JPH0299029A - 可撓管の湾曲装置 - Google Patents

可撓管の湾曲装置

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JPH0299029A
JPH0299029A JP63253255A JP25325588A JPH0299029A JP H0299029 A JPH0299029 A JP H0299029A JP 63253255 A JP63253255 A JP 63253255A JP 25325588 A JP25325588 A JP 25325588A JP H0299029 A JPH0299029 A JP H0299029A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡挿入部やカテーテル等の可撓管の細径
化及び筒略化が可能な可I尭管の湾曲装置に関するもの
である。
[従来の技術が発明が解決しようと]る課題]周知の如
く、例えば内視鏡の挿入部やカテーテル等の可撓管では
、外部からの操作によって可撓管の先端部を所望の方向
へ湾曲させる必要がある場合が多い。
そのため、従来から、複数の節輪を屈曲可能に連結して
構成された挿入部の先端部に操作ワイヤの一端を固定し
、該操作ワイヤを引張量ることにより先端部の方向を変
える技術が実施されている。
しかし、この従来の技術゛Cは、上記挿入部を構成する
節輪に操作ワイヤを挿通ずるガイドリングが必要である
など、構造が複雑であると共に、細径化が困難である。
また、この技術では、上記挿入部の長さが一定以上の長
尺と/、tつだ揚台、操作ワイヤも必然的に長尺となり
、この長尺となった操作ワイヤにより引張量が吸収され
て、湾曲が困難となる可能性もある。
これに対処づるに、例えばfj間昭63−65413号
公報には、予め所定の屈曲率で曲げ形成した光学繊維束
の被膜チューブを、可撓管内にI++;人すると共に、
この可撓管と上記被膜チューブとの間に間隙を形成した
技術が開示されている。そして、この間隙の一端を閉塞
して他端より流体を送給りると、この流体の圧力により
上記可l尭管が伸展する一方、減圧すると被膜チューブ
の弾性により再び該被膜チューブが湾曲されるようにな
っている。
しかし、この先行技術では、流体の圧力のみにて可撓管
を伸長するよう構成されているため、伸長するためには
かなりの圧力が必要となる。逆に、比較的弱い圧力にて
可撓管を伸長させることができるようにすると、湾曲力
を弱く設定せざるを得ない。
一方、米国特許箱4,685,473@明細占には、カ
テーテルの外周の少なくとも一部に蛇腹を設け、この蛇
腹内に流体を送給することにより上記カテーテルを湾曲
させる技術が開示されている。
しかし、この先行技術では、蛇腹の形成が煩雑であると
共に、この蛇腹の凹凸の分だけ可撓管が太径に>=りが
らであり、更に、このカテーテルを体腔内に挿入する際
に上記凹凸にて粘膜や血管壁等に損傷を与えたり、該蛇
腹による摩擦にてスムーズな挿入が困難になる可能性が
ある。
[発明の目的] 本発明はこれらの事情に鑑みてなされたものであり、湾
曲の確実性が確保されると共に、湾曲が容易であり、ま
た可撓管が細径化でき【、体腔内等へのスムーズな挿入
が可能であり、更に構成が簡単で形成が容易な可撓管の
湾曲装置を提供することを目的としている。
[課題を解決覆るだめの手段及び作用]本発明による可
撓管の湾曲装置は、可撓管外周面の少なくとも一部に、
膜部材の周辺部を固定して、この膜部材と可撓管外周面
との間に圧ノj変動部を設ける一方、上記可撓管に設け
たチャンネルを介して、圧力制御手段を上記圧力変動部
に連通したものである。
かがる構成により、圧力制御手段にて圧力変動部の圧力
を変動させると、この圧力変動により膜部材が変形し、
可撓管の外周が引張されて可撓管が湾曲づる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図乃至第8図は本発明の第一実施例に係り、第1図
は可撓管の一例である内視鏡湾曲部の断面図、第2図は
第1図のA部拡大図、第3図は内視鏡湾曲部の斜視図、
第4図は内視鏡装置の概略構成図、第5図は圧力変動部
の動作状態説明図、第6図は圧力変動部の断面図、第7
図は湾曲部が湾曲した状態を示す断面図、第8図は送気
管の回路図である。
これらの図において、符号1は内視鏡装置であり、この
内視鏡装置1は、第4図に示すように、可撓管の一例で
ある細長の挿入部2と、この挿入部2の後端側に連設さ
れた大径の操作部3どを備えている。この操作部3の後
端には接眼レンズが収納された接眼部4が設けられてい
ると共に、側部には照明光伝送用のライトガイドケーブ
ルを収納するユニバーサルコード5が接続されている。
該ユニバーサルコード5は先端側に設けられたコネクタ
5aを介して光源装置6に接続されるようになっている
一方、上記挿入部2の先端側には、先端部8と、この先
端部8に後方側に隣接づ−る湾曲部9が設けられている
。上記湾曲部9は、例えばゴム等の可撓性と所定の弾性
を有する部材にて構成されており、この湾曲部9の先端
側に、硬性の先端部本体10が連設されている。第1図
に示す如く、上記挿入部2の内部には観察用透孔11と
照明用透孔12とが縦置形成されており、それぞれ上記
先端部本体10の先端面に間口された透孔10a、10
bに連通されている。
上記観察用透孔11内には光学繊維束で構成されたイメ
ージガイド13が配設されていて、該イメージガイド1
3の先端面は上記透孔10aに設けられた対物レンズ系
14に対設されている。そして、この対物レンズ系14
にて結像された観察像が上記イメージガイド13にて伝
送され、接眼部4にて観察できるようになっている。
また、上記照明用透孔12内にはライトガイド16が配
設されている。このライトガイド16の先端側は上記透
孔10bに配設された配光レンズ。
17に対設されている一方、後端側は上記光源装置6に
接続されるようになっていて、この光源装置6による照
明光が上記ライトガイド16にて伝送され、配光レンズ
17を介して観察対象物に照射されるようになっている
上記湾曲部9の外周側にはチャンネル18が、例えば対
向して一対形成されている。このチャンネル18の先端
側は閉塞されている一方、後端側は挿入部2内の連通路
18aを介して上記ユニバーリールコード5内に収納さ
れたユニバーサルチュー119に連通され、コネクタ5
aの接続口19aまで延設されている(第8図参照)。
この接続口19aには圧力制御手段の一例であるカフ2
0の送給ホース20aが接続されるようになっており、
上記カフ20を操作づることにより上記チャンネル18
に流体の一例である空気を送給できるよう構成されてい
る。
また、上記連通路18aとユニバーサルチューブ19と
の間には操作部3に配設された切換弁22が介装されて
おり、この切換弁22を操作することにより、上記カフ
20にて送給される空気の送給方向を選択できるように
なっている。また、この切換弁22は、カフ20にて送
給される空気を一方のチャンネル18に送給した場合、
他のチャンネル18を大気に解放りることができると共
に、両チャンネル18を閉塞或いは解放することができ
るようになっている。
このチャンネル18の上記湾曲部9に相当覆る部位は、
長手方向に沿って複数形成された連通孔23にて該湾曲
部9の外部と連通されている。また、第3図に承り如く
、この湾曲部9の外周部9aには、上記複数の連通孔2
3を閉塞するように板状の膜部材24が当接されている
。この膜部材24は例えばシリコン、ポリ・フレタン等
の弾性を有する材質にて形成されている。
該膜部材24と上記湾曲部9の外周面9aとは、上記連
通孔23を囲繞するように塗布された図示しない接着剤
にて接着されている。この囲繞された部位は圧力変動部
25として設定されており、上記カフ20を操作すると
、この圧力変動部25に空気が送給されて上記膜部材2
4が伸長されるようになっている。
第2図に示すように、上記膜部材24には、湾曲部9の
外周部9aと平行な繊維26がメック。
状に内装されている。そのため、圧力変MI25に空気
が送給されても上記膜部材24は一定以上伸長すること
が防止されるようになっている。
このような構成により、挿入部9を例えば下方へ湾曲さ
せる場合、カフ20を操作して空気をユニバーサルチュ
ーブ19方向へ送給すると杖に、切換弁22を操作して
、この空気を下方のチャンネル18へ送給する。なおこ
の場合、上方側のチャンネル18は上記切換弁22を介
して大気に解放しておく。
すると、第5図に示す如く、この送給された空気により
、圧力変動部25の圧力pが上昇し、この上昇した圧力
pにて膜部材24の外周部9aに接着されていない部位
、即ら連通孔23に対向した部位が伸長される。この膜
部U24には繊維26がメツシュ状に内装されているた
め、この膜部材25が一定以上伸長することが防止され
る。
この状態で、上記圧力変動部25の圧力pが引き続ぎ上
昇されると、該圧力変動部25内の圧力pが湾曲部9の
外周面を押圧する方向に作用すると共に、該圧力変動部
25の外周部を互いに近接させる力Fが発生する。この
状態における上記湾曲部9のl1111直角方向の断面
図を第6図に不ザ。
上記湾曲部9には該湾曲部9の長手方向に沿って複数の
連通孔23が形成されていると共に、圧力変動部25も
同じ数設けられていて、この複数の圧力変動部25の外
周部が上記力Fにて近接されるため、第7図に示寸如く
、空気が送給されるチャンネル18側に上記湾曲部9が
湾曲される。
この場合、他方のチャンネル18は切換弁22にて大気
に解放されているため、該チャンネル18内の空気にて
湾曲が妨害されることはない。
このようにして先端部8を観察対象物に指向させ、ライ
トガイド16を介して伝送される照明光を観察対象物に
照射し、イメージガイド13を介して伝送される観察像
を接眼部4にて観察する。
一方、湾曲した湾曲部9を直線状に復帰させる場合、切
換弁22を操作してチャンネル18を大気中に解放する
。すると上記圧力変動部25内の圧力pが低下して該圧
力変動部25の外周部を互いに近接させる力Fが弱まり
、上記湾曲部25は自身の弾性により元の状態に復帰づ
る。
またこの場合、空気が送給されているチャンネル18を
解放すると共に、他方のチャンネル18に空気を送給づ
ると、より早く確実に復帰させることができる。
尚、本実施例では圧力変動部25が湾曲部9の長手方向
に沿って複数設けられているため、上記湾曲部9を、低
い圧力でも確実できれいなカーブを描いて湾曲させるこ
とができるという効果を右する。また、上記圧力変動部
25は単数であってbh記湾曲部9を湾曲ざぜることが
可能である。
また、本実施例ではチャンネル18を湾曲部9に対称に
一対設けた例を説明したが、このチャンネル18を上記
湾曲部9に多数設けると上記湾曲部9を任意の方向に湾
曲させることが可能となる。
また、本実施例では膜部材24内にメツシュ状のIli
維26が設けられ、この繊維26にて上記膜部材24の
一定以上の伸長が防止されている例を説明したが、この
繊1t26はメツシュ状に限らず、例えば上記湾曲部9
の長手方向に平行に複数配設することも可能であり、ま
た、湾曲部9に膜部材24から独立して設けたり、或い
は膜部材24の表面に密着して設しプでも同様の作用、
効果を奏することができる。更に、上記膜部材24の強
度を設定することによりこの繊維26を省略することも
可能である。また、本実施例では膜部材24が弾性を有
づる材質にて形成されているが、この膜部材2/4は伸
縮しなくとも、本実施例と同様の作用、効果を得ること
が可能である。
また、圧力変動部25に送給する流体は空気に限らず、
水、ガス等地の流体でも差し支えない。
更に、本発明は医療用内視鏡ばかりではなく」業用内視
鏡に設けることも可能であり、また、電子内視鏡装置に
使用することも可能である。
第9図は本発明の第二実施例に係る内視鏡装置の概略構
成図である。尚、前述の第−実施例ど同じ部材及び同様
の働きをなす部材には同一符号を付しτ説明を省略り−
る。
この実施例では圧力制御手段を上記第一実施例に使用の
カフに代えてポンプ20としたものである。このポンプ
20は送給ホース20aを介して切換弁22に接続され
、更に連通路18aに連通り゛る一対のユニバーサルチ
ューブ19に接続さ゛れCいる。
内視鏡装置1の操作部3には上記ポンプ20を操作して
湾曲部9を湾曲させる湾曲スイッチ32と、上記切換弁
22を切換操作する湾曲方向切換スイッチ33とが設け
られている。
また上記送給ホース20aには比例制御弁34が介装さ
れていると共に、送給ホース20の比例制御弁34の下
流側には圧力センサ35が介装されており、この圧力セ
ンサ35の信号により上記比例制御弁34が制御される
ようになっている。
このような構成により、湾曲部9を湾曲させる場合には
、湾曲スイッチ32を操作してポンプ20を作動さけ、
該ポンプ20にて空気を送給4−一ス20aを介して切
換弁22方向へ送給Jる。そして、湾曲方向切換スイッ
チ33を操作することにより上記切換弁22を切換え、
上記空気を一対のユニバーサルホース19に選択的に送
給する。
づると、この空気が湾曲部9のチャンネル18内へ送給
され、該湾曲部9が湾曲される。
また、この場合、圧力ヒン→ノ35にて上記送給ボース
2Oa内の圧力が検知され、該圧力センサ35にて上記
比例制御弁34が制御されることにより、上記チャンネ
ル18内の圧力が一定に保たれる。
本実施例では、送給ホース2Oa内に比例制御弁34と
、この比例制御弁34を制御Jる圧力センサ35とが介
装されているため、湾曲部の湾曲動作が一定比率で行わ
れるという効果があると共に、湾曲の操作が簡単である
という効果がある。
また、湾曲スイッチ32と湾曲方向切換スイッチ33は
合体して設けることも可能である。
第10図は本発明の第三実施例に係る挿入部の側面図で
ある。
この実施例は、複数の湾曲部9を、先端部8近傍と挿入
部2の中途とに設けたものである。これら複数の湾曲部
9はそれぞれ前述の第−或いは第二実施例で説明した如
き手段にてそれぞれ個別に湾曲操作り゛ることが可能に
構成されており、複雑な構成を有するボイラの水管等を
観察、検査する場合等に特に有効である。
第11図は本発明の第四実施例に係る湾曲部の部分側面
図である。
この実施例は、本発明が可撓管の一例であるカテーテル
の挿入部2に使用されたものである。この挿入部2の軸
方向にはカテーテル孔37が設けられていると共に、先
端部8近傍に湾曲部9が設けられている。
前述の第−及び第二実施例と同様に、上記湾曲部9の外
周面9aとカテーテル孔37の内周面との間には挿入部
2の軸心と平行にチャンネル18が設けられていて、こ
のチャンネル18と上記外周面9aと間に複数の連通孔
23が設けられている。
上記外周面9aの連通孔23が開口されている部位には
四部39が形成されていて、この凹部39に、伸縮性を
有する膜部材24が係合されている。そして、この膜部
材24の外側面24aと上記湾曲部の外周面9aとが略
同−平面状になっている。
また、上記膜部材24の周辺部及び連通孔23間は図示
しない接着材にて上記湾曲部9の外周面9aに接着され
ていると共に、この膜部材24の外側面24aの上記連
通孔23間は、糸巻40によって外側より巻回固定され
ている。
このような構成にて、チャンネル18内に空気等の流体
を送給すると、圧力変動部25の圧力が上昇されること
により湾曲部9が湾曲される。
第12図及び第13図は本発明の第五実施例に係り、第
12図はカテーテルの側面図、第13図はカテーテルの
断面図である。
この実施例では、湾曲部9に四つのチ17ンネル18を
設け、このチャンネル18をそれぞれ複数の連通孔23
にて湾曲部9の外側に連通する一方、四部の膜部材24
を上記連通孔23に対設したものである。
上記膜部材24は、その四周のみが図示しない接着剤に
て上記湾曲部9の外周面9aに接着されている。この膜
部材24内には繊維等の伸長を防止する部材は設けられ
ておらず、また比較的匣内に形成されていて、圧力変動
部25の圧力が上昇されると、湾曲部9の、圧力が上昇
された側が伸長されるように設定されている。
このような構成により、流体供給装置にて、例えば上部
に設けられているチャンネル18に空気等の流体を送給
して圧力変動部25の圧力を上テアさせると、この送給
された側の膜部材24が伸長される。
この場合、上記腹部材24はその四周のみが外周面9a
に接着されているのみであるため、この接着された以外
の部位全体が上記外周面9aより離間するようにして伸
長される。また、この膜部材24には11N等の伸長を
防止する部材が設&プられていないため、比較的大きく
伸長される。
すると、この膜部材24の伸長に伴って、該膜部材24
が固定されている部位を互いに離間させようとする力f
が発生して、この力fにて上記湾曲部9の外周面9aに
伸長力が作用し、その結果、上記湾曲部9は圧力が上昇
された圧力変動部25と反対側へ湾曲する。
またこの場合、上記膜部材24は比較的匣内に構成され
ているため、湾曲部9の湾曲によって該膜部材24に破
損が生じることはない。
第14図及び第15図は本発明の第六実施例に係り、第
14図は内視鏡湾曲部の断面図、第15図は湾曲部の動
作状態説明図である。
この実施例は本発明に係る可撓管の湾曲装置が内視鏡湾
曲部9に使用されたものである。この湾曲部9の外周に
はチャンネル18が例えば対向して一対設けられており
、このチャンネル18は長手方向に複数設けられた連通
孔23にて外部へ連通されている。また、これらの連通
孔23を閉塞するように膜部材24が上記湾曲部9の外
周面9aに当接され、上記連通孔23を囲繞する如く塗
布された接着月にて上記膜部材24と外周面9aとが固
定されている。そしてこの膜部材24と外周面9aとの
間が圧力変動部25となっている。
尚、以上の構成は前述の第一実施例と同様である。
上記連通孔23は外側の直径が大きく、チャンネル18
側の直径が小さく形成され、更に側壁は所定の曲率を以
て湾曲されている。
また、上記チVンネル18は図示しないユニバーサルチ
ューブ等を介してバカ変動手段の一例である吸引ポンプ
に連通されており、該吸引ポンプにより上記チャンネル
18内の人気を吸引して該チャンネル18内の圧力を選
択的に減圧することが可能となっている。
かかる構成にて湾曲部9を湾曲させる場合、吸引ポンプ
にて例えば湾曲部9の下方に設けられているチャンネル
18内の大気を吸引する。
すると、該チャンネル18側を介して圧力変動部25の
圧力が減圧され、この減圧により連通孔23を閉塞する
膜部材24が伸長されつつ該連通孔23内へ吸引される
。その結果、該膜部材24にて湾曲部9の外周面9aが
引張されることにより、この湾曲部9が第15図に示す
如く湾曲される。
尚、本実施例と同様の構成にて上記圧力変動部25の圧
力を上昇させても同じように湾曲させることも可能であ
る。
また、本実施例では圧力変動部25の人気を吸引するこ
とにより該圧力変動部25を減圧するよう構成されてい
るが、この圧力変動部25及びチャンネル18内に生理
的食塩氷雪の他の流体を注入しておき、この流体を吸引
することにより上記圧力変動部25を減圧するよう構成
することら可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の可撓管の湾曲装置による
と、可撓管の湾曲が容易であると共に、該湾曲の確実性
が確保され、また可撓管の体腔内等へのスムーズな挿入
・が可能であり、更に構成が簡単で形成が容易であると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の第一実施例に係り、第1図
は可撓管の一例である内視鏡湾曲部の断面図、第2図は
第1図のA部拡大図、第3図は内視鏡湾曲部の斜視図、
第4図は内PA鏡装置の概略構成図、第5図は圧力変動
部の動作状態説明図、第6図は圧力変動部の断面図、第
7図は湾曲部が湾曲した状態を示り断面図、第8図は送
気管の回路図、第9図は本発明の第二実施例に係る内視
鏡装置の概vS構成図、第10図は本発明の第三実施例
に係る挿入部の側面図、第11図は本発明の第四実施例
に係るカテーテルの部分側面図、第12図及び第13図
は発明の第五実施例に係り、第12図はカテーテルの側
面図、第13図はカテーテルの断面図、第14図及び第
15図は本発明の第六実施例に係り、第14図は内視鏡
湾曲部の断面図、第15図は湾曲部の動作状態説明図で
ある。 2・・・可撓管 9・・・湾曲部 9a・・可撓管外周面 18・・チャンネル 20・・圧力制御手段 24・・膜部材 25・・圧力変動部 第1 図 第2 図 第4 図 どフ0 第9図 3コ 第10図 第1+図 ソ 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可撓管外周面の少なくとも一部に、膜部材の周辺部を固
    定して、この膜部材と可撓管外周面との間に圧力変動部
    を設ける一方、上記可撓管に設けたチャンネルを介して
    、圧力制御手段を上記圧力変動部に連通したことを特徴
    とする可撓管の湾曲装置。
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