JPH03102417A - 対象の選択方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ディスプレイ画面等で表示された対象を選択
する対象選択方式に関するものである。

（従来の技術） 従来技術では、何らかの操作を行う場合、その操作の対
象を指定するために、ディスプレイ上で表示された対象
をカーソルで選択するという操作を行う。この選択の操
作では、ある軛囲内にある対象を一度に選択することが
可能であるが、分散した対象を複数個選択するには、個
別に選択していく必要があった。特に、ある師囲内にあ
る対象のなかで、ある対象だけを除外すると〜）う選択
を行う場合には、その除夕｛ずる対象のために、選択対
象が複数の不定形な部分に分割されて、その選択が面倒
になっていた。また、既に選択された対象の中から、あ
る対象を除外したい場合でも、最初から選択し直す必要
があった。

（発明が解決しようとする課題） 上述のように、従来、ある師囲にある選択対象の中から
、ある対象だけを除外して選択したい場合は、その除外
したい部分を避けて対象を選択していく必要があった。

また、既に選択された対象の中から、ある対象を除タｌ
したい場合でも、最初から選択し直す必要があった。

本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、既に選択され
た対象から、新たに指示された文・ｊ象を追加もしくは
削除することを可能にし、対象選択操作を簡易化するこ
とを目的とするものである。

（課題を解決するための手段） 本発明は、ある操作等を実行するための操作対象を選択
するためにディスプレイ画而等で表示された対象を指示
する手段（第ゴ図２）と、既に選択されている対象の対
象選択情報と、新たに指示した対象の対象指示情報との
排他的論理和演算を行い、その演算結果を新たな対象選
択情報とする手段（第１図６）とを備えた対象の選択方
式である。

（作　用） ディスプレイ画面等で表示された対象を指示することに
より、ある操作等を実行するための操作対象を選択する
。選択状態は対象選択情報として適宜のメモリに保存さ
れるとともに、ディスプレイ画面に表示される。既に幻
象が選択された状態にあり、その選択状態がディスプレ
イ画面上に表示されている状態において、さらに追加し
て任意の対象を指示すると、その対象指示情報は既１こ
選択されている対象の対象選択情報と排他的論理和演算
され、その演算結果が新たな対象選択情報とされる。

このように排他的論理和演算を行うと、既存の選択され
た対象の中に、新たに指示された対象が包含される場合
は、既存の選択対象から新たな指示対象を除いたものが
新たな選択対象とねる。従って、ある範囲にある選択対
象の中から、ある対象だけを除外して選択したい場合は
、上記範囲の選択対象を選択し、次に除外したい対象を
追加指示するだけの簡単な操作により、所望の選択を行
うことができる。

（実施例） 第工図は、本発明の一尖施例の構成を示すブロック図で
ある。

ディスプレイ装置ｌ上で表示された操作対象は、座標入
力装！２によって、選択範囲の位置が指定される。この
指定された位置情報は、入出力制御装置４によって、ウ
ィンドウ制御装置６に伝えられる。ウィンドウ制御装置
６は、この情報をもとに選択対象の範囲を認識する。

ウィンドウ制御装置６は、選択対象を他の対象と区別し
て表示するように、表示メモリ６の内容を変化させ、表
示制御装置３でディスプレイ装置１上に表示する。

第２図は、この実施例の処理フローを説明するものであ
る。

ウインドウ制御装置６は、入出力制御装置４からの選択
クリア入力を監視する（■）。選択クリアの指示は操作
者が座標入力装置（以後、マウスと呼ぶ）２の二つある
ボタンの内、右ボタンをダブルクリックすることにより
行う。゛マウスからの上記選択クリアを表すダブルクリ
ック信号が発生すると、入出力制御装置４はそのダブル
クリック信号を受けて、ウィンドウ制御装置６に選択ク
リアを伝える。ウインドウ制御装置６は、選択状態のク
リアを行う（■）。この時、選択状態の表示（ハイライ
ト表示）もクリアする。そして、選択入力を待機する（
■）。この実施例では、マウスを動かずことで、カーソ
ルを目的の位置に移動し、マウスの左ボタンをクリック
することで、選択対象の開始位置を指定し、右ボタンを
クリソクすることで、選択対象の最後部を指定するよう
になっている。マウスによってこのような選択指示情報
が入力されると、ウインドウ制御装置６は、選択対象の
範囲を確定する（■）。選択対象の範囲が確定すると、
その確定した対象の対象指示情報と既存の選択対象の選
択指示情報との排他的論理和の演算を行い、その演算結
果を新たな選択対象指示情報として保持する。この新た
な選択対象指示情報に基づいて表示制御装置３の制御の
もとにディスプレイ装置１に選択状態を示すハイライ１
・表示がなされる（■）。

この実施例の排他的論理和により選択を行う排他的論理
和選択方式では、もし、既存の選択対象が無い場合は、
従来の選択と変わりがない。また、既存の選択と共通部
を持たないのであれば、選択対象を追加することになる
。そして、既に選択した対象を再度選択した場合は、そ
の対象の選択が取り消される。

そして、既存の選択対象の中に、新たに指示された対象
が包含されるのであれば、既存の選択苅象から、新たに
指示された幻象を除いたものが新たな選択対象となる。

第３図は、選択前のディスプレイ画面ｌ１の状態を示し
たものであり、マウスを使ってカーソル１３を移動し、
マウスの左ボタンをクリックして、選択開始位置に、カ
ーソル１３を置いた状態を示している。

第４図は、選択後のディスプレイ画面１１の状態を示し
たものであり、選択は、選択対象の最後部に、マウスを
使ってカーソルを移動し、マウスのボタンを右クリック
することで行われる。この時、この選択範囲内にある対
象は、全て、ハイライト表示される。

第５図は、排他的論理和選択前のディスプレイ画面１ｌ
の状態を示したものであり、既に選択された状態にある
対象と抽他的論理和を取りたい選択対象の開始位置に、
カーソル１３を置いた状態を示している。これは、マウ
スでカーソルを移動し、マウスの左ボタンをクリックす
ることで行われる。

第６図は、刊他的論理和選択後のディスプレイ画面１１
の状態を示したものであり、選択は、排他的論理和選択
対象の最後部に、マウスを使ってカーソルを移動し、マ
ウスのボタンを右クリックすることで行われる。この時
、この後省の選択範囲内にある対象は、既に選択された
状態にある対象と排他的論理和が取られ、その結果が新
たな選択されている対象となり、ハイライ１・状態で表
示される。

この場合は、後者の選択対象は、前者の選択対象に完全
に包含されているので、後者の選択対象を前者の選択対
象から除外したものが、新たに選択された状態となって
いる。

（発明の効果） 本発明によれば、既存の選択苅象の対象指示情報と新た
に選択された対象の文・］象指示情報との間に、ＩＪ］
他的論理和をとり、その粘果を新たな選択対象とするの
で、従来の選択操作を拡張し、選択対象の追加、削除、
一部除外などの操作が簡単に実現でき、操作効率が向上
する。

また、既存の選択対象を修正して、新たな選択対象どし
て利用できるので、選択操作が少なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。 第２図は実施例の排他的論即和選択操作処理フローを示
す図である。 第３図は選択前のディスプレイ画面の状態を示す図であ
る。 第４図は選択後のディスプレイ画面の状態を示す図であ
る。 第５図は排他的論理和選択前のディスプレイ画面の状態
を示す図である。 ６ 第呑図は排他的論理和選択後のディスプレイ画面の状態
を示す図である。 １・・・ディスプレイ装置、２・・・座標入力装置、３
表示制御装置、４・・・入出力制御装置、５・・・表示
メモリ、６・・・ウインドウ制御装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ある操作等を実行するために、その操作対象を選択する
   ためにディスプレイ画面等で表示された対象を指示する
   手段と、 既に選択されている対象の対象選択情報と、新たに指示
   した対象の対象指示情報との排他的論理和演算を行い、
   その演算結果を新たな対象選択情報とする手段と を備えたことを特徴とする対象の選択方式。