JP2003162325A - ノイズ抑止機能付監視制御装置 - Google Patents

ノイズ抑止機能付監視制御装置

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JP2003162325A
JP2003162325A JP2001362707A JP2001362707A JP2003162325A JP 2003162325 A JP2003162325 A JP 2003162325A JP 2001362707 A JP2001362707 A JP 2001362707A JP 2001362707 A JP2001362707 A JP 2001362707A JP 2003162325 A JP2003162325 A JP 2003162325A
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JP
Japan
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noise
input
time
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monitoring
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JP2001362707A
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Keiichi Yamamoto
啓一 山本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズによりアナログ信号が変動した場合で
も、その異常な値の影響を受けないノイズ抑止機能付監
視制御装置を提供すること。 【解決手段】 ノイズによるアナログ信号の変動を検出
するノイズ判定処理手段3および3aと、ノイズによる
影響を除去するノイズ除去処理回路4と、を備えた監視
制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受変電設備等の監
視制御を行う監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の監視制御装置は、監視対象から入
力されるアナログ信号を監視制御に使用する場合に、ア
ナログ信号をそのまま監視制御に使用することがある。
この場合、処理方法の他に、ノイズによりアナログ信号
が変動すると不要なアラーム出力や、不要な制御出力が
生ずるので、これを抑止する処理方法が採用されてい
る。例えば、タイマーを追加したり、ディジタルフィル
ター処理などを実施して感度低下処理を実施した後に、
監視制御に使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視制御装置に
おいて、アナログ信号を監視制御に使用する場合、処理
方法により、以下の問題が発生する。 (1)アナログ信号をそのまま監視制御に使用した場
合、ノイズによるアナログ信号の変動により、誤った値
を計測したり、不要なアラームを出力したり、不要な制
御が発生する。 (2)タイマーの追加およびディジタルフィルター処理
などにより、感度低下処理を実施したアナログ信号を監
視制御に使用した場含、タイマーの追加により必要以上
に処理が遅延されたり、感度低下処理によりアナログ信
号の変化に追従できない緩慢な制御になったり、アナロ
グ信号の最大値、最小値などのデータが計測できないと
いった不具合が生ずる。
【0004】そこで本発明は、アナログ信号のノイズを
検出し、そのノイズを除去することにより、ノイズの影
響を受けないノイズ抑止機能付監視制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】また、ノイズ発生時のプロセスデータを記
憶し、ノイズ発生前後のデータからノイズ発生原因を特
定するためのデータを提供できる監視制御装置を提供す
ることをも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の監視制御装置
は、監視対象設備から生ずる複数種のプロセス信号を入
力する入力手段と、入力された各プロセス信号を時刻に
同期して記憶する記憶手段と、入力されたプロセスデー
タを監視しその変化状態からノイズによる入力か否かを
判断するノイズ判定手段と、ノイズによる入力と判断さ
れたプロセス信号の、ノイズ発生前の正常なアナログ値
とノイズ発生後の正常なアナログ値とを直線近似により
補正してノイズを除去するノイズ除去手段と、を備えた
ことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の監視制御装置は、監視対象
設備から生ずる複数種のプロセス信号を入力する入力手
段と、入力された各プロセス信号を時刻に同期して記憶
する記憶手段と、入力されたプロセスデータを監視しそ
の変化状態からノイズによる入力か否かを判断するノイ
ズ判定手段と、前記ノイズによる入力が生じた場合、そ
の発生時刻前後の他のプロセスデータを前記記憶手段か
ら読出し、ノイズによる入力と判断されたプロセス信号
と同一時間軸でグラフ上に表示させ、予め設定した時間
内における変化の有無を確認可能とするノイズ発生原因
特定手段と、備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の監視制御装置の実施
形態を説明する。
【0009】図1において、入力手段1はアナログ信号
やディジタル信号などからなる複数種のプロセス信号1
2を監視対象設備11から入力する。記憶手段2は入力
手段1に入力された複数種のプロセス信号12をアナロ
グ入力・ディジタル入力の種別ごとに、時刻に同期して
記憶する。ノイズ判定手段3、3aは各プロセス信号1
2を監視し、そのアナログ入力の変動状態からアナログ
信号の変化が、プロセスの正常な入力の変化なのか、ノ
イズによる誤った入力なのかを判断する。
【0010】図2に判定手段3aによるノイズ判定処理
の一例を説明する。即ち、プロセス量は、時刻Tとプ
ロセス量Iが示す点Aから急激に上昇し時刻Tとプ
ロセス量Iが示す点Bに達し、その後、時刻Tとプ
ロセス量Iが示す点Cを経て安定している。この場
合、以下に記載した(イ)、(ロ)の両方の条件が成立
すると、ノイズによる誤った入力と判断する。 (イ)アナログ入力の変化量が大きい ΔI>Ci (ロ)変化開始から変極点までの時間が短い ΔT<Ct ここで、ΔIはアナログ入力が急変した部分の変化量の
絶対値を示し、ΔI=|I−I|を意味している。
また、ΔTはアナログ入力の急変から変極点まで時間を
示し、ΔT=T−Tを意味している。
【0011】更に、Ciはアナログ入力の急変検出変化
量判定値(設定値)であり、Ctはアナログ入力の急変
検出時間判定値(設定値)である。
【0012】図1に示すノイズ除去手段4は、あるプロ
セス値の変化が判定手段3aによってノイズによる誤っ
た入力と判断された場合、ノイズ部分のアナログ入力を
補正し、アナログ入力からノイズの影響を除去する。ノ
イズ判定手段3aでノイズと判定したアナログ入力は、
ノイズ発生前後の正常と判定したアナログ値間の直線近
似により補正し、ノイズのデータを除去する。
【0013】図3にノイズ除去手段4によるノイズ除去
処理の動作原理を説明する。時刻T 、プロセス量I
で示す点Aはノイズ発生前の正常なアナログ値、また時
刻T 、プロセス量Iで示す点Bはノイズ発生時の異
常なアナログ値、そして時刻T、プロセス量Iで示
す点Cはノイズ発生後の正常なアナログ値である。そし
て、ノイズ除去手段4は図3に示す状態変化において、
点Bをノイズ発生時の異常なデータとして、点Aと点C
を直線Kで結び、アナログ入力を補正する。
【0014】図1に示す処理5、7はノイズ発生原因特
定手段を構成する。すなわち、記憶処理5はノイズ発生
時の他のプロセス信号をノイズ発生原因の特定のために
記憶する。なお、監視制御処理6はノイズを含まないア
ナログ信号、または、ノイズを除去したアナログ信号を
用いて、通常の監視制御処理を実施するものである。
【0015】ノイズ発生原因特定処理回路7は、ノイズ
発生前後のプロセスデータにより、変化データを検出す
るための第1次ノイズ発生原因特定用データを編集す
る。また、第1次ノイズ発生原因特定用データの変化部
分から第2次ノイズ発生原因特定用データを編集する。
【0016】ノイズを検出したアナログ信号と第1次ノ
イズ発生原因特定用データまたは第2次ノイズ発生原因
特定用データを同一時間軸上に表示することにより、ノ
イズ発生原因の特定が可能となる。
【0017】図4において、第1次ノイズ発生原因特定
用データは、ノイズによる入力と判定されたプロセス信
号Pと、他のプロセス信号A〜Eとをノイズ発生直前の
時刻Tの前後におけるデータとして編集したもので、
ノイズ発生原因収集時刻(T −T)内に変化したプ
ロセスデータからノイズ発生原因を特定する。図4の場
合、ノイズ発生原因収集時刻(T−T)内におい
て、信号Bと信号Eが変化しているため、これを第2次
ノイズ発生原因特定用データとして信号Bと信号Eを記
憶する。
【0018】第1次ノイズ発生原因特定用データの表示
は、ノイズを検出したアナログ信号と信号Bと他のプロ
セス信号A〜Eとを同一時間軸でグラフ上に表示する。
ここで、時間Tはノイズ発生直前の時刻、時間T
ノイズ発生原因収集開始時刻であり、T=T−C
tfである。
【0019】また、時間Tはノイズ発生原因収集終了
時刻であり、T=T+Ctbである。また、時間C
tfはノイズ発生原因収集範囲前時間(設定値)であ
り、時間Ctbはノイズ発生原因収集範囲後時間(設定
値)である。
【0020】以上に説明した入力手段1、記憶手段2、
ノイズ判定手段3、3a、ノイズ除去手段4、ノイズ発
生原因特定手段を構成する記憶処理5、監視制御手段
6、およびノイズ発生原因特定処理、監視制御手段7に
よって監視制御装置10を構成している。これらはコン
ピュータのソフトウェアにより実現される。
【0021】上記実施の形態では、ノイズの検出をアナ
ログ入力の急変と変極点までの時間により検出したが、
アナログデータの変化を捕まえ、その変化の原因をノイ
ズと判定してもよく、ノイズの影響を除去して、監視制
御に使用する場合において、本発明が有効なことは明白
である。また、ノイズ発生前後のプロセスデータから、
ノイズの発生原因を特定する場合において、本発明が有
効なことは明白である。
【0022】
【発明の効果】本発明により、ノイズによりアナログ信
号が変動した場合でも、その異常な値の影響を受けない
監視制御装置を構成できる。また、ノイズの発生原因を
特定するためのデータを得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す監視制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のノイズ判定処理を示す説明図である。
【図3】図1のノイズ除去処理を示す説明図である。
【図4】図1のノイズ発生原因特定用データを示す説明
図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 記憶手段 3、3a ノイズ判定手段 4 ノイズ除去手段 5 ノイズ発生原因特定手段を構成する記憶処理回路 6 監視制御手段 7 ノイズ発生原因特定手段を構成する処理手段 10 監視制御装置 11 監視対象設備 12 プロセス信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象設備から生ずる複数種のプロセ
    ス信号を入力する入力手段と、入力された各プロセス信
    号を時刻に同期して記憶する記憶手段と、入力されたプ
    ロセスデータを監視しその変化状態からノイズによる入
    力か否かを判断するノイズ判定手段と、ノイズによる入
    力と判断されたプロセス信号の、ノイズ発生前の正常な
    アナログ値とノイズ発生後の正常なアナログ値とを直線
    近似により補正してノイズを除去するノイズ除去手段
    と、を備えたことを特徴とする監視制御装置。
  2. 【請求項2】 監視対象設備から生ずる複数種のプロセ
    ス信号を入力する入力手段と、入力された各プロセス信
    号を時刻に同期して記憶する記憶手段と、入力されたプ
    ロセスデータを監視しその変化状態からノイズによる入
    力か否かを判断するノイズ判定手段と、前記ノイズによ
    る入力が生じた場合、その発生時刻前後の他のプロセス
    データを前記記憶手段から読出し、ノイズによる入力と
    判断されたプロセス信号と同一時間軸でグラフ上に表示
    させ、予め設定した時間内における変化の有無を確認可
    能とするノイズ発生原因特定手段と、備えたことを特徴
    とする監視制御装置。
JP2001362707A 2001-11-28 2001-11-28 ノイズ抑止機能付監視制御装置 Pending JP2003162325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017004088A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 日本信号株式会社 監視装置
CN109814490A (zh) * 2017-11-22 2019-05-28 发那科株式会社 噪音监视装置

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