JPH04323602A - カラーフィルタ製造方法および装置 - Google Patents
カラーフィルタ製造方法および装置Info
- Publication number
- JPH04323602A JPH04323602A JP3119308A JP11930891A JPH04323602A JP H04323602 A JPH04323602 A JP H04323602A JP 3119308 A JP3119308 A JP 3119308A JP 11930891 A JP11930891 A JP 11930891A JP H04323602 A JPH04323602 A JP H04323602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent substrate
- printing
- plate
- color filter
- letterpress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 31
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 39
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims abstract description 37
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 18
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 5
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 5
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 2
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000002848 electrochemical method Methods 0.000 description 1
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラー液晶フラッ
トパネルディスプレイパネル用などのカラーフィルタの
製造方法および装置に関する。
トパネルディスプレイパネル用などのカラーフィルタの
製造方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記のようなカラーフィルタの製造には
、次のような種々の方法が採用されている。
、次のような種々の方法が採用されている。
【０００３】（１）染色法：感光乳剤を透明基板上に均
一に塗布し、ホトリソグラフィ技術と染色技術により、
赤，緑，青の透光部を形成する。
一に塗布し、ホトリソグラフィ技術と染色技術により、
赤，緑，青の透光部を形成する。
【０００４】（２）電着法：透明電極をパターンニング
した透明基板を電着槽に漬け、電気化学的な手法で着色
透過層を形成する。
した透明基板を電着槽に漬け、電気化学的な手法で着色
透過層を形成する。
【０００５】（３）顔料分散法：感光性インキをスピン
ナ塗布し、ブラックストライプ、赤，緑，青をホトリソ
グラフィ技術によりパターンニングする工程を順次繰り
返してカラーフィルタを形成する。
ナ塗布し、ブラックストライプ、赤，緑，青をホトリソ
グラフィ技術によりパターンニングする工程を順次繰り
返してカラーフィルタを形成する。
【０００６】（４）印刷法：スクリーン印刷もあるが、
現在主流となっているのは平板式のオフセット印刷であ
り、印刷パターンでインキを金属上に載せ、これをゴム
製のブランケットに転写した後、透明基板上に写して透
光部を形成する。
現在主流となっているのは平板式のオフセット印刷であ
り、印刷パターンでインキを金属上に載せ、これをゴム
製のブランケットに転写した後、透明基板上に写して透
光部を形成する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記の各製造方法には
、次のような欠点がある。
、次のような欠点がある。
【０００８】（１）染色法：透光部を各色ごとに形成し
て染色した後、防染層を設けるという複雑な工程を３回
繰り返す必要があり、工程が複雑であると同時に、染色
媒体の耐熱性が悪い欠点がある。
て染色した後、防染層を設けるという複雑な工程を３回
繰り返す必要があり、工程が複雑であると同時に、染色
媒体の耐熱性が悪い欠点がある。
【０００９】（２）電着法：この方法も工程が複雑であ
り、さらに量産時の電着プロセスの高精度管理が困難で
ある。
り、さらに量産時の電着プロセスの高精度管理が困難で
ある。
【００１０】（３）顔料分散法：この方法も工程が複雑
であり、スピンナ塗布時の材料の歩留まりが悪い欠点が
ある。
であり、スピンナ塗布時の材料の歩留まりが悪い欠点が
ある。
【００１１】（４）印刷法：工程は簡単であるが、スク
リーン印刷のスクリーンより変形の少ないブランケット
を用いても、寸法精度が±２０μｍ ／３００ｍｍと悪
い。 また、ブランケットと透明基板との原点位置ずれがあり
、数回の印刷ごとに初期設定を必要とする。
リーン印刷のスクリーンより変形の少ないブランケット
を用いても、寸法精度が±２０μｍ ／３００ｍｍと悪
い。 また、ブランケットと透明基板との原点位置ずれがあり
、数回の印刷ごとに初期設定を必要とする。
【００１２】上記印刷法は、工程が簡単であり、コスト
面でも最も期待されている方法であるが、精度に問題が
あるため、歩留まりが上がらず、期待されているほどの
コストの低下に至っていない。また、ＬＣＤ用のカラー
フィルタの製造方法としては、精度の限界が指摘されて
いる。
面でも最も期待されている方法であるが、精度に問題が
あるため、歩留まりが上がらず、期待されているほどの
コストの低下に至っていない。また、ＬＣＤ用のカラー
フィルタの製造方法としては、精度の限界が指摘されて
いる。
【００１３】本発明は、前述した印刷法の欠点を克服し
、高精度なカラーフィルタを印刷法で製造することので
きる方法および装置を提供することを目的としている。
、高精度なカラーフィルタを印刷法で製造することので
きる方法および装置を提供することを目的としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明によるカラーフィルタの製造方法は、透明基板
をテーブル上に設置し、テーブルの上方にテーブルの上
面に対し垂直方向に相対移動可能な平板凸版のパターン
部にインキを塗布し、テーブルの上面と平行な方向のテ
ーブルと平板凸版との相対的位置決めにより平板凸版を
透明基板上の所定位置に接近ないし押圧して印刷するも
のである。
の本発明によるカラーフィルタの製造方法は、透明基板
をテーブル上に設置し、テーブルの上方にテーブルの上
面に対し垂直方向に相対移動可能な平板凸版のパターン
部にインキを塗布し、テーブルの上面と平行な方向のテ
ーブルと平板凸版との相対的位置決めにより平板凸版を
透明基板上の所定位置に接近ないし押圧して印刷するも
のである。
【００１５】透明基板には予じめブラックストライプを
形成しておき、その凹部位に上記の方法で印刷してもよ
く、また、１つの平板凸版を用い、１色を印刷した後に
平板凸版の版面を洗浄して３色を順次印刷するか、また
は３色に対応させて３つの平板凸版を用いて３色を順次
印刷してもよい。
形成しておき、その凹部位に上記の方法で印刷してもよ
く、また、１つの平板凸版を用い、１色を印刷した後に
平板凸版の版面を洗浄して３色を順次印刷するか、また
は３色に対応させて３つの平板凸版を用いて３色を順次
印刷してもよい。
【００１６】さらにまた、透明基板の被印刷面に対し、
整数分の１の大きさの平板凸版を用い、被印刷位置を順
次変えて被印刷面の全域を印刷してもよく、さらにまた
、平板凸版と透明基板との間に、微小なギャップを与え
て印刷してもよい。
整数分の１の大きさの平板凸版を用い、被印刷位置を順
次変えて被印刷面の全域を印刷してもよく、さらにまた
、平板凸版と透明基板との間に、微小なギャップを与え
て印刷してもよい。
【００１７】また、上記目的を達成するための本発明に
よるカラーフィルタの製造装置は、透明基板を載置する
テーブルと、このテーブルの上方に配置され平板凸版を
前記テーブルの上面に対向させて保持する印刷ヘッドと
を具備し、前記テーブルと印刷ヘッドを、前記テーブル
の上面と平行な平面に沿って二次元的に相対移動可能か
つ所定位置に位置決め可能に設けると共に、前記テーブ
ルの上面と垂直な方向に移動可能かつ所定位置に位置決
め可能に設けたものである。
よるカラーフィルタの製造装置は、透明基板を載置する
テーブルと、このテーブルの上方に配置され平板凸版を
前記テーブルの上面に対向させて保持する印刷ヘッドと
を具備し、前記テーブルと印刷ヘッドを、前記テーブル
の上面と平行な平面に沿って二次元的に相対移動可能か
つ所定位置に位置決め可能に設けると共に、前記テーブ
ルの上面と垂直な方向に移動可能かつ所定位置に位置決
め可能に設けたものである。
【００１８】なお、印刷ヘッドに対し、３つの平板凸版
を互いに独立してテーブルの上面と垂直な方向に所定量
移動可能に取付けることが好ましい。
を互いに独立してテーブルの上面と垂直な方向に所定量
移動可能に取付けることが好ましい。
【００１９】
【作用】テーブルと印刷ヘッドとの相対的な位置決めは
、１μｍ ／３００ｍｍより高い精度で行うことができ
る。そこで、印刷ヘッドに対する平板凸版の取付けを高
精度で行い、テーブルに設置された透明基板の位置を透
明基板上に設けたマーク等によって求めることにより、
透明基板に対する平板凸版の位置決めを高精度で行うこ
とができる。また、平板凸版はホトリソグラフィ技術や
精密機械加工技術によって高精度に形成しておけば、印
刷時にはほとんど変形を生じないため、高精度に印刷す
ることができる。
、１μｍ ／３００ｍｍより高い精度で行うことができ
る。そこで、印刷ヘッドに対する平板凸版の取付けを高
精度で行い、テーブルに設置された透明基板の位置を透
明基板上に設けたマーク等によって求めることにより、
透明基板に対する平板凸版の位置決めを高精度で行うこ
とができる。また、平板凸版はホトリソグラフィ技術や
精密機械加工技術によって高精度に形成しておけば、印
刷時にはほとんど変形を生じないため、高精度に印刷す
ることができる。
【００２０】
【実施例】以下本発明の実施例について図１を参照して
説明する。ほぼＬ字形の装置本体１０の水平部には、Ｘ
ガイド１１によりＸテーブル１２が矢印１３で示すＸ軸
方向へ移動可能に設けられている。Ｘテーブル１２はＸ
サーボモータ１４によりボールネジ１５を介して駆動さ
れ、図示しないＮＣ装置により例えば１μｍ 単位程度
の位置決めが可能に構成されている。
説明する。ほぼＬ字形の装置本体１０の水平部には、Ｘ
ガイド１１によりＸテーブル１２が矢印１３で示すＸ軸
方向へ移動可能に設けられている。Ｘテーブル１２はＸ
サーボモータ１４によりボールネジ１５を介して駆動さ
れ、図示しないＮＣ装置により例えば１μｍ 単位程度
の位置決めが可能に構成されている。
【００２１】Ｘテーブル１２上には、Ｘガイド１１と直
角な矢印１６で示すＺ軸方向に伸びているＺガイド１７
が取付けられ、このＺガイド１７にテーブル１８が移動
可能に搭載されている。テーブル１８にはＸテーブル１
２と同様にＺサーボモータ１９によりボールネジ２０を
介して駆動され、図示しないＮＣ装置によりＸテーブル
１２と同様の精度で位置決めが可能に構成されている。
角な矢印１６で示すＺ軸方向に伸びているＺガイド１７
が取付けられ、このＺガイド１７にテーブル１８が移動
可能に搭載されている。テーブル１８にはＸテーブル１
２と同様にＺサーボモータ１９によりボールネジ２０を
介して駆動され、図示しないＮＣ装置によりＸテーブル
１２と同様の精度で位置決めが可能に構成されている。
【００２２】テーブル１８の上面には、図示省略した保
持部により被印刷材である透明基板２１を設置するよう
になっている。なお、透明基板２１は、図示しないθテ
ーブルにより保持部をテーブル１８の上面と平行なＸＺ
平面内でわずかに回転可能に保持することが好ましい。
持部により被印刷材である透明基板２１を設置するよう
になっている。なお、透明基板２１は、図示しないθテ
ーブルにより保持部をテーブル１８の上面と平行なＸＺ
平面内でわずかに回転可能に保持することが好ましい。
【００２３】装置本体１０の垂直部には、Ｘ軸およびＺ
軸にそれぞれ直角なＹ軸方向（矢印２２参照）に伸びる
Ｙガイド２３が設けられ、Ｙガイド２３にサドル２４が
移動可能に取付けられている。サドル２４は、Ｙサーボ
モータ２５によりボールネジ２６を介して駆動され、図
示しないＮＣ装置によりＸテーブル１２と同様に１μｍ
単位程度の位置決めが可能に構成されている。
軸にそれぞれ直角なＹ軸方向（矢印２２参照）に伸びる
Ｙガイド２３が設けられ、Ｙガイド２３にサドル２４が
移動可能に取付けられている。サドル２４は、Ｙサーボ
モータ２５によりボールネジ２６を介して駆動され、図
示しないＮＣ装置によりＸテーブル１２と同様に１μｍ
単位程度の位置決めが可能に構成されている。
【００２４】サドル２４には、印刷ヘッド２７が取付け
られている。印刷ヘッド２７は、テーブル１８の上方に
伸び、その先端寄りに３つの平板凸版３１，３２，３３
が取付けられている。各平板凸版３１，３２，３３は、
印刷ヘッド２７との間にそれぞれ独立してＹ軸方向に所
定量移動する微小変位機構２８，２９，３０を介在させ
ている。
られている。印刷ヘッド２７は、テーブル１８の上方に
伸び、その先端寄りに３つの平板凸版３１，３２，３３
が取付けられている。各平板凸版３１，３２，３３は、
印刷ヘッド２７との間にそれぞれ独立してＹ軸方向に所
定量移動する微小変位機構２８，２９，３０を介在させ
ている。
【００２５】平板凸版３１，３２，３３は、赤，緑，青
の３色に対応しており、図１において下面が版面になっ
ている。版面はホトリソグラフィ技術や精密機械加工技
術により、カラーフィルタ赤，緑，青のそれぞれのドッ
トに対応した凸状のパターンが形成されている。これら
の凸状パターンの高さは、０．１ないし０．３ｍｍ程度
にすることが好ましい。なお、平板凸版３１，３２，３
３は、印刷時のパターン変形を押えるため、金属で形成
することが好ましい。
の３色に対応しており、図１において下面が版面になっ
ている。版面はホトリソグラフィ技術や精密機械加工技
術により、カラーフィルタ赤，緑，青のそれぞれのドッ
トに対応した凸状のパターンが形成されている。これら
の凸状パターンの高さは、０．１ないし０．３ｍｍ程度
にすることが好ましい。なお、平板凸版３１，３２，３
３は、印刷時のパターン変形を押えるため、金属で形成
することが好ましい。
【００２６】次いで本装置によるカラーフィルタの製造
方法について説明する。Ｙサーボモータ２５によりサド
ル２４を図１において予じめ定められた所定の上昇位置
に位置決めする。このとき、印刷すべき色の平板凸版、
例えば平板凸版３１のみが微小変位機構２８によって下
降位置（印刷位置）にあり、他の平板凸版３２，３３は
微小変位機構２９，３０によって上昇位置（待機位置）
に置かれている。
方法について説明する。Ｙサーボモータ２５によりサド
ル２４を図１において予じめ定められた所定の上昇位置
に位置決めする。このとき、印刷すべき色の平板凸版、
例えば平板凸版３１のみが微小変位機構２８によって下
降位置（印刷位置）にあり、他の平板凸版３２，３３は
微小変位機構２９，３０によって上昇位置（待機位置）
に置かれている。
【００２７】次いで図示しないローラ式または平板式な
どのインキ定量塗布装置を平板凸版３１の版面である下
面に向けて繰り出し、凸状パターンの先端面に所定厚さ
のインキを付着させる。
どのインキ定量塗布装置を平板凸版３１の版面である下
面に向けて繰り出し、凸状パターンの先端面に所定厚さ
のインキを付着させる。
【００２８】他方、テーブル１８には図示しない保持部
により透明基板２１が設置されている。透明基板２１は
予じめブラックストライプをホトリソグラフィ技術等に
よって形成しておくことが好ましく、この場合には、ブ
ラックストライプと共に形成した位置合わせマークを例
えば印刷ヘッド２７に設けた図示しないマーク検出装置
と、テーブル１８の位置測定装置によってテーブル１８
上における透明基板２１の位置を測定し、必要に応じて
図示しないθテーブルによる保持部の回転により回転角
調整を行っておくことが好ましい。
により透明基板２１が設置されている。透明基板２１は
予じめブラックストライプをホトリソグラフィ技術等に
よって形成しておくことが好ましく、この場合には、ブ
ラックストライプと共に形成した位置合わせマークを例
えば印刷ヘッド２７に設けた図示しないマーク検出装置
と、テーブル１８の位置測定装置によってテーブル１８
上における透明基板２１の位置を測定し、必要に応じて
図示しないθテーブルによる保持部の回転により回転角
調整を行っておくことが好ましい。
【００２９】上記テーブル１８上における透明基板２１
の位置を加味してＸおよびＺサーボモータ１４，１９に
よりテーブル１８を位置決めし、透明基板２１の被印刷
位置と平板凸版３１とのＸＺ平面内における位置合わせ
を行う。
の位置を加味してＸおよびＺサーボモータ１４，１９に
よりテーブル１８を位置決めし、透明基板２１の被印刷
位置と平板凸版３１とのＸＺ平面内における位置合わせ
を行う。
【００３０】次に、サーボモータ２５によりサドル２４
を下降させ、平板凸版３１の凸状パターンをブラックス
トライプ間の凹部位内に侵入させ、凸状パターンの先端
に塗布されているインキを透明基板２１に転写する。
を下降させ、平板凸版３１の凸状パターンをブラックス
トライプ間の凹部位内に侵入させ、凸状パターンの先端
に塗布されているインキを透明基板２１に転写する。
【００３１】このとき、平板凸版３１を透明基板２１に
所定の圧力で押圧してもよいが、Ｙサーボモータ２５に
よるサドル２４の位置決めなどにより、平板凸版３１の
凸状パターンと透明基板２１との間に、微小なギャップ
を与え、凸状パターンの先端に塗布されているインキの
全面または中央部の一部のみを透明基板２１に接触させ
てインキを転写してもよい。
所定の圧力で押圧してもよいが、Ｙサーボモータ２５に
よるサドル２４の位置決めなどにより、平板凸版３１の
凸状パターンと透明基板２１との間に、微小なギャップ
を与え、凸状パターンの先端に塗布されているインキの
全面または中央部の一部のみを透明基板２１に接触させ
てインキを転写してもよい。
【００３２】上記のようにインキのみを透明基板２１に
接触させれば、比較的容易に一定厚さのドットパターン
を転写することができると共に、凸状パターンの変形を
押えて長期間にわたり安定した印刷が可能となる。また
、凸状パターンの中央部の一部のインキのみを転写させ
ると、平板凸版３１と透明基板２１との位置関係の良否
を容易に判定することができ、初期調整を容易に行うこ
とが可能となる。
接触させれば、比較的容易に一定厚さのドットパターン
を転写することができると共に、凸状パターンの変形を
押えて長期間にわたり安定した印刷が可能となる。また
、凸状パターンの中央部の一部のインキのみを転写させ
ると、平板凸版３１と透明基板２１との位置関係の良否
を容易に判定することができ、初期調整を容易に行うこ
とが可能となる。
【００３３】こうして平板凸版３１による第１色目の印
刷が終了したならば、Ｙサーボモータ２５により印刷ヘ
ッド２７を所定の上昇位置に戻す。次に、微小変位機構
２８により平板凸版３１を上昇位置（待機位置）へ移動
させると共に、微小変位機構２９により次に印刷するた
めの平板凸版３２を下降させて印刷位置に置く。
刷が終了したならば、Ｙサーボモータ２５により印刷ヘ
ッド２７を所定の上昇位置に戻す。次に、微小変位機構
２８により平板凸版３１を上昇位置（待機位置）へ移動
させると共に、微小変位機構２９により次に印刷するた
めの平板凸版３２を下降させて印刷位置に置く。
【００３４】次いで図示しないインキ定量塗布装置によ
り、平位置凸版３２の凸状パターンの先端面にインキを
付着させ、テーブル１８を平板凸版３２に対し所定の位
置関係に位置決めし、第２色目の印刷を行う。以下同様
に、平板凸版３３によって第３色目の印刷を行う。
り、平位置凸版３２の凸状パターンの先端面にインキを
付着させ、テーブル１８を平板凸版３２に対し所定の位
置関係に位置決めし、第２色目の印刷を行う。以下同様
に、平板凸版３３によって第３色目の印刷を行う。
【００３５】前述した実施例は、各平板凸版３１，３２
，３３の大きさを透明基板２１の被印刷面と同じ大きさ
に形成し、１回の印刷で全面を印刷する例を示したが、
各平板凸版３１，３２，３３の大きさを被印刷面の整数
分の１の大きさにし、テーブル１８の移動によって被印
刷箇所を順次ずらせて各平板凸版３１，３２，３３によ
りそれぞれ複数回印刷することにより被印刷面の全域を
印刷するようにしてもよい。
，３３の大きさを透明基板２１の被印刷面と同じ大きさ
に形成し、１回の印刷で全面を印刷する例を示したが、
各平板凸版３１，３２，３３の大きさを被印刷面の整数
分の１の大きさにし、テーブル１８の移動によって被印
刷箇所を順次ずらせて各平板凸版３１，３２，３３によ
りそれぞれ複数回印刷することにより被印刷面の全域を
印刷するようにしてもよい。
【００３６】また、前述した実施例では、赤，緑，青の
３色にそれぞれ対応させて３つの平板凸版３１，３２，
３３を設けた例を示したが、１つの平板凸版のみを用い
、その版面を図示しない洗浄装置によって洗浄すること
により、３色を順次印刷してもよい。
３色にそれぞれ対応させて３つの平板凸版３１，３２，
３３を設けた例を示したが、１つの平板凸版のみを用い
、その版面を図示しない洗浄装置によって洗浄すること
により、３色を順次印刷してもよい。
【００３７】さらにまた、前述した実施例では、テーブ
ル１８と平板凸版３１，３２，３３とのテーブル１８の
上面と平行な平面に沿う方向の相対的位置決めを、テー
ブル１８の移動によって行う例を示したが、平板凸版３
１，３２，３３すなわち印刷ヘッド２７を前記平面に沿
って移動させるようにしてもよい。また、テーブル１８
の上面と垂直な方向の相対移動も、印刷ヘッド２７によ
らず、テーブル１８側で行ってもよいことはもちろんで
ある。
ル１８と平板凸版３１，３２，３３とのテーブル１８の
上面と平行な平面に沿う方向の相対的位置決めを、テー
ブル１８の移動によって行う例を示したが、平板凸版３
１，３２，３３すなわち印刷ヘッド２７を前記平面に沿
って移動させるようにしてもよい。また、テーブル１８
の上面と垂直な方向の相対移動も、印刷ヘッド２７によ
らず、テーブル１８側で行ってもよいことはもちろんで
ある。
【００３８】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カラ
ーフィルタを高精度で印刷することができ、このため歩
留まりを大幅に向上させ、低コストでカラーフィルタを
製造することができる。また、本発明によれば、大画面
のカラーフィルタをも高精度で製造することができる。
ーフィルタを高精度で印刷することができ、このため歩
留まりを大幅に向上させ、低コストでカラーフィルタを
製造することができる。また、本発明によれば、大画面
のカラーフィルタをも高精度で製造することができる。
【図１】本発明によるカラーフィルタ製造装置の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
１２ Ｘテーブル
１８ テーブル
２１ 透明基板
２７ 印刷ヘッド
２８，２９，３０ 微小変位機構
３１，３２，３３ 平板凸版
Claims (8)
- 【請求項１】 透明基板をテーブル上に設置し、前記
テーブルの上方に該テーブルの上面に対し垂直方向に相
対移動可能な平板凸版のパターン部にインキを塗布し、
前記テーブルの上面と平行な方向の前記テーブルと平板
凸版との相対的位置決めにより前記平板凸版を前記透明
基板上の所定位置に接近ないし押圧して印刷することを
特徴とするカラーフィルタ製造方法。 - 【請求項２】 透明基板に予じめブラックストライプ
を形成しておき、その凹部位に印刷することを特徴とす
る請求項１のカラーフィルタ製造方法。 - 【請求項３】 １つの平板凸版を用い、１色を印刷し
た後に、前記平板凸版の版面を洗浄し、３色を順次印刷
することを特徴とする請求項１または２のカラーフィル
タ製造方法。 - 【請求項４】 ３色に対応させて３つの平板凸版を用
い、３色を順次印刷することを特徴とする請求項１また
は２のカラーフィルタ製造方法。 - 【請求項５】 透明基板の被印刷面に対し、整数分の
１の大きさの平板凸版を用い、被印刷位置を順次変えて
被印刷面の全域を印刷することを特徴とする請求項１な
いし４のいずれか１項のカラーフィルタ製造方法。 - 【請求項６】 平板凸版と透明基板との間に、微小な
ギャップを与えて印刷することを特徴とする請求項１な
いし５のいずれか１項のカラーフィルタ製造方法。 - 【請求項７】 透明基板を載置するテーブルと、同テ
ーブルの上方に配置され平板凸版を前記テーブルの上面
に対向させて保持する印刷ヘッドとを具備し、前記テー
ブルと印刷ヘッドを、前記テーブルの上面と平行な平面
に沿って二次元的に相対移動可能かつ所定位置に位置決
め可能に設けると共に、前記テーブルの上面と垂直な方
向に移動可能かつ所定位置に位置決め可能に設けてなる
カラーフィルタ製造装置。 - 【請求項８】印刷ヘッドに対し、３つの平板凸版が互い
に独立して前記テーブルの上面と垂直な方向に所定量移
動可能に取付けられていることを特徴とする請求項７の
カラーフィルタ製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3119308A JPH04323602A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | カラーフィルタ製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3119308A JPH04323602A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | カラーフィルタ製造方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04323602A true JPH04323602A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14758217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3119308A Pending JPH04323602A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | カラーフィルタ製造方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04323602A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005250129A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Toppan Printing Co Ltd | パターン形成方法及びパターン形成装置 |
| JP2008006705A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 印刷装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH027001A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-11 | Kyodo Printing Co Ltd | 微細パターンの形成方法 |
| JPH02176702A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-09 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタの製造方法 |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP3119308A patent/JPH04323602A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH027001A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-11 | Kyodo Printing Co Ltd | 微細パターンの形成方法 |
| JPH02176702A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-09 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタの製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005250129A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Toppan Printing Co Ltd | パターン形成方法及びパターン形成装置 |
| JP2008006705A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 印刷装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3931925B2 (ja) | カラーフィルタの印刷装置および印刷方法 | |
| US5624775A (en) | Apparatus and method for printing a color filter | |
| JPH11198337A (ja) | 印刷機 | |
| US5553539A (en) | Master plate making printing device | |
| JPS5814757B2 (ja) | ゾウノセイゴウホウホウ オヨビ ソノソウチ | |
| JP2002189115A (ja) | カラーフィルタ製造装置及びこれを用いた製造方法 | |
| JPH04323602A (ja) | カラーフィルタ製造方法および装置 | |
| JP3162267B2 (ja) | オフセット印刷機 | |
| JPH06312499A (ja) | オフセット印刷装置 | |
| TWI278395B (en) | Resin coated substrate and its manufacturing apparatus | |
| JPH0529879Y2 (ja) | ||
| JP3956245B2 (ja) | フォトマスク装置 | |
| JPH08295006A (ja) | 薄膜印刷装置 | |
| JPS58224755A (ja) | オフセツト印刷機の見当合せ方法およびこの方法を実施するためのケガキ装置 | |
| JPS61123543A (ja) | スクリ−ン印刷機の版合せ方法 | |
| US20080276813A1 (en) | Method and Apparatus for Printing a Patterned Layer on a Flatsubstate with a Flat-Type-Bed | |
| JPH02297502A (ja) | 液晶カラーフイルタの製造方法 | |
| JPH11258416A (ja) | カラーフィルタ製造装置および方法ならびにカラーフィルタ | |
| JP2011069997A (ja) | アライメント装置 | |
| JPS6233072B2 (ja) | ||
| EP0852542B1 (en) | Improved transparent measuring device and method of making | |
| JPH0694912A (ja) | カラーフィルタの製造方法 | |
| JPH03204652A (ja) | スクリーン印刷機におけるマスクに対するワークの位置合せ方法 | |
| JPH0862414A (ja) | カラーフィルター | |
| JPH05169622A (ja) | オフセット印刷方法及びその装置 |