JPH0297944A - パターン欠陥の修正方法 - Google Patents

パターン欠陥の修正方法

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JPH0297944A JP63249780A JP24978088A JPH0297944A JP H0297944 A JPH0297944 A JP H0297944A JP 63249780 A JP63249780 A JP 63249780A JP 24978088 A JP24978088 A JP 24978088A JP H0297944 A JPH0297944 A JP H0297944A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプリント回路基板、半導体装置等の微細パタ
ーン形成に使用するフォトマスク、サーマルヘッドなど
の基板上に形成されたパターンの欠陥を修正する方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
第7図、第8図はそれぞれフォトマスクの表面の一部を
示す図である。図において、1は基板上に形成されたC
r薄膜、2はCr薄膜1内に生じた白欠陥部すなわちあ
るべきパターンが欠落している部分、3はCr薄膜1間
に生じた黒欠陥部すなわち正規のパターン以外の部分に
膜が存在する部分である。
第9図はサーマルヘッドの表面の一部を示す図、第10
図は第9図のB−B断面図である。図において、4はA
1□o3からなる基板、5は基板4上に形成されたT 
a Nからなる発熱抵抗体、6.7は発熱抵抗体5に接
続されたCuからなる電極で、電極7の幅は0.105
m、電極7間の間隔は0.02++n+である。8は電
極7内に生じた白欠陥部、9は電極7間に生じた黒欠陥
部である。
従来のフォトマスク、サーマルヘッド等の被修正体に生
じたパターンの白欠陥を修正する方法としては、被修正
体の全面にレジストを塗布し、レジストの白欠陥部2.
8等に相当する部分を露光、現像により除去したのち、
Cr、Cu等を蒸着して、白欠陥部2.8等に膜を形成
する蒸着法、有機金属錯体、有機金属ガスを媒体として
イオンビーム、レーザーを白欠陥部2.8等に照射する
ことにより、白欠陥部2,8等に膜を形成するイオンビ
ーム法、レーザー法(特公昭58−46055号公報、
特開昭60−182726号公報、特公昭59−223
72号公報など)がある。
また、従来の被修正体に生じたパターンの黒欠陥を修正
する方法としては、被修正体の全面にレジストを塗布し
、レジストの黒欠陥部3,9等に相当する部分を露光、
現像により除去したのち、エツチングすることにより、
黒欠陥部3.9等を除去するエツチング法、イオンビー
ム、レーザーを黒欠陥部3,9等に照射することにより
、黒欠陥部3,9等を除去するイオンビーム法、レーザ
ー法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、蒸着法、エツチング法においては、レジスト塗
布、露光、現像等の工程を行なう必要があるから、多く
の時間を要するとともに、新たなパターン欠陥が生ずる
おそれがある。また、イオンビーム法においては、被修
正体を真空中に保持する必要があるとともに、イオンビ
ームはビーム径が小さいので、欠陥大きさが数十−以上
のときには、パターン欠陥の修正に多大の時間を要し、
しかも実施に使用する装置が高価である。さらに、白欠
陥を修正する方法としてのレーザー法においては、形成
した膜の密着性が十分ではなく、有機金属ガスの取扱に
注意を要するので、作業が面倒であり、実施に使用する
装置が高価である。また、黒欠陥を修正する方法として
のレーザー法においては、実施に使用する装置が高価で
ある。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
、短時間に修正することができ、新たなパターン欠陥が
生ずるおそれがなく、被修正体を真空中に保持する必要
がなく、実施に使用する装置が安価であり、形成した膜
の密着性が十分であり、作業が容易であるパターン白欠
陥の修正方法を提供することを目的とする。
また、短時間に修正することができ、新たなパターン欠
陥が生ずるおそれがなく、被修正体を真空中に保持する
必要がなく、実施に使用する装置が安価であるパターン
黒欠陥の修正方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、この発明においては、真空容
器の外にある被修正体上に形成したパターンの白欠陥部
を上記真空容器の開口部に対応した所に位置させたのち
、上記真空容器内で発生した冷陰極放電により生じた粒
子を上記白欠陥部に付着させる。
また、この発明においては、真空容器の外にある被修正
体上に形成したパターンの黒欠陥部を上記真空容器の開
口部に対応した所に位置させたのち、上記真空容器内で
発生した冷陰極放電により生じた粒子、ガスイオンを上
記黒欠陥部に衝突させて、黒欠陥部を除去する。
〔作用〕
上記のパターン白欠陥の修正方法においては、レジスト
塗布、露光、現像等の工程を行なう必要がなく、また開
口部の大きさの膜を一度に形成することができ、さらに
有機金属ガスを用いる必要がない。
また、上記のパターン黒欠陥の修正方法においては、レ
ジスト塗布、露光、現像等の工程を行なう必要がなく、
また開口部の大きさの黒欠陥を一度に除去することがで
きる。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係るパターン白欠陥の修正方法を実
施するための装置を示す概略断面図である0図において
、11は真空容器、12は真空容器11に設けられた真
空排気管で、真空排気管12は真空排気装置(図示せず
)に接続されている。13は真空容器11に設けられた
ガス導入管で、ガス導入管13は不活性ガス供給装置(
図示せず)に接続されている。14は真空容器11内に
設けられた円筒状の陽極で、陽極14はSUSからなる
、16は陽極14に取り付けられた陽極リードで、陽極
リード16は直流高電圧電源(図示せず)に接続されて
いる。17は陽極リード16を真空容器11に固定する
絶縁体、18.19は真空容器11に取り付けられた一
対の平板状対向陰極で、対向陰極18.19は陽極14
の両側に位置しており、対向陰極18.19はHh極1
4の中心線と直角であり、また対向陰極18゜19はア
ース電位であり、さらに対向陰極18.19はCrから
なる。20は対向陰極18に設けられた透過孔で、透過
孔20の中心線は陽極14の外側を通る。23は真空容
器11に設けられた開口、24は開口23部に設けられ
た穴明板、26は穴明板24の開口部で、この開口部2
6の断面形状に対応して、はぼ同形状で基板上に粒子が
照射されるのであり、開口部26の径は数−〜数1に選
択され、開口23.開口部26の中心線は透過孔20の
中心線とほぼ一致している。また、開口部26の断面形
状は必要に応じて円形、矩形等が選択される。22は真
空容器11の外側に設けられた磁石で、磁石22の磁力
線の方向は陽極14の中心線と平行であり、磁石12の
磁束密度は0.1Tである。21は真空容器11の外に
ある被修正体であるフォトマスク、25は開口23の周
囲の真空容器11外壁部に設けられたパツキンで、パツ
キン25を被修正体であるフォトマスク21に押圧した
ときに、パツキン25は真空容器11を密閉する。
そして、この発明に係るパターン白欠陥の修正方法にお
いては、フォトマスク21に形成したパターンの白欠陥
部2を開口部26に対応した所に位置させたのち、真空
排気装置により真空容器11内をI X 10−’Pa
の真空に排気したうえで、真空容器11内に不活性ガス
供給装置からガス導入管13を介してArガスを導入す
ることにより。
真空容器11内を2 X 10−”PaのArガス雰囲
気とし、直流高電圧電源により陽極14に1.5kVの
正電位を与えると、陽vi14と対向陰極18.19と
の間に冷陰極放電が生じ、これによって生成されるAr
ガスの正イオンが対向陰極18.19の表面を衝撃し、
対向陰極18.19からCrJJK子がスパッタリング
され、スパッタリングされたCr[子の一部が透過孔2
0、開口23.開口部26を透過し、白欠陥部2に付着
して、白欠陥部2にCr膜が形成されるから、白欠陥を
修正することができる。
このように、この発明に係るパターン白欠陥の修正方法
においては、レジスト塗布、露光、現像等の工程を行な
う必要がないから、短時間に修正することができるとと
もに、新たなパターン欠陥が生ずるおそれがない。また
、フォトマスク21を真空中に保持する必要がなく、開
口部26の大きさの膜を一度に形成することができるの
で、白欠陥部2が大きいときにも、白欠陥の修正に多大
の時間を要することがなく、しかも実施に使用する装置
が安価である。また、開口部26の形状を選択すること
により、欠陥形状に応じて、必要な形状に修正すること
も容易にできる。さらに、形成した膜の密着性が十分で
あり、しかも有機金属ガスを用いる必要がないため、作
業が容易である。
そして、陽極14に3分間正電位を与えたところ、白欠
陥部2に0.II!mの膜が形成され、OD値測測定装
置コニカ製マイクロデンシトメータ 阿。delPDM
−5)によりこの膜のOD値、すなわち入射光の強さを
I6 とし、膜を透過した光の強さを工としたとき、l
og、。(工。/I)で表わされる値が3.5であり、
市販のフォトマスクのCr薄膜のOD値は通常3.0で
あるから、白欠陥部2に形成された膜の密度は大きい。
また、白欠陥部2に形成された膜をアルコールを湿らせ
た綿棒で50回以上強くこすったところ、白欠陥部2に
形成された膜の剥離等は生じなかった。さらに、フォト
マスク21を純水中に浸漬して、超音波を3分間作用さ
せたところ、白欠陥部2に形成された膜の剥離、ピンホ
ールの発生等は生じなかった。
第2図はこの発明に係るパターン黒欠陥の修正方法を実
施するための装置を示す概略断面図である0図において
、15は陽極リード16に取り付けられた円筒状の陽極
で、陽極ISはSUSからなり、透過孔20の中心線は
陽極15の内側を通る、そして、他の構成は第1図に示
した装置の構成と同様である。
そして、この発明に係るパターン黒欠陥の修正方法にお
いては、フォトマスク21に形成したパターンの黒欠陥
部3を開口部26に対応した所に位置させたのち、真空
排気装置により真空容器11内をI Xl0−’Paの
真空に排気したうえで、真空容器11内に不活性ガス供
給装置からArガスを導入することにより、真空容器1
1内を2XIO−”PaのArガス雰囲気とし、直流高
電圧電源により陽極15に1.5kVの正電位を与える
と、陽極15と対向陰極18.19との間に冷陰極放電
が生じ、これによって生成されるArガスの正イオンが
対向陰極18.19の表面を衝撃し、対向陰極18.1
9からCr原子がスパッタリングされ、スパッタリング
されたCr原子の一部、Arガスの正イオンが透過孔2
0、開口23、開口部26を透過し、黒欠陥部3を衝撃
して、黒欠陥部3が除去されるから、黒欠陥を修正する
ことができる。
このように、この発明に係るパターン黒欠陥の修正方法
においては、レジスト塗布、露光、現像等の工程を行な
う必要がないから、短時間に修正することができるとと
もに、新たなパターン欠陥が生ずるおそれがない、また
、フォトマスク21を真空中に保持する必要がなく、開
口部26の大きさの膜を一度に除去することができるの
で、黒欠陥部3が大きいときにも、黒欠陥の修正に多大
の時間を要することがなく、しかも実施に使用する装置
が安価である。そして、陽極15に約20秒間正電位を
与えたところ、黒欠陥部3が除去され。
この部分のOD値を測定したところ、OD値はOであり
、黒欠陥部3は完全に除去された。
第3図はこの発明に係るパターン欠陥の修正方法の作用
の実験装置の一部を示す断面図、第4図は第3図のA矢
視図である0図において、36は真空排気管、ガス導入
管を有する真空容器内に設けられた陽極リード、32は
陽極リード36に取り付けられた円筒状の陽極で、陽極
32の外径は15■、内径は14■である。38,39
は陽極32の両側に設けられた一対の対向陰極で、対向
陰極38.39は金からなり、対向陰極38.39は陽
極32の中心線とほぼ直角に設けられており。
対向陰極38.39はアース電位であり、対向陰極38
.39の寸法は25X25X0.2mmである。
33は対向陰極38に設けられたスリット、31は対向
陰極38に当接して設けられた基板であり、永久磁石(
図示せず)により陽極32の中心線とほぼ平行な磁場が
形成されている。
第5図は第3図、第4図に示す実験装置において、ガラ
スからなる基板31を用い、真空容器内をI X 10
−’Paの真空に排気したうえで、真空容器内にArガ
スを導入することにより、真空容器内を2 X 10−
”PaのArガス雰囲気としたのち、直流高電圧電源に
より陽極32に2kVの正電位を与えて、放電電流を5
1Aとして12分間スパッタリングを続けたのち、高感
度触針式表面解析器によって基板31の表面の侵食状態
等を調べた結果を示すグラフで、陽極32の中心線から
の距離と基板31の表面に堆積した金薄膜34の膜厚、
基板31に形成された凹所35aの侵食深さとの関係を
示すものである。このグラフから明らかなように、陽極
32のほぼ外側に対応する部分には膜厚が約2000人
の金薄膜34が形成されており、また陽極32のほぼ内
側に対応する部分に凹所35aが形成されており、凹所
35aは陽極32の縁端部に対応する部分の近傍で最も
深く、その深さは約4000人である。このように、陽
極32の縁端部に対応する部分の近傍で最も深い凹所3
5aが形成されるのは、基板31の表面はArガスの正
イオンによって衝撃されるが、基板31がガラスのよう
に非金属の場合には、基板31の表面がArガスの正イ
オンによって衝撃されると、表面に帯電するため、以後
Arガスの正イオンによる衝撃が行なわれなくなり、ま
た基板31の表面の陽極32の縁端部に対応する部分の
近傍では、基板31の表面の陽極32の外側に対応する
部分に到達する中性金原子よりも高エネルギーの中性金
原子による衝撃が行なわれているためであると考えられ
る。したがって、パターン黒欠陥の修正方法において、
黒欠陥部が非金属からなる場合には、透過孔2oの中心
線が陽極15の縁端部の近傍を通るようにするのが望ま
しい。なお、電界、磁界を変化させると、金薄膜34と
凹所35aとの境界の位置が変化するので、それに応じ
て陽極15の位置を設定するのが望ましい。
第6図は第3図、第4図に示す実験装置において、金属
からなる基板31を用い、上述と同様に基板31の表面
を調べた結果を示すグラフで、陽極32の中心線からの
距離と基板31の表面に堆積した金薄膜34の膜厚、基
板31に形成された凹所35bの侵食深さとの関係を示
すものである。
このグラフから明らかなように、陽極32のほぼ外側に
対応する部分には金薄膜34が形成されており、また陽
極32のほぼ内側に対応する部分に凹所35bが形成さ
れていて、凹所35bは陽極32の中央部に対応する部
分が最も深くなっている。このように、凹所35bが陽
極32の中央部に対応する部分で最も深くなるのは、基
板31の表面はArガスの正イオンによって衝撃され、
基板31が金属からなる場合には、Arガスの正イオン
によって衝撃されても、表面に帯電することがなく、シ
かもArガスの正イオンは陽極32の中心線に対応する
部分に向かって強くなっており、また基板31の表面の
縁端部に対応する部分の近傍では、中性金原子による衝
撃が行なわれているが、Arガスの正イオンによる衝撃
の方が中性金原子による衝撃よりも強いためであると考
えられる。したがって、パターン黒欠陥の修正方法にお
いて、黒欠陥部が金属からなる場合には、透過孔20の
中心線が陽極15の中央部を通るようにするのが望まし
い。
なお、上述実施例においては、被修正体がフォトマスク
21の場合について説明したが、対向陰極の材料を選択
することにより、被修正体がサーマルヘッド等の場合に
もこの発明を適用できることは明らかである。また、上
述実施例においては、陽極として円筒状の陽極14.1
5を用いたが、角筒状等の陽極、中心線と平行な切欠き
を有する筒状の陽極、2つのリングを数本の棒体で連結
した中空状の陽極等を用いてもよい。さらに、上述実施
例においては、真空容器11内をArガス雰囲気とした
が、真空容器内を他の不活性ガス雰囲気としてもよく、
対向陰極が金のように不活性物質からなるときには、真
空容器内を活性ガス雰囲気としてもよい。また、陽極リ
ード16をベロー等を介して真空容器11に対して移動
可能に取り付ければ、陽極14.15の透過孔2oに対
する位置を任意に設定することができるので、1台の装
置で白欠陥および黒欠陥を修正することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係るパターン白欠陥の
修正方法においては、レジスト塗布、露光、現像等の工
程を行なう必要がないから、短時間に修正することがで
きるとともに、新たなパターン欠陥が生ずるおそれがな
く、被修正体を真空中に保持する必要がなく、開口部の
大きさの膜を一度に形成することができるので、白欠陥
部が大きいときにも、パターン欠陥の修正に多大の時間
を要することがなく、シかも実施に使用する装置が安価
であり、さらに形成した膜の密着性が十分であり、有機
金属ガスを用いる必要がないため作業が容易である。
また、この発明に係るパターン黒欠陥の修正方法におい
ては、レジスト塗布、露光、現像等の工程を行なう必要
がないから、短時間に修正することができるとともに、
新たなパターン欠陥が生ずるおそれがなく、被修正体を
真空中に保持する必要がなく、開口部の大きさの黒欠陥
部を一度に除去することができるので、黒欠陥部が大き
いときにも、パターン欠陥の修正に多大の時間を要する
ことがなく、しかも実施に使用する装置が安価である。
このように、この発明の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るパターン白欠陥の修正方法を実
施するための装置を示す概略断面図、第2図はこの発明
に係るパターン黒欠陥の修正方法を実施するための装置
を示す概略断面図、第3図はこの発明に係るパターン欠
陥の修正方法の作用の実験装置の一部を示す断面図、第
4図は第3図のA矢視図、第5図、第6図はそれぞれ第
3図。 第4図に示す実験装置によって処理した基板の表面を調
べた結果を示すグラフ、第7図、第8図はそれぞれフォ
トマスクの表面の一部を示す図、第9図はサーマルヘッ
ドの表面の一部を示す図、第10図は第9図のB−B断
面図である。 2・・・白欠陥部     3・・・黒欠陥部8・・・
白欠陥部     9・・・黒欠陥部11・・・真空容
器    21・・・フォトマスク26・・・開口部 代理人  弁理士 中 村 純之助 11・−真悠各葛 第 図 第 図 陽十セ中にe!Jyうd巨膚會(=−駕)第 図 p易符中1じ一泉V゛うの距高倉(−n −n )第6
図 第 図 コ8 第 9図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真空容器の外にある被修正体上に形成したパターン
    の白欠陥部を上記真空容器の開口部に対応した所に位置
    させたのち、上記真空容器内で発生した冷陰極放電によ
    り生じた粒子を上記白欠陥部に付着させることを特徴と
    するパターン白欠陥の修正方法。 2、真空容器の外にある被修正体上に形成したパターン
    の黒欠陥部を上記真空容器の開口部に対応した所に位置
    させたのち、上記真空容器内で発生した冷陰極放電によ
    り生じた粒子、ガスイオンで上記黒欠陥部を衝突して、
    黒欠陥部を除去することを特徴とするパターン黒欠陥の
    修正方法。
JP24978088A 1988-10-05 1988-10-05 パターン欠陥の修正方法 Expired - Fee Related JPH0687170B2 (ja)

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