JPH056657B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056657B2 JPH056657B2 JP59275675A JP27567584A JPH056657B2 JP H056657 B2 JPH056657 B2 JP H056657B2 JP 59275675 A JP59275675 A JP 59275675A JP 27567584 A JP27567584 A JP 27567584A JP H056657 B2 JPH056657 B2 JP H056657B2
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- JP
- Japan
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- set value
- full
- blow
- discriminator
- blowing
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 39
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/06—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a liquid
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ボイラーにおける缶水の完全な排
出、即ち全ブローの実行を検出するための全ブロ
ー検出装置に係わり、特に缶水の電導度の変化に
基づいて全ブローの実行を検出するようにした新
規な全ブロー検出装置に関するものである。
出、即ち全ブローの実行を検出するための全ブロ
ー検出装置に係わり、特に缶水の電導度の変化に
基づいて全ブローの実行を検出するようにした新
規な全ブロー検出装置に関するものである。
従来より、ボイラーにおいては、スケールの成
長・キヤリオーバーを防ぐために、缶水の濃縮が
ある程度進行したときに缶水を全部排出して新し
い缶水と置換する、いわゆる全ブローが行われて
いる。ボイラーの管理上その全ブローが必要な時
期を把握する必要があるが、従来においては、ブ
ロー作業に際して、その回数と時期を手作業でも
つて運転日誌に記録するという繁雑な作業を伴つ
ていた。
長・キヤリオーバーを防ぐために、缶水の濃縮が
ある程度進行したときに缶水を全部排出して新し
い缶水と置換する、いわゆる全ブローが行われて
いる。ボイラーの管理上その全ブローが必要な時
期を把握する必要があるが、従来においては、ブ
ロー作業に際して、その回数と時期を手作業でも
つて運転日誌に記録するという繁雑な作業を伴つ
ていた。
そこで近年は、マイクロコンピユーターを利用
し、ブロー直後、缶水水位が設定水位に復帰する
のに要する給水ポンプの稼動時間を積算検出し、
該積算時間が給水ポンプ能力を一定としたときに
算出される設定時間以上要する場合には全ブロー
が行われていたとみて全ブロー信号を出力する装
置が開発されるに至つている。
し、ブロー直後、缶水水位が設定水位に復帰する
のに要する給水ポンプの稼動時間を積算検出し、
該積算時間が給水ポンプ能力を一定としたときに
算出される設定時間以上要する場合には全ブロー
が行われていたとみて全ブロー信号を出力する装
置が開発されるに至つている。
しかしながら、上記のような全ブロー検出方法
は、給水ポンプの能力が常に一定であることを前
提として成り立つものである。
は、給水ポンプの能力が常に一定であることを前
提として成り立つものである。
ところが、給水ポンプには必ず能力低下が起こ
るものであり、従来の上記全ブロー検出方法の場
合、給水ポンプが能力低下を起こすと、半ブロー
(缶水の一部を新しい缶水に入れ替えるため缶水
の一部をブローすること)後の給水であるにもか
かわらず、給水に長時間を要し、誤つて全ブロー
されたと判定してしまう危険がある。又、この危
険を防止するためには、ポンプ応力の低下に合わ
せて常に設定時間を変更しなければならないとい
つた人手を要する煩わしい作業が必要になる。
るものであり、従来の上記全ブロー検出方法の場
合、給水ポンプが能力低下を起こすと、半ブロー
(缶水の一部を新しい缶水に入れ替えるため缶水
の一部をブローすること)後の給水であるにもか
かわらず、給水に長時間を要し、誤つて全ブロー
されたと判定してしまう危険がある。又、この危
険を防止するためには、ポンプ応力の低下に合わ
せて常に設定時間を変更しなければならないとい
つた人手を要する煩わしい作業が必要になる。
この発明は、上記のような事情に鑑みて為され
たものであり、全ブローされたことを正確に検出
することができるボイラーの全ブロー検出装置を
提供することを目的とする。
たものであり、全ブローされたことを正確に検出
することができるボイラーの全ブロー検出装置を
提供することを目的とする。
即ち、この発明は、全ブローをすると缶水の電
導度が元の状態に戻り原水と同じになることに着
目し、缶水の変化を直接検知することにより、全
ブローの実施を常に正確に検出することができる
ようにしたものである。
導度が元の状態に戻り原水と同じになることに着
目し、缶水の変化を直接検知することにより、全
ブローの実施を常に正確に検出することができる
ようにしたものである。
上記目的を達成するために、この発明は、ブロ
ー装置を備えたボイラーにおいて、ボイラーの缶
水部に電導度検出器を設け、該電導度検出器の検
出値Sが全ブローを行うのに適した設定値B以上
であつた後に原水電導度とほぼ同等の設定値A以
下となれば全ブロー実施と判断して全ブロー信号
を出力する機能を有する判別器を備えたことを特
徴としている。
ー装置を備えたボイラーにおいて、ボイラーの缶
水部に電導度検出器を設け、該電導度検出器の検
出値Sが全ブローを行うのに適した設定値B以上
であつた後に原水電導度とほぼ同等の設定値A以
下となれば全ブロー実施と判断して全ブロー信号
を出力する機能を有する判別器を備えたことを特
徴としている。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。第
1図はこの発明における一実施例の説明図、第2
図は缶水電導度の時経変化を示す説明図である。
図面中の符号1はブロー装置、2はボイラーであ
る。3はボイラー2の缶水部に設けた電導度検出
器、4は前記電導度検出器の検出値Sに基づいて
全ブローの実施を判別する判別器である。
1図はこの発明における一実施例の説明図、第2
図は缶水電導度の時経変化を示す説明図である。
図面中の符号1はブロー装置、2はボイラーであ
る。3はボイラー2の缶水部に設けた電導度検出
器、4は前記電導度検出器の検出値Sに基づいて
全ブローの実施を判別する判別器である。
前記判別器4には、全ブローにより旧缶水を新
缶水に入れ替えた際の判断基準となる電導度即ち
概略原水の電導度と同等の値Aと、全ブローを行
うに適した電導度の値Bが予め設定されており、
電導度検出器で検出した検出値Sと設定値A,B
との比較を行い、検出値Sが設定値B以上であつ
た後、設定値A以下となれば全ブローが行われて
缶水の入れ替えが完了したと判断して全ブロー信
号を出力するように構成されている。
缶水に入れ替えた際の判断基準となる電導度即ち
概略原水の電導度と同等の値Aと、全ブローを行
うに適した電導度の値Bが予め設定されており、
電導度検出器で検出した検出値Sと設定値A,B
との比較を行い、検出値Sが設定値B以上であつ
た後、設定値A以下となれば全ブローが行われて
缶水の入れ替えが完了したと判断して全ブロー信
号を出力するように構成されている。
前記判別器4には、好ましくは前記設定値A,
Bの他に、設定値Bより高い値の電導度であつて
全ブローにより缶水を新しく入れ替えなければ缶
水のキヤリオーバー・フオーミングの発生等ボイ
ラーの運転に支障を生じる危険のある電導度の値
Cを予め設定しておき、検出値Sと設定値A,
B,Cとの比較を行い、種々の判別を行うように
する。即ち、検出値Sが設定値B以上であること
を検出することなく設定値A以下となれば全ブロ
ーは行われたが缶水の濃縮度からみて全ブローの
時期が早すぎると判断して全ブロー早期注意信号
を出力し、検出値Sが設定値B以上C以下である
ことを検出した後に設定値A以下となればボイラ
ー運転上適正な電導度でブローされたと判断して
全ブロー適正信号を出力し、検出値Sが設定値C
以上であることを検出した後に設定値A以下とな
ればボイラー運転上支障を生じる危険のある缶水
濃度まで全ブローが行われなかつたと判断して全
ブロー遅延警報信号を出力する。
Bの他に、設定値Bより高い値の電導度であつて
全ブローにより缶水を新しく入れ替えなければ缶
水のキヤリオーバー・フオーミングの発生等ボイ
ラーの運転に支障を生じる危険のある電導度の値
Cを予め設定しておき、検出値Sと設定値A,
B,Cとの比較を行い、種々の判別を行うように
する。即ち、検出値Sが設定値B以上であること
を検出することなく設定値A以下となれば全ブロ
ーは行われたが缶水の濃縮度からみて全ブローの
時期が早すぎると判断して全ブロー早期注意信号
を出力し、検出値Sが設定値B以上C以下である
ことを検出した後に設定値A以下となればボイラ
ー運転上適正な電導度でブローされたと判断して
全ブロー適正信号を出力し、検出値Sが設定値C
以上であることを検出した後に設定値A以下とな
ればボイラー運転上支障を生じる危険のある缶水
濃度まで全ブローが行われなかつたと判断して全
ブロー遅延警報信号を出力する。
さらに好ましくは、判別器4に、検出値Sが継
続して設定値A以下である時間Tを積算する積算
時間計を設けるとともに、缶水の流動等による電
導度の変化の影響を排除しうる時間Tpを設定し
ておき、積算時間Tと設定時間Tpとの比較を行
い、TがTpより大となれば全ブローが行われた
と判断するようにしてもよい。
続して設定値A以下である時間Tを積算する積算
時間計を設けるとともに、缶水の流動等による電
導度の変化の影響を排除しうる時間Tpを設定し
ておき、積算時間Tと設定時間Tpとの比較を行
い、TがTpより大となれば全ブローが行われた
と判断するようにしてもよい。
この発明は以上のように構成されており、電導
度検出器で缶水の変化を直接検知することにより
全ブローの実施を検出するので、従来の全ブロー
検出装置に比べ、他の機器の性能の影響を受ける
ことなく全ブローの実施を常に正確に検出するこ
とができる。
度検出器で缶水の変化を直接検知することにより
全ブローの実施を検出するので、従来の全ブロー
検出装置に比べ、他の機器の性能の影響を受ける
ことなく全ブローの実施を常に正確に検出するこ
とができる。
また、電導度検出器の検出値Sが全ブローを行
うのに適した設定値B以上であつた後に原水電導
度とほぼ同等の設定値A以下となれば全ブローが
実施されたと判断するようにしているので、断線
等の機器の故障と区別して電導度検出器が正常に
動作していることを確認することができ、より一
層正確な全ブローの検出が可能である。
うのに適した設定値B以上であつた後に原水電導
度とほぼ同等の設定値A以下となれば全ブローが
実施されたと判断するようにしているので、断線
等の機器の故障と区別して電導度検出器が正常に
動作していることを確認することができ、より一
層正確な全ブローの検出が可能である。
第1図はこの発明における一実施例の説明図で
ある。第2図は缶水電導度の時経変化を示す説明
図である。 1……ブロー装置、2……ボイラー、3……電
導度検出器、4……判別器。
ある。第2図は缶水電導度の時経変化を示す説明
図である。 1……ブロー装置、2……ボイラー、3……電
導度検出器、4……判別器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ブロー装置1を備えたボイラー2において、
ボイラーの缶水部に電導度検出器3を設け、該電
導度検出器の検出値Sが全ブローを行うのに適し
た設定値B以上であつた後に原水電導度とほぼ同
等の設定値A以下となれば全ブロー実施と判断し
て全ブロー信号を出力する機能を有する判別器4
を備えたことを特徴とするボイラーの全ブロー検
出装置。 2 前記判別器4が、電導度検出器3の検出値S
が設定値B以上になることなく設定値A以下とな
れば早期全ブロー実施と判断して全ブロー早期注
意信号を出力する機能を備えた判別器であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のボイラ
ーの全ブロー検出装置。 3 前記判別器4が電導度検出器3の検出値Sが
前記設定値Bより高く危険濃縮状態とみなされる
設定値C以上であつた後に設定値A以下となれば
遅延全ブロー実施と判断して全ブロー遅延警報信
号を出力し、設定値B以上C以下であつた後に設
定値A以下となれば適正全ブロー実施と判断して
全ブロー適正信号を出力する機能を備えた判別器
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のボイラーの全ブロー検出装置。 4 前記判別器4が、電導度検出器3の検出値S
が設定値A以下である状態が設定時間Tp以上継
続すれば全ブロー実施と判断する機能を備えた判
別器であることを特徴とする特許請求の範囲第1
〜3項のいずれか1項に記載のボイラーの全ブロ
ー検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27567584A JPS61149854A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | ボイラーの全ブロー検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27567584A JPS61149854A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | ボイラーの全ブロー検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149854A JPS61149854A (ja) | 1986-07-08 |
JPH056657B2 true JPH056657B2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=17558774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27567584A Granted JPS61149854A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | ボイラーの全ブロー検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61149854A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH086898B2 (ja) * | 1991-10-31 | 1996-01-29 | 三浦工業株式会社 | 濃縮ブロー弁制御機構の監視方法および監視装置 |
JP2016095091A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 株式会社サムソン | 熱管理装置を持ったボイラ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59153158A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-01 | Ebara Corp | ボイラにおける濃度検出部異常検出方法及び装置 |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP27567584A patent/JPS61149854A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59153158A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-01 | Ebara Corp | ボイラにおける濃度検出部異常検出方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61149854A (ja) | 1986-07-08 |
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