JPH0112951Y2 - - Google Patents

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JPH0112951Y2
JPH0112951Y2 JP1984020931U JP2093184U JPH0112951Y2 JP H0112951 Y2 JPH0112951 Y2 JP H0112951Y2 JP 1984020931 U JP1984020931 U JP 1984020931U JP 2093184 U JP2093184 U JP 2093184U JP H0112951 Y2 JPH0112951 Y2 JP H0112951Y2
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Japan
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prototype
forming
master model
concave
fixing
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JP1984020931U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は形状の異なる一対の部品を形成する
為のマスターモデルに関するものである。
イ 従来技術 自動車の車体を構成する部品1の多くは、第1
図に示す様に、形状の異なる一対の部品、例えば
外板2と内板3とを組み合わせ、その周縁の接合
面2b,3bを接合させている。また自動車を構
成する外板2及び内板3は自由曲面の凹凸部2
a,3aが多い為に、外板2及び内板3を製作す
るときは、通常設計図により、所望の形状のマス
ターモデルを形成し、このマスターモデルを基に
プレス金型を製作し、このプレス金型でもつて外
板2及び内板3を製作している。その為、従来は
外板2を形成する為のマスターモデル4と内板3
を形成する為のマスターモデル5とが必要で、第
2図及び第3図に示す様に、外板2の凹凸形状に
合致する突部4aを有する凸型のマスターモデル
4と内板3の凹凸形状に合致する突部5aを有す
る凸型のマスターモデル5とを夫々専用に形成し
ていた。
従つて、両マスターモデル4,5が大型である
こともあつて材料費が高くつくといつた問題があ
つた。また各マスターモデル4,5を保持する保
持枠(図示せず)が個々に必要で、部品数が多く
なり製作費が高くついていた。
また外板2と内板3との接合状態を良好にする
為に、両者2,3の接合面2b,3bを同一形状
にすると共に、平担で且つ高精度に形成すること
が要求されている。その為マスターモデル4,5
の接合面形成部4b,5bを同一形状に高精度に
形成せねばならず、マスターモデル4,5の製作
が非常に困難であつた。
ロ 考案の目的 この考案はマスターモデルの凹凸部を分割構造
にして、一個のマスターモデルでもつて一対の部
品を形成でき、しかも両部品の接合面を高精度に
形成でき、且つ全体の構成部品数が少なくて、安
価に製作できるマスターモデルを提供せんとする
ものである。
ハ 考案の構成 この考案はボツクス断面を構成する形状の異な
つた一対の部品を形成するためのマスターモデル
であつて、一方の部品の凹凸部並びに接合面を形
成するための凹部及び接合面形成部を上面に設け
た凹型の第1の原器と、他方の部品の凹凸部を形
成するための凸部を上面に設け、前記第1の原器
の凹部と嵌合する固定突部を下面に設けた凸型の
第2の原器と、前記固定突部を前記第1の原器の
凹部に嵌合させた状態で、第1の原器と第2の原
器とを脱着可能に固定する固定手段とからなる。
上記構成のマスターモデルは、一方の部品を形
成するときは、第1の原器と第2の原器とを分離
し、第1の原器の凹部と接合面形成部を利用して
形成し、他方の部品を形成するときは、第1の凹
部に第2の原器の固定突部を嵌合させて、両者を
固定手段にて固定し、第2の原器の凸部と第1の
原器の接合面形成部を利用して形成する。
従つて、一方の部品と他方の部品とは共通の接
合面形成部で形成されるので、両部品の接合面は
同一形状に形成され、整合性が良い。
また第1の原器の凹部と第2の原器の固定突部
との嵌合により両者の位置決めを行え、組合せ時
の位置決め精度が良く、位置ずれを生じ難い。従
つて両者を固定する固定手段は、単に第1の原器
と第2の原器とが離れないようにするだけでよ
く、小型のものでよく、かつ取付個所も限定され
ない。
ニ 実施例 第4図は本考案の一実施例を示す図面で、第1
図に示す外板2と内板3とを形成するマスターモ
デル10を示している。
このマスターモデル10は凹形の第1の原器1
1と凸形の第2の原器12とで構成されている。
第1の原器11は、例えば部品1の内板3を形
成できるように、上面中央部に、内板3の凹凸部
3a形状と合致し、且つ面対称となる凹部13を
形成し、この凹部13の周部に内板3の接合面3
bを形成する為の平坦な接合面形成部14を形成
してある。従つて、この第1の原器11では内板
3の表面側が接することになる。また第1の原器
11の凹部13の適当個所に取付孔15を形成
し、この取付孔15に固定手段を構成するねじ止
め用ブツシユ16を埋設してある。
第2の原器12は、下面に前記第1の原器11
の凹部13と合致し、これに嵌合する固定突部1
7を形成し、上面に外板2の凹凸部2a形状と合
致する凸部18を形成してある。この第2の原器
12は固定突部17を第1の原器11の凹部13
へ嵌合させると、上面の凸部18と第1の原器1
1の接合面形成部14とで外板2の凹凸部2a及
び接合面2bを形成する。また第2の原器12は
凸部18に、第1の原器11に設けられたねじ止
め部用ブツシユ16に対応させて貫通孔19を形
成してある。そして貫通孔19に固定手段を構成
する固定ねじ20を貫通させ、その下端をねじ止
め用ブツシユ16の締付けて第2の原器12を第
1の原器11に固定する。
尚、前記貫通孔19及び取付孔15の形成位置
は、夫々第2の原器12の凸部18及び第1の原
器11の凹部13における形状の変化の少ない個
所で適宜選定する。第1の原器11を使用する場
合、取付孔15内のブツシユ16に形成されたね
じ孔は小さいので、内板3の製作に支障を来たさ
ない。また第2の原器12を使用する場合は、貫
通孔19の上端開口部19aを適宜の部材(図示
せず)で塞ぎ、凸部18の表面全面を外板2の形
状に合わせる。
上記構成のマスターモデル10を用いて部品1
を形成するには、例えば部品1の内板3を形成す
る場合、第5図に示す様に、第1の原器11のみ
を用い、この第1の原器11の凹部13及び接合
面形成部14を利用して内板形成用金型を製作
し、この金型を用いて内板3を形成する。
また外板2を形成する場合は、第4図の如く第
1の原器11の凹部13へ第2の原器12を嵌合
させて固定ねじ20で両者11,12を固定し、
第1の原器11の接合面形成部14と第2の原器
12の凸部18を利用して外板形成用金型を製作
し、この金型を用いて外板3を形成する。
尚、上記実施例では第1の原器11と内板3を
形成し、第1の原器11と第2の原器12とを組
み合わせて外板2を形成するようにしたが、逆に
第1の原器11で外板2を形成し、第1の原器1
1と第2の原器12とで内板3を形成するように
してもよい。
ホ 考案の効果 この考案によれば、ボツクス断面を構成する形
状の異なる一部の部品を形成する際、第1の原器
の凹部と接合面形成部を利用して一方の部品を形
成し、第1の原器と第2の原器とを組合せて、第
2の原器の凸部と第1の原器の接合面形状部とを
利用して他方の部品を形成するので、両部品を接
合面は共に第1の原器の接合面形状部で形成され
て、同一形状となつているので、両部品を組合せ
て接合するときには両接合面が確実に合わさり、
良好な接合状態が簡単に得られる。
また第1の原器と第2の原器とを組合せると
き、第1の原器の凹部に第2の原器の固定突部を
嵌合させて、位置決めが行われるので、位置決め
精度が高く、位置ずれが生じ難い。従つて、固定
手段は両者が離れないようにするだけでよく、小
型のものが使用でき、かつ取付個所も限定されな
いので、固定手段として固定ねじを使用すれば、
該固定ねじ及びねじ穴は小径のものを使用でき、
部品の形成に影響を及ぼすことがない。
さらに第2の原器は接合形成部が不要となり、
小型にできると共に専用の保持枠も不要となり、
型製作費が安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はボツクス断面を構成する部品を示す断
面図、第2図及び第3図は従来の部品形成用マス
ターモデルを示す断面図、第4図は本考案に係る
マスターモデルを示す断面図、第5図はその一使
用状態を示す断面図である。 10……マスターモデル、11……第1の原
器、12……第2の原器、13……凹部、14…
…接合面形成部、17……固定突部、18……凸
部、20……固定ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボツクス断面を構成する形状の異なつた一対の
    部品を形成するためのマスターモデルであつて、
    一方の部品の凹凸部並びに接合面を形成するため
    の凹部及び接合面形成部を上面に設けた凹型の第
    1の原器と、他方の部品の凹凸部を形成するため
    の凸部を上面に設け、前記第1の原器の凹部と嵌
    合する固定突部を下面に設けた凸型の第2の原器
    と、前記固定突部を前記第1の原器の凹部に嵌合
    させた状態で、第1の原器と第2の原器とを脱着
    可能に固定する固定手段とからなることを特徴と
    するマスターモデル。
JP2093184U 1984-02-15 1984-02-15 マスタ−モデル Granted JPS60134539U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2093184U JPS60134539U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 マスタ−モデル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2093184U JPS60134539U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 マスタ−モデル

Publications (2)

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JPS60134539U JPS60134539U (ja) 1985-09-07
JPH0112951Y2 true JPH0112951Y2 (ja) 1989-04-14

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ID=30511869

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JP2093184U Granted JPS60134539U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 マスタ−モデル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611053B2 (ja) * 1976-07-22 1981-03-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611053U (ja) * 1979-07-02 1981-01-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611053B2 (ja) * 1976-07-22 1981-03-12

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JPS60134539U (ja) 1985-09-07

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