JPS6174141A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6174141A JPS6174141A JP19712984A JP19712984A JPS6174141A JP S6174141 A JPS6174141 A JP S6174141A JP 19712984 A JP19712984 A JP 19712984A JP 19712984 A JP19712984 A JP 19712984A JP S6174141 A JPS6174141 A JP S6174141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- recording medium
- film
- target
- vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高密度磁気記録に適する磁気記録媒体の製造方
法に関する。
法に関する。
従来例の構成とその問題点
近年、膜面に垂直方向に記録する垂直磁気記録方式が、
短波長になる程減磁が少なくなることで注目されている
。
短波長になる程減磁が少なくなることで注目されている
。
この方式には従来の媒体を用いることはできず、膜面に
垂直に磁化容易軸を有する20%程度のCrを含有する
Co膜やCo −V 、 Co −W 、 Co −M
o 。
垂直に磁化容易軸を有する20%程度のCrを含有する
Co膜やCo −V 、 Co −W 、 Co −M
o 。
Co −Ni −P 等の特定の条件の薄膜を必要と
する。
する。
最近になって、前記した材料の池にも、垂直磁化膜が確
認されてきており、中でもCo−0,C。
認されてきており、中でもCo−0,C。
−Ni−0は、製法的にみて有望である。
Co−Cr にしても、Co −Vにしても高周波ス
パッタリング法では、高速成膜はできない欠点があり、
真空蒸着法は高速作成が可能であるといわれるが性能的
に劣るのと、蒸気圧が異なるので、ならないのに対して
、酸素中でCO又はCo −Niを蒸着する技術は既に
、一部で実用になっている技術であり、それをベースに
できるCO−○。
パッタリング法では、高速成膜はできない欠点があり、
真空蒸着法は高速作成が可能であるといわれるが性能的
に劣るのと、蒸気圧が異なるので、ならないのに対して
、酸素中でCO又はCo −Niを蒸着する技術は既に
、一部で実用になっている技術であり、それをベースに
できるCO−○。
Co −Ni −0膜は室温でも垂直抗磁力として50
0(Oe)以上が得られることが報告されている点は有
利に思える。
0(Oe)以上が得られることが報告されている点は有
利に思える。
しかし詳細に検討を加えると、C軸配向性は更に、Co
−Cr蒸着膜より劣り、十分な記録再生を垣波長で行う
には、今後の改良を必要とする。
−Cr蒸着膜より劣り、十分な記録再生を垣波長で行う
には、今後の改良を必要とする。
一方、Ar と02の混合ガスの放電によるス、Sツタ
リング法でもCo−0系の垂直磁化膜が出来ることは知
られるが、やはり、膜形成速度は小さい。
リング法でもCo−0系の垂直磁化膜が出来ることは知
られるが、やはり、膜形成速度は小さい。
これはCoをターゲットとしているため、ターゲット・
を薄くして、磁場を強くしても、いわゆるマグネトロン
放電によるスパッタリングの高速化が意図通りにいかな
いためである。
を薄くして、磁場を強くしても、いわゆるマグネトロン
放電によるスパッタリングの高速化が意図通りにいかな
いためである。
従って、膜形成速度、性能の両方を要求に近ずけること
は当面の課題になる。
は当面の課題になる。
発明の目的
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、スパッタリン
グ法により高速で、高性能の垂直磁化膜を得る方法を提
供するものである。
グ法により高速で、高性能の垂直磁化膜を得る方法を提
供するものである。
発明の構成
本発明の磁気記録媒体の製造方法は、非磁性のCo−0
又はCo −Ni−0をターゲットとし、H2又はC2
H2のいずれか一方又は両方を含む放電ガスを用いてス
パッタリング法により垂直磁化可能なCo−〇膜又はC
o −Ni −0膜を形成することを特徴とし、高速で
、リング型磁気ヘッドにより記録再生を十分な信号対雑
音比(S/N比)で行うことができる媒体を得ることが
できるものである。
又はCo −Ni−0をターゲットとし、H2又はC2
H2のいずれか一方又は両方を含む放電ガスを用いてス
パッタリング法により垂直磁化可能なCo−〇膜又はC
o −Ni −0膜を形成することを特徴とし、高速で
、リング型磁気ヘッドにより記録再生を十分な信号対雑
音比(S/N比)で行うことができる媒体を得ることが
できるものである。
実施例の説明
以下本発明の実施例について詳しく説明する。
図は、本発明の製造方法を実施するのに用いたスパッタ
リング装置の要部構成図である。
リング装置の要部構成図である。
図中1は円筒状キャン、2は高分子基板3は送り出し軸
、4は巻取り軸、6はターゲット6は磁界発生器7は真
空容器、8はガス導入管1,9は可変リーク弁、1oは
真空ポンプである。
、4は巻取り軸、6はターゲット6は磁界発生器7は真
空容器、8はガス導入管1,9は可変リーク弁、1oは
真空ポンプである。
本発明は、高周波スパッタリング法、直流スパッタリン
グ法のいずれも実施できる。
グ法のいずれも実施できる。
本発明のターゲット6は、非磁性であるから磁界発生器
6の作る磁界を遮へいすることがないから、いわゆるマ
グネトロン放電による高速化がはかれるのである。
6の作る磁界を遮へいすることがないから、いわゆるマ
グネトロン放電による高速化がはかれるのである。
又、放電ガスとしては、H2かC2H2のいずれか一方
、又は両方のガスを必要ならばアルゴン等と混合させて
用いることで、ターゲットの状態では飽和磁化量(Ms
)が○であるが、磁気記録層に必要な4膜Msが4キロ
ガウスから6キロガウスになるよう調整できる。
、又は両方のガスを必要ならばアルゴン等と混合させて
用いることで、ターゲットの状態では飽和磁化量(Ms
)が○であるが、磁気記録層に必要な4膜Msが4キロ
ガウスから6キロガウスになるよう調整できる。
特にC2H2を用いると、薄膜をリング型磁気ヘッドに
よりくり返し摺動した時の耐すりきず性が改良される利
点もある。
よりくり返し摺動した時の耐すりきず性が改良される利
点もある。
又、得られる垂直磁化膜が真空蒸着膜より適するのは、
Co−Cr 膜で得られている結果と同じで、一般に
、スパッタリング法の方が薄膜形成時に高い運動エネル
ギーを原子が有していることに根ざしていると考えられ
ている現象である。
Co−Cr 膜で得られている結果と同じで、一般に
、スパッタリング法の方が薄膜形成時に高い運動エネル
ギーを原子が有していることに根ざしていると考えられ
ている現象である。
以下さらに具体的な一実施例について説明する。
図の装置で、円筒状キャンの直径は60cm、ターゲッ
トは6インチ×12インチで、磁界発生器は電磁石で構
成し、ターゲン)には直流の負電圧を印加した。
トは6インチ×12インチで、磁界発生器は電磁石で構
成し、ターゲン)には直流の負電圧を印加した。
真空ポンプは、ターボ分子ポンプで構成した。
放電を発生させる萌に、どの実験も、初期排気として1
0−6(Torr ] まで排気を行った。
0−6(Torr ] まで排気を行った。
比較例は、ターゲットをCo、100チとした場合のC
o−0膜と、Co −Cr (Cr 22 at%)と
した場合で、ターゲットの厚みは全て5−で統一した。
o−0膜と、Co −Cr (Cr 22 at%)と
した場合で、ターゲットの厚みは全て5−で統一した。
主な製造条件と、特性比較を表にまとめた。
S/N比較は、アモルファス合金のリング型磁気ヘッド
(ギャップ長0.26μm、トラック幅12μm)で、
記録波長0.48μmの値である。
(ギャップ長0.26μm、トラック幅12μm)で、
記録波長0.48μmの値である。
上表より明らかなように、S/NでもCo −Crスパ
ッタ膜より若干改良されている上に、基板移動速度は3
0倍から40倍に高速化されていることがわかる。
ッタ膜より若干改良されている上に、基板移動速度は3
0倍から40倍に高速化されていることがわかる。
この速度はターゲットを2〜3ケ配設すれば、十分実用
になる速度である。
になる速度である。
又、C2H2を含む放電ガスを利用した場合の薄膜を比
較例と共に、耐すり偏性で評価すると、前記した磁気ヘ
ッドでストップモーションでくり返し、同一個所を高速
摺動させた時、比較例が20分程度ですりきすが発生す
るのに対して、60分しても全く表面変化がみられない
ことも得られる媒体の特徴となるものである。
較例と共に、耐すり偏性で評価すると、前記した磁気ヘ
ッドでストップモーションでくり返し、同一個所を高速
摺動させた時、比較例が20分程度ですりきすが発生す
るのに対して、60分しても全く表面変化がみられない
ことも得られる媒体の特徴となるものである。
発明の効果
以上のように本発明の磁気記録媒体の製造方法は、Co
−0又はCo −Ni −0を非磁性状態のターゲット
とし、放電ガスとしてH2又はC2H2を少くとも一種
含むガスを用い、スパッタリング法にて、Co−0又は
Co−Ni−0膜から成る垂直磁化膜を形成することで
、高速での膜形成が行える上、得られる媒体の記録再生
性能も良好であシ、その実用性は大きい。
−0又はCo −Ni −0を非磁性状態のターゲット
とし、放電ガスとしてH2又はC2H2を少くとも一種
含むガスを用い、スパッタリング法にて、Co−0又は
Co−Ni−0膜から成る垂直磁化膜を形成することで
、高速での膜形成が行える上、得られる媒体の記録再生
性能も良好であシ、その実用性は大きい。
図は本発明を実施するための装置の要部構成図である。
1・・・・・−円筒状キャン、5・・・・・・ターゲッ
ト(非磁性Co−0又は、Co −Ni −0χ6・・
・・・・磁界発生器。
ト(非磁性Co−0又は、Co −Ni −0χ6・・
・・・・磁界発生器。
Claims (1)
- 非磁性Co−O又はCo−Ni−Oをターゲットとし、
H_2、C_2H_2の単独又は両者を含む放電ガスに
よりスパッタ蒸着することを特徴とする磁気記録媒体の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19712984A JPS6174141A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19712984A JPS6174141A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6174141A true JPS6174141A (ja) | 1986-04-16 |
Family
ID=16369223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19712984A Pending JPS6174141A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6174141A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6378342A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体の製造方法 |
JPH04276314A (ja) * | 1991-01-11 | 1992-10-01 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 薄膜磁気記録ディスク製造プロセス |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP19712984A patent/JPS6174141A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6378342A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体の製造方法 |
JPH04276314A (ja) * | 1991-01-11 | 1992-10-01 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 薄膜磁気記録ディスク製造プロセス |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2761859B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0669033A (ja) | コバルトプラチナ磁性膜およびその製造方法 | |
JPS6174141A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH05109046A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
JPH0268716A (ja) | 磁気ディスク媒体の製造方法 | |
JP3304382B2 (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
JPH01320619A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH04248115A (ja) | 磁気記録媒体およびその製造法 | |
JPH02154323A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH08129741A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0518179B2 (ja) | ||
JPH07122931B2 (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
JPS62162222A (ja) | 垂直磁気記録媒体及びその製造方法 | |
JPH04232613A (ja) | 磁気記録媒体およびその製造方法 | |
JPH03116526A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS6295739A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH04337520A (ja) | 磁気記録媒体およびその製造方法 | |
JPS619823A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS62236123A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS6378341A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS63197026A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0467312A (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
JPH0799578B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH11161934A (ja) | 垂直磁気記録媒体及びその製造方法及びそれを使用した記憶装置 | |
JPS59148123A (ja) | 磁気記録媒体 |