JP3162267B2 - オフセット印刷機 - Google Patents
オフセット印刷機Info
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- JP3162267B2 JP3162267B2 JP18600295A JP18600295A JP3162267B2 JP 3162267 B2 JP3162267 B2 JP 3162267B2 JP 18600295 A JP18600295 A JP 18600295A JP 18600295 A JP18600295 A JP 18600295A JP 3162267 B2 JP3162267 B2 JP 3162267B2
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- Japan
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- blanket cylinder
- blanket
- plate
- printing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F3/00—Cylinder presses, i.e. presses essentially comprising at least one cylinder co-operating with at least one flat type-bed
- B41F3/46—Details
- B41F3/58—Driving, synchronising, or control gear
- B41F3/60—Driving, synchronising, or control gear for type-beds
- B41F3/62—Applications of linkwork or gearing for producing reciprocatory or angular motion
- B41F3/66—Applications of linkwork or gearing for producing reciprocatory or angular motion of rack-and-pinion gearing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F3/00—Cylinder presses, i.e. presses essentially comprising at least one cylinder co-operating with at least one flat type-bed
- B41F3/18—Cylinder presses, i.e. presses essentially comprising at least one cylinder co-operating with at least one flat type-bed of special construction or for particular purposes
- B41F3/30—Cylinder presses, i.e. presses essentially comprising at least one cylinder co-operating with at least one flat type-bed of special construction or for particular purposes for lithography
- B41F3/34—Cylinder presses, i.e. presses essentially comprising at least one cylinder co-operating with at least one flat type-bed of special construction or for particular purposes for lithography for offset printing
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S101/00—Printing
- Y10S101/36—Means for registering or alignment of print plates on print press structure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばＣＲＴ
ディスプレイ、液晶ディスプレイ等に用いられるカラー
フィルタや、あるいは高精度の電子回路などの、精密な
印刷に適したオフセット印刷機に関するものである。
ディスプレイ、液晶ディスプレイ等に用いられるカラー
フィルタや、あるいは高精度の電子回路などの、精密な
印刷に適したオフセット印刷機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記カラーフィルタや電子回路等
の精密な印刷には、いわゆるフォトリソグラフィの技術
が利用されてきたが、近時、より簡単かつ高速に印刷で
きるオフセット印刷によって、これらの印刷を行うこと
が検討されている。上記カラーフィルタや電子回路のオ
フセット印刷には、たとえば図２(a)(b)に示す平板用の
オフセット校正印刷機の使用が考えられる。
の精密な印刷には、いわゆるフォトリソグラフィの技術
が利用されてきたが、近時、より簡単かつ高速に印刷で
きるオフセット印刷によって、これらの印刷を行うこと
が検討されている。上記カラーフィルタや電子回路のオ
フセット印刷には、たとえば図２(a)(b)に示す平板用の
オフセット校正印刷機の使用が考えられる。
【０００３】上記オフセット校正印刷機は、表面にイン
ク像が形成される平板状の版Ｐ、およびインク像が印刷
される被印刷物Ｇを、それぞれ、版Ｐの表面と被印刷物
Ｇの表面とが同一平面となるように保持する台盤９１
と、外周面にブランケットＢが巻回された円筒状のブラ
ンケット胴９２と、このブランケット胴９２の両端に取
り付けられたピニオンギア９３と、台盤９１上の、版Ｐ
および被印刷物Ｇの両側に配置された、上記ピニオンギ
ア９３とかみ合う２本のラックギア９４とを備えてい
る。
ク像が形成される平板状の版Ｐ、およびインク像が印刷
される被印刷物Ｇを、それぞれ、版Ｐの表面と被印刷物
Ｇの表面とが同一平面となるように保持する台盤９１
と、外周面にブランケットＢが巻回された円筒状のブラ
ンケット胴９２と、このブランケット胴９２の両端に取
り付けられたピニオンギア９３と、台盤９１上の、版Ｐ
および被印刷物Ｇの両側に配置された、上記ピニオンギ
ア９３とかみ合う２本のラックギア９４とを備えてい
る。
【０００４】また、上記のうちブランケット胴９２は、
その軸９２ａの両端が、エアシリンダ９５の先端に回転
自在に保持された状態で、当該エアシリンダ９５ごと、
図(a)中に白矢印で示すように、台盤９１に対して、版
Ｐおよび被印刷物Ｇの表面を含む平面に沿って移動可能
に配置されている。上記エアシリンダ９５は、印刷時
に、ブランケット胴９２の外周面に巻回されたブランケ
ットＢを、版Ｐの表面、あるいは被印刷物Ｇの表面に接
触させるとともに、印刷終了後、ブランケット胴９２を
図に示す位置に戻す際に、ブランケットＢが上記版Ｐや
被印刷物Ｇの表面に接触しないように持ち上げるべく、
ブランケット胴９２の高さを２段階で変更するためのも
のである。
その軸９２ａの両端が、エアシリンダ９５の先端に回転
自在に保持された状態で、当該エアシリンダ９５ごと、
図(a)中に白矢印で示すように、台盤９１に対して、版
Ｐおよび被印刷物Ｇの表面を含む平面に沿って移動可能
に配置されている。上記エアシリンダ９５は、印刷時
に、ブランケット胴９２の外周面に巻回されたブランケ
ットＢを、版Ｐの表面、あるいは被印刷物Ｇの表面に接
触させるとともに、印刷終了後、ブランケット胴９２を
図に示す位置に戻す際に、ブランケットＢが上記版Ｐや
被印刷物Ｇの表面に接触しないように持ち上げるべく、
ブランケット胴９２の高さを２段階で変更するためのも
のである。
【０００５】上記のオフセット校正印刷機を用いて印刷
を行うには、まず版Ｐと被印刷物Ｇとを、台盤９１の所
定の位置にセットするとともに、版Ｐの表面にインク像
を形成する。つぎに、ブランケット胴９２を移動させ
て、ラックギア９４の端までもって行く。
を行うには、まず版Ｐと被印刷物Ｇとを、台盤９１の所
定の位置にセットするとともに、版Ｐの表面にインク像
を形成する。つぎに、ブランケット胴９２を移動させ
て、ラックギア９４の端までもって行く。
【０００６】そしてエアシリンダ９５を動作させてブラ
ンケット胴９２を下降させることで、ピニオンギア９３
とラックギア９４とをかみ合わせるとともに、ブランケ
ット胴９２の外周面に巻回されたブランケットＢが、版
Ｐの表面および被印刷物Ｇの表面に所定の圧力（ニップ
圧）にて接触するように、ブランケット胴９２の高さを
設定する。
ンケット胴９２を下降させることで、ピニオンギア９３
とラックギア９４とをかみ合わせるとともに、ブランケ
ット胴９２の外周面に巻回されたブランケットＢが、版
Ｐの表面および被印刷物Ｇの表面に所定の圧力（ニップ
圧）にて接触するように、ブランケット胴９２の高さを
設定する。
【０００７】この状態で、さらにブランケット胴９２
を、上記白矢印で示すように、版Ｐおよび被印刷物Ｇの
表面を含む平面に沿って移動させると、ブランケット胴
９２が、ピニオンギア９３とラックギア９４とのかみ合
わせによって自転を開始する。そして、ブランケット胴
９２の外周面に巻回されたブランケットＢが、版Ｐの表
面に接触した状態で、ブランケット胴９２が自転して、
当該版Ｐの表面のインク像がブランケットＢの表面に転
写された後、ひきつづいてこのブランケットＢが、被印
刷物Ｇの表面に接触した状態で、ブランケット胴９２が
自転して、インク像が、被印刷物Ｇに印刷される。
を、上記白矢印で示すように、版Ｐおよび被印刷物Ｇの
表面を含む平面に沿って移動させると、ブランケット胴
９２が、ピニオンギア９３とラックギア９４とのかみ合
わせによって自転を開始する。そして、ブランケット胴
９２の外周面に巻回されたブランケットＢが、版Ｐの表
面に接触した状態で、ブランケット胴９２が自転して、
当該版Ｐの表面のインク像がブランケットＢの表面に転
写された後、ひきつづいてこのブランケットＢが、被印
刷物Ｇの表面に接触した状態で、ブランケット胴９２が
自転して、インク像が、被印刷物Ｇに印刷される。
【０００８】印刷終了後は、エアシリンダ９５を動作さ
せてブランケット胴９２を上昇させて、ピニオンギア９
３とラックギア９４のかみ合わせを解除するとともに、
ブランケットＢが版Ｐや被印刷物Ｇの表面に接触しない
ように、ブランケット胴９２の高さを設定した後、当該
ブランケット胴９２を、白矢印と反対方向に移動させ
て、図に示す位置に戻すことで、１回の印刷が終了す
る。
せてブランケット胴９２を上昇させて、ピニオンギア９
３とラックギア９４のかみ合わせを解除するとともに、
ブランケットＢが版Ｐや被印刷物Ｇの表面に接触しない
ように、ブランケット胴９２の高さを設定した後、当該
ブランケット胴９２を、白矢印と反対方向に移動させ
て、図に示す位置に戻すことで、１回の印刷が終了す
る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述した平板用のオフ
セット校正印刷機においては、ピニオンギア９３とラッ
クギア９４の加工精度が、印刷の精度に大きく影響す
る。ところが、上記ギア類を、±１ミクロン単位で仕上
げることは困難であるため、このことが大きな要因の一
つとなって、上記オフセット校正印刷機では、カラーフ
ィルタや電子回路等に要求される、高精度の印刷を行う
ことができなかった。
セット校正印刷機においては、ピニオンギア９３とラッ
クギア９４の加工精度が、印刷の精度に大きく影響す
る。ところが、上記ギア類を、±１ミクロン単位で仕上
げることは困難であるため、このことが大きな要因の一
つとなって、上記オフセット校正印刷機では、カラーフ
ィルタや電子回路等に要求される、高精度の印刷を行う
ことができなかった。
【００１０】つまり上記従来の、平板用のオフセット校
正印刷機では、版ＰからブランケットＢの表面にインク
像を転写する転写工程において、ピニオンギア９３とラ
ックギア９４の加工精度のばらつきにより、ブランケッ
ト胴９２と版Ｐとの相対移動と、ブランケット胴９２の
自転とに相対誤差が生じるため、転写されたインク像に
は、上記誤差にともなって、版Ｐ上の正確なインク像に
対して寸法誤差が発生する。
正印刷機では、版ＰからブランケットＢの表面にインク
像を転写する転写工程において、ピニオンギア９３とラ
ックギア９４の加工精度のばらつきにより、ブランケッ
ト胴９２と版Ｐとの相対移動と、ブランケット胴９２の
自転とに相対誤差が生じるため、転写されたインク像に
は、上記誤差にともなって、版Ｐ上の正確なインク像に
対して寸法誤差が発生する。
【００１１】また、ブランケットＢの表面に転写したイ
ンク像を被印刷物Ｇの表面に印刷する印刷工程において
も、ピニオンギア９３とラックギア９４の加工精度のば
らつきにより、ブランケット胴９２と被印刷物Ｇとの相
対移動と、ブランケット胴９２の自転とに相対誤差が生
じるため、被印刷物Ｇの表面に印刷されたインク像は、
前記転写工程における寸法誤差に、印刷工程の寸法誤差
が加わったものとなり、印刷精度が低下するのである。
ンク像を被印刷物Ｇの表面に印刷する印刷工程において
も、ピニオンギア９３とラックギア９４の加工精度のば
らつきにより、ブランケット胴９２と被印刷物Ｇとの相
対移動と、ブランケット胴９２の自転とに相対誤差が生
じるため、被印刷物Ｇの表面に印刷されたインク像は、
前記転写工程における寸法誤差に、印刷工程の寸法誤差
が加わったものとなり、印刷精度が低下するのである。
【００１２】この発明の目的は、より高精度な印刷を行
うことができるオフセット印刷機を提供することにあ
る。
うことができるオフセット印刷機を提供することにあ
る。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、この発明のオフセット印刷機は、版と被印刷物とを
所定の間隔で保持する台盤を備え、ブランケット胴の外
周面に巻回したブランケットを、台盤上に保持した版の
表面に接触させた状態で、ブランケット胴を版の表面に
沿って相対移動させつつ自転させる転写工程により、版
の表面のインク像をブランケットの表面に転写し、つい
でこのブランケットを、台盤上に保持した被印刷物の表
面に接触させた状態で、ブランケット胴を被印刷物の表
面に沿って相対移動させつつ自転させる印刷工程によ
り、ブランケットの表面のインク像を被印刷物の表面に
印刷するオフセット印刷機であって、ブランケット胴
を、当該ブランケット胴に取り付けたピニオンギアと、
台盤上の版に対する定位置に配置したラックギアとのか
み合わせによって、転写工程において自転させ、 ついで
上記ラックギアを、台盤上の被印刷物に対する定位置に
移動して、ブランケット胴のピニオンギアと、転写工程
時と同一歯の同一位置でかみ合わせて、印刷工程におい
て自転させることで、転写工程で発生する、ブランケッ
ト胴と版との相対移動と、ブランケット胴の自転との相
対誤差を、印刷工程における、ブランケット胴と被印刷
物との相対移動と、ブランケット胴の自転とにおいて再
現することで、上記誤差により、ブランケットの表面に
転写されたインク像に生じた寸法誤差を相殺しつつ、当
該インク像を被印刷物の表面に印刷することを特徴とし
ている。
の、この発明のオフセット印刷機は、版と被印刷物とを
所定の間隔で保持する台盤を備え、ブランケット胴の外
周面に巻回したブランケットを、台盤上に保持した版の
表面に接触させた状態で、ブランケット胴を版の表面に
沿って相対移動させつつ自転させる転写工程により、版
の表面のインク像をブランケットの表面に転写し、つい
でこのブランケットを、台盤上に保持した被印刷物の表
面に接触させた状態で、ブランケット胴を被印刷物の表
面に沿って相対移動させつつ自転させる印刷工程によ
り、ブランケットの表面のインク像を被印刷物の表面に
印刷するオフセット印刷機であって、ブランケット胴
を、当該ブランケット胴に取り付けたピニオンギアと、
台盤上の版に対する定位置に配置したラックギアとのか
み合わせによって、転写工程において自転させ、 ついで
上記ラックギアを、台盤上の被印刷物に対する定位置に
移動して、ブランケット胴のピニオンギアと、転写工程
時と同一歯の同一位置でかみ合わせて、印刷工程におい
て自転させることで、転写工程で発生する、ブランケッ
ト胴と版との相対移動と、ブランケット胴の自転との相
対誤差を、印刷工程における、ブランケット胴と被印刷
物との相対移動と、ブランケット胴の自転とにおいて再
現することで、上記誤差により、ブランケットの表面に
転写されたインク像に生じた寸法誤差を相殺しつつ、当
該インク像を被印刷物の表面に印刷することを特徴とし
ている。
【００１４】上記構成からなる、この発明のオフセット
印刷機によれば、転写工程で発生する前記の相対誤差
を、印刷工程において、機械工業的に可能な限り正確に
再現できるので、ブランケットの表面に転写されたイン
ク像に生じた寸法誤差を相殺しつつ、当該インク像を被
印刷物の表面に印刷することができ、従来に比べてより
高精度な印刷が可能となる。
印刷機によれば、転写工程で発生する前記の相対誤差
を、印刷工程において、機械工業的に可能な限り正確に
再現できるので、ブランケットの表面に転写されたイン
ク像に生じた寸法誤差を相殺しつつ、当該インク像を被
印刷物の表面に印刷することができ、従来に比べてより
高精度な印刷が可能となる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下にこの発明のオフセット印刷
機を、その実施の形態の一例を示す図面を参照しつつ説
明する。図１(a)(b)に示すオフセット印刷機は、その表
面に平板状の版Ｐが固定されているとともに、この版Ｐ
の表面と被印刷物Ｇの表面とが同一平面となるように、
被印刷物Ｇを版Ｐに対して所定の間隔で保持する被印刷
物保持部を兼ねている台盤１と、この台盤１の両側に、
版Ｐおよび被印刷物Ｇの表面を含む平面と平行に、一対
のラックギア２を固定した、上記台盤１を支持するため
の基台３と、外周面にブランケットＢが巻回された円筒
状のブランケット胴４と、このブランケット胴４の両端
に取り付けられた、上記ラックギア２とかみ合うピニオ
ンギア５とを備えている。
機を、その実施の形態の一例を示す図面を参照しつつ説
明する。図１(a)(b)に示すオフセット印刷機は、その表
面に平板状の版Ｐが固定されているとともに、この版Ｐ
の表面と被印刷物Ｇの表面とが同一平面となるように、
被印刷物Ｇを版Ｐに対して所定の間隔で保持する被印刷
物保持部を兼ねている台盤１と、この台盤１の両側に、
版Ｐおよび被印刷物Ｇの表面を含む平面と平行に、一対
のラックギア２を固定した、上記台盤１を支持するため
の基台３と、外周面にブランケットＢが巻回された円筒
状のブランケット胴４と、このブランケット胴４の両端
に取り付けられた、上記ラックギア２とかみ合うピニオ
ンギア５とを備えている。
【００１６】上記のうち台盤１は、その下面に取り付け
られた、リニアモータ式の移動手段６によって、基台３
の底板３０の上面に敷設されたレール７上を、版Ｐおよ
び被印刷物Ｇの表面を含む平面に沿って移動できるよう
に支持されており、それによって、台盤１と、基台３に
固定したラックギア２とが、互いに相対移動可能とされ
ている。
られた、リニアモータ式の移動手段６によって、基台３
の底板３０の上面に敷設されたレール７上を、版Ｐおよ
び被印刷物Ｇの表面を含む平面に沿って移動できるよう
に支持されており、それによって、台盤１と、基台３に
固定したラックギア２とが、互いに相対移動可能とされ
ている。
【００１７】また、上記リニアモータ式の移動手段６
は、台盤１を、レール７上の任意の位置に高精度で停止
できるものであり、図(a)中に一点鎖線で示した版Ｐの
中心線が、同図中に二点鎖線で示した基台３の中心線と
一致するように台盤１を停止させる第１の停止位置（図
の位置）と、同図中に長い破線で示した被印刷物Ｇの中
心線が、上記基台３の中心線と一致するように台盤１を
停止させる第２の停止位置の２つの停止位置が設定され
ている。
は、台盤１を、レール７上の任意の位置に高精度で停止
できるものであり、図(a)中に一点鎖線で示した版Ｐの
中心線が、同図中に二点鎖線で示した基台３の中心線と
一致するように台盤１を停止させる第１の停止位置（図
の位置）と、同図中に長い破線で示した被印刷物Ｇの中
心線が、上記基台３の中心線と一致するように台盤１を
停止させる第２の停止位置の２つの停止位置が設定され
ている。
【００１８】上記台盤１を支持するための基台３は、断
面逆Π字状で、かつその底板３０の上面に、前記レール
７が敷設されているとともに、両側板３１の上端の長さ
方向中央部に、ピニオンギア５とかみ合うラックギア２
が固定されたものである。上記ラックギア２は、図(a)
中に２本の短い破線で示した自転開始位置（左側の破
線）と自転終了位置（右側の破線）の間をピニオンギア
５が移動する間に、当該ピニオンギア５がちょうど１回
転する、つまりブランケット胴４が１回転、自転するよ
うに、歯数と長さが設定されている。
面逆Π字状で、かつその底板３０の上面に、前記レール
７が敷設されているとともに、両側板３１の上端の長さ
方向中央部に、ピニオンギア５とかみ合うラックギア２
が固定されたものである。上記ラックギア２は、図(a)
中に２本の短い破線で示した自転開始位置（左側の破
線）と自転終了位置（右側の破線）の間をピニオンギア
５が移動する間に、当該ピニオンギア５がちょうど１回
転する、つまりブランケット胴４が１回転、自転するよ
うに、歯数と長さが設定されている。
【００１９】ブランケット胴４は、従来のものと同様
に、その軸４ａの両端が、エアシリンダ８の先端に回転
自在に保持された状態で、当該エアシリンダ８ごと、図
(a)中に白矢印で示すように、台盤１に対して、版Ｐお
よび被印刷物Ｇの表面を含む平面に沿って移動可能に配
置されている。上記エアシリンダ８は、ブランケット胴
４の外周面に巻回されたブランケットＢを、転写工程に
おいて版Ｐの表面に接触させ、また印刷工程において被
印刷物Ｇの表面に接触させるとともに、転写工程および
印刷工程が終了したそれぞれの時点で、ブランケット胴
４を図に示す位置に戻す際に、ブランケットＢが上記版
Ｐや被印刷物Ｇの表面に接触しないように持ち上げるべ
く、ブランケット胴４の高さを２段階で変更するための
ものである。
に、その軸４ａの両端が、エアシリンダ８の先端に回転
自在に保持された状態で、当該エアシリンダ８ごと、図
(a)中に白矢印で示すように、台盤１に対して、版Ｐお
よび被印刷物Ｇの表面を含む平面に沿って移動可能に配
置されている。上記エアシリンダ８は、ブランケット胴
４の外周面に巻回されたブランケットＢを、転写工程に
おいて版Ｐの表面に接触させ、また印刷工程において被
印刷物Ｇの表面に接触させるとともに、転写工程および
印刷工程が終了したそれぞれの時点で、ブランケット胴
４を図に示す位置に戻す際に、ブランケットＢが上記版
Ｐや被印刷物Ｇの表面に接触しないように持ち上げるべ
く、ブランケット胴４の高さを２段階で変更するための
ものである。
【００２０】上記各部からなるオフセット印刷機を用い
て印刷を行う場合は、まず版Ｐと被印刷物Ｇとを、台盤
１の所定の位置にセットするとともに、版Ｐの表面にイ
ンク像を形成する。つぎに、台盤１を移動手段６によっ
て移動させて、図に示す第１の停止位置、すなわち版Ｐ
の中心線（一点鎖線）が、基台３の中心線（二点鎖線）
と一致する位置で停止させるとともに、ブランケット胴
４を移動させて、ラックギア２の左側の短い破線の位
置、すなわち自転開始位置までもって行く。
て印刷を行う場合は、まず版Ｐと被印刷物Ｇとを、台盤
１の所定の位置にセットするとともに、版Ｐの表面にイ
ンク像を形成する。つぎに、台盤１を移動手段６によっ
て移動させて、図に示す第１の停止位置、すなわち版Ｐ
の中心線（一点鎖線）が、基台３の中心線（二点鎖線）
と一致する位置で停止させるとともに、ブランケット胴
４を移動させて、ラックギア２の左側の短い破線の位
置、すなわち自転開始位置までもって行く。
【００２１】そしてエアシリンダ８を動作させてブラン
ケット胴４を下降させて、ピニオンギア５とラックギア
２とをかみ合わせるとともに、ブランケット胴４の外周
面に巻回されたブランケットＢが、版Ｐの表面に所定の
圧力（ニップ圧）にて接触するように、ブランケット胴
４の高さを設定する。この状態で、ブランケット胴４
を、白矢印で示すように、版Ｐおよび被印刷物Ｇの表面
を含む平面に沿って移動させると、当該ブランケット胴
４が、ピニオンギア５とラックギア２とのかみ合わせに
よって自転を開始する。
ケット胴４を下降させて、ピニオンギア５とラックギア
２とをかみ合わせるとともに、ブランケット胴４の外周
面に巻回されたブランケットＢが、版Ｐの表面に所定の
圧力（ニップ圧）にて接触するように、ブランケット胴
４の高さを設定する。この状態で、ブランケット胴４
を、白矢印で示すように、版Ｐおよび被印刷物Ｇの表面
を含む平面に沿って移動させると、当該ブランケット胴
４が、ピニオンギア５とラックギア２とのかみ合わせに
よって自転を開始する。
【００２２】そして、ブランケット胴４の外周面に巻回
されたブランケットＢが、版Ｐの表面に接触した状態
で、ブランケット胴４が自転して、当該版Ｐの表面のイ
ンク像がブランケットＢの表面に転写される〔転写工
程〕。つぎに、ブランケット胴４がラックギア２の右側
の短い破線の位置、すなわち自転終了位置まで自転しな
がら移動した段階で、ブランケット胴４の、白矢印の方
向への移動を停止し、エアシリンダ８を動作させてブラ
ンケット胴４を上昇させて、ピニオンギア５とラックギ
ア２のかみ合わせを解除するとともに、ブランケットＢ
が版Ｐの表面に接触しないように、ブランケット胴４の
高さを設定した後、当該ブランケット胴４を、白矢印と
反対方向に移動させて、図に示す位置に戻す。
されたブランケットＢが、版Ｐの表面に接触した状態
で、ブランケット胴４が自転して、当該版Ｐの表面のイ
ンク像がブランケットＢの表面に転写される〔転写工
程〕。つぎに、ブランケット胴４がラックギア２の右側
の短い破線の位置、すなわち自転終了位置まで自転しな
がら移動した段階で、ブランケット胴４の、白矢印の方
向への移動を停止し、エアシリンダ８を動作させてブラ
ンケット胴４を上昇させて、ピニオンギア５とラックギ
ア２のかみ合わせを解除するとともに、ブランケットＢ
が版Ｐの表面に接触しないように、ブランケット胴４の
高さを設定した後、当該ブランケット胴４を、白矢印と
反対方向に移動させて、図に示す位置に戻す。
【００２３】つぎに、台盤１を移動手段６によって移動
させて、今度は被印刷物の中心線（長い破線）が、基台
３の中心線（二点鎖線）と一致する第２の停止位置で停
止させるとともに、ブランケット胴４を移動させて、ラ
ックギア２の左側の短い破線で示す自転開始位置までも
って行く。そしてエアシリンダ８を動作させてブランケ
ット胴４を下降させて、ピニオンギア５とラックギア２
とをかみ合わせるとともに、ブランケット胴４の外周面
に巻回されたブランケットＢが、被印刷物Ｇの表面に所
定の圧力（ニップ圧）にて接触するように、ブランケッ
ト胴４の高さを設定する。
させて、今度は被印刷物の中心線（長い破線）が、基台
３の中心線（二点鎖線）と一致する第２の停止位置で停
止させるとともに、ブランケット胴４を移動させて、ラ
ックギア２の左側の短い破線で示す自転開始位置までも
って行く。そしてエアシリンダ８を動作させてブランケ
ット胴４を下降させて、ピニオンギア５とラックギア２
とをかみ合わせるとともに、ブランケット胴４の外周面
に巻回されたブランケットＢが、被印刷物Ｇの表面に所
定の圧力（ニップ圧）にて接触するように、ブランケッ
ト胴４の高さを設定する。
【００２４】この状態では、ピニオンギア５とラックギ
ア２とが、先の転写工程の際と同一歯の同一位置でかみ
合う。そこでブランケット胴４を、上記白矢印で示すよ
うに、版Ｐおよび被印刷物Ｇの表面を含む平面に沿って
移動させると、当該ブランケット胴４が、ピニオンギア
５とラックギア２との、先の転写工程と同一歯のかみ合
わせによって、まったく同じ回転状態で自転を開始す
る。
ア２とが、先の転写工程の際と同一歯の同一位置でかみ
合う。そこでブランケット胴４を、上記白矢印で示すよ
うに、版Ｐおよび被印刷物Ｇの表面を含む平面に沿って
移動させると、当該ブランケット胴４が、ピニオンギア
５とラックギア２との、先の転写工程と同一歯のかみ合
わせによって、まったく同じ回転状態で自転を開始す
る。
【００２５】そして、ブランケット胴４の外周面に巻回
されたブランケットＢが、被印刷物Ｇの表面に接触した
状態で、ブランケット胴４が、先の転写工程とまったく
同じ回転状態で自転して、ブランケットＢの表面に転写
されたインク像が、被印刷物Ｇの表面に印刷される〔印
刷工程〕。つぎに、ブランケット胴４がラックギア２の
右側の短い破線の位置、すなわち自転終了位置まで自転
しながら移動した段階で、ブランケット胴４の移動を停
止し、エアシリンダ８を動作させてブランケット胴４を
上昇させて、ピニオンギア５とラックギア２のかみ合わ
せを解除するとともに、ブランケットＢが被印刷物Ｇの
表面に接触しないように、ブランケット胴４の高さを設
定した後、当該ブランケット胴４を、白矢印と反対方向
に移動させて、図に示す位置に戻すと、１回の印刷が終
了する。
されたブランケットＢが、被印刷物Ｇの表面に接触した
状態で、ブランケット胴４が、先の転写工程とまったく
同じ回転状態で自転して、ブランケットＢの表面に転写
されたインク像が、被印刷物Ｇの表面に印刷される〔印
刷工程〕。つぎに、ブランケット胴４がラックギア２の
右側の短い破線の位置、すなわち自転終了位置まで自転
しながら移動した段階で、ブランケット胴４の移動を停
止し、エアシリンダ８を動作させてブランケット胴４を
上昇させて、ピニオンギア５とラックギア２のかみ合わ
せを解除するとともに、ブランケットＢが被印刷物Ｇの
表面に接触しないように、ブランケット胴４の高さを設
定した後、当該ブランケット胴４を、白矢印と反対方向
に移動させて、図に示す位置に戻すと、１回の印刷が終
了する。
【００２６】以上のように、図１(a)(b)に示したオフセ
ット印刷機によれば、版Ｐの表面のインク像をブランケ
ットＢの表面に転写する際、およびこのインク像を被印
刷物Ｇの表面に印刷する際に、ラックギア２とピニオン
ギア５が同一歯の同一位置でかみ合うので、上記２つの
工程の際に、ブランケット胴４およびブランケットＢ
を、全く同じ回転状態で自転させることができる。
ット印刷機によれば、版Ｐの表面のインク像をブランケ
ットＢの表面に転写する際、およびこのインク像を被印
刷物Ｇの表面に印刷する際に、ラックギア２とピニオン
ギア５が同一歯の同一位置でかみ合うので、上記２つの
工程の際に、ブランケット胴４およびブランケットＢ
を、全く同じ回転状態で自転させることができる。
【００２７】よってこのオフセット印刷機によれば、ラ
ックギア２やピニオンギア５の加工精度のばらつきが原
因で、転写工程で発生する、ブランケット胴４と版Ｐと
の相対移動と、ブランケット胴４の自転との相対誤差
を、上記ラックギア２、ピニオンギア５の同一歯の同一
位置でのかみ合わせによって、印刷工程における、ブラ
ンケット胴４と被印刷物Ｇとの相対移動と、ブランケッ
ト胴４の自転とにおいてそっくりそのまま再現できるの
で、転写工程における上記誤差により、ブランケットＢ
の表面に転写されたインク像に生じた寸法誤差を相殺し
つつ、当該インク像を被印刷物Ｇの表面に印刷でき、よ
り高精度な印刷を行うことが可能となる。
ックギア２やピニオンギア５の加工精度のばらつきが原
因で、転写工程で発生する、ブランケット胴４と版Ｐと
の相対移動と、ブランケット胴４の自転との相対誤差
を、上記ラックギア２、ピニオンギア５の同一歯の同一
位置でのかみ合わせによって、印刷工程における、ブラ
ンケット胴４と被印刷物Ｇとの相対移動と、ブランケッ
ト胴４の自転とにおいてそっくりそのまま再現できるの
で、転写工程における上記誤差により、ブランケットＢ
の表面に転写されたインク像に生じた寸法誤差を相殺し
つつ、当該インク像を被印刷物Ｇの表面に印刷でき、よ
り高精度な印刷を行うことが可能となる。
【００２８】なお今回は図示しなかったが、版Ｐとブラ
ンケットＢ、ブランケットＢと被印刷物Ｇのニップ圧の
調整は、通常の平板用のオフセット印刷機等と同様に、
ベアラーによる版Ｐや被印刷物Ｇの高さ調整で行うよう
にすればよい。また図のオフセット印刷機では、ラック
ギア２を基台３に固定し、台盤１を基台３に対して移動
可能としていたが、逆に台盤１を固定して、ラックギア
２を移動可能としてもよい。
ンケットＢ、ブランケットＢと被印刷物Ｇのニップ圧の
調整は、通常の平板用のオフセット印刷機等と同様に、
ベアラーによる版Ｐや被印刷物Ｇの高さ調整で行うよう
にすればよい。また図のオフセット印刷機では、ラック
ギア２を基台３に固定し、台盤１を基台３に対して移動
可能としていたが、逆に台盤１を固定して、ラックギア
２を移動可能としてもよい。
【００２９】また図のオフセット印刷機では、停止させ
た台盤１とラックギア２に対して、ブランケット胴４を
移動させていたが、逆にブランケット胴４を固定して、
台盤１とラックギア２を移動させてもよい。
た台盤１とラックギア２に対して、ブランケット胴４を
移動させていたが、逆にブランケット胴４を固定して、
台盤１とラックギア２を移動させてもよい。
【００３０】
【実施例】以下にこの発明を、実施例、比較例に基づい
て説明する。 実施例 幅３５μｍのストライプを縦方向、すなわちブランケッ
ト胴の移動方向と平行な方向に幅３００μｍ間隔で６４
０本、横方向、すなわち上記と直交する方向に幅１００
μｍ間隔で１９２０本、格子状に並べたパターンを有す
る版を作製した。そしてこの版を、図１(a)(b)に示した
オフセット印刷機にセットし、ガラス用の黒インキを用
いて、被印刷物であるガラス基板１０枚の表面に、上記
パターンに対応するインク像を連続印刷した。 比較例 前記の版を、図２(a)(b)に示した従来のオフセット校正
印刷機にセットし、ガラス用の黒インキを用いて、被印
刷物であるガラス基板１０枚の表面に、上記パターンに
対応するインク像を連続印刷した。
て説明する。 実施例 幅３５μｍのストライプを縦方向、すなわちブランケッ
ト胴の移動方向と平行な方向に幅３００μｍ間隔で６４
０本、横方向、すなわち上記と直交する方向に幅１００
μｍ間隔で１９２０本、格子状に並べたパターンを有す
る版を作製した。そしてこの版を、図１(a)(b)に示した
オフセット印刷機にセットし、ガラス用の黒インキを用
いて、被印刷物であるガラス基板１０枚の表面に、上記
パターンに対応するインク像を連続印刷した。 比較例 前記の版を、図２(a)(b)に示した従来のオフセット校正
印刷機にセットし、ガラス用の黒インキを用いて、被印
刷物であるガラス基板１０枚の表面に、上記パターンに
対応するインク像を連続印刷した。
【００３１】上記実施例、比較例でえられた印刷のうち
横方向のストライプの３０個所について、版の対応する
位置から縦方向にどれだけずれているか、その絶対値を
測定するとともに、縦方向のストライプの３０個所につ
いて、同様に版の対応する位置から横方向にどれだけず
れているか、その絶対値を測定した。上記の測定を、そ
れぞれ１０枚ずつのサンプルについて行い、その結果を
平均したところ、横方向のストライプの縦方向へのずれ
は、実施例の印刷機を用いた場合で１．５μｍ、比較例
の印刷機を用いた場合で８．１μｍであった。また縦方
向のストライプの横方向へのずれは、実施例の印刷機を
用いた場合で１．４μｍ、比較例の印刷機を用いた場合
で５．９μｍであった。
横方向のストライプの３０個所について、版の対応する
位置から縦方向にどれだけずれているか、その絶対値を
測定するとともに、縦方向のストライプの３０個所につ
いて、同様に版の対応する位置から横方向にどれだけず
れているか、その絶対値を測定した。上記の測定を、そ
れぞれ１０枚ずつのサンプルについて行い、その結果を
平均したところ、横方向のストライプの縦方向へのずれ
は、実施例の印刷機を用いた場合で１．５μｍ、比較例
の印刷機を用いた場合で８．１μｍであった。また縦方
向のストライプの横方向へのずれは、実施例の印刷機を
用いた場合で１．４μｍ、比較例の印刷機を用いた場合
で５．９μｍであった。
【００３２】以上の結果より、実施例のオフセット印刷
機を用いれば、印刷精度を飛躍的に向上できることが確
認された。
機を用いれば、印刷精度を飛躍的に向上できることが確
認された。
【００３３】
【発明の効果】以上のごとくこの発明のオフセット印刷
機によれば、ブランケットの表面に転写されたインク像
に生じた寸法誤差を相殺しつつ、当該インク像を被印刷
物の表面に印刷できるので、より高精度な印刷を行うこ
とが可能となる。
機によれば、ブランケットの表面に転写されたインク像
に生じた寸法誤差を相殺しつつ、当該インク像を被印刷
物の表面に印刷できるので、より高精度な印刷を行うこ
とが可能となる。
【図１】同図(a)は、この発明のオフセット印刷機の一
例を示す断面図、同図(b)は平面図である。
例を示す断面図、同図(b)は平面図である。
【図２】同図(a)は、従来のオフセット校正印刷機の一
例を示す断面図、同図(b)は平面図である。
例を示す断面図、同図(b)は平面図である。
１ 台盤（被印刷物保持部） ２ ラックギア ４ ブランケット胴 ５ ピニオンギア Ｂ ブランケット Ｐ 版 Ｇ 被印刷物
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平４−33541（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41F 3/34 B41F 3/20 B41F 3/66 B41F 17/14
Claims (1)
- 【請求項１】版と被印刷物とを所定の間隔で保持する台
盤を備え、ブランケット胴の外周面に巻回したブランケ
ットを、台盤上に保持した版の表面に接触させた状態
で、ブランケット胴を版の表面に沿って相対移動させつ
つ自転させる転写工程により、版の表面のインク像をブ
ランケットの表面に転写し、ついでこのブランケット
を、台盤上に保持した被印刷物の表面に接触させた状態
で、ブランケット胴を被印刷物の表面に沿って相対移動
させつつ自転させる印刷工程により、ブランケットの表
面のインク像を被印刷物の表面に印刷するオフセット印
刷機であって、ブランケット胴を、当該ブランケット胴に取り付けたピ
ニオンギアと、台盤上の版に対する定位置に配置したラ
ックギアとのかみ合わせによって、転写工程において自
転させ、 ついで上記ラックギアを、台盤上の被印刷物に対する定
位置に移動して、ブランケット胴のピニオンギアと、転
写工程時と同一歯の同一位置でかみ合わせて、印刷工程
において自転させることで、 転写工程で発生する、ブランケット胴と版との相対移動
と、ブランケット胴の自転との相対誤差を、印刷工程に
おける、ブランケット胴と被印刷物との相対移動と、ブ
ランケット胴の自転とにおいて再現することで、 上記誤差により、ブランケットの表面に転写されたイン
ク像に生じた寸法誤差を相殺しつつ、当該インク像を被
印刷物の表面に印刷することを特徴とするオフセット印
刷機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18600295A JP3162267B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | オフセット印刷機 |
| KR1019960028716A KR100434947B1 (ko) | 1995-07-21 | 1996-07-16 | 오프셋인쇄방법 |
| US08/683,412 US5715754A (en) | 1995-07-21 | 1996-07-19 | Offset printing method |
| TW085108896A TW346449B (en) | 1995-07-21 | 1996-07-22 | Offset printing method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18600295A JP3162267B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | オフセット印刷機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929927A JPH0929927A (ja) | 1997-02-04 |
| JP3162267B2 true JP3162267B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=16180657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18600295A Expired - Fee Related JP3162267B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | オフセット印刷機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5715754A (ja) |
| JP (1) | JP3162267B2 (ja) |
| KR (1) | KR100434947B1 (ja) |
| TW (1) | TW346449B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101785971B1 (ko) * | 2015-06-05 | 2017-10-18 | 주식회사 루시카토 | 도넛 모양팁과 이를 이용한 마카롱의 제조 방법 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6272648B1 (en) * | 1997-05-13 | 2001-08-07 | Micron Electronics, Inc. | System for communicating a software-generated pulse waveform between two servers in a network |
| JP3442016B2 (ja) * | 1999-11-26 | 2003-09-02 | 央紀 南波 | 印刷装置 |
| JP2006159649A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 印刷機 |
| KR100957703B1 (ko) * | 2007-04-13 | 2010-05-12 | 주식회사 엘지화학 | 미세패턴 형성 방법 |
| CA2702732A1 (en) * | 2007-11-07 | 2009-05-14 | Basf Se | New fiber products |
| US8074569B2 (en) * | 2007-11-09 | 2011-12-13 | Illinois Tool Works Inc. | Roller pad printer and method for printing |
| KR100953495B1 (ko) * | 2008-05-21 | 2010-04-16 | 건국대학교 산학협력단 | 롤투롤 방식 인쇄 방법 및 장치 |
| JP2010253770A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Ihi Corp | オフセット印刷方法及び装置 |
| US8724177B2 (en) * | 2010-06-09 | 2014-05-13 | Korea Institute Of Machinery & Materials | Printing apparatus having automatic printing sheet feeder |
| CN102152614A (zh) * | 2011-06-03 | 2011-08-17 | 上海易可文化用品有限公司 | 多功能烫印模压机 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01168452A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 精密印刷用のオフセット印刷機 |
| US5367953A (en) * | 1992-07-01 | 1994-11-29 | Nsk Ltd. | Roller offset printing apparatus |
| JPH06305108A (ja) * | 1993-04-23 | 1994-11-01 | Dainippon Printing Co Ltd | オフセット印刷装置 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP18600295A patent/JP3162267B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-07-16 KR KR1019960028716A patent/KR100434947B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-07-19 US US08/683,412 patent/US5715754A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-07-22 TW TW085108896A patent/TW346449B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101785971B1 (ko) * | 2015-06-05 | 2017-10-18 | 주식회사 루시카토 | 도넛 모양팁과 이를 이용한 마카롱의 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW346449B (en) | 1998-12-01 |
| KR100434947B1 (ko) | 2004-08-18 |
| JPH0929927A (ja) | 1997-02-04 |
| US5715754A (en) | 1998-02-10 |
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