい値比較
装置3b、しきい値変更要否判定装置8、しきい値変更
装置9、表示装置5bおよびしきい値変更履歴格納装置
10によりしきい値設定手段が構成される。
【0023】次に、本実施例の作用を説明する。
【0024】図1において、プラント運転開始前に、ス
イッチ7bを閉じ、スイッチ7a,7cを開いた状態で
運転員が入力装置6から予め設定しておいたしきい値を
しきい値格納部2aに入力する。このしきい値格納部2
aに入力されたしきい値は、スイッチ7bを経由してし
きい値格納部2bにも格納されるため、しきい値入力
後、スイッチ7bを開き、スイッチ7aを閉じてプラン
トの運転を開始する。
【0025】プラント運転開始後、検出器1により検出
された監視対象機器からの測定量は、電気信号に変換さ
れてしきい値比較装置3aに送出される。また、しきい
値格納部2aからはプラント運転開始前に入力されたし
きい値に対応した電気信号がしきい値比較装置3aに送
出される。
【0026】すると、検出器1およびしきい値格納部2
aからの信号は、しきい値比較装置3aにおいて比較さ
れ、測定量がしきい値を越えているか否かを示す論理信
号をしきい値比較装置3aから警報要否判定装置4へ送
出する。
【0027】この警報要否判定装置4においては、しき
い値比較装置3aからの論理信号に基づき警報を発する
か否かの判定を行い、その判定結果を示す論理信号を表
示装置5aに送出し、この表示装置5aにおいてはその
論理信号に基づき警報の表示を行う。
【0028】一方、検出器1からの信号はスイッチ7a
を経由してしきい値比較装置3bに送出される。また、
しきい値格納部2bにもプラント運転開始前にしきい値
格納部2aに入力したしきい値が格納されており、その
しきい値に対応した電気信号がしきい値格納部2bから
しきい値比較装置3bに送出される。
【0029】検出器1およびしきい値格納部2bからの
信号は、しきい値比較装置3bにおいて比較され、測定
量がしきい値を越えているか否かを示す論理信号をしき
い値比較装置3bからしきい値変更要否判定装置8に送
出される。このしきい値変更要否判定装置8ではしきい
値比較装置3bからの信号に基づいてしきい値変更の要
否が判定される。
【0030】しきい値変更要否判定装置8において判定
された結果を示す論理信号は、しきい値変更装置9に送
出され、しきい値変更装置9はこれに基づいてしきい値
格納部2bに格納されているしきい値の変更を行う。ま
た、しきい値変更要否判定装置8において判定された結
果を示す論理信号は、表示装置5bおよびしきい値変更
履歴格納装置10に送出され、しきい値変更がなされる
旨の表示およびしきい値変更履歴の格納を行う。
【0031】次に、しきい値比較装置3bおよびしきい
値変更要否判定装置8の動作を図2および図3に基づい
て説明する。図2は本実施例の動作を示すタイミングチ
ャートであり、しきい値比較装置3bに検出器1および
しきい値格納部2bからの信号が入力された時のしきい
値変更要否判定装置8の入力信号の変化を示したもので
ある。
【0032】図2に示すように、時間ΔTなるしきい値
判定時間内に検出器1からの入力信号がしきい値格納部
2bからの入力信号より大になる箇所が存在すると、し
きい値変更要否判定装置8からしきい値変更装置9へ、
しきい値増加を要することを示す論理信号が送出される
ようになっている。
【0033】今、時刻T0 からT1 までの間で検出器1
からの入力信号がしきい値格納部2bからの入力信号よ
り大になっているのは時刻T2 からT3 までの間、時刻
4からT5 までの間、時刻T6 からT1 までの間であ
る。すなわち、時刻T0 からT1 までの間に検出器1か
らの入力信号がしきい値格納部2bからの入力信号から
大になっている箇所が存在するので、時刻T1 において
しきい値が変更されている。次に、時刻T1 を起点とし
た時間ΔTをしきい値判定時間として同様の動作が行わ
れ、以後も同様の動作が継続される。
【0034】図3は本実施例の動作に関するタイミング
チャートであり、しきい値比較装置3bに検出器1およ
びしきい値格納部2bからの信号が入力された時のしき
い値変更要否判定装置8の入力信号の変化を示したもの
である。
【0035】図3に示すように、時間ΔTなるしきい値
判定時間内に検出器1からの入力信号がしきい値格納部
2bからの入力信号より大になる箇所が存在しないと、
しきい値変更要否判定装置8からしきい値変更装置9
へ、しきい値減少を要することを示す論理信号が送出さ
れるようになっている。
【0036】今、時刻T0 からT1 までの間で検出器1
からの入力信号がしきい値格納部2bからの入力信号よ
り大になっている箇所は存在しないので、時刻T1 にお
いてしきい値が変更されている。次に、時刻T1 を起点
とした時間ΔTをしきい値判定時間として同様の動作が
行われ、以後も同様の動作が継続される。
【0037】このように本実施例の監視診断装置によれ
ば、適切なしきい値を設定する作業を容易に自動化で
き、且つプラント運転中に機器振動量などの監視を行い
ながら、並行してしきい値の設定を実施することができ
る。
【0038】図4は本発明の他の実施例の動作に関する
タイミングチャートであり、しきい値比較装置3bに検
出器1およびしきい値格納部2bからの信号が入力され
た時のしきい値変更要否判定装置8の入力信号の変化を
示したものである。
【0039】本実施例では、時間ΔTなるしきい値判定
時間内に検出器1からの信号の最大値がしきい値格納部
2bからの入力信号よりも大になる時、しきい値格納部
2bに格納されているしきい値に、検出器1からの信号
の最大値が代入される。
【0040】但し、1回目のしきい値判定時間内の検出
器1からの信号の最大値は、無条件でしきい値格納部2
bに格納されているしきい値に代入される。図中、時刻
0は、スイッチ7bおよび7cが開いた状態でスイッ
チ7aが閉じた瞬間とする。
【0041】ここで、T1 =T0 +ΔT1 とすると、時
刻T1 においてしきい値格納部2bに格納されているし
きい値は時刻T0 からT1 までの検出器1からの信号の
最大値となる。
【0042】次のしきい値判定時間が時刻T1 からT3
までの時間をΔT3 とすると、この時間内の時刻T2
近において検出器1からの信号がしきい値格納部2bか
らの信号より大になっているので、時刻T3 において、
しきい値格納部2bに格納されたしきい値が変化してい
る。以後同様の動作を繰り返し、時刻T5 において検出
器1からの信号がしきい値格納部2bからの信号より大
になっているので、次のしきい値判定時間の起点である
時刻T6 では、しきい値格納部2bに格納されたしきい
値が変化している。
【0043】このように本実施例の監視診断装置によれ
ば、しきい値格納部2bに格納されたしきい値を設定さ
れた時間内に計測された測定信号の最大値に変更するこ
とにより、測定信号の最大値にしきい値を速やかに設定
することができる。
【0044】なお、上記各実施例では、監視対象機器に
おいて異常事象の発生が懸念される場合、スイッチ7
b,7cを開とするか、またはスイッチ7a,7bおよ
び7cを開とすることにより、監視対象機器において異
常事象の発生が懸念される場合、しきい値格納部2aに
格納されたしきい値を変更することなく、監視対象機器
に対する監視診断を継続することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る監視診断装置によれば、監視対象機器から生ずる
異常事象をその旨の信号に基づいて検知し判断する監視
診断装置において、監視対象機器から計測される測定信
号と設定されたしきい値との比較判定を行う2つのしき
い値比較手段と、これらのしきい値比較手段に送出する
しきい値を格納する2つのしきい値格納手段と、しきい
値比較手段のうちの1つの比較信号に基づいてしきい値
の変更の要否を判定するしきい値変更要否判定手段と、
このしきい値変更要否判定手段の判定結果を示す信号に
基づいてしきい値格納手段のうちの1つに格納されてい
るしきい値の変更を行うしきい値変更手段とを備えたこ
とにより、プラントを運転しその監視対象機器の振動量
などの監視を行いながら、監視に必要なしきい値を適切
に設定する作業を自動化することができる。このため、
誤警報が少なく検出感度が良好なしきい値の設定に要す
る工数を削減でき、且つ監視の信頼性を向上させること
ができる。
【0046】また、本発明の請求項1に係る監視診断装
置によれば、2つのしきい値格納手段の間の信号の送受
信を断続する第1のスイッチング手段および監視対象機
器から計測される測定信号のしきい値比較手段の1つへ
の送出を断続する第2のスイッチング手段のうち、少な
くとも第1のスイッチング手段を備えたことにより、監
視対象機器に異常事象が発生したと疑われる場合、しき
い値変更機能を動作させずに監視診断を継続すること
で、不適当なしきい値が設定されるのを防止することが
できる。
【0047】本発明の請求項2に係る監視診断装置によ
れば、しきい値格納手段に格納されたしきい値を設定さ
れた時間内に計測された測定信号の最大値に変更するこ
とにより、測定信号の最大値にしきい値を速やかに収束
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る監視診断装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】本実施例における動作の一例を示すタイミング
チャート図。
【図3】本実施例における動作の他の例を示すタイミン
グチャート図。
【図4】本発明に係る監視診断装置の他の実施例におけ
る動作を示すタイミングチャート図。
【図5】従来の監視診断装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1 検出器 2a,2b しきい値格納部(しきい値格納手段) 3a,3b しきい値比較装置(しきい値比較手段) 4 警報要否判定装置 5a,5b 表示装置 6 入力装置 7a スイッチ(第2のスイッチング手段) 7b,7c スイッチ(第1のスイッチング手段) 8 しきい値変更要否判定装置(しきい値変更要否判定
手段) 9 しきい値変更装置(しきい値変更手段) 10 しきい値変更履歴格納装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−222882(JP,A) 特開 平2−114399(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21C 17/00 G01H 1/00 - 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象機器から生ずる異常事象をその
    旨の信号に基づいて検知し判断する監視診断装置におい
    て、上記監視対象機器から計測される測定信号と設定さ
    れたしきい値との比較判定を行う2つのしきい値比較手
    段と、これらのしきい値比較手段に送出するしきい値を
    格納する2つのしきい値格納手段と、上記しきい値比較
    手段のうちの1つの比較信号に基づいてしきい値の変更
    の要否を判定するしきい値変更要否判定手段と、このし
    きい値変更要否判定手段の判定結果を示す信号に基づい
    て上記しきい値格納手段のうちの1つに格納されている
    しきい値の変更を行うしきい値変更手段とを備え、上記
    2つのしきい値格納手段の間の信号の送受信を断続する
    第1のスイッチング手段および上記監視対象機器から計
    測される測定信号のしきい値比較手段の1つへの送出を
    断続する第2のスイッチング手段のうち、少なくとも上
    記第1のスイッチング手段を備えたことを特徴とする監
    視診断装置。
  2. 【請求項2】 監視対象機器から生ずる異常事象をその
    旨の信号に基づいて検知し判断する監視診断装置におい
    て、上記監視対象機器から計測される測定信号と設定さ
    れたしきい値との比較判定を行うしきい値比較手段と、
    このしきい値比較手段に送出するしきい値を格納するし
    きい値格納手段と、上記しきい値比較手段の比較信号に
    基づいてしきい値の変更の要否を判定するしきい値変更
    要否判定手段と、このしきい値変更要否判定手段の判定
    結果を示す信号に基づいて上記しきい値格納手段に格納
    されているしきい値の変更を行うしきい値変更手段とを
    備え、上記しきい値格納手段に格納されたしきい値を設
    定された時間内に計測された測定信号の最大値に変更す
    ることを特徴とする監視診断装置。
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