JPH03109742A - 電荷転送装置及びその製造方法 - Google Patents

電荷転送装置及びその製造方法

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JPH03109742A
JPH03109742A JP24783289A JP24783289A JPH03109742A JP H03109742 A JPH03109742 A JP H03109742A JP 24783289 A JP24783289 A JP 24783289A JP 24783289 A JP24783289 A JP 24783289A JP H03109742 A JPH03109742 A JP H03109742A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は酸化膜、窒化膜、酸化膜の積層膜(いわゆるM
ONO3構造)により電荷の転送を行うための転送電極
が形成される電荷転送装置とその製造方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、転送電極が酸化膜を形成した窒化膜上に設け
られる電荷転送装置とその製造方法において、転送電極
以外のゲート電極を窒化膜よりも下層の配線層を用いて
形成することにより、電荷転送装置の信頼性を向上させ
るものである。
〔従来の技術〕
CCD固体撮像素子等の電荷転送装置は、複数の層によ
り形成された転送電極を用いて、電荷の転送を行ってい
る。この転送電極は、例えば2屡で形成する場合、1層
目が所定の間隔だけ離間して並列したパターンで形成さ
れ、2層目がそのパターン間を覆いながら並列するパタ
ーンに形成される。1層目の電極を例えばポリシリコン
層で形成した時では、酸化処理することで容易にポリシ
リコン層が酸化膜に被覆される。従って、転送電極間の
ピッチを微細な間隔にする場合に極めて有利とされるJ ところで、各セル毎のフォトダイオードと電荷転送部(
レジスタ)の間に続み出しゲートが形成されるインター
ライン転送型やフレームインターライン転送型の固体撮
像素子は、従来、その読み出しゲートが転送電極の一部
を延在させる形で形成されていた。しかし、読み出しゲ
ートを単独で制御することで信号が簡素化されるため、
電極を3N構造とし、第1層目を読み出しゲートのよう
な電極に、第2層目、第3層目を転送電極にする構造に
することが案出されている。
[発明が解決しようとする課題] このような転送電極を有した電荷転送部の構造として、
酸化膜上に電極を形成したMOS構造とする例も知られ
るが、ゲート耐圧や膜厚の均−性等の問題から、そのゲ
ート絶縁膜の構造を酸化膜。
窒化膜、酸化膜を積層した所謂MONO3構造とする例
が知られる。そして、上述のように、読み出しゲートを
単独の層とする場合では、電荷転送部に3層のポリシリ
コン層が順次形成され、パターニングされることになる
ところが、シリコン基板上に酸化膜、窒化膜。
酸化膜を積層形成し、その後、3Mのポリシリコン層か
らなるゲート電極、転送電極を形成するものでは、その
ゲート絶縁膜の膜厚を均一することが回能となる。
すなわち、3層ポリシリコン層を用いる場合、まず、シ
リコン基板上に酸化膜、窒化膜、酸化膜を順次形成した
後、第1層目のポリシリコン層を被着し、これをパター
ニングする。この時、第4層目のポリシリコン層が除去
される領域では、オーバーエツチングにより、窒化膜上
の酸化膜が多少前られる0次に、第1層目のポリシリコ
ン層を被覆する酸化膜を熱酸化で形成するが、この場合
には、ポリシリコン層上に形成する酸化膜の膜厚が規制
されるため、十分な酸化膜を窒化膜上に回復させること
ができない0次に、転送電極となる第2層目のポリシリ
コン層を被着し、これをパターニングする。この場合、
第2層目のポリシリコン層は凹凸の有る領域に形成され
るため、70〜100%程度のオーバーエツチングが必
要とされ、このオーバーエツチングの際に窒化股上の酸
化膜が削られ、さらに窒化膜も削られてしまう。第3層
目のポリシリコン層は、その窒化膜が削られた領域に形
成されるために、結局、第3層目のポリシリコン層の下
部と第2層目のポリシリコン層の下部で、窒化膜の膜厚
が異なることになり、転送電極のポテンシャルが設計値
からずれてしまう等の問題が生ずる。
そこで、本発明は上述の技術的なIl!題に鑑み、窒化
膜の膜厚が異なるような問題を防止し、装置の信鎖性を
向上させるような電荷転送装置及びその製造方法の提供
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明の電荷転送装置は
、多層の配線層をそれぞれパターニングして形成される
転送電極の下部に窒化膜とその窒化膜上に形成される薄
い酸化膜を積層した層が形成される電荷転送装置であっ
て、上記転送電極以外のゲート電極が上記窒化膜より下
層の配線層をパターニングしたものであることを特徴と
している。ここで、多層の配線層とは、例えばポリシリ
コン層等の配線層であり、転送電極以外のゲート電極の
例としては、CCD固体撮像素子における読み出しゲー
ト電極やオーバーフローコントロールゲート、或いは固
体撮像素子や遅延素子等における出力回路等の周辺回路
のMO3I−ランジスタのゲート電極、出力ゲート、プ
リチャージゲート等が挙げられる。なお、窒化膜より下
層とは、窒化膜の形成前に形成される意味である。
次に、上記電荷転送装置を形成するための本発明の電荷
転送装置の製造方法は、半導体基板上に酸化膜を介して
第1層目の配線層を形成し、その第1層目の配線層をパ
ターニングして転送電極以外のゲート電極を形成する工
程と、そのゲート電極上及び上記酸化膜上に窒化膜及び
薄い酸化膜を積層して形成する工程と、上記窒化膜及び
薄い酸化膜上に第2層目の配線層を形成し、その第2層
目の配線層をパターニングする工程と、全面に第3層目
の配線層を形成し、主に第2層目の配線層が除去された
領域にその第3層目の配線層をパターニングして残存さ
せる工程とを有することを特徴とする。
(作用] 電荷転送装置の構造を窒化膜より下層の配線層(例えば
第1層目のポリシリコン層)を用いて転送電極以外のゲ
ート電極を形成することにより、窒化膜とその上部に形
成される酸化膜は、そのゲート電極のパターニングの際
に削られることがない。逆に、窒化膜上の酸化膜は、窒
化膜の下層にのみ配線層が有る状態で酸化されるために
、十分に酸化することができる。従って、十分に酸化さ
れた状態の酸化膜上で転送電極となる配線M(例えば第
2層目のポリシリコン層)をパターニングしても、酸化
膜から窒化膜まで削られるようなことはなく、従って、
転送電極の下部でゲート絶縁膜の膜厚がばらつくような
ことはない。
〔実施例〕
本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明する。
第1の実施例 本実施例は、3層のポリシリコン層より電極が構成され
るインターライン転送型のCCDCD固体素像素子であ
り、撮像部における各画素の読み出しゲートを第1層目
のポリシリコン層で形成した例である。
第1図は本実施例のCCD固体1最像素子の撮像部の一
部を示す図であり、p型のシリコン基板1上にシリコン
酸化膜2を介して第1層目のポリシリコン層からなる読
み出しゲート電極3が形成されている。p型のシリコン
基板lの表面には、読み出しゲート電極3の下部の領域
を挟んでセンサ一部4と埋め込みチャンネル層5がそれ
ぞれn型の不純物領域により形成されている。センサ一
部4は、被写体からの光を受光して信号電荷への変換を
行うための領域である。また、埋め込み層チャンネル層
5は、■方向に電荷を転送して行くための層である。こ
こで、読み出しゲート電極3の下部の絶縁膜は、シリコ
ン酸化膜2のみであり、第1層目のポリシリコン層をパ
ターニングして形成された読み出しゲート電極3はMO
S構造とされる。
上記読み出しゲート電極3は、ポリシリコン層を酸化し
て形成したシリコン酸化膜9に被覆されており、当該読
み出しゲート電極3よりも上部の膜とされるシリコン窒
化膜6と、そのシリコン窒化膜6の表面を酸化して形成
されたシリコン酸化膜7が、上記シリコン酸化膜9の一
部を覆う形状に形成されている。すなわち、読み出しゲ
ート電極3はシリコン窒化膜6よりも下層に形成される
このシリコン窒化膜6とシリコン酸化膜7を積層させた
領域の上には、第2層目のポリシリコン層と第3層目の
ポリシリコン層により第1.第2の転送電極8,10が
形成される。第1の転送電極8は、第2層目のポリシリ
コン層をパターニングして形成され、読み出しゲート電
Pia上から埋め込みチャンネル層5上に亘り、シリコ
ン基板1上にシリコン酸化膜2.シリコン窒化膜6.シ
リコン酸化膜7を介して形成される。従って、第1の転
送電極8は、MONO3構造とされる。この第1の転送
電極8は、電荷転送方向である■方向に互いに離間した
パターンで形成される。また、同様に、第2の転送電極
IOは、第3層目のポリシリコン層をパターニングして
形成され、電荷転送方向であるV方向に互いに離間した
パターンで形成される。この第2の転送電極10は、第
1の転送電極8のパターンの間で臨んだシリコン酸化膜
7上に形成され、各パターンの■方向の端部は、第1の
転送電極8上に重なる。第2の転送電極10も第1の転
送電極8と同様にシリコン基板l上にシリコン酸化膜2
.シリコン窒化膜6.シリコン酸化膜7を介して形成さ
れる。従って、第2の転送電極10もMONO3構造と
される。なお、これら第1.第2の転送電極8.10は
、それぞれ第2層目めポリシリコン層、第3層目のポリ
シリコン層を酸化して形成されたシリコン酸化膜11.
12にそれぞれ被覆される。
このような構造のCCDCD固体素像素子読み出しゲー
ト電極3がMO3構造とされ、シリコン窒化膜6.シリ
コン酸化膜7の存在により、第1゜第2の転送電極8.
10がMONO3構造とされる。このシリコン窒化膜6
.シリコン酸化膜7は、第1層目のポリシリコン層から
なる読み出しゲート電極3の形成後に形成されるため、
第1層目のポリシリコン層のパターニングの際のダメー
ジがなく、特にシリコン酸化膜7は、十分な酸化により
形成される。そして、シリコン酸化膜7は、第2層目の
ポリシリコン層のエツチングの時のみエツチングされ、
シリコン窒化膜6まで削られるような問題は生じない、
このように第1.第2の転送電極8.10の下部のシリ
コン窒化膜6が削られるような問題が生じないために、
第1.第2の転送電極8.10は共に等しい膜厚のシリ
コン窒化膜6.シリコン酸化膜7の上部に形成される。
このため、各転送電極8.10同士でのポテンシャルの
設計値からのずれは未然に防止されることになる。
また、上記シリコン窒化膜6.シリコン酸化膜7は、共
に読み出しゲート電極3上で切断されるが、この切断は
、第1.第2のの転送電極8.10とセルファラインで
行うことも可能である。従って、素子の微細化を図った
場合に有利である。
また、上記シリコン窒化膜6は、第1層目のポリシリコ
ン層と第2層目のポリシリコン層の間の層間絶縁膜とし
ても機能し、第2層目以上のポリシリコン層のエツチン
グの際の第1層目のポリシリコン層の保護膜としても機
能する。
第2の実施例 本実施例は、周辺回路のMOS)ランジスタのゲート電
極と、電荷転送部の終端部のプリチャージゲート電極及
び出力ゲート電極が、第1層目のポリシリコン層により
形成され、第2.第3層目のポリシリコン層を用いて転
送電極が形成されるCCDの例である。
その構造は、第2図に示すように、同一の基板を分けて
図示したシリコン基板21a、21b上に、それぞれ電
荷転送部と周辺回路の各素子を形成している。
電荷転送部側の上記シリコン基板21a上には、シリコ
ン酸化膜22を介して、プリチャージゲート電極23及
び出力ゲート電極24が第1層目のポリシリコン層をパ
ターニングして形成されている。従って、プリチャージ
ゲート電極23.出力ゲート電極24はMOS+l遣と
される。プリチャージゲート電極23に隣接したシリコ
ン基板21aの表面には、プリチャージドレイン領域2
5が形成され、プリチャージゲート電極23と出力ゲー
ト電極24の間の領域には、浮遊拡散領域26が形成さ
れる。この電荷転送部の埋め込みチャンネル層27上に
は、シリコン酸化膜22が形成されているが、さらにシ
リコン窒化膜28と、そのシリコン窒化膜を酸化して得
られたシリコン酸化膜29が形成されている。これらシ
リコン窒化膜28とシリコン酸化膜29は、埋め込みチ
ャンネル層27上のシリコン酸化膜22上に形成され、
出力ゲート電極24上で終端するパターンに形成される
そして、上記埋め込みチャンネル層27上には、第1の
転送電極30と第2の転送電極31が形成される。第1
の転送電極30は第2層目のポリシリコン層をパターニ
ングして形成され、第2の転送電極31は第3層目のポ
リシリコン層をパターニングして形成される。これら第
1.第2の転送電極30.31は、シリコン酸化膜22
.シリコン窒化膜28.シリコン酸化膜29上に形成さ
れるため、MOSO3構造とされる。そして、特にシリ
コン酸化膜29がエツチングされるのは、第2層目のポ
リシリコン層である第1の転送電極30のパターニング
の際のみであることから、シリコン酸化膜29の下部の
シリコン窒化膜28までエツチングされるようなことは
ない。なお、各転送電極30.31はシリコン酸化膜に
より被覆されるが、第2図中は図示を省略している。
周辺回路側のシリコン基板2Ib上には、シリコン酸化
膜22が形成され、そのシリコン酸化膜22の上部には
出力回路の電解効果型トランジスタのゲート電極32が
形成されている。このゲート電極32に隣接したシリコ
ン基板21bの表面には、ソース・ドレイン領域33.
33が形成される。この周辺回路における素子は、ゲー
ト電極32が第1層目のポリシリコン層をパターニング
して形成され、ゲート絶縁膜がシリコン酸化膜22のみ
であるためにMOS構造とされる。
このような構造の本実施例のCODは、第1層目のポリ
シリコン層により、周辺回路の素子のゲート電極32.
電荷転送部のプリチャージゲート電極23.出力ゲート
電極24が形成され、第2層、第3層目のポリシリコン
層を用いて転送電極30.31が形成される。この構造
において、シリコン窒化膜28.シリコン酸化膜29は
、第1層目のポリシリコン層のパターニング後に形成さ
れるため、シリコン酸化膜29がエツチングされるのは
、第2層目のポリシリコン層のパターニングの際のみと
なり、シリコン窒化膜28までもエツチングにより除去
されるような問題は抑えられることになる。
また、第1.第2の転送電極30.31は、共に削られ
ていないシリコン窒化膜28等の上部に形成されるため
、MOSO3構造から転送電極の耐圧や信顧性に優れる
ことになり、ポテンシャルの設計値とのずれ等も防止で
きる。
第3の実施例 本実施例は、第1の実施例の構造のCCD固体撮像素子
の製造方法の例である。
まず、第3図aに示すように、単結晶のp型のシリコン
基板41上にシリコン酸化膜42を形成する0次に、読
み出しゲート電極となる第1層目のポリシリコン層43
を形成し、この第1層目のポリシリコン層43を所要の
読み出しゲート電極のパターンにパターニングする0次
いで、この第1層目のポリシリコン層43を酸化して、
該第1層目のポリシリコン層43を被覆するシリコン酸
化膜44を形成する。なお、シリコン酸化膜44を形成
する代わりに、シリコン酸化膜42を除去し、ゲート酸
化処理を行っても良い、上記読み出しゲート電極とされ
る第1層目のポリシリコン層43に隣接したシリコン基
板41上には、n型の不純物領域45やn“型の不純物
領域46が形成される。これら不純物領域45.46の
形成は、例えばイオン注入法により読み出しゲート電極
とセルファラインで行われる。また、不純物領域45.
46の形成は、さらに後の工程で行うことも可能である
次に、第3図すに示すように、全面にシリコン窒化膜4
7が形成される。このシリコン窒化膜47は、例えばC
VD法によって形成され、転送電極のゲート耐圧の向上
のためや、酸化による膜厚の変動防止のために形成され
る0次に、このシリコン窒化1147の表面は、酸化さ
れて薄いシリコン酸化膜48が得られる。この酸化の際
、表面に存在する膜は窒化膜のみであるため、第1層目
のポリシリコン層43の形成後であっても、制約なく十
分な膜厚の酸化膜の形成が可能である。
次に、全面に第2層目のポリシリコン層49が形成され
、この第2層目のポリシリコン層49は、第3図Cに示
すように、第1の転送電極のパターンにパターニングさ
れる。この転送電極のパターンは、電荷の転送方向で互
いに間隔を開けながら並ぶ複数の帯状の電極パターンか
らなるものとされる。このパターニングは、表面が凹凸
であるために、オーバーエツチングされることになるが
、先に薄いシリコン酸化膜48は十分な膜厚になされて
いるために、シリコン窒化膜47までも削られてしまう
ようなことがない。従って、転送電極の下部の絶縁膜の
膜厚は全体に亘って均一なものにすることが可能である
。このような第2層目のポリシリコン層49の後、その
第2N目のポリシリコン層49が酸化され、該第2N目
のポリシリコン層49の表面に層間絶縁膜としてのシリ
コン酸化膜50が形成される。また、同時に、その酸化
によって、シリコン窒化膜47上のシリコン酸化膜48
も再び形成されることになる。
次に、第′3図dに示すように、第3層目のポリシリコ
ン層51が形成され、この第3層目のポリシリコンJi
51がパターニングされる。この第3層目のポリシリコ
ン層51のパターンは、第2層目のポリシリコン層49
の帯状パターンの間の領域を覆うパターンであって、転
送方向においては、第2層目のポリシリコン層49の端
部上に第3層目のポリシリコン層51が一部重複する。
この第3層目のポリシリコン層51も第2層目のポリシ
リコン層49と同様に、シリコン酸化膜42.シリコン
窒化膜47.シリコン酸化膜48をゲート絶縁膜とし、
従って、転送電極の構造はMONO3構造とされる。
次に、第3層目のポリシリコンJii51を酸化して、
その第3層目のポリシリコン層51を被覆する酸化膜5
2を形成した後、第3図eに示すように、第2層目のポ
リシリコン層49及び第3N目のポリシリコン層51を
マスクとして、薄いシリコン酸化膜48.シリコン窒化
膜47を切断する。
これによって、センサ一部として機能する不純物領域4
6上の窒化膜が除去される。以下、一般のプロセスに従
って、アルミ配線層、眉間絶縁膜。
遮光膜等が形成され、CCD固体撮像素子が完成する。
このような本実施例のCCD固体撮像素子の製造方法で
は、薄いシリコン酸化膜48は、第2層目のポリシリコ
ン層49のパターニングの際のみエツチングされるだけ
であり、オーバーエツチングした場合であっても、その
下部のシリコン窒化膜47まで削られることが防止され
る。このため、転送電極を構成する第2層目、第3層目
のポリシリコン層49.51の下部のシリコン窒化膜4
7は電荷転送部全体に亘って均一の膜厚となり、電荷転
送の信H性を高くすることができる。
また、転送電極がMONO3構造となるために、ゲート
耐圧が確保されることになる。
〔発明の効果〕 本発明の電荷転送装置及びその製造方法では、転送電極
以外のゲート電極が、窒化膜より下層の配線層を加工し
て形成されるため、窒化膜上に酸化膜を形成し、その上
部に多層の転送電極を形成する場合に、その酸化膜が転
送電極以外のゲート電極の形成の時のダメージを受けて
いないため、その酸化膜の下部の窒化膜まで削られてし
まうようなことがない、このため、転送電極をゲート絶
縁膜の耐圧を確保できるMONO3構造にすることがで
き、転送電極全体に亘って均一の膜厚のゲート絶縁膜を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電荷転送装置の一例の要部を一部破断
して示す断面斜視図、第2図は本発明の電荷転送装置の
他の一例の要部を示す断面図、第3図a〜第3図eは本
発明の電荷転送装置の製造方法の一例を説明するための
各々工程断面間である。 1.21a、21b、41−シリコン基板2.7,22
.29.42.48・・・シリコン酸化膜 3・・・読み出しゲート電極 6.28.47・・・シリコン窒化膜 8.30・・・第1の転送電極 10.31・・・第2の転送電極 23・・・プリチャージゲート電極 24・・・出力ゲート電極 32・・・ゲート電極 43・・・第1層目のポリシリコン層 49・・・第1層目のポリシリコン層 51・・・第1層目のポリシリコン層 特許出廓人   ソニー株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多層の配線層をそれぞれパターニングして形成さ
    れる転送電極の下部に窒化膜とその窒化膜上に形成され
    る薄い酸化膜を積層した層が形成される電荷転送装置に
    おいて、 上記転送電極以外のゲート電極が上記窒化膜より下層の
    配線層をパターニングしたものであることを特徴とする
    電荷転送装置。
  2. (2)半導体基板上に酸化膜を介して第1層目の配線層
    を形成し、その第1層目の配線層をパターニングして転
    送電極以外のゲート電極を形成する工程と、 そのゲート電極上及び上記酸化膜上に窒化膜及び薄い酸
    化膜を積層して形成する工程と、 上記窒化膜及び薄い酸化膜上に第2層目の配線層を形成
    し、その第2層目の配線層をパターニングする工程と、 全面に第3層目の配線層を形成し、主に第2層目の配線
    層が除去された領域にその第3層目の配線層をパターニ
    ングして残存させる工程とを有することを特徴とする電
    荷転送装置の製造方法。
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