JPH03106516A - フランジを有するアルミニウムプレス品のプレス成形方法 - Google Patents

フランジを有するアルミニウムプレス品のプレス成形方法

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JPH03106516A
JPH03106516A JP24046189A JP24046189A JPH03106516A JP H03106516 A JPH03106516 A JP H03106516A JP 24046189 A JP24046189 A JP 24046189A JP 24046189 A JP24046189 A JP 24046189A JP H03106516 A JPH03106516 A JP H03106516A
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press forming
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Tetsuya Furukawa
徹耶 古川
Fumio Matsuyama
文雄 松山
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、フランジを有するアルミニウムプレス品のプ
レス成形方法、詳しくはそのフランジ部の曲げRを小さ
くプレス成形出来る方法に関するものである。
「従来の技術」 従来、電気鍋、炊飯ジャー内釜(第3図参照)等の製作
はアルミニウム板をプレス成形して作るのが一般的であ
ったが、この方法ではフランジ部の曲げRは一般に板厚
の3倍以上が必要であり、1. 5 m以上の板厚の大
きなものではどうしても曲げRが大きくなり(後述第5
図参照)、内容積に対して全体戊が大きくなりすぎたり
、1たは鋳物風の角ばった商品イメージが得られない等
の問題があった。
その理由はフランジ部の曲げRが板厚の3倍より小さく
なると白化したり、クラックがはいりやすくなるためで
ある。
1た一方、このような電気鍋、炊飯ジャー内釜は、表面
に非粘着性をもたせるため表面(内面)に弗素樹脂被覆
(コーティング)した板をプレス成形することが一般的
であり、この場合には曲げRが板厚の3倍より小さくな
ると弗素樹脂にピンホールが出来易く、プレス後のアル
マイト処理で弗素樹脂膜を通して通電し、硫酸アルミの
析出等不具合が発生する場合があった。
なお第7図は、前述1.5頷以上の板厚の場合のプレス
成形の不具合を説明する図で(A)、(B)、(C)の
3箇所にクラックが入り曲げRを大きくとらざるを得な
い。この場合平面(SD)の確保が困難となる。又平面
(S.J)も外径を大きくせざるを得ない。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、このような状況を考え、プレス成形でフラン
ジ部曲げRが不具合なく小さくできるようなプレス形戊
方法を実現しようとするものである。
「課題を解決するための手段」 即ち本発明は、アルミニウム被プレス材をフランジ部の
予備成形をし、次にフランジ部に於いてトリミングを行
ない、その後このトリミングを行ったフランジ部の端面
を規制することにより、中心を通る断面に於いてフラン
ジの中心長さを最終プレス成形前後に於いてプレス前よ
りプレス後を短いものとする圧縮成形を行なうことを特
徴とするフランジを有するアルミニウムプレス品のプレ
ス成形方法である。
なお上記本発明の実施の態様として少なくとも下記が含
筐れる。
イ)アルミニウム被プレス材に、片面に弗素樹脂が予め
被覆されたものを−用い、内面に弗素樹脂被覆を具える
プレス品に成形する上記本発明のフランジを有するアル
ミニウムプレス品のプレス成形方阪。
以下に本発明を例示の図面について、従米方法と対比し
つつ、詳細に説明する。
第6図は従来のプレス成形方法のステップを示す。
従来は先ず図(a)の如くアルミニウム被プレス材(1
)をフランジ部の予備成形をする。次に図(b)の如く
フランジ成形する。最後に図(C)の如くフランジ部端
部に於いてトリ・ミング(縁切り)を行う(これにより
最終プレス品となる)。
即ち従来はフランジ部の予備成形→フランジ成形→トリ
ミングのステップによりプレズ成形品を得ていた。
これに対し、本発明では第1図に示すステップを径るも
のである。
即ち本発明では先ず図(a)の如くアルミニウム被プレ
ス材(1)をフランジ部の予備成形をする(これは従来
と同様である)。
次に図(b)の如くフランジ部端部に於いてトリミング
を行う(図中破線部分(2)はトリミング部分)。
最後に図(c)の如く圧縮成形を行う(これにより第3
図の様な最終プレス品となる。
上記圧縮成形の詳細は第2図に示す通りである。
即ち図(b)に示す如くトリミングを行ったフランジ部
の端面を金型(3)、(4)゛により規制し乍らプレス
成形するが、この際前工程に於けるフランジ部の断面中
心長さLA(図(a)参照)より最終成形に於けるフラ
ンジ部の断面中心長さLB(図(b)参照)を小さくす
る、即ちLA>LBになる如く成形する。
「作用」 本発明のポイントはプレス成形工程において、■フラン
ジ成形をトリミングのあと側面を金型で規制し行う事、 ■このフランジ成形でフランジ部の最終成形において、
中心を通る断面に於いてフランジ部最終品の中心長さが
前工程の中心長さより小さく設定する事、 の2つである。
上記の圧縮成形を行うから曲げRを板厚の3倍より小さ
くしてもアルミニウム材にクラツクが入ったり、又弗素
樹脂被覆を有する場合は被覆にビンホールが発生するこ
とが阻止出来る。
「実施例」 以下に本発明の実施例を述べる。
実施例 プレス前のアルミニウム板として片面弗素樹脂を被覆し
たもの(住友電気工業(株)製スミフロンコートアルミ
板)を用いた。サイズは2.5鴫厚、435wmmのサ
ークル板を用いた。
このサークル板を第1絞り工程で第4図(a)の如く深
さ約140mnに絞シ、次に第2工程で第4図(b)の
形状にフランジ部の予備成形を行なった。
この第2工程のものを第4図(C)の如く最終製品の形
寸と同じ寸法(238gmm)にトリミングを行った。
次に第4図(d)の如くフランジ成形工程によって圧縮
加工を施し、最終製品の形状を得た(深さ(H)14C
lw+,直径(D)258mm)。
この製品のフランジ部は曲げRで4Rと板厚2.5 m
の1.6倍にもかかわらず、アルミニウムのわれ、弗素
檀脂のビンホール等全く発生しなかった。
なお第4図(d)中E=210mSG=130mである
1た上記の、フランジ部の第3工程のトリミング後シよ
び第4工程の圧縮成形後の詳細図を第5図の図(a)お
よび図(b)に示す。第5図中L,=2 0m+, L
, = 1 0 2@、L3=10IIIl1L4=1
0wI1R1”” 4 w 、R2= 4 vanであ
る。
「発明の効果」 以上の様に本発明によれば、電気鍋、炊飯ジャー内釜等
のフランジを有するアルミニウム品を不具合を生せしめ
ずにフランジ部の曲げRを小さくしてプレス成形出来る
従ってアルミニウムブレス品の、内容積に対して全体径
が大きくなり過ぎるのを防げる。又鋳物風の角ばったフ
ランジを得ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)は本発明のフランジを有するアル
ミニウムプレス品のプレス成形方法の説明例図(図(a
)の工程よ.り図(b)の工程へ、図(b)の工程より
図(c)の工程と進む)、第2図(a)、(b)は第1
図の図(c)の圧縮成形の詳細説明例図(図(a)は前
工程のトリミング工程、図(b)は図(a)と対比して
描いた圧縮成形工程)、第3図は第1図の(C)又は第
2図(b)の圧1?ja形工程後得られるプレス品、第
4図は本発明方法の実施例を説明する図で図(a)は第
1工程(絞り)、図(b)は第2工程(フランジ予備成
形)、図(c)は第3工程(トリミング)、図(d)は
第4工程(圧縮成形)、第5図は第4図の第3工程のト
リミング後および第4工程の圧縮成形後の詳細図、第6
図(a)〜(C)は従来のフランジを有するアルミニウ
ムプレス品のプレス成形方法の説明例図(図(a)の工
程より図(b)の工程へ、図(b)の工程より図(C)
の工程へと進む)、第7図は第6図の従来方法の不具合
を説明する図である。なお図は何れも断面図である。 (1)・・・アルミニウム被プレス材、(2)・・・ト
リミングされた部分、(3)・・・金型、(4)・・・
金型。 第゛6 図 第1図 ↓ ↓ (2 ↓ 1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム被プレス材をフランジ部の予備成形
    をし、次にフランジ部に於いてトリミングを行ない、そ
    の後このトリミングを行ったフランジ部の端面を規制す
    ることにより、中心を通る断面に於いてフランジの中心
    長さを最終プレス成形前後に於いてプレス前よりプレス
    後を短いものとする圧縮成形を行なうことを特徴とする
    フランジを有するアルミニウムプレス品のプレス成形方
    法。
  2. (2)アルミニウム被プレス材に、片面に弗素樹脂が予
    め被覆されたものを用い、内面に弗素樹脂被覆を具える
    プレス品に成形することを特徴とする請求項第(1)項
    記載のフランジを有するアルミニウムプレス品のプレス
    成形方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07314068A (ja) * 1994-05-30 1995-12-05 Hokkai Can Co Ltd 絞り缶の製造方法
JP2008193806A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Aisin Seiki Co Ltd モータ
JP2009183972A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Daikin Ind Ltd 配管部材および配管部材の製造方法
JP2009183971A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Daikin Ind Ltd 配管部材の製造方法

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