JPH0296227A - プログラム起動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はパーソナルコンピュータ、ワークステーション
等の電子計算機において、記憶装置に格納された業務プ
ログラム等のプログラムの起動を行うプログラム起動方
法に関するものである。

（従来の技術） 同一の電子計算機を複数の人間が使用する場合、各個人
の立場によって使用するプログラムやデータ、操作環境
が異なるのが普通である。このような場合、各業務別に
プログラムとデータとの組を予め用意しておき、これを
選択することにより利用者の負担を軽減する方法がある
。

すなわち、コンビエータシステムの利用者は各業務プロ
グラム名とそのプログラムに必要なデータの組を登録す
るデータファイル（以下、プログラム駆動データファイ
ルと呼ぶ）を予め用意しておく。そして自分の行おうと
する業務に最も適当なプログラム駆動データファイルを
指定する。次に必要な業務プログラムとデータの組み合
わせを得るためにプログラム駆動データファイルを検索
する。これは各々の組み合わせを識別するために記録さ
れている検索キーを指定することにより行う。最終的に
業務プログラムとデータが決定したらそのプログラムを
起動する。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、前記従来のプログラム起動方法では、次
のような問題点がある。

（イ）プログラム駆動データファイルを指定したり、検
索キーを指定することが定型化している場合、毎回同じ
操作を行うことが煩わしい。

（ロ）検索キーの一部だけを変えた指定を行いたいとき
、他の前回と全（変わらない指定の部分も入力しなくて
はならない。

本発明はこれらの問題点を解決するためのもので、組織
全体に蓄積されたデータを効率的に運用して、業務を遂
行するに当たってその職務（使用目的）に最も適切なプ
ログラムとデータの組み合わせを自動的に選択して起動
することが可能なプログラム起動方法を提供することを
目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するために、複数のプログラ
ムを格納するプログラムファイルと、プログラムで使用
する複数のデータを格納するデータファイルと、予め使
用目的に応じて選択されたプログラムの識別名と、この
プログラムで使用するデータファイルの識別名との組み
合わせと、この組み合わせを識別するキー番号とを格納
するプログラム駆動データファイルとを設け、プログラ
ム駆動データファイルとキー番号を指定することにより
プログラムファイルとデータファイルを選択してそのプ
ログラムを起動するプログラム駆動方法において、プロ
グラム駆動データファイルの識別名と、プログラムファ
イルの識別名とデータファイルの識別名の組み合わせを
検索するための検索キーを格納するドライバファイルを
設けたことに特徴がある。

（作用） 以上のような構成を有する本発明によれば、次のように
作用する。

まず、利用者が予め使用目的に対応したキー番号を指定
する。この指定されたキー番号に基づいてプロセッサは
プログラム駆動システムを起動させてドライバファイル
とプログラム駆動データファイルを参照する。そして対
応するプログラム及びデータファイルの識別名より使用
目的に最適なデータファイルの組合せを選択し、当該プ
ログラム及びデータファイルを記憶装置から読み込んで
当該プログラムを起動することができる。

従って、前記従来技術の問題点を解決できるのである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の起動手順を示すフローチャ
ート、第２図は本発明に係る電子計算機の構成図、第３
図は電子計算機の要部の機能ブロック図である。第２図
に示すように、本発明の電子計算機は、プログラムの選
択、起動処理等を行うと共に電子計算機全体を制御する
プロセッサ（ＣＰＵ）１、プロセッサ１により実行すべ
きプログラム及びデータを格納するメモリ２、セットさ
れたフロッピーディスクを駆動するフロッピーディスク
駆動装置（ＦＤＤ）３ａ、ＦＤＤ３ａを制御するＦＤＤ
制御部３ｂ、磁気ディスク装置等のディスク装置（ＤＫ
）４ａ、ＤＫ４ａを制御するＤＫ制御部４ｂ、表示画面
上にデータや入力操作の誘導文言等を表示する表示部５
ａ、表示制御を行う表示制御部５ｂ、データ等を入力す
るキーボード６ａ、入力制御を行う入力制御部６ｂ、印
字データを用紙に印字するプリンタ７ａ、印字制御等を
行うプリンタ制御部７ｂ、以上の構成要素を接続するバ
ス８等から構成される。第３図に示すように、ＤＫ４ａ
には、起動システム（図示せず）、プログラム駆動デー
タファイル、複数の業務プログラムファイル、業務プロ
グラムで処理するデータ等を格納する複数のデータファ
イル、プログラム駆動データファイル名及びプログラム
名とデータファイル名の組み合わせを検索するためのキ
ー指定を格納するドライバファイル、オペレーティング
システム（Ｏ８；図示せず）等が格納される。

第４図は本実施例におけるプログラム駆動データファイ
ルの構成図である。同図に示すように、プログラム駆動
データファイルは予め使用目的に応じて選択されたプロ
グラム名と当該プログラムで使用するパラメータ及び環
境変数等を含むデータを持つデータファイルとの組合せ
と、当該組合せを識別するキー値の各フィールドから成
るテーブルである。同図では、キー値のフィールド及び
データファイルのフィールドが複数個設けられている。

このテーブルの１行がプログラム駆動データファイルの
ルーコードに対応する。利用者は新たなプログラムとデ
ータの組を登録する必要が発生した場合にはユーティリ
ティプログラムを起動し、キーボードその他の装置を使
用して登録を行なう。このプログラム駆動データファイ
ルは必要に応じて複数用意される。次に、第５図に示す
ようにドライバファイルはプログラム駆動データファイ
ル名の指定と、キーワードの指定の情報を格納しており
、利用者はこのファイルを指定することで本システムを
起動する。

以下は本実施例を適用したプログラム駆動システムの動
作の一例である。

まず、ドライバファイルからプログラム駆動データファ
イル名を得て、プログラム駆動データファイルを特定す
る（ＳＩＯＩ）。このとき該当するプログラム駆動デー
タファイルがディスク装置内に存在しなければエラーと
なる（Ｓ１０２）。次にドライバファイルから検索キー
指定を得る（Ｓ１０３）。

一つ以上の検索キー指定に該当するレコードをプログラ
ム駆動データファイルから検索する（Ｓ１０４）。この
ときキー指定に該当するレコードが存在しなければエラ
ーとなる（Ｓ１０５）。レコードが一意に定まっていれ
ば、そのレコードから処理プログラム名とその処理プロ
グラムに必要なデータファイル名を得る（Ｓ１０６）。

レコードが一意に定まらなければエラーとなる（Ｓ１０
５）。

以上本実施例では、プログラム駆動データファイルのテ
ーブル、及びキー番号と使用目的とを対応させたリスト
を表示部５ａの表示画面上に表示させるようにしたが、
これらのリストはプリンタ７８等で用紙に印字してもよ
いし、予め用紙に印字したものでもよい。

また、本発明に使用される駆動方式は第２図に示すよう
な単体の電子計算機のシステム上でも実現可能であるが
、ネットワーク化されたコンピュータシステムにおいて
も実現可能である。

更に、複数のプログラムや複数のデータファイル等をＤ
Ｋ４ａに格納したが、ＦＤＤ等の他の記憶装置であって
もよいし、またそれぞれ別々の記憶装置であってもよい
。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明によれば、プログラ
ム駆動データファイルを利用する際予め作成されている
ドライバファイルを指定することだけで必要なプログラ
ムとデータファイルを得ることができるので、次のよう
な効果が期待できる。

（イ）プログラム駆動データファイルの選択が簡便にな
る （口）選択キー指定が定型化できる。

（ハ）類似のキー指定を持つドライバファイルが容易に
作成できる。

（ニ）プログラムの起動に要する時間が短縮できる。

（ネ）プログラムの起動のためのオペレータの訓練時間
が短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す起動手順のフローチャ
ート、第２図は本発明に係る電子計算機の構成図、第３
図は電子計算機の要部の機能ブロツク図、第４図は本実
施例のプログラム駆動データファイルの構成図、第５図
は本実施例のドライバファイルの構成図である。 １・・・プロセッサ、 １ａ・・・プログラム選択部、 ｌｂ・・・プログラム起動部、 ２・・・メモリ、 ３ａ・・・フロッピーディスク駆動装置（ＦＤＤ）、３
ｂ・・・ＦＤＤ制御部、 ４ａ・・・ディスク装置（ＤＫ）、 ４ｂ・・・ＤＫ制御部、　　５ａ・・・表示部、５ｂ・
・・表示制御部、　　　６ａ・・・キーボード、６ｂ・
・・入力制御部、　　７ａ・・・プリンタ、７ｂ・・・
プリンタ制御部、８・・・バス。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のプログラムを格納するプログラムファイルと、 前記プログラムで使用する複数のデータを格納するデー
   タファイルと、 予め使用目的に応じて選択された前記プログラムの識別
   名と、当該プログラムで使用するデータファイルの識別
   名との組み合わせと、該組み合わせを識別するキー番号
   とを格納するプログラム駆動データファイルとを設け、
   該プログラム駆動データファイルと前記キー番号を指定
   することにより前記プログラムファイルと前記データフ
   ァイルを選択して当該プログラムを起動するプログラム
   駆動方法において、 前記プログラム駆動データファイルの識別名と、前記プ
   ログラムファイルの識別名と前記データファイルの識別
   名の組み合わせを検索するための検索キーを格納するド
   ライバファイルを設け、該ドライバファイルを指定する
   ことにより前記プログラム駆動データファイルを選択し
   、当該プログラム駆動データファイルを参照して前記プ
   ログラムファイルの識別名と前記データファイルの識別
   名を検索して当該プログラムを起動することを特徴とす
   るプログラム起動方法。