JPH0299521A - 芳香族ポリカーボネート共重合体 - Google Patents

芳香族ポリカーボネート共重合体

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JPH0299521A
JPH0299521A JP63251431A JP25143188A JPH0299521A JP H0299521 A JPH0299521 A JP H0299521A JP 63251431 A JP63251431 A JP 63251431A JP 25143188 A JP25143188 A JP 25143188A JP H0299521 A JPH0299521 A JP H0299521A
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JP
Japan
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aromatic polycarbonate
polycarbonate copolymer
bis
weight
parts
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JP63251431A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Sugano
菅野 龍也
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はレーザー光線により信号を記録し、あるいは
レーザー光線の反射又は透過により記録された信号の読
み出しを行なう光学式情報記録用ディスクに用いられる
芳香族ポリカーボネート共重合体に関する。
(従来の技術) レーザー光線のスポットビームをディスクにあて、ディ
スクに微細なビットで信号を記録あるいはこのようなビ
ットによって記録された信号をレーザー光線の反射又は
透過光量を検出することによって読み出すDRAW(ダ
イレクト・リード・アフター・ライト)、Erasab
le −DRAW(イレーザブル−ダイレクト、リード
・アフター・ライト)型光学式情報記録・再生方式は著
しく記録密度を上げることができ、特にErasabl
e −DRAW型では記録の消去・書き込みも可能であ
り、且つそれらから再生される画像や音質が優れた特性
を有することから画像や音質の記録又は記録再生、多量
の情報記録再生等に広く実用されることが期待されてい
る。この記録再生方式に利用されるディスクにはディス
ク本体をレーザー光線が透過するために透明であること
は勿論のこと読み取り誤差を少なくするために光学的均
質性が強く求められる。ディスク本体形成時の樹脂の冷
却及び流動過程において生じた熱応力2分子配向、ガラ
ス転移点付近の容積変化による残留応力が主な原因とな
り、レーザー光線がディスク本体を通過する際に複屈折
が生ずる。この複屈折に起因する光学的不均一性が大き
いことは光学式ディスクとしては致命的欠陥である。ま
た、ディスク成形に用いられる樹脂の吸水率が大きいと
成形ディスクの寸法安定性を損ねるだけでなく、記録膜
の耐久性を低くする一因である。
(発明が解決しようとする課題) このようにディスク成形時の樹脂の冷却及び流動過程に
おいて生じた熱応力9分子配向、残留応力が主原因で生
ずる複屈折は形成条件を選ぶことによって、得られるデ
ィスクの複屈折はかなり小さくすることができるが、成
形樹脂自身のもつ固有の複屈折、即ち光弾性定数に大き
く依存している。また、ディスク成形に用いられる樹脂
に含まれるオリゴマーの残存量が多いと成形時のスタン
バ−を汚したり、成形ディスクにフラッシュが入る原因
となり好ましくない。さらに、これらの樹脂の吸水率が
太きいと成形ディスクの寸法安定性を損ねるだけでなく
、記録膜の耐久性を低くする一因となり好ましくない。
これまで前記に関して記載された先行技術文献、特許は
見当たらない。
(課題を解決するための手段) 複屈折は光弾性定数と残留応力の積として下記(1)式
で表すことができる。
n、−n2= CCa、−a2)(1)nx−n2:複
屈折 σ1−σ2:残留応力 C:光弾性定数 式(1)の光弾性定数を小さくすれば成形条件が同じで
も得られるディスクの複屈折が小さくなることは明らか
である。そこで発明者は鋭意研究の結果一般式(I )
、(II)、(III)Me (R1t R2> Ra s R4は水素又は炭素数1
〜8の直鎖又は枝分れを含むアルキル基、又はフェニル
基である。) から選ばれる2種類以上ののビスフェノールを用いてカ
ーボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネート共
重合体が光弾性定数が小さく、且つ吸収率の小さくガラ
ス転移点が高い樹脂であることを見い出すとともに、こ
れらを用いた成形ディスクは斜め入射光の複屈折が小さ
い事実を見いだし本発明に至ったものである。
即ち、本発明は (1)一般式(I )、(II)、(III)(R1、
R2、R3、R4は水素又は炭素数1〜8の直鎖又は枝
分れを含むアルキル基、又はフェニル基である。) から選ばれる2種類以上のビスフェノールを用いてカー
ボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネート共重
合体。
(2)ジクロロメタンを用いて20’Cで測定した固有
粘度f[η]から下記の式(IV)によって算出される
粘度平均分子it(Mv)カ15,000〜25,00
0 テアル前記(1)記載の芳香族ポリカーボネート共
重合体。
[rll=1.11刈0−4(Mv)0.82    
(N )(3)該芳香族ポリカーボネート共重合体中に
含有される標準ポリスチレン換算の分子量(Mw)が5
.000以下のオリゴマーの残存量が3%以下である前
記(1)又は(2)記載の芳香族ポリカーボネート共重
合体。
(4)吸水率が0.35%以下である前記(1)又は(
2)又は(3)記載の芳香族ポリカーボネート共重合体
(5)ガラス転移点(Tg)が130℃以上である前記
(1)又は(2)又は(3)又は(4)記載の芳香族ポ
リカーボネート共重合体。
(6)光弾性定数が60ブリュースターズ(Brews
ters、10”m2/N)以下である前記(1)又は
(2)又は(3)又は(4)又は(5)記載の芳香族ポ
リカーボネート共重合体。
(7)成形された光学式ディスク基板について斜め入射
光によって測定される光学式ディスク基板の複屈折が4
X10−4以下となる前記(1)又は(2)又は(3)
又は(4)又は(5)又は(6)記載の芳香族ポリカー
ボネート共重合体。代表例としては以下の化合物が挙げ
られる。一般式(I)に分類されるビスフェノールとし
て、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ブタン
、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−4−メ
チルペンタン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)オクタン、1.l−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、 4.4’−ジヒドロキシ−2,
2,2−トリフェニルエタンなどが挙げられる。一般式
(II)に分類されるビスフェノールとして、2,2−
ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピ
ルフェニル)プロパン、2,2−ビス−(4−ヒドロキ
シ−3−see、ブチルフェニル)プロパン、2,2−
ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ター
シャリ−ブチルフェニル)プロパンなどが挙げられる。
一般式(III )に分類されるビスフェノールとして
、1,1′〜ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−
ジイソプロピルベンゼン、 1.1’−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンなど
が挙げられる。さらに、般式(I )、(II)、(I
II)から選ばれる一種のビスフェノールを第3成分と
して用いて三元共重合体とさせることも可能である。本
発明の芳香族ポリカーボネート共重合体の製造法として
は次の方法がある。但し、ここでは、一般式(I)で表
される1、1’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
p−ジイソプロピルベンゼンをもって代表する。
■エステル交換法 1.1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンゼンと4,4′−ジヒドロキシ−2,
2,2−)リフェニルエタンの混合物に対し化学量論的
に当量よりやや過剰のジフェニルカーボネートに、通常
のカーボネート化触媒の存在下、約160〜180℃の
温度下で常圧下、不活性ガスを導入した条件で約30分
反応させ、2時間〜3時間かけて徐々に減圧しながら約
180〜220℃の温度下で最終的に10Torr、2
20℃で前縮合を終了する。その後、10Torr、2
70℃下で30分、5Torr、270下0Cで20分
反応し、次いで0.5Torr以下、好ましくは0.3
Torr〜0.ITorrの減圧下で270℃で1.5
時間〜2.0時間後縮合を進める。尚、カーボネート結
合のためカーボネート化触媒としてはリチウム系触媒、
カリウム系触媒、ナトリウム系触媒、カルシウム系触媒
、錫系触媒等のアルカリ金属、アルカリ土類金属触媒が
適しており、例えば、水酸化リチウム、炭酸リチウム、
水素化ホウ素カリウム、リン酸水素カリウム、水酸化ナ
トリウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化カルシウム
、ジブチル錫オキシド、酸化第1錫が挙げられ芯。これ
らのうち、カリウム系触媒を用いることが好ましい。
■ホスゲン法 三つロフラスコにかき混ぜ機、温度計、ガス導入管、排
気管を付ける。1,1′−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−p−ジイソプロピルベンゼンと4,4′−ジヒ
ドロキシ−2,2,2−)リフェニルエタンの混合物の
混合物のピリジンに溶かしこれを激しくかき混ぜながら
ホスゲンガスを導入するのであるが、ホスゲンは猛毒で
あるから強力なドラフト中で操作する。また排気末端に
は水酸化ナトリウム10%水溶液で余剰ホスゲンを分解
無毒化するユニットをつける。
ホスゲンはボンベからの洗気びん、パラフィンを入れた
洗気びん(泡散を数える)、空の洗気びんを通してフラ
スコに導入する。ガラス導入管はかき混ぜ機の上に差し
込むようにし、析出するピリジン塩によって詰まらない
ようにするため先端を漏斗状に広げておく。ガス導入に
伴いピリジンの塩酸塩が析出して内容は濁ってくる。反
応温度は308C以下になるように水冷する。縮合の進
行と共に粘ちょうになってくる。ホスゲン−塩化水素錯
体の黄色が消えなくなるまでホスゲンを通じる。
反応終了後、メタノールを加えて重合体を沈殿せしめ、
ろ別乾燥する。生成するポリカーボネートは塩化メチレ
ン、ピリジン、クロロホルム、テトラヒドロフランなど
に溶けるから、これらの溶液からメタノールで再沈殿し
て精製する。このようにして得られるポリカーボネート
共重合体は、レーザー光線により信号を記録し、或いは
、レーザー光線の反射又は透過により記録された信号の
読み出しをおこなうDRAW 、 Erasabie 
−DRAW型光学型光乾式情報記録用ディスクである。
以下に本発明を実施例について説明するが、本発明は、
これらの実施例によって限定されるものではない。
(実施例) 実施例1 1.1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−P−ジ
イソプロピルベンゼン208重量部(50mo1%)と
4,4′−ジヒドロキシ−2,2,2−)リフェニルエ
タン174重量部(50mo1%)とジフェニルカーボ
ネート264重量部を31三つロフラスコに入れ、脱気
、N2バージを5回繰り返した後、シリコンバス180
℃で窒素を導入しながら溶融させた。溶融したら、カー
ボネート化触媒である水素化ホウ素カリウムを予めフェ
ノールに溶かした溶液(仕込んだビスフェノール全量に
対して10−3mo1%量)を加え、1806C,N2
下。
30分撹はん醸成した。次に、同温度下IQQTorr
にし30分撹はんした後、同温度下でさらに5QTor
rに減圧し、30分反応させた。次に徐々に温度を22
0℃まで上げ60分反応させ、ここまでの反応でフェノ
ール留出理論量の80%を留出させた。しかる後、同温
度下で1QTorrに減圧し30分反応させ温度を徐々
に270℃に上げ、30分反応させた。さらに同温度下
で5Torrに減圧し30分反応させ、フェノール留出
理論量のほぼ全量を留出させ前縮合を終えた。次に同温
度下で0.1〜0.3Torrで1.5時間後締合させ
た。窒素下にて生成物のポリマーを取り出し冷却した後
、ジクロルメタンを溶媒に用いて20℃にて溶液粘度を
測定した。この値から算出した粘度平均分子量Mv=1
9,600であった。また、DSC(ディファレンシャ
ル、スキャニング・カロリメーター;Perkin−E
lmer 2CW)からガラス転移点はTg=164℃
であることがわかった。更に光弾性定数を測定するとC
=59ブリュースターズ(Brewsters、10”
m2/N)であることがわかった。次に吸収率を測定す
ると0.30%であった。測定に使用シた機器は、DS
C;ディファレンシャル・スキャンニング・カロリメー
ターPerkin−E1mer 2C型、光弾性定数は
自作のものを用いて測定したが、光弾性定数の算出方法
は試験片 (5mmX 10mmX 1mm)に異なる大きさの引
張応力を長さ方向に追加し、発生する複屈折を測定し前
記式(1)に各々の値を代入してその傾きから光弾性定
数を求めた。因に2,2−ビス−(本ヒドロキシフェニ
ル)プロパンのポリカーボネートの光弾性定数はC:8
2ブリ1−スターズ(Brewsters 、 10−
12m2/N) 。
ガラス転移温度はTg=145℃2吸収率0.31%で
あった。また、分子量5,000以下の残存オリゴマー
量は1.5%であった。
粘度平均分子量の評価方法は、20℃における塩化メチ
レン溶液の固有粘度[η]をウベローデ粘度計を用いて
測定し、次式を用いて粘度平均分子量Mvを計算した。
[rll=1−11xlO−4(Mv)0−82吸収率
の評価方法は、ASTM D570−63に準じて行っ
た。
残存オリゴマー量の測定方法は、GPC(ゲル・パーミ
ェーション・クロマトグラフィー、島津LC−5A)を
用いて標準ポリスチレン換算の分子量を測定した(溶媒
テトラヒドロフラン、カラム温度50℃) 実施例2 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン161重量部(5Qmo1%)と4,4′−ジヒド
ロキシ−2,2,2−トリフェニルエタン174重量部
(50mo1%)とジフェニルカーボネート264重量
部を実施例1と同様の方法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=21,000 ガラス゛転移温度 Tg−170℃ 光弾性定数   C=59ブリュースターズ吸収率  
   0.35% 残存オリゴマー量2% 実施例3 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン161重量部(5Qmo1%)と2,2−ビス−(
4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン154
重量部(5Qmo1%)とジフェニルカーボネート26
4重量部を実施例1と同様の方法で重合した。
粘度平均分子量 ¥7Lv=19,800ガラス転移温
度 Tg−14転移 光弾性定数   C=59ブリュースターズ吸収率  
   0.23% 残存オリゴマー量1.8% 実施例4 4.41−ジヒドロキシ−2,2,2−)リフェニルエ
タン174重量部(50mo1%)と2,2−ビス−(
4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)プロパン
187重量部(5Qmo1%)とジフェニルカーボネー
ト264重量部を実施例1ど同様の方法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=21.OOO ガラス転移温度 Tg=134℃ 光弾性定数   C=46ブリュースターズ吸収率  
   0.27% 残存オリゴマー量1.3% 実札例5 2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン175重量部(5Qmo1%)と2,2
−ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル
)プロパン192重f部(5Qmo1%)とジフェニル
カーボネート264重量部を実施例1と同様の方法で重
合した。
粘度平均分子量 Mv=17,000 ガラス転移温度 Tg=138℃ 光弾性定数   C=44ブリュースターズ吸収率  
   0.28% 残存オリゴマー量1.8% 実施例6 1.1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−P−ジ
イソプロピルベンゼン208重量部(5Qmo1%)と
2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチ・ルフェニ
ル)プロパン154重iN(5Qmo1%)とジフェニ
ルカーボネート264重量部を実施例1と同様の方法で
重合した。
粘度平均分子量 Mv=20,600 ガラス転移温度 Tg=138℃ 光弾性定数   C=59ブリュースターズ吸収率  
   0.19% 残存オリゴマー量2.3% 実施例7 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン161重量部(5Qmo1%)と1.1−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベン9
2208重i部(5Qmo1%)とジフェニルカーボネ
ート264重量部を実施例1と同様の方法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=18,000 ガラス転移温度 Tg=134℃ 光弾性定数   C=56ブリュースターズ吸収率  
   0.20% 残存オリゴマー量1.3% 実施例8 4.4′−ジヒドロキシ−2,2,2−)リフェニルエ
タン174重量部(5Qmo1%)と1,1−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)佃−ジイソプロピルベンゼン
208重量部(50mo1%)とジフェニルカーボネー
ト264重量部を実施例1と同様の方法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=19,500 ガラス転移温度 Tg=131℃ 光弾性定数   C=51ブリュースターズ吸収率  
   0.28% 残存オリゴマー量1.7% 実施例9 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン2
49重量部(5Qmo1%)と1,1tビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼン13
7tJt部(40mo1%)とジフェニルカーボネート
264重量部を実施例1と同様の方法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=19,700 ガラス転移温度 Tg=145℃ 光弾性定数   C=48ブリュースターズ吸収率  
   0.28% 残存オリゴマー量2.1% 実施例10 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼン208重量部(5Qmo1%)と1
,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソ
プロピルベンゼン208重量部(50mo1%)とジフ
ェニルカーボネート264重量部を実施例1と同様の方
法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=23,000 ガラス転移温度 Tg=130℃ 光弾性定数   C=56ブリュースターズ吸収率  
   0.17% 残存オリゴマー量0.5% 実施例11 1.1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンゼン208重量部(5Qmo1%)と
2,2−ビス−(3,5ジメチル、4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン171 重量部(5Qmo1%)とジフ
ェニルカーボネート264重量部を実施例1と同様の方
法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=20,500 ガラズ転移温度 Tg=169℃ 光弾性定数   C=58ブリュースターズ吸収率  
   0.30% 残存オリゴマー量0.8% 実施例12 2.2.ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリ−ブ
チルフェニル)プロパン209重量部(5Qmo1%)
と2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
140 t 置部(5Qmo1%)とジフェニルカーボ
ネート264重量部を実施例1と同様の方法で重合した
粘度平均分子量 Mv=19,000 ガラス転移温度 Tg−133℃ 光弾性定数   C=56ブリュースターズ吸収率  
   0.22% 残存オリゴマー量1.0% 実施例13 2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリ−ブ
チルフェニル)プロパン209重量部(5Qmo1%)
と1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン165重fe部(5Qmo1%)とジフェニルカ
ーボネート264重量部を実施例1ど同様の方法で重合
した。
粘度平均分子量 Mv=18,000 ガラス転移温度 Tg=143℃ 光弾性定数   C=48ブリュースターズ吸収率  
   0.21% 残存オリゴマー量1.3% 実施例14 2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリ−ブ
チルフェニル)プロパン209重量部(50mo1%)
と4,4′−ジヒドロキシ−2,2,2−)リフェニル
エタン178 重i 部(5Qmo1%)とジフェニル
カーボネート264重量部を実施例1と同様の方法で重
合した。
粘度平均分子量 Mv=21,500 ガラス転移温度 Tg=150℃ 光弾性定数   C=43ブリュースターズ吸収率  
   0.27% 残存オリゴマー量0.7% 実施例15 2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリ−ブ
チルフェニル)プロパン209重量部(50mo1%)
と2,2−ビスー−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン175重量部(50rno1%)
とジフェニルカーボネート264重量部を実施例1と同
様の方法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=18,700 ガラス転移温度 Tg=154℃ 光弾性定数   C=41ブリュースターズ吸収率  
   0.3% 残存オリゴマー量1.3% 実施例16 2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリ−ブ
チルフェニル)プロパン209重量部(5Qmo1%)
と1,1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−P−
ジイソプロピルベンゼン213ti部(50mo1%)
とジフェニルカーボネート264重量部を実施例1と同
様の方法で重合した。
粘度平均分子量 Mv=22,000 ガラス転移温度 Tg=136℃ 光弾性定数   C=49ブリュースターズ吸収率  
   0.17% 残存オリゴマー量0.7% 実施例17 2.2−ビス°−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリ−
ブチルフェニル)プロパン167重量部(4Qmo1%
)と1,1′−ビス−(4,ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン85重量部(7Qmo1%)
と4,4′−ジヒドロキシ−2,2,2−)リフェニル
エタン143 重i 部(40mo1%)とジフェニル
カーボネート264重量部を実施例1と同様の方法で重
合した。
粘度平均分子量 Mv=21,000 ガラス転移温度 Tg=147℃ 光弾性定数   C=44ブリュースターズ吸収率  
   0.22% 残存オリゴマー量0.7% (記録特性の評価) 上記のようにして製造したポリカーボネート共重合体に
記録膜を付けて、光記録特性評価した。
即ち、実施例1,2に記載のポリカーボネート共重合体
を射出成形機(名板製作所製、ダイナメルター)?:用
いて直径130mm、厚さ1.2mmの円盤状基板に成
形し、この基板上にTb23.5 Fe64.2CO1
2,3(原子%)の合金ターゲットを用いてスパッタリ
ング装置(RFスパッタリング装置、日本真空(株)製
)中で光磁気記録膜を1,000人形成した。この記録
膜上に本出願人による特開昭60−177449号に記
載の無機ガラスの保護膜1,000人を上記と同じスパ
ッタリング装置を用いて形成した。得られた光磁気ディ
スクの性能をCN比、BERおよび60℃90RH%の
条件下でのCN比変化率で評価した。結果は表1の通り
であった。
表1 (注1)CN比=書き込みパワー7mW(ミリワット)
、読み取りパワー1mW、キャリア周波数IMHz、分
解能帯域中30KHzで測定 (注2) CN変化率(%)=初期CN比に対する60
℃,90RH%条件下で30日経過後のCN比の低下度
(注3)比較例=従来公知のポリカーボネート(音大化
成(株)AD−5503)基板を用いて上記と同じ手順
で光磁気ディスクを作ったものである。
(発明の効果) 表1の結果かられかるように光弾性定数を小さくする芳
香族ポリカーボネート共重合体を用いることにより垂直
入射光のみならず斜め入射光による複屈折が小さいこと
が大きな要因となって光学式ディスクの記録再生特性及
び耐久性が向上する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式( I )、(II)、(III) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (R_1、R_2、R_3、R_4は水素又は炭素数1
    〜8の直鎖又は枝分れを含むアルキル基、又はフェニル
    基である。) から選ばれる2種類以上のビスフエノールを用いてカー
    ボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネート共重
    合体。 (2)ジクロロメタンを用いて20℃で測定した固有粘
    度[η]から下記の式(IV)によって算出される粘度平
    均分子量(@M@v)が15,000〜25,000で
    ある特許請求の範囲第1項記載の芳香族ポリカーボネー
    ト共重合体。 [η]=1.11×10^−^4(@M@v)0.82
    (IV)(3)該芳香族ポリカーボネート共重合体中に含
    有される標準ポリスチレン換算の分子量(Mw)が5,
    000以下のオリゴマーの残存量が3%以下である特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の芳香族ポリカーボネ
    ート共重合体。 (4)吸水率が0.35%以下である特許請求の範囲第
    1項又は第2項又は第3項記載の芳香族ポリカーボネー
    ト共重合体。 (5)ガラス転移点(Tg)が130℃以上である特許
    請求の範囲第1項又は第2項又は第3項又は第4項記載
    の芳香族ポリカーボネート共重合体。 (6)光弾性定数が60ブリュースターズ (Brewsters、10^−^1^2m^2/N)
    以下である特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項
    又は第4項又は第5項記載の芳香族ポリカーボネート共
    重合体。 (7)成形された光学式ディスク基板について斜め入射
    光によって測定される光学式ディスク基板の複屈折が4
    ×10^−^4以下となる特許請求の範囲第1項又は第
    2項又は第3項又は第4項又は第5項又は第6項記載の
    芳香族ポリカーボネート共重合体。
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