JPH06274243A - 計算機システム、列車モニタリングシステムの時刻設定装置および方法 - Google Patents

計算機システム、列車モニタリングシステムの時刻設定装置および方法

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JPH06274243A
JPH06274243A JP6501793A JP6501793A JPH06274243A JP H06274243 A JPH06274243 A JP H06274243A JP 6501793 A JP6501793 A JP 6501793A JP 6501793 A JP6501793 A JP 6501793A JP H06274243 A JPH06274243 A JP H06274243A
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JP
Japan
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time
computer
synchronization signal
unit
measured
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JP6501793A
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English (en)
Inventor
Keiji Ishida
啓二 石田
Shinichi Sekino
真一 関野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位計算機と下位計算機との間で時刻合わせ
を行ったとき、その時刻合わせを正確に行えるようにす
る。 【構成】 同期信号を発生する同期信号発生部3を設け
るとともに、同期信号を同期信号発生時刻計測部5と同
期信号発生後時間計時部10に伝えるための接点信号線
4を設ける。同期信号発生時刻計測部5は、前記同期信
号の発生した時刻を時刻計時部2から出力される時刻デ
ータに基づき計測し、同期信号発生後時間計時部10
は、前記同期信号が入力された後の時間を計時する。そ
して、時刻算出処理部11が、同期信号発生時刻計測部
5で計測した時刻を伝送路8を介して取り込んで、その
取り込んだ時刻に同期信号発生後時間計時部10が計時
した時間を加算することにより、現在時刻を正確に算出
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位計算機と下位計算
機との間での時刻合わせを正確に行うことができる計算
機システムの時刻設定装置および時刻設定方法に関す
る。
【0002】また、本発明は、鉄道車両において列車上
に上位計算機と下位計算機が搭載され、各機器の異常及
び動作状況を測定及び記録する列車モニタリングシステ
ムの時刻設定装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、計算機システムにおける各計算機
の時計合わせの方法としては、特開昭56−74725
号公報に記載されているように、上位計算機から下位の
各計算機へ時刻デ−タ送信を送信する場合、その送信に
先立ち接点信号で下位の各計算機に時刻デ−タの送信を
予告する割込み信号を送出し、この後に時刻デ−タを送
信するようにし、これを受信した下位の各計算機はこの
時刻デ−タを各計算機の時計にセットすることが行われ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、下位の各計算機は受信した時計デ−タをそ
のまま各計算機の時計にセットするので、時刻デ−タが
伝送されるのに要する時間分の誤差が各計算機の時計の
間に生じるという問題がある。
【0005】なお、上位計算機から下位の各計算機へ時
刻デ−タ送信を送信する場合、時間的な誤差を見込んで
おき、下位の各計算機ではその誤差分(全計算機におけ
る誤差の平均値や分散)を差し引いて補正することが行
われているが、近年の伝送路の伝送量の増大やこれに伴
う伝送路の大規模化および多階層化により、時刻デ−タ
が伝送されるのに要する時間的誤差の平均値や分散を常
に小さく保つことは難しくなってきている。
【0006】また、上記従来技術では、上位計算機から
下位の各計算機に時刻デ−タの送信を予告する割込み信
号を送出するために、新たな接点信号線を敷設しなけれ
ばならないという問題がある。
【0007】さらに、列車モニタリングシステムでは、
機能向上によって下位の各計算機の時計をより正確に一
致させる必要性が生じてきた。
【0008】本発明の目的は、上位計算機と下位計算機
との間で時刻合わせを行ったとき、その時刻合わせを正
確に行うことができる計算機システムの時刻設定装置お
よび時刻設定方法を提供することである。
【0009】また本発明の他の目的は、鉄道車両におい
て上位計算機と下位計算機との間で時刻合わせを正確に
行うことができる列車モニタリングシステムの時刻設定
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、時刻を計時する時刻計時部を上位計算機
と下位計算機内にそれぞれ設けるとともに、前記上位計
算機と下位計算機とをデータ伝送路で互いに接続して、
前記上位計算機内の時刻計時部から出力される時刻デー
タを前記データ伝送路を介して前記下位計算機に伝送
し、該下位計算機内の時刻計時部にセットすることによ
り、前記上位計算機と下位計算機との間で時刻合わせを
行う計算機システムの時刻設定装置において、同期信号
を発生する同期信号発生部を設け、その同期信号を伝送
する信号線を前記同期信号発生部と前記上位計算機間お
よび前記同期信号発生部と前記下位計算機間に配設する
とともに、前記上位計算機内には、前記同期信号の発生
した時刻を前記上位計算機内の時刻計時部から出力され
る時刻データに基づき計測する同期信号発生時刻計測部
を設け、前記下位計算機内には、前記同期信号が入力さ
れた後の時間を計時する同期信号発生後時間計時部と、
前記同期信号発生時刻計測部で計測した時刻を前記伝送
路を介して取り込んで、その取り込んだ時刻に前記同期
信号発生後時間計時部が計時した時間を加味することに
より現在時刻を算出する時刻算出処理部と、を設けたも
のである。
【0011】また、本発明は、時刻を計時する時刻計時
部を上位計算機と下位計算機内にそれぞれ設けるととも
に、前記上位計算機と下位計算機とをデータ伝送路で互
いに接続して、前記上位計算機内の時刻計時部から出力
される時刻データを前記データ伝送路を介して前記下位
計算機に伝送し、該下位計算機内の時刻計時部にセット
することにより、前記上位計算機と下位計算機との間で
時刻合わせを行う計算機システムの時刻設定装置におい
て、同期信号を発生する同期信号発生部を設け、その同
期信号を伝送する信号線を前記同期信号発生部と前記上
位計算機間および前記同期信号発生部と前記下位計算機
間に配設するとともに、前記下位計算機内には、前記同
期信号が入力された後の時間を計時する同期信号発生後
時間計時部を設け、前記上位計算機内には、前記同期信
号の発生した時刻を前記上位計算機内の時刻計時部から
出力される時刻データに基づき計測する同期信号発生時
刻計測部と、前記同期信号発生時刻計測部で計測した時
刻を前記伝送路を介して取り込んで、その取り込んだ時
刻を前記同期信号発生時刻計測部で計測した時刻を補正
することにより現在時刻を算出する時刻算出処理部と、
を設けたものである。
【0012】さらに、本発明は、運転台付近に設けられ
内部に時刻を計時する時刻計時部を有する上位計算機
と、運転制御される車両毎に設けられ時刻を計時する時
刻計時部を有する下位計算機内と備えた列車モニタリン
グシステムであって、前記上位計算機と下位計算機とを
データ伝送路で互いに接続し、前記上位計算機内の時刻
計時部から出力される時刻データを前記データ伝送路を
介して前記下位計算機に伝送し、該下位計算機内の時刻
計時部にセットすることにより、前記上位計算機と下位
計算機との間で時刻合わせを行う時刻設定装置におい
て、同期信号を発生する同期信号発生部を設け、その同
期信号を伝送する信号線を前記同期信号発生部と前記上
位計算機間および前記同期信号発生部と前記下位計算機
間に配設するとともに、前記上位計算機内には、前記同
期信号の発生した時刻を前記上位計算機内の時刻計時部
から出力される時刻データに基づき計測する同期信号発
生時刻計測部を設け、前記下位計算機内には、前記同期
信号が入力された後の時間を計時する同期信号発生後時
間計時部と、前記同期信号発生時刻計測部で計測した時
刻を前記伝送路を介して取り込んで、その取り込んだ時
刻に前記同期信号発生後時間計時部が計時した時間を加
味することにより現在時刻を算出する時刻算出処理部
と、を設けたものである。
【0013】また、本発明は、上位計算機と下位計算機
とがデータ伝送路によって接続され、上位計算機が標準
時間に基づいて計時する時刻データを前記データ伝送路
を介して下位計算機に伝送することにより、前記上位計
算機と下位計算機との間で時刻合わせを行う計算機シス
テムの時刻設定方法において、前記データ伝送路以外の
信号線を介して、前記上位計算機間と下位計算機に同期
信号を伝送するとともに、前記上位計算機では、前記同
期信号の発生した時刻を上位計算機内の予め設定された
時刻データに基づき計測し、前記下位計算機では、前記
同期信号が入力された後の時間を計時するとともに、そ
の上位計算機で計測した時刻を前記伝送路を介して取り
込んで、その取り込んだ時刻に前記同期信号入力後の計
時時間を加味することにより現在時刻を算出することで
ある。
【0014】
【作用】下位計算機内に内蔵された時刻計時部の時刻を
同期させる場合、同期信号発生部から同期信号が送出さ
れ、その同期信号は信号線を介して上位計算機内の同期
信号発生時刻計測部と下位計算機内の同期信号発生後時
間計時部に伝達される。このとき、同期信号発生時刻計
測部は同期信号が発生した時刻を計測し、同期信号発生
後時間計時部は同期信号が発生してからの時間を計時す
る。この後、同期信号が発生した時刻はデータ伝送路を
介して下位計算機内の時刻算出処理部に伝送される。そ
して、時刻算出処理部は、受信した同期信号が発生した
時刻に、同期信号発生後時間計時部が計時している同期
信号が発生してからの時間を加算することにより現在時
刻を算出し、その現在時刻を下位計算機内の時刻計時部
にセットする。これにより、時刻デ−タが伝送されるの
に要する時間は補正されるので、下位計算機内の時刻計
時部の時刻を正確に一致させることができる。
【0015】また、時刻算出処理部を上位計算機側に設
けることにより、同期信号発生時に同期信号発生時刻デ
ータを下位計算機側に伝送せずに、下位計算機側の時刻
計時部は同期信号発生時を起点とする時刻を計時するこ
とができ、これをシステム内の相対時刻とする。システ
ム内の相対時刻と絶対時刻の差は同期信号発生時刻計測
部によって計測され、下位計算機で発生した事象の発生
時刻を計測する場合は、この時の下位計算機内の時刻計
時部の計時する時刻データをデータ伝送路で上位計算機
側に伝送し、同期信号発生時刻計測部が計測した同期信
号発生の絶対時刻で補正する。
【0016】また、本発明を列車モニタリングシステム
に用いれば、同期信号発生部と接点信号線を列車上に他
の目的のために従来からある機器および接点信号線で利
用することができ、新たに機器類を設置する必要がな
い。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。 (第1実施例)図1は本発明の第1実施例による時刻設
定装置の全体構成を示している。図において、上位計算
機内には、時刻設定部1、時刻計時部2、同期信号発生
部3、同期信号発生時刻計測部5、送信処理部6および
送信部7が設けられている。また、時刻情報を必要とす
る装置(ここでは下位計算機)101〜103は複数台
設けられ、その装置101〜103の内部には、受信部
9、同期信号発生後時間計時部10、時刻算出処理部1
1および各装置内計時部(時刻計時部)12が内蔵され
ている。
【0018】時刻設定部1は標準時間により日、時、
分、秒等の時刻を設定し、時刻計時部2は時刻設定部1
により設定され時刻に基づいて計時を行う。同期信号発
生部3は、各装置計時部12の時刻を同期させるための
同期信号を発生する。そして同期信号発生時刻計測部5
は、前記同期信号の発生した時刻を時刻計時部2からの
時刻データに基づき計測する。送信処理部6は、同期信
号発生時刻計測部5により計測された時刻を伝送デ−タ
に変換し、送信部7は送信処理部6により変換された伝
送デ−タを装置101〜103に送信する。
【0019】受信部9は前記伝送デ−タを受信し、同期
信号発生後時間計時部10は前記同期信号の入力後の時
間を計時する。そして時刻算出処理部11は、受信部9
が伝送デ−タを受信した場合、この伝送データすなわち
時刻デ−タに、同期信号発生後時間計時部10の計時し
ている時間を加算して現在時刻を算出する。各装置内計
時部12は、時刻算出処理部11により算出された現在
時刻を設定するとともに、その設定された現在時刻に基
づいて時刻を計時する。
【0020】なお、図1において、4は同期信号発生部
3からの同期信号を同期信号発生時刻計測部5および同
期信号発生後時間計時部10に伝えるための接点信号
線、8は時刻デ−タを送信部7から受信部9へ伝送する
ための伝送路である。
【0021】時刻計時部2の時刻と標準時刻との間に誤
差が生じた場合には、操作員は時刻設定部1によって標
準時間の日、時、分、秒等の時刻を設定する。この時刻
設定部1により時刻設定され時刻は時刻計時部2にセッ
トされ、以後、時刻計時部2は時刻計時部2内の時計に
よって時刻を計時し続ける。
【0022】次に、システム中の各装置101〜103
が内蔵する各装置内計時部12の時刻を時刻計時部2の
計時する時刻に一致させる場合には、操作員が同期信号
発生部3を操作して、同期信号発生部3から同期信号を
発生させる。この同期信号は、接点信号線4を介して同
期信号発生時刻計測部5および同期信号発生後時間計時
部10に伝えられる。このとき、同期信号発生時刻計測
部5は時刻計時部2により計時される時刻に基づき同期
信号の発生した時刻を計測する。また、同期信号発生後
時間計時部10は同期信号が入力された時刻を起点とし
た時間の計時を開始する。
【0023】同期信号発生時刻計測部5により計測され
た時刻デ−タは送信処理部6により伝送デ−タに変換さ
れた後、送信部7より伝送路8に送信される。この伝送
デ−タは各装置101〜103内の受信部9に受信され
る。時刻算出処理部11は、受信部9が受信した同期信
号発生時刻の時刻デ−タに、同期信号発生後時間計時部
10が計時している同期信号発生後の時間を加算するこ
とにより、その時の時刻を算出し各装置内計時部12に
セットする。そして、以後、各装置内計時部12はそれ
に内蔵される時計によって時刻を計時し続け、各装置1
01〜103において時刻が必要となった場合に使用さ
れる。
【0024】本実施例によれば、各装置101〜103
内の時刻を同期信号発生部3からの同期信号で同期させ
ているので、時刻デ−タの伝送に要する時間に影響され
ず各装置101〜103の時刻を正確に一致させること
ができる。
【0025】なお、本実施例では同期信号発生部の操作
を操作員が行っていたが、計算機システムの電源投入後
一定時間経過したら自動的に同期信号を発生するように
してもよい。
【0026】(第2実施例)図2は本発明の第2実施例
であり、列車モニタリングシステムにおける時刻設定装
置を示している。本実施例の特徴は、図1の同期信号発
生部3を扉開閉指令スイッチ13に、接点信号線4を扉
開閉指令線14に置き換えたことである。各装置101
〜103が内蔵する各装置内計時部12の時刻を時刻計
時部2の時刻に一致させる場合には、操作員が扉開閉指
令スイッチ13を操作して扉開閉指令スイッチ13から
扉開閉指令信号兼同期信号を発生させる。この扉開閉指
令信号兼同期信号は扉開閉指令線14を介して扉開閉装
置15、同期信号発生時刻計測部5および同期信号発生
後時間計時部10に伝えられる。扉開閉装置15は扉開
閉指令信号に従い扉を開閉させる。その他、各装置10
1〜103において、時刻を一致させる動作は第1実施
例の場合と同様である。
【0027】扉開閉指令線14としては、全車両にわた
って引き通された引き通し線を使用する。このような引
き通し線は、物理量を示す信号を伝送することはできな
いが、タイミングを与えるための信号なら伝送すること
ができるものである。
【0028】本実施例によれば、同期信号発生部として
扉開閉指令スイッチ13を、接点信号線として扉開閉指
令線(全車両に引き通された引き通し線)14を利用す
ることができ、列車上に他の目的のために従来から設置
されている機器を有効に活用することができる。また扉
開閉指令スイッチ13は、列車の電源投入後の仕業点検
時において、扉の開閉試験のため必ず操作をするので各
装置101〜103の時刻を一致させるために特別な操
作を操作員に要求しないで済む利点もある。
【0029】なお、本実施例では、同期信号を発生・伝
達させるために扉開閉指令スイッチ13と扉開閉指令線
14を用いたが、仕業点検時において必ず操作をする電
源投入スイッチ、主幹制御器、ブレ−キハンドルおよび
その指令線等を用いても同様の効果が得られる。
【0030】(第3実施例)図3は本発明の第3実施例
を示している。上記2つの実施例では同期信号発生時の
時刻デ−タを伝送路で伝送し、これを基に装置101〜
103の時刻をセットしている。装置101〜103で
時刻情報を必要とするのは、装置101〜103で発生
した事象の発生時刻を正確に計測するなどのためであ
る。図3に示す第3実施例では、図1中の送信処理部
6、送信部7、受信部9、時刻算出処理部11を入れ替
えて構成したものである。すなわち、送信処理部6と送
信部7は上記計算機側に、受信部9と時刻算出処理部1
1は下位計算機側つまり各装置101〜103側に配置
されている。
【0031】このような構成にすることにより、同期信
号発生時に同期信号発生時刻データは装置101〜10
3側に伝送されず、装置101〜103内の各装置計時
部12は同期信号発生時を起点とする時刻を計時し、こ
れをシステム内の相対時刻とする。システム内の相対時
刻と絶対時刻の差は同期信号発生時刻計測部5によって
計測される。装置101〜103で発生した事象の発生
時刻を計測する場合は、この時の各装置内計時部12の
計時する時刻データを伝送路8で上位計算機側に伝送
し、同期信号発生時刻計測部5が計測した同期信号発生
の絶対時刻で補正する。これにより、上記第1実施例の
場合と同様の効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同期信号発生部からの同期信号により下位計算機内の時
刻を同期させているので、時刻デ−タの伝送に要する時
間に影響されず下位計算機の時刻を正確に一致させるこ
とができる。
【0033】また、同期信号発生部やその同期信号発生
部からの同期信号を伝達するための信号線を、列車上に
他の目的のために従来から設置されている機器および信
号線で利用することができるので、新たな機器類を設置
する必要がなく設計上およびコスト上非常に有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による時刻設定装置のシス
テム構成図である。
【図2】本発明の第2実施例による時刻設定装置のシス
テム構成図である。
【図3】本発明の第3実施例による時刻設定装置のシス
テム構成図である。
【符号の説明】
1 時刻設定部 2 時刻計時部 3 同期信号発生部 4 接点信号線 5 同期信号発生時刻計測部 6 送信処理部 7 送信部 8 伝送路 9 受信部 10 同期信号発生後時間計時部 11 時刻算出処理部 12 各装置内計時部 13 扉開閉指令スイッチ 14 扉開閉指令線 15 扉開閉装置 101〜103 装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を計時する時刻計時部を上位計算機
    と下位計算機内にそれぞれ設けるとともに、前記上位計
    算機と下位計算機とをデータ伝送路で互いに接続して、
    前記上位計算機内の時刻計時部から出力される時刻デー
    タを前記データ伝送路を介して前記下位計算機に伝送
    し、該下位計算機内の時刻計時部にセットすることによ
    り、前記上位計算機と下位計算機との間で時刻合わせを
    行う計算機システムの時刻設定装置において、 同期信号を発生する同期信号発生部を設け、その同期信
    号を伝送する信号線を前記同期信号発生部と前記上位計
    算機間および前記同期信号発生部と前記下位計算機間に
    配設するとともに、 前記上位計算機内には、前記同期信号の発生した時刻を
    前記上位計算機内の時刻計時部から出力される時刻デー
    タに基づき計測する同期信号発生時刻計測部を設け、 前記下位計算機内には、前記同期信号が入力された後の
    時間を計時する同期信号発生後時間計時部と、前記同期
    信号発生時刻計測部で計測した時刻を前記伝送路を介し
    て取り込んで、その取り込んだ時刻に前記同期信号発生
    後時間計時部が計時した時間を加味することにより現在
    時刻を算出する時刻算出処理部と、を設けたことを特徴
    とする計算機システムの時刻設定装置。
  2. 【請求項2】 時刻を計時する時刻計時部を上位計算機
    と下位計算機内にそれぞれ設けるとともに、前記上位計
    算機と下位計算機とをデータ伝送路で互いに接続して、
    前記上位計算機内の時刻計時部から出力される時刻デー
    タを前記データ伝送路を介して前記下位計算機に伝送
    し、該下位計算機内の時刻計時部にセットすることによ
    り、前記上位計算機と下位計算機との間で時刻合わせを
    行う計算機システムの時刻設定装置において、 同期信号を発生する同期信号発生部を設け、その同期信
    号を伝送する信号線を前記同期信号発生部と前記上位計
    算機間および前記同期信号発生部と前記下位計算機間に
    配設するとともに、 前記下位計算機内には、前記同期信号が入力された後の
    時間を計時する同期信号発生後時間計時部を設け、 前記上位計算機内には、前記同期信号の発生した時刻を
    前記上位計算機内の時刻計時部から出力される時刻デー
    タに基づき計測する同期信号発生時刻計測部と、前記同
    期信号発生時刻計測部で計測した時刻を前記伝送路を介
    して取り込んで、その取り込んだ時刻を前記同期信号発
    生時刻計測部で計測した時刻を補正することにより現在
    時刻を算出する時刻算出処理部と、を設けたことを特徴
    とする計算機システムの時刻設定装置。
  3. 【請求項3】 運転台付近に設けられ内部に時刻を計時
    する時刻計時部を有する上位計算機と、運転制御される
    車両毎に設けられ時刻を計時する時刻計時部を有する下
    位計算機内と備えた列車モニタリングシステムであっ
    て、前記上位計算機と下位計算機とをデータ伝送路で互
    いに接続し、前記上位計算機内の時刻計時部から出力さ
    れる時刻データを前記データ伝送路を介して前記下位計
    算機に伝送し、該下位計算機内の時刻計時部にセットす
    ることにより、前記上位計算機と下位計算機との間で時
    刻合わせを行う時刻設定装置において、 同期信号を発生する同期信号発生部を設け、その同期信
    号を伝送する信号線を前記同期信号発生部と前記上位計
    算機間および前記同期信号発生部と前記下位計算機間に
    配設するとともに、 前記上位計算機内には、前記同期信号の発生した時刻を
    前記上位計算機内の時刻計時部から出力される時刻デー
    タに基づき計測する同期信号発生時刻計測部を設け、 前記下位計算機内には、前記同期信号が入力された後の
    時間を計時する同期信号発生後時間計時部と、前記同期
    信号発生時刻計測部で計測した時刻を前記伝送路を介し
    て取り込んで、その取り込んだ時刻に前記同期信号発生
    後時間計時部が計時した時間を加味することにより現在
    時刻を算出する時刻算出処理部と、を設けたことを特徴
    とする列車モニタリングシステムの時刻設定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の列車モニタリングシステ
    ムの時刻設定装置において、 前記信号線として、列車間に既に設置された引き通し線
    を利用することを特徴とする列車モニタリングシステム
    の時刻設定装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の列車モニタリングシステ
    ムの時刻設定装置において、 前記同期信号発生部として、列車に既に設置された扉開
    閉指令スイッチ、電源投入スイッチ、力行操作スイッチ
    またはブレーキ操作スイッチを利用することを特徴とす
    る列車モニタリングシステムの時刻設定装置。
  6. 【請求項6】 上位計算機と下位計算機とがデータ伝送
    路によって接続され、上位計算機が標準時間に基づいて
    計時する時刻データを前記データ伝送路を介して下位計
    算機に伝送することにより、前記上位計算機と下位計算
    機との間で時刻合わせを行う計算機システムの時刻設定
    方法において、 前記データ伝送路以外の信号線を介して、前記上位計算
    機間と下位計算機に同期信号を伝送するとともに、前記
    上位計算機では、前記同期信号の発生した時刻を上位計
    算機内の予め設定された時刻データに基づき計測し、前
    記下位計算機では、前記同期信号が入力された後の時間
    を計時するとともに、その上位計算機で計測した時刻を
    前記伝送路を介して取り込んで、その取り込んだ時刻に
    前記同期信号入力後の計時時間を加味することにより現
    在時刻を算出することを特徴とする計算機システムの時
    刻設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009069329A1 (ja) 2007-11-30 2009-06-04 Mitsubishi Electric Corporation 列車における時刻同期システムおよび時刻同期方法
JP2017210181A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 株式会社日立製作所 目標ダイヤ作成装置および目標ダイヤ作成方法

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