JPH03112772A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JPH03112772A
JPH03112772A JP25074989A JP25074989A JPH03112772A JP H03112772 A JPH03112772 A JP H03112772A JP 25074989 A JP25074989 A JP 25074989A JP 25074989 A JP25074989 A JP 25074989A JP H03112772 A JPH03112772 A JP H03112772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core metal
steering wheel
foaming unit
metal
annular rim
Prior art date
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Pending
Application number
JP25074989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kurita
栗田 仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
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Publication of JPH03112772A publication Critical patent/JPH03112772A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ステアリングホイールに関する。
[従来の技術] 自動車等車輛は、屋外において駐停車することが多いが
、このとき室内のステアリングホイールは、夏期などに
車輌が直射日光下に置かれる場合、かなりの高温となり
、時には80℃を越えることもあり、また冬期には反対
に氷点下になることもある。
こうした状況でドライバーはステアリングホイールを握
ることになるが、ステアリングホイールが適正な温度を
回復するまでの間は、十分に把持することができず、不
快であるばかりか安全性の面からも問題である。
この問題を解決するものとして、特開昭59−1196
3号には、リム芯金を硬質発泡ポリウレタンで被覆した
ステアリングホイールが提案されている。これによれば
ステアリングホイールを素手で触れたとき比較的短時間
でその表面温度が回復し、素手で確実に把持てき、この
点においては有効である。素手で触れたときのステアリ
ングホイールのこのような温度上昇あるいは温度降下性
能は、基本的には硬質発泡ポリウレタンの比重が低いほ
ど優れており、一般的には比重0.2以下が好ましい。
しかしながら、前記硬質ポリウレタン樹脂の比重を0.
2以下とすると次のような問題が発生する。
1、圧縮強度が低く、ステアリングホイールの表面が損
傷する危険がある。
2、円環状リム部の芯金と樹脂との密着力が低下し、空
転の危険性がある。
そこで、前記公報においても、好ましい態様としては比
重が0.2〜0.5と上記のような望ましい温度回復特
性をむしろ犠牲にしても、実用上重要な強度の保持や密
着力の低下をカバーしている。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明は、こうした実情の下にステアリングホイールが
非常に高温あるいは低温となっても、ドライバーが素手
で触れたとき適正温度までの復帰がより一層短時間で可
能であり、しかも、表面樹脂が十分強度を保持して損傷
を起こすことがなく、樹脂と芯金との密着性も十分に確
保するなど、ステアリングホイールに要求される他の諸
性能には何ら悪影響を及ぼすことがない新規で有用なス
テアリングホイールを提供することを目的とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、前記した課題を解決するため鋭意検討を
重ねてきた結果、円環状リム部芯金を被覆する硬質ポリ
ウレタン発泡体として高発泡低比重で、圧縮強度の大き
いものを選択すると共に、芯金の形状あるいは埋め込み
位置を工夫することにより解決し得ることを見出し、本
発明に至った。
すなわち、本発明は、芯金と、それを被覆する硬質ポリ
ウレタン発泡体とから構成される円環状のリム部と、中
央のボス部と、これらを連結するスポーク部とよりなる
ステアリングホイールにおいて、前記硬質ポリウレタン
発泡体は、比重0.1〜0.2、圧縮強度10)cg/
cシ以上を有し、前記芯金は断面が非円形状で、かつ前
記ボス部側に偏心して配置されており、さらに前記円滑
状リム部を外皮材で被覆してなるステアリングホイール
である。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明のステアリングホイールの構成を説明
するもので、ステアリングホイール(1)は後述する構
造の円環状リム部(2)と一般的に金属製であるスポー
ク部(3)と一般的に金属製であるボス部(4)とより
成る。第2図は、第1図A−A断面図で、円環状リム部
(2)はその内部に芯金(5)を有し、その周囲に硬質
発泡ポリウレタン(6)が成形されており、さらに被覆
樹脂を補強するためその周囲を本皮または合成皮革製の
外皮材(7)が接着またはヒモで固定されている。カバ
ー(7)はその内側に柔らかな握り感を持たせるために
ポリウレタンやポリオレフィン製のクツションフオーム
を入れることもある。芯金(5)はリング部を強い力で
握って回したときに、硬質発泡ポリウレタン(6)が芯
金(5)より空転しないように、非円形状断面となって
おり、なおかつ握ったときに温度に敏感な手の平(指を
含まず)が触れる1/4部分(2a)E−ボス部よりみ
て外側かつ上側]断面には断面積中の芯金の占める割合
が他の3/4部分(2b、2c、2d)よりも少なくな
るようにその埋め込み位置がボス部よりみて内側かつ下
側(2c)に偏心している。
なお、前記芯金の非円形状断面構造としては、特に制限
はなく樹脂と芯金部との間で空転を防止し得るようなも
のであればよい。例えば第3図および第4図に示すよう
なものが挙げられる。
また硬質発泡ポリウレタン(6)は比重0゜1〜0.2
の高発泡のものであり、その圧縮強度は10kg/c−
以上である。
本発明のステアリングホイールの製法には、特に制限は
なく、常法にしたがって、硬質発泡ポリウレタン材料に
より芯金を埋め込み成形することにより容易にできる。
この成形の際公知の成形法にしたがって表層にスキンを
設けることもできる。
このような物性を持つ硬質発泡ポリウレタンはポリイソ
シアネートとポリオール組成物を反応させることによっ
て得られる。
ポリイソシアネートとしてはジフェニルメタン−4,4
′−ジイソシアネートと3官能以上のポリフェニルポリ
メチレンポリイソシアネートの混合物(以下ポリメリッ
クMDIという)が使用される。ポリオール組成物はポ
リオールに反応触媒、整泡剤、発泡剤などを加えること
によって得られる。
ポリオールとしては、ショ糖、ソルビトール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ヘキサントリオール、エチレンジアミン、トリエタノー
ルアミンなどの活性水素含有化合物にエチレンオキシド
、プロピレンオキシドなどのアルキレンオキシドを付加
して得られるポリエーテルポリオールが使用される。
例えば有機錫化合物、アミン化合物などの反応触媒、例
えば有機シリコン化合物などの整泡剤、例えばフロン、
ハロン、水などの発泡剤、例えば安定剤、着色剤、その
他添加剤は、一般のウレタンフオーム製造に使用される
ものが使用される。ポリイソシアネートの使用量は、イ
ソシアネート基対水酸基の当量比が1.0〜1.2の割
合で用いる。
以下に本発明に使用される硬質発泡ポリウレタンの処方
例を説明する。
A液 31%のイソシアネート基を有するポリメリック
MDI          140部B液 ショ糖にプ
ロピレンオキシドを付加して得られる水酸基価500 
mgKOH/gのポリエーテルポリオール      
100部シリコン系整泡剤(日本ユニカ製、L−542
0)2部 ジエチルントリアミン触媒(化上製、Kaol 1ze
rk 31)      2部水          
         0.5 部モノフロロトリクロロメ
タン 15  部[作 用コ 本発明のステアリングホイールは硬質発泡ポリウレタン
を高発泡として比重を0.1〜0゜2としたことにより
、表面の熱容量および伝熱性がより一層小さくなり、ス
テアリングホイール表面温度が高温あるいは低温時素手
で接触したとき短時間のうちに適正温度に回復すること
ができる。さらに芯金を前記したような偏心位置に設け
たことにより、温度に敏感な手の平部と接触する表面部
から芯金部が遠ざけられる結果、芯金部よりの熱の影響
を緩和することができこの適正温度への復帰を一層早め
ることが可能となった。
一方、芯金被覆樹脂を低比重としたことによる強度の低
下あるいは芯金と樹脂との空転などの不都合は、特定の
物性を有する樹脂の選択と表層を外皮材でさらに被覆す
ること、さらには芯金断面形状を非円形状としたことに
より回避することができる。
[実施例コ 上記処方の硬質発泡ポリウレタン材料を使用して反応射
出成形により、比重0,1、圧縮強度12kg/cI#
の樹脂被覆層を有するステアリングホイールを成形した
。さらにこの硬質発泡ポリウレタン被覆層表面上に厚さ
 1.2部wの天然皮革により外皮を設けて、第1、第
2図に示すステアリングホイールを作製した。
このステアリングホイールを素手で把持したときのその
表面温度と経過時間との関係を第5図に示す。また、比
較のために比重が0.3の同発泡体で被覆した場合のも
のの特性も併せて示す。なお、表面温度が例えば90℃
といった高温度のステアリングホイールを素手で把持し
た場合であっても、10秒以内に表面温度がおよそ45
℃以下に降下すればほとんどの人は無理なく把持し続け
ることができる。又、外皮には標準的な厚さ 1.2g
gmの皮革を用いたが、もっと薄く例えば0.711位
にすることで更に良好な特性が得られる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明のステアリングホイールは
、芯金の被覆樹脂として特定の物性を有する樹脂材料の
選択、芯金の設置位置および芯金断面形状の工夫、樹脂
被覆表面の外皮材による被覆という各要件の有機的結合
によりステアリングホイールの表面温度が著しく高くあ
るいは低い場合にも素手で把持することによって直ちに
適正温度に復帰させることができ、しかも被覆樹脂の損
傷あるいは芯金との空転といった不都合が生起すること
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はステアリングホイールの説明図、第2図は第1
図A−A断面図、 第3図および第4図は芯金の他の断面形状の説明図、 第5図はステアリングホイールを素手で把持したときの
その表面温度と経過時間との関係の説明図 1・・・・・・ステアリングホイール 2・・・・・・
リム部3・・・・・・スポーク部 4・・・・・・ボス
部5・・・・・・芯金 6・・・・・・硬質発泡ポリウ
レタン7・・・・・・外皮材 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芯金と、それを被覆する硬質ポリウレタン発泡体とから
    構成される円環状のリム部と、中央のボス部と、これら
    を連結するスポーク部とよりなるステアリングホイール
    において、前記硬質ポリウレタン発泡体は、比重0.1
    〜0.2、圧縮強度10kg/cm^2以上を有し、前
    記芯金は断面が非円形状で、かつ前記ボス部側に偏心し
    て配置されており、さらに前記円環状リム部を外皮材で
    被覆してなることを特徴とするステアリングホイール。
JP25074989A 1989-09-28 1989-09-28 ステアリングホイール Pending JPH03112772A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6736026B2 (en) 2000-09-26 2004-05-18 Trw Automotive Safety Systems Gmbh & Co. Kg Steering wheel
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