JPH01118576A - 上塗り塗装構造 - Google Patents

上塗り塗装構造

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Publication number
JPH01118576A
JPH01118576A JP27544987A JP27544987A JPH01118576A JP H01118576 A JPH01118576 A JP H01118576A JP 27544987 A JP27544987 A JP 27544987A JP 27544987 A JP27544987 A JP 27544987A JP H01118576 A JPH01118576 A JP H01118576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
glass
base
weight
appearance
Prior art date
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Pending
Application number
JP27544987A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Shimada
嶋田 功三
Setsuo Shimada
島田 節男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP27544987A priority Critical patent/JPH01118576A/ja
Publication of JPH01118576A publication Critical patent/JPH01118576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) (従来の技術) 一般的な乗用車両は、そのボデーに塗装が施されること
により、その外観の向上と、防錆効果の向上が図られて
いる。
このような塗装に使用される塗料は1つの材料で諸条件
をすべて満足することはできず、塗装部位と要求性能に
よりいくつかの材料を使い分け、何回か塗り重ねること
により、総合塗膜として諸条件を満足するようになって
いる。
つまり、車両のボデーを形成する鋼板素地には、まず前
処理と下塗りとが行われ防錆され、つぎに中塗りが行わ
れる。この中塗りは仕上がり外観の向上のために表面の
調整を行なうものである。さらに、上塗りが行われるこ
とで外観と耐久性が向上されている。このように、各種
の塗料を順次塗り重ねることで、各塗料で塗膜性能を分
担するように構成されている。
ところが、近年において生産される自vJINは、その
機械的性能が著しく向上されており、どの車種において
も一定の機械的性能に達しているため、より購入意欲を
島めるためには、スタイルや外観仕上りを重視する必要
があり、車両の機械的性能とともに外観を向上し、他の
製品と差別化することで製品価値を高めることが要求さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、近年高性能化が進む自動車は、各車種が
それぞれ要求される性能を持つようになり、購入意欲を
高める要素として、スタイルや外観仕上りがm視される
ようになっている。そして、従来よりスタイルにおいて
は空力特性等を考慮したものが多く開発されてきている
。ところが、塗装仕上げにおいては、他車を差別化でき
るほどの差異を奏するものではなかった。
この発明は上記事情に着目してなされたものであり、従
来に見ることのできなかった色調を有し、外観仕上りを
向上し製品価値を向上できる塗料舎組ホ嗜提供すること
を目的とする。
(発明の構成〕 (問題点を解決するための手段及び作用)この発明は、
アクリル樹脂45〜50重量%とシンナー40〜45重
量%とを混合し、これに表面張力の調整上沈降の防止等
を行なう添加剤0.5〜1,0重量%を添加し、さらに
直径50〜100μmのガラスピース2〜5重量%を混
合することにより、塗装仕上り後に上記ガラスピース内
に入射される光の屈折により、従来の塗料に(実施例) 以下、この発明における一実施例を第1図を参照して説
明する。図中に示されるのは例えば車体のボデーに施さ
れた塗装における塗料の積層状態を示す断面図である。
図中において最下側に示されるのが、車体のボデーを構
成する鋼板1であり、この鋼板1の上側には、下塗り層
2、中塗り重量3および上塗り層4が順次形成されてい
る。
以下上述のように積層された塗料の積層状態について詳
しく説明する。上記鋼板1の塗装面は、まず、前処理さ
れることによって油類が完全に除去され、化学的に安定
な無機質膜が形成されることにより鋼板面が不活性化さ
れる。これにより、防錆力が与えられるとともに、鋼板
と塗膜の付着性が向上されている。
次に、この前処理された鋼板1には下塗り肋2が形成さ
れている。この下塗り層2は、鋼板1の防錆を目的とし
て形成されており、電着塗装によって形成されている。
そして、下塗り層2の上側には中塗り1l13が形成さ
れている。この中塗りl!!3を形成する中塗り工程は
下塗り!2の表面のピンホールや小さな凹凸を埋め、後
述する上塗り14の仕上り外観を向上するための表面調
整をすることを目的として行われている。
さらに、上記中塗り1I13の上側には上塗り層4が形
成されている。
この上塗り層4は、塗装の最終工程であり、美観の付与
と環境に対する耐久性の向上を目的として行われる。こ
の上塗り!!!4は後述する三層からなり、この発明に
おける塗料(以下ガラスピースベースと称する)5が使
用されている。このガラスピースベース5はアクリル樹
脂45〜50I!重量%、シンナー40〜45重信%お
よび表面張力調整剤や沈降防止剤等の添加剤0.5〜1
.0重量%が混合された樹脂に、直径が50〜100μ
mのガラスピース2〜5重量%を混合したものである。
このガラスピースベース5は後述するカラーベース6と
クリヤーH7とに挟まれるように積層されている。
その積層状態は、上記中塗り層3の上側に例えば淡青色
を有するカラーベース6が塗布されている。このカラー
ベース6は顔料、樹脂、溶剤等で構成され、例えばスカ
イブルーより若干淡い色調に調整されている。
そして、このカラーベース6の上側には、上述のような
組成を有するガラスピースベース5が積層されている。
さらに、上記ガラスピースベース5の上側には、クリヤ
ー層7が形成されている。
このように上記上塗り!!14を、淡青の色調を出すカ
ラーベース6と光沢感を出すクリヤー層7との間にガラ
スピースベース5を設けることにより、上記ガラスピー
スベース5に含まれるガラスビ−ズに外側から入射され
た光が微妙に屈折反射され、青重量illlの外観が得
られる。
ここで一般的な陶磁器の表面の構造について触れて説明
する。陶磁器の表面を拡大して見ると、泡状に構成され
ており、この泡状の部分に光が入射されることで、光が
微妙に屈折され、陶磁器特有の色調を発することが予想
される。このため、通常のクリヤー塗料と略同様の塗料
中に適量のガラスピースを混合することにより、ガラス
ピースベース5とし、このガラスピースベース5を塗装
することで、混入されたガラスピースが陶磁器の泡状の
部分に光学的に対応するように構成することで、@磁器
に極めて近い外観を得ることができる。
上述のように、車体のボデーの外観を陶磁器調に仕上げ
ることにより、特徴的な外観を得ることができ、好みの
色彩と華やかさ、そして落着いた深みのある色を出すこ
とができる。そして、通常の塗装が施された車両に比較
して外観を向上し、高級感を与え差別化することで購入
意欲を^めることができる。
なお、この発明は上記一実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記一実施例では、本発明における組成の
塗料を車体のボデーの塗装に使用しているが塗装される
対象は車体に限定されず、まったく異なる製品でもよい
。また、上記ガラスピースベース5はカラーへ−ス6と
クリヤー層7によって挟まれて塗装されているが、この
ような塗装状態における積層状態も何等限定されるもの
ではない。また、上記カラーベース6は濃青の色調であ
ったが、これに限定されず他の色調でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によればアクリル樹脂4
5〜50重塁%とシンナー40〜45重量%と添加剤0
.5〜1.0重量%とを混合し、これに直径50〜10
0μmのガラスピース2〜5重量%を混合することによ
り、従来得ることのできなかった色調の塗装仕上りを得
ることができる塗料骨組ジ1提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明における塗料を使用した例を示す側
断面図である。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクリル樹脂45〜50重量%とシンナー40〜45重
    量%とが混合され、これに表面張力の調整や沈降の防止
    等の効果を有する添加剤0.5〜1.0重量%が添加さ
    れた塗料の組成において、直径が50〜100μmのガ
    ラスピース2〜5重量%を混合したことを特徴とする塗
    料組成物。
JP27544987A 1987-10-30 1987-10-30 上塗り塗装構造 Pending JPH01118576A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0445172A (ja) * 1990-06-11 1992-02-14 Nissan Motor Co Ltd 自動車用最表面塗装塗料及びこれを用いた自動車車体の塗装方法
FR2702771A1 (fr) * 1993-03-16 1994-09-23 Ppg Ind France Sa Composition de peintures pour couches de finition, en particulier de carrosserie automobile, et peinture correspondante.
JP2002524614A (ja) * 1998-09-11 2002-08-06 イノヴェイティブ コンセプツ アンリミテッド リミテッド ライアビリティ カンパニー 光放射増進マイクロビーズペイントの組成物及びその製造方法
JP2006087978A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Kansai Paint Co Ltd 複層塗膜形成方法及び塗装物品
CN105331222A (zh) * 2015-12-09 2016-02-17 夏百庆 一种亲水性汽车涂料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657856A (en) * 1979-10-16 1981-05-20 Aisin Chem Co Ltd Thick coating paint
JPS6031582A (ja) * 1983-07-28 1985-02-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 透明感のある塗装金属材

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