JPH03227834A - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

Info

Publication number
JPH03227834A
JPH03227834A JP2179990A JP2179990A JPH03227834A JP H03227834 A JPH03227834 A JP H03227834A JP 2179990 A JP2179990 A JP 2179990A JP 2179990 A JP2179990 A JP 2179990A JP H03227834 A JPH03227834 A JP H03227834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sheets
paper feed
pressing
feeding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2179990A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Sayama
佐山 秀明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2179990A priority Critical patent/JPH03227834A/ja
Publication of JPH03227834A publication Critical patent/JPH03227834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複写機又はレーザービームプリンタ等の画像
形成装置に用いられる着脱自在なシート給送装置に係わ
り、詳しくは、積載手段に積載されているシートを押圧
する押圧手段に関するものである。
(0)従来の技術 従来、レーザービームプリンタ等の画像形成装置にシー
トを供給する装置として、シート積載手段(以下給紙ト
レイという)と、給紙トレイ上のシートを送り出す給送
手段(以下給送ローラという)と、シートを上記給紙ロ
ーラに押圧・付勢する押圧手段(以下ウェイトという)
とを備えるシート給送装置が知られている。
このようなシート給送装置においては、上記ウェイトに
よりシートを給送ローラに押圧・付勢して、シートと給
紙ローラとの間の摩擦力により給紙ローラの搬送力を高
めている。そして、給紙トレイ上のシートか無くなった
とき、ウェイトと給紙ローラ間に新たなシートを補給し
ている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のシート給送装;6におい
ては、ウェイトは給紙トレイ上のシートが全て無い場合
には給紙ローラを常に押圧している状態にあるのて、給
紙トレイに対して新たなシートを補給するためにシート
を挿入する際、ウェイトを押し上げる必要があっ°C、
ウェイトがシート挿入の抵抗となり、これによりシート
が挿入し難いこと及び挿入時にシートの先端がめくれる
等の欠点を有していた。
そこて、本発明は、給紙トレイ上にシートがないことか
シート検知手段により検知される時、ウェイトを押圧位
置から上方の退避位置に自動的に3[させてシートの円
滑な挿入及びシート先端のメクレの防止を図ったシート
給送装置を提供することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図〜第7図を参照し′C示すと、複数のシート(
S)を積載するシート積載手段(42)と、前記シート
積載手段(42)に積載されたシート(S)を下側から
給送する給送回転体(52)と、該給送回転体(52)
にシート(S)を押圧・付勢する上下動自在の押圧手段
(55)と、前記給送回転体(52)により給送される
シート(S)を搬送する搬送ローラ対(70)を有する
シート給送装置(1)において、前記挿入されるシート
(S)が所定位置に到達する手前でこれを検知するシー
ト検知手段(49)を設け、該検知手段(49)の検知
信号により前記押圧手段(55)を押圧位1 (A)か
ら自動的に退避させることを特徴とする。
また、前記押圧手段の上下動を、前記給送回転体(52
)及び搬送ローラ対(70)を駆動する駆動モータ(8
7)の回転方向の切換え又はこの切換えにより連断クラ
ッチ(13)により行なっている。
また、前記押圧手段(55)を上下動させるための上下
動信号を得るための上下動検知・センサとシート積載手
段上のシートの有無を検知するシート有無検知センサと
を単一の前記シート検知手段(49)により兼用してい
る。
さらに、前記シート積載手段上(42)のシート(S)
が全て無状態になって前記シート検知手段(49)によ
り検知されると、前記押圧手段(FIF+)か揮圧位f
f (A)から白−h的に退避させてなる。
(ネ)作用 以上構成に基づき、画像形成装置(2)から給紙指令が
シート給送装置(1)に送られると、シート積載手段(
42)上のシート(S)は、給送回転体(52)により
下側から画像形成装置(2)に給送されて行き、シート
積載手段上のシ=ト(S)が無くなったことが検知セン
サ(49)により検知されると、給送回転体(52)へ
の駆動は停止される。シートが積載されていない状態の
シート積載手段(42)にシート(S)を挿入すると、
上記シート検知センサ(49)がシート挿入動作を検知
して上下動信号を出力し、これにより押圧手段(55)
が押圧手段から退避することにより、シートは先端のメ
クレ等を生じることなくシート積載手段(42)上に円
滑に挿入される。
また、給送回転体(42)及び搬送ローラ対(70)を
駆動する駆動モータ(87)が、シート給紙方向の回転
から逆方向の回転への切換えにより、押圧手段(55)
は退避方向に移動される。
また、シート検知センサ(49)は、シート積載手段(
42)上のシート(S)の有無を検知してシート無しを
検知したときにはシート給送装置の給紙動作停止させる
と共に、シート(S)か積載されていない状態のシート
積載手段(42) 、、hにシート(S)を挿入する時
に、この挿入動作を検知して前記押圧手段(55)を退
避させるト下動信号を出力する。
なお、上述した力・ンコ内の符号は、図面を参照するた
めのものであって、本発明の構成を同等限定するもので
はない。
(へ)実施例 以下、本発明の一実施例が適用されているシート給送装
置の一例を第1図〜第8図に基づいて説明する。
第1図において、シート給送装置1は、レーザービーム
プリンタ(画像形成装置)2の側面に着脱自在に装着さ
れており、このシート給送装置flの下方にはレーザー
ビームプリンタ2に着脱自在に装着されたカセット41
が配設されている。上記シート給送装置1の基端部(第
1図において左端部)には、左右方向に沿って1対のガ
イド棒(突起部)40a、40bがそれぞれ固設されて
いて、このガイド棒40a、40bをレーザービームプ
リンタ2に穿設された位置決め用の穴(図示路)に挿入
することにより、シート給送装置1は位置決めされるよ
うになっている。上記ガイド棒40a、40bの先端に
は、シート給送装置I・をレーサービームプリンタ2に
ロックするための溝が設けられている。また、上記レー
ザービームプリンタ2の側面のカセット41の上方位置
には、手差しシートを挿入するための手差し給紙口3a
か開設されている。
上記シート給送装置tは、シートS(第2図参!;q)
を積載するための給紙トレイ(シート積載手段)42を
有しており、この給紙トレイ42には、シートSの幅方
向への移動を規制する規制板43a、43bが配設され
ている。この規制板43q、43bの下方には、給紙ト
レイ42の幅方向に沿って1対のラック45.46がス
ライド自在に配設されている。このラック45.46は
、給紙トレイ42の裏面に回転自在に配設されたビニオ
ン47にそれぞれ噛合しており、これにより、ラック4
5.46は互いに連動して幅方向に移動しつるようにな
っている。
給紙トレイ42には、検知センサ(検知手段)49か配
設されており、この検知センサ49は、中間部を給紙ト
レイ42に回転自在に取付けられていて、シートSに当
接して揺動するセンサレバー50と、このセンサ1/バ
ー50によりON・OFFされるフォトインタラプタ5
1とから構成されている。上記検知センサ49は、給紙
トレイ42上のシートSの有無を検知するシート有無検
知センサとして機能すると共に、後述するウェイトを上
下動ささるための上下動信号を得るための上下動検知セ
ンサとしても兼用して使用されている。また、この検知
センサ49としては、磁石式センサ又はマイクロスイッ
チ式センサ等を用いて構成することもできる。
上記センサ49の下流側には、給紙トレイ42に積載さ
れたシートを下側から給送するための給紙ローラ(給送
回転体)52が、軸53により回転自在に装着されてい
て、その周面上部は給紙トレイ42の上方に延出してい
る。上記給紙ローラ52の上方には、シートSを給紙ロ
ーラ52に押圧付勢するためのウェイト(押圧手段)5
5が配設されている。このウェイト55の両端部は、シ
ート給送装置1の側板58,57に穿設された円弧上長
孔56a、57a (第4図参照)から延出していて、
支持レバー59.60の自由端にある程度のガタをもっ
てそれぞれ取付けられている。
支持レバー59.60の基部は、軸61.62により側
板56,57にそれぞれ枢着されており、これにより上
記ウェイト55の両端部は、円弧上長孔56a、57a
に沿って昇降しうるようになっている。
上記ウェイト55の下流側の近傍には、給紙トレイ42
に積載されたシートの先端を規制する先端規制部材63
か配設されていて、その下端と上記給紙トレイ42の下
流端とは所定距離たけN隔しており、この離隔部分63
aからシートSを給送しうるようになっている。また、
上記先端規制部材63は、シートとの摩擦を減らすと共
にシート先端のメクレな防止するためのリプ63bを有
しており、その稜線は鉛直線よりも給紙トレイ42側に
約3°傾いている。
そして、上記先端規制部材63の下面側には、取付は台
65か固着されていて、この取付は台65には高摩擦部
材により構成された分離パッド66が装着されており、
この分離パッド66は、前記給紙ローラ52から所定距
離たけ111隔していると共に、シートS方向に対して
所定角度傾斜し′Cいる。上記分離パッド66に対向す
る位置には、可撓性を有するシート状部材67か配設さ
れていて、給紙ローラ52から給送されたシートを分離
パッド・66に押圧させてシートSの重送を防止してい
る。上記分離パッド66の下流側には、シートSを案内
するガイド69か配設されており、このガイトロ9の下
流側には、駆動ローラ70aとピンチローラ70bとか
らなる搬送ローラ対70か配設されている。上記分離パ
ッド66とシート状部材67とは、同一の取付は台65
に固定されており、この取付は台65は下方向に取り外
し可能となっている。
上記搬送ローラ対70の下流側には、コネクタ71が固
設されており、このコネクタ71はレーサービームプリ
ンタ2に配設された不図示のコネクタと結合して、レー
ザービームプリンタ2とシート給送装置1との間の電気
的接続を行なっている。シート給送装置1がレーザービ
ームプリンタ2に接続されているか否かの検知は、コネ
クタ71の上の2つの接点をショートさせておくことに
より、レーザービームプリンタ2側で検知可能となって
いる。
第2図は、シートSをシート給送装置1に積載した状態
を示している。シートSは、ウェイト55に作用する重
力及び後述する引っ張りばね77a、77bの張力によ
り給紙ローラ52に押圧されていて、給紙ローラ52が
回転することにより最下位のシートSから順次給送され
ていく。シートSが給紙トレイ42上に存在する場合に
は、センサレバー50は第1図の位置から反時計方向に
回動して第2図に示す態位になる。そして、回動したセ
ンサレバー50の一端部50aが、フォトインタラプタ
51に係合してセンサレバー50の回動、すなわちシー
トSの存在か検知される。
前記支持レバー59.60は、その中間にそれぞれ固着
された係止部材82a、82bと側Fi56.57にそ
れぞれ固着された取付は部材83a、83bとに両端を
それぞれ係止されている前述の引っ張りばね77a、7
7bにより、自由端が下降する向きに付勢されている。
また、土、記支持レバー59.60の中間部にはタボ8
5a、85bがそれぞれ固着されており、このタボ85
a、85bは1179のフック(図示時)と係合しつる
位置関係にある。
次に、シート給送装置1における駆動系を、第3図〜第
6図により説明する。
同図において、側板57には複数の支柱を介して駆動系
の基台となる駆動側板86が固設されており、この駆動
側板86には駆動モータ(本実施例ではパルスモータ)
87が固着されている。上記駆動側板86は、駆動モー
タ87の放熱板としての機能も兼用している。この駆動
側板86には、ガイド棒40bの基部が取付けられた取
付は部材83.bか固着されており、ガイド棒40bの
先端をレーザービームプリンタ2のフレームと接触させ
ることにより、シート給送装置1をアースに落している
r駆動モータ87から給紙ローラ52までの駆動伝達系
」 駆動モータ87の出力は、出力軸のギヤ89と、駆動側
板86に軸支されたギヤ90.2段ギヤ91、ギヤ92
及びワンウェイクラッチ(図示時)を介して軸53に装
着されたギヤ95の順に伝達されて、軸53及びこれに
固着されている給紙ローラ52を駆動する。上記ワンウ
ェイクラッチ93は、駆動モータ87か第5図において
矢印96の方向に回転したときにロックして軸53及び
給紙ローラ52を回転してシートSを給紙させ、また駆
動モータ87が矢印97方向に逆転したときには空転し
て給紙ローラ52を回転しないように入れられている。
なお、上記軸53は、1対の軸受53aにより側板56
,57に回転自在に取付けられている。
なお、駆動モータ87が回転して給紙トレイ42上のシ
ートSの給送を開始してから、タイマ35(第12図参
照)が所定の時間tl経過後に上記駆動モータ87が逆
転するように制御回路36により制御されている(第1
1図参照) さらに、駆動モータ87か逆転してから所
定の時間t2を経過したときには、第11図に示すよう
に駆動モータ87は回転を停止するように制御されてい
る。
「駆動モータ87から搬送ローラ対70までの駆動伝達
系」 駆動モータ87からギヤ95までは、給紙ローラ52の
駆動伝達系と同じであるのでその説明は省略する争ギヤ
90から搬送ローラ対70までは、2つの系統の伝達系
に分かれる。
第1の系統は、前記ギヤ92に噛合しているギヤ100
からギヤ101,102,103とこのギヤ103がワ
ンウェイクラッチ(図示路)を介して装着された軸10
6に駆動力が伝達される系統である。ここで、上記ワン
ウェイクラッチは、駆動モータ87が破線の矢印97方
向に回転した時にロックして、軸106及びこれに固着
された駆動ローラ70aを第1図において反時計方向に
回転する。
第2の系統は、前記ギヤ101が不図示のピンにより固
着されている貫通軸110の側板56の方から伝達を行
なう0貫通軸110は、側板56と駆動側板86とに不
図示の軸受を介して回転自在に支持されていて、側板5
6側の端部にはギヤ113が固着されている。ギヤ11
3は、側板56にそれぞれ軸支されたギヤ115,11
6を介してギヤ117に接続しており、このギヤ117
は、ワンウェイクラッチ(図示路)を介して前記軸10
6に装着されている。ここで、ワンウェイクラッチは、
駆動モータ87が実線の矢印96方向に回転したときに
ロックして搬送ローラ対70の駆動ローラ70aを第1
図において反時計方向の搬送方向に回転させる。
上記第1及び第2の系統の伝達系により、駆動モータ8
7の回転方向とは無関係に駆動ローラ70aの回転方向
は第1図において常に反時計方向となる。上記貫通軸1
10と同軸であって、側板56.57の一部であるボス
には、捩りコイルばね121(第3図参照)がそれぞれ
嵌挿されており、同ばね121の一端はピンチロー;7
0bの支軸の軸端を駆動ローラ7Qaの方向に付勢し、
他端は側板57に設けられたダボ又は側板56に設けら
れたギヤ116の支軸をストッパとして係止されている
r′fJA動モータ87からウェイト55までの駆動伝
達系」 駆動モータ87から貫通軸110までの駆動伝達系は、
前述の駆動モータ87から搬送ローラ対70までの駆動
伝達系と同じであるのでその説明は省略する。
第7図及び第8図において、貫通軸110の鋼板56側
の端部には、鍔5aを有するボス5がピン6により固着
されている。上記貫通軸110のさらに外側の端部には
作動レバー7の基部と一体のボス7aが抜は止めされて
回転自在に取付けられている。上記作動レバー7のボス
7aは上記ボス5に対向していると共に、ボス5の外径
と等しい外径からなっている。両ボス5.7aと、これ
らに巻回されたクラッチばね9とによりスプリングクラ
ッチ10が構成されている。クラッチばね9のボス51
1flに設けられた腕9aは、側板56に設けられたス
トッパ11の下端に係合可能になっている。また、作動
レバー7の下側縁7bは、側板56に設けられた別のス
トッパ12に当接可能となつている。さらに、上記作動
レバー7の自由端は、第1図に示すように、前述した支
持レバー59のダボ85aに係合しうる位置に配設され
ている。
上記作動レバー7、スプリングクラッチ10及び両スト
ッパ11.12等により、前記ウェイト55のシートS
への押圧作用を解除する解除機構13が構成されている
シートSの最上面にウェイト55が圧接した状態で、駆
動モータ87が第5図の矢印96で示す方向に回転する
と、前述したように給紙ローラ52が回転して最下位の
シートSを給紙する。駆動毛二夕87の上記回転により
、貫通軸110は第7図において実線で示す矢印16方
向に回転し、これにより作動レバー7は同方向に回転し
て下降する。作動レバー7の下側縁7bかストッパ12
に当接して回転が阻止されると、貫通軸110の回転に
したがって、クラッチばね9の巻きつけ作用が緩められ
てクラッチばね9は作動レバー7のボス7aに対して滑
っていって、スプリンタクラッチ10は解除状態となる
次に、給紙トレイ42上のシートSSかなくなると、検
知センサ49によりシートSの無状態か検知され、この
検知信号により駆動モータ87が第5図において矢印9
7方向へ逆転する。この駆動モータ87により、貫通軸
110は第5図において矢印17方向に回転すると共に
、その回転の開始時にクラ・ンチばね9が作動レバー7
のボス7aに固く巻回してスプリングクラッチ1oは接
続状態となる。これにより、作動レバー7は貫通軸11
0の矢印17方向への回転によって上昇する向き(矢印
17方向)に回動する。
作動レバー7の上記回動時に、作動レバー7の自由端か
支持レバー59のダボ85a(第4図参照)を押し上げ
て支持ルバー59及びこれと一体の支持レバー60を上
昇する向きに回動させる。
この結果、両支持レバー59.60に支持されているウ
ェイト55は、シートSを押圧している位置から上昇し
てシートSに対する押圧作用を解除する。
また、貫通軸110の矢印17方向への回転と共にクラ
ッチばね9も同方向に回動するが、クラッチばね9の腕
9aが回動途中にストッパ11の下端に当接することに
より、ボス5及び作動レバー7のボス7aへの締め付は
力か緩められて、貫通軸110から作動レバー7への駆
動力の伝達か遮断されるので、作動レバー7は所定の位
置、すなわち支持レバー59.60が円弧上長孔56a
、57aにより回動規制される上限の位置から上がらな
い構造となっている。
上述のように構成された本発明のシート給送装置1の動
作について説明する。
給紙トレイ42上にシートSがない状態において、給紙
トレイ42にシートSを挿入すると、シートSの先端に
より押圧されるセンサレバー50が第1図の状態から回
動してフォトインタラプタ51によりシート有りが検知
される。この検知信号により駆動モータ87が第5図に
おいて矢印97の逆方向に回転し、これによりウェイト
55かシート給送装置1と当接している押圧値iA(題
す参照)から上方の退避位置Bへ移動され、回転開始か
ら一定時間後に駆動モータ87が停止する。
さらに、レーザービームプリンタ2からの給紙信号を受
けて、コントロール基板130(第4図参照)からモー
タ起動信号が出力し、駆動モータ87か第5図において
矢印96方向に回転を始める。これにより給紙ローラ5
2が第1図において反時計方向に回動して最下位のシー
トSが給紙トレ・イ42から送り出され、シートS先端
が分離パッド66に当接することにより1枚ずつ分離さ
れて次の搬送ローラ対70へと送り込まれていく。
シートSが搬送ローラ対70へ送られてその後端が給紙
ローラ52を抜は切らないうちに、駆動モータ87は第
5図において矢印97方向に逆転回動を行なう、この駆
動モータ87の矢1印97方向への回動により、搬送ロ
ーラ対70のみが給紙方向に回転駆動されてシートSを
さらに送出していき、そして、給紙ローラ52はシート
Sの移動に連れられて従動回転する。
駆動モータ87が上記のように矢印97方向へ逆転する
ときに、前述したように作動レバー7の自由端が上昇す
る向きに作動レバー7が回動してウェイト55を持ち上
げるとにより、シートSの給送時におけるシートSに対
するウェイト55の押圧作用が解除される。この結果、
搬送ローラ対70によるシー+−Sの搬送時には、積載
されたシートSとの摩擦が低減された状態で最下位のシ
ートSか円滑にレーザービームプリンタ2内に給送され
る。なお、シートSか次の搬送ローラ(例えばレーザー
ビームプリンタ2内の給紙ローラ)に充分押し込まれて
、搬送ローラ対70を通過し終るまで駆動モータ87を
回転し続けたのち駆動モータ87は停止する。
以上の動作を繰り返すことにより、給紙トレイ42から
の連続給紙が行なわれる。給紙1−レイ42のシートS
か下から順に給紙されると、残ったシートSはウェイト
55の自重と引っ張りばね77a、77bの付勢力によ
り徐々に下降するか、この下降の際シートSの先端は先
端規制部材63と摺擦していく、シかし、前述したよう
に先端規制部材63のリブ63bの稜線は鉛直線よりも
シートS側に傾倒しているので、シートSの下降に伴っ
てシートS先端が先端規制部材63に押し付けられてシ
ート先端がメクレることはなく、従ってシートSの先端
メクレによる給紙不良も発生しない。
シートSが減少するに従って引っ張りばね77a、77
bの長さは小さくなって張力が減少し、これによりウェ
イト55によるシートSへの押圧力は、シートSが減少
するに従って減少していく。さらに給紙が進んで残りが
最終2枚になると、上側のシートSはウェイト55のシ
ート当接面側に設けられた摩擦部材131により給紙を
阻止され、下側のシートSのみが給紙されていく。
最終2枚の給紙か終了すると、検知センサ49からシー
ト無信号をレーザービームプリンタ2に通知して給紙動
作を終了する。
上述したように、給紙トレイ42上にシートSかない状
態では、シートSの挿入による検知センサ49の検知作
用によりウェイト55は押圧位置A、すなわち給紙ロー
ラ52との当接位置からその上方の退避位置Bに自動的
に退避することにより、給紙ローラ52とウェイト55
間にシートSを容易に挿入することができ、この挿入時
にシートSの先端のメクレの発生は防止されている。
次に本発明の第2の実施例を第9図及び第8図により説
明する。
前記第1の実施例では、シートSの挿入時にウェイト5
5を退避させていたが、本実施例では給紙ローラ52が
退避する構成になっている。
同図において、給紙ローラ52か固着されている軸53
は、側板56,57及び駆動側板86に形成された図示
しない長孔に沿って上下動自在に貫通していて、その両
端は1対の支持レバー151の自由端(第10図におい
て左端)にそれぞれ枢着されており、上記各支持レバー
151の基部は軸152により側板56,57に回転自
在にそれぞれ装着されている。
支持レバー151は、一端を側板56.駆動側板86に
係止された引っ張りばね153の弾力により図において
時計方向に付勢されていて、通常は軸53を側板56,
57に形成された長孔の上端に当接させることにより移
動を規制されており、この状態では軸53と一体の給紙
ローラ52は第1図に示す給紙位置にある。
また、軸152の一端には、ギヤ92に噛合しているプ
ーリギヤ155及びタイミングプーリ156がそれぞれ
固着されており、上記タイミングプーリ156はタイミ
ングベルト157を介して軸53の端部に固着されたタ
イミングプーリ159に接続されている。上記支持レバ
ー151の引っ張りばね153と反対側には、ソレノイ
ド160が接続されていて、前記検知セン2す49の信
号によりON・OFFするようになっている。上記の構
成により、駆動モータ87の出力は、出力軸のギヤ89
、ギヤ90.2段ギヤ91、ギヤ92、上記プーリギヤ
155盈びタイミングベノ、レト157を介して軸53
及びこれと一体の給紙ローラ52に伝達される。
給紙トレイ42上にシートSがない状態で、シートSが
給紙トレイ42に挿入されると、第1図に示すセンサレ
バー50が回動してフォトインタラプタ51の光路を遮
断することにより、シート有りが検知される。この検知
センサ49の検知信号により、上記ソレノイド160が
ONして給送ローラ52が下降され、この下降から一定
時間経過後に上記ソレノイド160が0FFL、て給紙
ローラ52が引っ張りばね153の弾力により上方の給
紙位置に上昇される。他の構成及び動作は、第1の実施
例と同様になっている。
本実施例では、給紙ローラ52にシートSを挿入すると
きに、給紙ローラ52が給紙位置から退避されるので、
給紙ローラ52及びウェイト55間にシートSを容易に
挿入することができる。
次に、本発明の第3の実施例を説明する。
前記第1及び第2の実施例においては、シートSを給紙
トレイ42に挿入するときに、ウェイト55又は給紙ロ
ーラ52が単独でそれぞれ退避していたが、本実施例て
は、ウェイト55及び給紙ローラ52の両方がシートS
の挿入により退避する構成になっている。
すなわち、シートSを給紙トレイ42へ挿入して、検知
センサ49によりシート有りが検知されると、駆動モー
タ87が逆転方向(第5図において矢印97方向)に回
転すると同時に、前記ソレノイド160(第10図参照
)がONL/て、ウェイト55が上昇すると共に給紙ロ
ーラ52が下降する。この動作開始から一定時間後に駆
動モータ87が停止すると共に、ソレノイド160がO
FFして給紙ローラ52は給紙位置に上昇する。このよ
うにして、ウェイト55及び給紙ローラ52の両方を退
避させることにより、給紙トレイ42へのシートSの挿
入をさらに容易に行なうことができる。
他の構成及び動作は、前記第1の実施例と同様になって
いる。
次に本発明の第4の実施例について説明する。
前記第1、第2、第3の各実施例においては、シートS
が給紙トレイ42から全て給紙されると、駆動□モータ
87の回転動作を停止して給紙動作を停止させていたが
、本実施例では、検知センサ49がシートS無を検知す
ると、駆動モータ87を逆転させると共にソレノイド1
60をONL。
て、ウェイト55及び給紙ローラ52をそれぞれ退避さ
せ、一定時間経過後に駆動モータ87が停止されると共
にソレノイド180がOFFされるようになっている。
他の構成及び動作は、第1の実施例と同様である。
本実施例を上記のように構成することにより、ウェイト
55があらかじめ退避した状態にあるので、次の給紙の
際のシートSの挿入を円滑に行なうことができる。
なお、上記各実施例では、給送回転体として給紙ローラ
で構成した場合について述べたが、上記給紙ローラの代
わりに1対のプーリに張架された給送ベルトを使用した
場合においても同様の効果が得られることは勿論である
あ。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、給紙トレイ(シー
ト積載手段)上のシートな押圧・付勢するウェイト(押
圧手段)のシート搬送方向上流側にシート検知手段を設
け、このシート検知手段からのシート有りの信号でシー
ト給送装置を起動し、かつシートが積載されていない給
紙トレイ上にシートを挿入する動作を上記シート検知手
段で検知して、ウェイトを押圧位置すなわちシート搬送
面から退避させることにより、給紙トレイに対するシー
トの挿入を、シートのメクレを生じることなく円滑に行
なうことができる。
また、退避位置及び押圧位置へのウェイトの上下動を、
駆動モータの回転方向の切換えで行なうことにより、簡
単な構造でウェイトを上下動させることが可能となる。
また、駆動モータの回転方向の切換えを、シート検知手
段により行なうことにより、ウェイトを退避させるため
の特別な検知手段を設けることなく、駆動モータの反転
が可能となって、シート給送装置を簡単な機構で構成す
ることかできる。
さらに、単一のシート検知手段によって、駆動モータの
動作の切換え、すなわちウェイトの退避のための信号と
、給紙トレイ上のシートの有無検知の信号を兼用して得
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例か適用されているシー
ト給送装置のシート無し状態の縦断側面図、第2図は同
じくシート有り状態の縦断側面図、第3図は同じく側面
図、第4図は同じく平面図、第5図は駆動系を示す側面
図、第6図は同じく駆動系の平面図、第7図は解除機構
の斜視図、第8図は解除機構の分解斜視図、第9図は本
発明の第2の実施例が適用されている駆動系の斜視図、
第10図は同じく要部を示す側面図、第11図は本発明
の動作を示すフローチャート、第12図は本発明のシー
ト給送装置の制御部を示すブロック図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のシートを積載するシート積載手段と、前記シ
    ート積載手段に積載されたシートを下側から給送する給
    送回転体と、該給送回転体にシートを押圧・付勢する上
    下動自在の押圧手段と、前記給送回転体により給送され
    るシートを搬送する搬送ローラ対を有するシート給送装
    置において、 前記積載手段と押圧手段との間に挿入され るシートが所定位置に到達する手前でこれを検知するシ
    ート検知手段を設け、該検知手段の検知信号により前記
    押圧手段を押圧位置から自動的に退避させることを特徴
    とするシート給送装置。 2、前記押圧手段の上下動を、前記給送回転体及び搬送
    ローラ対を駆動する駆動モータの回転方向の切換え又は
    この切換えにより連断するクラッチにより行なうことを
    特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 3、前記押圧手段を上下動させるための上下動信号を得
    るための上下動検知ンサとシート積載手段上のシートの
    有無を検知するシート有無検知センサとを単一の前記シ
    ート検知手段により兼用することを特徴とする請求項1
    記載のシート給送装置。 4、前記シート積載手段上のシートが全て無状態になっ
    て前記シート検知手段により検知されると、前記押圧手
    段が押圧位置から自動的に退避することを特徴とする請
    求項1、2、3記載のシート給送装置。
JP2179990A 1990-01-31 1990-01-31 シート給送装置 Pending JPH03227834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179990A JPH03227834A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 シート給送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179990A JPH03227834A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 シート給送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03227834A true JPH03227834A (ja) 1991-10-08

Family

ID=12065102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2179990A Pending JPH03227834A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 シート給送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03227834A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03227834A (ja) シート給送装置
US3831829A (en) Copy machine feeding means
JPH0258178B2 (ja)
US6003855A (en) Multiple media sheet stack selection mechanism
JP2001031259A (ja) シート収容装置とこの装置を備えた画像形成装置
JPH03211123A (ja) シート給送装置
JP2672020B2 (ja) シート材給送装置
JPH0430197Y2 (ja)
JPS59185673A (ja) 紙葉供給装置
JPS5992835A (ja) 給紙装置
JP3099935B2 (ja) 給紙装置
JPH0543066A (ja) 給紙装置
JPS63282029A (ja) 原稿搬送装置
JPH0141703Y2 (ja)
JPH0225786Y2 (ja)
JPS6330752Y2 (ja)
JPH02178114A (ja) シート給送装置
JPH03216422A (ja) シート給送装置
JPS6216941A (ja) 給紙装置
JPH0310499Y2 (ja)
JPS58191176A (ja) 自動帳票插入装置
JPH03223046A (ja) シート給送装置
JPH1059556A (ja) 給紙装置及び印字装置
JPH0379551A (ja) 自動原稿搬送装置
JPS59177229A (ja) 給紙装置