JPH03116526A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPH03116526A JPH03116526A JP25566589A JP25566589A JPH03116526A JP H03116526 A JPH03116526 A JP H03116526A JP 25566589 A JP25566589 A JP 25566589A JP 25566589 A JP25566589 A JP 25566589A JP H03116526 A JPH03116526 A JP H03116526A
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Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は磁気記録媒体の製造方法に関し、特に性能の優
れた垂直磁化膜の生産性を向上させた製造方法に関する
。
れた垂直磁化膜の生産性を向上させた製造方法に関する
。
従来の技術
近年、磁気記録技術の発展はめざましく、記録密度の向
上、とりわけ装置の小型化、高性能化。
上、とりわけ装置の小型化、高性能化。
多機能化に於ける進歩は著しく、この傾向は今後も続く
ことが予測され、重要な要素である磁気メディアは薄膜
磁気記録層、垂直磁化薄膜の採用に向って改良が進めら
れている。
ことが予測され、重要な要素である磁気メディアは薄膜
磁気記録層、垂直磁化薄膜の採用に向って改良が進めら
れている。
垂直磁化薄膜はCo−0rスパツタ膜に代表され、Ni
−FeとCo−Crのいわゆる積層2層媒体と単磁極ヘ
ッドの組み合わせでは、680KFRPIの記録再生が
報告され〔アイイーイーイー トランザクションズ オ
ン マグネティクス(IEEETRANSACTION
S ON MAGNETIC3)vol。
−FeとCo−Crのいわゆる積層2層媒体と単磁極ヘ
ッドの組み合わせでは、680KFRPIの記録再生が
報告され〔アイイーイーイー トランザクションズ オ
ン マグネティクス(IEEETRANSACTION
S ON MAGNETIC3)vol。
MAG 23.A32072(1987))るに至って
いる一方、Co−Cr−Nb単層膜とリングヘッドの既
存のインターフェース技術によっての高密度化も確認さ
れ〔特開昭61−77128号公報〕実用化への期待が
高まってきている。
いる一方、Co−Cr−Nb単層膜とリングヘッドの既
存のインターフェース技術によっての高密度化も確認さ
れ〔特開昭61−77128号公報〕実用化への期待が
高まってきている。
実用化にあたって今日重要なテーマは、耐久性に優れ、
記録性能の良好な磁気ディスク、磁気テープ等の磁気記
録媒体を再現よく、高速で製造する技術の確立であると
いえる。かかる事情に鑑み、電子ビーム蒸着技術〔アイ
イーイーイー トランザクションズ オン マグネティ
クス(IEEETi’LAN5ACTIONS ON
MAGNETIC8)vol 。
記録性能の良好な磁気ディスク、磁気テープ等の磁気記
録媒体を再現よく、高速で製造する技術の確立であると
いえる。かかる事情に鑑み、電子ビーム蒸着技術〔アイ
イーイーイー トランザクションズ オン マグネティ
クス(IEEETi’LAN5ACTIONS ON
MAGNETIC8)vol 。
MA−23,A32449(1987”)参照〕スパッ
タリング法〔同誌2443頁(1987)参照〕が中心
に検討されている。
タリング法〔同誌2443頁(1987)参照〕が中心
に検討されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら現状では電子ビーム蒸着法は高速性は十分
といえ、得られる特性が不十分で、−ガスバッタリング
法は特性は良好であるが生産性が低いといった整理の域
をでず、夫々の製造パラメータ、フィルム温度、フィル
ムのアウトガス、入射角、製膜速度、真空度1分圧等が
綿密に実験され部分的に改善はみられるものの、未だス
パッタリング法の高速化には課題が残されている。本発
明は上記した事情に鑑みなされたもので、スパッタリン
グ法の高速化によυ高性能の磁気記録媒体を得ることを
目的とするものである。
といえ、得られる特性が不十分で、−ガスバッタリング
法は特性は良好であるが生産性が低いといった整理の域
をでず、夫々の製造パラメータ、フィルム温度、フィル
ムのアウトガス、入射角、製膜速度、真空度1分圧等が
綿密に実験され部分的に改善はみられるものの、未だス
パッタリング法の高速化には課題が残されている。本発
明は上記した事情に鑑みなされたもので、スパッタリン
グ法の高速化によυ高性能の磁気記録媒体を得ることを
目的とするものである。
課題を解決するだめの手段
上記した課題を解決するため、本発明の磁気記録媒体の
製造方法は、移動する高分子フィルム上にCo−M合金
垂直磁化膜を形成する方法にあって、スパッタリング用
のターゲットをCo −M 微粒子により構成し、マグ
ネトロンスパッタリングにより製膜するようにしたもの
である。
製造方法は、移動する高分子フィルム上にCo−M合金
垂直磁化膜を形成する方法にあって、スパッタリング用
のターゲットをCo −M 微粒子により構成し、マグ
ネトロンスパッタリングにより製膜するようにしたもの
である。
作 用
本発明の磁気記録媒体の製造方法は上記した構成により
、ターゲットからの漏れ磁束が増えマグネトロン放電を
強めることができると共に、ターゲットからのガス放出
を減少させることができ、スパッタ表面積も実効的に大
きくなることで高速化できることになる。
、ターゲットからの漏れ磁束が増えマグネトロン放電を
強めることができると共に、ターゲットからのガス放出
を減少させることができ、スパッタ表面積も実効的に大
きくなることで高速化できることになる。
実施例
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
する。
(実施例1)
第1図は本発明を実施するのに用いたスパッタリング装
置の要部構成図である。第1図で1はポリエチレンテレ
フタレートフィルム、ポリエーテルエーテルケトン等の
高分子フィルムで必要に応じて微粒子塗布層等を配した
ものを用いてもよい。
置の要部構成図である。第1図で1はポリエチレンテレ
フタレートフィルム、ポリエーテルエーテルケトン等の
高分子フィルムで必要に応じて微粒子塗布層等を配した
ものを用いてもよい。
2は円筒キャンで、一般に冷却機能と連結した回転支持
体であればよい。3は送り出し軸、4は巻取シ軸、6は
ターゲット6は磁界発生コイ/L/7はマスク、8は電
子線発生器9は電子ビームである。
体であればよい。3は送り出し軸、4は巻取シ軸、6は
ターゲット6は磁界発生コイ/L/7はマスク、8は電
子線発生器9は電子ビームである。
本発明はターゲット6がGo−M合金微粒子から成るこ
とを特徴とするもので、第2図に示したように、微粒子
10はすき間が存在するので7ラツクスB1とB2の差
が小さくでき、マグネトロンスパッタリングに有効でか
つ、表面積も大きくとれスパッタレイトが大きくでき、
脱ガスも容易で、含有ガスの結晶成長への悪影響の懸念
もなくせる。
とを特徴とするもので、第2図に示したように、微粒子
10はすき間が存在するので7ラツクスB1とB2の差
が小さくでき、マグネトロンスパッタリングに有効でか
つ、表面積も大きくとれスパッタレイトが大きくでき、
脱ガスも容易で、含有ガスの結晶成長への悪影響の懸念
もなくせる。
微粒子の大きさはo、s swから4flの範囲が望ま
しい。小さい方が表面積は大きいがB1 とB2の差が
開くからで4fl径以上になると、表面積増の効果が小
さくなるからである。
しい。小さい方が表面積は大きいがB1 とB2の差が
開くからで4fl径以上になると、表面積増の効果が小
さくなるからである。
以下、更に具体的に本発明の実施例について比較例との
対比で説明する。直径50ffの円筒キャンに沿って、
至近距離が4.51の位置にフィルム移動方向に103
のターゲットを配置し、各種の合金ターゲットにより垂
直磁化膜を0.2μm13.56MHz の高周波マ
グネ)ロンスパッタリング法で形成した。用いたフィル
ムは厚み10μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム(平均粗す30入、最大粗さ60人)で、垂直磁化膜
の上にはアモルファスカーボン膜を20o人配シ、更ニ
ハーフルオロポリエーテルとして市販のモンテジソン社
製のフオンプリンZ−25をO−5(rrq/vl )
塗布した。夫々を8ミリテープにしてギャップ長0.1
6μmの積層合金型ヘッドで、ビット長0.22μmを
記録再生しC/Nを比較した。製造条件とC/Nの結果
を第1表にまとめて示した。スパッタリングはあらかじ
めI X 10喝(Torr)に排気した後、Ar分圧
を0.008 (Torr)一定にして比較した。又磁
界発生器は共通とし、ターゲット厚みは、平板は8nと
し、実施例も実質厚み8j11とし、非磁性体の銅をタ
ーゲットにした時表面磁束が最大で1800 (Gau
s s )となるような条件トシタ。又、ホリエチレン
テレフタレートフィルムを静電吸着させ、キャン(温度
60℃)と密着させる為に40KV、20μA/dの電
子線照射を行った。
対比で説明する。直径50ffの円筒キャンに沿って、
至近距離が4.51の位置にフィルム移動方向に103
のターゲットを配置し、各種の合金ターゲットにより垂
直磁化膜を0.2μm13.56MHz の高周波マ
グネ)ロンスパッタリング法で形成した。用いたフィル
ムは厚み10μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム(平均粗す30入、最大粗さ60人)で、垂直磁化膜
の上にはアモルファスカーボン膜を20o人配シ、更ニ
ハーフルオロポリエーテルとして市販のモンテジソン社
製のフオンプリンZ−25をO−5(rrq/vl )
塗布した。夫々を8ミリテープにしてギャップ長0.1
6μmの積層合金型ヘッドで、ビット長0.22μmを
記録再生しC/Nを比較した。製造条件とC/Nの結果
を第1表にまとめて示した。スパッタリングはあらかじ
めI X 10喝(Torr)に排気した後、Ar分圧
を0.008 (Torr)一定にして比較した。又磁
界発生器は共通とし、ターゲット厚みは、平板は8nと
し、実施例も実質厚み8j11とし、非磁性体の銅をタ
ーゲットにした時表面磁束が最大で1800 (Gau
s s )となるような条件トシタ。又、ホリエチレン
テレフタレートフィルムを静電吸着させ、キャン(温度
60℃)と密着させる為に40KV、20μA/dの電
子線照射を行った。
第
表
本発明によれば、高速で高性能垂直磁化膜の形成が可能
であることが第1表よシわかる。他にCo−Ta 、
Co−W、 Co−lRh 、 Co−Re 、Co−
Cr−8m。
であることが第1表よシわかる。他にCo−Ta 、
Co−W、 Co−lRh 、 Co−Re 、Co−
Cr−8m。
Co−Cr−Nb、Go−Cr−Eu 等でも同様の効
果がある。
果がある。
(実施例2)
課題を解決するための別の手段は、Co−M非磁性合金
をターゲットにしてマグネトロンスパッタリングすると
同時にCo含有化合物蒸気をグロー放電によりCo被着
させてCo−M系垂直磁化膜を形成するようにしたもの
である。本発明の磁気記録媒体の製造方法は、上記した
構成により、ターゲットが非磁性であることで、マグネ
トロン放電に対し強い磁場でプラズマ密度をあげかつ、
二次電子をトラップする効果も強めることができるので
、フィルムにダメージを与えない状態で高速化でき、か
つターゲットは非磁性でもCo含有蒸気のグロー放電で
Coを膜中に増やすことでCo−M系の垂直磁化膜を形
成できることになる。
をターゲットにしてマグネトロンスパッタリングすると
同時にCo含有化合物蒸気をグロー放電によりCo被着
させてCo−M系垂直磁化膜を形成するようにしたもの
である。本発明の磁気記録媒体の製造方法は、上記した
構成により、ターゲットが非磁性であることで、マグネ
トロン放電に対し強い磁場でプラズマ密度をあげかつ、
二次電子をトラップする効果も強めることができるので
、フィルムにダメージを与えない状態で高速化でき、か
つターゲットは非磁性でもCo含有蒸気のグロー放電で
Coを膜中に増やすことでCo−M系の垂直磁化膜を形
成できることになる。
用いるC o−M合金は非磁性となるようにMとしてC
r、Ti 、Ta、Mo、W、Nb、Ru、Cr−Nb
、Cr −Rh、Cr−Pr等を含ませたターゲットを
平板状に形成してもよいし、実施例1の構成としてもよ
いのは勿論である。
r、Ti 、Ta、Mo、W、Nb、Ru、Cr−Nb
、Cr −Rh、Cr−Pr等を含ませたターゲットを
平板状に形成してもよいし、実施例1の構成としてもよ
いのは勿論である。
放電ガスとしてはAr、Xe等の不活性気体と混合する
か或いは単独で、C0(Co)4.co(C9H12)
2゜Co Cl 2等のGo化合物蒸気を用いることが
できる。
か或いは単独で、C0(Co)4.co(C9H12)
2゜Co Cl 2等のGo化合物蒸気を用いることが
できる。
以下、実施例1と同じ装置を用いて実施しだ例と比較例
との対比で説明する。
との対比で説明する。
厚み11μmのポリエチレンナフタレートフィルム(平
均粗さ26人、最大粗さ50入)上に13.56 (M
Hz )の高周波を用いたマグネトロンスパッタリング
法で垂直磁化膜を0.2μm形成した。
均粗さ26人、最大粗さ50入)上に13.56 (M
Hz )の高周波を用いたマグネトロンスパッタリング
法で垂直磁化膜を0.2μm形成した。
スパッタリングに先立ち、予備排気を6×10(Tor
r)まで行った後放電ガスを0.006(Torr)一
定にして比較した。他の条件は実施例1と同じとした。
r)まで行った後放電ガスを0.006(Torr)一
定にして比較した。他の条件は実施例1と同じとした。
条件と得られたCハについて第2表に示した。
第
2
表
上表よシ、本実施例は高速で高性能垂直磁化膜の形成に
有用なことがわかる。更に実施例1とターゲットを同様
の構成にすれば、C/Nが向上する。
有用なことがわかる。更に実施例1とターゲットを同様
の構成にすれば、C/Nが向上する。
(実施例3)
課題を解決するための別の手段は、移動する高分子フィ
ルム上にCo−M合金垂直磁化膜を形成する方法にあっ
て、スパッタリング用のターゲットよシ水素ガスを導入
するようにしたものである。
ルム上にCo−M合金垂直磁化膜を形成する方法にあっ
て、スパッタリング用のターゲットよシ水素ガスを導入
するようにしたものである。
本発明の磁気記録媒体の製造方法は上記した構成により
、ターゲットの表面が常に環元され、膜特性を劣化させ
る酸化膜の形成を防ぎ、垂直磁化膜の高密度域での雑音
を改善できる。第3図はターゲットの要部断面構成図で
ある。第3図で11はカソードでGo−M合金から成り
細孔12を多数カソード面にもつものである。水素ガス
は真空槽の外から矢印で示した導入路でカソード面よシ
放出される。細孔の大きさと密度は、0.1〜0.5f
fφのものを10ケ〜60ケ/d配することを1つの目
安として最適化すればよい。13はマグネットで14は
ホルダーである。
、ターゲットの表面が常に環元され、膜特性を劣化させ
る酸化膜の形成を防ぎ、垂直磁化膜の高密度域での雑音
を改善できる。第3図はターゲットの要部断面構成図で
ある。第3図で11はカソードでGo−M合金から成り
細孔12を多数カソード面にもつものである。水素ガス
は真空槽の外から矢印で示した導入路でカソード面よシ
放出される。細孔の大きさと密度は、0.1〜0.5f
fφのものを10ケ〜60ケ/d配することを1つの目
安として最適化すればよい。13はマグネットで14は
ホルダーである。
第4図は別のターゲットの要部断面構成図である。第4
図で、15はCo−M合金から成る粒子集合体のターゲ
ットで、16は水素を吸蔵した合金で、17は温調プレ
ート、18は冷却プレートである。第4図のターゲット
は温調プレートのコントロールで吸蔵水素を放出させ粒
子間よシ真空中へ放射しターゲットの表面清浄化を保持
するようにしたものである。他に吸蔵水素を放出させて
ターゲット小孔よシ水素を放出するようにしてもよく本
発明の要旨を逸脱しない範囲で他の構成をとることもで
きるのは勿論である。
図で、15はCo−M合金から成る粒子集合体のターゲ
ットで、16は水素を吸蔵した合金で、17は温調プレ
ート、18は冷却プレートである。第4図のターゲット
は温調プレートのコントロールで吸蔵水素を放出させ粒
子間よシ真空中へ放射しターゲットの表面清浄化を保持
するようにしたものである。他に吸蔵水素を放出させて
ターゲット小孔よシ水素を放出するようにしてもよく本
発明の要旨を逸脱しない範囲で他の構成をとることもで
きるのは勿論である。
以下、更に具体的に本発明によって得られた磁気記録媒
体を比較例との対比で説明し、本発明の製造方法を詳述
していく。
体を比較例との対比で説明し、本発明の製造方法を詳述
していく。
実施例として、Co−M合金のターゲットとして、Ty
pe I 、 Type II を準備し、比較例は
、平板のカソードを用いた。
pe I 、 Type II を準備し、比較例は
、平板のカソードを用いた。
Type Iのカソードは厚み5ffで0.4ffφの
小孔を平均20ケ/d配したもので、T7pe IFの
カソードは、直径0.8ffの粒子を厚み方向に6fl
充填したもので、その下に水素を吸蔵したスポンジチタ
ンを2.5B配したものである。
小孔を平均20ケ/d配したもので、T7pe IFの
カソードは、直径0.8ffの粒子を厚み方向に6fl
充填したもので、その下に水素を吸蔵したスポンジチタ
ンを2.5B配したものである。
夫々のカソードを実施例1と同じジオメトリ−で配し、
垂直磁化膜、保護潤滑層を配し高密度域でのC/N特性
を比較した。条件とC/Nの結果を第3表にまとめて示
したAr導入ポートよシ比較例は水素を同時に導入する
方法をとった。
垂直磁化膜、保護潤滑層を配し高密度域でのC/N特性
を比較した。条件とC/Nの結果を第3表にまとめて示
したAr導入ポートよシ比較例は水素を同時に導入する
方法をとった。
第
表
第3表よりわかるように更に高速化してもC1特性の良
好な磁気記録媒体が製造されるといったすぐれた効果が
ある。
好な磁気記録媒体が製造されるといったすぐれた効果が
ある。
発明の効果
以上のように本発明によれば高性能垂直磁気記録媒体を
高速で製膜することができるといったすぐれた効果があ
る。
高速で製膜することができるといったすぐれた効果があ
る。
第1図は本発明を実施するのに用いたスパッタリング装
置の要部断面構成図、第2図はターゲットの要部拡大断
面図、第3図、第4図はいずれもターゲットの要部断面
構成図である。 1・・・・・・高分子フィルム、2・・・・・・円筒キ
ャン、6・・・・・・ターゲット、8・・・・・・電子
線発生器、9・・・・・・電子ヒーム、10・・・・・
・微粒子、11・・・・・・カソード、12・・・・・
・細孔、16・・・・・・粒子集合体ターゲット、16
・・・・・・水素吸蔵合金、17・・・・・・温調プレ
ート。
置の要部断面構成図、第2図はターゲットの要部拡大断
面図、第3図、第4図はいずれもターゲットの要部断面
構成図である。 1・・・・・・高分子フィルム、2・・・・・・円筒キ
ャン、6・・・・・・ターゲット、8・・・・・・電子
線発生器、9・・・・・・電子ヒーム、10・・・・・
・微粒子、11・・・・・・カソード、12・・・・・
・細孔、16・・・・・・粒子集合体ターゲット、16
・・・・・・水素吸蔵合金、17・・・・・・温調プレ
ート。
Claims (2)
- (1)移動する高分子フィルム上にCo−M合金垂直磁
化膜を形成する方法にあって、スパッタリング用のター
ゲットをCo−M微粒子により構成し、マグネトロンス
パッタリングにより製膜することを特徴とする磁気記録
媒体の製造方法。 - (2)移動する高分子フィルム上にCo−M合金垂直磁
化膜を形成する方法にあって、スパッタリング用のター
ゲットを非磁性のCo−M合金とし、放電ガスにCo化
合物気体を含む条件でマグネトロンスパッタリングする
ことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。(3)移動
する高分子フィルム上にCo−M合金垂直磁化膜を形成
する方法にあってスパッタリング用のターゲットより水
素ガスを導入することを特徴とする磁気記録媒体の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25566589A JPH03116526A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25566589A JPH03116526A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116526A true JPH03116526A (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=17281914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25566589A Pending JPH03116526A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03116526A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103210115A (zh) * | 2010-07-29 | 2013-07-17 | 吉坤日矿日石金属株式会社 | 磁记录膜用溅射靶及其制造方法 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP25566589A patent/JPH03116526A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103210115A (zh) * | 2010-07-29 | 2013-07-17 | 吉坤日矿日石金属株式会社 | 磁记录膜用溅射靶及其制造方法 |
CN104975264A (zh) * | 2010-07-29 | 2015-10-14 | 吉坤日矿日石金属株式会社 | 磁记录膜用溅射靶及其制造方法 |
TWI551705B (zh) * | 2010-07-29 | 2016-10-01 | Jx Nippon Mining & Metals Corp | Sputtering target for magnetic recording film and method for manufacturing the same |
US9567665B2 (en) | 2010-07-29 | 2017-02-14 | Jx Nippon Mining & Metals Corporation | Sputtering target for magnetic recording film, and process for producing same |
CN104975264B (zh) * | 2010-07-29 | 2020-07-28 | 吉坤日矿日石金属株式会社 | 磁记录膜用溅射靶及其制造方法 |
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