JPS6330752Y2 - - Google Patents

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JPS6330752Y2
JPS6330752Y2 JP14150182U JP14150182U JPS6330752Y2 JP S6330752 Y2 JPS6330752 Y2 JP S6330752Y2 JP 14150182 U JP14150182 U JP 14150182U JP 14150182 U JP14150182 U JP 14150182U JP S6330752 Y2 JPS6330752 Y2 JP S6330752Y2
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paper
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tray
paper feed
linear guide
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JP14150182U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は用紙を多数枚収容し、収容された用紙
を一枚宛給紙するためのカセツト装置、特に大量
の用紙を収容し得る給紙用カセツト装置に関す
る。
現在複写機等に用いられている用紙給紙部分
は、用紙を多数収容し、装置本体に着脱自在に設
けられたカセツト装置が広く利用されている。こ
のカセツト装置は、複写機本体側の給紙ローラー
に、収容用紙を対向させる構造のものであつた。
従つてこのカセツト装置によれば、通常用紙の収
容枚数は、200〜250枚程度である。しかしなが
ら、高速複写機が普及し、複写枚数が非常に多く
なつてきた今日においては、一度に大量の複写を
行う場合も少なくない。その場合、従来の200〜
250枚程度の用紙を収容するカセツト装置を用い
るのでは、カセツト装置の着脱と用紙の装填作業
に多くの時間を要し、しかも煩雑となつて、操作
性を非常に悪くしていた。
そこで、この様な不都合を解消するため、一度
に大量の用紙を収容し得る様にした多数枚カセツ
ト装置が考えられる。従来のカセツト装置は、一
般的にカセツト装置内に収容されている用紙を1
枚ずつ正しく送り出すため、複写機本体に取り付
けられている給紙ローラーに対し、最上位置にあ
る用紙表面を少くとも搬送時に圧接状態となる
様、装置の底部からスプリング等の付勢手段によ
り用紙を押し上げる様にしていた。この様に大量
の用紙を押し上げる付勢手段は、最大量の用紙を
セツトした時に押し上げることのできる付勢力を
有するように設定されている。そのため、数十枚
程度の用紙をセツトすれば、付勢手段の大きな付
勢力により、セツトされた用紙が急速に押し上げ
られ、対向して設けられている給紙ローラー等を
破損することにもなる。
上述の欠点を解消するために、用紙載置部をス
プリング等の付勢手段にて上昇させることなく、
エレベータ機構を用いて使用した枚数に応じて上
記用紙載置部上昇されているものがある。これに
よれば、最上位置の用紙と給紙ローラーとの圧接
力が常に一定となり、給紙ミスを防止することが
可能となる。しかし、上記エレベータ機構を複写
機本体に着脱自在に設けられるカセツト装置に用
いると、カセツト装置自体が大掛りなものとなる
と共にかなりの重量となり、複写機本体に装着で
きなくなる。又、エレベータ機構が複雑な上にコ
スト的にも高くなる。
本考案は上述の欠点に鑑み、エレベータ機構等
を用いず、スプリング手段等の付勢手段を用い
て、セツトされた用紙の量に応じて、制動力を加
え、急激なる上昇を抑制することのできる給紙用
カセツトを提供するものである。
以下図面に従つて本考案の給紙用カセツト装置
を詳細に説明する。第1図は本考案におけるカセ
ツト装置の一具体例を示す斜視図、第2図はカセ
ツト装置を複写機本体に装着した状態を示す側面
図である。図中1は複写機本体、2はカセツト装
置を着脱し得る給紙部、3は給紙部に対向して本
体側に設けられた給紙ローラー、4は給紙ローラ
ーにて給送された用紙を複写工程へ案内するため
のガイドである。上記給紙部2は、通常のカセツ
ト装置を着脱するだけでなく、本発明における大
量の用紙を収容し得るカセツト装置5をも着脱す
る構造である。
次にカセツト装置5の構造について説明する。
カセツト装置5は先端部が通常カセツトと同様の
大きさで複写機本体の給紙部2に装着される構造
となし、複写機本体1より突出した部分に大量用
紙を収容する収容部を有している。用紙収容部
は、カセツト底側6に立設されたカセツト側板
(フレーム)7,7で囲まれた空間部で構成され
る。カセツト底板6には、用紙を収容する空間部
を開放するための蓋体が蝶番(図示せず)を介し
て取付けられている。用紙8はカセツト装置5に
そのまま収容されるものでなく、例えば先端部が
大きく開放された用紙補給用トレイ9に収容さ
れ、該トレイ9共々収容部内の載置台10に載置
される。載置台10の後端部は、トレイ9のすべ
り落ちを防止すると共にトレイ9の載置位置を規
制するストツパ11が取付けられている。
上記載置台10の先端部、特に載置された用紙
8の先端部付近に対向して、カセツト装置5の上
部に給紙ローラー12が設けられている。この給
紙ローラー12は、ローラー保持板13に対し回
転自在に保持されている回転軸14に固着されて
いる。上記ローラー保持板13は、面フレーム7
間に回転自在に保持された回転軸15に回転可能
に取付けられている。つまり、給紙ローラー12
は、回転軸15を中心に回動される構成であつ
て、自動により垂下するものの図に示す位置でそ
れ以下の垂下が規制手段(図示せず)にて規制さ
れている。上記回転軸15には、給紙ローラー1
2と同様に構成された給紙ローラー16が固着さ
れており、給紙された用紙8を更に給紙ローラー
16の作用にて複写機の給紙部へ給送するもので
ある。上記給紙ローラー12及び16の駆動は、
両回転軸14,15のほぼ中央部に固着されたス
プロケツト17-1,17-2間にチエーン18を取
付け、回転軸15を回転させることで、両ローラ
ー12,16の回転駆動を行う。この時の回転の
ための制御信号は、複写機本体側より出力され
る。又、給紙ローラー12は、用紙8との摩擦が
用紙8の相互間による摩擦より大きくなるよう、
摩擦係数の高い例えばゴム等の部材にて形成され
ている。
上記載置台10は、給紙側と反対の端部が、軸
19に回転自在に軸支されており、載置台10上
のトレイ9を、軸19を中心に上下動可能として
いる。また載置台10の給紙端側は、軸20にて
連結されており、該軸20は両端が両フレーム7
より突出している。両フレーム7には、載置台1
0上の軸19を中心とした回動に対し、突出した
軸20を案内するための円弧状にガイド孔21が
形成されている。軸20の突出端の一端には、載
置台10を上昇させるためのワイヤ22の一端が
固定されている。ワイヤ22の他端は、フレーム
7に回転自在に保持された回転軸23に固着され
たプーリ24を介して付勢手段であるスプリング
25に連結されており、このスプリング25の他
端はフレーム7に固定されている。従つて、載置
台10上の用紙8を収容したトレイ9は、スプリ
ング25の付勢力により、軸19を中心に上方向
へ付勢され、給紙ローラー12と用紙8とが圧接
される訳である。
ここで、従来ではスプリング25を、最大量の
用紙8がトレイ9に収容されたものを、載置台1
0に載せた時に載置台10共々上方向へ回動し得
る付勢力のものを選んでいた。そのため、小量の
用紙を収容したトレイ9をセツトすれば、急速に
載置台10が上昇され、対向する給紙ローラー1
2に相当な力で衝突して、給紙ローラー12等を
損傷させることにもなる。
本考案は図にも示す通り、ワイヤ22の移動経
路に沿つてガイド体26を例えば一方のフレーム
7の側面に固定している。ガイド体26は、第4
図に詳細に示す通りワイヤ22の移動経路に沿つ
て直線状に形成されたガイド孔27と、該ガイド
溝27と並設してされた円弧状のガイド溝28と
が形成されており、上記両ガイド溝27,28に
分岐する位置にガイド溝選択用の半円形状の凸部
29がガイド溝27側にガイド溝28と対向して
形成されている。このガイド体26と対応して、
ワイヤ22側にはガイド体26の各ガイド溝2
7,28に案内される被案内用ピン30を有した
被ガイド体31が設けられている。
尚、図中32は給紙ローラー12,16にて給
紙された用紙8をカセツト装置を装着した給紙部
2へと案内する案内板、33は案内板32の下部
に取り付けられ、動作片33-1を用紙8の案内路
に配置させた用紙検知用マイクロスイツチであ
る。つまり、マイクロスイツチ33は、給紙され
た用紙8を検知すれば、給紙ローラー12,16
の給紙動作を停止させるためのものである。
上述の構成のものにおいて次にその作用を説明
する。まず、第3図に示す様にCで示す1000枚程
度の用紙8をトレイ9に収容し載置台10に載置
した場合について説明する。この場合、載置台1
0は下方向への押圧に対して何等規制されておら
ず、スプリング25の付勢力より大きな力で押し
下げることで簡単に押下できる。載置台10を下
位置まで押下し、その力を解除しても、スプリン
グ25の付勢力にて載置台10は上昇することの
ないよう、下位置でロツクする手段(図示せず)
を設けその状態で維持される。
この状態において、用紙8を収容したトレイ9
を載置台10に載せれば用紙のセツトが完了す
る。そして、カセツト装置5の上記ロツク手段を
解除すればトレイ9を載置した載置台10がスプ
リング25にてゆつくりと上昇する。この上昇に
より最上部の用紙8と、給紙ローラー12とが当
接し、共に上昇され第3図で示す実線の位置まで
給紙ローラー12が上昇すれば、図示していない
ストツパに当接して上昇が停止する。つまり、ス
プリング25の付勢力により載置台10上のトレ
イ9内の用紙8、特に最上部の用紙8が規定位置
まで達すればその上昇が停止する。この時、押し
上げられた給紙ローラー12の保持板13の一端
がマイクロスイツチ34をONし、給紙ローラー
12を回転させ、用紙の給紙を行う。用紙8が給
紙されると案内板32に沿つて案内され、マイク
ロスイツチ33を作動すれば、この時点で上記給
紙ローラー12の駆動が停止し、該用紙8は給紙
用ローラー3と対向配置される。その後、プリン
トスイツチ等の操作により複写機本体より給紙信
号が出力されれば、給紙用ローラー3が回転し用
紙8を複写機本体内へ給送する。そして、上記マ
イクロスイツチ33が用紙8の後端を検出すれ
ば、給紙ローラー12が回転駆動され、上述の作
用が繰り返えし行われる。
上述の様に用紙8が順次給紙され、トレイ9内
の用紙が減少すれば、それに応じスプリング25
の付勢力を介して載置台10が上昇され、用紙8
の最上部が常に同一高さに位置される。この様
に、用紙8を大量にトレイ9に収容してセツトす
れば、ゆつくりとトレイ9が上昇されるため、ワ
イヤ22に固定された被ガイド体31のピン30
は、ガイド体26の直線状のガイド溝27に沿つ
て案内される。つまり、ゆつくりと上昇するため
ピン30は、ガイド体26の凸部29に周囲に沿
つて案内され、ガイド溝27側を通る。この場
合、上昇に対し制動力が加えられず、スムーズに
用紙が無くなるまでトレイ9の上昇を行える。
次に、第3図に示す如くトレイ9にDで示す少
量の用紙8を収容した場合について説明する。ト
レイ9は少量の用紙8が収容されると、スプリン
グ25の付勢力が大きいことから相当の力で急速
に上昇される。この時ワイヤ22の被ガイド体3
1のピン30は、ガイド体26の凸部29にかな
りの速度で衝突する。この衝突時の力でピン30
ははね上げられ、凸部29と対向して形成された
円弧状のガイド溝28に沿つて案内される。その
ため、付勢手段であるスプリング25の付勢力に
対し制動力が付与されトレイ9の上昇にブレーキ
が作用することで、急速な上昇が抑制され、ゆつ
くりと上昇する。そして、ピン30がガイド溝2
8を通過すれば大量の用紙8を収容した場合と同
様、トレイ9はローラー12を押し上げた後に規
定の位置に停止される。上記載置台10を引き上
げるためにワイヤ22をプーリ24に張架させ
て、スプリング25の付勢力を利用しているが、
プーリ24をスプロケツトとして、上記ワイヤ2
2をスプロケツトと噛み合うチエーンを設けて構
成してもよいことは勿論である。
以上説明した様に本考案のカセツト装置によれ
ば、用紙載置される載置台を上方向へ付勢する付
勢部材に、載置台の急速な上昇時に制動力を付与
させる構成であつて、載置台が急速に上昇し給紙
ローラー等と衝突し給紙にかかる部材等の破損等
を防止でき、その構成も非常に簡単なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の給紙用カセツト装置の用紙載
置状態の外観を示す斜視図、第2図は本考案の給
紙用カセツト装置を複写機本体に装着した状態を
示す側面図、第3図は動作説明に供するカセツト
装置の側面図、第4図は本考案の制動力にかかる
ガイド体の一例を示す斜視図である。 1:複写機本体、2:給紙部、3:給紙用ロー
ラー、8:用紙、9:トレイ、10:載置台、1
2,16:給紙ローラー、13:ローラー保持
板、20:軸、22:ワイヤ、23:回転軸、2
4:プーリ、25:スプリング、26:ガイド
体、27,28:ガイド溝、29:凸部、30:
被案内用ピン、31:被ガイド体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支点19を中心に回動自在に設けられ多数の用
    紙を積載するための載置台10と、 該載置台を上記支点を中心に上方向へと回動さ
    せ、給紙ローラ12と対向する規定位置へと引き
    上げる付勢力を付与する付勢部材25と、 上記載置台に一端が固定され、他端が上記付勢
    部材と連結されており、載置台を上記付勢部材の
    付勢力に従つて引き上げるための適宜張架された
    ワイヤ22と、 該ワイヤの付勢部材によるワイヤの移動経路に
    沿つて配置され、移動経路に対して直線状に形成
    された直線ガイド溝27及び該直線ガイド溝より
    適宜分岐され上記載置台の引き上げ時に制動力を
    与えるための円弧状に形成された円弧ガイド溝2
    8を有したガイド体26と、 上記ワイヤに取付けられ上記ガイド体の直線ガ
    イド溝又は円弧ガイド溝に沿つて案内されるピン
    30を備えた被ガイド体31と、 上記ガイド体の直線ガイド溝と円弧ガイド溝と
    の分岐位置に対応して直線ガイド溝側に設けられ
    上記被ガイド体のピンを直線ガイド溝又は円弧ガ
    イド溝に分岐案内する凸部29と、 を備えたことを特徴とする給紙用カセツト装
    置。
JP14150182U 1982-09-17 1982-09-17 給紙用カセツト装置 Granted JPS5946941U (ja)

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JP14150182U JPS5946941U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 給紙用カセツト装置

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JP14150182U JPS5946941U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 給紙用カセツト装置

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JPS5946941U JPS5946941U (ja) 1984-03-28
JPS6330752Y2 true JPS6330752Y2 (ja) 1988-08-17

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