JPH0675952A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH0675952A
JPH0675952A JP4228502A JP22850292A JPH0675952A JP H0675952 A JPH0675952 A JP H0675952A JP 4228502 A JP4228502 A JP 4228502A JP 22850292 A JP22850292 A JP 22850292A JP H0675952 A JPH0675952 A JP H0675952A
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JP4228502A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsuse
健司 松瀬
Toshiyuki Takada
俊幸 高田
Yukinori Okazaki
幸紀 岡嵜
Kazuhiro Hayama
和裕 羽山
Hiroyuki Kobayashi
博之 小林
Takehito Tomita
武仁 富田
Takashi Akutsu
隆 阿久津
Maki Katahira
満希 片平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書作成領域中に図形領域を見た目が美しく
なるように配置する。 【構成】 文書作成領域に設定した図,写真等の図形領
域Z′1〜Z′21を作成し、文書作成領域に図形領域
Z′1〜Z′21を配置するための基準線L1,L2を
設定した後、作成した図形領域Z′1〜Z′21を文書
作成領域内に配置させる指示をすると、その指示によっ
て基準線L1,L2と作成された図形領域Z′1〜Z′
21との位置関係を求め、その位置関係を基にして図形
領域Z′1〜Z′21を基準線L1,L2に沿わせるよ
うに配置する。したがって、文書作成領域内に図,写真
等を任意に設定した基準線に沿うように配置して、見栄
えのするレイアウトの文書を簡単に作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワードプロセッサ,
ワークステーション等の文章,図,表等の各種情報を入
力して文書を作成する文書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサ,ワークステー
ション等の文書作成装置では、自動レイアウト機能を搭
載したものが多様されている。その自動レイアウト機能
とは、文字,罫線,図,グラフ,表,写真等の構成要素
を文書作成領域中の最適な位置に配置してレイアウトを
自動的に作り上げる機能である。
【0003】従来、このような自動レイアウト機能を備
えたものとして次に示すような文書整形装置(例えば、
特開平1−185762号公報参照)が提案されてい
る。まず、文書作成領域に文章,図,表,等の文書の構
成要素を配置するとき、次の3つの要素を割り出す。
【0004】(1)種別,行数,文字数,1行当たりの
平均字数,空白率等の文書の構成要素データそのものを
計測した値から算出される数値データである物理的特徴
量 (2)タイトル(見出し)位置,本文位置,項目数,ブ
ロック図や表の位置・大きさ,見出し語コード等の文書
の構成要素データを形態素解析して得られた文書構造を
計測した値から算出される数値データである形態的特徴
【0005】(3)形態素解析によって得られたタイト
ルや見出しから抽出されるキーワードや、文脈理解によ
る意味抽出によって求められる数値データである意味的
特徴量そして、その(1)〜(3)の各々の要素間にお
ける同型,類似,対比等の関係に基づいて予め用意して
ある規則に基づいて文書の構成要素を最適位置に配置す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような文書整形装置では、文書作成領域の大きさと用
紙サイズ(フレームサイズ)と図形領域等の重なりを考
慮しつつ、文書作成領域中の最適な位置に図形領域を配
置するようにしたものであり、写真,図版,表を統一し
た基準で自動的に配置し、その際の操作を簡略化するこ
とができるが、必ずしも見た目の美しいレイアウトにな
るものではなかった。
【0007】したがって、手間をかけて作成した文書の
出来ばえが悪くなってしまうという問題があった。この
発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、文書作成
領域中に図形領域を見た目が美しくなるように配置する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による文書作成
装置は、上記の目的を達成するため、文書作成領域に設
定した図,写真等の図形領域を作成する図形領域作成手
段と、文書作成領域に図形領域を配置するための基準線
を設定する基準線設定手段と、図形領域作成手段によっ
て作成した図形領域を前記文書作成領域内に配置させる
指示をする手段と、その手段の指示によって基準線設定
手段によって設定された基準線と図形領域作成手段によ
って作成された図形領域との位置関係を求める手段と、
その手段によって求められた位置関係を基にして図形領
域を前記基準線に沿わせるように配置する図形領域変更
配置手段とを設けたものである。
【0009】また、図形領域変更配置手段によって基準
線に沿うように図形領域を配置してその図形領域が文書
作成領域からはみ出したとき、図形領域が文書作成領域
内に納まるように図形領域のX軸方向又はY軸方向の大
きさを変倍する図形領域変倍手段を設けるとよい。
【0010】さらに、図形領域変倍手段によって図形領
域を変倍するとき、その図形領域のY軸方向を変倍する
かX軸及びY軸方向を変倍するかのいずれかを選択する
手段を設けるとよい。
【0011】さらにまた、基準線設定手段を文書作成領
域の全ページに共通する基準線をマスタ書式に設定する
手段にするとよい。あるいは、基準線設定手段を文書作
成領域の各ページ毎に任意の基準線をページ書式に設定
する手段にしてもよい。
【0012】
【作用】この発明による文書作成装置は、文書作成領域
に設定した図,写真等の図形領域を作成し、文書作成領
域に図形領域を配置するための基準線を設定した後、作
成した図形領域を文書作成領域内に配置させる指示をす
ると、その指示によって基準線と作成された図形領域と
の位置関係を求め、その位置関係を基にして図形領域を
基準線に沿わせるように配置するので、文書作成領域に
設定した図,写真等を任意に設定した基準線に沿うよう
に配置することができる。
【0013】また、図形領域を基準線に沿うように配置
してその図形領域が文書作成領域からはみ出したとき、
図形領域が文書作成領域内に納まるように図形領域のX
軸方向又はY軸方向の大きさを変倍するようにすれば、
図形領域を文書作成領域内に設定した基準線に沿うよう
に、且つ文書作成領域内からはみ出さないように配置す
ることができる。
【0014】さらに、図形領域を変倍するとき、その図
形領域のY軸方向を変倍するかX軸及びY軸方向を変倍
するかのいずれかを選択するようにすれば、図形領域の
変倍方法を任意に選択することができる。
【0015】さらにまた、文書作成領域の全ページに共
通する基準線をマスタ書式に設定するようにすれば、図
形領域を沿わせるための基準線を文書全体に適用させる
ことができる。あるいは、文書作成領域の各ページ毎に
任意の基準線をページ書式に設定するようにすれば、図
形領域を沿わせるための基準線を文書のページ毎に適用
させることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。まず、この発明による文書作成装置に
おける自動レイアウトの概要について説明する。
【0017】雑誌等のレイアウトでは、文書全体に渡っ
て基準線を設定し、その基準線に沿うように図版の配
置,大きさ,及び余白域等をレイアウトする方法が用い
られている。このようなレイアウト方法によって紙面上
に図版を配置すると文書全体の見た目が美しくなること
が知られている。
【0018】例えば、図2は通常のレイアウト方法によ
って図版を配置した場合の一例を示す図である。このよ
うに図版Z1〜Z12を各紙面Sの任意の位置に配置し
てしまうと、各図版Z1〜Z12がそれぞれの紙面Sに
おいて統一的に配置されないので全体としての見栄えが
しなくなってしまう。
【0019】図1は図版を基準線に沿うように配置した
場合の一例を示す図であり、このように各紙面Sに共通
する基準線L1,L2を設定し、その基準線L1,L2
に沿うように各図版Z′1〜Z′12を配置すれば、各
図版Z′1〜Z′12がそれぞれの紙面Sにおいて統一
的に配置され、文書中の各図版の構成がすっきりしたレ
イアウトになって全体の見栄えが良くなり、見た目が美
しくなる。
【0020】そこで、この発明による文書作成装置で
は、文書の紙面上に設定した基準線に沿うように写真,
図版等を自動的に配置するようにしている。つまり、写
真,表,図版の図形領域の大きさを設定し、その図形領
域内に写真,表,図版を作成して文書内に貼りこむ。そ
して、基準線を設定した後に自動編集キーが押下される
と、その基準線に沿って図形領域を再配置する。
【0021】なお、図形領域に対しては文字との排他性
の有無を指定することができ、それに応じて文字の流れ
込みも変わり、変倍や再配置によって文字データの配置
も変わる。また、予め図形領域の器のみを大まかに作成
し、自動レイアウトの指示によって最適な領域の大きさ
と配置位置を設定するようにしてもよい。
【0022】図3はこの発明の一実施例である文書作成
装置の構成を示すブロック図であり、この文書作成装置
はキーボード装置1,マウス2,ディスプレイ装置3,
ハードディスク装置4,フロッピディスク装置5,プリ
ンタ6,制御処理装置7,及びバス8からなる。
【0023】キーボード装置1は各種の入力キーを備え
ており、文字,数字,記号等の情報や文書作成及び自動
レイアウトのときの各種の指示等を入力するための入力
装置である。マウス2はディスプレイ装置3の表示画面
上の位置情報を入力するための入力装置である。
【0024】ディスプレイ装置3はCRTやLCD等の
表示装置であり、文書作成中の作業画面や作成した文書
及びオペレータへの各種メッセージ等を表示する。ハー
ドディスク装置4及びフロッピディスク装置5は文書デ
ータ等を読み出し可能に記憶する記憶装置である。
【0025】プリンタ6はレーザプリンタ等の印刷装置
であり、作成した文書等を紙に印刷する。制御処理装置
7はCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピ
ュータを内蔵しており、この装置全体の制御処理や文書
作成及び自動レイアウトにかかわる各種処理等を行な
う。
【0026】図4は図3に示した制御処理装置7におけ
る自動レイアウト処理に係わる機能を示すブロック図で
ある。書式設定部10は文書作成領域に設定した図,写
真等の図形領域を作成する図形領域作成処理を行なう。
【0027】基準線設定部11は文書作成領域に図形領
域を配置するための基準線を設定する基準線設定処理を
行ない、その設定された基準線のデータを拡張書式デー
タとして拡張書式データ格納部に格納する。その際、文
書作成領域の全ページに共通する基準線をマスタ書式に
設定してもよいし、又は文書作成領域の各ページ毎に任
意の基準線をページ書式に設定してもよい。
【0028】また、最大4本までの基準線をミリ指定で
設定することができ、その基準線のデータはレイアウト
編集部16が編集時に常時参照する。さらに、図形領域
変倍処理によって図形領域を変倍するときに図形領域の
Y軸方向を変倍するかX軸及びY軸方向を変倍するかの
いずれかを選択する自動縮小モードの設定も可能であ
り、それを拡張書式データとして格納する。
【0029】基準線表示部12は拡張書式データ格納部
の基準線情報を参照し、その基準線をディスプレイ装置
3に例えば破線で表示させる。自動配置指示部13は、
書式設定部10による図形領域作成処理によって作成し
た図形領域を文書作成領域内に配置させる指示をする。
【0030】領域位置処理部14は自動配置指示部13
によって図形領域を文書作成領域内に設定された基準線
に沿うように配置させる指示があると、基準線設定部1
1によって設定された基準線と図形領域作成処理によっ
て作成された図形領域との位置関係を求める処理を行な
う。
【0031】例えば、左上Y座標値と図形領域の長さと
からその図形領域のY座標方向の中心位置を求め、その
中心位置の座標値と基準線のデータとを比較して図形領
域の座標値を変更する。
【0032】領域変倍部15はレイアウト編集部16に
よる図形領域変更配置処理によって基準線に沿うように
図形領域を配置してその図形領域が文書作成領域からは
み出したとき、図形領域が文書作成領域内に納まるよう
に図形領域のX軸方向又はY軸方向の大きさを変倍する
図形領域変倍処理を行なう。
【0033】つまり、変更された図形領域の座標が用紙
内に納まるか否かを判断し、納まらないときは際に図形
領域のX軸方向又はY軸方向の大きさを変倍し、図形領
域のデータを変更する。
【0034】このとき、基準値設定部11の自動縮小モ
ードを参照して、図形領域のY軸方向のみを変倍する
か、X軸方向とY軸方向の両方を変倍するかのいずれで
あるかを判断する。
【0035】X軸とY軸の両方向を変倍する場合、用紙
のX軸方向の中心部を書式設定部10の書式データから
求めて図形領域の中心部のX座標値と比較し、図形領域
の中心が右にあるときは版面の右端に図形領域の右端を
合わせるように変倍し、図形領域の中心が左にあるとき
は版面の左端に図形領域の左端を合わせるように変倍す
る。また、図形領域の中心は用紙サイズと印字方向によ
って決定することができる。
【0036】図5は図4に示した書式設定部10におけ
る書式データの格納フォーマットの一例を示す図であ
る。この書式データはパラメータ型データであり、書式
単位内に1〜8存在する。その書式データは連続して存
在し、ページ書式番号の若い順に格納され、テキスト中
の書式付改頁コードに対応する。
【0037】以下、各項目の内容を列挙する。 (1)パラメータ長:149 (2)ページ書式番号:0−奇数頁書式,1−偶数頁書
式,2以上−特殊頁 (3)モード:図6に示すように、プリンタ種別と文書
モードとからなる
【0038】(4)用紙サイズ:0−A3縦,1−A3
横 (5)印字方向:2−A4縦,3−A4横,4−A5
縦,5−A5横,6−B4縦,7−B4横,8−B5
縦,9−B5横,10−ハガキ縦,11−ハガキ横, MSB−0 横書,MSB−1 縦書
【0039】(6)基本文字サイズ:1−10.5P,
2−8P,3−12P,4−9P (7)上下左右余白:単位ミリ (8)印字有効幅:単位ミリ (9)印字有効長:low Byte,high By
teの順で格納する
【0040】(10)文字数/行:1行当たりの全角文
字数(最大120文字) (11)行数/頁:1頁当たりの行数(最大127行) (12)ページ付開始ページ数:0−ページ付なし,1
〜 開始ページ数 (13)英文処理有無:0−英文処理なし,1−英文処
理あり 行末最終単語で強制改行 欧文用フォントによるプロポーショナル処理
【0041】(14)右端揃え有無:0−右端揃えな
し,1−右端揃えあり(但し縦罫線のある行を除く) (15)行間隔自動変更有無:0−行間隔固定,1−行
間隔自動 (16)文書処理モード:b1b0=0−禁則処理 1−拡張禁則(2重禁則) 2−禁則なし(囲み)
【0042】(17)段組数:1〜16 (18)段組n開始位置X:BMU単位 (19)段組n開始位置Y:段組数で示される段のデー
タまで有効 (20)段組n幅: (21)段組n長さ:
【0043】図7は図4に示した基準線設定部11にお
ける拡張書式データの格納フォーマットの一例を示す図
である。この拡張書式データには、設定された基準線の
データ及び図形領域をその基準線に沿って配置したとき
にはみ出た場合の図形領域の縮小する方向を格納してい
る。
【0044】以下に各項目の内容を列挙する。 (22)パラメータ長:14 (23)ページ付け開始番号:0の時は書式内の先頭頁 (24)ページ付け終了番号:0の時は書式内の最終頁 (25)基準線座標1〜4:ミリ単位の座標値 (26)自動縮小モード:0−Y軸方向のみ,1−X軸
及びY軸方向
【0045】図8は図4に示した領域位置処理部14に
おける図形領域の位置と大きさと種類に関するデータの
格納フォーマットの一例を示す図である。枠あけデー
タ,グラフ,図形,画像等の領域データはすべてブロッ
ク型データ形式で表現され、これらは、グラフ,図形合
成データ,画像合成データ,文字ブロック合成データが
順不同に連続して存在する。
【0046】それぞれのデータは合成データの出現順に
並び、枠あけデータの場合は枠属性は排他性ありでデー
タ長は0である。そして、書式単位内に合計最大64存
在する。なお、排他性ありの領域が重なってもよい。
【0047】以下に各項目の内容を列挙する。 (27)ID:80H−枠あけデータ 81H−グラフデータ 82H−図形データ 83H−画像データ 84H−タイトル・記事データ 85H−文字表データ 86H−数表データ 87H−欧文データ 88H−数式データ 89H−簡易図形データ 8AH−頁付けデータ 8BH−タイトル・記事・テキストデータ
【0048】(28)枠属性:0−排他性なし 1−行頭側枠(排他性あり) 2−行末側枠(排他性あり) 3−自動(排他性あり) 領域のみが排他制御されるが、行頭/行末両方に流し込
み可能となる場合は、行頭への流し込みのみが行なわれ
る 4−全行排他
【0049】(29)ページNO.:データの示すペー
ジ数 1−100 MSBがセットされているもの(80H以上)はマスタ
書式,ページ書式等に付随するものである 80H−頁書式0〜87H−頁書式7
【0050】(30)左上端X座標:BMUアドレス (31)左上端Y座標: (32)領域幅:BMU数 (33)領域長さ (34)データ長:グラフ,図形部,画像部,文字ブロ
ック部に格納される該当データのセクタ数
【0051】なお、用紙サイズと印字方向の関係は、例
えばA4縦長用紙横書は図9の(a)に示すようにな
り、A4縦長用紙縦書は図9の(b)に示すようにな
る。また、X軸方向及びY軸方向の原点位置は縦書の場
合も横書の場合も用紙上の左上隅とする。図9の(a)
及び(b)にPで示す点である。
【0052】図10はこの文書作成装置の処理を示すフ
ローチャートである。まず、書式設定と基準線の設定が
されるとその基準線を表示し、キー入力があったか否か
を判断する。キー入力があればそれが書式設定キーか否
かを判断し、書式設定キーなら最初の処理に戻るが、書
式設定キーでなければ自動編集キーか否かを判断する。
自動編集キーでなければ終了か否かを判断し、終了なら
そのままこの処理を終了するが、終了でなければ編集処
理に移行して最初の処理に戻る。
【0053】一方、自動編集キーなら領域毎の基準線を
選択して左上端座標の変更を行ない、用紙に入るか否か
を判断する。用紙に入れば最初の処理に戻るが、入らな
ければY軸方向のみを変倍するか否かを判断し、YES
なら領域の長さ、つまり図形領域のY軸方向の長さを変
更する。また、NOなら領域の幅、つまり図形領域のX
軸方向の長さを変更し、さらに図形領域のY軸方向の長
さを変更する。
【0054】そして、データの縮小を行ない、領域の中
心点を判定し、左上端のX座標を補正して最初の処理に
戻る。なお、その領域の中心点の判定と左上端のX座標
の補正との処理において、特に版面に合わせる必要はな
いので、変倍が発生したときに版面に合わせるようにす
るとよい。
【0055】まず、新規作成において書式設定を行な
い、基準線の位置設定も行なう。その書式設定後に編集
機能に入るが、この時に設定した基準線を画面に表示す
る。キー入力待ち状態においては書式設定キーと自動編
集キーのみがこの処理に係わり、それ以外のキーは通常
の編集操作を実行する。
【0056】書式設定キーが押下されたときは、書式設
定画面が表示され、もう一度基準線の位置を変更するこ
とができる。そして、自動編集キーが押下されたときは
文書領域内の全ての図形領域について基準線に沿うよう
に再配置を行なう。
【0057】次に、主要な処理についてそれぞれ説明す
る。 (イ)図形領域毎の基準線の選択 図形領域の上下方向の中心点を求め、基準線のY座標方
向の値と比較して最も近い基準線を求める。
【0058】(ロ)左上座標の変更 最も近い基準線に対して左上Y座標方向の値を合わせ
る。X座標方向の値については特に変更する必要はな
い。
【0059】(ハ)図形領域のサイズ変更 変更された座標値に対して図形領域が用紙内に納まるか
否かを判定し、納まる場合は再表示して編集状態に戻
る。また納まらない場合は書式設定のときに指定した自
動縮小モードを参照して図形領域の変倍処理を行なう。
次に、変倍した図形領域に対して配置位置の再調整を行
なう。
【0060】さらに、詳述する。文書作成装置の自動編
集キー(自動レイアウトキー)を押下すると、文書作成
領域中の図形領域が文書作成領域に対して設定した基準
値に沿うように自動的に配置される。
【0061】その配置に関しては、図形領域のY軸方向
の中心座標値が基準線に対して上にあるときは図形領域
の下辺が基準線に接触するように配置する。また、基準
線に対して下にあるときには図形領域の上辺が基準線に
接触するように配置する。
【0062】さらに、複数の基準線に対しては中心座標
が基準線に最も近い基準線に対して図形領域の配置を行
なう。そして、再配置したときに図形領域が用紙からは
み出す場合、予め選択してある図形縮小モードにしたが
って、その図形領域が文書作成領域中に納まるように縮
小して配置する。
【0063】その縮小の時には以下に示す2種類のモー
ドを設定できる。 (ニ)Y軸方向のみの縮小 図形領域のY軸方向のみを縮小し、その縮小結果に対し
て再配置をしない。
【0064】(ホ)X軸及びY軸方向の縮小 図形領域のX軸及びY軸方向の両方とも縮小する。その
縮小した結果、図形領域のX軸方向の中心が用紙の中心
よりも右に位置するときには、図形領域の右端を版面の
右端に合わせるように配置する。また、左に位置すると
きは図形領域の左端を版面の左端に合わせるように配置
する。
【0065】図11は基準線設定時の作業画面の一例を
示す図であり、オペレータはこの作業画面によって文書
作成領域中に任意の基準線を最大4本まで設定する。そ
の設定のときには基準線をミリ単位でそれぞれ入力す
る。また、同時に自動縮小モードの設定も行なえ、縦方
向のみを選択すると図形領域のY軸方向のみを縮小する
モードが設定され、縦横方向を選択すると図形領域のX
軸及びY軸方向を縮小するモードが設定される。
【0066】図12は図形領域を再配置するときの表示
例を示す図である。図12の(a)に示すように、移動
のみのときは、図形領域Z20の下辺が基準線L3に接
するように下側に移動し、図形領域Z21の上辺が基準
線L3に接するように上側に移動する。
【0067】また、図12の(b)に示すように、図形
領域のY軸方向のみを変倍するときには、図形領域Z2
0の下辺を基準線L3に接するように移動し、上側が用
紙からはみ出さないように変倍(縮小)して配置し、図
形領域Z21の上辺を基準線L3に接するように移動
し、下側が用紙からはみ出さないように変倍(縮小)し
て配置する。
【0068】さらに、図12の(c)に示すように、図
形領域のX軸及びY軸方向の両方を変倍するときには、
図形領域Z20の下辺を基準線L3に接するように移動
し、上側が用紙からはみ出さないように変倍(縮小)す
ると共に、X軸方向も縮小して配置し、図形領域Z21
の上辺を基準線L3に接するように移動し、下側が用紙
からはみ出さないように変倍(縮小)すると共に、X軸
方向も縮小して配置する。
【0069】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る文書作成装置によれば、文書作成領域に設定した図,
写真等を任意に設定した基準線に沿うように配置するこ
とができる。また、図形領域を基準線に沿うように配置
してその図形領域が文書作成領域からはみ出したときで
も、図形領域を文書作成領域内に設定した基準線に沿う
ように、且つ文書作成領域内からはみ出さないように配
置することができる。
【0070】さらに、図形領域を変倍するとき、その図
形領域のY軸方向を変倍するかX軸及びY軸方向を変倍
するかのいずれか任意に選択することができる。さらに
また、文書作成領域の全ページに共通する基準線をマス
タ書式に設定するようにすれば、図形領域を沿わせるた
めの基準線を文書全体に適用させることができるし、文
書作成領域の各ページ毎に任意の基準線をページ書式に
設定するようにすれば、図形領域を沿わせるための基準
線を文書のページ毎に適用させることができる。
【0071】したがって、文書作成領域中に図形領域を
見た目が美しくなるように自動的に配置することができ
るので、オペレータが文書を作成する際、その文書を構
成する写真,図,等の図形領域を文書全体を通して統一
的に配置することが可能になり、作業の手数をかけなく
とも見栄えのするレイアウトで文書を作成することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示した文書作成装置における図版を基準
線に沿うように配置した場合の一例を示す図である。
【図2】通常のレイアウト方法によって図版を配置した
場合の一例を示す図である。
【図3】この発明の一実施例である文書作成装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】図3に示した制御処理装置7における自動レイ
アウト処理に係わる機能を示すブロック図である。
【図5】図4に示した書式設定部10における書式デー
タの格納フォーマットの一例を示す図である。
【図6】図5に示したモードの項目の内容の説明図であ
る。
【図7】図4に示した基準線設定部11における拡張書
式データの格納フォーマットの一例を示す図である。
【図8】図4に示した領域位置処理部14における図形
領域の位置と大きさと種類に関するデータの格納フォー
マットの一例を示す図である。
【図9】用紙サイズと印字方向の関係を示す説明図であ
る。
【図10】図3に示したこの発明の一実施例である文書
作成装置の処理を示すフローチャートである。
【図11】文書作成領域に対する基準線設定時の作業画
面の一例を示す図である。
【図12】図形領域を再配置するときの表示例を示す図
である。
【符号の説明】
1 キーボード装置 2 マウス 3 ディスプレイ装置 4 ハードディスク装
置 5 フロッピディスク装置 6 プリンタ 7 制御処理装置 8 バス 10 書式設定部 11 基準線設定部 12 基準線表示部 13 自動配置指示部 14 領域位置処理部 15 領域変倍部 16 レイアウト編集部 Z1〜Z12,Z′1〜Z′12,Z20,Z21 図
版 S 紙面 L1,L2,L3 基
準線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽山 和裕 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小林 博之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 富田 武仁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 阿久津 隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 片平 満希 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書作成領域に設定した図,写真等の図
    形領域を作成する図形領域作成手段と、前記文書作成領
    域に前記図形領域を配置するための基準線を設定する基
    準線設定手段と、前記図形領域作成手段によって作成し
    た図形領域を前記文書作成領域内に配置させる指示をす
    る手段と、該手段の指示によって前記基準線設定手段に
    よって設定された基準線と前記図形領域作成手段によっ
    て作成された図形領域との位置関係を求める手段と、該
    手段によって求められた位置関係を基にして前記図形領
    域を前記基準線に沿わせるように配置する図形領域変更
    配置手段とを設けたことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書作成装置において、 前記図形領域変更配置手段によって前記基準線に沿うよ
    うに前記図形領域を配置して前記図形領域が前記文書作
    成領域からはみ出したとき、前記図形領域が前記文書作
    成領域内に納まるように前記図形領域のX軸方向又はY
    軸方向の大きさを変倍する図形領域変倍手段を設けたこ
    とを特徴とする文書作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の文書作成装置において、 前記図形領域変倍手段によって前記図形領域を変倍する
    とき、その図形領域のY軸方向を変倍するかX軸及びY
    軸方向を変倍するかのいずれかを選択する手段を設けた
    ことを特徴とする文書作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項記載の文
    書作成装置において、前記基準線設定手段が、前記文書
    作成領域の全ページに共通する基準線をマスタ書式に設
    定する手段であることを特徴とする文書作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか一項記載の文
    書作成装置において、前記基準線設定手段が、前記文書
    作成領域の各ページ毎に任意の基準線をページ書式に設
    定する手段であることを特徴とする文書作成装置。
JP4228502A 1992-08-27 1992-08-27 文書作成装置 Pending JPH0675952A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072446A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Seiko Epson Corp 文書編集装置、プログラムおよび記憶媒体
JP2008186332A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Seiko Epson Corp レイアウト評価装置、プログラムおよび記憶媒体
JP2008191746A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Seiko Epson Corp 動画生成装置、プログラムおよび記憶媒体
JP2008204179A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Seiko Epson Corp 文書評価装置、プログラムおよび記憶媒体
JP2011090692A (ja) * 2010-11-15 2011-05-06 Seiko Epson Corp 文書編集装置、プログラムおよび記憶媒体

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