JPH03118220A - 車両のパワートレイン構造 - Google Patents

車両のパワートレイン構造

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JPH03118220A
JPH03118220A JP25627889A JP25627889A JPH03118220A JP H03118220 A JPH03118220 A JP H03118220A JP 25627889 A JP25627889 A JP 25627889A JP 25627889 A JP25627889 A JP 25627889A JP H03118220 A JPH03118220 A JP H03118220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
transmission
vehicle
power train
width direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP25627889A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamune Moriyama
森山 尚宗
Reiji Kikuchi
礼治 菊池
Toshiaki Katsuki
香月 寿昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH03118220A publication Critical patent/JPH03118220A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のパワートレイン構造に関し、特に、エ
ンジンを縦置きに搭載する縦置きエンジンタイプのもの
に係わる。
(従来の技術) 従来、車両におけるエンジンの搭載形式としては、エン
ジン出力軸を車幅方向に向けた横置きエンジンタイプと
、エンジン出力軸を車体前後方向に向けた縦置きエンジ
ンタイプとがある。そのうち、縦置きエンジンタイプの
場合には、車体前後方向に延びる左右一対のフレーム間
の距離つまりフレームスパンが短くなるので、その分ド
ライブシャフトおよびサスペンションアームの長さを長
く設定して、車輪のバンブ・リバウンド時での駆動力お
よびサスペンション特性の変化を抑制することができる
などの利点がある。
そして、上記縦置きエンジンタイプのうち、例えば、エ
ンジンを車体前部に搭載し、かつ前輪を駆動するFF(
フロントエンジン拳フロントドライブ)型車における、
トランスミッションおよびフロントデフの配置レイアウ
トは、通常、エンジンの後部に、エンジンと同様に縦置
きに搭載するトランスミッションを連接し、該トランス
ミッションとエンジンとの間にフロントデフ(つまり前
輪の車軸)を配置している。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このような配置レイアウトの場合には、エン
ジンやトランスミッション等のパワートレイン(パワー
ユニットともいう)の重心つまりパワートレインセンタ
ーが前輪の車軸線上よりも車体前方に位置するため、こ
のパワートレインの重量ひいては車体重量が前輪にかな
り偏って作用することになり、走行安定性等に悪影響が
及ぶ。
特に、近年、エンジンの高出力化に伴ない、この車体重
量の前輪への偏りが非常に大きなものとなって来ている
。尚、この種の問題は、エンジンを車体後部に搭載する
RR(リヤエンジン・リヤドライブ)型車等の場合にも
ある。
そこで、このような車体重量の前輪への偏りを緩和する
ために、エンジンおよびトランスミッションを、これら
を縦置きに連接した状態のまま従来の配置位置から車体
後方に移動し、パワートレインセンターを前輪の車軸線
上よりも車体後方に設定する配置レイアウトが考えられ
る。尚、特開昭63−103735号公報には、エンジ
ンおよびトランスミッションを車体前部に横置きに搭載
する車両において、パワートレインセンターが前輪の車
軸線上よりも車体後方に位置するようエンジン等を配置
することが開示されている。
しかしながら、この配置レイアウトの場合、エンジン後
部に連接されたトランスミッションとエンジンルーム後
壁との干渉を避けるために、エンジンルームの車体前後
方向の長さひいては車体の全長を長くするか、あるいは
エンジンルーム後壁から車体フロアにかけてかなり大き
なトンネル部を設けなければならないという不具合があ
る。
また、車体重量の前輪への偏りを緩和する別の対策手段
として、縦置きのエンジンを従来の配置位置から車体後
方に移動するとともに、該エンジンの側方または下方に
それと並列にトランスミッションを配置することが考え
られる(特開昭60143128号公報参照)。
しかし、単に、エンジンの下方にトランスミッションを
配置した場合には、パワートレイン全体の上下方向の長
さが長くなり、その結果、車両のボンネット高が高くな
るという不具合がある。また、エンジンの側方にトラン
スミッションを配置した場合には、パワートレイン全体
の車幅方向長さが長くなり、その結果、縦置きエンジン
タイプの利点であるフレームスパンを短くすることがで
きるということが得られなくなる。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、特に、縦置きのエンジンの下方に
トランスミッションを配置するに当たり、その両者を最
も近接状態に配置レイアウトを設定して、パワートレイ
ンを上下方向および車幅方向に共にコンパクト化し得る
パワートレイン構造を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、エンジ
ンを縦置きに搭載した車両において、上記エンジンの下
方に、トランスミッションを該エンジン出力軸と平行に
かつ車幅方向の一方にオフセットして配置するとともに
、上記エンジンを、その上部側が車幅方向における上記
トランスミッションのオフセット側と反対側に傾斜した
状態に配置する構成にするものである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、縦置きのエンジンに対
して、その下方のコネクティングロッドの軌跡を回避し
た状態でトランスミッションが近接することになり、パ
ワートレイン全体の上下方向および車幅方向の長さは共
に可及的に短いものとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例に係わるパワー
トレイン構造を備えた車両の前部車体構成を示し、1は
エンジンルーム2と車室3とを仕切るダッシュパネル、
4はエンジンルーム2の側壁を構成するホイールエプロ
ン、5は該ホイールエプロン4の下部に車体前後方向に
延びた状態に接合されたフロントフレームであって、該
フロントフレーム5の後部は上記ダッシュパネル1に接
続され、かつ該ダッシュパネル1に沿って車室3下方に
延設されている。6はエンジンルーム2の上方を覆うボ
ンネット、7はエンジンルーム2内の前部に配置された
ラジェータである。
また、8はエンジンルーム2内のラジェータ7後方に軸
方向を車体前後方向に向けた縦置きに配置されたエンジ
ン、9は該エンジン8の下方にそれと並列につまり縦置
きに配置されたトランスミッションであり、上記エンジ
ン8およびトランスミッション9は一体化した状態でサ
ブフレーム10等を介して車体(フロントフレーム5)
に支持されている。
さらに、11は上記エンジン8およびトランスミッショ
ン9の後部に設けられたクラッチハウジングであり、上
記ダッショバネル1には、このクラッチハウジング11
との干渉を回避すべく車室3側に膨出する膨出部1aが
形成されている。また、12は上記トランスミッション
9の前部に設けられたフロントデフであって、該フロン
トデフ12には各々ドライブシャフト13.13を介し
て左右の前輪14.14が連結されている。そして、上
記フロントデフ12で左右の前輪14,14の差動を許
容しつつトランスミッション9で変速されたエンジン動
力がフロントデフ11から左右の前輪14.14に伝達
されて、該前輪14゜14を駆動するようになっている
。以上のような配置レイアウトによって、上記エンジン
8およびトランスミフシ329等パワートレイン全体の
重心つまりパワートレインセンターは、前輪14の回転
中心(フロントデフ12やドライブシャフト13の軸心
)よりも車体後方に位置している。
次に、上記トランスミッション9、クラッチハウジング
11およびフロントデフ12の構成を、第3図ないし第
5図を用いて説明する。
第3図ないし第5図において、21はエンジン8の出力
軸たるクランク軸であって、該クランク軸21のクラッ
チハウジング11内に突出する端部にはフライホイール
22が取付けられているとともに、クラッチハウジング
11内には上記クランク軸21と同軸と設けられたシャ
フト23上に、上記フライホイール22を摩擦板として
利用してなるクラッチ装置(図示せず)が設けられてい
る。
また、上記クラッチハウジング11内には、上記シャフ
ト23と一体形成されたドライブギヤ24と、該ドライ
ブギヤ24と噛合するアイドルギヤ25と、該アイドル
ギヤ25と噛合するドリブンギヤ26とが配置されてお
り、上記ドリブンギヤ26は、クラッチハウジング11
内に延出するトランスミッション9の入力軸32の延出
部32aに一体的に形成されている。
一方、トランスミッション9のケーシング31内には入
力軸32と出力軸33とが平行にかつ各々回転自在に支
持されているとともに、該両軸32.33間には複数の
前進ギヤ列と一つのリバースギヤ列とが設けられている
。そして、これらのギヤ列のうちの一つを動力伝達状態
とすることにより、人力軸32に伝達された動力を、所
定のギヤ比でもって変速しながら出力軸33に伝達する
ように構成されている。
上記出力軸33の端部にはベベルギヤ34が形成され、
該ベベルギヤ34は、フロントデフ12のケース41に
取付けられたリングギヤ42と噛合している。上記フロ
ントデフ12は、ケース41にピニオンシャフト43を
介して支持された一対のピニオンギヤ44.44と、各
ドライブシャフト13の一端に嵌着され、上記両ピニオ
ンギヤ44.44と噛合する一対のサイドギヤ45,4
5とを有するはすば歯車式の差動装置からなる。
次に、車体前方から見た、上記エンジン1とトランスミ
ッション9との配置関係を、第1図および第5図を参照
しながら説明するに、トランスミッション9はエンジン
1下方の車幅方向右側にオフセットして設けられている
。つまり、トランスミッション9の入力軸32の軸心p
tは、エンジン8のクランク軸21の軸心P2の右側方
で該軸心P2よりも下方の位置に位置し、この両軸心P
1、P2を結ぶ直線上の略中間位置にアイドルギヤ25
の軸心P3が位置している。また、トランスミッション
9の出力軸33の軸心P4は入力軸32の軸心P1より
も下方で上記アイドルギヤ25の軸心P3の略真下の位
置に位置している。
そして、上記エンジン1は、その上部側が車幅方向にお
ける上記トランスミッション9のオフセット側と反対側
の左側に傾斜した状態で配置されており、このエンジン
1およびトランスミッション9は、クランク軸21の軸
心P2と入力軸32の軸心P1との間(出力軸33の軸
心P4付近)に車体中心軸CLが位置するよう車体に対
して搭載されている。
尚、第5図中、35はリバースアイドルギヤであり、該
リバースアイドルギヤ35は、車体前方から見て入力軸
32の下方でかつ出力軸33の右側方の位置に配置され
ている。また、第4図中、仮想線9は、ピストンとクラ
ンク軸とを連結するコネクティングロッド下端の軌跡を
示す。
したがって、上記実施例においては、エンジンルーム2
内に縦置きに搭載したエンジン8の下方にトランスミッ
ション9をエンジン8と平行な縦置きに配置するに当た
り、トランスミッション9をエンジン8下方の車幅方向
の一方(図で右側)にオフセットして配置するとともに
、上記エンジン8を、その上部側が車幅方向における上
記トランスミッション9のオフセット側と反対側(図で
左側)に傾斜した状態に配置したことにより、コネクテ
ィングロッドの軌跡9を回避した状態でエンジン8とト
ランスミッション9およびその前部に連接されたフロン
トデフ12とを最も近接させることができるので、パワ
ートレイン全体の上下方向および車幅方向の長さを共に
可及的に短くすることができる。その結果、車両のボン
ネット高を低くすることができるとともに、フレームス
パン(左右のフロントフレーム5,5間の距M)を短く
することができる。
尚、上記実施例では、本発明を、エンジンを虫体前部に
縦置きに搭載する車両のパワートレイン構造に適用した
場合について述べたが、エンジンを車体後部に縦置きに
搭載する車両のパワートレイン構造にも同様に適用する
ことができるのは勿論である。
(発明の効果) 以上の如く、本発明における車両のパワートレイン構造
によれば、縦置きエンジンの下方にトランスミッション
を並列に配置するに当たり、コネクティングロッドの軌
跡を回避した状態で両者を最も近接配置することができ
るので、パワートレインの上下および車幅方向の長さを
共に短くすることができ、コンパクト化を図ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係わるもので、第1図および第
2図は車両の前部車体構造を示し、第1図は車体前方か
ら見た正面図、第2図は車体側方から見た側面図であり
、第3図はトランスミッション等の構造を示す縦断側面
図、第4図および第5図はそれぞれ第3図のIV−IV
線およびv−v線における断面図である。 8・・・エンジン、 9・・・トランスミッション、 口 「V 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンを縦置きに搭載した車両において、上記
    エンジンの下方には、トランスミッションが該エンジン
    出力軸と平行にかつ車幅方向の一方にオフセットして配
    置されており、上記エンジンは、その上部側が車幅方向
    における上記トランスミッションのオフセット側と反対
    側に傾斜した状態に配置されていることを特徴とする車
    両のパワートレイン構造。
JP25627889A 1989-09-29 1989-09-29 車両のパワートレイン構造 Pending JPH03118220A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5360451A (en) * 1976-11-12 1978-05-31 Nissan Motor Co Ltd Transmission driving device
JPS5425024A (en) * 1977-07-27 1979-02-24 Toyota Motor Corp Device for driving vehicle

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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