JP3292247B2 - デスクトップ文書作成システム - Google Patents

デスクトップ文書作成システム

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JP3292247B2
JP3292247B2 JP04710890A JP4710890A JP3292247B2 JP 3292247 B2 JP3292247 B2 JP 3292247B2 JP 04710890 A JP04710890 A JP 04710890A JP 4710890 A JP4710890 A JP 4710890A JP 3292247 B2 JP3292247 B2 JP 3292247B2
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パウルス・ウイルヘルムス・エオヘニウス・ヘルヘルスト
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オセ‐ネーデルランド・ベー・ヴエー
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Document Processing Apparatus (AREA)
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  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、命令とグラフィックエレメントに関する文
書情報とを入力するための入力手段と、前記文書情報及
び命令に基づき、グラフィック特性によって区別される
モデルに合わせて文書を作成し且つ管理するように構成
された処理装置とを含むデスクトップ文書作成システム
に係わる。
この種のシステムは例えば、米国マサチューセッツ
州、CambridgeのInterleaf,Inc.から“Workstation Pub
lishing System"と称するコンピュータ及びソフトウェ
アパッケージの形態で市販されており、またR.A.Morris
著“Is what you see enough to get?"(PROTEXT II:Pr
oceedings of the Second International Conference o
n Text Processing System,ダブリン,1985,ISBN 0 9067
83 50X)等に記述されている。この公知のシステムでは
入力手段がキーボードとマウスを含む。オペーレータは
マウスを用いてスクリーン上の位置を選択し、次いでキ
ーボードにより前記選択位置に命令又はテキストを入力
することができる。このシステムはまた、マウスのボタ
ンを押した時にスクリーン上に局部的に現れるメニュを
使用する。このメニュは一組の命令を含み、オペーレー
タがやはりマウスを使用してこれらの命令から1つを選
択し且つ実行できるようになっている。
この公知のシステムではオペーレータが、ヘッディン
グ、テキストブロック、フットノート等といった種々の
構成要素(component)からなる文書を作成することが
できる。この文書は、スクリーン上でマージンを備えた
テキスト窓内に表示される。前記マージンには、各構成
要素の冒頭毎に、その構成要素の名称を有するラベルが
与えられる。
各構成要素の外的特徴、例えば活字の書体及びサイ
ズ、マージン位置、タイポグラフィ事項等は、各構成要
素毎に異なる設定又は値を有し得る一定の属性を有す
る。ある構成要素に関する一連の属性は、マウスを使用
しメニュを介してその構成要素のラベルの位置に移動す
ることにより、スクリーン上で別個の窓に表示すること
ができる。この窓には属性の値も表示される。オペーレ
ータは属性の値を変更することができるが、この変更が
行われなければ、提供者によって予めプログラムされた
値(デフォルト値)が使用される。
文書を読み易くするために、ヘッディングをボールド
フェースで行の中央に印刷するなどして、特定の構成要
素の様相を変えたいこともしばしばある。この操作は、
対応する値をその構成要素の属性に与えることによって
実施できる。
この公知のシステムは1つの基本的構成要素を有して
おり、オペーレータが1つ以上の属性に異なる値を与え
ることによって、この基本的構成要素から多数の異なる
構成要素を形成できるようになっている。オペーレータ
はこの方法で、互いに異なる値をもつ属性により、文書
中の種々の用途に適合した多数の構成要素を決定するこ
とができる。これらの構成要素に異なる名称(構成要素
の名称も属性の1つである)を与えれば、構成要素を互
いに区別することができる。このようにして特定した構
成要素は、文書中の種々の場所で使用できる。
構成要素の属性の値は、オペーレータの意志で、修正
される構成要素と同じ名称をもつ総ての構成要素に適用
されるように変更し得る。
構成要素は、例えば文字のような副構成要素を構築し
たものからなる。副構成要素もその様相を規定する属性
を有する。原則として、これらの属性の値(サブローカ
ル値)はその副構成要素を含む構成要素の対応する属性
の値(ローカル値)と同じであるが、例えば文節中の単
語を1つだけボールドフェース又はイタリックで印刷す
る場合などは前記値が異なる。
前記したタイプのデスクトップ文書作成システムは、
作成すべき文書中のグラフィックエレメントの配置が入
力文書情報、例えば下付き文字及び/又は上付き文字と
して配置すべきテキストエレメントの存在、特定の数学
的符号、文字のフォントに関連した複数のフォーマット
並びに製図用の基本的構成要素に関連したフォーマット
等に依存しないという欠点を有する。即ち、これらの特
定文書情報が存在すると、作成すべき文書のレイアウト
の美しさが低下するのである。本発明の目的はこの問題
を解決することにある。
本発明では、前述のごときデスクトップ文書作成シス
テムで使用されるモデルが、入力文書情報を配置するた
めの複数組の平行格子線によって特定される。これらの
格子線のうち少なくとも何組かは互いに異なる方向を有
する。また処理装置は、各組毎に適用される格子線の間
隔及び方向に関する入力データを記録するための手段
と、グラフィックエレメントを配置するための基準線と
して用いられた最後の格子線に基づいて作動し得る手段
であって、前記基準線に対して配置されたグラフィック
エレメントのフォーマットデータと、後続の格子線を基
準線としてこれから配置されるグラフィックエレメント
のフォーマットデータと、グラフィックエレメント間の
間隔とを考慮して、最初に述べた基準線の後に続く格子
線の中から、これから配置しなければならないグラフィ
ックエレメントの基準線として使用されることになる次
の格子線を選択する手段とを含む。
本発明の、デスクトップ文書作成システムの極めて実
用的な実施例の1つでは、二組の平行格子線を使用し、
これらの線の方向を互いに直交させることによって文書
モデルに矩形格子構造を与えるようにする。
テキスト文書の作成では、そのフォント中に発生する
文字の基準線又は横線の上方に突出する高さ(アセン
ダ)の最大値及び前記基準線の下方に突出する高さ(デ
センダ)の最大値に関するデータが各文字のフォント毎
にわかっている。最後の使用基準線又は横線で複数のフ
ォントを使用する時は、夫々のデセンダ値の最大値dmax
を決定する。これは、次のテキスト行で使用されるフォ
ントの関連アセンダ値の最大値amaxについても同様であ
る。これから配置すべき文字に関する次の基準線又は横
線として使用されるのは、少なくとも、使用する最終基
準線又は横線に間隔を加えた別個の最大値am及びdmの合
計に等しい距離をおいて位置する次の格子線である。
本発明のシステムのその他の特徴及び利点は、添付図
面に基づく以下の非限定的実施例の説明で明らかにされ
よう。尚、総ての図面を通して、同一部材は同一符号で
示した。
システムの構成 第1a図及び第1b図は本発明のシステムの構成の一実施
例を簡単に示している。このシステムは、処理装置1
と、スクリーン2と、キーボード3と、マウス4と、メ
モリディスク5と、プリンタもしくは他の外部装置との
通信に使用される回線(ネットワーク)7への接続線6
とを含む。処理装置1は中央処理装置10と、メモリ11
と、スクリーン2の制御装置12と、キーボード3の制御
装置13と、マウス4の制御装置14と、メモリディスク5
の制御装置15と、回線7を介して外部装置との通信を行
う通信装置16とを備えている。処理装置1に含まれるこ
れらの装置10〜16は、システムバス17を介して相互に接
続される。
ポインタエレメント又はカーソルはマウス4によって
スクリーン2上を動かすことができる。マウス4には、
システムに命令を与えるための少なくとも2つの押しボ
タンMS及びMMが具備されている。オペレータは第1押し
ボタンMSを介して、カーソルにより指定されたスクリー
ン上のエレメントを選択することができる。即ち、次に
実施すべき動作が、スクリーン上の指定エレメントによ
って表されたデータに基づいて実施されることになる。
このシステムでは通常、スクリーン上の選択エレメント
の色の変化によってオペレータにフィードバックが与え
られる。
第2押しボタンMMはメニュボタンである。オペレータ
がこれを押すと、システムはスクリーン上のカーソル位
置にシステム命令を含む選択メニュを表示する。オペレ
ータはマウス/カーソルを動かすことによって前記シス
テム命令の1つを指定することができる。このメニュは
通常複数のフィールドで構成され、各フィールドに命令
が1つずつ含まれている。カーソルが或るフィールドに
到達するとそのフィールドの色が変化し、それによって
そのフィールドが選択されたことが示される。ボタンMM
を解放すると、システムは指定された命令を実行し、ス
クリーンからメニュを消去する。オペレータがカーソル
を完全にメニュの外側に移動させてからボタンMMを解放
した場合にはメニュがスクリーンから消え、動作は何も
行われない。
メニュは複数の異なるレベルを有し得る。即ち、例え
ばメニュフィールド内で符号によって示された方向に従
ってカーソルを外側に動かすことにより、1つ以上のメ
ニュフィールドからサブメニュを呼び出すことができ
る。
マウス及び選択メニュの使用は、例えば、マウスと組
み合わせたプルダウン(pull−down)型選択メニュを開
示した米国特許出願第4 464 652号を通して公知である
ため、本明細書では前記使用に必要な技術については詳
述しない。
勿論、本明細書に記載の機能はマウス以外の手段、例
えばジョイスティック又はキーボード上のファンクショ
ンキーによって実施することもできる。
文書モデル 第2図は文書の一具体例である。ここで、この図面を
参照しながら、本発明のシステムで使用される文書モデ
ルを説明する。
第2図の文書は5つの構成要素、即ちページ19、ヘッ
ディング20、サブヘッディング21、テキストブロック22
及び表23を含んでいる。
構成要素は名称、内部及び属性を有する。内容はテキ
スト又は図式表示で構成される。属性は構成要素の様相
を決定するものである。構成要素の名称、内容及び属性
の値はいずれもオペレータによって記入され且つ変更さ
れ得る。
本発明のシステムの文書モデルは、文書中での用途が
互いに異なる種々の構成要素種(component kind)、例
えば「ページ」、「ヘッディング」、「テキストブロッ
ク」等を有する。これら種々の構成要素種は夫々の機能
に適合した属性を有する。その具体例を下に挙げる。
− 「ページ」:マージンライン、固定付加項目(「ヘ
ッダ」、「フッタ(footer)」)に関するレイアウトパ
ラメータ、プリンタ操作手順; − 「ヘッディング」:レイアウトパラメータ、自動番
号付け; − 「テキストブロック」:レイアウトパラメータ、ペ
ージマージンに対する位置等。
このように、これらの構成要素種は機能が夫々異なる
ため異なる属性を有する。一部の構成要素種は完全に独
立しており、他の構成要素種はその他の構成要素種の属
性に関連して正確に決定される。例えば「テキストブロ
ック」は「ページ」のマージンに関連して決定される。
構成要素タイプ(component type)は、名称及び属性
の値を記入することによって生じる。例えば、「ペー
ジ」という構成要素種では、属性の値を様々に記入する
ことによって「フロントページ」、「テキストページ」
及び「バックページ」というタイプを形成することがで
きる。構成要素タイプの名称は、得られる構成要素タイ
プを互いに区別できるようなものがよい。第2図の文書
例では、構成要素20及び21が両方とも「ヘッディング」
という種に属するが、構成要素20は「メインヘッディン
グ」というタイプであり、構成要素21は「サブヘッディ
ング」というタイプである。これらの構成要素は、「ス
タイル」という属性の値がボールド又は通常というよう
に異なるため、互いに異なるタイプとなっている。構成
要素22及び23も両方が「テキストブロック」という種に
属するが、構成要素22は「テキスト」タイプであり、構
成要素23は「表」タイプである。これらのタイプの相違
は、マージン24及び25に対する位置にある(マージンの
位置は「ページ」という属性19で決定される)。
本発明のシステムでは、様々な構成要素種及び構成要
素タイプが標準として予めプログラムされる。通常のテ
キスト処理はそれで十分に実施できる。種々の構成要素
種及びタイプを予めプログラムすると、最終製品に或る
種の統一性(会社スタイル(house style))が生じる
という利点が得られる。
副構成要素、例えば構成要素中の個々の英数文字も属
性を有する。その値は通常、これらの副構成要素を含む
構成要素の対応する属性の値と同じであるが、異なるこ
ともある。
管理システム ページ構成要素及びその他の構成要素の内容及び属性
は、該システムの中央処理装置及びメモリ内で機能する
管理プログラムによって管理される。この管理プログラ
ムは構成要素タイプの属性及び含構成要素の属性を別個
に管理する。本明細書に記載のシステムでは、副構成要
素の偏差属性(deviating properties)の管理が、構成
要素タイプの属性の値に対してどのような偏差が存在す
るかを示す修正リストに基づいて行われる。
オペレータはこの管理プログラムによって属性の記入
値を変えることができる。この操作の手順については後
で説明する。
オペレータが或る構成要素タイプの属性Eの値を変え
ると、管理プログラムはこの変更をそのタイプの構成要
素総てに関して実行する。
オペレータが特定の構成要素を1つの文書から別の文
書に移行したい場合には、管理システムが宛て先の文書
中に同じ名称の構成要素タイプが既に存在しているか否
かを調べる。存在していなければ、管理システムは宛て
先文書中で、移行すべき構成要素の名称及び属性によっ
て1つの構成要素タイプを決定し、この構成要素タイプ
を文書中に配置する。これに対し、移行すべき構成要素
と同じ名称の構成要素タイプが既に存在している場合
は、管理システムがオペレータに対して、移行すべき構
成要素を既に存在している構成要素タイプの属性の値に
適合させるよう提案する。
属性の入力又は変更の簡単な方法の1つは、対応レベ
ルで機能する特定の属性にアクセスできる3つのレベル
を入力することからなる。最高レベル(ページレベル)
ではスクリーン2上に表示できるページ属性窓26によっ
て属性が詳細に記述されるか又は変更され、次いでこれ
がそのページ全体に適用される。このレベルでは例え
ば、当該ページ領域に対するマージンライン、ヘッダ、
フッタの位置及びテキストの方向を特定することができ
る。
中間レベル(構成要素レベル)では、表示可能な構成
要素属性窓27によって、各構成要素毎に特異的に適用し
得る属性を詳細に記述するか又は変更することができ
る。このレベルでは例えば、使用すべきフォントに関す
る総ての定義とオフセット値及びタビュレータ値とを作
ることができる。
最低レベル(テキストレベル)ではテキストの行に、
例えば異なるフォント並びに異なるオフセット値及びタ
ビュレータ値のような変更を加えることができる。これ
らの変更はテキスト属性窓28によって特定される。
前記属性窓26、27及び28によって特定されるデータは
総て前記管理プログラムによって管理される。
文書の表示 第3図は第2図の文書を表示した本発明のシステムの
スクリーン2を示している。文書のテキスト又はその一
部分は、上方フレーム31、左方フレーム32、下方フレー
ム33及び右方フレーム34からなるフレームで包囲された
テキスト窓30に表示される。スクリーン2にはカーソル
35も示されている。上方フレーム31は、文書のアンデン
ティフィケーション、ページ数及び1つ以上のサブフィ
ールド(例えば標準フィールド40及び命令フィールド4
1)を含む複数の部分に分割されている。
左方フレーム32は複数のラベル36〜39を含む。これら
のラベルは各構成要素の冒頭に位置し、対応する構成要
素のタイプ名及び/又は関連識別符号を含む。
第3図には第2図の「表」タイプの構成要素23と「テ
キスト」タイプの構成要素22とが示されている。これら
の構成要素は両方共「テキストブロック」種であるが、
マージンに対する位置及び幅の属性が異なる値に設定さ
れている。これは構成要素属性窓を介して設定される。
第3図には下方フレーム33及び右方フレーム34も示さ
れている。これらのフレームは、文書の別の部分をカー
ソル35によりテキスト窓30内に配置するのに使用される
スクロールバーを含む。スクロールバーの使用は公知で
あるとみなす。
文書ページの属性の表示 第4図は「ページ」構成要素の標準的属性を表示した
本発明のシステムのスクリーン2を示している。これら
の属性を変更すると、その変更は原則として文書全体の
総ての構成要素について実施される。
オペレータによるこれら標準属性の呼出しについては
後で説明する。
該システムでは前記標準的属性が関連文書のテキスト
窓30と部分的に重なり合うページ属性窓26に表示され
る。このページ属性窓26は文書の名称例えば“docu"を
示す名称欄51を上部に有する。窓26はまた左方部分42及
び右方部分43に分割されており、左方部分がラベルに含
まれた種々の属性のアイデンティフィケーションを示す
一方で、右方部分がこれらの属性の設定値を示す。例え
ば、「ページ」という属性はページ領域に対するテキス
トの方向を表す属性である。「ポートレイト(portrai
t)」を選択するとテキストがページの短い方の辺にわ
たって再生され、「ランドスケープ(landscape)」を
選択するとテキストがページの長い方の辺にわって再生
される。「マージン」という属性は、ページのエッジに
沿って様々なマージンを選択し、これらのマージンを特
定値に設定するのに使用できる。
構成要素の属性の表示 第5図は、第2図の文書の「表」という構成要素の属
性を表示した本発明のシステムのスクリーン2を示して
いる。オペレータによる構成要素の属性の呼出しは後で
説明する。
該システムではこれらの属性が構成要素属性窓27に表
示される。この窓は、関連文書のテキスト窓30と部分的
に重なる。構成要素属性窓27は、構成要素のタイプの名
称、例えばこの場合は「表」という名称を示す名称欄51
を上部に有する。
属性窓27は、ラベルに含まれた種々の属性のアイデン
ティフィケーションを示す左方部分53と、それらの属性
の設定値を示す右方部分54とに分割されている。属性は
いくらかの異なるエレメントに関係するが、ある場合に
は、属性のヘッドの名称のみが左方部分53に挙げられ
る。例えば、属性「分離(separation)」は2つのエレ
メント「リーディングスペース(leading space)」と
「トレーリングスペース(trailing space)」からな
る。後者はこの構成要素の下方に残すべき空白を示す。
「トレーリングスペース」属性を0に設定することによ
り、その構成要素の後には空白を置かずに次の構成要素
が続く。スペースをセーブするとの理由で、これらのエ
レメントはそれぞれの値を設定することに関して何らの
重要性をも有さない右方部分54に置かれる。「水平方向
オフセット」という属性は、左右両側での、構成要素の
マージンとページマージン(ページ属性で決定される)
との間の距離を示す。この属性を、左側20mm、右側20mm
に設定すれば、構成要素の行が文書の左マージンから右
方20mmのところで始まり、文書の右マージンから左方20
mmのところで終わることになる。
「フォントサイズ」という属性は、使用する文字フォ
ントのフォーマットを示す。この属性のデフォルト値は
10であり、必要に応じて変えることができる。
選択肢の少ない属性の場合には、値設定が別の方法で
示される。例えば、可能な限りの設定値を属性窓27の右
方部分に示し、設定値を黒枠で指定するなどである。
尚、第5図に示したような形態、選択属性及び設定値は
非限定的具体例にすぎないと理解されたい。
第5図の表示は、「表」という構成要素タイプを含む
第3図に示したようなシステム設定に対応する。
副構成要素の属性の表示 テキスト属性窓28と称する属性窓(第6図参照)は、
副構成要素、例えば構成要素中の個々の英数文字につい
ても表示することができる。この窓に示される属性は、
構成要素の属性のサブセットを構成する。
テキスト属性窓28は関連文書のテキスト窓30と部分的
に重なり合う。テキスト属性窓28はまた、ラベルに含ま
れた種々のテキスト属性を識別するための左方部分56
と、これらの属性の設定値を示す右方部分57とに分割さ
れている。例えば「オフセット」という属性は、そのペ
ージに関して選択したマージン(ページ属性窓26の「マ
ージン」参照)に対するテキストの動きを決定するもの
であり、「分離」という属性はこれから入力しようとす
るテキスト部分の最初と終わりで考慮されるスペースに
係わる属性である。
操作方法 ここで、本発明に関連したシステム動作の実施方法を
参照しながら本発明のシステムの操作を説明する。
第7a図、第8a図、第9a図、第10a図及び第11a図では、
オペレータの動作を常に左側に示し、その結果開始され
るシステム動作を右側に示した。
特定構成要素タイプの属性の呼出し 特定の構成要素タイプの属性及びその設定値をスクリ
ーン上に表示する手順を第7a図に示す。ここでは一例と
して、第2図の文書中の「表」という構成要素タイプの
属性を表示することにする。
操作は、オペレータがテキスト窓30(第3図参照)の
上方フレーム31の「標準」フィールド内にカーソルを置
くことから始まる。次いでオペレータがマウスのメニュ
ボタンMMを押すと、システムが「属性」及び「消去」と
いう項目を備えたメニュ窓(第7b図参照)を表示する。
このメニュの前記2つの項目には矢印71が存在し、ここ
にサブメニュを表示できることを示す。次いでオペレー
タが、枠72の形態を有するか又はメニュのメニュフィー
ルドの色の変化によって示されるカーソルを「属性」の
項目まで動かし、且つマウスを矢印71に従って外側に動
かすと、システムはサブメニュ72(第7c図参照)を表示
する。その後、オペレータがカーソルを「テキストブロ
ック」メニュフィールドまで動かし且つマウスを矢印71
方向に動かすと、システムはサブメニュ73(第7d図参
照)を表示する。オペーレータはこのサブメニュ内でカ
ーソルを「表」フィールドに動かす。ここでマウスのメ
ニュボタンを解放すると、システムが「表」という構成
要素タイプの属性を呼び出し、スクリーン上の構成要素
属性窓内に表示する。
ページ構成要素の属性の呼出し ページ構成要素の属性及び設定値をスクリーン上に表
示する手順は前記した特定構成要素タイプの場合と同様
である。但し、この場合はカーソルを「テキストブロッ
ク」メニュフィールドに動かす代わりに、「ページ」と
いう項目に配置する。その結果、最終的にページ属性窓
26がスクリーン2上に表示される。
属性の値の変更 属性の値を変更する手順を第8a図に示す。ここでは一
例として、第2図の文書の「メインヘッディング」とい
う構成要素20のスタイルをボールドフェースからイタリ
ックに変えることにする。オペレータは前述の手順に従
って構成要素「メインヘッディング」の属性を呼び出
し、カーソルを「スタイル」というラベルと同じレベル
で構成要素属性窓の右方部分に動かし、マウスの選択ボ
タンMSによって「イタリック」というフィールドを選択
する。その結果システムは、前記フィールドを黒枠で包
囲し、それと同時に古い設定(「ホールドフェース」)
を囲む黒枠を消去する。次いでオペレータがマウスのメ
ニュボタンMMを押すと、システムが第8b図に示すような
メニュをカーソル位置に表示する。このメニュは「アプ
ライ」及び「リセット」というフィールドを含む。ここ
でオペレータはカーソルにより「アプライ」というフィ
ールドを指定してシステムにスタイル変更命令を与え
る。メニュボタンMMを解放するとシステムは属性「スタ
イル」を「イタリック」に変更し、この変更を「メイン
ヘッディング」タイプの総ての構成要素に適用する。
副構成要素の属性の変更 第9a図は、例えば構成要素中の英数文字のような副構
成要素の属性の値を変更するときの手順を示している。
第2図の文書では、テキストブロック22中の「構成要
素」という単語がボールドフェースで再生されている。
ここでは、この操作がどのように実施されるかを説明す
る。基本となるテキストは問題の単語がまだ通常の書体
で再生されるテキストである。オペレータは先ずカーソ
ルをテキスト内で前記単語の最初の文字に移動させ、マ
ウスの選択ボタンMSを押す。次いでオペレータがカーソ
ルを前記単語の最後の文字に移動させると、システムは
中間にある総ての文字の色を変化させるか又はそれらを
リバースビデオで再生する。最後の文字に到達した時点
でオペレータが選択ボタンMSを解放すると、システムは
「構成要素」という単語を選択する。オペレータがマウ
スのメニュボタンMMを押すと、システムはスクリーン上
のカーソル位置に第9b図に示すようなメニュを表示す
る。このメニュは、複数のシステム命令(複写、削除)
と、フォント、大文字及び下位ケース選択(「ケー
ス」)に関する選択フィールドとを含む。カーソルを用
いてこのメニュの中から「フォント」というフィールド
を選択し、次いで関連サブメニュを選択する。サブメニ
ュは第9c図に符号120で示した。このサブメニュは、選
択した文字のテキスト属性窓を呼び出すのに使用される
「属性」フィールドであって、ここでは書体属性のみを
包含するフィールドと、属性の値を直接変更する(この
手続きについては後で説明する)ためのフィールドとを
含む。
オペレータが、カーソルでフィールド「属性」を指定
し且つメニュボタンMMを解放することによって選択文字
のテキスト属性窓28を呼び出すと、システムは選択文字
の属性を示す属性窓をスクリーンに表示する。勿論、こ
れは選択した文字が総て同じ属性を有する場合にのみ可
能である。そうでない場合には、システムはスクリーン
上にエラーを表示する。
テキスト属性窓では、「スタイル」という属性の「通
常」というフィールドが黒枠で囲まれて、前記文字が通
常の書体で再生されることを示している。「構成要素」
という単語をボールドフェースで印字できるようにする
ために、オペーレータはテキスト属性窓の属性「スタイ
ル」の部分で「ボールド」という値を選択する。
その結果、システムがテキスト属性窓内の「通常」フ
ィールドの黒枠を「ボールド」フィールドまで動かす。
次いでオペーレータがマウスのメニュボタンMMを押す
と、システムが第8b図に示すようなメニュを表示する。
カーソルをこのメニュの「アプライ」というフィールド
に動かし、メニュボタンMMを解放すると、システムが選
択文字のサブローカル修正リストに「スタイル」の修正
値を書込み、テキスト窓内の前記文字の「スタイル」を
変更させ、属性窓をスクリーンから消去する。これで
「スタイル」の変更が完了したことになる。
「スタイル」という属性の変更はしばしば生じ、また
前記した方法はかなり多くの操作を必要とするため、本
発明のシステムはこの変更をより迅速に行う方法も有す
る。この方法を、第10a図に基づいて説明する。必要な
文字を選択したら(この操作は最初の方法の場合と同じ
である)、オペーレータは再びマウスのメニュボタンMM
を押して「フォント」というメニュフィールド(第9b
図)を選択し、次いでサブメニュ(第10b図、符号120)
の「スタイル」というフィールドを選択する。関連サブ
メニュ(第10c図、符号121)は「通常」、「ボールド」
及び「イタリック」というフィールドを含む。
オペーレータはカーソルを用いて「ボールド」フィー
ルドを選択し、メニュボタンMMを解放する。その結果、
システムが選択文字の修正リストに変更を書込み、テキ
スト窓内の前記文字のスタイルを変更させ、メニュをス
クリーンから消去する。
スクリーンからの属性窓の消去 文書処理を更に続けるためには、先ず属性窓をスクリ
ーンから消去しなければならない。この操作を行うため
には、第11a図に示すように、カーソルを属性窓の右方
部分にある空白部に配置し且つマウスのメニュボタンMM
を押す。その結果システムが第11b図に示すようなメニ
ュを表示する。このメニュは属性窓を即座に消去させる
「終了(close)」というフィールドと、窓内に示され
た変更をキャンセルしてから属性窓を消去させる「取消
し」というフィールドとを含む。カーソルを「終了」フ
ィールドに動かしてメニュボタンMMを解放すると属性窓
がスクリーンから消去され、従って文書処理を続けるこ
とができる。
本発明は以上説明してきた実施例には限定されず、そ
の範囲内で様々な変形が可能である。
例えば、システム命令は、マウス又はメニュを使用せ
ずに直接キー入力するようにもできる。また、本明細書
で記述したメニュの命令は非限定的なものにすぎず、構
成要素種及び構成要素属性もほんの一部を選んで示した
だけである。
システムソフトウェアにおける本発明の実施態様も多
岐にわたる。本発明はまた、グローバル値及びローカル
値を有する属性を各々が備えている複数のレベルの構成
要素からなる階層的文書モデルをベースとしたシステム
にも適用できる。
文書のレイアウト 本発明のシステムは、文書の規則的なレイアウトを行
うために、等間隔で配置された一組の水平線(横線格
子)と等間隔で配置された一組の垂直線(縦線格子)と
で構成された格子パターンを使用する。横線格子はテキ
ストをこれらの線の上に配置するのに使用される。
入力される各文字(下付きエレメント及び上付きエレ
メントは除く)は必ず関連ページの横線格子の線上に配
置される。2つの隣接する横線の間隔が小さすぎて、テ
キストを配置した時にテキストが前の横線と接触する場
合には、問題のテキスト行をその前のテキスト行と接触
しないように配置できる横線がみつかるまで、横線を1
つ以上とばす。次のテキスト行で異なるフォーマットの
フォントを使用する場合は、システムが、配置すべきテ
キスト行とその前のテキスト行との接触を回避するため
にどの横線を選択すべきかを再決定する。
新しいテキスト行を配置するための次の横線の選択で
は、その前の行の下方に文字が突出できるような最大距
離(デセンダdmax)を考慮する。次いで、配置すべきテ
キスト行について、使用すべき横線の上方に文字が突出
できるような最大高さ(アセンダamax)を決定する。ア
センダ値及びデセンダ値は各フォント毎に固定されたデ
ータである。隣接し合うテキスト行の間にはリーディン
グスペース(leading space)sも必要である。これ
は、或る行の文字の上端とその前の行の文字の下端との
間の空白スペースである。横線の間隔をlとすれば、本
発明のシステムでは、不等式amax+dmax+s≦n.lによ
ってnの最小値が得られる。nは最後のテキスト行を配
置した横線の次の横線の通し番号である。例えばテキス
ト行の特定部分を強調するために、1つの横線上に配置
される1つのテキスト行で複数の文字フォントを使用す
る場合には、操作が複雑になる。そのテキスト行のアセ
ンダ値を決定しなければならない場合には、夫々のフォ
ントのアセンダ値の最大値を決定し、これを置換値amax
として使用する。これはデセンダ値dmaxについても同じ
である。
本発明のシステムは、前述の方法で次のテキスト行を
決定できるように、表示手段と協働する制御手段の他
に、 読取り方向を表す方向のモデル形態に係わる一組の格
子線に関連した格子線間隔dを記録する第1手段と、 再生すべきテキスト行に関する各アセンダ高さを使用
して、そのテキスト行のための標準的アセンダ高さを決
定し且つ記録する第2手段と、 前記テキスト行の前のテキスト行に関する各デセンダ
を使用して、前記テキスト行の前のテキスト行のための
標準的デセンダ高さを決定し且つ記録する第3手段と、 2つの隣接し合うテキスト行の間に適用されるリーデ
ィングスペースを記憶する第4手段と、 前記制御手段のために、前記第1手段に記録されたデ
ータ事項と第2、第3及び第4手段に記録されたデータ
の合計値とに基づいて、再生すべきテキスト行を配置す
るための格子線間隔で表されるテキスト行間隔を決定す
る計算手段とを備える。
もし同じテキスト行により多くのキャラクタフォント
が用いられるならば(第12図、第3のテキスト行を参
照)、第2手段はそのテキスト行で用いられるであろう
各キャラクタのためのフォントに関係する特定のアセン
ダ高さの供給を受ける。これら個々のアセンダ高さ値か
ら、この手段がこの行に関する最大値を決定する。デセ
ンダ高さについて同じことが第3手段において起こる。
新しいテキスト行を決定するための前記手段は本発明
のシステムの計算セクション及びメモリの一部分を構成
する。
テキスト行が変わると(置換)アセンダ値及びデセン
ダ値が決定し直され、次いでそのテキスト行と次のテキ
スト行とに関して対応する横線が決定される。
この格子パターンは各ページ毎に調整し得る。そのた
めには、第4図に示した属性窓26をスクリーン2に呼出
す。この窓は格子パターンに関する2つの属性、即ち横
線格子及び縦線格子という属性を含んでいる。これら2
つの属性には夫々3つの選択事項がある。第4図に示さ
れている「タイポグラフィック」、「タイプライタ」及
び「メトリック」である。
「タイポグラフィック」という選択事項では、横線格
子の場合には、各フォントサイズ毎に決められた行間隔
が必要とされる。2つの隣接し合う格子線の間の間隔は
ディドー式ポイントで表される。従って、必要なフォン
トサイズはディドー式ポイントで示さなければならず、
リーディングスペースに関する情報もディドー式ポイン
トで入力しなければならない。「タイポグラフィック」
を選択すると、ページ属性窓26に下記の事項が加えられ
る。即ち、横線格子に関しては、数値(6、7、
8、...、32)で示される種々のフォントサイズ用コン
パートメントを含む第1属性ライン並びに枠で囲まれた
データ「縮小」、「普通」及び「拡大」を含むリーディ
ングスペース用の第2属性ラインが付加され、縦線格子
に関しては、0〜9のディドーポイントの値を任意に入
力し得るコンパートメントが付加される。このようにし
て必要な選択事項が特定される。
選択されたフォントサイズ及びリーディングスペース
は格子の横線間隔を決定する。隣接し合う縦線の間の間
隔も縦線格子に入力された値に基づいて決定される。
「タイプライタ」を選択すると、これに適合したペー
ジ属性窓がスクリーン2上に表示される。この窓は、使
用すべき行間隔値を指定するためのラインが横線格子の
属性ラインと縦線格子の属性ラインとの間に存在すると
いう点で第5図の属性窓と異なる。前記行間隔値は通常
のタイプライタの値、即ち1、1 1/2及び2に対応す
る。これらの値は夫々インチ当たり6つ、4つ及び2つ
の格子線に等しい。縦線格子については、通常のタイプ
ライタで一般的に行われているように、固定文字間隔を
選択し得る。その場合、フォントの文字間隔は、インチ
当たりの縦線の数を表すピッチで選択しなければならな
い。「メトリック」を選択すると、これに適合した属性
窓がスクリーン上に表示される。この窓は、オペレータ
が2つの隣接し合う格子線の間の距離に関するメートル
値をコンパートメントに書き込めるようになっている。
2つの隣接し合う縦線の間隔も同様に調整できる。
この格子パターンは文書作成時のスクリーン又は文書
印字時のシートのような再生媒体に表示すべきものでは
ない。但し、後で第12図を参照しながら説明するよう
に、デモンストレーションの目的で格子パターンを表示
することはできる。そのためには、第3図の文書窓の上
方フレーム31内の「命令」というフィールドをマウスの
メニュボタンMMによって選択し、次いでボタンを押し続
けながらカーソルをメニュフィールドの「表示」という
選択事項に動かして呼出し、このサブメニュの「格子」
という選択事項を選択して表示する。
このようにして、ページ格子を特定する可能性が示さ
れる。
そこで、ページ格子に関連した属性を構成要素属性窓
27で各構成要素毎に詳細に特定する操作を行う。これら
の属性は「フォントクラス」、「スタイル」及び「ライ
ニング」と称する。
「フォントクラス」という属性には複数の選択事項、
即ち「タイポグラフィック」及び「タイプライタ」があ
る。これらの選択事項はいずれも固有のフォントタイプ
シリーズを有する。前者のフォントタイプは「時間」及
び「領域(Univers)」、後者のフォントタイプは「ク
リエ」、「レターゴシック」及び「プレスティージュ」
である。また、関連属性値を有する「ディドーサイズ」
もある。
「スタイル」という属性は「通常」、「イタリック」
及び「ボールド」という選択事項を有し、「ライニン
グ」という属性は必要に応じてテキストにアンダーライ
ンを付ける可能性を与える。
「下付き」及び「上付き」の使用も構成要素属性窓で
特定しなければならない。
構成要素属性窓27を用いてこれらのデータを入力する
と、フォントのアセンダ値a及びデセンダ値dが固定さ
れる。これらの値はフォント設計者によって特定された
値を基本とするからである。本発明のシステムは次い
で、不等式a+d+s≦n.lからこれを満たす最小値n
を決定する。前記式中、aはこれから配置すべきテキス
ト行のアセンダであり、dは前の行のデセンダであり、
lは2つの隣接し合う横線の間の間隔である。前記値n
は、最後のテキスト行に続く横線であって新しいテキス
ト行が配置されることになる横線の通し番号となる。構
成要素属性窓で特定した属性「フォントクラス」に関す
るデータについて、テキスト構成要素中で局部的変更を
行う場合には、テキスト属性窓28を使用する。この場合
の変更は、テキストの一部分が異なるアセンダ値及びデ
センダ値を有するようにするためのものであり得る。シ
ステムは所期のテキスト行に適用し得るアセンダ及びデ
センダの最大値をカウントし続ける。通し番号nは前記
不等式に基づいて再び計算される。a及びdは夫々所期
のテキスト行に適用し得るアセンダ値の最大値及び先行
のテキスト行で用いられたデセンダ値の最大値に置換さ
れる。
テキストのフォントサイズが変わると第12図のような
結果が生じる。第12図ではページの中央で数字「24」が
他の部分より大きいフォントで示されている。所期のフ
ォントのアセンダ値及びデセンダ値を大きくしたため
に、前記数字を有する行の基準線は格子線を1つとばし
た横線になっている。これは、次のテキスト行の基準線
についても同じである(数字2及び4はデセンダを有し
ていなくてもフォントはデセンダを有する)。
ページ属性窓を用いてページレベルで決定した格子パ
ターンとは異なる格子パターンを特定のテキスト構成要
素に与えることもできる。この種の変更は構成要素属性
窓27を介して行う。この窓はそのために2つの属性「横
線格子」及び「縦線格子」を含む。これらの属性はいず
れも「ページ」、「タイポグラフィック」、「タイプラ
イタ」及び「メトリック」という選択事項を有する。
「ページ」という事項は予選択値又はデフォルト値で
あって、ページ属性窓での入力値が適用されることを示
す(従って異なる格子にはならない)。これに対し、各
属性毎に前記3つの選択事項「タイポグラフィック」、
「タイプライタ」及び「メトリック」の1つを選択し、
更にその次の選択事項を選択すると、構成要素レベルで
格子が変更される。この種の選択の操作は、ページ属性
窓について説明したものと同じである。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明のシステムの一実施例を示す説明図、第
1b図は第1a図のシステムの構造を示す線図、第2図は文
書の一実施例を示す説明図、第3図、第4図、第5図及
び第6図は使用時における本発明のシステムのスクリー
ンを示す説明図、第7a図は或る構成要素タイプの属性を
呼び出す手続きを示す説明図、第8a図は属性の値を変え
る手続きを示す説明図、第9a図は副構成要素の属性の値
を変える手続きを示す説明図、第10a図は第9a図の操作
の一変形例を示す説明図、第11a図はスクリーンから属
性窓を消去する手続きを示す説明図、第12図は格子上に
印字されたテキストを含むページを示す簡略説明図、第
7b図、第7c図、第7d図、第8b図、第9b図、第9c図、第10
b図、第10c図及び第11b図は前記手続きの1つに関連し
てスクリーン上に表示される選択メニュの説明図であ
る。 1……処理装置、2……スクリーン、3……キーボー
ド、4……マウス、5……メモリディスク。
フロントページの続き (72)発明者 ベルナー・ヨーゼフ・ビンガー スイス国、ツエー・ハー‐8805・リヒタ ーズビル、ライクルーベンシユトラー セ・7 (72)発明者 ルネ・フランソワ・アルベール・コラー ル オランダ国、6591・テー・テー・ヘンネ ツプ、コンドルストラート・2 (56)参考文献 特開 昭57−123441(JP,A) 特開 昭59−146331(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】命令とグラフィックエレメントに関する文
    書情報とを入力するための入力手段と、前記文書情報及
    び命令に基づき、文書書式に合わせて文書を作成し且つ
    管理するように構成された処理装置とを含むデスクトッ
    プ文書作成システムであって、このデスクトップ文書作
    成システムで使用される書式が、入力文書情報を配置す
    るための、各組毎に等間隔で配向された複数組の格子線
    によって特定され、これらの格子線のうち少なくとも何
    組かが互いに異なる方向を有し、前記入力手段が各組毎
    に適用される格子線の間隔及び方向に関するデータを入
    力するための手段およびグラフィックエレメントのフォ
    ーマットデータを入力するための手段を有し、前記処理
    装置が、各組毎に適用される格子線の間隔及び方向に関
    する入力データを記録するための手段と、グラフィック
    エレメントを配置するための基準線として用いられた最
    後の格子線に基づいて作動し得る手段であって、前記基
    準線に対して配置されたグラフィックエレメントのフォ
    ーマットデータと、後続の格子線を基準線としてこれか
    ら配置されるグラフィックエレメントのフォーマットデ
    ータと、グラフィックエレメント間の間隔とを考慮し
    て、最初に述べた基準線の後に続く格子線の中から、こ
    れから配置しなければならないグラフィックエレメント
    の基準線として使用されることになる次の格子線を選択
    する手段とを含み、該選択する手段が、a maxをこれか
    ら配置すべきテキスト行の最大アセンダ、d maxを前の
    行の最大デセンダ、lを格子線の間隔、sを隣合うテキ
    スト行の間のリーディングスペース、nの最後をテキス
    ト行に続く格子線であって新しいテキスト行が配置され
    ることになる格子線の通し番号として、不等式a max+d
    max+s≦n・lを満足するnの最小値を得て、nで特
    定される格子線を選択する手段を有することを特徴とす
    るデスクトップ文書作成システム。
  2. 【請求項2】書式が互いに直交し合う二組の平行格子線
    によって特定されることを特徴とする請求項1に記載の
    システム。
  3. 【請求項3】文字表示手段と、これと協働してテキスト
    行を再生媒体上に配置する制御手段とを含み、更に、 読取り方向を表す方向の書式に係わる一組の格子線に関
    連した格子線間隔dを記録する第1手段と、 再生すべきテキスト行に関する各アセンダ高さを使用し
    て、そのテキスト行のための標準的アセンダ高さを決定
    し且つ記録する第2手段と、 再生すべきテキスト行の前のテキスト行に関する各デセ
    ンダを使用して、再生すべきテキスト行の前のテキスト
    行のための標準的デセンダ高さを決定し且つ記録する第
    3手段と、 2つの隣接し合うテキスト行の間に適用されるリーディ
    ングスペースを記憶する第4手段と、 前記制御手段のために、前記第1手段に記録されたデー
    タ事項と第2、第3及び第4手段に記録されたデータの
    合計値とに基づいて、再生すべきテキスト行を配置する
    ための格子線間隔で表されるテキスト行間隔を決定する
    計算手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の
    システム。
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