JPH03105556A - 文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ワードプロセッサ等の文書処理装置に係り、
特に、文書の行属性の設定に関する。

（口）従来の技術 特公昭６３−４６４３０号公報には、ワードプロセッサ
等の文書処理装置において、文書の各行の行ピッチを行
単位に変更可能とし、これら行ピッチをテキストメモリ
の各行の先頭領域に格納する技術が開示されている。

一般に、ワードプロセッサにおいて、行単位に変更可能
なものは、上記公報に開示された行ピッチの他、印刷文
字の大きさ（印字ポイント），縦倍もしくは拡大の有無
，横書きと縦書きの指定等種々に及び、これらは行の性
格を表わすことから、通常、行属性もしくは行書式と呼
ばれている。そして、これらの行属性も上記公報と同様
、テキストメモリの各行の一部に記憶されることが多い
。

又、行属性の設定は、例えば、「三洋ワードプロセッサ
ＳＷＰ−３６０の使用説明書」に開示されているように
、従来は、先ず、行属性（行書式）を変更しようとする
行をカーソルによって指定し、次に、変更を指示するキ
ー人力に応答して画面上に行属性の設定メニューを表示
し、この設定メニュー上ゝにおいて行ピッチ等の個々の
項目について設定を行い、設定後、実行キーの入力によ
り変更された行属性の内容をテキストメモリの対応する
領域に書込むようにしていた。

（ハ）発明が解決しようとする課題 従来の行属性の設定は、上述した如く、変更しようとす
る行において設定メニューを表示し、その個々の項目に
ついて設定を行うものであったので、複数行に対し同じ
行属性を設定する場合も、各行毎に一々設定メニューの
表示とその個々の項目についての設定を繰り返さねばな
らず、操作性が悪く、作業時間も長くかかるものであっ
た。

（二〉課題を解決するための手段 本発明は、入力手段と、表示手段と、該表示手段上で文
書の行を指定する行指定手段と、文書の各行の行属性を
行単位に格納する格納手段と、行属性を一時記憶する行
属性メモリと、前記入力手段からの第１の指示に応じて
前記行指定手段により指定された行の行属性を前記格納
手段から読出し前記行属性メモリに記憶する第１制御手
段と、前記入力手段からの第２の指示に応じて前記行属
性メモリから行属性を読出し、前記行指定手段により指
定された行に対応する前記格納手段の領域に前記読出し
た行属性を格納する第２制御手段とを有するように文書
処理装置を構成して、上記課題を解決するものである。

（ネ〉作用 本発明では、ある行を指定手段によって指定した後、入
力手段から第１の指示を行い、次に、他の複数行の各行
に対し、指定手段による指定と入力手段からの第２の指
示を繰り返せば、ある行と同じ行属性を複数行の各行に
設定できることとなり、従来の如く、指定行において一
々設定メニューを表示して行属性の個々の項目を設定す
る必要がなくなる。

（へ〉実施例 第２図は、本発明の実施例としてのワードプロセッサの
構成を示すブロック図であり、（１）は文字キー，カー
ソルキー，実行キー，行属性キー（２〉，行属性メモリ
キー（３〉，行属性呼出しキー（４〉を備えた入力手段
としてのキーボード、（５〉は文書の編集等種々の処理
を実行する処理部、（６）は文書を格納するためのテキ
ストメモリ、（７）は少なくとも一行分の行属性を一時
記憶する行属性メモリ、（８）は各文字のドットパター
ンを記憶したフォントメモリ、（９〉は表示手段として
のＣＲＴディスプレイ、（１０）は表示制御部、（１１
）は印刷手段としてのプリンタ、（１２）は印字制御部
，　（１３）はテキストメモリ（６〉の内容をキーボー
ド（１）からの文書保存指示に応じて記憶する外部記憶
装置である。

又、テキストメモリ（６）は、第３図に示すように、文
書データを行単位に格納する領域（６ａ）と、文書の行
属性を行単位に格納する領域（６ｂ）とより構成されて
いる。

以下、第１図のフローチャート及び第４図の表示例を参
照しながら、本実施例を更に詳しく説明する． 文書作成画面において文書を作成する場合、テキストメ
モリ（６）の領域（６ｂ）には、第３図（イ）に示すよ
うに、初期設定された同一の行属性情報Ｌ０が全ての行
に、先ず設定される。

そこで、ある行、例えば第２行目の行属性を変更する場
合には、従来と同様、カーソルキーを操作してカーソル
（１４〉を第２行に合わせ、行属性キー｛２｝を押下す
る。すると、ＣＲＴディスプレイ〈９〉の画面には、第
４図（イ）に示すような、行属性設定メニュー（ｌ５）
がウインドウ表示される（ＳＴＥＰ−Ａ）。この設定メ
ニュー（１５〉では、行属性として、■横書き／縦書き
，■縦倍する／しない，■日本文／英文，■斜体しない
／する，■印字ポイント（小さめ，標準，大きめ），■
行ピッチ〔数値〕，の６項目が設定可能であり、■〜■
の項目にカーソルを合わせ、変換キーを押下するか、あ
るいは、数値を入力することにより、所望の行属性を設
定できる。この他、行属性として、拡大の有無及びその
倍率，斜体・影付き・白ぬきのタイプ，スムーシングの
タイプ，文字ピッチ等を設定できるようにしても良い。

例えば、第２行を指定したとき、変換キーを操作して項
目■の１縦倍しないヨを「縦倍する」に変更し、変更後
、実行キーを押下したとすれば、変更後の行属性を示す
情報Ｌ，が、変更前の情報Ｌ０に代わって、第３図（口
）に示すように、テキストメモリ（６）の領域（６ｂ〉
の第２行目（６２ｂ）に、処理部（５〉によって書込ま
れ、ディスプレイ画面上では、第４図〈口〉に示すよう
に、２行目の左マージンマークが縦倍の大きさで表示さ
れるようになる．同様に、カーソル（ｌ４〉を第３行に
合わせ、設定メニューを表示した後、項目■の行ピッチ
を標準の「１５」から’　ｔｏ，に変更して、実行キー
を押下すると、第３図（口）に示すように、テキストメ
モリ（６）の領域（６ｂ〉の第３行目（６３ｂ）に、変
更後の行属性情報Ｌ，が情報Ｌ０に代わって書込まれ、
表示画面上では、第４図（口）に示すように、３行目の
左マージンマークが形状の異なる左マージンマークに変
更表示される。

次に、第４図（口）に示すように、ディスプレイ画面上
でカーソル（ｌ４〉によって第３行目を指定し、続いて
キーボード（１）の行属性メモリキー〈３〉を押下する
と、処理部（５〉はテキストメモリ（６）の領域（６ｂ
）の３行目（６３ｂ）の情報Ｌ，を読出し、これを行属
性メモリ（７〉に記憶する（ＳＴＥＰ−Ｂ）．この後、
カーソル（１４）によって第４行目を指定し、続いて、
行属性呼出しキー（４〉を押下すると、処理部（５）は
行属性メモリ（７）の情報Ｌ，を読出し、第３図（口〉
の如く、この情報Ｌ，をテキストメモリ（６）の領域（
６ｂ〉の第４行目（６４ｂ）に書込み、且つ、第４図（
ハ〉の如く、第４行目の左マージンマークを変更表示す
る。更に、第５行目をカーソル（１４〉によって指定し
、行属性呼出しキー（３）を押下すると、処理部（５）
は同様の処理を行い、テキストメモリ（６）の領域（６
ｂ）の第５行目（６５ｂ）にも、行属性情報Ｌ，が書込
まれ、左マージンマークも変更表示される。

又、ディスプレイ画面上で第２行目をカーソル（１４）
で指定した後、行属性メモリキー（３）を押下すれば、
第２行目の行属性情報Ｌ，が行属性メモノ（７）に記憶
され、続いて、カーソルを第６行目に移動し、行属性呼
出しキー（４）を押下すると、行属性メモリ（７〉の情
報Ｌ，が、テキストメモリ（６）の領域（６ｂ〉の第６
行目（６６ｂ）に書込まれるが、この場合、情報Ｌ，は
縦倍のみの変更なので、ディスプレイ画面上では、第６
行目の左マージンマークが、第４図〈ハ〉の如く縦倍表
示されることとなる。

以上のようにして、行属性が設定されると、処理部（５
）と共に表示制御部（１０）及び印字制御部（１２）が
動作して、行属性に応じた表示もしくは印刷を行う。こ
の表示もしくは印刷の具体的な方法は既に周知なので、
ここでは説明を省略する。

尚、実施例においては、行属性情報をテキストメモリの
一部に記憶するようにしたが、これに限定されるもので
はなく、各行の文書データと対応付けて、他のメモリに
行属性情報を記憶するようにしても良い。

（ト〉発明の効果 本発明に依れば、非常に簡単な操作によって行属性の設
定が可能となり、特に、同一の行属性を複数行に互って
設定する場合には、効果が大なるものである。又、操作
の簡略化により、行属性設定の作業時間も短縮でき、使
用者の労力を軽減できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における処理内容を示すフロー
チ勺−ト、第２図は実施例の構或を示すブロック図、第
３図は実施例におけるテキストメモリの構成を示す図、
第４図は実施例における表示例を示す図である。 （１）・・・キーボード、　（２）・・・行属性キー　
　（３）・・・行属性メモリキー　　（４）・・・行属
性呼出しキー（５）・・・処理部、　（６〉・・・テキ
ストメモリ、　（７）・・・行属性メモリ、　（９〉・
・・ＣＲＴディスプレイ、（１１）・・・プリンタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力手段と、表示手段と、該表示手段上で文書の
   行を指定する行指定手段と、文書の各行の行属性を行単
   位に格納する格納手段と、行属性を一時記憶する行属性
   メモリと、前記入力手段からの第１の指示に応じて前記
   行指定手段により指定された行の行属性を前記格納手段
   から読出し前記行属性メモリに記憶する第１制御手段と
   、前記入力手段からの第２の指示に応じて前記行属性メ
   モリから行属性を読出し、前記行指定手段により指定さ
   れた行に対応する前記格納手段の領域に前記読出した行
   属性を格納する第２制御手段とを備えたことを特徴とす
   る文書処理装置。