JP2002200895A - 転写による画線の形成方法 - Google Patents

転写による画線の形成方法

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JP2002200895A
JP2002200895A JP2000400146A JP2000400146A JP2002200895A JP 2002200895 A JP2002200895 A JP 2002200895A JP 2000400146 A JP2000400146 A JP 2000400146A JP 2000400146 A JP2000400146 A JP 2000400146A JP 2002200895 A JP2002200895 A JP 2002200895A
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Kazu Shimizu
和 清水
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NIPPON PROTYPE CO
Nippon Bunka Seiko Co Ltd
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NIPPON PROTYPE CO
Nippon Bunka Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直方体等の多面体の被印刷体への印刷を高精
度で能率的に実行可能な転写による画線の形成方法を提
供する。 【解決手段】 被印刷体としての部品1の複数面に印刷
すべき複数面分の画線11A,11B,11C,11D
を転写体としての転写シート10に所定の位置関係で印
刷後、前記部品1の前記複数面を前記所定の位置関係で
順次前記転写シート10の画線11A,11B,11
C,11Dに密着させて前記複数面分の画線を前記複数
面に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直方体等の多面体
状、円柱状又は球状等の被印刷体、あるいは異物の接触
を嫌う被印刷体に画線を効率的かつ正確に形成可能な画
線の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】直方体状の被印刷体としてのセラミック
電子部品に導電ペーストで電極又は回路を形成する場
合、導電ペーストの膜厚30μm以上で、隣接する直角
面同士の導通が確保でき、導電ペーストの画線(パター
ン)が高精度であることが要求されている。
【0003】現状では、図4(A)のような複数面に導
電ペーストの画線を印刷する必要のあるセラミック電子
部品1の場合、導電ペーストの膜厚30μm以上を確保
するためにスクリーン印刷を採用し、図4(B)のよう
にセラミック電子部品1の1面毎にスクリーン枠2で支
持されたスクリーン3を当て、スキージ4を移動させて
導電ペースト5をスクリーン印刷しかつ乾燥させる工程
を、各面毎に繰り返して実行していたため、1個の完成
品とするまでに時間がかかる。また、各面同士の画線の
接続部分の精度を出すことが難しい。さらに、直角部の
導通を保持するために図4(B)のスクリーン枠2で保
持されたスクリーン3に形成するスクリーンパターンは
セラミック電子部品1の実寸よりも大きくしなければな
らず、導電ペースト5がスクリーン3の裏面にはみ出
す。このため、スクリーン3の裏面のクリーニングが不
可欠で、これが面倒な作業となる。
【0004】また、現在、円筒形状の被印刷体への画線
形成は円筒用スクリーン印刷方式が採用されている。し
かし、直径が2mm以下となると印刷機の機構上精度を要
する印刷は非常に困難になる。
【0005】さらに、被印刷体として液晶パネル用のガ
ラス板のように印刷領域を除いて異物の接触を嫌うもの
がある。現状では、この種の被印刷体、例えば液晶パネ
ル用ガラス板の場合、ディスペンサ方式により接着剤を
額縁状の印刷領域のみに塗布しているが、ディスペンサ
方式のため時間がかっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、上記の点に鑑み、直方体等の多面体の被印刷体への
印刷を高精度で能率的に実行可能な転写による画線の形
成方法を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、異物の接触を嫌う
被印刷体への画線の印刷を高精度で実行可能な転写によ
る画線の形成方法を提供することにある。
【0008】本発明の第3の目的は、円柱状又は球状の
被印刷体への画線の印刷を高精度で実行可能な転写によ
る画線の形成方法を提供することにある。
【0009】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願第1発明に係る転写による画線の形成方法は、
被印刷体の複数面に印刷すべき複数面分の画線を転写体
に所定の位置関係で印刷後、前記被印刷体の前記複数面
を前記所定の位置関係で順次前記転写体に密着させて前
記複数面分の画線を前記複数面に転写することを特徴と
している。
【0011】本願第2発明に係る転写による画線の形成
方法は、印刷領域を除いて異物の接触を嫌う被印刷体に
印刷すべき画線を、前記印刷領域に対応した転写面の形
状を有する転写体に印刷後、前記被印刷体の前記印刷領
域を前記転写体の前記転写面に密着させて画線を前記印
刷領域に転写することを特徴としている。
【0012】前記第1又は第2発明に係る転写による画
線の形成方法において、前記転写体が柔軟性を有するも
のであるとよい。
【0013】本願第3発明に係る転写による画線の形成
方法は、円柱状又は球状の被印刷体に印刷すべき画線を
柔軟性の転写体に印刷後、前記被印刷体を前記転写体に
密着させて前記画線を前記被印刷体の円柱状又は球状面
に転写することを特徴としている。
【0014】前記第3発明に係る転写による画線の形成
方法において、前記円柱状又は球状の被印刷体を前記転
写体に密着させながら回転させてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る転写による画
線の形成方法の実施の形態を図面に従って説明する。
【0016】図1で本発明の第1の実施の形態を説明す
る。ここでは、図1(A)の直方体状のセラミック電子
部品1の各面に膜厚30μm以上の導電ペーストの画線
(パターン)を形成する場合を説明する。この場合、例
えば、図1(B)のセラミック電子部品1の上面、右側
面、下面、左側面に導電ペーストの画線を形成するため
に、図1(C)のように導電ペーストに対して離型性の
良い転写体(平面)としての柔軟性(弾力性)シリコン
樹脂等の転写シート10上に、スクリーン印刷でセラミ
ック電子部品1の上面、右側面、下面、左側面に印刷す
べき複数面分の導電ペーストの画線11A,11B,1
1C,11Dを、スクリーン枠2で支持された1枚のス
クリーン3Aで所定の位置関係で一度に印刷する。つま
り、スキージ4をスクリーン2上において移動させて導
電ペースト5をシート10上に塗布する。その後、図1
(D)のようにセラミック電子部品1の上面をシリコン
樹脂等の転写シート10上の画線11Aに密着させ(押
し当て)、次いで図1(A)の電子部品1の穴1Aを利
用してセラミック電子部品1を90度毎に回転させ、右
側面を画線11Bに、下面を画線11Cに、左側面を画
線11Dに前記所定の位置関係を保つようにして密着さ
せて(押し当てて)順次転写する。
【0017】そして、前記セラミック電子部品1の上
面、右側面、下面、左側面に転写した導電ペーストを乾
燥後、必要な場合には図1(E)に示す電子部品の残り
の前面及び背面にも画線を形成する。すなわち、図1
(F)のように導電ペーストに対して離型性の良い転写
体としてのシリコン樹脂等の転写シート10上に、スク
リーン印刷でセラミック電子部品1の前面、背面に印刷
すべき複数面分の導電ペーストの画線11E,11F
を、スクリーン枠2で支持された1枚のスクリーン3B
で所定の位置関係で一度に印刷する。その後、図1
(G)のようにセラミック電子部品1をチャック20で
保持してその前面をシリコン樹脂等の転写シート10上
の画線11Eに押し当て、次いでチャック20にてセラ
ミック電子部品1を180度反転させ、背面を画線11
Fに前記所定の位置関係を保つようにして密着させて
(押し当てて)順次転写し、乾燥させる。
【0018】なお、セラミック電子部品1の穴1Aを利
用して4面を一度に印刷して転写したが、セラミック電
子部品1をチャックで保持する場合には、3面を一度に
印刷して転写する工程を採用すればよい。
【0019】この第1の実施の形態によれば、次の通り
の効果を得ることができる。
【0020】(1) 直方体状のセラミック電子部品1に
形成される導電ペーストの膜厚を維持するために、スク
リーン印刷機でスクリーン印刷するが、離型性のよい転
写体の上にセラミック電子部品の複数面に対応した導電
ペーストの画線を一度に印刷し、セラミック電子部品の
各面を密着させて転写することで、3面乃至4面に一度
に画線を形成できる。つまり、従来は1面毎にスクリー
ン印刷と乾燥を繰り返す必要があってセラミック電子部
品の各面に印刷し終わるのに時間と手間がかかったが、
本実施の形態では3面乃至4面を連続で処理できる。
【0021】(2) シリコン樹脂等の転写体として柔軟
性のあるものを使用することで、直方体状のセラミック
電子部品の直角部を経て隣接面への導電ペーストの回り
込みを確保できる。
【0022】(3) ウエット・オン・ウエットで、つま
り乾燥を間に挟まないで導電ペーストを直方体状のセラ
ミック電子部品1に転写で形成するため、直方体形状の
直角部の精度が向上する。
【0023】(4) 直接セラミック電子部品にスクリー
ンを当てて印刷しないため、スクリーン裏側にペースト
が回り込むことがなく、スクリーン裏面クリーニングが
不要である。
【0024】図2で本発明の第2の実施の形態を説明す
る。ここでは、図2のガラス管、セラミック棒等の円柱
状被印刷体31の円周面に導電ペースト等の印刷ペース
トの画線(パターン)を形成する場合を説明する。この
場合、図2(A)の円柱状被印刷体31の円周面に印刷
ペーストの画線を形成するために、印刷ペーストに対し
て離型性の良い転写体(平面)としての柔軟性(弾力
性)シリコン樹脂等の転写シート32上に印刷ペースト
の画線33を印刷する。その後、図2(B)のように円
柱状被印刷体31の円周面をシート32上の画線33に
密着させる(押し当てる)。これにより被印刷体31の
円周面に画線33が所望の間隔で精度良く転写、形成さ
れる。
【0025】また、円柱状被印刷体31の円周面の広い
角度範囲で印刷ペーストを転写形成する場合は、図2
(C)のように円柱状被印刷体31の円周面の広い角度
範囲に印刷ペーストの画線を形成するために、印刷ペー
ストに対して離型性の良い転写体(平面)としての柔軟
性(弾力性)シリコン樹脂等の転写シート32上に印刷
ペーストの画線34を一度に印刷する。その後、円柱状
被印刷体31の円周面をシート32上の画線34の端部
のものに密着させ(押し当て)ながら回転させていく。
これにより被印刷体31の円周面の広い角度範囲に画線
34が精度良く転写、形成される。
【0026】この第2の実施の形態によれば、円筒用ス
クリーン印刷方式では高精度の印刷が困難な直径が2mm
以下の円柱状被印刷体31の印刷を高精度で実行でき
る。または、2mm以上の円柱状被印刷体であっても、従
来の曲面スクリーン印刷機では困難であった微細な画線
(パターン)を形成できる。
【0027】なお、円柱状被印刷体の代わりに球状被印
刷体に対しても第2の実施の形態の方法を適用可能であ
る。
【0028】図3で本発明の第3の実施の形態を説明す
る。ここでは、被印刷体が液晶パネル用のガラス板又は
フィルムのように印刷領域を除いて異物の接触を嫌うも
のである場合を述べる。この場合、図3(A)のように
方形板状の被印刷体の印刷領域に対応した形状の転写
体、つまり方形枠状のシリコン樹脂等の転写シート42
を用い、これに図3(B)のようにスクリーン印刷で接
着剤43を印刷する。その後、図3(C)のように液晶
パネル用のガラス板等の方形板状の被印刷体41をシー
ト42に対向させて密着させれば、図3(D)のよう
に、被印刷体41の印刷領域のみに接着剤43が転写さ
れ、被印刷体41のその他の面には異物は接触しない
(スクリーン印刷のスクリーンが接触することは無
い)。
【0029】この第3の実施の形態によれば、被印刷体
41の印刷領域以外には異物は接触せず、しかもディス
ペンサ方式に比べ高速で接着剤43の塗布が可能であ
る。
【0030】なお、接着剤を塗布するのに代えて、数μ
mのスペーサ用ガラスビーズを含むペーストを塗布する
場合にも第3の実施の形態の方法は適用できる。
【0031】また、第1、第2及び第3の実施の形態で
は、スクリーン印刷で転写のための画線を形成したが、
膜厚が必要無ければオフセット印刷、凸版印刷、凹版印
刷技術等を利用することも可能であり、用途に応じて各
種印刷インキが使用できる。スクリーン印刷による膜厚
をより正確に被印刷体上に転写するためには、離型性の
良い転写体上に形成されたペースト又はインキを冷却又
は加熱処理することにより可能となる。
【0032】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る転写
による画線の形成方法によれば、転写により被印刷体の
複数面、円周面、球面あるいは異物の接触を嫌う面に高
精度で能率的に画線を印刷、形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る転写による画線の形成方法の第1
の実施の形態を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す説明図であ
る。
【図4】従来の画線の形成方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電子部品 2 スクリーン枠 3,3A,3B スクリーン 4 スキージ 5 導電ペースト 10,32,42 転写シート 11A,11B,11C,11D,11E,11F,3
3,34 画線 20 チャック 31 円柱状被印刷体 41 被印刷体 43 接着剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷体の複数面に印刷すべき複数面分
    の画線を転写体に所定の位置関係で印刷後、前記被印刷
    体の前記複数面を前記所定の位置関係で順次前記転写体
    に密着させて前記複数面分の画線を前記複数面に転写す
    ることを特徴とする転写による画線の形成方法。
  2. 【請求項2】 印刷領域を除いて異物の接触を嫌う被印
    刷体に印刷すべき画線を、前記印刷領域に対応した転写
    面の形状を有する転写体に印刷後、前記被印刷体の前記
    印刷領域を前記転写体の前記転写面に密着させて画線を
    前記印刷領域に転写することを特徴とする転写による画
    線の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記転写体が柔軟性を有するものである
    請求項1又は2記載の転写による画線の形成方法。
  4. 【請求項4】 円柱状又は球状の被印刷体に印刷すべき
    画線を柔軟性の転写体に印刷後、前記被印刷体を前記転
    写体に密着させて前記画線を前記被印刷体の円柱状又は
    球状面に転写することを特徴とする転写による画線の形
    成方法。
  5. 【請求項5】 前記円柱状又は球状の被印刷体を前記転
    写体に密着させながら回転させる請求項4記載の転写に
    よる画線の形成方法。
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