JPH03112636A - 化粧鋼板及びその製造方法 - Google Patents

化粧鋼板及びその製造方法

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JPH03112636A
JPH03112636A JP1249189A JP24918989A JPH03112636A JP H03112636 A JPH03112636 A JP H03112636A JP 1249189 A JP1249189 A JP 1249189A JP 24918989 A JP24918989 A JP 24918989A JP H03112636 A JPH03112636 A JP H03112636A
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JP
Japan
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reflective layer
steel plate
layer
glass beads
resin layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1249189A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Yamashita
都廣 山下
Kenji Sakamoto
憲司 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BARUUN BUERO KK
MIYAZAWA KOGYO KK
Original Assignee
BARUUN BUERO KK
MIYAZAWA KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は化粧鋼板に関し、建築物の内外装材、車両の内
外装材、電気製品パネル部材、フェンス、バルコニーの
仕切り板、窓枠、その他に使用した場合、優れた立体観
、浮き上がり効果、意匠性及び外観を与える化粧鋼板に
関する。
て従来の技術及びその問題点) 従来、上記の如き種々の用途における化粧鋼板としては
、塗装鋼板、はうろう引き鋼板、ガラス引き鋼板等が広
く使用されている。これらの鋼板は表面に艶があり耐久
性にも優れたものであるが、表面平滑なものは外光に対
して一方向に反射するのみで、光線の具合によってはそ
の美観が観察されない。又、表面凹凸のものは乱反射す
るのであらゆる方向から美観を観察することが出来るが
、光の反射輝度が低いので明るさに欠け、又、いずれの
場合においても外観は平板的であり、立体観や浮き上が
り効果に欠けているという問題がある。
従って本発明の目的は、優れた立体観、浮き上がり効果
、意匠性及び外観を与える化粧鋼板を提供することであ
る。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、鋼板の表面に反射層を設け、その表面
にガラスビーズな含む樹脂層を設けたことを特徴とする
化粧鋼板である。
(作  用) 鋼板の表面に反射層を設け、その表面にガラスビーズを
含む樹脂層を設けることによって、樹脂層表面による通
常の美観に、反射層による反射光及びガラスビーズによ
る再帰反射光が加わる結果、優れた立体観、浮き上がり
効果、意匠性及び外観を与える化粧鋼板が提供される。
(実施例) 次に好ましい実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明す
る。
第1図は本発明の化粧鋼板の断面を図解的に説明する図
であり、本発明の化粧鋼板は図示の様に、鋼板lの表面
に反射層2を設け、更にその表面にガラスビーズ3を含
む樹脂層4を設けたことを特徴としている。
本発明で使用する鋼板1は通常の建材等として使用され
ている鋼板や前述の如き種々の鋼板でよく、平板のもの
から各種波板等、更に使用に際して建築物等の下地鉄骨
等に固定しやすい様にその周囲にフランジ5等を設ける
等、その形状は特に限定されず、更に裏面に発泡軽量コ
ンクリートや木材等の複合材6を積層した複合体であっ
てもよいのは当然である。
上記鋼板lの表面は、その反射性を高める為に、研磨、
アルミニウム蒸着、クロムめっき、アルミニウム粉塗料
の塗装等によって適当な反射層2を形成することが好ま
しい。又、反射輝度の角度特性を向上させる目的で、反
射層を設ける前に表面を研磨してその表面粗さを10乃
至15μmに調整することも好ましい。更に反射層の表
面を、例えば、燐酸処理或いは合成樹脂等によりブライ
マー処理し、その上に設ける樹脂層4との密着性を向上
させることが好ましい。
上記反射層2の表面に設ける樹脂層4に含まれるガラス
ビーズ3は、従来公知のトラフィックペイントや各種標
識等に使用されているガラスビーズであって、直径10
乃至200μmものであり、従来公知のものはいずれも
本発明で使用出来るが、本発明の目的に特に好適なもの
は粒径が20乃至100μm、特に屈折率2.17乃至
2.20で直径30乃至90μmのガラスビーズである
。又、これらのガラスビーズは任意の色に着色されたも
のであってもよい。
上記ガラスビーズ3を反射層2の表面に固定する方法と
しては、ガラスビーズを含む透明塗料(溶液型塗料でも
粉体塗料でもよい)を塗布及び乾燥硬化させる一般的方
法でもよい。しかしながら、この方法ではガラスビーズ
を反射層の表面に単層に均一に設定することが困難であ
るので、特に好ましい方法としては、反射層の表面にガ
ラスビーズの直径と同等か或はそれよりも薄い粘着剤層
又は接着剤層(固化前の状態で使用する)を設け、これ
をガラスビーズの空気流動床に浸漬させたり、ガラスビ
ーズを吹き付は或は散布してガラスビーズ層を単層に形
成する方法である。この方法であれば、鋼板が曲面や凹
凸等の複雑な形状であっても、ガラスビーズな常に単層
で均一に形成することが出来るという利点がある。
この際、粘着剤層又は接着剤層の厚みを調整してガラス
ビーズと反射層との距離をガラスビーズの直径とほぼ同
一か若干小さくすることによって高い反射輝度を得るこ
とが出来ろ。この実施例では直径74乃至82μmのガ
ラスビーズを用い、該ガラスビーズと反射層との距離を
60乃至70μmとすることによって、反射輝度55c
d/+n以上の値が得られた。
ガラスビーズ3を固定する樹脂はガラスビーズの固定と
共に鋼板の保護被膜ともなるものであって、従来の化粧
鋼板に使用されている樹脂はいずれも本発明で使用出来
る。本発明の化粧鋼板を特に建材や車両の外装材として
使用する場合には、耐候性、耐水性、耐薬品性、耐汚染
性等の耐久性に優れた合成樹脂を使用することが好まし
く、例えば、弗化炭素やシリコーンで変性したアクリル
樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミンアル
キッド樹脂等が好適であり、常温硬化型でもよいが、−
層の耐久性を付与する為に焼き付は型の樹脂が好ましい
この様なガラスビーズ含有樹脂層4の形成は前記塗装方
法や粉体塗装方法等によって形成されるが、使用するガ
ラスビーズ3と樹脂との重量比はガラスビーズのサイズ
によって種々変化し、好ましい割合はガラスビー11重
量部当たり樹脂が0゜5乃至50重量部の割合である。
又、樹脂層4の厚みもガラスビーズのサイズによって変
化するが一般的には20乃至200μm程度が好ましい
以上の樹脂層4は透明でも着色されていてもよく、透明
である場合には、ガラスビーズ3の再帰反射光に、下地
の反射層2の反射光が加わり高い輝度を示す。又、透明
に着色されている場合には優れた着色効果と反射効果が
同時に達成される。
更に白色顔料や体質顔料を含む場合には、ガラスビーズ
の少なくとも一部が表面に露出している様にすることに
より、外光に対してキラキラとした外観を呈する。
又、本発明の好ましい実施態様では樹脂層4を図示の様
に2層構成とすることが出来る。この場合にはガラスビ
ーズ3を固定している樹脂層7は前記の如き物性に優れ
た樹脂でもよいが、他の一般的な塗料用樹脂、例えば、
アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、メラ
ミンアルキッド樹脂等から構成してもよい。この様な一
般的な樹脂を使用することによって下地である反射層表
面(或はその表面のブライマー層表面)に対する樹脂層
の密着性が良好となり高い耐剥離性が達成される。
しかしながら、この場合には樹脂層7の耐候性、耐水性
、耐薬品性、耐汚染性等の耐久性が不足する場合がある
ので、その表面に数μm乃至数十μmの厚みの弗素変性
やシリコーン変性の前記樹脂からなる透明層8を設ける
ことが好ましい。
以上において、厚さ1.5mmの鋼板表面を表面粗さ1
0乃至15μmにの厚みに研磨し、その表面に厚さ50
人のクロムめっきを施し、更にその表面にアクリル系粘
着剤を60LLm塗工し、これを粒径74乃至82μm
のガラスビーズの流動床に浸漬してガラスビーズの単層
を形成した。更にその表面に弗素樹脂を含む粉体塗料を
静電噴霧し、150乃至200℃で焼き付は処理した本
発明の化粧鋼板の各種物性は以下の通りであった。
(1)正面反射輝度:60cd/イ (2)耐候性: JIS A 1415  ウエザオメ
ーターi、ooo時間照射後変化なし。
(3) 塩水噴1 : JIS Z 2371  塩、
l1度5重1%、pH6,5乃至7.2で2,000時
間噴霧噴霧化なし。
(4)耐薬品性:試験体に下記試薬2mβを滴下し、時
計器で覆って温度20℃、湿度60%の試験室で48時
間静置した後、表面をふき取り乾燥後に外観を観察。
12.5%硫酸、30%硝酸、18.5%塩酸、10%
苛性ソーダに対していずれも僅かに変色したが殆ど変化
は認められなかった。
(5)耐衝撃性: JIS A 6516  rはうろ
う鋼板壁パネル」により鋼球(200g)を1,000
mmの高さから落下試験したところ、打痕及び亀裂はな
かった。
(6)凍結融解試験:気乾状態の試験体を使用して、凍
結(空気中−1O℃、4時間)、融解(空気中+20℃
、4時間)を1サイクルとし、50サイクルの凍結融解
を繰り返した後、試験体のひび割れ、剥離等の外観を観
察した結果、ひび割れ及び剥離は全く認められなかった
(効  果) 以上の如き本発明によれば、鋼板の表面に反射層とガラ
スビーズを含む樹脂層を設けることによって、樹脂層表
面による通常の美観に、反射層による反射光及びガラス
ビーズによる再帰反射光が加わる結果、優れた立体観、
浮き上がり効果、意匠性及び外観を与える化粧鋼板が提
供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の化粧鋼板の断面を図解的に説明する図
である。 1:鋼板     2:反射層 3ニガラスビーズ 4:樹脂層 5:フランジ   6:複合材 7:樹脂層    8:透明樹脂層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼板の表面に反射層を設け、その表面にガラスビ
    ーズを含む樹脂層を設けたことを特徴とする化粧鋼板。
  2. (2)鋼板表面の表面粗さが10乃至15μmに調整さ
    れている請求項1に記載の化粧鋼板。
  3. (3)反射層とガラスビーズとの距離がガラスビーズの
    直径に近い請求項1に記載の化粧鋼板。
  4. (4)樹脂層がガラスビーズを保持する層とその表面に
    設けた耐久性透明樹脂層との2層からなる請求項1に記
    載の化粧鋼板。
  5. (5)ガラスビーズの粒径が20乃至100μmである
    請求項1に記載の化粧鋼板。
  6. (6)反射層を設けた鋼板表面に粘着剤層又は接着剤層
    を設け、この表面にガラスビーズを接触させて粘着剤層
    又は接着剤層に単層のガラスビーズ層を設け、しかる後
    ガラスビーズ層表面に樹脂層を設けることを特徴とする
    化粧鋼板の製造方法。
JP1249189A 1989-09-27 1989-09-27 化粧鋼板及びその製造方法 Pending JPH03112636A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1100671C (zh) * 1999-05-04 2003-02-05 李美琴 一种反光件的制造方法
CN116462996A (zh) * 2023-04-18 2023-07-21 西安交通大学 一种高反射高隔热激光防护涂层及其制备方法和应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1100671C (zh) * 1999-05-04 2003-02-05 李美琴 一种反光件的制造方法
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