JPH0332807Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332807Y2 JPH0332807Y2 JP1986170640U JP17064086U JPH0332807Y2 JP H0332807 Y2 JPH0332807 Y2 JP H0332807Y2 JP 1986170640 U JP1986170640 U JP 1986170640U JP 17064086 U JP17064086 U JP 17064086U JP H0332807 Y2 JPH0332807 Y2 JP H0332807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- column cover
- surface portion
- synthetic resin
- support pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 14
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 14
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、合成樹脂成形品に係り、特に、表面
部分と側面部分とこれらの内側に位置するボス部
とを有し、このボス部を介して他部材に取付ける
ものに関する。
部分と側面部分とこれらの内側に位置するボス部
とを有し、このボス部を介して他部材に取付ける
ものに関する。
(従来の技術)
従来のこの種の合成樹脂成形品として、先に実
願昭61−31404号に提案したものがある。
願昭61−31404号に提案したものがある。
この成形品では、表面部分の内面に一対の支持
片を設け、この支持片間に座片(支持板)を設
け、この座片にボス部を設けた構造で、表面部分
の内面にボス部を直接設けずに、表面部分との間
に支持片を介在させることにより、表面部分の外
面にボス部に起因するひけが発生するのを防止し
ている。
片を設け、この支持片間に座片(支持板)を設
け、この座片にボス部を設けた構造で、表面部分
の内面にボス部を直接設けずに、表面部分との間
に支持片を介在させることにより、表面部分の外
面にボス部に起因するひけが発生するのを防止し
ている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述した構造でも、成形品の表
面部分の内面に支持片があるので、表面部分の外
面に支持片に起因するひけが発生し、ひけを完全
に無くすことは困難であつた。
面部分の内面に支持片があるので、表面部分の外
面に支持片に起因するひけが発生し、ひけを完全
に無くすことは困難であつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、合成樹脂成形品の表面部分のひけを無くそう
とするものである。
で、合成樹脂成形品の表面部分のひけを無くそう
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、表面外観を構成する表面部分4とこ
の表面部分4に連なる側面外観を構成する側面部
分5とこれらの表面部分4及び側面部分5の内側
に位置して他部材たとえばロワーコラムカバー3
等に取付けられる取付用のボス部13とを有する
合成樹脂成形品たとえばアツパーコラムカバー2
等に関するものであつて、上記側面部分5の端縁
8近くの内面に少なくとも一対の支持片11を形
成し、この支持片11の上記表面部分4側間を座
片12で連結し、この座片12の上記側面部分5
の端縁8側の面から上記支持片11間に上記ボス
部13を突設するものである。
の表面部分4に連なる側面外観を構成する側面部
分5とこれらの表面部分4及び側面部分5の内側
に位置して他部材たとえばロワーコラムカバー3
等に取付けられる取付用のボス部13とを有する
合成樹脂成形品たとえばアツパーコラムカバー2
等に関するものであつて、上記側面部分5の端縁
8近くの内面に少なくとも一対の支持片11を形
成し、この支持片11の上記表面部分4側間を座
片12で連結し、この座片12の上記側面部分5
の端縁8側の面から上記支持片11間に上記ボス
部13を突設するものである。
(作用)
本考案の合成樹脂成形品は、ボス部13を座片
12及び支持片11を介して目立ち難い側面部分
5の端縁8近くに連結し、目立ち易い表面部分4
及び表面部分4近傍のひけを防止するものであ
る。
12及び支持片11を介して目立ち難い側面部分
5の端縁8近くに連結し、目立ち易い表面部分4
及び表面部分4近傍のひけを防止するものであ
る。
(実施例)
本考案の合成樹脂成形品の一実施例を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
1は自動車のステアリングコラムカバーで、こ
のステアリングコラムカバー1は、合成樹脂成形
品としてのアツパーコラムカバー2と他部材とし
ての合成樹脂製のロワーコラムカバー3を組合わ
せることによつて、全体として筒状に組立てられ
る。
のステアリングコラムカバー1は、合成樹脂成形
品としてのアツパーコラムカバー2と他部材とし
ての合成樹脂製のロワーコラムカバー3を組合わ
せることによつて、全体として筒状に組立てられ
る。
アツパーコラムカバー2は、表面部分4の周辺
からこの表面部分4の内面側つまり下側に側面部
分5を一体形成した形状で、ロワーコラムカバー
3は、底面部分6の周辺からこの底面部分6の内
面側つまり上側に側面部分7を一体形成した形状
で、各側面部分5,7の端縁8,9が当接するよ
うになつている。
からこの表面部分4の内面側つまり下側に側面部
分5を一体形成した形状で、ロワーコラムカバー
3は、底面部分6の周辺からこの底面部分6の内
面側つまり上側に側面部分7を一体形成した形状
で、各側面部分5,7の端縁8,9が当接するよ
うになつている。
そして、アツパーコラムカバー2の側面部分5
の端縁8近くの内面の適所に平行な一対の支持片
11が一体形成され、この支持片11の上記表面
部分4側つまり上部の間に座片12が一体形成さ
れて、この座片12が一対の支持片11を一体に
連結しているとともに側面部分5に一体に連結し
ており、この座片12の上記側面部分5の端縁8
側の面つまり下面から上記支持片11間に円筒状
のボス部13が一体に突設されている。
の端縁8近くの内面の適所に平行な一対の支持片
11が一体形成され、この支持片11の上記表面
部分4側つまり上部の間に座片12が一体形成さ
れて、この座片12が一対の支持片11を一体に
連結しているとともに側面部分5に一体に連結し
ており、この座片12の上記側面部分5の端縁8
側の面つまり下面から上記支持片11間に円筒状
のボス部13が一体に突設されている。
また、上記アツパーコラムカバー2のボス部1
3に対応して、ロワーコラムカバー3の底面部分
6からボス部13の外側に嵌合する円筒状のボス
部21が突設され、このボス部21は底面部分6
の外面に開口し、その先端部近くの内周には上記
アツパーコラムカバー2のボス部13の先端に対
する環状の係止部22が形成されている。
3に対応して、ロワーコラムカバー3の底面部分
6からボス部13の外側に嵌合する円筒状のボス
部21が突設され、このボス部21は底面部分6
の外面に開口し、その先端部近くの内周には上記
アツパーコラムカバー2のボス部13の先端に対
する環状の係止部22が形成されている。
なお、上記アツパーコラムカバー2の支持片1
1及び座片12は薄肉状に形成され、適度の弾性
を付与されている。
1及び座片12は薄肉状に形成され、適度の弾性
を付与されている。
そうして、アツパーコラムカバー2とロワーコ
ラムカバー3の組立に際しては、両者の端縁8,
9を合わせるとともに、両者のボス部13,21
先端部を嵌合し、ロワーコラムカバー3の底面部
分6の外面からボス部21にねじ23(第5図に
示す)を挿入し、ボス部21の係止部22を通し
てアツパーコラムカバー2のボス部13に螺合す
る。
ラムカバー3の組立に際しては、両者の端縁8,
9を合わせるとともに、両者のボス部13,21
先端部を嵌合し、ロワーコラムカバー3の底面部
分6の外面からボス部21にねじ23(第5図に
示す)を挿入し、ボス部21の係止部22を通し
てアツパーコラムカバー2のボス部13に螺合す
る。
この際、アツパーコラムカバー2のボス部13
は接合部となる端縁8近くに座片12及び支持片
11を介して設けられているので、成形の精度が
良く、したがつて、アツパーコラムカバー2とロ
ワーコラムカバー3の組立が正確で、両者の端縁
8,9が良く一致してずれたり離れたりすること
がなく、しかも、アツパーコラムカバー2のボス
部13を支持した座片12及び支持片11には、
適度の弾性が付与されているので、第4図に示す
ように、アツパーコラムカバー2のボス部13の
先端部とロワーコラムカバー3のボス部21先端
の係止部22との間に適当な間隔ができるように
設定しておき、第5図に示すように、ねじ23の
締着により座片12及び支持片11を弾性変形さ
せて、ボス部13の先端部とボス部21先端の係
止部22とを密着させることができ、このように
すると、アツパーコラムカバー2とロワーコラム
カバー3の組立が強固になる。
は接合部となる端縁8近くに座片12及び支持片
11を介して設けられているので、成形の精度が
良く、したがつて、アツパーコラムカバー2とロ
ワーコラムカバー3の組立が正確で、両者の端縁
8,9が良く一致してずれたり離れたりすること
がなく、しかも、アツパーコラムカバー2のボス
部13を支持した座片12及び支持片11には、
適度の弾性が付与されているので、第4図に示す
ように、アツパーコラムカバー2のボス部13の
先端部とロワーコラムカバー3のボス部21先端
の係止部22との間に適当な間隔ができるように
設定しておき、第5図に示すように、ねじ23の
締着により座片12及び支持片11を弾性変形さ
せて、ボス部13の先端部とボス部21先端の係
止部22とを密着させることができ、このように
すると、アツパーコラムカバー2とロワーコラム
カバー3の組立が強固になる。
上述したように、本考案の合成樹脂成形品は、
他部材に対する取付用のボス部を座片及び支持片
を介して目立ち難い側面部分の端縁近くに連結し
たので、目立ち易い表面部分及び表面部分近傍に
ひけが発生することがない。
他部材に対する取付用のボス部を座片及び支持片
を介して目立ち難い側面部分の端縁近くに連結し
たので、目立ち易い表面部分及び表面部分近傍に
ひけが発生することがない。
図は本考案の合成樹脂成形品の一実施例を示
し、第1図はステアリングコラムカバーの斜視
図、第2図はその一部の縦断面図、第3図はその
要部の拡大図、第4図及び第5図はその作用説明
のための要部の縦断面図である。 2……合成樹脂成形品としてのアツパーコラム
カバー、3……他部材としてのロワーコラムカバ
ー、4……表面部分、5……側面部分、8……端
縁、11……支持片、12……座片、13……ボ
ス部。
し、第1図はステアリングコラムカバーの斜視
図、第2図はその一部の縦断面図、第3図はその
要部の拡大図、第4図及び第5図はその作用説明
のための要部の縦断面図である。 2……合成樹脂成形品としてのアツパーコラム
カバー、3……他部材としてのロワーコラムカバ
ー、4……表面部分、5……側面部分、8……端
縁、11……支持片、12……座片、13……ボ
ス部。
Claims (1)
- 表面外観を構成する表面部分とこの表面部分に
連なる側面外観を構成する側面部分とこれらの表
面部分及び側面部分の内側に位置して他部材に取
付けられる取付用のボス部とを有する合成樹脂成
形品であつて、上記側面部分の端縁近くの内面に
少なくとも一対の支持片を形成し、この支持片の
上記表面部分側間を座片で連結し、この座片の上
記側面部分の端縁側の面から上記支持片間に上記
ボス部を突設したことを特徴とする合成樹脂成形
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986170640U JPH0332807Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986170640U JPH0332807Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6375613U JPS6375613U (ja) | 1988-05-20 |
JPH0332807Y2 true JPH0332807Y2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=31105545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986170640U Expired JPH0332807Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332807Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5213483U (ja) * | 1975-07-18 | 1977-01-31 |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP1986170640U patent/JPH0332807Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5213483U (ja) * | 1975-07-18 | 1977-01-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6375613U (ja) | 1988-05-20 |