JPH03113982A - Pal方式テレビジョン同期信号発生装置 - Google Patents

Pal方式テレビジョン同期信号発生装置

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JPH03113982A
JPH03113982A JP25270189A JP25270189A JPH03113982A JP H03113982 A JPH03113982 A JP H03113982A JP 25270189 A JP25270189 A JP 25270189A JP 25270189 A JP25270189 A JP 25270189A JP H03113982 A JPH03113982 A JP H03113982A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は信号発生技術に関し、詳細には一方の信号の周
波数が他方の信号周波数の整数倍でない、互いに所定関
係にあるPAL方式テレビジョン同期信号発生装置に関
するものである。
従来の技術 デジタルVTR等の再生処理回路において、テレビジョ
ン放送用の信号であるカラーバースト及び垂直、水平同
期信号を含むコンポジット映像信号を生成する場合、V
TRにおける記録再生は、同期信号、バースト信号等の
同期信号を取り除いた状態で行われるので、それらのデ
ータを挿入す鴎ことが必要である。コンポジット映像信
号をカラーサブキャリア周波数の整数倍のサンプリング
周波数で符号化して記録するデジタルVTRにおいては
、例えばNTSC方式のカラ−テレビジ1ン方式につい
ては、カラーサブキャリアと水平同期信号の画周波数の
比が455: 2の関係であるため、これらの位相関係
を維持しながら同期信号。
バースト信号等のデータを発生することは比較的容易で
ある。℃かし°ながらPAL方式のコンポジット映像信
号においては、水平周波数Fhとカラーサブキャリア周
波数Fscとの間の関係がFsc=(1135/4)F
h+25     ”if)で表されるように、かなり
複雑となる。従って、カラーサブキャリア周波数の整数
倍のサンプリング周波数で水平同期信号を生成する方法
は、非常に複雑な回路技術を必要としていた。例えば、
デジタル的な周波数変調器を使用してサブキャリア周波
数の整数倍の周波数から水平周波数を発生する方法(特
開昭60−238370号公報)や、サブキャリア周波
数に関係するサンプリングのクロックをカウントして2
512の位相情報を作成する第1のカウンタと、サンプ
リングクロ・ツクをカウントし1水平期間の一定位置で
一定カウント値を得るような第2のカウンタ回路とを備
えて、第1のカウンタからの位相情報と第2のカウンタ
回路のカウント値とにより一定波形を記憶したROM(
リード・オンリ・メモリ)を読み出して同期信号及び水
平周波数に依存する各種データを生成する方法(特開昭
62−77793号公報)等がある。
発明が解決しようとする課題 上記従来例の詳細な説明はそれぞれの公報の明細書に明
記しであるので省略するが、前者の方法は、周波数変調
を行う部分に乗算器を必要とし、完全なデジタルデータ
の形で同期信号を発生しようとすれば回路規模が太き(
なり、実現が困難となる。また、後者の方法は%2FI
Zの位相情報を作成するカウンタのビット数が制限され
るため、サンプリング位相に対する水平同期信号データ
の位相が不連続となり位相ずれを生じるが、アナログ信
号に変換した際の位相ずれは微少であるためほとんど問
題乏はな“らない。しかし、アナログデータでのダビン
グを繰り返した場合や、完全なデジタルデータで他の機
器とのインターフェイスをとる場合には、同期信号デー
タの下位ビットの僅かな誤差によっても正確な情報伝達
が不可能となる。また、PAL方式でのカラーサブキャ
リアと同期信号の関係は8フイールド・シーケンスであ
り、クロックにサブキャリアの4倍の周波数を使用して
も、同期信号とクロックの関係は2フイールド毎にしか
一致しない。従って、25]12の位相情報を正確に表
現したとしても、水平同期信号と垂直同期信号の複合同
期信号をROMで発生しようとすれば、2フイ一ルド分
の同期信号を記憶することが必要で膨大な容量のROM
が必要であった。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、1データ
当りのビット数の多い高品位な映像信号を扱うデジタル
VTRにおいても同期信号データを下位ビットまで正確
に発生することができ、かつ、少ないR,OM容量で実
現できるPAL方式テレビジジン同期信号発生装置を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のPAL方式テレビジ
ョン同期信号発生装置は、FAT、方式テレビジョン信
号のカラーサブキャリア周波数の整数倍のクロッ夛を計
数し、映像信号の水平位置を前記クロック周期を単位と
して表現する第1のアドレスと、前記第1のアドレスの
先頭番地の位置と前記映像信号の1周期の先端位置のク
ロック周期未満の位相ずれを表現する第2のアドレスと
、前記第1のアドレスより生成された水平周波数の2倍
の周波数のパルスをもとに映像信号の垂直位置を表現す
る第3のアドレスとを作成する計数手段と、 同期信号の変化エツジを水平位置により分類し、各々に
対応したエツジ番号を前記第1のアドレスと前記第3の
アドレスとのデコード値により発生するエツジ番号発生
手段と、 前記エツジ番号が立ち上がりエツジを示すものと立ち下
がりエツジを示す部分で前記第1.第2のアドレスのビ
ット反転・非反転を切り換えるアドレス反転手段と、 前記エツジ番号に対応した第1.第2のデータを発生し
、かつ、前記アドレス反転手段で反転制御された第2の
アドレスに前記第1のデータを加算し、オーバーフロー
した際には加算結果をオーバーフローしなかった際には
前記第2のデータを加算した結果を第1のメモリアドレ
スとして出力する第1のメモリアドレス発生手段と、前
記エツジ番号に対応した第3のデータを発生し、前記ア
ドレス反転手段で反転制御された第1のアドレスに前記
第3のデータと前記第1のメモリアドレス発生手段のオ
ーバーフローをキャリー入力として加算し、第2のメモ
リアドレスとして出力する第2のメモリアドレス発生手
段と、前記第1〜第3のアドレスのデコード値により前
記同期信号の変化エツジ発生位置で一定幅のパルスを発
生するパルス発生手段と、 前記第1〜第3のアドレスのデコード値により前記同期
信号が最大値で安定する部分で最大値データを、最小値
で安定する部分で最小値データを発生する固定データ発
生手段と、 前記同期信号の立ち上がり変化エツジの1クロック周期
毎の変化の様子を前記第2のメモリアドレスに従って記
憶し、前記変化エツジとクロックの位相を変化させた場
合の変化の様子を前記第1のメモリアドレスに従って記
憶したROMを、前記第1.第2のメモリアドレスによ
り読み出すエツジデータ発生手段と、 前記固定データ発生手段と前記エツジデータ発生手段の
各データを前記パルス発生手段からのパルスで切り換え
て同期信号データとして出力するデータ切換手段とを備
えて成る。
作用 上記の構成により、本発明の同期信号発生装置は、エツ
ジ番号発生手段により発生したエツジ番号に従って、 (1)計数手段からの第1.第3のアドレスに基づいて
、パルス発生信号により同期信号の変化エツジ位置に対
応したパルスを発生し、そのパルスによりエツジデータ
発生手段のROMのデータを読み出す。
(2)変化エツジ位置以外の部分では、固定データ発生
手段の出力データを用いる。
(3)計数手段第2のアドレスにより、フレーム同期信
号(25[12)のオフセットに応じた位相制御を行う
(4)同期信号の立上り、立下りエツジに対応するデー
タは、アドレス反転手段によりアドレスを反転して、R
OMの読み出し順序を逆にすることによって得る。
(5)同期信号の発生位置は、第1.第2のメモリアド
レス発生手段で加算する第1〜第3のデータを適当な値
に設定することにより制御する。
以上の操作によって、小容量のROMで、同期信号デー
タを発生できると共に、誤差のない正確な同期信号デー
タとすることができる。
実施例 以下、本発明のPAL方式テレビジョン同期信号発生装
置の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例におけるPAL方式テレビ
ジョン同期信号発生装置のブロック図を示すものである
第1図において、1はクロック発生回路、2は水平カウ
ンタ、3はクロック位相カウンタ、4は垂直カウンタ、
5はエツジ番号発生回路、8は反転パルス作成回路、7
,8はアドレス反転回路、9.10.14はデータ発生
回路、11,13゜15は加算器、12.25はデータ
セレクタ、16はリード・オンリ・メモリ(ROM)、
17はエツジパルス発生回路、18はセレクタ、19゜
23はフリップ・フロップ、20はXORゲート、21
はスイッチ、22はパルス発生回路、24は固定データ
発生回路である。
クロック発生回路1は、例えばカラーサブキャリア周波
数の4倍の周波数のクロックGKを発生する。ここで、
1水平期間の時間Hを H=1/Fh              ・・・(2
)クロックCKの1クロックの周期Tを T=1/4Fsc            ・・・(3
)とし、さらに、PAL方式映像信号のフレーム周波数
25Hzが1/825Hに相当することから、1/62
5H=25          ・・・(4)が与えら
れるので、(2)〜(4)式と前記(1)式より1水平
期間Hのクロック数は次式で与えられる。
H=(1135+4/625)T      ・・・(
5)従って、単純にクロックGKをカウントするだけで
は4/625の端数があるため正確なIH区間での位置
を表現することは不可能である。
そこで、水平カウンタ2でクロックGKをカウントし、
0〜1135までのクロック幅間隔の位置を示す第1の
アドレスADR1を発生し、さらに、クロック位相カウ
ンタ3で1クロック内のサンプリング位置の位相をカウ
ントし、第2のアドレスADR2を発生する。これに関
する詳細な説明は本出願人の出願による特願昭133−
289298号に開示されているので、ここでは省略す
る。
また、垂直カウンタ4は同期信号の垂直位置を決定する
もので、PAL方式映像信号のフィールド周期Vが、 V=(E325/2 ))l            
 −AC3)で示されることから、水平カウンタ2から
の周波数がほぼ2FhのパルスH/2をカウントする毎
に前記垂直位置に対応する第3のアドレスADR3を発
生する。
第1図において、データセレクタ25から出力されるデ
ータDoが最終の同期信号データである。
データDoに対するアドレスADR1〜3の出力タイミ
ング図を第2図に示す。なお、以下のタイミング図にお
いて、第2図と同一部分、同一信号には同じ番号及び符
号を付し、重複説明を省略する。
第2図において、データDOはその数値の大きさをアナ
ログ的に表現した波形で示す。クリアパルスCLは、例
えば奇数フィールドの第1ラインの先頭で入力される水
平位相及び垂直位相を決めるためのものである。例えば
、前記奇数フィールドの第1ラインの先頭における水平
同期信号の立ち下がり位相とクロックGKの位相を0と
すれば、第2.第3.第4. −・・のラインの先頭に
おける水平同期信号とクロックCKの位相は序々にずれ
る。
クロック位相カウンタ3は、この位相ずれをカウントす
るものである。第1図の例では、クロック位相カウンタ
3は1クロック周期Tの1/825を単位として分割し
、水平同期信号の立ち下がり位相とクロックCKの立ち
上がり位相を0〜624の数字で表現している。
第3図に第2図の水平同期信号の立ち下がり付近におけ
るアドレスADRI、ADR2,クロックCKの奇数フ
ィールドの第1〜第2ラインでの拡大図を示す。
奇数フィールドの第1ラインの先頭のクロックの立ち上
がりを0とし、1水平期間での位置をクロック周期Tを
単位で表せば、(5)式より第2ラインでのクロック位
相は第1ラインに対して([E21/825)T遅れる
(あるいは(4/G25)T早くなる)。
ここでADR1= l、ADR2=mとすれば、クロッ
クの立ち上がりの水平位相P■は立ち上がり後のL  
mで、 PH=(1+m/G25)T           ”
・(7)で表される。水平位相のマイナス(−)表現は
無いものとすれば、第2ラインにおいてADR1=0と
なるのは第1ラインに対して(G21/l1i25)T
遅れた位相であり、このときADR2=E321となる
同様に、第3ラインにおいてはクロック位相はさらに(
4/G25)T早くなるので、ADR2=f317とな
る。1水平期間に対するクロック位相はアドレスADR
I及びADR2で表現できるので、これらをもとに水平
同期信号データを発生することができる。
垂直同期信号のデータの発生は、水平カウンタ2で発生
した第1のアドレスADRIをデコードして作成した周
波数2Fhを、垂直カウンタ4でカウントし、垂直同期
信号の発生タイミングを得る。
第2図のタイミング例では、カウンタ4で発生する垂直
アドレスADR3はパルスCLでリセットされ、0〜6
24の数値を巡回する。本実施例では、垂直カウンタ4
のクリアパルスとして水平カウンタ2のクリアパルスC
Lと同じものを使用しているが、垂直カウンタ4のリセ
ットパルスを独立に設け、垂直同期信号の位相を独立に
制御することも可能である。
エツジ番号発生回路5は、前記水平アドレスADRI及
び垂直アドレスADR3より同期信号中に発生する変化
エツジを1水平期間での発生位置で分類し、それぞれに
適当な番号を割当て、発生する同期信号の変化エツジに
従ったエツジ番号EGNを発生する。番号EGNは、例
えば水平同期信号の立ち下がりエツジ部で0.立ち上が
りで1゜等化パルスの1水平期間の中心で発生する立ち
下がりで4.立ち上がりで2.それ以外の等化パルスの
立ち下がりエツジ部は水平同期信号と同じ位置であるの
で0.立ち上がりエツジ部は3を出力する。垂直同期信
号部分については1水平期間での第1の立ち下がり水平
同期信号と同位置であるのでO1立ち上がりを5.第2
の立ち下がりも等化パルスの立ち下がりと同位置で4.
立ち上がりは6にする。これらの番号は3ビツトのデー
タで表わされる。同期信号の詳細なタイミングについて
は、 rccIRレポート 824−3Jに規定されて
いるので説明は省略する。同期信号の変化エツジは発生
する水平位置で分類して上記した番号0〜6までの7種
類の位置しか発生しない。映像部分の同期信号は水平同
期信号であるので番号Oと1の繰り返しとなる。
第4図及び第5図は、番号EGNの出力タイミング図で
ある。等化パルスの存在する部分及び垂直同期信号の存
在する部分については、垂直アドレスADR3より、第
4図及び第5図に示すような垂直同期信号区間パルスV
P及び等化パルス発生区間を示すパルスVDを作成し、
vPの発生区間では1水平周期で0. 5. 4. 8
を繰り返すパターンを、その他のVD発生区間では0.
 2. 4゜3の繰り返しパターンを発生するように構
成する。
エツジパルス発生回路17は、EGN=O〜6に相当す
る各変化エツジの位置で一定幅のパルスPO−P8を発
生し、セレクタ18で前記パルスPO−P6をデータE
GNに従って切り換えてパルスPAを出力する。
第6図及び第7図は、パルスPO−P8及びパルスPA
の同期信号Doに対する出力タイミング図である。パル
スPO−P8のタイミングは、水平アドレスADR1を
デコードして発生できる。
セレクタ18は、例えば第8図の回路図で表わされる。
第8図において、デコーダ50はデータEGNをデコー
ドして各番号のときにHとなる(例えば、EGN=0の
とき5O=Hとなる。)ようにセレクト信号SO〜S6
を発生し、ANDゲート51〜57.ORゲート58に
よりパルスPO〜P6を番号EGNに従って切り換える
。フリップ・フロップ59は、切り換えによって生じた
グリッジを除去するためのものである。
第9図は、セレクタ17の他の実施例である。
第9図の回路では、垂直同期信号区間で出力するパルス
PO,P4.  P5.  P6、等化パルス発生区間
で出力するパルスPO,P2.  P3.  P4、水
平同期信号の変化エツジ区間を示すパルスPO1P1を
各々ORゲート66〜68で論理和をとり、第4図及び
第5図で説明したパルスVP、VDにより、その論理和
出力を切り換える。インバータeo、ei、ANDゲー
ト62でパルスvp、vDより同期信号の形態を示すV
l、V2.V3を発生し、ORゲート66〜68の論理
和出力をANDゲート63〜65、ORゲート69で切
り換えている。フリップ・フロップ70は、第8図のフ
リップφフロップ59と同様に、切り換えによって生じ
たグリッジを除去してパルスPAを出力するためのもの
である。
第10図は、第1図におけるエツジ番号EGN。
反転パルスINV1 セレーシ日ンバルスvsp1エツ
ジデータ切換パルスPS1 固定データ切換パルスXN
、  固定データDATA2、同期信号データDoのタ
イミング関係を示すタイミング図である。以下、そのタ
イミング及びデータの発生方法について、図面を参照し
ながら説明する。
反転パルス作成回路6は、出力データDoの変化エツジ
が立ち上がりエツジであるか、立ち下がりエツジである
かを決定するパルスINVを作成する。例えば、同期信
号データDOの立ち上がり変化点でLl  立ち下がり
変化点でHとなるようなパルスを作成する。パルスIN
Vの作成方法としては、例えば3入力の簡単なデコード
回路で構成し、エツジ番号EGNの3ビツトデータを入
力し、EGN=0,4でHl その他でLをパルスIN
vとして出力するように構成する。XORゲート7゜8
は、クロック位相を示すA D R2、クロックの水平
位置を示すADRlの各ビットを反転パルスINVで反
転する。データ発生回路9.データ発生回路10.デー
タ発生回路14.データセレクタ12及び加算器11,
13.15は、前記反転パルスINVで反転されたAD
R2,ADRIよりROM18のアドレスHAD及びL
ADを作成するものである。
ROM16は、例えば同期信号の変化エツジを時系列的
に記憶したもので、例えば第11図に示すように立ち上
がりエツジの変化の様子をHADの0〜7の間に記憶し
たものである。変化エツジは8クロック区間のデータで
表現されるものとし、ROM18の出力DATA 1の
最大値データをDmaxl  最小値データをDmln
とする。また、D A T A 1 = (Dmax−
Dmin) / 2になるROM1BのアドレスをHA
D=4.LAD=Oとする。アドレスHADは1クロッ
ク単位の時刻を表し、アドレスLADはさらに1クロツ
タ周期を1/625した時間を単位としてさらに細かな
時刻を表している。すなわち、第11図のアドレスHA
D、LADに対するROMデータ出力DATA 1にお
いて、立ち上がりエツジの中心をHAD=4・、LAD
=Oで表し、例えば中心の時刻より1クロック後のデー
タの値がHAD=5゜LAD=O1(1+10/825
)クロック後の変化エツジのデータがHAD=5.LA
D=10のアドレスに記憶されているものとする。
変化エツジが8クロック区間で完結する場合HADは3
ビツトで表され、このときXORゲート8に入力するA
DRIは下位3ビツトでよい。XORゲート7に入力す
るADR2は10ビツトをそのまま入力する。例えばE
GN=Oで表される立ち下がりエツジを出力したい場合
、第2図における第1フイールドの垂直同期信号の一番
初め(ADR2=4)の立ち下がりエツジのデータがR
OMアドレス(HAD、LAD)=(7,0)、(LO
)。
(5,0)、  (4,0)、  (3,0)、  (
2,0)、  (1,0)、  (0,0)に対応する
8つのデータであり、そのときのADRIの下位3ビツ
トの値が0. 1. 2. 3. 4. 5゜E3. 
7であったとすれば、ADRIの下位3ビツト及びAD
R2からHAD、LADを作成するには第12図(a)
に示すような変換を行えばよい。
上記した変換は、HADがADRlをビット反転したデ
ータそのものであることを示し、LADがADR2をビ
ット反転したものに値Sを加算したものであることを示
している。第1図において、データ発生回路9はEGN
=Oにおいて、DATAaとして数値の6を発生する。
加算器11はADR2のビット反転データτ■π可と値
5を加算し、キャリーC1を発生する。データセレクタ
12は、キャリーC1が発生した際にデータ発生回路9
からのデータを加算器13に送る。キャリーC1は加算
器15のキャリー入力にも送られる。
データ発生回路14は3ビツトのデータDATACを発
生し、EGN=Oのときに7(2進表示で“111″)
を発生する。以上のプロセスを数式で表すと次式のよう
になる。
LAD=τ■πτ+5        ・・・(8)ま
たは、−°。
LAD=1023−ADR2+5 =4−ADR2川(9) HAD=τπ玉ゴ+7十01 =TUπ丁          ・・・(10)または
、 HAD=7−ADR1・・・(11) (10)式について補足説明を行うと、ADRIに値7
を加算することは、ADRIから値1を減算することに
等しい。例ではC1=1であるので、HADはADRI
となる。垂直同期信号の先頭から数えて2ライン目につ
いても(9)、(11)式の変換により、第12図(b
)に示すようなHAD、LADが得られる。即ち、同期
信号の立ち下がりエッジに対してはクロックの位相を示
すADH2が4からOに進んだ場合、ROMIE3のア
ドレスLADをOから4に増加させることによりエツジ
データのサンプリングポイントを進めることにより、水
平位置に対するエツジデータの発生タイミングが一定に
なるように制御が行われる。
垂直同期信号の先頭から数えて第3ライン目(ADH2
=821)については、前のラインに対しADH2がO
から821へ不連続に変化する。
このような不連続な変化に対する対応は、ADR2とデ
ータ発生回路9からのデータ値5を加算器11で加算す
る。この際キャリーC1は発生せず、0となる。データ
発生回路10は、EGN=OのときADRbとして、 ADRb=825+5=630 を発生する。データセレクタ12は、C1=Oのときデ
ータADRbを加算器13に送る。このときADR2は
1023−ADR2であり、LAD= 1023−AD
H2+8301024+829−ADH2 加算器13のオーバーフローは無視するとすれば、LA
D=629−ADR2・・・(12)HAD!tc1=
oとシテ、 HA D = K■T1+ 7 + C1=に■πT+
7         ・・・(13)または、 HAD=7−ADR1+7 =8+8−ADRI (ADRI>8)        ・・・(14)オー
バーフローの8は無視するとすれば、HAD=l−AD
RI (ADRI<7)       ・・・(15)となる
。このときのADRl、ADR2からHAD、LADへ
の変換は、第12図(C)のようになる。次のラインで
は第12図(d)のようになり、ADH2に不連続を生
じてもLADの連続性は保たれる。EGN=O以外の変
化エツジに対してもD A T A a −cをエツジ
番号EGNに対して適当に決定してやれば、・水平位置
に対して一定位相の変化データを発生することができる
。ただし、立ち上がりエツジの場合は立ち下がりエツジ
の場合と異なり、ROM18の読み出し順序が逆転する
ためADR2が4〜0と進むとLADも4〜0のように
減少し、これにより変化エツジのサンプリングポイント
の位相を進める。
第12図(t;)、  (c)の違いで明らかなように
ADR2に不連続を生じた場合、HADO〜70発生タ
イミングはADRlに対し1クロック前または後にずれ
ることになる。最終的に、ROM18から出力されるデ
ータDATA1から同期信号の変化エツジを取り出すの
はデータセレクタ25であるが、変化データを取り出す
タイミングパルスPSは、パルスPAと、このパルスP
Aをフリップ・フロップ19で1クロック遅延したパル
スPBとをスイッチ21で切り換えたパルスである。
スイッチ21の切換パルスは、第1図の実施例ではXO
Rゲート20に反転パルスINVと加算器11のキャリ
ーC1を入力した際の出力で与えられる。例えば、第1
2図の(b)、(c)において、パルスPAはADRI
の下位3ビツトが7,0〜6の部分で発生する8クロッ
ク幅のパルスであり、(b)の状態の場合XORゲート
20の出力は「L」なので、パルスPAを1クロック遅
延したパルスPBがスイッチ21で選択され、変化エツ
ジデータDATAIを取り出すパルスPSとなる。従っ
て、(b)の状態ではパルスPSはADRlの下位3ビ
ツトが0〜7の部分で発生するパルスとなる。
(C)の状態ではキャリーC1が0になるためパルスP
SとしてはパルスPAが選択される。このときパルスP
SはADR1=7.O〜6で発生するパルスとなる。従
って、第12図(b)、  (c)どちらの状態におい
ても’、ROM1BのアドレスHAD=7〜Oのときの
データがデータセレクタ25で取り出せる。立ち上がり
エツジを取り出す場合には立ち下がりエツジとは逆の操
作が行われ、キャリアー01が「1」のときにパルスP
Aが、C1が“「0」のときにパルスPBがスイッチ2
1で選択され、パルスPSとなる。
第1図の例では、加算器11の出力と反転パルスINV
をXORゲート20に入力し、その出力でパルスPSの
位置を1クロックずらすように制御しているが、パルス
PSはアドレスADRIとADR2により決定できるも
のであるので、アドレスADRIとADR2からデコー
ド回路によりパルスPSを作成してもよい。但し、この
場合デコード回路はアドレスADRIが11ビツト、ア
ドレスADR2が10ビツトの計21ビットの入力が必
要であり、回路及び回路設計のアルゴリズムが非常に複
雑になる。
固定データ発生回路24で発生するデータDATA2は
、同期信号データDOの変化エツジのデータ以外のデー
タであり、以下にその発生プロセスを第1図のブロック
図と第10図のタイミング図を参照しながら説明する。
パルス発生回路22は1水平期間の後縁及び1水平期間
の中心の手前でrHJとなるセレーシaンバルスVSP
をアドレスADR2より作成する。パルスVSPのタイ
ミングは、第10図に示す通りである。同期信号の変化
エツジは、1水平期間の先頭及び中心でその前後にある
程度の幅をもって発生するので、エツジデータを取り出
すパルスPSの前縁のエツジでセレーシロンバルスvS
Pをフリップ・フロップ23でラッチする。ラッチした
出力XNは立ち下がりエツジを発生した後には必ずrH
Jになり、立ち上がりデータを発生した後には必ずrL
Jになる。固定データ発生回路24は、パルスXNがr
HJのとき最小値データDminを、 「L」のときに
最大値データDmaxを、DATA2として出力する。
その値は、第11図に示すROM18の内部に記憶され
ている変化エツジの最小値データDID1nと、最大値
データDmaxに等しい。
以上のように、発生したデータDATAIをデータセレ
クタ25で切り換えて出力することにより、データDo
を連続した同期信号のデータにすることができる。パル
スXNを発生するためのセレーシ日ンパルスVSPの代
わりとして、反転パルスINVを使用して同様な動作が
可能なことは第10図のタイミング図を参照すれば明白
である。
但し、通常、第1図に示すようなPAL方式テレビジ1
ン同期信号発生装置においては、最終出力データDOの
出力タイミングが各部回路の遅延によりずれていくのを
防止するため、各部にデータ切換タイミングをそろえる
ラッチを挿入することが行われている。例えば、前記し
た反転パルス■NVは、パルスPSに対し第10図のタ
イミングに比較してかなり早いタイミングで出力される
場合もあり得る。パルス発生回路22の構成は、アドレ
スADRIより1水平期間の後から前に跨るパルスと1
水平期間の中心で発生するパルスの各々の前エツジ及び
後エツジを決めるデコード回路で構成される。従って、
比較的簡単な回路で、かつ、パルスPSに対し安定な位
置にセレーシeンバルスvSPを発生することが可能で
あり、パルスXNを安定に供給することができる。
また、固定データ発生回路24は、パルスXNでDma
x、D++inの発生タイミングをコントロールしてD
ATA2を出力する方法の他に、次に説明するような方
法でもDATA2を発生することが可能である。第13
図に固定データ発生回路24の他の実施例の回路図を示
す。ROMIE3は、変化エツジデータに対し最大値部
分及び最小値部分を前後1クロック分余分に記憶してお
く。第14図はその場合のROM1BのアドレスHAD
、LADに対するデータDATAIをアナログ的に表現
したものである。データDATA1は、例えば第14図
のようにエツジ変化部分は8クロック区間中の中心の6
クロック区間で完結し、HAD=Oの部分にはh in
t  HA D = 7の部分にはD!la×ノ一定値
データを記憶しておく。第13図の固定データ発生回路
24において、240〜247はフリップ・フロップ、
248はインバータである。第13図の構成により、固
定データ発生回路はROM16の出力データDATA1
をパルスPSの立ち下がりエツジでラッチする。ROM
16の発生する変化エツジデータの最終データは立ち上
がりデータを出力した場合はD■aX1  立ち下がり
データを出力した場合はDmlnになる。従って、第1
図のデータセレクタ25の出力には同様に連続した同期
信号データDOが得られる。
以上の説明では、エツジデータの出力プロセスについて
、主に1水平周期の先頭で発生する水平同期信号の立ち
下がりデータを例に説明したが、1水平周期の中心で発
生する等化パルスの立ち下がりデータ及び立ち上がりデ
ータについては、次に述べるような注意が必要である。
前述の説明にもあるように、PAL方式テレビジョン同
期信号の1水平周期は(5)式で与えられるが、1水平
周期Hの先頭と中心に発生する等化パルスの間の時間差
は H/2=(1135+4/625)T/2=(587+
318.5/625)T ・・・(16)であり、1ク
ロック周期Tの1/825を単位としても0.5の端数
が出る。従って、等化パルスの変化エツジに対しても正
確なデータを発生する場合は、ROM16のLADを1
ビツト増やして11ビ、トにする。このときROM1B
には1クロックの1/(825・2)=1/1250の
間隔でエツジの変化を記憶しなければならない。従って
、ROM1Bの記憶容量は2倍必要となる。しかしなが
ら、出力する変化エツジデータDATA1のビット数が
制限されており、1クロック周期の1/1250の位相
ずれは量子化誤差の範囲に入り、無視することも可能で
ある。つまり、アドレスLADは10ビツトでも可能で
あるし、それ以下でも可能である。即ち、アドレスLA
Dのビット数はデータDATA1のビット数に合わせて
適当に決定すればよい。
なお、本発明の同期信号の発生方法は同様な構成により
、映像信号のブランキングエンベロープの発生、及びカ
ラーバーストのエンベロープ発生にも応用できる。
また、本発明のPAL方式テレビジョン同期信号発生装
置は、計数手段と比較的簡単な加減算をシーケンシャル
に行う簡単なアルゴリズムで実現できるので、高速マイ
クロ・プロセッサを使用して、専用の回路を設計するこ
となく、ソフトウェアで対応することも可能である。
発明の効果 以上のように本発明は、PAL方式テレビジ1ン信号の
カラーサブキャリア周波数の整数倍のクロックで、映像
信号の水平位置と、クロックと水平同期信号の間の位相
と、垂直位置とをそれぞれ計数し、その計数結果から、
水平位置で分類したエツジ番号を出力する同期信号に合
わせて発生し、前記エツジ番号が立ち下がりエツジを示
す部分で水平位置とクロック位相を示す計数値を各々反
転処理し、エツジ番号に対応して、反転処理された計数
値に適当なデータを加算し、同期信号の立ち上がり変化
エツジの形を記憶したROMの加算した結果をアドレス
として読み出し、その読み出したROMのデータと同期
信号の最大値データ及び最小値データを切り換えて、同
期信号のデータとして出力するので、波形を記憶するR
OMは変化エツジ部分のデータを記憶するだけでよい。
即ち、水平位置及び、立ち上がり、立ち下がりの方向が
異なるデータを同−ROMのデータで発生することが可
能であり、必要なROMの容量を飛躍的に小さくする効
果がある。
また、ROMから読み出したエツジデータの切り換えタ
イミングを、同期信号の7つの異なるエツジ位置で発生
する7系統のパルスを発生するデコード手段と、7系統
のパルスをエツジ各号に従って切り換えて出力するセレ
クタ手段で構成するか、または、垂直位置を計数した結
果より、等化パルス発生区間と、垂直同期信号区間を求
め、7系統のパルスのうち、等化パルス発生区間で発生
するエツジ位置に対応する4系統のパルスの論理和と垂
直同期信号区間で発生するエツジ位置に対応する4系統
のパルスの論理和とその他の区間で発生するエツジ位置
に対応する2系統のパルスの論理和を各々切り換えて出
力するセレクタ手段で構成すれば、ROMの読み出しデ
ータを切り換えるタイミングを発生する手段を、エツジ
番号を発生する手段の一部と共用化し、回路構成を簡単
にできる。
同様に、反転処理されたクロック位相の計数値に適当な
データを加算したときのオーバーフロー出力で、ROM
の読み出しデータを切り換えるタイミングを1クロック
遅延するか否かを決定する構成は簡単なアルゴリズムで
実現でき、かつ、回路内にも他の部分とタイミング処理
回路を共用化し、本発明をきわめて簡単な回路で実現で
きる。
また、水平位置を計数する手段は1クロック周期をn分
割する0−n−1のアドレスを発生する計数手段とし、
前記計数結果に反転処理を行い、適当なデータaを加算
してROMのアドレスの一部とし、加算結果がオーバー
フローしなかった場合にはデータAにn、を加算したデ
ータbを、反転処理した計数結果に加算し、ROMアド
レスの一部とする(実施例ではn=825)ことにより
、ROMのアドレスの発生アルゴリズムは簡単に実現で
きる。
また、同期信号の最大値及び最小値データの切り換えタ
イミングは、等化パルスの立ち下がり位置の前方の数ク
ロック区間にHとなるセレーションパルスを作成し、セ
レーションパルスを同期信号の変化エツジで発生するパ
ルスでラッチするラッチ手段で簡単に実現できる。
さらに、別の方法として、同期信号の最大値及び最小値
データを、同期信号の変化エツジで発生するパルスの後
縁のエツジでROMの読み出しデータをラッチしたデー
タとすれば、回路構成が簡単であるばかりでなく、同期
信号データのうち、変化しない最大値データ、及び最小
値データもROM内に書き込まれたデータで設定できる
ので汎用性は著しく向上する。これはROMを書き換え
るだけで、同期信号の変化エツジの傾斜と同期信号のレ
ベルが自由に変えられることを示す。
従って、本発明のPAL方式テレビジ2ン同期信号の発
生方法は簡単なアルゴリズム、及び少ないハードウェア
で、クロックに対して位相が同期していない複雑な同期
信号を発生することが可能であり、なおかつ、同期信号
の波形、タイミング等が容易に変更でき1、その実用的
効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
ロック図、第2図〜第7図及び第10図は第1図におけ
る各部のタイミング図、第8図は第1図のセレクタ18
の一実施例における回路図、第9図はセレクタ18の別
の実施例における回路図、第11図は第1図におけるR
OM18のアドレスHAD、LADとデータDATA1
の対応図、第12図はカウンタの出力アドレスADRL
  ADR2とROM16のアドレス入力の対応を示す
マトリクス図、第13図は固定データDATA2を第1
図と別の構成で発生する場合の固定データ発生回路24
の回路図、第14図は第13図の固定データ発生回路を
使用した場合のROM16のアドレスHAD、LADと
データDATAIの対応図である。 1・・・クロック発生回路、  2・・・水平カウンタ
、3・・・クロック位相カウンタ、  4・・・垂直カ
ウンタ、5・・・エツジ番号発生回路、  6・・・反
転パルス作成回路、7,8.20・・・XORゲート、
  9,10゜14・・・データ発生回路、  11,
13.15・・・加算器、  12.25・・・データ
セレクタ、  16・・・ROM、   17・・・エ
ツジパルス発生回路、18・・・セレクタ、〜、19.
,23,59,70,240〜247・・・フリップ・
フロップ、 チ、  22・・・パルス発生回路、 夕発生回路、  50・・・デコーダ、62〜65・・
・ANDゲー ト、 ・・・ORアゲ−)、    80.61゜夕。 21・・・スイッ 24・・・固定デー 51〜57゜ 58.66〜69 248・・・インバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)PAL方式テレビジョン信号のカラーサブキャリ
    ア周波数の整数倍のクロックを計数し、映像信号の水平
    位置を前記クロック周期を単位として表現する第1のア
    ドレスと、前記第1のアドレスの先頭番地の位置と前記
    映像信号の1周期の先端位置のクロック周期未満の位相
    ずれを表現する第2のアドレスと、前記第1のアドレス
    より生成された水平周波数の2倍の周波数のパルスをも
    とに映像信号の垂直位置を表現する第3のアドレスとを
    作成する計数手段と、 同期信号の変化エッジを水平位置により分類し、各々に
    対応したエッジ番号を前記第1のアドレスと第3のアド
    レスのデコード値より発生するエッジ番号発生手段と、 前記エッジ番号が立ち上がりエッジを示すものと立ち下
    がりエッジを示す部分で前記第1、第2のアドレスのビ
    ット反転、非反転を切り換えるアドレス反転手段と、 前記エッジ番号に対応して2種類のデータa、bを発生
    し、かつ、前記アドレス反転手段で反転制御された第2
    のアドレスにデータaを加算し、オーバーフローした際
    には加算結果をそのまま出力し、オーバーフローしなか
    った際にはデータbを加算した結果を出力する第1のメ
    モリアドレス発生手段と、 前記エッジ番号に対応してデータcを発生し、前記アド
    レス反転手段で反転制御された前記第1のアドレスにデ
    ータcと前記第1のメモリアドレス発生手段のオーバー
    フローをキャリー入力として加算して出力する第2のメ
    モリアドレス発生手段と、 前記第1〜第3のアドレスのデコード値より前記同期信
    号の変化エッジ発生位置で一定幅のパルスを発生するパ
    ルス発生手段と、 前記第1〜第3のアドレスのデコード値より前記同期信
    号が最大値で安定する部分で最大値データ、最小値で安
    定する部分で最小値データを発生する固定データ発生手
    段と、 前記同期信号の立ち上がり変化エッジの1クロック周期
    毎の変化の様子を第2のメモリアドレスに従って記憶し
    、前記変化エッジとクロックの位相を変化させた場合の
    変化の様子を第1のメモリアドレスに従って記憶したR
    OMを前記第1、第2のメモリアドレスにより読み出す
    エッジデータ発生手段と、 前記固定データ発生手段と前記エッジデータ発生手段の
    各データを前記パルス発生手段からのパルスで切り換え
    て同期信号データとして出力するデータ切り換え手段と
    、 を備えて成るPAL方式テレビジョン同期信号発生装置
  2. (2)前記パルス発生手段は同期信号の7つの異なるエ
    ッジ位置で発生する7系統のパルスを発生するデコード
    手段と、前記7系統のパルスをエッジ番号発生手段の7
    種類のエッジ番号に従って切り換えて出力するセレクタ
    手段を含むことを特徴とする請求項1記載のPAL方式
    テレビジョン同期信号発生装置。
  3. (3)前記パルス発生手段は第3のアドレスより等化パ
    ルス発生区間を示す第1の垂直パルスと垂直同期信号区
    間を示す第2の垂直パルスを発生する垂直パルス発生手
    段と、同期信号の異なるエッジ位置で発生する7系統の
    パルスのうち、等化パルス発生区間で発生するエッジ位
    置に対応する4系統のパルスの論理和と垂直同期信号区
    間で発生するエッジ位置に対応する4系統のパルスの論
    理和とその他の区間で発生するエッジ位置に対応する2
    系統のパルスの論理和を前記第1、第2のアドレスより
    作成するデコード手段と、前記デコード手段からの3種
    類のパルスの論理和を垂直パルス発生手段からのパルス
    のH、Lにより切り換えて出力するセレクタ手段を含む
    ことを特徴とする請求項1記載のPAL方式テレビジョ
    ン同期信号発生装置。
  4. (4)前記パルス発生手段は前記第1、第3のアドレス
    よりパルス発生位置を決定するデコード手段と、前記第
    1のメモリアドレス発生手段のオーバーフロー出力と前
    記アドレス反転手段の反転制御信号の排他的論理和で前
    記デコード手段で作成したパルスを1クロック遅延する
    か否かを決定し出力する遅延手段を含むことを特徴とす
    る請求項1記載のPAL方式テレビジョン同期信号発生
    装置。
  5. (5)前記計数手段の第2のアドレス発生手段は1クロ
    ック周期をn分割する0〜n−1のアドレスを発生する
    計数手段を含み、前記第1のメモリアドレス発生手段は
    データbとしてデータaにnを加算したデータを出力す
    るシフトデータ発生手段を含むことを特徴とする請求項
    1記載のPAL方式テレビジョン同期信号発生装置。
  6. (6)前記固定データ発生手段は前記第1のアドレスよ
    り等化パルスの立ち下がり位置の前方の数クロック区間
    にHとなるセレーションパルスを作成するデコード手段
    と、前記セレーションパルスを前記パルス発生手段から
    のパルスでラッチするラッチ手段を含むことを特徴とす
    る請求項1記載のPAL方式テレビジョン同期信号発生
    装置。
  7. (7)前記固定データ発生手段は前記パルス発生手段か
    らのパルスの後縁のエッジで前記エッジデータ発生手段
    で発生したデータをラッチしたデータを出力することを
    特徴とする請求項1記載のPAL方式テレビジョン同期
    信号発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7471338B2 (en) 2004-03-30 2008-12-30 Panasonic Corporation Synchronous image signal data generator

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