JPH03105933A - 集積回路のマーキング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明はＩＣ（集積回路）の品種等の表示を行なうマー
キング装置に関する。

（従来の技術） 従来のＩＣマーキング装置は、第４図のようにインク壺
１にインクをセットし、インク調整用ねじ２にてインク
の一定化を保持し、インク供給用ローラ３で回転方向９
ａにインク供給し、スイングローラ４，４ａにて回転方
向９ｂ，９ｄでインク量の安定化をし、インク練リロー
ラ６にて各ローラにインク練りし、インク塗りローラ５
，５ａでＩＣ印字ローラ７の印字部１０へとインクを付
け、ＩＣ印字ローラ７の９ｈ，９ｇ方向の上下動作で、
ＩＣ８の表面にマーキングを行なう複雑な構成である。

（発明が解決しようとする課題） 第４図の如きマーキング装置では、 （イ）インクを伸ばすことを複数のローラにて行なうた
め、インク量を均一に保つための調整が非常に難しい。

（口）マーク媒体（ゴム印、金型印）からＩＣ８の表面
に転写する際、転写圧力の設定が非常に難しい。

（ハ）マーク精度のバラツキが大きく、マーキング装置
の各部調整作業が必要となる。

そこで本発明は、従来の多数ローラ使用方式を一新し、
転写圧力、インクのバラツキ、装置トラブル等をなくし
、安定してマーキングが行なえるようにしたものである
。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段と作用） 本発明は、特殊フィルム上に突出形成したＩＣ表示名を
形或するマークデザイン部と、このマークデザイン部に
塗るインクを練るインク練り部と、このインク練り部か
らマークデザイン部にインクを塗るインク塗りローラ部
と、前記マークデザイン部上のインクをＩＣに転写する
印字部とを具備したことを特徴とする集積回路のマーキ
ング装置である。　このようにすれば、構成、マーキン
グ操作が簡単化され、従来のＩＣ表面マークポジション
でのインク転写量の微調整、ＩＣマーキングする転写圧
力の設定をなくし、マークかすれ、マークにじみなどの
マーキング不良が防止される。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第１
図は同実施例の正面図、第２図は同平面図、第３図は同
実施例の印字部の側面図である。

図中１１は長手板形状のベース板、１２はこのペース板
上に配設された長手板形状のインク練り板、１３はベー
ス板１１上でこれの一端側に並設されたフィルムベース
、１４はインク（着色液状体）が付かない特殊フィルム
、１５は特殊フィルム１４上に突出形成されたマークデ
ザイン部（ＩＣ表示名）である。このマークデザイン部
１５は、例えばインクのりの良い板状体を特殊フィルム
１４に積層かつ接合し、露光・エッチング等でマーク（
ＩＣ表示名）１５をフィルム１４上に選択形成すること
で形成できる。マークデザイン部？５の上面とインク練
り板１２の上面とはほとんど同一平面上にある。１６は
２連式ローラである。

このローラを２つ用いたのは、マークデザイン部１５上
に適当厚みのインク層を塗り形或するためで、ローラ１
個だとインク層が薄くなってしまい、ローラを３個以上
つかうとメカニズムが複雑化されることによる。１７は
印字部で、これの半球状部１７■はシリコンゴム等より
なる弾力性を有したもので、マークデザイン部１５上の
インクを、マガジン等に固定されたＩＣ（図示せず）上
に転写を行なうための部分である。

図示される如く各部の平面的幅サイズは、マークデザイ
ン部１５く印字部１７■くインク練り板１２くインク塗
り２連式ローラ１６く特殊フィルム１４の関係にある。

つまりこの不等式関係がないと、ＩＣマーキングが円滑
に行なえない。例えば特殊フィルム１４が印字部１７、
より幅が狭いと、フィルム１４の側縁部に残ったインク
（フィルム１４の平面部にはインクは残らない）が印字
部１７■に付着し、これがＩＣにも不要にマーキングを
されてじｌまう。

上記の如きマーキング装置は、マークデザイン部１５と
特殊フィルム１４が一体となって、フイルムベース１３
上にセットされ、インク練り板１２上に例えば人手によ
りインクを付けかつのばす。次に２連式ローラ１６をａ
　−　ｄの動作方向で移動し、マークデザイン部１５上
にインクを付け、印字部１７、をマークデザイン部１５
上に即し付けて、そのＩＣ品種名等を表示したインクを
印字部１７１に転写し、そのインクのついた印字部１７
，を、図示しないＩＣ表面に押し付けて転写することに
より、ＩＣ表面にマーキングが行われるものである。

［発明の効果コ 以上説明した如く本発明によれば、インク塗りローラで
マークデザイン部上にインクを塗り、印字部でＩＣ表面
にインクを転写するだけのものであるから、構成、操作
が簡単で、ＩＣ表面にマーキングが簡単に行なえる。し
かも従来のものと比較し、マーク精度の向上も可能とな
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同甲
而図、第３図は同失施例の一部詳細図、第４図は従来装
置の構成図である。 １２・・・インク練り板、］３・・・フィルムベース、
１４・・・特殊フィルム、１５・・・マークデザイン部
（ＩＣ表示名）、１６・・・インク塗り２連式ローラ、
〕７・・・印字部、１７■・・・インク転写用半球状部
。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）特殊フィルム上に突出形成したＩＣ表示名を形成
   するマークデザイン部と、このマークデザイン部に塗る
   インクを練るインク練り部と、このインク練り部からマ
   ークデザイン部にインクを塗るインク塗りローラ部と、
   前記マークデザイン部上のインクをＩＣに転写する印字
   部とを具備したことを特徴とする集積回路のマーキング
   装置。
2. （２）前記インク塗りローラは２連式であることを特徴
   とする請求項１に記載の集積回路のマーキング装置。
3. （３）前記各構成要素の平面的幅サイズは、マークデザ
   イン部＜印字部＜インク練り板＜インク塗りローラ＜特
   殊フィルムの関係としたことを特徴とする請求項１に記
   載の集積回路のマーキング装置。