JP2003058245A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

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JP2003058245A
JP2003058245A JP2001244052A JP2001244052A JP2003058245A JP 2003058245 A JP2003058245 A JP 2003058245A JP 2001244052 A JP2001244052 A JP 2001244052A JP 2001244052 A JP2001244052 A JP 2001244052A JP 2003058245 A JP2003058245 A JP 2003058245A
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JP
Japan
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time
plant
synchronization signal
control device
process input
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JP2001244052A
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English (en)
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Susumu Sato
佐藤  進
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確なプラントの状態変化の時刻情報を得た
い。 【解決手段】 プラントの状態を監視するために設けら
れた監視装置と、各プラント機器からの信号を取り込む
ために設けられたプロセス入力装置と、時刻同期信号を
出力しその信号と前記プロセス入力装置を介して得られ
た時刻同期信号との状態変化の時間差をずれ時間として
演算する手段と、前記演算結果をもとに時刻情報を補正
する手段と、前記プロセス入力装置から得られたデータ
に対して補正後の時刻情報を付加して前記監視装置にデ
ータを送出する制御装置とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの状態変
化の時刻情報を記録する機能を有する監視制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】監視装置には、プラントの運転状態を監
視すること及び異常発生時の原因追求のため、プラント
の状態変化を記録する機能を備えており、この記録機能
には、状態変化の時間を把握するための時刻情報が付加
されている。ここで状態変化の時間の短い機器を対象と
する場合には、短時間で複数の入力信号が状態変化を起
こす場合があり、記録機能のデータから状態変化の順序
を特定したり、時間間隔を特定するためには、より正確
な時刻情報を付加する必要性がある。
【0003】図11は従来の監視制御装置の一構成例図
である。プラントの状態を監視するために設けられた監
視装置1と、各プラント機器からの信号を取り込むため
に設けられたプロセス入力装置2と、プロセ入力装置2
から得られたデータに時刻情報を付加して監視装置1に
データを送出する制御装置3から構成されている。
【0004】ここでプロセス入力装置2と制御装置3
は、データバス4で接続され、制御装置3と監視装置は
1は、データバス5で接続されている。従来は、制御装
置3と監視装置1の間でデータバス5を介して時刻同期
を図っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成で
は、プラント機器の状態が変化しプロセス入力装置2の
入力信号が状態変化してから、制御装置3がその状態変
化を検出するまでに時間がかかるため、実際に状態変化
が発生した時刻と制御装置3で状態変化を検出した時刻
にずれがあり、制御装置3から監視装置1に送出される
時刻情報が正確でなくなるという課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、正確なプラントの状態変化の時刻情報を
得ることの可能な、信頼性の高い監視制御装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】[請求項1]に係る監視
制御装置は、プラントの状態を監視するために設けられ
た監視装置と、各プラント機器からの信号を取り込むた
めに設けられたプロセス入力装置と、時刻同期信号を出
力、その信号と前記プロセス入力装置を介して得られた
時刻同期信号との状態変化の時間差をずれ時間として演
算する手段と、前記演算結果をもとに時刻情報を補正す
る手段と、前記プロセス入力装置から得られたデータに
対して補正後の時刻情報を付加して前記監視装置にデー
タを送出する制御装置とを備えた。
【0008】この構成によれば、プロセス入力装置を介
して得られた時刻同期信号と時刻同期信号との時間差を
演算することにより、時刻情報のずれを検出することが
可能となる。したがって、制御装置にてプロセス入力装
置から得られたデータに補正後の時刻情報を付加するこ
とができるため、時刻情報のずれを補正することができ
る。
【0009】[請求項2]に係る監視制御装置は、[請
求項1]において、時刻同期信号の状態変化が0→1、
1→0の各々の場合について状態変化の時間差をずれ時
間として演算する手段と、前記演算結果をもとに時刻情
報を補正する手段とを備えた。
【0010】この構成によれば、プロセス入力装置を介
して得られた時刻同期信号と時刻同期信号の時間差を演
算し、時刻情報のずれを検出することが可能となるう
え、信号の状態変化が0→1、1→0の場合について、
個別に時刻情報のずれの検出を行なうことが可能とな
る。したがって、制御装置にてプロセス入力装置から得
られたデータに時刻情報を付加する際に、時刻情報のず
れを補正することができる。又、プロセス入力装置の特
性に起因する応答特性の相違により、信号の状態変化が
0→1の場合と1→0の場合とで時刻情報のずれが異な
る場合でも、正確に時刻情報を補正することが可能とな
る。
【0011】[請求項3]に係る監視制御装置は、[請
求項1]において、プロセス入力装置は各プラント装置
からの信号と時刻同期信号とを切り替える入力信号切替
手段と、前記制御装置は時刻同期信号と前記プロセス入
力装置とを介して得られた時刻同期信号との入力点の各
々について、ずれ時間として時間差を演算する手段と、
前記演算結果をもとに時刻情報を補正する手段とを備え
た。
【0012】この構成によれば、プロセス入力装置に入
力切替手段を付加することにより、各入力点個別に、プ
ロセス入力装置を介して得られた時刻同期信号と時刻同
期信号の時間差を演算し、時刻情報のずれを検出するこ
とが可能となる。したがって、制御装置にてプロセス入
力装置から得られたデータに時刻情報を付加する際に、
各入力点個別に時刻情報のずれを補正することが可能と
なる。
【0013】[請求項4]に係る監視制御装置は、[請
求項3]において、ずれ時間としての時間差を演算する
のと併せて、前記時間差が規定範囲内になければ異常と
して検出する異常診断手段を備えた。
【0014】この構成によれば、各入力点個別に、プロ
セス入力装置を介して得られた時刻同期信号と時刻同期
信号のずれ時間を演算し、時刻情報のずれ時間を検出す
ることが可能となる。したがって、制御装置にてプロセ
ス入力装置から得られたデータに時刻情報を付加する際
に、各入力点個別に時刻情報を補正することができる。
そのうえ制御装置に異常診断を付加したことにより、プ
ロセス入力装置の故障を各入力点個別に検出することが
可能となる。
【0015】[請求項5]に係る監視制御装置は、プラ
ントの状態を監視するために設けられた監視装置と、各
プラント機器からの信号を取り込むために設けられたプ
ロセス入力装置と、前記プロセス入力装置からのデータ
を制御装置に送出するプラント入力処理装置と、時刻同
期信号を出力しその信号と前記プロセス入力装置及びプ
ラント入力装置を介して得られた時刻同期信号との時間
差をずれ時間として演算する手段と、前記演算結果をも
とに時刻情報を補正する手段と、前記プラント入力装置
から得られたデータに対して補正後の時刻情報を付加し
て前記監視装置にデータを送出する制御装置とを備え
た。
【0016】この構成によれば、プロセス入力装置及び
プラント入力処理装置を介して得られた時刻同期信号と
時刻同期信号の時間差をずれ時間として演算し、時刻情
報のずれを検出することが可能となる。したがって、制
御装置にてプロセス入力装置から得られたデータに補正
後の時刻情報を付加する際に、プロセス入力装置及びプ
ラント入力処理装置によって生ずる時刻情報のずれを補
正することが可能となる。
【0017】[請求項6]に係る監視制御装置は、[請
求項5]において、時刻同期信号を単一の制御装置から
送出されるようにした。
【0018】この構成によれば、プロセス入力装置及び
プラント入力処理装置を介して得られた時刻同期信号と
時刻同期信号の時間差をずれ時間として演算し、時刻情
報のずれを検出することが可能となる。したがって、制
御装置にてプロセス入力装置から得られたデータに時刻
情報を付加する際に、プロセス入力装置及びプラント入
力処理装置によって生ずる時刻情報のずれを補正するこ
とができる。更に、単一の制御装置からの時刻同期信号
で一括して時刻を補正できるので、制御装置間の時刻情
報のずれにより生ずるプロセス入力装置から得られたデ
ータに付加する時刻情報のずれを防止できる。
【0019】[請求項7]に係る監視制御装置は、プラ
ントの状態を監視するために設けられた監視装置と、時
刻同期信号及び時刻情報を送出する時計装置と、各プラ
ント機器からの信号を取り込むために設けられたプロセ
ス入力装置と、前記プロセス入力装置からのデータを制
御装置に送出するプラント入力処理装置と、前記時計装
置から得られた時刻同期信号と前記プロセス入力装置及
びプラント入力装置を介して得られた時刻同期信号との
時間差をずれ時間として演算する手段と、前記演算結果
をもとに時刻情報を補正する手段と、前記プラント入力
装置から得られたデータに対して補正後の時刻情報を付
加して前記監視装置にデータを送出する制御装置とを備
えた。
【0020】この構成によれば、前記時計装置から得ら
れた時刻同期信号と前記プロセス入力装置及びプラント
入力装置を介して得られた時刻同期信号との時間差をず
れ時間として演算し、時刻情報のずれを検出することが
可能となる。したがって、制御装置にてプロセス入力装
置から得られたデータに時刻情報を付加する際に、プロ
セス入力装置及びプラント入力処理装置によって生ずる
時刻情報のずれを補正することができる。更に、時計装
置からの時刻同期信号で一括して時刻を補正できるの
で、制御装置間の時刻情報のずれにより生ずるプロセス
入力装置から得られたデータに付加する時刻情報のずれ
を防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の監視制御装置の実
施の形態を図面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
を示す監視制御装置の構成図である。図1において、図
11と同一機能部分については同一符号を付して説明を
省略する。本実施の形態の構成上の特徴点は、各制御装
置3から対応するプログラム入力装置2に対して、時刻
同期信号6を出力するようにした点である。
【0022】したがって、全体構成としてはプラントの
状態を監視するために設けられた監視装置1と、各プラ
ント機器からの信号を取り込むために設けられたプロセ
ス入力装置2と、時刻同期信号6を出力し、その信号と
プロセス入力装置2を介して得られた時刻同期信号との
状態変化の時間差を演算し、その演算結果をもとに時刻
情報を補正し、プロセス入力装置2から得られたデータ
に時刻情報を付加して前記監視装置1にデータを送出す
る制御装置3から構成されている。ここでプロセス入力
装置2と制御装置3は、データバス4を介して接続さ
れ、制御装置3と監視装置1は、データバス5を介して
接続されている。
【0023】図2は第1の実施の形態の時刻同期信号の
状態変化の時間差の演算を示す図である。制御装置3か
ら出力された時刻同期信号6が時刻T0で状態変化し、
プロセス入力装置2を介して得られた時刻同期信号が時
刻T1で状態変化してる。ここで状態変化の時間差は、
ずれ時間Td1と演算される。
【0024】図3は第1の実施の形態の時刻補正を示す
図である。制御装置3がプロセス装置2を介して得られ
たプラントの状態変化の時刻が検出時刻T2であるとす
ると、実際に状態変化が生じたのは、ずれ時間Td1を
差し引いた時刻T3となる。そこで制御装置3では、予
め求めたずれ時間Td1を検出時刻T2から差し引いた
時刻T3を時刻情報として、プロセス入力装置2から得
られたデータに付加して監視装置1にデータを送出す
る。
【0025】本実施の形態によれば、プロセス入力装置
2を介して得られた時刻同期信号と時刻同期信号6との
時間差Td1を演算し、このTd1を時刻情報のずれを
時間として検出することが可能となる。したがって、制
御装置3にてプロセス入力装置2から得られたデータに
時刻情報を付加する際に、時刻情報のずれを補正するこ
とができる。
【0026】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、第1の実施の形態において時刻同期信号6の状態変
化が0→1、1→0の各々の場合についてずれによる時
間差を演算し、その演算結果をもとに時刻情報を補正し
ようとするものである。
【0027】図4は本発明の第2の実施の形態の時刻同
期信号の状態変化の時間差の演算を示す図である。制御
装置3から出力された時刻同期信号6が時刻T4で1→
0に状態変化し、プロセス入力装置2を介して得られた
時刻同期信号が、時刻T5で1→0に状態変化してる。
ここで状態変化の時間差は、ずれ時間Td2と演算され
る。
【0028】図5は第2の実施の形態の時刻補正を示す
図である。制御装置3ではプロセス装置2を介して得ら
れたプラント状態の状態変化が1→0に信号が変化した
場合には、予め求めたずれ時間Td2を検出時刻T6か
ら差し引き、時刻T7を時刻情報として、プロセス入力
装置2から得られたデータに付加して監視装置1にデー
タを送出する。
【0029】又、制御装置3ではプロセス装置2を介し
て得られたプラント状態の状態変化が0→1に信号が変
化した場合には、第1の実施の形態と同様に、予め求め
たずれ時間Td1を検出時刻T2から差し引き、時刻T
3を時刻情報として、プロセス入力装置2から得られた
データに付加して監視装置1にデータを送出する。
【0030】本実施の形態によれば、プロセス入力装置
2を介して得られた時刻同期信号と時刻同期信号6の時
間差を演算し、このTd2を時刻情報のずれ時間として
検出することが可能となるうえ、信号の状態変化が0→
1、1→0の場合について個別に時刻情報のずれの検出
を行なうことが可能となる。
【0031】したがって、制御装置3にてプロセス入力
装置2から得られたデータに時刻情報を付加する際に、
時刻情報のずれを補正することができる。又、プロセス
入力装置2の特性に起因する応答特性の相違により、信
号の状態変化が0→1の場合と1→0の場合とで時刻情
報のずれが異なる場合でも、正確に時刻情報を補正する
ことが可能となる。
【0032】(第3の実施の形態)図6は本発明の第3
の実施の形態のプロセス入力装置の形態を示す図であ
る。本実施の形態では、第1の実施の形態においてプロ
セス入力装置2に、各プラント装置からの入力信号7と
時刻同期信号6とを切り替える切替手段21を付加した
形態である。
【0033】又、プロセス入力装置2は、各プラント装
置からの入力信号7と時刻同期信号6を切り替える切替
手段21、入力信号7のノイズ成分を減衰させるフィル
タ22、プロセス制御装置2から制御装置へ信号を送る
ための制御回路23から構成されている。
【0034】制御装置3において、予め切替手段21に
て時刻同期信号6に切り替え、プロセス入力装置2を介
して得られた時刻同期信号と時刻同期信号6とのずれ時
間Td1を各々の入力点毎に演算する。通常動作時に
は、切替手段21を各プラント装置からの入力信号7に
切り替えておき、予め求められたずれ時間Td1をもと
に入力点の時刻情報を個別に補正するものである。
【0035】本実施の形態によれば、プロセス入力装置
2に切替手段21を付加することにより、各入力点個別
に、プロセス入力装置2を介して得られた時刻同期信号
と時刻同期信号6のずれ時間Td1を演算し、時刻情報
のずれを検出することが可能となる。したがって、制御
装置3にてプロセス入力装置2から得られたデータに時
刻情報を付加する際に、各入力点各々の時刻情報のずれ
を個別に補正することが可能となる。
【0036】(第4の実施の形態)第4の実施の形態
は、[請求項3]記載の監視制御装置の制御装置3にお
いて、ずれ時間Td1を演算するに際し、ずれ時間Td
1が規定範囲内になければ異常として検出する異常診断
手段を付加したものである。
【0037】図7は本発明の第4の実施の形態の異常診
断の手法を示した図である。時刻同期信号6の状態変化
に対応して、プロセス入力装置2を介して得られた時刻
同期信号がずれ時間Td1で状態変化するが、このずれ
時間Td1が予め決められた規定時間Tds以内であれ
ば正常と判断し、規定時間Tds以内でない場合は異常
と判断する。
【0038】本実施の形態によれば、各入力点個別に、
プロセス入力装置2を介して得られた時刻同期信号と、
時刻同期信号6とのずれ時間Td1を演算することによ
り、時刻情報のずれ時間を検出することが可能となる。
したがって、制御装置3にてプロセス入力装置2から得
られたデータに時刻情報を付加する際に、各入力点個別
に時刻情報を補正することができる。そのうえ制御装置
3に異常診断を付加したことにより、プロセス入力装置
2の故障を各入力点個別に検出することが可能となる。
【0039】(第5の実施の形態)図8は本発明の第5
の実施の形態を示す監視制御装置の構成図である。図8
において、図1と同一機能部分については同一符号を付
して説明を省略する。本実施の形態の構成上の特徴点
は、プロセス入力装置2からのデータを制御装置3へ送
出するためのプラント入力処理装置8を設けた点であ
る。
【0040】したがって、制御装置3は時刻同期信号6
を出力し、その信号とプロセス入力装置2及びプラント
入力処理装置8を介して得られた時刻同期信号との時間
差を演算し、その演算結果をもとに時刻情報を補正し、
プラント入力処理装置8から得られたデータに時刻情報
を付加して監視装置1にデータを送出する。
【0041】ここでプロセス入力装置2とプラント入力
処理装置8は、データバス4で接続され、プラント入力
処理装置8と制御装置3はデータバス9で接続され、制
御装置3と監視装置1は、データバス5で接続されてい
る。
【0042】本実施の形態によれば、プロセス入力装置
2及びプラント入力処理装置8を介して得られた時刻同
期信号と、時刻同期信号6の時間差を演算することによ
り、時刻情報のずれを検出することが可能となる。した
がって、制御装置3にてプロセス入力装置2及びプラン
ト入力処理装置8を介して得られたデータに時刻情報を
付加する際に、プロセス入力装置2及びプラント入力処
理装置8によって生ずる時刻情報のずれを補正すること
ができる。
【0043】(第6の実施の形態)図9は本発明の第6
の実施の形態を示す監視制御装置の構成図である。図9
において、図8と同一機能部分については同一符号を付
して説明を省略する。本実施の形態の構成上の特徴点
は、時刻同期信号を単一の制御装置から各プロセス入力
装置に送出するようにしたものである。その他は図8と
同様である。
【0044】したがって、制御装置3は時刻同期信号6
を出力し、その信号とプロセス入力装置2及びプラント
入力処理装置8を介して得られた時刻同期信号との時間
差を演算し、その演算結果をもとに時刻情報を補正し、
プラント入力処理装置8から得られたデータに時刻情報
を付加して監視装置1にデータを送出するようにしてい
る。
【0045】本実施の形態によれば、プロセス入力装置
2及びプラント入力処理装置8を介して得られた時刻同
期信号と時刻同期信号6とのずれ時間Td1を演算し、
時刻情報のずれを検出することが可能となる。したがっ
て、制御装置4にてプロセス入力装置2から得られたデ
ータに時刻情報を付加する際に、プロセス入力装置2及
びプラント入力処理装置8によって生ずる時刻情報のず
れを補正することができる。更に、単一の制御装置3か
らの時刻同期信号6で一括して時刻を補正できるので、
制御装置3相互間の時刻情報のずれにより生ずるプロセ
ス入力装置2から得られたデータに付加する時刻情報の
ずれを防止できる。
【0046】(第7の実施の形態)図10は本発明の第
7の実施の形態を示す監視制御装置の構成図である。図
10において、図9と同一機能部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施の形態の構成上の特徴
点は、各装置に対する時刻同期信号6及び時刻情報を時
計装置11から送出するようにしたものである。その他
は図9と同様である。
【0047】したがって、制御装置3は時計装置11か
ら得られた時刻同期信号6とプロセス入力装置2及びプ
ラント入力処理装置8を介して得られた時刻同期信号と
のずれ時間Td1をずれ時間として演算し、その演算結
果をもとに時刻情報を補正し、プロセス入力装置2及び
プラント入力処理装置8を介して得られたデータに対し
て補正後の時刻情報を付加して監視装置1にデータを送
出する。
【0048】本実施の形態によれば、時計装置11から
得られた時刻同期信号6とプロセス入力装置2及びプラ
ント入力処理装置8を介して得られた時刻同期信号との
ずれ時間Td1を演算し、時刻情報のずれを検出するこ
とが可能となる。したがって、制御装置3にてプロセス
入力装置2から得られたデータに時刻情報を付加する際
に、プロセス入力装置2及びプラント入力処理装置8に
よって生ずる時刻情報のずれを補正することができる。
更に、時計装置11からの時刻同期信号6で一括して時
刻を補正できるので、各制御装置3間の時刻情報のずれ
により生ずるプロセス入力装置から得られたデータに付
加する時刻情報のずれを防止できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればプ
ロセス入力装置を介して得られた時刻同期信号と時刻同
期信号の時間差をずれ時間として演算し、時刻情報のず
れを検出できる。したがって、制御装置にてプロセス入
力装置から得られたデータに時刻情報を付加する際に、
時刻情報のずれを補正することが可能となるので、正確
なプラントの状態変化を記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す監視制御装置
のブロック構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の時刻同期信号の状
態変化の時間差の演算を示すタイミングチャート図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の時刻補正を示すタ
イミングチャート図。
【図4】本発明の第2の実施の形態のずれ時間を示すタ
イミングチャート図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の時刻補正を示すタ
イミングチャート図。
【図6】本発明の第3の実施の形態のプロセス入力装置
のブロック構成図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の異常診断の手法を
示すタイミングチャート図。
【図8】本発明の第5の実施の形態を示す監視制御装置
のブロック構成図。
【図9】本発明の第6の実施の形態を示す監視制御装置
のブロック構成図。
【図10】本発明の第7の実施の形態を示す監視制御装
置のブロック構成図。
【図11】従来の監視制御装置の構成例図。
【符号の説明】
1 監視装置 2 プロセス入力装置 3 制御装置 4,5,9 データバス 6 時刻同期信号 7 入力信号 8 プラント入力処理装置 10 時刻情報 11 時計装置 21 切替手段 22 フィルタ 23 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 G06F 1/04 351A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの状態を監視するために設けら
    れた監視装置と、各プラント機器からの信号を取り込む
    ために設けられたプロセス入力装置と、時刻同期信号を
    出力しその信号と前記プロセス入力装置を介して得られ
    た時刻同期信号との状態変化の時間差をずれ時間として
    演算する手段と、前記演算結果をもとに時刻情報を補正
    する手段と、前記プロセス入力装置から得られたデータ
    に対して補正後の時刻情報を付加して前記監視装置にデ
    ータを送出する制御装置とを備えたことを特徴とする監
    視制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視制御装置において、
    前記時刻同期信号の状態変化が0→1、1→0の各々の
    場合について状態変化の時間差をずれ時間として演算す
    る手段と、前記演算結果をもとに時刻情報を補正する手
    段とを備えたことを特徴とする監視制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の監視制御装置において、
    前記プロセス入力装置は各プラント装置からの信号と時
    刻同期信号とを切り替える入力信号切替手段と、前記制
    御装置は時刻同期信号と前記プロセス入力装置とを介し
    て得られた時刻同期信号との入力点各々についてずれ時
    間として時間差を演算する手段と、前記演算結果をもと
    に時刻情報を補正する手段とを備えたことを特徴とする
    監視制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の監視制御装置において、
    前記ずれ時間としての時間差を演算するのと併せて、前
    記時間差が規定範囲内になければ異常として検出する異
    常診断手段を備えたことを特徴とする監視制御装置。
  5. 【請求項5】 プラントの状態を監視するために設けら
    れた監視装置と、各プラント機器からの信号を取り込む
    ために設けられたプロセス入力装置と、前記プロセス入
    力装置からのデータを制御装置に送出するプラント入力
    処理装置と、時刻同期信号を出力しその信号と前記プロ
    セス入力装置及びプラント入力装置を介して得られた時
    刻同期信号との時間差をずれ時間として演算する手段
    と、前記演算結果をもとに時刻情報を補正する手段と、
    前記プラント入力装置から得られたデータに対して補正
    後の時刻情報を付加して前記監視装置にデータを送出す
    る制御装置とを備えたことを特徴とする監視制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の監視制御装置において、
    前記時刻同期信号を単一の制御装置から送出されること
    を特徴とする監視制御装置。
  7. 【請求項7】 プラントの状態を監視するために設けら
    れた監視装置と、時刻同期信号及び時刻情報を送出する
    時計装置と、各プラント機器からの信号を取り込むため
    に設けられたプロセス入力装置と、前記プロセス入力装
    置からのデータを制御装置に送出するプラント入力処理
    装置と、前記時計装置から得られた時刻同期信号と前記
    プロセス入力装置及びプラント入力装置を介して得られ
    た時刻同期信号との時間差をずれ時間として演算する手
    段と、前記演算結果をもとに時刻情報を補正する手段
    と、前記プラント入力装置から得られたデータに対して
    補正後の時刻情報を付加して前記監視装置にデータを送
    出する制御装置とを備えたことを特徴とする監視制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013211694A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Yokogawa Electric Corp 無線ネットワークシステムおよび時刻管理装置
JP2017224081A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 三菱重工業株式会社 作動状態記録システム及び作動状態記録方法

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