JPH02949B2 - - Google Patents

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JPH02949B2
JPH02949B2 JP58005348A JP534883A JPH02949B2 JP H02949 B2 JPH02949 B2 JP H02949B2 JP 58005348 A JP58005348 A JP 58005348A JP 534883 A JP534883 A JP 534883A JP H02949 B2 JPH02949 B2 JP H02949B2
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catheter
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blood
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Terumo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は弁体に係り、特に医療用管体導入具、
一般的カテーテル、バルーン付カテーテル、体外
循環装置等に用いられて好適な弁体に関する。
先行技術 従来、例えば血管造影用カテーテル等を血管内
に導入するための手段として医療用管体導入具が
用いられている。この医療用管体導入具を用いた
カテーテルの血管中への挿入方法においては、ま
ず内針を挿通された中空針が皮膚を貫通して血管
内に導入され、その後内針を除去された中空針内
にガイドワイヤを挿通し、その後中空針を除去し
てガイドワイヤのみを残留させる。次いで、拡張
器を挿入された導入具本体がガイドワイヤを通つ
て血管内へ進められた後、拡張器をガイドワイヤ
とともに除去し、カテーテルを導入具本体の通路
に案内して血管中に挿入可能としている。
上記のような医療用管体導入具にあつては、カ
テーテルが導入具本体の通路に挿通されている
時、および挿通されていない時に、血管中に留置
されている導入具本体の通路から外部への流血を
防止するため、導入具本体の通路に弁体を設ける
必要がある。
第1図および第2図は、従来の弁体を備えた医
療用管体導入具1であり、2は本体、3はキヤツ
プ、4はカテーテルを示している。この医療用管
体導入具1においては、本体2の通路2Aに、弾
性物質からなる第1弁体5と第2弁体6が、本体
2とキヤツプ3によつて挾持される状態で並設さ
れている。第1弁体5は、その中心部に円形開口
5Aを有し、カテーテル4を本体2の通路に挿通
する状態下での血液漏れを防止可能とし、第2弁
体6はその中心部にスリツト6Aを有し、カテー
テル4を本体2の通路へ挿通していない時の血液
の流出を防止可能としている。
しかしながら、上記第1弁体5および第2弁体
6によつて構成される弁体においては、適用可能
なカテーテル4の外径が、第1弁体5に形成する
円形開口5Aの大きさによつて一義的に固定され
る。したがつてまた、第1弁体5および第2弁体
6にガイドワイヤのみを挿入保持する場合に、血
液漏れを防止することができず、医療用管体導入
具1とガイドワイヤとの併用を必要とする先端屈
曲型のカテーテルへの適用が困難となる。また本
体2に挿通されているカテーテル4を抜去する
際、急激に抜くと、スリツト6Aが直ちに適正な
閉鎖状態を形成することなく、血液の流出を生ず
る虞がある。また、この弁体は、2個の第1弁体
5および第2弁体6からなり、構造が複雑とな
る。
また、特願昭56−178915号(特開昭57−110262
号)として提案されている従来の他の医療用管体
導入具においては、物質を除去することなく形成
された拡張可能な開口を有する円盤状の第1弁体
と、相互に圧迫する封止用リツプを有した先端部
を有するチユーブ状の第2弁体とからなる弁体を
用いている。しかしながら、上記弁体は、第1弁
体に備えられている開口の拡縮範囲が小さく、広
範囲にわたる多種外径の管体をその開口に挿通保
持することができない。また、2個の第1弁体お
よび第2弁体からなり、構造が複雑となる。
発明の目的 本発明は、広範囲にわたる多種外径の中空円筒
体もしくは中実柱状体等の棒状体を液密状態で挿
通保持するとともに、該棒状体の抜去時に直ちに
適正な閉鎖状態を形成し、さらに単純な構造から
なる弁体を提供することを目的とする。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明に係る弁体
は、一方の端面にのみ開口する第1の切り込み
と、他方の端面にのみ開口する第2の切り込みが
刻設され、該第1の切り込みと該第2の切り込み
が内部において交差しているようにしたものであ
る。
また、本発明に係る弁体は、その材質が柔軟弾
性物質からなるようにしたものである。
また、本発明に係る弁体は、前記第1の切り込
みが、相互に交差する複数の切り込みからなり、
前記第2の切り込みが、相互に交差する複数の切
り込みからなり、該第1の切り込みと該第2の切
り込みは弁体内部の単一位置において交差するよ
うにしたものである。
また、本発明に係る弁体は、前記第1の切り込
みが、相互に交差しない複数の切り込みからな
り、前記第2の切り込みが、相互に交差しない複
数の切り込みからなり、該第1の切り込みと該第
2の切り込みは弁体内部の複数位置において交差
するようにしたものである。
また、本発明に係る弁体は、前記端面が、凸状
とされるようにしたものである。
発明の具体的説明 第3図は本発明の一実施例に係る弁体が適用さ
れてなる医療用管体導入具を示す断面図、第4図
は第3図の分解斜視図である。医療用管体導入具
10は、略円筒状の本体11と、本体11の一方
の端部に嵌着され、開口12Aを備えるキヤツプ
12とを有している。本体11の他方の先細状端
部には可撓管13が一体的に接続されている。本
体11および可撓管13には、軸方向に貫通する
通路14が形成され、通路14にはカテーテル1
5が挿通可能とされている。また、本体11の一
方の端部には、通路14に挿通されるカテーテル
15と液密状態を形成するとともに、カテーテル
15の非挿通時に通路14を閉鎖する、本発明の
一実施例としての単一の円盤状弁体16が、本体
11とキヤツプ12に挾持される状態で配設され
ている。
弁体16は、シリコンゴム、ウレタンゴム、フ
ツ素ゴム等の合成ゴム、もしくは天然ゴムその他
の柔軟弾性物質から形成されている。
ここで、弁体16には、第5図AないしCに示
すように、一方の端面にのみ開口する第1の切り
込み17と、他方の端面にのみ開口する第2の切
り込み18が刻設され、第1の切り込み17と第
2の切り込み18は弁体16の内部において交差
している。なお、交差の角度は必らずしも直角で
ある必要はない。すなわち、第1の切り込み17
と第2の切り込み18は、距離Lをなす交差部1
9を形成しており、したがつてカテーテル15
は、弁体16の弾性変形下で、第1の切り込み1
7、第2の切り込み18およびそれらの交差部1
9を通過可能とされている。第6図は、弁体16
にカテーテル15を挿入する場合における第1の
切り込み17および第2の切り込み18の変形方
向を示す説明図であり、第7図は弁体16にカテ
ーテル15を挿入した場合における第1の切り込
み17および第2の切り込み18の開口形状を示
す説明図である。弁体16をその軸方向において
特徴的な3部分、すなわち第1の切り込み17の
みが存在する部分、交差部19が存在する部分、
第2の切り込み18のみが存在する3部分にスラ
イスすると、第6図の1に示すような16Aない
し16Cの3部分となる。もし弁体16が上記1
6Aないし16Cに示すような3個の別部分を重
ね合わせただけのものであれば、カテーテル15
を挿入しようとする場合における各切り込み1
7,18の変形方向は第6図の2に矢印で示す状
態となり、その挿入後における各切り込み17,
18の開口形状は第7図の1で示す状態となる。
ところが、弁体16は本来一体のものであること
から、各スライス部分は隣接する他の部分の影響
を受け、カテーテル15を挿入しようとする場合
における各切り込み17,18の変形方向は第6
図の3に矢印で示すように弁体16の内部でその
軸方向に関して連続的に変化し、またその挿入後
における各切り込み17,18の開口形状は第7
図の2で示す状態となる。すなわち、弁体16に
挿入されるカテーテル15の周囲は、その外径が
比較的小なる外径である場合にも、比較的大なる
外径である場合にも、各切り込み17,18によ
つて間隙なく軸方向に関して連続的に押さえられ
る。ここで、弁体16は前述のように柔軟弾性物
質によつて形成されていることから、各切り込み
17,18がカテーテル15の外周部に密着状態
で面接触し、カテーテル15と弁体16とは確実
な液密状態を形成する。なお、第1の切り込み1
7と第2の切り込み18の交差部19がなす距離
Lは、弁体16に挿入されるカテーテル15の最
大外径に応じて定められる。
なお、上記医療用管体導入具10にあつては、
通路14に連通する通路20を形成する接続部2
1が一体成形されている。接続部21は、通路2
0を介して、医療用管体導入具10の内部にヘパ
リン生理食塩水等を導入し、通路14、通路14
とカテーテル15との境界等における血栓の発生
を防止可能としている。
発明の具体的作用 以下、弁体16を備える上記医療用管体導入具
10の使用方法を第8図および第9図を参照して
説明する。医療用管体導入具10の使用に先立
ち、内針を挿通された中空針が皮膚を貫通して血
管内に導入され、その後内針を除去された中空針
内にガイドワイヤ31が挿通され、その後中空針
を除去することによつてガイドワイヤ31が残留
される。次いで、第8図に示すように、医療用管
体導入具10の通路14に挿通された拡張器32
がガイドワイヤ31を覆つて嵌装せしめられる。
次いで、拡張器32の先端部を血管壁に挿入し、
血管壁を貫通する穴を拡張して医療用管体導入具
10の可撓管13を血管33内に導入する。次い
で、接続部21に接続される供給管34を介し
て、ヘパリン食塩水を通路14内に供給しなが
ら、拡張器32およびガイドワイヤ31を撤去す
る。このように、ガイドワイヤ31および拡張器
32が医療用管体導入具10の通路14に挿入さ
れている間、弁体16は拡張器32の周囲に間隙
なく面接触する状態で密着し、液密状態を保持
し、血液の流出を防止する。また、医療用管体導
入具10の通路14からガイドワイヤ31および
拡張器32が撤去された後、医療用管体導入具1
0の可撓管13のみが血管33に導入、留置され
ている間、弁体16は、第1の切り込み17およ
び第2の切り込み18を完全に閉鎖し、血液の流
出を防止する。なお、弁体16は、各切り込み1
7,18が他方の端面にまで開口していないの
で、弁体16の端面に作用する血液の圧力に対す
る耐圧性が高く、血液の圧力によつて変形するこ
とのない安定した閉鎖状態を維持する。
次に、カテーテル15が、キヤツプ12の開口
12Aを通して導入され、弁体16の各切り込み
17,18を貫通する。カテーテル15は、本体
11を貫通し、可撓管13へと案内され、血管3
3に達する。このようにカテーテル15が医療用
管体導入具10の通路14に挿通されている間、
弁体16は、カテーテル15の周囲に間隙なく面
接触する状態で密着し、液密状態を維持し、血液
の漏れを防止する。なお、カテーテル15が適所
に到達すると、カテーテル15を介して、血管造
影レントゲン撮影等の所期の医療作業が行われ
る。
次に、カテーテル15を医療用管体導入具10
から撤去する場合には、カテーテル15が弁体1
6の各切り込み17,18から抜かれると同時
に、各切り込み17,18は完全な閉止状態を形
成し、血液の流出を防止する。なお、弁体16の
切り込み17,18は、弁体16のそれぞれ一方
の端面にのみ開口されるものであるから、カテー
テル15の撤去時における閉鎖状態への復元力が
強く、また他方の端面側に逆開動作することがな
い。
なお、上記実施例によれば、弁体16の各切り
込み17,18は、広範囲にわたる各種外径のカ
テーテルに密着可能であり、したがつて留置状態
にある医療用管体導入具10にガイドワイヤのみ
を挿入保持することも可能であり、先端屈曲型の
カテーテルを導入具10およびガイドワイヤの併
用下で血管内に液密状態で導入することも可能と
なる。
第10図は、前記弁体16の他の適用例とし
て、弁体16が基端開口に備えられているカテー
テルを示す断面図、第11図はその要部を取り出
して示す断面図である。
この適用例において、弁体16は、プラグ41
とプラグ41の一方の端部に嵌着されるキヤツプ
42との間に挾持されている。プラグ41は、血
管カテーテル43の基端部を構成するハブ44の
テーパ状開口内面45に着脱可能とされるテーパ
状嵌着外面46を備えるとともに、血管カテーテ
ル43の通路47に連通する通路48を備えてい
る。また、キヤツプ42は、通路42Aを備えて
いる。なお、49はガイドワイヤを示している。
以下、弁体16を備える上記血管カテーテル4
3の使用方法について説明する。まず、弁体16
および血管カテーテル43の使用に先立ち、内針
を挿通された中空針が皮膚を貫通して血管内に導
入され、その後内針を除去された中空針内にガイ
ドワイヤ49を挿通し、その後中空針を除去して
ガイドワイヤ49を残留せしめる。次いで、弁体
16を備えたプラグ41を血管カテーテル43の
ハブ44に嵌着した状態で、血管カテーテル43
の通路47内にガイドワイヤ49を嵌装し、血管
カテーテル43をガイドワイヤ49に案内させつ
つ血管内に導入する。このように、血管カテーテ
ル43がガイドワイヤ49による案内下で血管内
に導入されると、血管カテーテル43の通路47
内には、血管内の血液が流入するものの、血管カ
テーテル43の基端部に備えられているハブ44
には、弁体16を備えるプラグ41が嵌着され、
弁体16の第1の切り込み17および第2の切り
込み18は閉鎖状態にあることから、血液が血管
カテーテル43の基端開口から外部に流出するこ
とがない。なお、弁体16は、各切り込み17,
18が他方の端面にまで開口していないので、弁
体16の端面に作用する血液の圧力に対する耐圧
性が高く、血液の圧力によつて変形することのな
い安定した閉鎖状態を維持する。
血管カテーテル43の上記血管内への導入が進
行すると、第10図に示すように、血管カテーテ
ル43の基端開口に取り付けられている弁体16
がガイドワイヤ49の外方側端部を貫通するもの
の弁体16の各切り込み17,18はガイドワイ
ヤ49の周囲に間隙なく面接触する状態で密着
し、液密状態を維持し、血液の漏れを防止する。
このようにして、血管カテーテル43の先端部
が、血管内の所定位置に達すると、ガイドワイヤ
49が血管カテーテル43の通路47から撤去さ
れる。なお、ガイドワイヤ49を血管カテーテル
43から撤去する場合には、ガイドワイヤ49が
弁体16の各切り込み17,18から抜かれると
同時に、各切り込み17,18は完全な閉止状態
を形成し、血液の流出を防止する。ここで弁体1
6の各切り込み17,18は、弁体16のそれぞ
れ一方の端面にのみ開口されるものであるから、
ガイドワイヤ49の撤去時における閉鎖状態への
復元力が強く、また他方の端面側に逆開動作する
ことがない。また、ガイドワイヤ49が血管カテ
ーテル43の通路47から撤去され、血管カテー
テル43のみが血管内に留置されている間、弁体
16は、各切り込み17,18をそれぞれ完全に
閉鎖し、血液の流出を防止する。
次いで、血管内に血管カテーテル43の通路4
7を介して血管造影剤を注入すべく、血管造影剤
の注入器先端に備えられている注入チツプが弁体
16を貫通して血管カテーテル43の通路47内
に挿通せしめられ、血管カテーテル43の通路4
7内に血管造影剤が注入される。このように、注
入器の注入チツプが弁体16を貫通する場合に
は、弁体16の各切り込み17,18が注入チツ
プの周囲に間隙なく面接触する状態で密着し、液
密状態を維持し、血液の漏れを防止する。また、
注入器の注入チツプが弁体16から撤去される場
合にも、弁体16の各切り込み17,18は直ち
に完全な閉止状態を形成し血液の流出を防止す
る。なお、弁体16の各切り込み17,18は、
挿入される棒状体が比較的小なる外径である場合
にも、比較的大なる外径である場合にも、棒状体
の周囲に間隙なく面接触する状態で密着すること
から、外径の異なるガイドワイヤ49および注入
器の注入チツプの両者に液密状態で密着可能であ
る。
上記血管造影剤の注入が完了すると、弁体16
から注入器の注入チツプが撤去され、ガイドワイ
ヤ49が再度弁体16およびカテーテル43内に
挿通され、挿通されたガイドワイヤ49による案
内下で血管カテーテル43はガイドワイヤ49と
一緒に血管から除去され、血管造影の全作業を終
了する。
第12図は、前記弁体16の他の適用例とし
て、前記弁体16と同一構成に係る弁体16X,
16Yを備えるバルーン付カテーテルを示す断面
図、第13図はその要部を取り出して示す断面図
である。バルーン付カテーテル50の本体51
は、可撓性の真直部51Aと、真直部51Aの基
端側に分岐形成せしめられる分岐部51Bとから
なる。本体51の真直部51Aは、真直部51A
の基端側から先端側に貫通する主通路52を有し
ており、主通路52はバルーン付カテーテル50
を血管内に導入可能とするガイドワイヤを挿通可
能とするとともに、薬剤等を流通可能とする。な
お、真直部51Aの基端部には主ハブ53が取り
付けられている。
本体51の真直部51Aにおける先端外周部に
は、収縮状態から膨張可能な弾性材質からなるバ
ルーン54が設けられている。本体51の真直部
51Aおよび分岐部51Bには、分岐部51Bの
基端側からバルーン54の内部空間に連通する副
通路55が形成されている。本体51の分岐部5
1Bには、Y字状の副ハブ56が接続され、副ハ
ブ56には、副通路55に連通する第1副通路5
6Aおよび第2副通路56Bが形成されている。
副ハブ56における第1副通路56Aの基端開口
には、排気用細管を挿入可能とする弁体16Xが
取り付けられ、第2副通路56Bの基端開口に
は、バルーン膨張用液体を注入可能とする注入器
挿入用の弁体16Yが取り付けられている。な
お、上記各弁体16X,16Yは副ハブ56に嵌
着されるキヤツプ57,58によつて保持されて
いる。また各キヤツプ57,58には、通路57
A,58Aが形成されている。
以下、弁体16X,16Yを備える上記バルー
ン付カテーテル50の使用方法について説明す
る。まず、バルーン付カテーテル50の使用に先
立ち、内針を挿通された中空針が皮膚を貫通して
血管内に導入され、その後内針を除去された中空
針内にガイドワイヤを挿通し、その後中空針を除
去してガイドワイヤを残留せしめる。そのガイド
ワイヤを利用して医療用管体導入具を挿入する。
次いで、バルーン付カテーテル50の主通路52
内にガイドワイヤを嵌装し、バルーン付カテーテ
ル50をガイドワイヤに案内させつつ血管内に導
入し、収縮状態にあるバルーン54を膨張させる
べき血管内の所定位置にまで導く。
次に、排気用細管を、キヤツプ57の通路57
A、弁体16Xの各切り込み17,18、第1副
通路56Aに挿通し、その先端部を副通路55の
バルーン54配設部位にまで挿入する。次に、生
理食塩水等のバルーン膨張用液体を注入可能とす
る注入器を、キヤツプ58の通路58A、弁体1
6Yの各切り込み21,22に挿通し、注入器に
よつて膨張用液体を副通路55,56A,56B
内に注入するとともに、副通路55,56A,5
6B内の空気を細管を介して外部に排出する。こ
の副通路55,56A,56Bへの膨張用液体の
注入時に、弁体16X,16Yの各切り込み1
7,18は、細管または注入器の周囲に間隙なく
面接触する状態で密着し、液密状態を維持し、膨
張用液体の漏れを防止する。
このようにして、副通路55,56A,56B
内の空気が排出された後、この副通路55,56
Aから細管が除去される。この後、注入器によつ
て、膨張用液体が副通路55,56A,56B内
に引き続き注入され、バルーン54が膨張用液体
のみによつて所定の膨張状態にまで膨張せしめら
れた後、注入器も除去され、膨張状態を形成され
たバルーン54によつて所定の医療作業がなされ
る。このようにして細管および注入器が除去され
る場合には、細管および注入器が各弁体16X,
16Yの各切り込み17,18から引き抜かれる
と同時に、各切り込み17,18は完全な閉止状
態を形成し、膨張用液体の流出を防止する。ここ
で、各弁体16X,16Yの各切り込み17,1
8は、弁体16X,16Yのそれぞれ一方の端面
にのみ開口されるものであるから、細管もしくは
注入器の撤去時における閉鎖状態への復元力が強
く、また他方の端面側に逆開動作することがな
い。また細管もしくは注入器を撤去された弁体1
6X,16Yは各切り込み17,18が他方の端
面にまで開口していないので、各弁体16X,1
6Yの端面に作用する膨張用液体の圧力に対する
耐圧性が高く、膨張用液体の圧力によつて変形す
ることのない安定した閉鎖状態を維持する。
なお、上記弁体16X,16Yの各切り込み1
7,18は、挿入される細管、注入器が比較的小
なる外径である場合にも、比較的大なる外径であ
る場合にも、それらの細管もしくは注入器の周囲
に間隙なく面接触する状態で密着することから、
外径の異なる細管もしくは注入器のそれぞれに液
密状態で密着可能である。
第14図は前記弁体16の他の適用例として、
前記弁体16を用いてなる検出器設置構造を備え
た体外循環装置の循環配管部分を示す断面図、第
15図はその検出器設置構造部分を取り出して示
す断面図である。体外循環装置60は、例えば人
体の静脈に接続される第1の配管61と、人体の
動脈に接続される第2の配管62との中間部に接
続配管63を介装している。上記各配管61,6
2,63は、それぞれ相互に連通する通路61
A,62A,63Aを備え、相互に循環配管を構
成し、第1の配管61または第2の配管62の図
示されない中間部分に、例えば人工肺、血液ポン
プ等を介装されている。接続配管63は、その通
路63Aに直交して検出器64を通路63Aに挿
入可能とする挿入通路63Bを備え、挿入通路6
3Bの開口には循環配管の内外を画成するととも
に、検出器64を液密状態で通路63A,63B
内に挿入可能とし、かつ検出器64の非挿入時に
は閉鎖する弁体16が配設されている。なお、弁
体16は、接続配管63と、接続配管63に嵌着
されるキヤツプ65とに挾持される状態で、上記
挿入通路63Bの開口に位置せしめられている。
キヤツプ65には、検出器64を挿通可能とする
通路65Aが形成されている。
以下、弁体16を備える上記体外循環装置60
の使用方法について説明する。
人工肺、血液ポンプ等が介装されてなる上記体
外循環装置60が、人体に接続されると、第1の
配管61、第2の配管62、接続配管63の各通
路61Aないし63Aには血液の潅流を生ずる。
ここで、接続配管63の挿入通路63Bには弁体
16が配設され、弁体16の第1の切り込み17
および第2の切り込み18は閉鎖状態にあること
から、血液が接続配管63の挿入通路63Bから
外部に流出することはない。なお、弁体16は、
各切り込み17,18が他方の端面にまで開口し
ていないので、弁体16の端面に作用する血液の
圧力に対する耐圧性が高く、血液の圧力によつて
変形することのない安定した閉鎖状態を維持す
る。
上記のようにして体外循環装置60を潅流する
血液に、適正なガス交換が行われていることを検
査する場合には、検査項目に応じた検出器64が
キヤツプ65の通路65A、弁体16の各切り込
み17,18を貫通して、接続配管63の挿入通
路63B、通路63Aに挿入され、連続的に血液
中の酸素分圧、二酸化炭素分圧、PH等を検出可能
とする。ここで、弁体16の各切り込み17,1
8は検出器64の周囲に間隙なく面接触する状態
で密着し、液密状態を維持し、血液の漏れを防止
する。
上記検出器64が所望の検出作業を終了し、も
しくは接続配管63の内部に位置する検出器64
に血栓等の付着を生じて、検出器64に交換の必
要を生ずる場合には、検出器64が弁体16の各
切り込み17,18から抜去される。ここで、弁
体16の各切り込み17,18は、検出器64が
引き抜かれると同時に完全な閉止状態を形成し、
血液の流出を防止する。なお、弁体16の各切り
込み17,18は、弁体16のそれぞれ一方の端
面にのみ開口されるものであるから、検出器64
の抜去時における閉鎖状態への復元力が強く、ま
た他方の端面側に逆開動作することがない。
上記体外循環装置60によれば、検出器64を
接続配管63内に留置することが可能となり、血
液中の酸素分圧、二酸化炭素分圧、PH等を連続し
て検出することが可能となり、患者の安全を確保
することが可能となる。また、検出器64は、体
外循環装置60の患者へのセツトアツプ後に、接
続配管63内に接置可能となり、配管系統の取り
扱いを複雑とすることがない。また、検出器64
は、体外循環の過程で容易に接続配管63から抜
去可能であり、例えば血栓等の付着時に抜去し
て、新な検出器64との交換を迅速容易に行うこ
とが可能となる。また、弁体16の各切り込み1
7,18は挿入される検出器64の外径が比較的
小なる場合にも、比較的大なる場合にも、検出器
64の周囲に間隙なく面接触する状態で密着する
ことから、外径の異なる検出器64のいずれにも
液密状態で密着可能である。
第16図AおよびBは本発明における弁体の第
1変形例を示す説明図である。この弁体70にお
いては、第1の切り込み71が相互に交差する切
り込み71A,71Bからなり、第2の切り込み
72が、相互に交差する切り込み72A,72B
からなり、第1の切り込み71と第2の切り込み
72は弁体70の内部の単一位置において交差せ
しめられている。この弁体70によれば、各切り
込み71,72の長さを比較的短くする状態下
で、各切り込み71,72の変形能を大とするこ
とが可能となり、比較的小型形状の弁体70に比
較的外径の大なる棒状体をも挿通することが可能
となる。
第17図AおよびBは本発明における弁体の第
2変形例を示す説明図である。この弁体80にお
いては、第1の切り込み81が、相互に交差しな
い切り込み81A,81B,81Cからなり、第
2の切り込み82が、相互に交差しない切り込み
82A,82B,82Cからなり、第1の切り込
み81と第2の切り込み82が弁体80の内部の
9位置において交差している。したがつてこの弁
体80によれば、同時に最大で9本の棒状体を挿
通保持することが可能となる。
第18図AおよびBは本発明における弁体の第
3変形例を示す説明図である。この弁体90は、
第1の切り込み91および第2の切り込み92を
有し、各端面93,94が凸状とされている。し
たがつてこの弁体90においては、その端面に作
用する血液圧力が弁体90の中心部を指向するこ
ととなり、弁体90の閉鎖状態および棒状体に対
する液密状態をより確実に形成することが可能と
なる。
発明の具体的効果 以上のように、本発明に係る弁体は、一方の端
面にのみ開口する第1の切り込みと、他方の端面
にのみ開口する第2の切り込みが刻設され、該第
1の切り込みと該第2の切り込みが内部において
交差しているようにしたので、広範囲にわたる多
種外径の棒状体を液密状態で挿通保持するととも
に、該棒状体の抜去時に直ちに適正な閉鎖状態を
形成し、かつ構造を単純化することが可能とな
る。
また、本発明に係る弁体は、その材質が柔軟弾
性物質からなるものとすることにより、各切り込
みが棒状体の外周部に密着状態で面接触し、棒状
体との液密状態を確実化することが可能となる。
また、本発明に係る弁体は、前記第1の切り込
みを、相互に交差する複数の切り込みからなるも
のとし、前記第2の切り込みを、相互に交差する
複数の切り込みからなるものとし、該第1の切り
込みと該第2の切り込みを内部の単一位置におい
て交差することにより、各切り込みの切り込み長
さを比較的短くする状態下で、各切り込みの変形
能を大とすることが可能となり、比較的小型形状
の弁体に比較的外径の大なる棒状体をも挿通保持
することが可能となる。
また、本発明に係る弁体は、前記第1の切り込
みを、相互に交差しない複数の切り込みからなる
ものとし、前記第2の切り込みを相互に交差しな
い複数の切り込みからなるものとし、該第1の切
り込みと該第2の切り込みを弁体内部の複数位置
において交差させることにより、弁体に対する棒
状体の挿通位置を複数形成し、同時に複数の棒状
体を挿通することが可能となる。
また、本発明に係る弁体は、その端面を凸状と
することにより、その端面に作用する液体圧力を
その中心部に指向させ、その閉鎖状態および棒状
体に対する液密状態をより確実に形成することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係る弁体が適用されてなる医
療用管体導入具を示す断面図、第2図は第1図の
分解斜視図、第3図は本発明の一実施例に係る弁
体が適用されてなる医療用管体導入具を示す断面
図、第4図は第3図の分解斜視図、第5図Aは第
3図における弁体を取り出して示す斜視図、第5
図Bは同弁体を示す平面図、第5図Cは同弁体を
示す側面図、第6図は同弁体に設けた各切り込み
の変形方向を示す説明図、第7図は同弁体に設け
た各切り込みの開口形状を示す説明図、第8図は
同医療用管体導入具とガイドワイヤおよび拡張器
との挿通状態を示す説明図、第9図は同医療用管
体導入具の使用状態を示す説明図、第10図は同
弁体が適用されてなるカテーテルを示す断面図、
第11図は第10図の要部を取り出して示す断面
図、第12図は同弁体が用いられてなるバルーン
付カテーテルを示す断面図、第13図は第12図
の要部を取り出して示す断面図、第14図は同弁
体が用いられてなる体外循環装置を示す断面図、
第15図は第14図の要部を取り出して示す断面
図、第16図Aは本発明における弁体の第1変形
例を示す平面図、第16図Bは第16図Aの側面
図、第17図Aは本発明における弁体の第2変形
例を示す平面図、第17図Bは第17図Aの側面
図、第18図Aは本発明における弁体の第3変形
例を示す平面図、第18図Bは第18図Aの側面
図である。 16,70,80,90……弁体、17,7
1,81,91……第1の切り込み、18,7
2,82,92……第2の切り込み、71A,7
1B,72A,72B,81A,81B,81
C,82A,82B,82C……切り込み、9
3,94……端面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方の端面にのみ開口する第1の切り込み
    と、他方の端面にのみ開口する第2の切り込みが
    刻設され、該第1の切り込みと該第2の切り込み
    が内部において交差している弁体。 2 その材質が柔軟弾性物質である特許請求の範
    囲第1項に記載の弁体。 3 前記第1の切り込みが、相互に交差する複数
    の切り込みからなり、前記第2の切り込みが、相
    互に交差する複数の切り込みからなり、該第1の
    切り込みと該第2の切り込みはその内部の単一位
    置において交差している特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の弁体。 4 前記第1の切り込みが、相互に交差しない複
    数の切り込みからなり、前記第2の切り込みが、
    相互に交差しない複数の切り込みからなり、該第
    1の切り込みと該第2の切り込みはその内部の複
    数位置において交差している特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載の弁体。 5 前記端面が、凸状とされる特許請求の範囲第
    1項ないし第4項のいずれかに記載の弁体。
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