JPH03116032A - レンズシャッタ付カメラ - Google Patents
レンズシャッタ付カメラInfo
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- JPH03116032A JPH03116032A JP1251817A JP25181789A JPH03116032A JP H03116032 A JPH03116032 A JP H03116032A JP 1251817 A JP1251817 A JP 1251817A JP 25181789 A JP25181789 A JP 25181789A JP H03116032 A JPH03116032 A JP H03116032A
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- JP
- Japan
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- shutter
- aperture
- spring
- mode
- blade
- Prior art date
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- Granted
Links
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- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shutters For Cameras (AREA)
- Shutter-Related Mechanisms (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、絞り優先自動露出機構を備えたレンズシャ
ッタ付カメラにフラッシュマチック制御機能を持たせた
写真撮影用カメラに関する。
ッタ付カメラにフラッシュマチック制御機能を持たせた
写真撮影用カメラに関する。
「従来の技術」
コンパクトカメラは絞りと兼用したプログラムシャッタ
を備えたものが多いが、高級機のレンズシャッタ付カメ
ラは絞り優先自動露出(以下、単にr絞り優先AEJと
いう)機構を備えている。
を備えたものが多いが、高級機のレンズシャッタ付カメ
ラは絞り優先自動露出(以下、単にr絞り優先AEJと
いう)機構を備えている。
この絞り優先AEは、広く知られている通り、レンズシ
ャッタと絞りとを別々に有し、予め絞りを設定すると、
適正なシャッタ速度が自動的に定まる。
ャッタと絞りとを別々に有し、予め絞りを設定すると、
適正なシャッタ速度が自動的に定まる。
具体的には、この種のレンズシャッタは絞りの全開放の
設定下に最高速シャッタが得られ、絞りの開放をホール
ドしてシャッタ時間を決定するようになっている。
設定下に最高速シャッタが得られ、絞りの開放をホール
ドしてシャッタ時間を決定するようになっている。
一方、最近のカメラはフラッシュ装置を内蔵したものが
多々あるが、上記した絞り優先AEカメラの場合、シャ
ッタ羽根の開口動作が急速となる関係で、フラッシュマ
チック制御には適当ではなく、自動調光方式のフラッシ
ュ装置を備えてたものが多い。
多々あるが、上記した絞り優先AEカメラの場合、シャ
ッタ羽根の開口動作が急速となる関係で、フラッシュマ
チック制御には適当ではなく、自動調光方式のフラッシ
ュ装置を備えてたものが多い。
[発明が解決しようとする課題」
フラッシュ装置を内蔵したカメラには、カメラの距離合
せと連動させて自動的に適正露出となるように制御する
フラッシュマチック機構を採用したものと、フラッシュ
光による被写体反射光を適正露出になるまで積分し、こ
の積分値にしたがってフラッシュ光を停止させる自動調
光機構を採用したものとがある。
せと連動させて自動的に適正露出となるように制御する
フラッシュマチック機構を採用したものと、フラッシュ
光による被写体反射光を適正露出になるまで積分し、こ
の積分値にしたがってフラッシュ光を停止させる自動調
光機構を採用したものとがある。
フラッシュマチック機構は自動調光機構に比べ回路構成
が簡単となる他5組込スペースが少なく、また、生産コ
ストが低廉となるなどの有利さがある。
が簡単となる他5組込スペースが少なく、また、生産コ
ストが低廉となるなどの有利さがある。
ところが、絞り優先AEを備えたレンズシャッタ付カメ
ラにフラッシュマチック機構を採用すると、シャッタ羽
根の開口動作が急速であることから発光タイミングが安
定しなくなるという問題が生じ、このため、自動調光機
構を採用しなければならない現状にある。
ラにフラッシュマチック機構を採用すると、シャッタ羽
根の開口動作が急速であることから発光タイミングが安
定しなくなるという問題が生じ、このため、自動調光機
構を採用しなければならない現状にある。
本発明は上記した実情にかんがみ、簡単な構成によって
フラッシュマチック機構が搭載できる絞り優先AEのレ
ンズシャッタ付カメラを開発することを目的とする。
フラッシュマチック機構が搭載できる絞り優先AEのレ
ンズシャッタ付カメラを開発することを目的とする。
「課題を解決するための手段」
上記した目的を達成するため、本発明では、シャッタと
絞りとを別々に備え、絞り優先AEモードで撮影するこ
とができるレンズシャッタ付カメラにおいて、シャッタ
羽根を絞りに兼用したプログラムシャッタを設け、プロ
グラムシャッタモードと絞り優先AEモードとの切換え
を可能にする。
絞りとを別々に備え、絞り優先AEモードで撮影するこ
とができるレンズシャッタ付カメラにおいて、シャッタ
羽根を絞りに兼用したプログラムシャッタを設け、プロ
グラムシャッタモードと絞り優先AEモードとの切換え
を可能にする。
そして、プログラムシャッタを駆動する構成要素として
、シャッタ羽根に常時開口勢力を与える第1ばねと第2
ばねとを設ける一方、絞り優先AEモードでは第1、第
2ばねの共同勢力によってプログラムシャッタモードで
は第1ばねの勢力によって各々シャッタ羽根を開口させ
るばねセット部材を備えた構成としである。
、シャッタ羽根に常時開口勢力を与える第1ばねと第2
ばねとを設ける一方、絞り優先AEモードでは第1、第
2ばねの共同勢力によってプログラムシャッタモードで
は第1ばねの勢力によって各々シャッタ羽根を開口させ
るばねセット部材を備えた構成としである。
また、絞り優先AEモードとプログラムシャッタモード
との切換え、ばねセット部材のセットは絞り設定リング
の回動に連動させることができる。
との切換え、ばねセット部材のセットは絞り設定リング
の回動に連動させることができる。
「作 用」
絞り優先AEモードに切換えると、ばねセット部材が第
1、第2ばねを共同させる。
1、第2ばねを共同させる。
したがって、シャッタ羽根が第1、第2ばねの共同勢力
によって開口動作する。この場合、絞り優先AE機能を
有する通常のレンズシャッタ付カメラと同様にシャッタ
開口動作が急速になる。
によって開口動作する。この場合、絞り優先AE機能を
有する通常のレンズシャッタ付カメラと同様にシャッタ
開口動作が急速になる。
プログラムシャッタモードに切換えると、ばねセット部
材が第1ばねのみの勢力をシャッタ羽根に与えるように
動作する。これより、シャッタ羽根が第1ばね勢力によ
って開口動作する。
材が第1ばねのみの勢力をシャッタ羽根に与えるように
動作する。これより、シャッタ羽根が第1ばね勢力によ
って開口動作する。
この場合、通常のプログラムシャッタと同様にシャッタ
開口動作の速度が緩やかとなる。
開口動作の速度が緩やかとなる。
この結果、プログラムシャッタモードに切換えてからフ
ラッシュ装置と連動させれば、フラッシュマチック制御
によってフラッシュ撮影での適正露出を得ることができ
るため、絞り優先AE機能を有するレンズシャッタ付カ
メラであっもフラッシュマチック機構を搭載させること
ができる。
ラッシュ装置と連動させれば、フラッシュマチック制御
によってフラッシュ撮影での適正露出を得ることができ
るため、絞り優先AE機能を有するレンズシャッタ付カ
メラであっもフラッシュマチック機構を搭載させること
ができる。
「実施例」
次に1本発明の一実施例について図面に沿って説明する
。
。
第1図は本発明を実施したカメラのレンズ鏡胴を示す外
観斜視図、第2図は同レンズ鏡胴の簡略的な断面図、第
3図はカメラに装備したシャッタ駆動機構の機構図であ
る。
観斜視図、第2図は同レンズ鏡胴の簡略的な断面図、第
3図はカメラに装備したシャッタ駆動機構の機構図であ
る。
これらの図面から分かる通り、レンズ鏡胴11内には撮
影レンズ12.13の間に絞りを構成する絞り羽根14
が、また、撮影レンズ13の後部にシャッタ15が各々
備えである。
影レンズ12.13の間に絞りを構成する絞り羽根14
が、また、撮影レンズ13の後部にシャッタ15が各々
備えである。
さらに、絞り羽根14を連動する絞りリング16には、
各々のFナンバー(2,8,4,5,6・・・・)と、
プログラムシャッタモード設定位Hpと、フラッシュ発
光位置7を配列し、これらを指標印Aに合せてモード切
換する構成としである。
各々のFナンバー(2,8,4,5,6・・・・)と、
プログラムシャッタモード設定位Hpと、フラッシュ発
光位置7を配列し、これらを指標印Aに合せてモード切
換する構成としである。
絞りリング16には第2図に示した通り、カメラ本体側
に突き出させた連結杆17を設け、この連結杆17にば
ねセットレバ−18が固着しである。なお、第2図の参
照符号19はフィルムである。
に突き出させた連結杆17を設け、この連結杆17にば
ねセットレバ−18が固着しである。なお、第2図の参
照符号19はフィルムである。
ばねセットレバ−18は第3図に示した通り、シャッタ
廃動機構の一つの構成要素として配置する。
廃動機構の一つの構成要素として配置する。
シャッタ15は第3図に示したように、羽根軸20a、
20bによってシャッタ地板(図示省略)に旋回自在に
軸着した2つのシャッタ羽根15a、15bにより構成
しである。
20bによってシャッタ地板(図示省略)に旋回自在に
軸着した2つのシャッタ羽根15a、15bにより構成
しである。
これらシャッタ羽根15a、15bには第4図に示した
ところの長孔15a1.15b□が重合するように形成
してあって、この長孔15a1.15b1にシャッタ開
閉ピン21が連通している。
ところの長孔15a1.15b□が重合するように形成
してあって、この長孔15a1.15b1にシャッタ開
閉ピン21が連通している。
シャッタ開閉ピン21はシャッタ地板に支軸22をもっ
て旋回自在に軸着しである羽根駆動レバー23の一方腕
先端に設けてあり、さらに、このピン21がシャッタ地
板に形成した長孔24を通ってシャッタ羽根の長孔15
a□、15b1に突入している。
て旋回自在に軸着しである羽根駆動レバー23の一方腕
先端に設けてあり、さらに、このピン21がシャッタ地
板に形成した長孔24を通ってシャッタ羽根の長孔15
a□、15b1に突入している。
この結果、シャッタ開閉ピン21が長孔24内を移動す
る範囲で、羽根駆動レバー23が旋回し。
る範囲で、羽根駆動レバー23が旋回し。
シャッタ羽根15a、15bを開閉する。
上記羽根駆動レバー23はその他方腕先端に設けた連動
ピン25が羽根制御レバー26によって押動されること
により左旋するが、このレバー23には第1はね27と
第2ばね28によって右旋勢力を与える構成としである
。
ピン25が羽根制御レバー26によって押動されること
により左旋するが、このレバー23には第1はね27と
第2ばね28によって右旋勢力を与える構成としである
。
第1ばね27はシャッタ地板の固定凸部29に巻装し、
その一端部を上記したシャッタ開閉ピン21に、その他
端部をシャッタ地板の固定ピン30に各々係合しである
。
その一端部を上記したシャッタ開閉ピン21に、その他
端部をシャッタ地板の固定ピン30に各々係合しである
。
第2ばね28は第1ばね27に比べ幾分強力なばね材か
らなり、これは羽根駆動レバー23の支軸22に巻装し
て、その一端部をシャッタ開閉ピン21に係合すると共
に、その他端部を既に述べたところのばねセットレバ−
18の先端部係止ピン31に係合自在となるように引き
出しである。
らなり、これは羽根駆動レバー23の支軸22に巻装し
て、その一端部をシャッタ開閉ピン21に係合すると共
に、その他端部を既に述べたところのばねセットレバ−
18の先端部係止ピン31に係合自在となるように引き
出しである。
なお、羽根駆動レバー23には第2ばね28の他端部が
必要以上に開くことがないようにストッパーピン32が
設けである。
必要以上に開くことがないようにストッパーピン32が
設けである。
羽根駆動レバー23はその一部に折曲形成した係止部3
3が羽根係止レバー34によって係脱自在となっている
。この羽根係止レバー34は支軸35をもってシャッタ
地板に回動自在に軸着してあり、その−右腕の爪部36
が上記係止部33を係止し、その他方腕先端部の連動ピ
ン37が羽根制御レバー26に押動されるようになって
いる。
3が羽根係止レバー34によって係脱自在となっている
。この羽根係止レバー34は支軸35をもってシャッタ
地板に回動自在に軸着してあり、その−右腕の爪部36
が上記係止部33を係止し、その他方腕先端部の連動ピ
ン37が羽根制御レバー26に押動されるようになって
いる。
なお、この羽根係止レバー34にはばぬ38を係架して
常時左旋勢力が与えである。
常時左旋勢力が与えである。
上記した羽根制御レバー26は露出制御回路(図示省略
)により給電制御される電動のアクチュエータ39の駆
動によって左旋し、また、右旋して、その左旋により羽
根駆動レバー23の連動ピン25を、その右旋により羽
根係止レバー34の連動ピン37を各々押動する。
)により給電制御される電動のアクチュエータ39の駆
動によって左旋し、また、右旋して、その左旋により羽
根駆動レバー23の連動ピン25を、その右旋により羽
根係止レバー34の連動ピン37を各々押動する。
その他、第3図に示した参照符号40はシャッタ羽根1
5aに設けたトリガー用孔、41はトリガー用孔40と
共にフォトインタラプタを構成する光電検出器、42は
撮影光の通過孔である。
5aに設けたトリガー用孔、41はトリガー用孔40と
共にフォトインタラプタを構成する光電検出器、42は
撮影光の通過孔である。
上記したカメラの動作について説明する。
(a) 絞り優先AE動作
絞りリング16を回動してそのFナンバーを指標印Aに
合せると、絞り羽根14によって絞り設定されると共に
、ばねセットレバ−18がこのリング16の回動に連動
されて第3図に示した位置に連結杆17を中心に旋回す
る。なお、ばねセットレバ−18はFナンバーのいずれ
のものを指標印Aに合せた場合でも第3図に示した位置
に旋回するように連動される。
合せると、絞り羽根14によって絞り設定されると共に
、ばねセットレバ−18がこのリング16の回動に連動
されて第3図に示した位置に連結杆17を中心に旋回す
る。なお、ばねセットレバ−18はFナンバーのいずれ
のものを指標印Aに合せた場合でも第3図に示した位置
に旋回するように連動される。
ばねセットレバ−18がこのように旋回した位置では、
第2ばね28の他端部が係止ピン31によって押し進め
られるため、第2ばね28がばね勢力を蓄える。
第2ばね28の他端部が係止ピン31によって押し進め
られるため、第2ばね28がばね勢力を蓄える。
つまり、羽根廃動レバー23には第1ばね27と第2ば
ね28とが共同してばね勢力を加える。
ね28とが共同してばね勢力を加える。
一方、シャツタレリーズに移る前は、羽根原動レバー2
3が羽根係止レバー34によって係止されているため、
第1ばね27と第2ばね28のばね勢力にかかわらず、
第3図に示した位置を保ち、シャッタ羽根16a、15
bを閉成している。
3が羽根係止レバー34によって係止されているため、
第1ばね27と第2ばね28のばね勢力にかかわらず、
第3図に示した位置を保ち、シャッタ羽根16a、15
bを閉成している。
上記の状態でシャツタレリーズすると、アクチュエータ
39の駆動によって羽根制御レバー26が反時計方向に
旋回し、この旋回過程で連動ピン37を押動する。
39の駆動によって羽根制御レバー26が反時計方向に
旋回し、この旋回過程で連動ピン37を押動する。
この結果、羽根係止レバー34の右旋回によって爪部3
6が係止部33の係止を解放し、羽根旺動レバー23を
第1ばね27と第2ばね28との共同勢力によって急速
に右旋させる。
6が係止部33の係止を解放し、羽根旺動レバー23を
第1ばね27と第2ばね28との共同勢力によって急速
に右旋させる。
羽根駆動レバー23の右旋によりシャッタ開閉ピン21
が長孔15a□、15bi内を移動しながら旋回するた
め、シャッタ羽根15a、15bが第5図に示す如く開
口する。
が長孔15a□、15bi内を移動しながら旋回するた
め、シャッタ羽根15a、15bが第5図に示す如く開
口する。
また、シャッタ羽根15a、15bが開口し始める直前
でトリガー用孔40の通過を光電検出器41が検出し、
この検出信号にもとずいて露出制御回路がシャッタ時間
のカウントを開始する。
でトリガー用孔40の通過を光電検出器41が検出し、
この検出信号にもとずいて露出制御回路がシャッタ時間
のカウントを開始する。
マニアル設定された絞り値と測光値などの条件によって
シャッタ時間が決められると、露出制御回路がアクチュ
エータ39を逆転するように給電し、羽根制御レバー2
6が時計方向に旋回し、連動ピン25を押動する。
シャッタ時間が決められると、露出制御回路がアクチュ
エータ39を逆転するように給電し、羽根制御レバー2
6が時計方向に旋回し、連動ピン25を押動する。
これより、羽根駆動レバー23が第1ばね27と第2ば
ね28の共同勢力に抗して第5図の位置から左旋して第
3図の位置に戻り、シャッタ羽根15a、15bを閉成
させる。
ね28の共同勢力に抗して第5図の位置から左旋して第
3図の位置に戻り、シャッタ羽根15a、15bを閉成
させる。
なお1羽根係止レバー34はばね38の勢力で羽根制御
レバー26の時計方向の旋回に追動して左旋し、その爪
部36が羽根駆動レバー23の係止部33を係止してシ
ャッタ羽根15a、15bの閉成を保つ。
レバー26の時計方向の旋回に追動して左旋し、その爪
部36が羽根駆動レバー23の係止部33を係止してシ
ャッタ羽根15a、15bの閉成を保つ。
第8図は上記のように絞り優先AE動作させたときのシ
ャッタ開口特性を示している。
ャッタ開口特性を示している。
この図において、Elは高輝度側で限界となる露出状態
を示し、開放絞り値F:2.8とシャッタ時間T工で適
正露出となり、絞り値F:11に設定した場合は、同じ
明るさとすると、E1=E2となるようにシャッタ時間
T、が決められる。
を示し、開放絞り値F:2.8とシャッタ時間T工で適
正露出となり、絞り値F:11に設定した場合は、同じ
明るさとすると、E1=E2となるようにシャッタ時間
T、が決められる。
なお、この図において、S工はシャッタ羽根15a、1
5bが動き始める時点、S2は光電検出器41がトリガ
ー用孔40を検出した時点、S3はシャツタ開口開始時
点を示している。
5bが動き始める時点、S2は光電検出器41がトリガ
ー用孔40を検出した時点、S3はシャツタ開口開始時
点を示している。
(b) プログラムシャッタ動作
絞りリング16を回動して設定位置Pを指標部Aに合せ
る。この場合には、絞り羽根14が全開放(F:2.8
)となると共に、ばねセットレバ−18が絞りリング1
6の回動に連動されて第6図に示すように反時計方向に
旋回する。この結果、係止ピン31が第2ばね28の他
端部から離れるため、第2ばね28が付勢力を失い遊び
状態となり5羽根駆動レバー23が第1ばね27のみの
ばね勢力を受けるようになる。
る。この場合には、絞り羽根14が全開放(F:2.8
)となると共に、ばねセットレバ−18が絞りリング1
6の回動に連動されて第6図に示すように反時計方向に
旋回する。この結果、係止ピン31が第2ばね28の他
端部から離れるため、第2ばね28が付勢力を失い遊び
状態となり5羽根駆動レバー23が第1ばね27のみの
ばね勢力を受けるようになる。
この状態でシャツタレリーズすると、上記同様に羽根制
御レバー26が反時計方向に旋回し、羽根係止レバー3
4による係止解除が行なわれる。
御レバー26が反時計方向に旋回し、羽根係止レバー3
4による係止解除が行なわれる。
これより、羽根駆動レバー23が第1ばね27のばね勢
力によって右旋し、第7図に示すようにシャッタ羽根1
5a、15bを開口させる。
力によって右旋し、第7図に示すようにシャッタ羽根1
5a、15bを開口させる。
シャッタ時間のカウント終了により、アクチュエータ3
9が逆転されれば、羽根制御レバー26が時計方向に旋
回し、上記した動作と同様にして羽根駆動レバー23と
羽根係止レバー34が第6図の位置に戻り、シャッタ羽
根15a、15bの閉成が保持される。
9が逆転されれば、羽根制御レバー26が時計方向に旋
回し、上記した動作と同様にして羽根駆動レバー23と
羽根係止レバー34が第6図の位置に戻り、シャッタ羽
根15a、15bの閉成が保持される。
上記したプログラムシャッタの動作では第1ばね27の
ばね勢力のみによってシャッタ羽根15a、15bが開
口動作するので、第9図に符号Qをもって示したような
シャッタ開口特性となる。
ばね勢力のみによってシャッタ羽根15a、15bが開
口動作するので、第9図に符号Qをもって示したような
シャッタ開口特性となる。
このシャッタ開口特性はシャッタ羽根15a、15bを
絞りに兼用した一般的なプログラムシャッタと同じもの
となるから、安定した露出を得ることができる。
絞りに兼用した一般的なプログラムシャッタと同じもの
となるから、安定した露出を得ることができる。
この結果、フラッシュ装置を内蔵したカメラとすれば、
プログラムシャッタを備えた従来のコンパクトカメラと
同様にしてフラッシュマチック機構を備えることができ
る。
プログラムシャッタを備えた従来のコンパクトカメラと
同様にしてフラッシュマチック機構を備えることができ
る。
すなわち、絞りリング16を設定位置Pに続いて設定位
置7を指標部Aに合せるように回動する。
置7を指標部Aに合せるように回動する。
この場合は、絞り羽根14が全開放、ばねセラ1〜レバ
ー18が第6図に示した回動位置に保たれ、プログラム
シャッタ動作が可能になる。
ー18が第6図に示した回動位置に保たれ、プログラム
シャッタ動作が可能になる。
一方、絞り優先AEモード、プログラムシャツタモード
、フラッシュ発光モードの設定状態は図示しない電気接
片なとで検出し、この検出信号をカメラ本体に設けた信
号処理回路に送るように構成する。
、フラッシュ発光モードの設定状態は図示しない電気接
片なとで検出し、この検出信号をカメラ本体に設けた信
号処理回路に送るように構成する。
また、絞りリング16とばねセットレバ−18との連動
は第10図及び第11図に示すように構成することがで
きる。
は第10図及び第11図に示すように構成することがで
きる。
図示するように、絞りリング16の内周面に弧状の凸形
部16aを形成する。
部16aを形成する。
ばねセットレバ−18を先端部に備えた連結杆17はレ
ンズ鏡胴またはカメラ本体の一部に回動自在に取付ける
と共に、この連結杆17には連動腕17aを一体的に設
け、さらに、この連結杆17には絞りリング16の内周
面を摺動させる摺接ピン17bが設けである。
ンズ鏡胴またはカメラ本体の一部に回動自在に取付ける
と共に、この連結杆17には連動腕17aを一体的に設
け、さらに、この連結杆17には絞りリング16の内周
面を摺動させる摺接ピン17bが設けである。
絞りリング16を絞り優先AEモード(F:2゜8・・
・・16)に回動すると、摺接ピン17bが凸形部16
aに乗り上がり、ばねセットレバ−18が第3図に示す
位置に旋回する。この場合。
・・16)に回動すると、摺接ピン17bが凸形部16
aに乗り上がり、ばねセットレバ−18が第3図に示す
位置に旋回する。この場合。
摺接ピン17bは第2ばね28の他端部によるばね力に
よって図示矢印方向の旋回力が与えられる。
よって図示矢印方向の旋回力が与えられる。
絞りリング16をプログラムシャッタの設定位置Pに回
動することによって、摺接ピン17bが第11図に示す
ように凸形部16aより滑り落ちる。したがって、ばね
セットレバ−18が第6図に示す位置に旋回する。
動することによって、摺接ピン17bが第11図に示す
ように凸形部16aより滑り落ちる。したがって、ばね
セットレバ−18が第6図に示す位置に旋回する。
絞りリング16をフラッシュ発光の設定位置7に回動さ
せた場合は、絞りリング16が第11図上時計方向に回
動するから、ばねセットレバ−18が第6図に示した位
置を保つことになる。
せた場合は、絞りリング16が第11図上時計方向に回
動するから、ばねセットレバ−18が第6図に示した位
置を保つことになる。
さらに、上記実施例では、絞りリング16に、F16・
・・・・2.8P/I/’のように各々の設定位置を設
け、絞り優先AEモードではFナンバー(フラッシュ発
光禁止)を、プログラムシャッタモードではP(フラッ
シュの自動発光を含む)を、フラッシュの強制発光では
lを選択する構成としてもよいが、F16・・・・2.
8+/のように各設定値を設けてもよい。この場合には
Fナンバーの設定値は絞り優先AEモード(フラッシュ
発光禁止)と、yの設定値をフラッシュ発光とする。
・・・・2.8P/I/’のように各々の設定位置を設
け、絞り優先AEモードではFナンバー(フラッシュ発
光禁止)を、プログラムシャッタモードではP(フラッ
シュの自動発光を含む)を、フラッシュの強制発光では
lを選択する構成としてもよいが、F16・・・・2.
8+/のように各設定値を設けてもよい。この場合には
Fナンバーの設定値は絞り優先AEモード(フラッシュ
発光禁止)と、yの設定値をフラッシュ発光とする。
「発明の効果」
上記した通り、本発明によれば、絞り優先AE機構を備
えたシャッタレンズ付カメラを簡単な構成によってプロ
グラムシャッタモードに切換えることができ、これに伴
ってフラッシュ装置を内蔵するこの種のカメラにはフラ
ッシュマチック制御機構を搭載することができる。
えたシャッタレンズ付カメラを簡単な構成によってプロ
グラムシャッタモードに切換えることができ、これに伴
ってフラッシュ装置を内蔵するこの種のカメラにはフラ
ッシュマチック制御機構を搭載することができる。
また、絞り優先AEモード、プログラムシャッタモード
、フラッシュ発光モードの切換えを絞りリングで行なう
構成としたので、モード切換設定ダイヤルやフラッシュ
装置のON、OFF操作部材などが不要となり、各部品
の組込スペース、構成の簡単化、操作性等の面で極めて
有利となる。
、フラッシュ発光モードの切換えを絞りリングで行なう
構成としたので、モード切換設定ダイヤルやフラッシュ
装置のON、OFF操作部材などが不要となり、各部品
の組込スペース、構成の簡単化、操作性等の面で極めて
有利となる。
第1図は本発明を実施したレンズシャッタ付カメラのレ
ンズ鏡胴を示す外観斜視図、第2図は同レンズ鏡胴の簡
略的な断面図、第3図は上記カメラに備えたレンズシャ
ッタ駆動機構を示す機構図でこの図面は絞り優先AEモ
ードに切換えた状態を示す。第4図はシャッタ羽根の部
分図、第5図は絞り優先AE動作によってシャッタ羽根
が開口した動作過程を示す第3図同様の駆動機構の機構
図、第6図はプログラムシャッタモードに切換えた状態
を示す第3図同様の駆動機構の機構図、第7図はプログ
ラムシャッタとして開口した動作過程を示す第3図同様
の駆動機構の機構図、第8図は絞り優先AEモードに切
換えたときのシャッタ開口特性を示す図、第9図はプロ
グラムシャッタモードに切換えたときのシャッタ開口特
性を示す図、第10図及び第11図は絞りリングとばね
セットレバ−との連動関係を示した簡略図である。 11・・・レンズ鏡胴 14・・・絞り羽根 15・・・シャッタ 15a、15b・・・シャッタ羽根 16・・・絞りリング 18・・・ばねセットレバ− 21・・・シャッタ開閉ピン 23・・・羽根駆動レバー 26・・・羽根制御レバー 27・・・第1ばね 28・・・第2はね 34・・・羽根係止レバー 39・・・アクチュエータ 第 図 第 図 1 第 図 第 図 第 5 図 第 図 第 図 5Q 第 図
ンズ鏡胴を示す外観斜視図、第2図は同レンズ鏡胴の簡
略的な断面図、第3図は上記カメラに備えたレンズシャ
ッタ駆動機構を示す機構図でこの図面は絞り優先AEモ
ードに切換えた状態を示す。第4図はシャッタ羽根の部
分図、第5図は絞り優先AE動作によってシャッタ羽根
が開口した動作過程を示す第3図同様の駆動機構の機構
図、第6図はプログラムシャッタモードに切換えた状態
を示す第3図同様の駆動機構の機構図、第7図はプログ
ラムシャッタとして開口した動作過程を示す第3図同様
の駆動機構の機構図、第8図は絞り優先AEモードに切
換えたときのシャッタ開口特性を示す図、第9図はプロ
グラムシャッタモードに切換えたときのシャッタ開口特
性を示す図、第10図及び第11図は絞りリングとばね
セットレバ−との連動関係を示した簡略図である。 11・・・レンズ鏡胴 14・・・絞り羽根 15・・・シャッタ 15a、15b・・・シャッタ羽根 16・・・絞りリング 18・・・ばねセットレバ− 21・・・シャッタ開閉ピン 23・・・羽根駆動レバー 26・・・羽根制御レバー 27・・・第1ばね 28・・・第2はね 34・・・羽根係止レバー 39・・・アクチュエータ 第 図 第 図 1 第 図 第 図 第 5 図 第 図 第 図 5Q 第 図
Claims (2)
- (1)シャッタと絞りとを別々に備え、絞り優先自動露
出モードで撮影する構成のレンズシャッタ付カメラにお
いて、シャッタを駆動する構成要素としてシャッタ羽根
に常時開口勢力を与える第1ばねと第2ばねとを有する
プログラムシャッタを設けると共に、絞り優先自動露出
モードでは第1、第2ばねの共同勢力によって、プログ
ラムシャッタモードでは第1ばねの勢力によって各々シ
ャッタ羽根を開口させるばねセット部材を備えたことを
特徴とするレンズシャッタ付カメラ。 - (2)絞り優先自動露出モードとプログラムシャッタモ
ードとの切換えと、上記ばねセット部材のばねセットと
を絞り設定リングに連動させる構成としたことを特徴と
する請求項(1)記載のレンズシャッタ付カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1251817A JP2841302B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | レンズシャッタ付カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1251817A JP2841302B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | レンズシャッタ付カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116032A true JPH03116032A (ja) | 1991-05-17 |
JP2841302B2 JP2841302B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=17228362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1251817A Expired - Fee Related JP2841302B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | レンズシャッタ付カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2841302B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06222416A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-08-12 | Samsung Aerospace Ind Ltd | 絞り優先式レンズシャッター装置 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1251817A patent/JP2841302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06222416A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-08-12 | Samsung Aerospace Ind Ltd | 絞り優先式レンズシャッター装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2841302B2 (ja) | 1998-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071023 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023 Year of fee payment: 10 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |