JPH03102020A - シート材給送装置 - Google Patents

シート材給送装置

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JPH03102020A
JPH03102020A JP1238978A JP23897889A JPH03102020A JP H03102020 A JPH03102020 A JP H03102020A JP 1238978 A JP1238978 A JP 1238978A JP 23897889 A JP23897889 A JP 23897889A JP H03102020 A JPH03102020 A JP H03102020A
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sheet
pressing
feeding
paper feed
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複写機又はレーザービームプリンタ等の画像
形成装置に用いられる着脱自在なシート材給送装置に係
わり、詳しくは、積載手段に積載されているシート材を
押圧する押圧手段に関するものである。
([1)従釆の技術 従来、レーザービームプリンタ等の画像形或装置には、
禎載台に積載された封筒等の厚紙からなるシート材を装
置内に自動的に給送するためのシート材給送装置が着脱
自在に配設されている。上記積載台に積載されたシート
材は、その最下位側から1枚づつ分離されて給送手段に
より画像形或装置内Q給送されている。このシート材の
給送時において、押圧手段によりシート材の最上位を押
圧することにより、シート材を給送手段に押圧付勢して
、シート材と給送手段との間の摩擦により給送手段の給
送力を高めている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述したシート材給送装置においては、
シート材を押圧手段(ウェイト)によって常に押圧して
いるので、積載された全シート材(以下シ一ト束という
)の最下位側からシート材を引き抜く際に、シート材同
士の摩擦力が大きく、シート材の給送時における搬送ロ
ーラ対の搬送力を高めなければならなかった。
そこで、本発明は、搬送ローラ対がシート材を挟持して
いる状態では、押圧手段の押圧動作を解除して、搬送ロ
ーラ対によるシート材の搬送動作を容易にしたシート材
給送装置を提供することにある。
(二)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図〜第5図を参照して示すと、複数のシート材(
S)を積載する稙載手段(42)と、前記積載されたシ
ート材(S)を最下位側から給送する給送手段(52)
と、前記積載手段(42)に積載されているシート材(
S)の最上位のシート材(S)に当接してシート材(S
)を前記給送手段(52)に押圧付勢する押圧手段(5
5)と、前記給送手段(52)から給送されたシート材
(S)を搬送する搬送ローラ対(70)を備えたシート
材給送装置(1)において、前記シート材(S)が前記
搬送ローラ対(70)により扶持されるときに、前記押
圧手段(55)の押圧作用を解除する解除手段(13)
を有することを特徴とする。
また、前記押圧手段(55)の押圧解除を、前記給送手
段(52)及び搬送ローラ対(70〉を駆動する駆動モ
ータ(87)の回転方向の切換えにより行なうように構
或してある。
(ネ)作用 以上橘或に基づき、積載手段(42)に積載されたシー
ト材(S)を押圧手段(55)により押圧した状態で駆
動モータ(87)を回転させると、給送手段(52)が
回転して最下位のシート材(S)が分離されて積載手段
(52)から給送される。
給送されたシート材(S)が搬送ローラ対(7O)によ
り挟持されると、解除手段(13)により押圧手段(5
5)が上昇されて、シート材(S)に対する押圧手段(
55)の押圧作用が解除される。これにより、シート材
(S)間の摩擦力が低減され、この状態で最下位のシー
ト材(S)はさらに搬送されて行く。
また、給送手段(52)及び搬送ローラ対(70)を駆
動する駆動モータ(87)が、給送手段(52)を駆動
する時の回転方向と逆方向に切換わって搬送ローラ対(
70)を駆動するときに、この逆方向への回転により上
記解除手段(13)が作動して、シート材(S)に対す
る押圧手段(55)の押圧作用が解除される。
なお、上述したカツコ内の符号は、図面を参照するため
のものであって、本発明の構或を何等限定するものでは
ない。
(へ)実施例 以下、本発明の一実施例が適用されているシート材給送
装置の一例を第8図〜第11図及び第1図に基づいて説
明する。
第8図において、シート給送装置1は、レーザービーム
プリンタ(画像形或装置)2の側面に着脱自在に装着さ
れており、このシート給送装置上の下方にはレーザービ
ームプリンタ2に着脱自在に装着されたカセット41が
配設されている。上記シート給送装置1の基端部(第1
図において左端部)には、左右方向に沿って1対のガイ
ド捧(突起部)40a,40bがそれぞれ固設されてい
て、このガイド棒40a,40bをレーザービームプリ
ンタ2に穿設された位置決め用の穴(図示略)に挿入す
ることにより、シート給送装置1は位置決めされるよう
になっている。上記ガイド枠40a,40bの先端には
、シート給送装置1をレーザービームプリンタ2にロッ
クするための溝が設けられている。また、上記レーザー
ビームプリンタ2の側面のカセット41の上方位置には
、手差しシートを挿入するための手差し給紙口3aが開
設されている。
上記シート給送装置1は、シート材S(第9図参照)を
積載するための給紙トレイ42を有しており、この給紙
トレイ42には、シート材Sの幅方向への移動を規制す
る規制板43a,43bが配設されている.この規制板
43a,43bの下方には、給紙トレイ42の幅方向に
沿って1対のラック45,46、がスライド自在に配設
されている。このラック45.46は、給紙トレイ42
の裏面に回転自在に配設されたビニオン47にそれぞれ
噛合しており、これにより、ラック45.46は互いに
連動して幅方向に移動しつるようになっている. 給紙トレイ42には、シートの有無を検知するシート材
有無センサ49が配設されており、このセンサ49は、
中間部を給紙トレイ42に回転自在に取付けられていて
、シート材Sに当接して揺動するセンサレバー50と、
このセンサレバー50によりON−OFFされるフォト
インタラプタ51とから構或されている.上記センサ4
9の下流側には、給紙トレイ42に積載されたシートを
下側から給送するための給紙ローラ52が、軸53によ
り回転自在に装着されていて、その周面上部は給紙トレ
イ42の上方に延出している。
上記給紙ローラ52の上方には、シート材Sを給紙ロー
ラ52に押圧付勢するためのウェイト55が配設されて
いる。このウェイト55の両端部は、シート給送装W1
の側板56,57に穿設された円弧上長孔56a,57
a (第1図参照)から延出していて、支持レバー59
.60の自由端にある程度のガタをもってそれぞれ取付
けられている。支持レバー59.60の基部は、軸61
,62により側板56,57にそれぞれ枢着されており
、これにより上記ウェイト55の両端部は、円弧上長孔
56a,57aに沿って昇降しうるようになっている。
上記ウェイト55の下流側の近傍には、給紙トレイ42
に積載されたシートの先端を規制する先端規制部材63
が配設されていて、その下端と上記給紙トレイ42の下
流端とは所定距+aたけ離隔しており、この離隔部分6
3aからシート材Sを給送しうるようになっている。ま
た、上記先端規制部材63は、シートとの摩擦を減らす
と共にシート先端のメクレな防止するためのリブ63b
を有しており、その稜線は鉛直線よりも給紙トレイ42
側に約3′″傾いている. そして、上記先端規制部材63の下面側には、取付け台
65が固着されていて、この取付け台65には高摩擦部
材により構或された分離バッド66が装着されており、
この分離パッド66は、前記給紙ローラ52から所定距
lllたけ離隔していると共に、シート材S方向に対し
て所定角度傾斜している。上記分離バッド66に対向す
る位置には、可撓性を有するシート状部材67か配設さ
れていて、給紙ローラ52から給送されたシートを分離
パッド66に押圧させてシート材Sの電送を防止してい
る.上記分離バッド66の下流側には、シート材Sを案
内するガイド69が配設されており、このガイド69の
下流側には、駆動ローラ70aとピンチローラ70bと
からなる搬送ローラ対70が配設されている。上記分離
バッド66とシート状部材67とは、同一の取付け台6
5に固定されており、この取付け台65は下方向に取り
外し可能となっている。
上記搬送ローラ対70の下流側には、コネクタ71が固
設されており、このコネクタ71はレーザービームプリ
ンタ2に配設された不図示のコネクタと結合して、レー
ザービームプリンタ2とシート給送装置1との間の電気
的接続を行なっている。シート給送装置1がレーザービ
ームプリンタ2に接続されているか否かの検知は、コネ
クタ71の上の2つの接点をショートさせておくことに
より、レーザービームプリンタ2側で検知可能となって
いる。
第9図は、シート材Sをシート給送装置1に積載した状
態を示している。シート材Sは、ウェイト55に作用す
る重力及び後述する引っ張りばね77a,77bの張力
により給紙ローラ52に押圧されていて、給紙ローラ5
2が回転することにより最下位のシート材Sから順次給
送されていく。シート材Sが給紙トレイ42上に存在す
る場合には、センサレバー50は第1図の位置から反時
計方向に回動して第9図に示す態位になる。そして、回
動したセンサレバー50の一端部50aが、フォトイン
タラプタ51に係合してセンサレバー50の回動、すな
わちシート材Sの存在が検知される。
第2図及び第3図は、シート給送装置1の蓋79の開閉
による前記ウェイト55の解除・押圧状態を示している
。図において、蓋79は側板56,57に両端をそれぞ
れ装着されたヒンジ軸80を中心として回動自在となっ
ており、この蓋79の両側にはフック81a,8lbの
基部が固着されている。前記支持レバー59.60は、
その中間にそれぞれ固着された係止部材82a,82b
と側板56,57にそれぞれ固着された取付け部材83
a,83bとに両端をそれぞれ係止されている前述の引
っ張りばね77a,77bにより、自由端が下降する向
きに付勢されている。また、上記支持レバー59.60
の中間部にはダボ85a,85bがそれぞれ固着されて
おり、このダボ85a,85bは蓋79のフック81a
,81bと係合しうる位置関係にある。
次に、シート給送装置1における駆動系を、第1図、第
4図、第5図、第10図、及び第11図により説明する
図において、側板57には複数の支柱を介して駆動系の
基台となる駆動側板86が固設されており、二の駆動側
板86には駆動モータ(本実施例ではバルスモータ)8
7が固着されている。上記駆動側板86は、駆動モータ
87の放熱板としての機能も兼用している。この駆動側
板86には、ガイド棒40bの基部が取付けられた取付
け部材45bが固着されており、ガイド棒40bの先端
をレーザービームプリンタ2のフレームと接触させるこ
とにより、シート給送装置1をアースに落している。
r駆動モータ87から給紙ローラ52までの駆動伝達系
J 駆動モータ87の出力は、出力軸のギャ89と、駆動側
板86に軸支されたギャ9o、2段ギャ91、ギャ91
及びワンウェイクラッチ(図示略)を介して軸53に装
着されたギャ95の順に伝達されて、軸53及びこれに
固着されている給紙ローラ52を駆動する。上記ワンウ
ェイクラッチ93は、駆動モータ87が10図において
矢印96の方向に回転したときにロックして軸53及び
給紙ローラ52を回転してシート材Sを給紙させ、また
駆動モータ87が矢印97方向に逆転したときには空転
して給紙ローラ52を回転しないように入れられている
。なお、上記軸53は、1対の軸受53aにより側板5
6,57に回転自在に取付けられている。
なお、駆動モータ87が回転して給紙トレイ42上のシ
ート材Sの給送を開始してから、タイマ35(第16図
参照)が所定の時間t,経過後に上記駆動モータ87が
逆転するように制御回路36により制御されている(第
15図参照)。さらに、駆動モータ87が逆転してから
所定の時間t2を経過したときには、第15図に示すよ
うに駆動モータ87は回転を停止するように制御されて
いる。
『駆動モータ87から搬送ローラ対70までの駆動伝達
系』 駆動モータ87からギャ95までは、給紙ローラ52の
駆動伝達系と同じであるのでその説明は省略する。ギャ
90から搬送ローラ対70まては、2つの系統の伝達系
に分かれる。
第1の系統は、前記ギャ92に噛合しているギャ100
からギヤ101,102,103とこのギャ103がワ
ンウェイクラッチ(図示略)を介して装着された軸10
6に駆動力が伝達される系統である。ここで、上記ワン
ウェイクラッチは、駆動モータ87が破線の矢印97方
向に回転した時にロックして、軸106及びこれに固着
された駆動ローラ70aを第1図において反時計方向に
回転する。
第2の系統は、前記ギャ101が不図示のピンにより固
着されている貫通軸110の側板56の方から伝達を行
なう。貫通軸110は、側板56と駆動側板86とに不
図示の軸受を介して回転自在に支持されていて、側板5
6側の端部にはギャ113が固着されている。ギャ11
3は、側板56にそれぞれ軸支されたギヤ115,11
6を介してギャ117に接続しており、このギャ117
は、ワンウェイクラッチ(図示略)を介して前記軸10
6に装着されている。ここで、ワンウェイクラッチは、
駆動モータ87が実線の矢印96方向に回転したときに
ロックして搬送ローラ対70の駆動ローラ70aを第8
図において反時計方向の搬送方向に回転させる. 上記第1及び第2の系統の伝達系により、駆動モータ8
7の回転方向とは無関係に駆動ローラ70aの回転方向
は第1図において常に反時計方向となる。
『駆動モータ87からウェイト55までの駆動伝達系J 駆動モータ87から貫通軸110までの駆動伝達系は、
前述の駆動モータ87から搬送ローラ対70までの駆動
伝達系と同じであるのでその説明は省略する。
貫通軸110からウェイト55までの駆動伝達系は、本
発明の一実施例が適用されていて、その要部を第5図及
び第6図に基づいて説明するゆ第5図及び第6図におい
て、貫通軸110の側板56側の端部には、鍔5aを有
するボス5がピン6により固着されている。上記貫通軸
110のさらに外側の端部には作動レバー7の基部と一
体のボス7aが抜け止めされて回転自在に取付けられて
いる.上記作動レバー7のボス7aは上記ボス5に対向
していると共に、ボス5の外径と等しい外径からなって
いる。両ボス5,7aと、、これらに巻回されたクラッ
チばね9とによりスプリングクラッチ10が構成されて
いる。クラッチばね9のボス5側に設けられた腕9aは
、側板56に設けられたストッパ11の下端に係合可能
になっている。また、作動レバー7の下側縁7bは,側
板56に設けられた別のストッパ12に当接可能となっ
ている。さらに、上記作動レバー7の自由端は、第1図
に示すように、前述した支持レバー59のダボ85aに
係合しうる位置に配設されている。
上記作動レバー7、スプリングクラッチ】0及び両スト
ッパ11.12等により、前記ウェイト55のシート材
Sへの押圧作用を解除する解除機構l3が構或されてい
る. いま、シート材S0)Ik上面にウェイト55が圧接し
た状態で、駆動モータ87が第10図の矢印96で示す
方向に回転すると、前述したように給紙ローラ52が回
転して最下位のシート材Sを給紙する。駆動モータ87
の上記回転により、貫通軸110は第5図において実線
で示す矢印16方向に回転し、これにより作動レバー7
同方向に回転して下降する.作動レバー7の下側縁7b
がストッパ12に当接して回転が阻止されると、貫通軸
110の回転にしたがって、クラッチばね9の巻きつけ
作用が緩められてクラッチばね9は作動レバー7のボス
7aに対して滑っていって、スプリングクラッチ10は
解除状態となる.次に、シート材Sが給紙トレイ42か
ら給送された後に駆動モータ87が第10図において矢
印97方向へ逆転すると、貫通軸110は第5図におい
て矢印17方向に回転をすると共に、その回転の開始時
にクラッチばね9が作動レバー7のボス7aに固く巻回
してスプリングクラッチ10は接続状態となる。これに
より、作動レバー7は貫通軸110の矢印17方向への
回転によって上昇する向き(矢印17方向)に回動する
作動レバー7の上記回動時に、作動レバー7の自由端が
支持レバー59のダボ85aを押し上げて支持レバー5
9及びこれと一体の支持レハー60を第2図に示す位置
から第3図に示す位置に回動させる。この結果、両支持
レバー59,60に支持されているウェイト55は、シ
ート材Sを押圧している位置から上昇してシート材Sに
対する押圧作用を解除する。
また、貫通軸110の矢印17方向への回転と共にクラ
ッチばね9も同方向に回動するが、クラッチばね9の腕
9aが回動途中にストッパ11の下端に当接することに
より、ボス5及び作動レバー7のボス7aへの締め付け
力が緩められて、貫通軸110から作動レバー7への駆
動力の伝達が遮断されるので、作動レバー7は所定の位
置、すなわち支持レバー59.60が円弧上長孔56a
,57aにより回動規制される上限の位置から上がらな
い構造となっている. 第12図〜第14図に基づいて、シート給送装置1のM
79のロック部を説明する。図において、蓋79の基部
近傍における側板56,57の位置には、シート給送装
置1の内側に出没自在であると共に外端部に係止用段部
な有するビン123がそれぞれ遊合されている。このピ
ン123は側板56,57の外面にねじ125で基部を
固着された板ばね126により押圧されて内側に付勢さ
れている。蓋79は、その基部の両側に固着された1対
の腕部材127を前記ヒンジ軸80に装着することによ
り開閉自在に支持されている。上記腕部材127の下端
に穿設された係止用穴l29は、蓋79か第13図に示
すように開いた状態(開き角度25〜30″′)でピン
123と係合する位置に配設されている。
上述のように構戒されたシート給送装置1において、シ
ート材Sを給紙トレイ42に積載する場合には、まず蓋
79を持ち上げて開口する向きに回動させると、蓋79
と一体のフック81a,81bが支持レバー59.60
のダボ85a,85b(第1図参照)とそれぞれ係合し
て支持レバー59.63を第4図に示すように持ち上げ
る。これにより、ウェイト55が蓋79の開口動作に連
動して上昇して、W79がロック機構により蓋79が停
止した位置でウェイト55も停止する。
次に、シート材Sを給紙トレイ42上に滑らせながらそ
の先端が先端規制部材63に突き当たるまで挿入し、こ
の状態で蓋79を閉じると、これに連動して下降するウ
ェイト55が第9図に示すようにシート材Sの最上位の
シート材S上に乗って、ウェイト55自身の重量と前記
引っ張りばね77a,77bの付勢力により、シート材
Sを駆勤ローラ70aに押圧する向きの押圧力が作用す
る。シート材Sが給紙トレイ42上に積載されると、セ
ンサレバー50が押圧されて回動して、その他端50a
によりフォトインタラブタ51の光が遮断されてシ一ト
「有』の検知がなされる。
さらに、レーザービームプリンタ2からの給紙信号を受
けて、コントロール基板130からモータ起動信号が出
力し、駆動モータ87が第6図において矢印96方.向
に回転を始める。これにより給紙ローラ52が第8図に
おいて反時計方向に回動して最下位のシート材Sが給紙
トレイ42から送り出され、シート材S先端が分離パッ
ド66に当接することにより1枚ずつ分離されて次の搬
送ローラ対70へと送り込まれていく. シート材Sが搬送ローラ対70へ送られてその後端が給
紙ローラ52を抜け切らないうちに、駆動モータ87は
第10図において矢印97方向に逆転回動を行なう。こ
の駆動モータ87の矢印97方向への回勤により、搬送
ローラ対70のみが給紙方向に回転駆動されてシート材
Sをさらに送出していく。そして、給紙ローラ52はシ
ート材Sの移動に連れられて従動回転する。
駆動モータ87が上記のように矢印97方向へ逆転する
ときに、前述したように作動レバー7の自由端が上昇す
る向きに作動レバー7が回動してウェイト55を持ち上
げるとにより、シート材Sに対するウェイト55の押圧
作用が解除される。
この結果、搬送ローラ対70によるシート材Sの搬送時
には、積載されたシート材Sとの摩擦が低減された状態
で最下位のシート材Sが円滑にレーザービームプリンタ
2内に給送される.なお、シート材Sが次の搬送ローラ
(例えばレーザービームプリンタ2内の給紙ローラ)に
充分押し込まれて、搬送ローラ対70を通過し終るまで
駆動モータ87を回転し続けたのち駆動モータ87は停
止する. 以上の動作を繰り返すことにより、給紙トレイ42から
の連続給紙が行なわれる。給紙トレイ42のシート材S
が下から順に給紙されると、残ったシート材Sはウェイ
ト55の自重と引っ張りばね77a,77bの付勢力に
より徐々に下降するが、この下降の際シート材Sの先端
は先端規制部材63と摺擦していく.シかし、前述した
ように先端規制部材63のリブ63bの稜線は鉛直線よ
りもシート材S側に傾倒しているので、シート材Sの下
降に伴ってシート材S先端が先端規制部材63に押し付
けられてシート先端がメクレることばなく、従ってシー
ト材Sの先端メクレによる給紙不良も発生しない. シート材Sが減少するに従って引っ張りばね77a,7
7bの長さは小さくなって張力が減少し、これによりウ
ェイト55によるシート材Sへの押圧力は、シート材S
が減少するに従って減少していく。さらに給紙が進んで
残りが最終2枚になると、上側のシート材Sはウェイト
55のシート当接面側に設けられた摩擦部材131によ
り給紙を阻止され、下側のシート材Sのみが給紙されて
いく。最終2枚の給紙が終了すると、シート材有無セン
サ49からシート無信号をレーザービームプリンタ2に
通知して給紙動作を終了する。
第7図は、本発明のシート材給送装置における解除II
A構の第2の実施例を示す斜視図である.同図において
、貫通軸110の側板56側の端部には、ボス21がビ
ン6により固定されており、貫通軸110の上記ボス2
1の外側には摩擦部材22及び作動レバー7の基部がそ
れぞれ嵌合されている.貫通軸110の作動レバー7の
外側の位置には圧縮ばね23が巻回されていて貫通軸1
10に固定された止め部材25により一端を押圧されて
いる。上記作動レバー7の基部は、圧縮ばね23の弾力
により摩擦部材22に押圧されている。
さらに、作動レバー7の自由端は、上下に1対のストッ
パ26a,20bを有していて側板56に固着された規
制部材26によりその回動範囲が規制されている.この
規制部材26の上部のストッパ26aは、給紙トレイ4
2に稙載されているシート材Sが最大枚数である時に、
作動レバー7の上部が当接しない位置、すなわち作動レ
バー7が上昇してウェイト55の押圧作用を解除できる
位置に設定されており、同様に下側のストッパ26bも
、ウェイト55が給紙トレイ42に当接するのを妨げな
い位置に設定されている。上記の作動レバー7、ボス2
1、摩擦部材22,圧縮ばね23及び規制部材26等に
より、シート材Sに対するウェイト55の押圧作用を解
除する解除機構27が構成されている. このように構或された解除機構27を有するシート給送
装置1において、給紙トレイ42上にシート材Sを積載
しその最上面をウェイト55により押圧した状態で、駆
動モータ87を第10図において矢印96方向に回転さ
せると、第1の実施例と同様にして最下位のシート材S
が給紙ローラ52の回転により給紙トレイ42から給送
される.上記給紙ローラ52によるシート材Sの給送時
には、貫通軸110は第7図において矢印16方向へ回
転して作動レバー7が同方向に回動し、規制部材26の
ストッパ26bに当接して回動を規制される.この状態
で貫通軸110が回転を続けるとき、摩擦部材22部に
おいて滑りを生じているので、貫通軸110の回転、す
なわち給紙ローラ52の回転作用は支承なく行なわれる
シート材Sの一部が給紙ローラ52から給送されたのち
、駆動モータ87が第10図において矢印97方向に逆
転すると、給紙ローラ52の回転は停止すると共に搬送
ローラ対70が回転を開始してシート材Sを扶持した状
態でこれをレーザービームプリンタ2内に給送する。こ
の駆動モータ87の矢印97方向への逆転時には、貫通
軸110は第7図において矢印17方向へ回動する。こ
の貫通軸110の回動により、その回転力は摩擦部材2
2を介して作動レバー7に伝達されて作動レバー7は自
由端が上昇する向きの矢印17方向へ回動し、規制部材
26のストッパ26aに当接した位置で回動を停止する
. 作動レバー7が上昇する向きに回動することにより、第
1の実施例と同様に作動レバー7が第3図に示すように
支持レバー59のダボ85aを押し上げることによりウ
ェイト55が上昇してシート材Sの最上面の押圧作用を
解除する。ウェイト55によるシート材Sの押圧作用が
解除された状態では、シート材S同士の摩擦力が低減し
た状態にあるので、その最下位のシート材Sを給送する
搬送ローラ対70の搬送力を低減することができる. (ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、給送手段(給紙
ローラ52)の下流側に配設された搬送ローラ対(70
)に、積載手段(給紙トレイ42)から給送されたシー
ト材(S)が扶持される時に、積載手段に積載されてい
るシート材(S)の最上位を押圧する押圧手段(ウェイ
ト55)の押圧作用を解除手段(解除機構13)により
解除しているので、積載されたシート材(S)を押圧し
たままの状態に比較して給送手段(52)のシート材給
送力を高めることなくシート材(S)を搬送することが
できる。これにより、搬送ローラ対(70)を構或して
いるピンチローラ(70b)の駆動ローラ(70a)に
対する押圧力を低くすることができるので、駆動ローラ
70aの軸受の摩耗を防止することができる. また、搬送ローラ対(70)の搬送力を低く抑えること
により、駆動モータ(87)の出力を小さくすることが
可能となって、シート給送装置(1)の消費電力が低減
される.さらに、シート材(S)への押圧作用を解除し
て、シート材(S)同士の摩擦を低減したことにより、
シート材(S)の給送時におけるシート材(S)の重送
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例が適用されているシート材
給送装置の平面図、第2図は同じく側面図、第3図及び
第4図は同じく作用図、第5図は本発明の第1の実施例
の要部を示す解除機構の斜視図、第e図は同じく分解斜
視図、第7図は本発明の第2の実施例の要部を示す解除
機構の斜視図、第8図は本発明が適用されているシート
材給送装置の縦断側面図、第9図はシート材を積載した
状態のシート材給送装置の縦断側面図、第10図は同じ
く駆動側の側面図、第11図は駆動系の概略平面図、第
12図は蓋のロック部の側面図、第13図は同じく作用
図、第14図は第12図の要部の正面図、第15図は本
発明のシート材給送装置の作用を示すフローチャート、
第16図は同じく制御部を示すブロック図である。 S・・・シート材   7・・・作動レバー13.27
・・・解除機構   42・・・積載手段(給紙トレイ
)    52・・・給送手段(給紙ローラ)    
55・・・押圧手段(ウェイト)70・・・搬送ローラ
対   70a・・・駆動ローラ   70b・・・ビ
ンチローラ   87・・・駆動モータ   110・
・・貫通軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のシート材を積載する積載手段と、前記積載さ
    れたシート材を最下位側から給送する給送手段と、前記
    積載手段に積載されているシート材の最上位のシート材
    に当接してシート材を前記給送手段に押圧付勢する押圧
    手段と、前記給送手段から給送されたシート材を搬送す
    る搬送ローラ対を備えたシート材給送装置において、 前記シート材が前記搬送ローラ対により挟持されるとき
    に、前記押圧手段の押圧作用を解除する解除手段を有す
    ることを特徴とするシート材給送装置。 2、前記押圧手段の押圧解除を、前記給送手段及び搬送
    ローラ対を駆動する駆動モータの回転方向の切換えによ
    り行なうことを特徴とする請求項1記載のシート材給送
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014094799A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Canon Electronics Inc シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220029U (ja) * 1985-07-22 1987-02-06

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