JPH01168452A - 精密印刷用のオフセット印刷機 - Google Patents

精密印刷用のオフセット印刷機

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Publication number
JPH01168452A
JPH01168452A JP32746787A JP32746787A JPH01168452A JP H01168452 A JPH01168452 A JP H01168452A JP 32746787 A JP32746787 A JP 32746787A JP 32746787 A JP32746787 A JP 32746787A JP H01168452 A JPH01168452 A JP H01168452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
blanket cylinder
ink
blanket
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP32746787A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Fujita
藤田 昌信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP32746787A priority Critical patent/JPH01168452A/ja
Publication of JPH01168452A publication Critical patent/JPH01168452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 °〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶装置に使用されるカラー7、イルター等
の精密印刷物を作るための精密印刷用のオフセット印刷
機に関する。
〔従来の技術〕
最近、印刷技術が電子工業用にも使用され、特にエツチ
ングやメツキに用いる際のレジスト膜を印刷によって形
成することがしばしば行われてぃる、このような印刷の
方式としては厚膜の得られるスクリーン印刷法が主流で
あるが、これに加えて、オフセット印刷法も研究されて
いる。液晶表示装置に使用されるカラーフィルターの内
、時分割数の少ないものはオフセット印刷法によって印
刷されることがある。すなわち、第4.5図に示すよう
なオフセット印刷機が使用され、このオフセット印刷機
は印刷台40を有し、この印刷台40の左側には被印刷
物41が載置され、その右側には版42が載置される。
前記印刷台40の左右には、ラック43.43が形成さ
れ、このラック43は印刷台上に設けられたブランケッ
ト胴44の左右に形成されたピニオン45.45に係合
している。前記ブランケット胴44は左右の固定された
支持板46.46に回転自在に支持されている。印刷の
際には、まず印刷台40を図上左側に移動させ版インキ
詰めされた版42のインキをブランケット胴44の外周
面に転移させる。前記印刷台40の左方向の移動に伴な
ってブラケット胴44の左右のピニオン45も回転し、
このようにして印刷台40とブランケット胴44とは同
期して回転するようになっている0次いで、印刷台40
を図上右側方向へ移動せしめ、被印刷物41とブランケ
ット胴外周面とを接触せしめる。このようにブランケッ
ト胴を介してインキ転移を行う場合に、印刷精度や画質
を維持するためには種々の条件が必要である。すなわち
、 1) インキ適性、すなわち、インキのタック値、粘度
、乾燥速度が適当であること、 2)ブランゲット適性、すなわち、ブランゲットのゴム
の硬度、平担性、耐溶剤性およびブランケット胴の真円
度、直径の寸法等が良好であること、3)版、被印刷体
と、ブランケットとの印圧、印圧のクリアランスが適度
であること、 4)印刷時、版と被印刷体が動かないこと、5)印刷時
、ブランケット外周速度と、版および被印刷物とブラン
ケットの相対速度が概ね一致していること、 などがあげられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
精密印刷の為には上述のような種々の条件が必要である
が、第4.5図に示した従来のオフセット印刷機におい
ては、ブランケット胴44の外周径とピニオンギア45
の有効外周径が正確に同心円状に配室されているとは限
らない為、版および被印刷体状で不規則なスリップ又は
ブランケットゴムの伸縮が行われる。また、前記ブラン
ケット胴44は支持板46に回転自在に係合しているけ
れども、前記ブランケット胴が必ずしも正確な円形を有
しておらず、わずかに信心している場合も生ずる。
さらに、版42からブランケット胴へインキ転移する場
合と、被印刷体41にブランケット胴44からインキを
転移する場合とでは、ラック43とピニオン45の係合
状態が異なってくる。
すなわち、版42からブランケット胴44にインキ転移
する場合には右側のラック部分がとニオン45に係合す
るが、被印刷物41にブランケット胴からインキを転移
する場合には、左側のラックがピニオン45に係合する
。このようなことがら、印刷物の寸法精度、画素間の相
対位置精度が十分でなく、従来のオフセット印刷機では
、精密度を要求される時分割数の多い液晶表示装置と併
用されるカラーフィルター等の精密印刷は困難であった
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、水平方向に移動可能な印刷台上に印
刷台の移動に伴って回転するようにブランケット胴を設
け、印刷台を移動させながらその上にセットされインキ
詰めされた版からブランゲットにインキを転写させた後
に、印刷台を移動させながらその上にセットされた被印
刷体にブランケットからインキ転移を行なうようにした
精密印刷用のオフセット印刷機において、前記ブランケ
ット胴をそれが鉛直方向に可動なように固定フレームに
取付けられた支持部材に係合せしめ、前記ブランケット
胴の自重によって印圧を与えるようにした。
〔作用〕
ブランケット胴の左右は支持板に鉛直方向移動自在に係
合しており、印刷時の印圧はブランケット胴の自重によ
って与えられる。このように印圧をブランケット胴の自
重によって与えれば、たとえ、ブランケット胴が偏心し
ていなり、あるいはブランケット外周径とピニオンギア
の有効外周径が正確な同心円でなくても、常に、一定圧
の印圧が被印刷体に与えられる。従って、画素の寸法精
度及び画素間の相対位置精度が著しく向上する。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図を参照して本発明の1実施例に
ついて説明する。
第1図及び第2図において、印刷台1の左右にはラック
2.2が形成されている。前記印刷台1の図上左側には
版P 及び被印刷体P1の設置場所が設けられ、前記印
刷台1の図上右側上方にはブランケット胴3が取付けら
れている。前記ブランケットIr13の左右にはピニオ
ン4,4が形成され、このピニオン4が前記印刷台1の
ラック2に係合している。
前記ブランケット胴3の左右には軸a、aが設けられ、
この軸aは支持板5に回転自在に取付けられている。前
記支持板5の左右には長穴8,8が形成され、この長穴
8には固定板6に固着された支持ビン7.7が係合して
いる。前記固定板6は水平方向に伸びる支持テーブル1
6の一端から立設され、前記支持板の中央にはガイドレ
ール10が形成されている。このガイドレール10は前
記支持板に形成されたアリ消9に係合している。
このような構造によって前記ブランケット胴3は鉛直方
向に移動自在に固定板6に保持されることとなる。
前記印刷台1の略中夫には部材14が下方に突出して形
成され、この部材14はボールスクリュー12に係合し
、このボールスクリュー12はモータ13によって回転
される。前記印刷台1には真空吸着部15が形成され、
この真空吸着部15には真空管15aが臨まされ、この
真空管15aは真空ポンプに接続されている。前記真空
吸着部15は版P および被印刷体P1を真空吸着する
ためのものである、また、前記版P。及び被印刷体P1
は位置決めビン11,11.・・・11によっても位置
決めされる。前記ブランケット胴3の支持板5の中央部
分には加圧減機構としての錘支持部17が形成され、こ
の錘支持部17には必要に応じて、錘が挿入され、この
錘の量によって印圧を変化させるようになっている。前
記ラック2及びピニオン4は有効径が150朋であり、
前記ブランケット胴3の材質はアルミニウム合金からな
る。このブランケット胴3の周囲は高度60′″のシリ
コンゴムによって覆われ、このゴムの厚さは3II11
1であり、ブランケット胴の直径は150 +mである
。前記位置決めビン11はマイクロメータを備え、この
マイクロメータによって位置決めビンの正確な調整が行
なわれる。
次に、作用について説明する。
まず、インキ詰めをされた版P。を印刷台1の真空吸着
部15上に載置せしめ、これとともに位置決めビン11
によって前記版P。を正確に位置決めする0次いで、モ
ータ13を回転し印刷台1を図上右方向に移動せしめる
。前記ラック2とピニオン4との係合により印刷台1が
図上右側へ移動する際にこれと同期してブランケット胴
3が回転し、版P。上のインキがブランケット胴の外周
面に転移する。このインキ転移終了後、前記印刷台1は
モータ13の逆転によって元の位置に戻される。
次に版P。を除去したのち、被印刷体P1を真空吸着部
15上に載置せしめるとともに、前述したように位置決
めビン11を操作し、被印刷体P1の正確な位置決めを
行う、この後、前記印刷台1は図上右側方向にモータ1
3の回転によって移動し、ブランケット胴の外周面のイ
ンキを被印刷体P1に転移させる。この被印刷体P1へ
のインキ転移が終了したならば、前記印刷台1はモータ
13の逆転によって再び元の位置に戻される。
前記ブランケット胴3は所定の印圧よりもあらかじめ軽
く形成され、前記支持板5に形成された踵支持部17に
錘を挿入することによって適宜印圧を調整する。
一般に、オフセット印刷の刷り方向に対する再現性を阻
害する直接的な原因はブランケットゴムと版及び被印刷
体間の表面摩擦の違いおよびブランケットゴムにおける
版および被印刷体上の伸縮の違いである。ところが、本
発明においては、前記ブランケット胴3が鉛直方向に移
動自在に支持され、印圧はすべてブランケット胴の自重
によって与えられるので、ブランケット胴3が偏心して
いたり、あるいはブランケット外周円とピニオン4の有
効外周径が正確に同心円でなくても、被印刷体及び版に
は常に一定の印圧が加えられることとなり、表面摩擦の
不安定さやブランケットゴムの伸縮を一定とすることが
でき、印刷精度が向上する。
また、本発明においては、前記板P。及び被印刷体P1
は印刷台1の同一位置に正確に位置決めされ、版P。か
らブランケット胴の外周面にインキを転移する場合とブ
ランケット胴外周面のインキを被印刷体P。に転移する
場合とで、ラック2とピニオン4の噛合い状態(位置)
を同一としているので、ラック2とピニオン4の噛合い
位置の相違に基づく印刷精度の不安定を有効に防止でき
る。
本発明のインキ転移の状態を第3図を参照して説明する
版Poのパターン20をブランケット胴21に転移した
ときには、表面摩擦やブランケットゴムの伸縮によりブ
ランケット胴外周面のパターン21は版Po上のパター
ン20よりもΔχだけ大きくなる。しかしながら、ブラ
ンケット胴外周面のインキを被印刷体P1へ転移すると
、印圧が常に一定なため、被印刷体P1上でのパターン
22は、Δχだけ縮むことになり、版P。上のパターン
20が被印刷体P1上へ正確な寸法で転移されることと
なる。すなわち、本発明によれば版P。
からブランケットゴム上にインキ転移する場合のマイク
ロスリップおよびマイクロ収縮が一定の印圧のためにブ
ラケットゴム上から被印刷体P1ヘインキする場合のそ
れらと概ね等しくなる。
以下に本発明のオフセット印刷機を用いて、カラーフィ
ルターを印刷した場合の実験例について説明する。 こ
の実験においては、版Poにおける外周サイズが80,
000  (關) x 100,000(am)のモザ
イク配列カラーフィルターパターンの凹版を用いて、印
刷し、従来法の印刷物と寸法比教した0寸法は、東京精
密■測長1ICP−3を用いた。
本実験例によれば横方向における寸法精度においては従
来法と差はないが、本発明における版Po上におけるパ
ターンと被印刷体P1上におけるパターンとがその刷り
方向の外周寸法においてほとんど違いのないことがわか
る。
〔発明の効果〕
本発明においては、ブランケット胴3が鉛直方向に移動
自在に支持されており、印刷時においで常に一定の印圧
が与えられることになり、版P。
からブランケット胴3の外周面にインキを転移する場合
とブランケット胴3から被印刷体P1にインキを転移す
る場合とでそのインキ転移状態が同一となり、従って、
カラーフィルター等の精密さを要求される印刷を正確な
寸法で行なうことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオフセット印刷機の平面図、第2図は
同側面図、第3図はインキ転移状態を示す説明図、第4
図は従来のオフセット印刷機の平面図、第5図は同側面
図である。 1・・・印刷台、2・・・ラック、3・・・ブランケッ
ト胴、4・・・ピニオン、5・・・支持板、15・・・
真空吸着部、17・I・錘支持部。 出願人代理人  石  川  泰  男第  1  図 第  2  図 第  3  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水平方向に移動可能な印刷台上に印刷台の移動に伴
    って回転するようにブランケット胴を設け、印刷台を移
    動させながらその上にセットされインキ詰めされた版か
    らブランケットにインキを転写させた後に、印刷台を移
    動させながらその上にセットされた被印刷体にブランケ
    ットからインキ転移を行なうようにした精密印刷用のオ
    フセット印刷機において、前記ブランケット胴をそれが
    鉛直方向に可動なように固定フレームに取付けられた支
    持部材に係合せしめ、前記ブランケット胴の自重によっ
    て印圧を与えることを特徴とする精密印刷用のオフセッ
    ト印刷機。 2、前記ブランケット胴と支持部材の係合部に印圧調整
    のための加減圧機構を備えた特許請求の範囲第1項記載
    の精密印刷用のオフセット印刷機。 3、前記印刷台にラックを設けるとともにブランケット
    胴にピニオンを設け、前記印刷台の同一位置に版と被印
    刷体を設置し版からブランケット胴およびブランケット
    胴から被印刷物にインキを転移するときに前記ラックと
    ピニオンが同一係合関係を有するように印刷台が移動す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の精密印刷用のオフセット印刷機。
JP32746787A 1987-12-25 1987-12-25 精密印刷用のオフセット印刷機 Pending JPH01168452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32746787A JPH01168452A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 精密印刷用のオフセット印刷機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32746787A JPH01168452A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 精密印刷用のオフセット印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01168452A true JPH01168452A (ja) 1989-07-03

Family

ID=18199487

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32746787A Pending JPH01168452A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 精密印刷用のオフセット印刷機

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JP (1) JPH01168452A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434947B1 (ko) * 1995-07-21 2004-08-18 스미토모 고무 고교 가부시키가이샤 오프셋인쇄방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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