JPS6136928A - 真空装置 - Google Patents

真空装置

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Publication number
JPS6136928A
JPS6136928A JP15968384A JP15968384A JPS6136928A JP S6136928 A JPS6136928 A JP S6136928A JP 15968384 A JP15968384 A JP 15968384A JP 15968384 A JP15968384 A JP 15968384A JP S6136928 A JPS6136928 A JP S6136928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
vacuum
substrate
vacuum state
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP15968384A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Shigemitsu
重光 文明
Bunro Komatsu
小松 文朗
Shigeharu Horiuchi
堀内 重治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15968384A priority Critical patent/JPS6136928A/ja
Publication of JPS6136928A publication Critical patent/JPS6136928A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、真空装置に関し、特に半導体製造設備に好適
な真空装置に係わる。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、微細パターン形成技術の進歩は著しく、特に半導
体装置の分野においては実用最少パターン寸法は、5年
間に約1/2になり、開発段階ではサブミクロンパター
ンが形成されている。こうした微細パターンを有する半
導体装置の製造、或いは半導体装置のパターン形成に使
用されるフォトマスクの製造においては、真空装置を付
設した製造設備が用いられるようになっている。例えば
、露光設備では真空装置が付設された電子線露光設備、
X線露光設備が使用され、エツチング設備では真空装置
が付設された反応性ガスを用いるドライエツチング設備
が使用され、更に不純物の拡散設備では、真空装置が付
設されたイオン注入設備が使用されるようになっている
ところで、微細パターンの形成おいては、ゴミの付着に
よる微小欠陥の発生が歩留低下を招くことから、ゴミの
付着防止対策は重要な課題となっている。例えば、真空
装置が付設された電子線露光設備を用いて被処理基板(
例えばブランクマスク)上のレジスト膜を電子線露光を
行ない、露光終了後に真空状態を解除してブランクマス
クを設備から取出す工程において、真空状態を解除する
際に導入される空気もしくはガス(窒素ガス)が露光設
備内のマスクに移動し、それらガス中に存在するゴミが
露光されたレジスト膜に付着して微小欠陥の原因となる
。こうしたゴミの付着において、ブランクマスク表面が
帯電している場合は、そのゴミ付着は顕著となり、しか
もゴミが付着すると、帯電されていない場合に比べて除
去が著しく回能となる。事実、ブランクマスクのレジス
ト膜表面へのゴミ付着は、電子線露光時のレジスト膜表
面の帯電量と相関し、第3図に示すように描画時の照射
電子線層(μC/apr” )が大きい程レジスト膜の
表面帯電電位は増大し、描画前後、つまりブランクマス
クをチャンバ内に設置及びチャンバからの取出し後の前
後においてゴミの付着量が増大する。なお、第3図中の
Aはゴミ付@暴を、Bはレジスト膜表面の帯電電位を、
夫々示す特性線である。
このようなことから、従来より露光設備等の製造設備か
ら取出した被処理基板にその帯電電荷と逆極性のイオン
を照制し、更に高圧清浄ガスを吹付けて付着したゴミを
除去することが行われている。かかる方法によれば、付
着したゴミを僅かながら除去しえるものの、充分なゴミ
除去を達成できない。
〔発明の目的〕
本発明は、半導体装置やフォトマスクを製造するための
設備等に付設され、該設備のチャンバ内の被処理基板を
取出すために真空状態を解除した際、該被処理基板表面
にゴミが付着するのを防止し得る真空装置を提供しよう
とするものである。
(発明の概要〕 本発明は、被処理基板が配置された真空チャンバと、こ
のチャンバに設けられ、該チャンバが真空状態から常圧
を含む低真空状態に戻す時にイオン化したガスを前記被
処理基板に導入する手段とを具備したことを特徴とする
ものである。かかる本発明によれば、真空チャンバ内の
真空状態を解除する際、該チャンバ内の被処理基板にイ
オン化したガス導入することにより、該被処理基板表面
の帯電を消滅できる。その結果、前記真空状態の解除に
伴って空気等がチャンバ内に移動しても、その空気中に
存在するゴミが被処理基板表面に付着するのを防止でき
、或いは被処理基板表面にゴミが付着しても清浄ガスを
吹付けることによって容易に除去できる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を電子線露光設備に適用した例について第
1図を参照して詳細に説明する。
図中の1は、真空状態に保持されるワーキングチャンバ
であり、このワーキングチャンバ1には真空状態に保持
されるプリチャンバ2が隣接して配設されている。これ
らチャンバ1.2間の隔壁にはゲートバルブ3が介装さ
れている。前記ワーキングチャンバ1内には、ホルダを
保持すると共に、XY方向に移動可能なステージ4が配
設されいる。前記ワーキングチャンバ1の土壁には、電
子線の照射窓5が開口されている。また、前記ワーキン
グチャンバ1の土壁には電子光学鏡筒6が設けられてい
る。この電子光学鏡筒6の上部には、電子銃7が取付け
られており、該電子銃7は制御装置1f8に接続されて
いる。なお、該制御装置8は電子銃7のυ1111のみ
ならず、前記電子光学鏡筒6及びステージ4のXY方向
の駆動の制御も行なうものである。前記プリチャンバ2
の下壁は、真空ポンプ9に配管10を介して連結されて
いる。この配管10には、真空用バルブ11が介装され
ている。前記プリチャンバ2内には、ホルダが載置され
る基台12が配設されており、かつ該基台12上のホル
ダを移動させるローダ13が配設されている。更に、前
記プリチャンバ2の上壁には配管14が取着されており
、該配管14の他端は窒素ボンベ15に連結されている
。前記配管14のプリチャンバ2側にはリークバルブ1
6が介装されている。そして、前記リークバルブ16と
前記窒素ボンベ15間の配管14部分にはイオン発生装
置17が設けられている。この発生装置17は、前記配
管14の膨出部14aに配置されたアース電極18と、
このアース電極18と対向配置される放電電極19と、
この放電電極19に接続される高電圧発生器20とから
構成されている。
次に、前述した露光設備による被処理基板、例えばブラ
ンクマスクの露光操作を説明する。
(I)まず、例えば厚さ0.6μmの電子線感応レジス
ト膜が塗布されたブランクマスク21をホー〇− ルダ22に装着し、該ホルダ22をプリチャンバ2の図
示しない畔から挿入し、該チャンバ2内の基台12上に
セットする。
(TI>次いで、前記酢を閉じた後、真空用バルブ11
を開き、リークバルブ16を閉じる。つづいて、真空ポ
ンプ9を作動してプリチャンバ2内を真空にし、その真
空度が例えば10う〜101torrに達した時、グー
1〜バルブ3を開き、基台12上のホルダ22をローダ
13によりワーキングチャンバ1内に移動させ、ステー
ジ4上に載置する。ローダ13を元の位置に戻すと共に
、ゲートバルブ3を閉じる。
(III)次いで、制御装置8からの信号により電子銃
7を作動して電子線23を射出し、その電子線23を電
子光学鏡筒6内で制御して前記ステージ4上に保持され
たボルダ22のブランクマスク21(レジスト膜)に照
射してパターンを描画する。
この工程において、前記制御装置8によりステージ4が
XY方向に移動され、マスク上のレジスト膜の所定領域
にパターンが描画される。
(IV)次いで、ゲートバルブ3を開き、ローダ13に
よりステージ4土のホルダ22をプリチャンバ2内の基
台12上に戻し、ゲートバルブ3を閉じる。つづいて、
真空ポンプ9の作動を停止した後、真空用バルブ11を
閉じ、リークバルブ16を開く。ひきつづき、窒素ボン
ベ15から窒素ガスを配管14内に供給すると共に、イ
オン発生装置17を作動して配管14に供給された窒素
ガスをイオン化した後、このイオン化した窒素ガスをプ
リチャンバ2内に導入する。しかる後、図示しない扉を
開いてプリチャンバ2内の真空状態を解除して大気圧状
態にし、該チャンバ2内のホルダ22を取出す。
しかして、本発明によれば電子線によりパターン描画さ
れたブランクマスクをプリチャンバ2内の真空状態を解
除して取出す際、予め該プリチャンバ2に設けたイオン
発生装置17でイオン化した窒素ガスを該チャンバ2内
に導入した後、真空状態を解除して大気圧状態する。こ
のI;め、プリチャンバ2内のホルダ22に装着された
ブランクマスク21の表面帯電は、大気圧状態になるこ
とに伴う空気のプリチャンバ2内への流入前に、イオン
化した窒素ガスにより消滅される。したがって、プリチ
ャンバ2内の真空状態を解除して大気圧状態にする際、
空気がプリチャンバ2内に導入されも、空気中のゴミが
ブランクマスク21上のレジスト膜に付着するのを防止
できる。しかも、仮に該レジスト膜にゴミが付着しても
清浄な高圧窒素ガスを該レジスト膜に吹付けることによ
り、ゴミを容易に除去できる。
事実、前記操作により取出したブランクマスクの表面電
位を測定したところ、OVであり、かつレジスト膜表面
上にはほとんどゴミの付着は認められなかった。この後
、現像処理を行なって所望のレジストパターンを形成し
たところ、欠陥数は大幅に減少され、歩留の向上を達成
できた。また、ブランクマスク21上のレジスト膜に付
着した僅かなゴミは、清浄な高圧窒素ガスの吹付けによ
り容易に除去することが可能であった。
なお、上記実施例では窒素ガスが流通する配管にイオン
発生装置を設けることにより、イオン化した窒素ガスを
チャンバ内の被処理基板に導入する構造にしたが、これ
に限定されない。例えば第2図に示すようにプリチャン
バ2の配管14の連結部近傍にイオン発生装置17−の
−構成部材であるアース電極18′及び放電l!極19
′を互いに対向するように配設し、前記配管14からプ
リチャンバ2内に供給された窒素ガスを該チャンバ2内
でイオン化し、このガスをチャンバ2内にセットされた
被処理基板としてのブランクマスク21のレジスト膜表
面に導入するようにしてもよい。
上記実施例では、被処理基板としてブランクマスクを用
いたが、これに限定されず半導体つlハを用いても同様
な効果を達成できる。
また、本発明の真空装置は、上記実施例の如く露光設備
に付設して適用する場合に限定されず、例えばプラズマ
エツチングやりアクティブイオンエツチングを行なうド
ライエツチング設備、イオン注入設備、真空蒸着設備、
真空乾燥設備又は気相成長設備等に付設して適用するこ
とも同様に可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明によれば半導体装置やフォト
マスクの製造するための設備に付設され、該設備のチャ
ンバ内の被処理基板を取出すために真空状態を解除した
際、該被処理基板表面にゴミが付着するのを防止でき、
ひいては微小欠陥のない良好のパターン等を形成し得る
真空装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す真空装置を付設した露
光設備の概略図、第2図は本発明の他の実施例を示す真
空装置を付設した露光設備の要部概略図、第3図は照射
電子線量とブランクマスク上のレジスト膜表面における
描画前後のゴミ付着量及び帯電電位との関係を示す特性
図である。 1・・・ワークチャンバ、2・・・プリチャンバ、3・
・・ゲートバルブ、7・・・電子銃、8・・・制御装置
、9・・・真空ポンプ、13・・・ローダ、15・・・
窒素ボンベ、17.17−・・・イオン発生装置、21
・・・ブランクマスク(被処理基板)、22・・・ホル
ダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  被処理基板が配置された真空チャンバと、このチャン
    バに設けられ、該チャンバが真空状態から常圧を含む低
    真空状態に戻す時にイオン化したガスを前記被処理基板
    に導入する手段とを具備したことを特徴とする真空装置
JP15968384A 1984-07-30 1984-07-30 真空装置 Pending JPS6136928A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15968384A JPS6136928A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 真空装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15968384A JPS6136928A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 真空装置

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JPS6136928A true JPS6136928A (ja) 1986-02-21

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ID=15699039

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JP15968384A Pending JPS6136928A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 真空装置

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JP (1) JPS6136928A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5115261A (en) * 1989-07-25 1992-05-19 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Photographing light quantity controller for endoscope
US5159380A (en) * 1990-07-26 1992-10-27 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Photographing light quantity controller for endoscope
US5184170A (en) * 1989-10-16 1993-02-02 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Photographing light quantity controller for endoscope
US20120222614A1 (en) * 2011-03-03 2012-09-06 Sheu Dongliang Daniel Self-closing embedded slit valve

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