JP2510383Y2 - 皿ビス用成形金型 - Google Patents

皿ビス用成形金型

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JP2510383Y2
JP2510383Y2 JP7524890U JP7524890U JP2510383Y2 JP 2510383 Y2 JP2510383 Y2 JP 2510383Y2 JP 7524890 U JP7524890 U JP 7524890U JP 7524890 U JP7524890 U JP 7524890U JP 2510383 Y2 JP2510383 Y2 JP 2510383Y2
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正行 関
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、従来のカウンターシンク型(皿ビス用絞り
金型)による製品表面の肩部を改良する皿ビス用成形金
型に関する。
(従来の技術) 従来、カウンターシンク型は板厚均一の考えから単に
製品を曲げて、皿部を形成して皿ビスの頭部を受け入れ
るように考慮されていた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来のカウンターシンク型は、製品の表面
の肩部に板厚部Rが発生し、このために皿ビスの頭部と
の間に僅かな隙間が生じて、皿ビスのフィット感がな
く、皿モミ型と比較して、その美観が低下するという問
題があった。第6図は従来の皿モミ型により成形された
製品形状を示す断面図、第7図は従来のカウンターシン
ク型により成形された製品形状を示す断面図である。皿
モミ型製品1とカウンターシンク型製品3とは、その使
用用途について全く同様であるが、皿モミ型製品1によ
る肩部Dと、カウンターシンク型製品3による肩部D1
は、肩部D1がだらっとした板厚部Rを有するのに対し
て、肩部Dが板厚部Rのないシャープな仕上がりとな
り、挿入される皿ビス(図示省略)の頭部がよくフィッ
トして、その仕上りが良い。従って、量産に適するカウ
ンターシンク型が皿モミ型と同等な製品仕上りを有する
ことは、解決すべき課題であった。
本考案の目的は、上記問題点を改善するために、従来
のカウンターシンク型に皿モミ型におけるつぶし機能を
具備させて、成形後には前記皿モミ型と同等の製品が得
られ、製品の美観が保持される皿ビス用成形金型を提供
することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、オス型とメス
型を有する皿ビス用絞り金型であって、前記メス型が、
前記オス型と外径寸法を等しくまたは小さくし、かつ前
記オス型の皿部成形角度に対して皿部成形角度を鋭角に
成形されたことを特徴とする皿ビス用成形金型である。
(作用) 本考案の皿ビス用成形金型を採用することにより、オ
ス型と外径寸法を等しくまたは小さくし、かつオス型の
皿部成形角度に対して皿部成形角度を鋭角に構成するメ
ス型を設けることによって、カウンターシンク型におけ
る肩部の曲げをつぶす機能を有し、皿モミと同等な製品
形状が得られ、製品の美観が保持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図は本考案の皿ビス用成型金型におけるオス型の
一実施例の断面概要図、第2図は同じくメス型の一実施
例の断面概要図を示す。通常、カウンターシンク型で
は、メス型の外径寸法に対して、オス型の外径寸法が理
論的には大きく構成されている。しかし、本考案におけ
る皿ビス用成形金型5は、オス型7の構造および外形寸
法Aを従来と同様に成形し、このオス型7に対するメス
型9(下向きの場合にはダイ)の外径寸法Bを、オス型
7の外径寸法Aと等しいかまたは多少小さく形成する。
また、オス型7の皿部成形角度θに対して、メス型9の
皿部成形角度θ0は多少鋭角に形成されている。
第3図は第1図および第2図のオス型およびメス型に
より成形された製品の概要説明図、第4図は第3図にお
ける製品の要部説明図を示す。本考案の皿ビス用成形金
型5により成形された製品11は、第3図に示すように斜
線で示された板厚Rが第6図に示す皿モミ型成形製品1
と同様につぶされて、鋭いピーク状に形成されている。
このような皿ビス用成形金型5が有する板厚つぶし機能
は、肩部D0においてオス型7の外形寸法Aに収められて
いると共に、肩部D0において鋭いピーク状態になるよう
に、メス型9の皿部成形角度θ0をオス型7の皿部成形
角度θよりも鋭角として逃すことによるものである。
このように成形された製品11における外形寸法A,Bの
差Cは、第5図に示すように、板厚tに応じて、0mmな
いし0.2mm程度に選定される。また、製品11の板厚tに
対して、肩部D0において成形された板厚Tは、第1表に
示す値を示している。
このように製品11を成形するオス型7、メス型9は従
来型と製作工数に変化なく、製品11は、板厚部Rが除か
れて、表面の美観が保たれ、皿モミ型製品1と混在する
とも、その形状が統一されて美観を損うことがない。
なお、本考案は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様に
おいても実施し得るものである。
[考案の効果] 上記説明ですでに明らかなように、本考案の皿ビス用
成形金型は、メス型をオス型と外径寸法を等しくまたは
小さくし、かつオス型の皿部成形角度に対して皿部成形
角度を鋭角に構成することによって、従来技術の問題点
が有効に解決され、従来のカウンターシンク型における
肩部の曲げをつぶす機能が保有され、皿モミ型と同等な
製品形状が得られ、その構成が簡単で、製作工数が変化
なく、製品の美観が保持される等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の皿ビス用成型金型におけるオス型の一
実施例の断面概要図、第2図は同じくメス型の一実施例
の断面概要図、第3図は第1図および第2図のオス型お
よびメス型により成形された製品の概要説明図、第4図
は第3図における製品の要部説明図、第5図は第4図に
おける製品の板厚および肩部の板厚の関係を示す線図、
第6図は皿モミ型により成形された製品形状を示す断面
図、第7図は従来のカウンターシンク型により成形され
た製品形状を示す断面図である。 1……皿モミ型成形製品 5……皿ビス用成形金型 7……オス型、9……メス型 11……成形製品

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オス型とメス型とからなる皿ビス用成形金
    型であって、前記メス型が、前記オス型と外径寸法を等
    しくまたは小さくし、かつ前記オス型の皿部成形角度に
    対して皿部成形角度を鋭角に成形したことを特徴とする
    皿ビス用成形金型。
JP7524890U 1990-07-17 1990-07-17 皿ビス用成形金型 Expired - Fee Related JP2510383Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101308017B1 (ko) * 2011-11-29 2013-09-12 최석진 금형의 나사홀 코아 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101308017B1 (ko) * 2011-11-29 2013-09-12 최석진 금형의 나사홀 코아 장치

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