JPH03289920A - 洗面カウンター及びその製造方法 - Google Patents

洗面カウンター及びその製造方法

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JPH03289920A
JPH03289920A JP2092558A JP9255890A JPH03289920A JP H03289920 A JPH03289920 A JP H03289920A JP 2092558 A JP2092558 A JP 2092558A JP 9255890 A JP9255890 A JP 9255890A JP H03289920 A JPH03289920 A JP H03289920A
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JP
Japan
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counter
mold
side mold
sag
molds
Prior art date
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Pending
Application number
JP2092558A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Morishita
森下 良博
Yoshiyuki Yamaoka
嘉幸 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH03289920A publication Critical patent/JPH03289920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分!F) 本発明は、樹脂製の洗面カウンターとその製造方法とに
関するものである。
(従来の技術) 洗面カウンターとしては、大理石や陶磁器により製作さ
れたものが落ち着いた高級感を有するため人気を博して
いたが、それだけ高価であったから、−船釣には、合成
樹脂によって天理石調又は陶磁器質開を醸し出すように
した製品が、その流通市場の大半を占めるようになって
きている。
ところで、洗面カウンターを合成樹脂により形成させる
には、その殆どの場合、大量生産に好適なプレス成形が
採り入れられている。このプレス成形では、複数の加圧
型(上型と下型との組み合わせが主流)を用いて、相互
の型間に成形用空間を形成し、該空間内へ溶融状態にあ
る樹脂素材を注入し硬化させるものであった。そして、
加圧型相互間に注入された樹脂素材が硬化するまで、相
互の型締めを維持させておき、樹脂素材が硬化したなら
、各加圧型を脱型させて洗面カウンターを取り出してい
た。
(発明が解決しようとする課題) 従来の洗面カウンターは、各加圧型からの脱型を円滑に
行わせるため、特にその外周面には、いずれかの加圧型
に対する脱型勾配を付与した形状としなければならなか
った。従って、洗面カウンターにおいて、その正面側縁
部に前ダレ部が一体的に垂設されたものでは、該前ダレ
部にも脱型勾配が必要であり、且つその正面を平坦な面
に形成しておかなければならなかった。それ故、従来の
樹脂製洗面カウンターは、その外観がのっぺらぼうとし
たものでしかなく、看者に訴えかけるようなポイントは
なかった。従って、商品相互間における形状的差別化も
自ずと制限されていた。
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、前ダレ部に対して外観的アクセントを持たせられる
ようにして、他商品との形状的差別化を図ることができ
る、新規な洗面カウンター(以下、本件カウンターと言
う)と、その製造方法(以下、本件方法と言う)とを提
供することを目的とす+。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本件カウンターの要旨とするところは、カウンター面の
正面側縁部に前ダレ部が一体的に垂設された洗面カウン
ターにおいて、上記前ダレ部にはその正面側適所に凹み
方向の段部が形成されている点にある。
また、本件方法の要旨とするところは、前ダレ部の正面
乃至カウンター面にわたり対応する化粧面側型と、前ダ
レ部の下端面及び裏面乃至カウンター面の裏面にわたり
対応する背圧型とを用い、前記化粧面側型には前ダレ部
の正面適所へ向けて突出する段部形成用の膨隆部を設け
、双方の型を合型して両型間へ樹脂素材を注入し、該樹
脂素材の半硬化を待って上記背圧型を脱型し、続いて化
粧面倒型から洗面カウンターの前ダレ部を弾性変形させ
つつ離型したうえで該洗面カウンターを脱型し、この状
態で洗面カウンターを完全硬化させる点にある。
(作 用) 本件カウンターには、その前ダレ部の正面適所に凹み方
向の段部が設けられたものとなっている。
そのため、この前ダレ部を見る者には、上記段部がアク
セントとなり、全体として陰影を伴った立体感が得られ
るようになる。また、前ダレ部に対する段部の形成位置
、形状などを種々に変更させれば、他商品との間で形状
的差別化が図れるものとなる。
一方、本件方法では、化粧面側型と背圧型との間に注入
した溶融樹脂素材が半硬化した状態において、先に背圧
型を脱型させることで、洗面カウンターの前ダレ部を弾
性変形可能な状態とするものである。すなわち、このよ
うな前ダレ部の弾性変形により、化粧面側型の膨隆部で
形成された凹み方向の段部が、該化粧面側型から容易に
離型できるようになり、洗面カウンター(半硬化成形体
)の全体としての脱型もスムーズに行える。従って、こ
の脱型した状態で洗面カウンターの完全硬化を待てばよ
い。
(実施例) 以下、本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次のとおりである。
第1図は、本件カウンターを示す斜視図である。
本件カウンターには、そのカウンター面1の正面側縁部
から下方へ向かって前ダレ部2が一体的に垂設されてお
り、該前ダレ部2には、その正面の上縁近傍及び下縁近
傍に沿って凹み方向の段部3及び4が形成されている。
従って、本件カウンターは、前ダレ部2を見る者に対し
て、その段部3や4 (特に、下向きの段部4)がアク
セントとなって陰影を伴った立体感を与えることができ
るものである。このような段部3や4は、その形成位置
や形状を変更することが極めて簡単に操作できるもので
あるから、他商品との間で形状的差別化を図ることも可
能となる。
次に、本件カウンターを製造するための本件方法を説明
する。第2図に示すように、本件方法では、化粧面側型
5と背圧型6とを用いる。なお、本実施例においては、
成形作業、特に脱型及び離型作業を円滑に進めるうえで
、本件カウンターを上下反転させた状態で成形するもの
とした。
前記化粧面側型5は、本件カウンターに対して、その前
ダレ部2の正面(図中の右側面)に対応する加圧面5a
と、カウンター面1に対応する加圧面5bとが内隅状に
折曲した連続加圧面を備えたものである。また、前記背
圧型6は、本件カウンターに対して、その前ダレ部2の
下端面(図面では上端側の面)及び裏面(図中の左側面
)に対応する加圧面6aと、カウンター面1の裏面に対
応する加圧面6bとが外隅状に折曲した連続加圧面を備
えたものである。なお、本実施例では、カウンター面1
の後縁側で立ち上がるバックガード7をも一体形成する
ようにした(第り図参照)ので、前記化粧面側型5及び
背圧型6には、該バックガード7の成形用加圧面5c、
 6cをも形成させたものとした。
ところで、前記化粧面側型5の加圧面5aには、その上
端寄りで面方向から突出する膨隆部8が設けられている
。該膨隆部8は、金属材や樹脂材などにより帯状に形成
された別部材を化粧面側型5の加圧面5aへ張り付けた
ものであって、本件カウンターの前ダレ部2に対して、
その正面に凹み方向へ向く段部4(第1図参照)を形成
させるためのものである。該膨隆部8の形成素材として
は、特に限定されることはないが、例えば化粧面側型5
(及び背圧型6)として加熱を要するものであれば、熱
伝導性の優れた材質を選出すればよい。
また、化粧面側型5と一体形成されたものであってもよ
い。
このようにして成る化粧面側型5と背圧型6とを合型す
れば、両型間には、本件カウンターの外郭形状に対応し
た成形用空間が形成されることは明らかである。そこで
、この成形用空間へ天理石調又は陶磁器質調を醸し出す
ための樹脂素材を注入する。ここで、注入した樹脂素材
が半硬化状態となるのを待ち、しかし完全硬化へ向けて
それ以上の硬化が進む時点を逃さないようにして、化粧
面側型5及び本件カウンター(半硬化成形体)から背圧
型6を脱型させる。そして、第3図に示す如く、本件カ
ウンターに対して、その前ダレ部2をカウンター面1と
の折曲角度が小さくなる向きへ静かに弾性変形させる(
二点鎖線で示す)ことで、該前ダレ部2を、化粧面側型
5の加圧面5a及び膨蕎部8から離型させる。然る後は
、前ダレ部2の弾性変形状態を維持させたまま、本件カ
ウンター全体を当該化粧面側型5から脱型させ、前ダレ
部2の弾性変形状態を元の状態に復帰させるようにする
。そしてこの状態で、本件カウンターの完全硬化を待て
ばよい。このようにすることで、第1図に示した如く、
前ダレ部2に凹み方向の段部4が設けられた本件カウン
ターを得ることができる。
(別態様の検討) 前述した如く、本件カウンターの前ダレ部2に設けられ
る段部4は、その形成位置や形状などについて任意に変
更できるものである。勿論、該段部4は、前ダレ部2の
全長にわたって施さなければならないものでもないから
、洗面器(第1図中の符号9参照)との位置的関係にお
いて適宜分配状に配置するようなことも可能である。な
お、本件カウンターは、洗面器9の有無やその保持形態
の如何、バックガード7の有無などについて何等の形状
的限定をも受けるものではない。また、本件方法におい
ても、化粧面側型5と背圧型6との上下位置関係、他の
分割型の有無、加熱操作の有無などが上記実施例に限定
されるものではない。
このように、本件カウンターの形状及び構成並びに本件
方法の細部にわたる構成は、実施の態様に応じて適宜変
更可能である。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明に係る洗面カウン
ター及びその製造方法によれば、前ダレ部の正面には、
その凹み方向へ向く段部を備えたものが簡単に得られる
ようになる。そのため、これを見る者には、上記段部が
アクセントとなって陰影を伴った立体感が得られるよう
になる。従って、天理石調又は陶磁器質間を醸し出した
うえにも、−層観賞深いものが得られることとなる。し
かも、前ダレ部に対する段部の形成位置、形状などは、
比較的簡単に変更できるものであるから、他商品との間
で形状的差別化が図れるようになる。
のみならず、前ダレ部の段部は、使用者に対する接触感
を柔らげる雰囲気を存するものであると共に、実際的に
も、衣服などに対する引掛りを少なくできる効果がある
等、幾多の優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件カウンターを示す斜視図、第2図及び第3
図は本件方法の作業手順を示す側断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カウンター面の正面側縁部に前ダレ部が一体的に垂
    設された洗面カウンターにおいて、上記前ダレ部にはそ
    の正面側適所に凹み方向の段部が形成されていることを
    特徴とする洗面カウンター。 2、請求項1の洗面カウンターを製造する方法であって
    、前ダレ部の正面乃至カウンター面にわたり対応する化
    粧面側型と、前ダレ部の下端面及び裏面乃至カウンター
    面の裏面にわたり対応する背圧型とを用い、前記化粧面
    側型には前ダレ部の正面適所へ向けて突出する段部形成
    用の膨隆部を設け、双方の型を合型して両型間へ樹脂素
    材を注入し、該樹脂素材の半硬化を待って上記背圧型を
    脱型し、続いて化粧面側型から洗面カウンターの前ダレ
    部を弾性変形させつつ離型したうえで該洗面カウンター
    を脱型し、この状態で洗面カウンターを完全硬化させる
    ことを特徴とする洗面カウンターの製造方法。
JP2092558A 1990-04-06 1990-04-06 洗面カウンター及びその製造方法 Pending JPH03289920A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030051211A (ko) * 2001-12-18 2003-06-25 (주) 와이 디 티 씽크대 상판 등의 제조장치 및 그 제조방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648934A (en) * 1987-07-01 1989-01-12 Takara Belmont Production of artificial marble counter
JPH022081U (ja) * 1988-06-17 1990-01-09

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