JPH08287050A - レイアウトデザイン装置 - Google Patents

レイアウトデザイン装置

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JPH08287050A
JPH08287050A JP7087273A JP8727395A JPH08287050A JP H08287050 A JPH08287050 A JP H08287050A JP 7087273 A JP7087273 A JP 7087273A JP 8727395 A JP8727395 A JP 8727395A JP H08287050 A JPH08287050 A JP H08287050A
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JP
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area
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Withdrawn
Application number
JP7087273A
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English (en)
Inventor
Takuya Oshima
拓哉 大嶋
Hideaki Nakayama
英昭 中山
Misako Kamiyama
美佐子 神山
Masatoshi Otake
正敏 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字に合った罫線を容易に作成できる作業能
率の高いレイアウトデザイン装置の提供を目的とする。 【構成】 レイアウトデザイン装置本体10の罫線自動
作成手段(ステップ5)では、予め設定記憶された素材
領域Mの天地左右の余白の大きさを示す基準罫線位置デ
ータに基づき、ステップ1・2・4にて位置を調整した
レイアウト領域内に、文字の天地左右の余白の大きさに
一致する罫線50を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを用いた
レイアウトデザイン装置に係わるものであって、文字デ
ータによって示される素材の周囲に、該素材から常に等
間隔に位置するように罫線を設定することができる技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、コンピュータのディスプレイ
上にてデザイン段階での印刷物のレイアウト及びデザイ
ンの検討を行い、これによってデザイナーが手作業で行
っていたデザイン検討作業を効率化するレイアウトデザ
イン装置が開発されている。このレイアウトデザイン装
置では、印画紙の大きさに対応して設定した組版領域内
に文字、図形、画像といった素材を示す素材データを流
し込み、更に、流し込んだ素材を強調したり、見やすく
するために、該素材の周囲を罫線で囲むことも行われ
る。
【0003】そして、このようなレイアウトデザイン装
置では、文字と罫線とはそれぞれ独立した別々のデータ
であるので、罫線及び罫線で囲まれた素材を修正する場
合には、以下のような作業を行う必要がある。素材とし
て文字を例に挙げて説明すると、例えば、罫線で囲まれ
た文字(以下、この文字を割付文字と表現する)の1行
あたりの文字数や、行数に変更があった場合には、変更
後の割付文字の水平方向及び上下方向の寸法を目視ある
いは計算で求め、これにより得られた割付文字の水平方
向長さ、上下方向長さに基づき、罫線の大きさを示す数
値を修正入力し、このような数値入力によって割付文字
の範囲に合わせて罫線の大きさも調整するようにしてい
る。また、マウス等の操作手段だけで罫線の大きさを調
整することも可能であり、この場合、オペレータは表示
画面を見ながら、割付文字の範囲に合わせて罫線の大き
さを徐々に変更してゆく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、罫
線で示される領域へ納め組を行う際には、文字と文字と
の間隔を詰める場合が多く、漢字、仮名、句読点などの
文字の種類により、詰める割合も異なり、各行毎に文字
数、行長が異なるものとなる。また、禁則処理等の特殊
な処理を行なう場合もあるので、これによって各行毎の
文字数、行長が更に異なるものとなる。そして、このよ
うな文字の納め組を行った後、文字の行長、行数に合わ
せて罫線を修正しようとした場合には、前記レイアウト
デザイン装置では、前述したように、変更後の割付文字
の水平方向及び上下方向の寸法を目視あるいは計算で求
め、これにより得られた割付文字の水平方向長さ、上下
方向長さに基づき、罫線の大きさを示す数値を入力し
て、罫線の大きさを調整する、あるいはマウス等の操作
手段によって罫線の大きさを調整する必要があり、オペ
レータの作業負担が大きいという問題が生じていた。ま
た、このような作業は修正する罫線が複数ある場合に、
同一の作業内容を複数繰り返して行う必要があり、これ
によってオペレータの作業負担が一層大きくなるという
問題があった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、文字に合った罫線を容易に作成できる作業
能率の高いレイアウトデザイン装置の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明では、文字データからなる素材データをレ
イアウト領域内に収めるレイアウトデザイン装置であっ
て、オペレータによって操作される操作手段と、該操作
手段から出力された指示に基づいて、表示手段の画面上
に、素材データによって示される素材、該素材を囲む罫
線を表示させる装置本体部とを有し、前記装置本体部
は、前記操作手段からの指示に基づいてレイアウト領域
を修正するレイアウト領域修正手段と、該レイアウト領
域修正手段によって修正されたレイアウト領域内の素材
データを再組版する再組版手段と、予め設定記憶された
素材領域の天地左右の余白の大きさを示す基準罫線位置
データに基づき、レイアウト領域修正手段によって位置
修正したレイアウト領域内に、前記再組版手段で再組版
された素材についての素材領域の天地左右の余白の大き
さに一致する罫線を作成する罫線自動作成手段と、を有
することを特徴とする。
【0007】第2の発明では、前記装置本体部は、表示
手段の画面上にレイアウト領域を表すボックスを表示さ
せ、前記レイアウト領域修正手段では、前記操作手段か
らの指示に基づき、該ボックスの大きさを拡大縮小する
ことによって前記レイアウト領域を修正することを特徴
とする。
【0008】第3の発明では、文字データからなる素材
データを、罫線で囲まれた罫線領域内に収めるレイアウ
トデザイン装置であって、オペレータによって操作され
る操作手段と、該操作手段から出力された指示に基づい
て、表示手段の画面上に、素材データによって示される
素材、該素材を囲む罫線を表示させる装置本体部とを有
し、前記装置本体部は、前記操作手段からの指示に基づ
いて罫線の割付位置を修正する罫線修正手段と、該罫線
修正手段によって修正された罫線内の素材データを再組
版する再組版手段と、予め設定記憶された素材領域の天
地左右の余白の大きさを示す基準罫線位置データに基づ
き、罫線修正手段によって位置修正した罫線位置を、前
記再組版手段で再組版された素材についての素材領域の
天地左右の余白の大きさに一致するように自動修正する
罫線自動作成手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の発明に示すレイアウトデザイン装置で
は、レイアウト領域修正手段にて、操作手段からの指示
に基づいてレイアウト領域を修正した後、再組版手段に
て、該レイアウト領域修正手段によって修正されたレイ
アウト領域内の素材データを再組版処理する。そして、
その後、罫線自動作成手段では、予め設定記憶された素
材領域の天地左右の余白の大きさを示す基準罫線位置デ
ータに基づき、レイアウト領域修正手段によって位置修
正したレイアウト領域内に、再組版手段で再組版された
素材についての素材領域の天地左右の余白の大きさに一
致する罫線を作成する。従って、本発明のレイアウトデ
ザイン装置では、従来のように文字の位置を変更した後
で、変更後の文字の水平方向及び上下方向の寸法を目視
あるいは計算で求め、該寸法に基づき罫線の大きさを調
整する、あるいは、マウスの操作によって罫線の大きさ
を調整するといった面倒な操作を行うこと無く、上述し
たレイアウト領域修正手段、再組版手段、罫線自動作成
手段によって、文字を囲む罫線を自動的に作成すること
ができ、これによって罫線の作成作業を効率良く行うこ
とができる。
【0010】第2の発明に示すレイアウトデザイン装置
では、表示手段の画面上にレイアウト領域を表すボック
スを表示させ、更に、レイアウト領域修正手段では、操
作手段からの指示に基づき、該ボックスの大きさを拡大
縮小することでレイアウト領域を修正するようにしてい
るので、これによって該レイアウト領域の修正作業を効
率良くで行うことができる。
【0011】第3の発明に示すレイアウトデザイン装置
においては、罫線修正手段にて、操作手段からの指示に
基づいて表示手段の画面上に表示された罫線の割付位置
を修正した後、再組版手段にて、該罫線修正手段によっ
て修正された罫線内の素材データを再組版処理する。そ
して、その後、罫線自動作成手段では、予め設定記憶さ
れた素材領域の天地左右の余白の大きさを示す基準罫線
位置データに基づき、罫線修正手段によって位置修正し
た罫線位置を、再組版手段で再組版された素材について
の素材領域の天地左右の余白の大きさに一致するように
自動修正する。従って、本発明のレイアウトデザイン装
置では、従来のように文字の位置を変更した後で、変更
後の文字の水平方向及び上下方向の寸法を目視あるいは
計算で求め、該寸法に基づき罫線の大きさを調整する、
あるいは、マウスの操作によって罫線の大きさを調整す
るといった面倒な操作を行うこと無く、上述した罫線修
正手段、再組版手段、罫線自動作成手段によって、文字
を囲む罫線を自動的に作成することができ、これによっ
て罫線の作成作業を効率良く行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。まず、図1を参照して本発明のレイアウ
トデザイン装置100の全体構成を説明する。図1にお
いて符号10で示すものはレイアウトデザイン装置本体
であって、このレイアウトデザイン装置本体10には、
画像入力手段11、文字原稿入力手段12、対話型入力
手段13、線画情報入力手段14、表示手段15、記憶
手段16、画像出力手段17、データ出力手段18がそ
れぞれ接続されている。
【0013】画像入力手段11は、写真データを読み取
り、読み取った写真を画像データとして出力するレイア
ウトスキャナ等の画像読取装置により構成されるもので
あって、画像入力手段11から出力された画像データ
は、レイアウトデザイン装置本体10に供給される。な
お、画像入力手段11は、このような構成に限定され
ず、レイアウトスキャナにて読み取った画像データを、
オンライン、磁気テープ、フロッピーディスク、光磁気
ディスク等の媒体を介して又は通信手段を介してレイア
ウトデザイン装置本体10に間接的に出力するようにし
ても良い。
【0014】文字原稿入力手段12は、CTS(Comput
erized typesetting System )から入力された組版処理
後の文字組版データを、磁気テープ、フロッピーディス
ク、光磁気ディスク等の媒体を介して又は通信手段を介
してレイアウトデザイン装置本体10に出力するもので
あって、この文字原稿入力手段12から出力される文字
組版データには、文字を示す文字データとともに、文字
書体、大きさ等を示すフォントデータ、及び網かけ、白
抜き、反転等の表示形態を示す表示形態データなどが含
まれている。なお、文字原稿入力手段12では、CTS
に限定されず、DTP(Desk Top Publishing )、ワー
ドプロセッサ、その他の組版装置で組版された文字デー
タを入力し、この文字データにフォントデータ、及び表
示形態データを付加することにより、上述した文字組版
データを作成するようにしても良い。
【0015】線画情報入力手段14は、CAD等によっ
て構成されるものであって、このCAD等から、製図処
理後の図形データを磁気テープ、フロッピーディスク、
光磁気ディスク等の媒体を介して又は通信手段を介して
レイアウトデザイン装置本体10に出力するものであ
る。対話型入力手段13は、キーボード、マウス、ディ
ジタイザなどにより構成されるものであって、オペレー
タは表示手段15を見ながら操作することによって、上
述した画像データ、図形データ、文字組版データの編
集、修正等を容易に行えるものである。なお、この対話
型入力手段13では、上述したデータの編集作業、修正
作業の他に、各種の業務情報の入力を行っても良く、ま
た、画像データ、図形データ、文字組版データに対し
て、印画紙との位置合わせのためのレイアウト基準線及
びレイアウト基準点の入力を行うようにしても良い。
【0016】表示手段15は、CRTディスプレイによ
って構成されるものであって、画像データによって表わ
される画像、図形データによって表わされる図形、文字
組版データによって表わされる文字を、それぞれ画面1
5A上に表示させるものである。記憶手段16は、内部
メモリ、ハードディスク装置、フロッピディスク装置等
のメモリによって構成されるものであって、文字組版に
ついての文字組版データを記憶する文字組版データ記憶
エリア16A、罫線50(後述する)を作成するための
基準罫線位置データを記憶する基準罫線位置データ記憶
部16Bと、を有している。なお、この記憶手段16に
は、文字組版データの他に、画像データ、図形データが
記憶されるが、その記憶エリアは図面では省略されてい
る。
【0017】一方、基準罫線位置データ記憶部16B
は、対話型入力手段13を介したオペレータの指示に基
づき、図4で示すように、割付文字の割付領域である素
材領域Mの上部位置(符号a0で示す)から上方側への
上側余白長さ(符号a1で示す)、該素材領域Mの下部
位置(符号b0 で示す)から下方側への下側余白長さ
(符号b1 で示す)、該素材領域Mの末端位置(符号c
0 で示す)から画面15A左側への左側余白長さ(符号
c1で示す)、該素材領域Mの先頭位置(符号d0で示
す)から画面15A右側への右側余白長さ(符号d1 で
示す)をそれぞれ、基準罫線位置データとして記憶する
ものであって、上述したレイアウトデザイン装置本体1
0では、この基準罫線位置データ記憶部16Bに記憶さ
せた基準罫線位置データに基づき、文字が配置される素
材領域Mの天地左右に、該素材領域Mから余白長さで示
される所定の間隔をおいて罫線50を引くようにしてい
る(詳細は後述する)。画像出力手段17はハードコピ
ーなどの出力装置によって構成されるものであり、ま
た、データ出力手段18は、レイアウトデザイン装置本
体10内に読み込んだ、あるいは読み込んで処理したデ
ータを出力するためのものであって、この出力データに
基づいて図示しないプリンタでは印画紙への印刷処理を
行うようにしている。
【0018】以下、上記レイアウトデザイン装置本体1
0の制御内容を図2のフローチャートと、図3及び図4
の画面表示図を参照して詳細に説明する。なお、表示手
段4の画面15A上には、レイアウト領域の境界を示す
ボックス20と呼ばれる枠があり、このボックス20内
に、罫線50内に割り付ける文字を流し込み表示させた
状態で、以下のフローチャートの処理をスタートさせ
る。
【0019】《ステップ1》〜《ステップ2》 対話型入力手段13からの信号に基づきボックス20の
操作点21〜24が指定され、更に該操作点21〜24
が移動させられた場合に(ステップ1)、該操作点21
〜24に連動して、ボックス20の大きさを変更、すな
わちリサイズさせる(ステップ2)。
【0020】《ステップ3》ボックス20の大きさが変
更された場合に、該ボックス20の大きさに合わせてボ
ックス20内の文字を再組版する。具体的には、ボック
ス20を縮小して、該ボックス20のY方向に沿うライ
ンが文字と交差した場合に、交差した文字以下を改行さ
せるといった文字の再組版処理を行わせる。 《ステップ4》ステップ2にて大きさを変更したボック
ス20の指定が解除されか否かを判断し、NOの場合に
ステップ2〜ステップ3の処理を続行し、また、YES
の場合に次のステップ5に進む。
【0021】《ステップ5》基準罫線位置データ記憶部
16Bに記憶される基準罫線位置データに基づいて、該
素材領域Mから基準罫線位置データで示される余白長さ
に一致する罫線を作成する。具体的に説明すると、図3
に示すように、文字組版データ記憶エリア16Aに記憶
されている文字組版情報に基づいて、各素材領域Mの水
平方向(x方向)の長さを積算し、かつ、各素材領域M
の上下方向(y方向)各長さを積算することにより、素
材領域Mの水平方向(図3に符号L1で示す)、上下方
向の長さ(図3に符号L2で示す)を計算した後、前者
の水平方向の長さL1を、素材領域Mの基準文字(図3
の場合では符号mで示す『あ』)の文頭x座標に対して
加算又は減算し、かつ後者の上下方向の長さL2を、素
材領域Mの基準文字mの文頭y座標に対して加算又は減
算することにより、素材領域Mの座標を計算する。
【0022】そしてその後、基準罫線位置データ記憶部
16Bに記憶されている基準罫線位置データに基づき、
素材領域Mの上部位置(符号a0 で示す)から上方側へ
の上側余白長さ(符号a1 で示す)、該素材領域Mの下
部位置(符号b0 で示す)から下方側への下側余白長さ
(符号b1 で示す)、該素材領域Mの末端位置(符号c
0で示す)から画面15A左側への左側余白長さ(符号
c1で示す)、該素材領域Mの先頭位置(符号d0 で示
す)から画面15A右側への右側余白長さ(符号d1 で
示す)一致するように罫線50を表示させる。
【0023】また、図4に示すように、文字組版によっ
ては、文字の列方向先頭、列方向末端が、各行によって
不揃いとなることがあるが、このとき、複数の行の中で
最も文字数が多いものを基準として、水平方向の長さL
1を計算する。また、水平方向L1,上下方向L2を計
算する際の基準となる基準文字(上記例ではm)を変更
する必要がある場合については、対話型入力手段13に
よりオペレータが適宜設定変更するようにする。
【0024】以上詳細に説明したように本実施例に示さ
れるレイアウトデザイン装置100では、ステップ1、
ステップ2、ステップ4にて、対話型入力手段13から
の指示に基づいて、ボックス20によって示されるレイ
アウト領域を修正した後、ステップ3にて、同様に対話
型入力手段13からの指示に基づいて該レイアウト領域
修正手段によって修正されたボックス20内の素材デー
タを再組版する。そしてその後、ステップ5では、予め
設定記憶された素材領域の天地左右の余白の大きさを示
す基準罫線位置データに基づき、ステップ1・2・4に
て位置修正したボックス20内のレイアウト領域内に、
ステップ3にて再組版された素材についての素材領域の
天地左右の余白の大きさ(本例では、a1,b1,c1,
d1)に一致する罫線50を作成する。従って、本実施
例に示されるレイアウトデザイン装置100では、従来
のように文字の位置を変更した後で、変更後の文字の水
平方向及び上下方向の寸法を目視あるいは計算で求め、
該寸法に基づき罫線50の大きさを調整する、あるい
は、マウスの操作によって罫線50の大きさを調整する
といった面倒な操作を行うこと無く、上述したステップ
5によって、文字を囲む罫線50を作成することがで
き、これによって罫線50の作成作業を効率良く行うこ
とが可能となる。
【0025】本実施例に示すレイアウトデザイン装置1
00では、表示手段15の画面15A上にレイアウト領
域を表すボックス20を表示させ、更に、レイアウト領
域修正手段(ステップ1・2・4)では、対話型入力手
段13からの指示に基づき、該ボックスの大きさを拡大
縮小することでレイアウト領域を修正するようにしてい
るので、これによって該レイアウト領域の修正作業を効
率良くで行うことができる。
【0026】なお、本実施例では、基準罫線位置データ
記憶部16Bに、素材領域Mの上部位置から上方側への
上側余白長さ(符号a1 で示す)、該素材領域Mの下部
位置から下方側への下側余白長さ(符号b1 で示す)、
該素材領域Mの末端位置から画面15A左側への左側余
白長さ(符号c1 で示す)、該素材領域Mの先頭位置か
ら画面15A右側への右側余白長さ(符号d1 で示す)
をそれぞれ、基準罫線位置データとして記憶するように
したが、これに限定されず、これら上側余白長さ、下側
余白長さ、右側余白長さ、左側余白長さを共通の一定値
とし、上述したステップ5において、素材領域Mから等
間隔となるように罫線50を引くようにしても良い。
【0027】また、上記実施例に示すレイアウトデザイ
ン装置本体10は、特許請求の範囲の「装置本体部」に
相当し、対話型入力手段13は特許請求の範囲の「操作
手段」に相当する。また、フローチャートに示されるス
テップ1、ステップ2、ステップ4は、特許請求の範囲
(請求項1・2)の「レイアウト領域修正手段」に相当
し、ステップ3は特許請求の範囲の「再組版手段」に相
当し、ステップ5は特許請求の範囲の「罫線自動作成手
段」に相当する。
【0028】また、上記実施例では、ステップ5にて、
ボックス20内のレイアウト領域に罫線50を作成する
処理を行ったが、これに限定されず、ステップ5にて、
ボックス20の位置に該ボックス20に代えて罫線50
を設けるように処理しても良い(請求項3に対応)。そ
して、この場合には、上記フローチャートに示されるス
テップ1、ステップ2、ステップ4は、特許請求の範囲
第3項記載の「罫線修正手段」に相当することになる。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように第1の発明に
示すレイアウトデザイン装置では、レイアウト領域修正
手段にて、操作手段からの指示に基づいてレイアウト領
域を修正した後、再組版手段にて、該レイアウト領域修
正手段によって修正されたレイアウト領域内の素材デー
タを再組版処理する。そして、その後、罫線自動作成手
段では、予め設定記憶された素材領域の天地左右の余白
の大きさを示す基準罫線位置データに基づき、レイアウ
ト領域修正手段によって位置修正したレイアウト領域内
に、再組版手段で再組版された素材についての素材領域
の天地左右の余白の大きさに一致する罫線を作成する。
従って、本発明のレイアウトデザイン装置では、従来の
ように文字の位置を変更した後で、変更後の文字の水平
方向及び上下方向の寸法を目視あるいは計算で求め、該
寸法に基づき罫線の大きさを調整する、あるいは、マウ
スの操作によって罫線の大きさを調整するといった面倒
な操作を行うこと無く、上述したレイアウト領域修正手
段、再組版手段、罫線自動作成手段によって、文字を囲
む罫線を自動的に作成することができ、これによって罫
線の作成作業を効率良く行うことができる。
【0030】第2の発明に示すレイアウトデザイン装置
では、表示手段の画面上にレイアウト領域を表すボック
スを表示させ、更に、レイアウト領域修正手段では、操
作手段からの指示に基づき、該ボックスの大きさを拡大
縮小することでレイアウト領域を修正するようにしてい
るので、これによって該レイアウト領域の修正作業を効
率良くで行うことができる。
【0031】第3の発明に示すレイアウトデザイン装置
においては、罫線修正手段にて、操作手段からの指示に
基づいて表示手段の画面上に表示された罫線の割付位置
を修正した後、再組版手段にて、該罫線修正手段によっ
て修正された罫線内の素材データを再組版処理する。そ
して、その後、罫線自動作成手段では、予め設定記憶さ
れた素材領域の天地左右の余白の大きさを示す基準罫線
位置データに基づき、罫線修正手段によって位置修正し
た罫線位置を、再組版手段で再組版された素材について
の素材領域の天地左右の余白の大きさに一致するように
自動修正する。従って、本発明のレイアウトデザイン装
置では、従来のように文字の位置を変更した後で、変更
後の文字の水平方向及び上下方向の寸法を目視あるいは
計算で求め、該寸法に基づき罫線の大きさを調整する、
あるいは、マウスの操作によって罫線の大きさを調整す
るといった面倒な操作を行うこと無く、上述した罫線修
正手段、再組版手段、罫線自動作成手段によって、文字
を囲む罫線を自動的に作成することができ、これによっ
て罫線の作成作業を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レイアウトデザイン装置の機能ブロック図。
【図2】レイアウトデザイン装置本体10の制御内容を
示すフローチャート。
【図3】レイアウト領域を修正前の画面表示図。
【図4】レイアウト領域を修正後の画面表示図。
【符号の説明】
10 レイアウトデザイン装置本体 11 画像入力手段 12 文字原稿入力手段 13 対話型入力手段 14 線画情報入力手段 15 表示手段 16 記憶手段 17 画像出力手段 18 データ出力手段 20 ボックス 21〜24 操作点 50 罫線 100 レイアウトデザイン装置 M 素材領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 正敏 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データからなる素材データをレイア
    ウト領域内に収めるレイアウトデザイン装置であって、 オペレータによって操作される操作手段と、 該操作手段から出力された指示に基づいて、表示手段の
    画面上に、素材データによって示される素材、該素材を
    囲む罫線を表示させる装置本体部とを有し、 前記装置本体部は、 前記操作手段からの指示に基づいてレイアウト領域を修
    正するレイアウト領域修正手段と、 該レイアウト領域修正手段によって修正されたレイアウ
    ト領域内の素材データを再組版する再組版手段と、 予め設定記憶された素材領域の天地左右の余白の大きさ
    を示す基準罫線位置データに基づき、レイアウト領域修
    正手段によって位置修正したレイアウト領域内に、前記
    再組版手段で再組版された素材についての素材領域の天
    地左右の余白の大きさに一致する罫線を作成する罫線自
    動作成手段と、を有することを特徴とするレイアウトデ
    ザイン装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体部は、表示手段の画面上に
    レイアウト領域を表すボックスを表示させ、 前記レイアウト領域修正手段では、前記操作手段からの
    指示に基づき、該ボックスの大きさを拡大縮小すること
    によって前記レイアウト領域を修正することを特徴とす
    る請求項1記載のレイアウトデザイン装置。
  3. 【請求項3】 文字データからなる素材データを、罫線
    で囲まれた罫線領域内に収めるレイアウトデザイン装置
    であって、 オペレータによって操作される操作手段と、 該操作手段から出力された指示に基づいて、表示手段の
    画面上に、素材データによって示される素材、該素材を
    囲む罫線を表示させる装置本体部とを有し、 前記装置本体部は、 前記操作手段からの指示に基づいて罫線の割付位置を修
    正する罫線修正手段と、 該罫線修正手段によって修正された罫線内の素材データ
    を再組版する再組版手段と、 予め設定記憶された素材領域の天地左右の余白の大きさ
    を示す基準罫線位置データに基づき、罫線修正手段によ
    って位置修正した罫線位置を、前記再組版手段で再組版
    された素材についての素材領域の天地左右の余白の大き
    さに一致するように自動修正する罫線自動作成手段と、
    を有することを特徴とするレイアウトデザイン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7295221B2 (en) 1997-10-23 2007-11-13 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method, and computer-readable memory

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