JPH0230696B2 - - Google Patents
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- JPH0230696B2 JPH0230696B2 JP58196949A JP19694983A JPH0230696B2 JP H0230696 B2 JPH0230696 B2 JP H0230696B2 JP 58196949 A JP58196949 A JP 58196949A JP 19694983 A JP19694983 A JP 19694983A JP H0230696 B2 JPH0230696 B2 JP H0230696B2
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Links
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
技術分野
本発明は、血管カテーテル、尿道管カテーテ
ル、他の一般的なカテーテルや内針と外カテーテ
ルを有する血管内留置針等の医療器具に着脱して
用いられる弁体付連結具に関する。
ル、他の一般的なカテーテルや内針と外カテーテ
ルを有する血管内留置針等の医療器具に着脱して
用いられる弁体付連結具に関する。
先行技術
一般に、カテーテルの通路には、カテーテルを
体内の各器具に導入案内するためのガイドワイ
ヤ、カテーテルを介して各器管に薬剤等を注入す
るための注入器、カテーテルを介して各器管の体
液を取り出し可能とする採取器等が挿入可能とさ
れている。
体内の各器具に導入案内するためのガイドワイ
ヤ、カテーテルを介して各器管に薬剤等を注入す
るための注入器、カテーテルを介して各器管の体
液を取り出し可能とする採取器等が挿入可能とさ
れている。
例えば、血管カテーテルはガイドワイヤを用い
たセルジンガー法によつて血管内に導入可能とさ
れている。すなわち、セルジンガー法は、内針を
挿通された中空針が皮膚を貫通して血管内に導入
され、その後内針を除去された中空針内にガイド
ワイヤを挿通し、その後中空針を除去した後、先
端開口のカテーテルをガイドワイヤに嵌装し、そ
のカテーテルをガイドワイヤに沿つて案内しつつ
血管内に導入可能としている。また、このように
血管内に導入されたカテーテルを用いて血管造影
を行う場合には、ガイドワイヤをカテーテルから
除去した後、カテーテルの基端開口に接続される
注入器によつて血管造影剤が注入され、血管内の
所望位置にその血管造影剤を供給可能としてい
る。
たセルジンガー法によつて血管内に導入可能とさ
れている。すなわち、セルジンガー法は、内針を
挿通された中空針が皮膚を貫通して血管内に導入
され、その後内針を除去された中空針内にガイド
ワイヤを挿通し、その後中空針を除去した後、先
端開口のカテーテルをガイドワイヤに嵌装し、そ
のカテーテルをガイドワイヤに沿つて案内しつつ
血管内に導入可能としている。また、このように
血管内に導入されたカテーテルを用いて血管造影
を行う場合には、ガイドワイヤをカテーテルから
除去した後、カテーテルの基端開口に接続される
注入器によつて血管造影剤が注入され、血管内の
所望位置にその血管造影剤を供給可能としてい
る。
しかしながら、上記のような血管カテーテルを
ガイドワイヤの案内下で血管内に導入する場合に
は、カテーテルの基端開口におけるガイドワイヤ
との間隙からの血液漏れにともなう血液損失を避
けることができない。また、カテーテルを複雑に
屈曲する血管内に導入するために、各種先端屈曲
形状のガイドワイヤを交換使用し、もしくはカテ
ーテル内への血管造影剤の注入に際し、カテーテ
ルからガイドワイヤを除去する場合にはカテーテ
ルの基端開口から多量の血液流出を生ずる虞れが
ある。なお、血管カテーテル以外のカテーテルの
使用時にも、その基端開口から体液を流出させる
虞れがあり、妥当でない。
ガイドワイヤの案内下で血管内に導入する場合に
は、カテーテルの基端開口におけるガイドワイヤ
との間隙からの血液漏れにともなう血液損失を避
けることができない。また、カテーテルを複雑に
屈曲する血管内に導入するために、各種先端屈曲
形状のガイドワイヤを交換使用し、もしくはカテ
ーテル内への血管造影剤の注入に際し、カテーテ
ルからガイドワイヤを除去する場合にはカテーテ
ルの基端開口から多量の血液流出を生ずる虞れが
ある。なお、血管カテーテル以外のカテーテルの
使用時にも、その基端開口から体液を流出させる
虞れがあり、妥当でない。
なお、上記の如くの血管カテーテル等にあつて
は、一般に、例えば該カテーテルを血管留置した
状態でその基端開口に輸液チユーブを接続する等
のため、その基端開口にチユーブ側雄テーパ状嵌
着面が着脱できる雌テーパ状嵌着面を備えてい
る。
は、一般に、例えば該カテーテルを血管留置した
状態でその基端開口に輸液チユーブを接続する等
のため、その基端開口にチユーブ側雄テーパ状嵌
着面が着脱できる雌テーパ状嵌着面を備えてい
る。
発明の目的
本発明は、カテーテル等の医療器具の開口に設
けられているテーパ状嵌着面に自在に着脱できる
弁体付連結具を提供し、該弁体付連結具の装着状
態下では該医療器具の開口からの体液流出を確実
に防止し、該弁体付連結具の離脱状態下では該医
療器具の開口へ他の医療器具を接続できるように
することを目的とする。
けられているテーパ状嵌着面に自在に着脱できる
弁体付連結具を提供し、該弁体付連結具の装着状
態下では該医療器具の開口からの体液流出を確実
に防止し、該弁体付連結具の離脱状態下では該医
療器具の開口へ他の医療器具を接続できるように
することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、管体の
少なくとも一方にテーパ状嵌着面を備え、このテ
ーパ状嵌着面は医療器具の開口に設けられている
テーパ状嵌着面に着脱でき、更に該管体内を閉塞
するように設けられる弁体を備え、この弁体に棒
状体を挿通できる弁体付連結具であつて、前記弁
体が、柔軟弾性物質からなり、弁体の一方の端面
にのみ開口する第1の切り込みと、その他方の端
面にのみ開口する第2の切り込みからなり、該第
1の切り込みと該第2の切り込みをその内部にお
いて交差させてなるようにしたものである。
少なくとも一方にテーパ状嵌着面を備え、このテ
ーパ状嵌着面は医療器具の開口に設けられている
テーパ状嵌着面に着脱でき、更に該管体内を閉塞
するように設けられる弁体を備え、この弁体に棒
状体を挿通できる弁体付連結具であつて、前記弁
体が、柔軟弾性物質からなり、弁体の一方の端面
にのみ開口する第1の切り込みと、その他方の端
面にのみ開口する第2の切り込みからなり、該第
1の切り込みと該第2の切り込みをその内部にお
いて交差させてなるようにしたものである。
また、本発明に係る弁体付連結具は、前記弁体
の第1の切り込みが、相互に交差する複数の切り
込みからなり、前記第2の切り込みが、相互に交
差する複数の切り込みからなり、該第1の切り込
みと該第2の切り込みは弁体内部の単一位置にお
いて交差するようにしたものである。
の第1の切り込みが、相互に交差する複数の切り
込みからなり、前記第2の切り込みが、相互に交
差する複数の切り込みからなり、該第1の切り込
みと該第2の切り込みは弁体内部の単一位置にお
いて交差するようにしたものである。
また、本発明に係る弁体付連結具は、前記弁体
の第1の切り込みが、相互に交差しない複数の切
り込みからなり、前記第2の切り込みが、相互に
交差しない複数の切り込みからなり、該第1の切
り込みと該第2の切り込みは弁体内部の複数位置
において交差するようにしたものである。
の第1の切り込みが、相互に交差しない複数の切
り込みからなり、前記第2の切り込みが、相互に
交差しない複数の切り込みからなり、該第1の切
り込みと該第2の切り込みは弁体内部の複数位置
において交差するようにしたものである。
また、本発明に係る弁体付連結具は、前記弁体
の端面が、凸状とされるようにしたものである。
の端面が、凸状とされるようにしたものである。
発明の具体的説明
第1図は本発明の弁体付連結具を血管カテーテ
ルに適用した一実施例を示す断面図、第2図は本
発明に係る弁体付連結具の断面図である。この実
施例において、弁体10は、少なくとも一方が血
管カテーテル等の管状体と接続可能な管体を形成
するプラグ11とプラグ11の一方の端部に嵌着
されるキヤツプ12との間に、該管体内を閉塞す
るようにして挾持されて弁体付連結具9を構成す
る。プラグ11は、血管カテーテル20の基端部
を構成するハブ21のテーパ状開口内面22に着
脱可能とされるテーパ状嵌着外面13を備えると
ともに、血管カテーテル20の通路23に連通す
る通路14を備えている。また、キヤツプ12
は、通路15を備えている。なお、30はガイド
ワイヤを示している。
ルに適用した一実施例を示す断面図、第2図は本
発明に係る弁体付連結具の断面図である。この実
施例において、弁体10は、少なくとも一方が血
管カテーテル等の管状体と接続可能な管体を形成
するプラグ11とプラグ11の一方の端部に嵌着
されるキヤツプ12との間に、該管体内を閉塞す
るようにして挾持されて弁体付連結具9を構成す
る。プラグ11は、血管カテーテル20の基端部
を構成するハブ21のテーパ状開口内面22に着
脱可能とされるテーパ状嵌着外面13を備えると
ともに、血管カテーテル20の通路23に連通す
る通路14を備えている。また、キヤツプ12
は、通路15を備えている。なお、30はガイド
ワイヤを示している。
弁体10は、シリコンゴム、ウレタンゴム、フ
ツ素ゴム等の合成ゴム、もしくは天然ゴムその他
の柔軟弾性物質から形成されている。
ツ素ゴム等の合成ゴム、もしくは天然ゴムその他
の柔軟弾性物質から形成されている。
ここで、弁体10には、第3図AないしCに示
すように、一方の端面にのみ開口する第1の切り
込み17と、他方の端面にのみ開口する第2の切
り込み18が刻設され、第1の切り込み17と第
2の切り込み18は弁体10の内部において交差
している。すなわち、第1の切り込み17と第2
の切り込み18は、距離Lをなす交差部19を形
成しており、したがつてガイドワイヤ30等の棒
状体は、弁体10の弾性変形下で第1の切り込み
17、第2の切り込み18およびそれらの交差部
19を切り込み面と密着状態で挿通可能とされて
いる。
すように、一方の端面にのみ開口する第1の切り
込み17と、他方の端面にのみ開口する第2の切
り込み18が刻設され、第1の切り込み17と第
2の切り込み18は弁体10の内部において交差
している。すなわち、第1の切り込み17と第2
の切り込み18は、距離Lをなす交差部19を形
成しており、したがつてガイドワイヤ30等の棒
状体は、弁体10の弾性変形下で第1の切り込み
17、第2の切り込み18およびそれらの交差部
19を切り込み面と密着状態で挿通可能とされて
いる。
第4図は、弁体10にガイドワイヤ30等の棒
状体を挿入する場合における第1の切り込み17
および第2の切り込み18の変形方向を示す説明
図であり、第5図は弁体10にガイドワイヤ30
等の棒状体を挿入した場合における第1の切り込
み17および第2の切り込み18の開口形状を示
す説明図である。弁体10をその軸方向において
特徴的な3部分、すなわち第1の切り込み17の
みが存在する部分、交差部19が存在する部分、
第2の切り込み18のみが存在する3部分にスラ
イスすると、第4図の1に示すような10Aない
し10Cの3部分となる。もし、弁体10が上記
10Aないし10Cに示すような3個の別部分を
重ね合わせただけのものであれば、ガイドワイヤ
30等の棒状体を挿入しようとする場合における
各切り込み17,18の変形方向は第4図の2に
矢印で示す状態となり、その挿入後における各切
り込み17,18の開口形状は第5図の1で示す
状態となる。ところが、弁体10は本来一体のも
のであることから、各スライス部分は隣接する他
の部分の影響を受け、ガイドワイヤ30等の棒状
体を挿入しようとする場合における各切り込み1
7,18の変形方向は第4図の3に矢印で示すよ
うに弁体10の内部でその軸方向に関して連続的
に変化し、またその挿入後における各切り込み1
7,18の開口形状は第5図の2で示す状態とな
る。すなわち、弁体10に挿入されるガイドワイ
ヤ30等の棒状体の周囲は、その外径が比較的小
なる外径である場合にも、比較的大なる外径であ
る場合にも、各切り込み17,18によつて間隙
なく軸方向に関して連続的に押さえられる。ここ
で弁体10は前述のように柔軟弾性物質によつて
形成されていることから、各切り込み17,18
はガイドワイヤ30等の棒状体の外周部に密着状
態で面接触し、ガイドワイヤ30等の棒状体と弁
体10とは確実な液密状態を形成する。なお、第
1の切り込み17と第2の切り込み18の交差部
19がなす距離Lは、弁体10に挿入されるガイ
ドワイヤ30等の棒状体の最大外径に応じて定め
られる。
状体を挿入する場合における第1の切り込み17
および第2の切り込み18の変形方向を示す説明
図であり、第5図は弁体10にガイドワイヤ30
等の棒状体を挿入した場合における第1の切り込
み17および第2の切り込み18の開口形状を示
す説明図である。弁体10をその軸方向において
特徴的な3部分、すなわち第1の切り込み17の
みが存在する部分、交差部19が存在する部分、
第2の切り込み18のみが存在する3部分にスラ
イスすると、第4図の1に示すような10Aない
し10Cの3部分となる。もし、弁体10が上記
10Aないし10Cに示すような3個の別部分を
重ね合わせただけのものであれば、ガイドワイヤ
30等の棒状体を挿入しようとする場合における
各切り込み17,18の変形方向は第4図の2に
矢印で示す状態となり、その挿入後における各切
り込み17,18の開口形状は第5図の1で示す
状態となる。ところが、弁体10は本来一体のも
のであることから、各スライス部分は隣接する他
の部分の影響を受け、ガイドワイヤ30等の棒状
体を挿入しようとする場合における各切り込み1
7,18の変形方向は第4図の3に矢印で示すよ
うに弁体10の内部でその軸方向に関して連続的
に変化し、またその挿入後における各切り込み1
7,18の開口形状は第5図の2で示す状態とな
る。すなわち、弁体10に挿入されるガイドワイ
ヤ30等の棒状体の周囲は、その外径が比較的小
なる外径である場合にも、比較的大なる外径であ
る場合にも、各切り込み17,18によつて間隙
なく軸方向に関して連続的に押さえられる。ここ
で弁体10は前述のように柔軟弾性物質によつて
形成されていることから、各切り込み17,18
はガイドワイヤ30等の棒状体の外周部に密着状
態で面接触し、ガイドワイヤ30等の棒状体と弁
体10とは確実な液密状態を形成する。なお、第
1の切り込み17と第2の切り込み18の交差部
19がなす距離Lは、弁体10に挿入されるガイ
ドワイヤ30等の棒状体の最大外径に応じて定め
られる。
発明の具体的作用
以上、上記実施例に係る弁体付連結具の作用に
ついて説明する。まず、弁体付連結具9および血
管カテーテル20の使用に先立ち、内針を挿通さ
れた中空針が皮膚を貫通して血管内に導入され、
その後内針を除去された中空針内にガイドワイヤ
30を挿通し、その後中空針を除去してガイドワ
イヤ30を残留せしめる。次いで、弁体付連結具
9のプラグ11を血管カテーテル20のハブ21
に嵌着した状態で、血管カテーテル20の通路2
3内にガイドワイヤ30を嵌装し、血管カテーテ
ル20をガイドワイヤ30に案内させつつ血管内
に導入する。このように、血管カテーテル20が
ガイドワイヤ30による案内下で血管内に導入さ
れると、血管カテーテル20の通路23内には、
血管内の血液が流入するものの、血管カテーテル
20の基端部に備えられているハブ21には、弁
体付連結具9のプラグ11が嵌着され、弁体10
の第1の切り込み17および第2の切り込み18
は閉鎖状態にあることから、血液が血管カテーテ
ル20の基端開口から外部に流出することがな
い。なお、弁体10は、各切り込み17,18が
他方の端面にまで開口していないので、弁体10
の端面に作用する血液の圧力に対する耐圧性が高
く、血液の圧力によつて変形することのない安定
した閉鎖状態を維持する。
ついて説明する。まず、弁体付連結具9および血
管カテーテル20の使用に先立ち、内針を挿通さ
れた中空針が皮膚を貫通して血管内に導入され、
その後内針を除去された中空針内にガイドワイヤ
30を挿通し、その後中空針を除去してガイドワ
イヤ30を残留せしめる。次いで、弁体付連結具
9のプラグ11を血管カテーテル20のハブ21
に嵌着した状態で、血管カテーテル20の通路2
3内にガイドワイヤ30を嵌装し、血管カテーテ
ル20をガイドワイヤ30に案内させつつ血管内
に導入する。このように、血管カテーテル20が
ガイドワイヤ30による案内下で血管内に導入さ
れると、血管カテーテル20の通路23内には、
血管内の血液が流入するものの、血管カテーテル
20の基端部に備えられているハブ21には、弁
体付連結具9のプラグ11が嵌着され、弁体10
の第1の切り込み17および第2の切り込み18
は閉鎖状態にあることから、血液が血管カテーテ
ル20の基端開口から外部に流出することがな
い。なお、弁体10は、各切り込み17,18が
他方の端面にまで開口していないので、弁体10
の端面に作用する血液の圧力に対する耐圧性が高
く、血液の圧力によつて変形することのない安定
した閉鎖状態を維持する。
血管カテーテル20の上記血管内への導入が進
行すると、第1図に示すように、血管カテーテル
20の基端開口に取り付けられている弁体付連結
具9の弁体10をガイドワイヤ30が貫通するも
のの、弁体10の各切り込み17,18はガイド
ワイヤ30の周囲に間隙なく面接触する状態で密
着し、液密状態を維持し、血液の漏れを防止す
る。
行すると、第1図に示すように、血管カテーテル
20の基端開口に取り付けられている弁体付連結
具9の弁体10をガイドワイヤ30が貫通するも
のの、弁体10の各切り込み17,18はガイド
ワイヤ30の周囲に間隙なく面接触する状態で密
着し、液密状態を維持し、血液の漏れを防止す
る。
このようにして、血管カテーテル20の先端部
が、血管内の所定位置に達すると、ガイドワイヤ
30が血管カテーテル20の通路23から撤去さ
れる。なお、ガイドワイヤ30を血管カテーテル
20から引き抜く場合には、ガイドワイヤ30が
弁体10の各切り込み17,18から抜かれると
同時に、各切り込み17,18は完全な閉止状態
を形成し、血液の流出を防止する。ここで、弁体
10の各切り込み17,18は、弁体10のそれ
ぞれ一方の端面にのみ開口されるものであるか
ら、ガイドワイヤ30の撤去時における閉鎖状態
への復元力が強く、また他方の端面側に逆開動作
することがない。また、ガイドワイヤ30が血管
カテーテル20の通路23から撤去され、血管カ
テーテル20のみが血管内に留置されている間、
弁体10は、各切り込み17,18をそれぞれ完
全に閉鎖し、前記切り込みの交差部を閉鎖するこ
とにより血液の流出を防止する。
が、血管内の所定位置に達すると、ガイドワイヤ
30が血管カテーテル20の通路23から撤去さ
れる。なお、ガイドワイヤ30を血管カテーテル
20から引き抜く場合には、ガイドワイヤ30が
弁体10の各切り込み17,18から抜かれると
同時に、各切り込み17,18は完全な閉止状態
を形成し、血液の流出を防止する。ここで、弁体
10の各切り込み17,18は、弁体10のそれ
ぞれ一方の端面にのみ開口されるものであるか
ら、ガイドワイヤ30の撤去時における閉鎖状態
への復元力が強く、また他方の端面側に逆開動作
することがない。また、ガイドワイヤ30が血管
カテーテル20の通路23から撤去され、血管カ
テーテル20のみが血管内に留置されている間、
弁体10は、各切り込み17,18をそれぞれ完
全に閉鎖し、前記切り込みの交差部を閉鎖するこ
とにより血液の流出を防止する。
次いで、血管内に血管カテーテル20の通路2
3を介して血管造影剤を注入すべく、血管造影剤
のシリンジ等の注入器先端に備えられている注入
チツプが弁体付連結具9の弁体10を貫通して血
管カテーテル20の通路23内に挿通せしめら
れ、血管カテーテル20の通路23内に血管造影
剤が注入される。このときキヤツプ12の通路1
5内面は前記注入チツプを嵌合しやすいように雌
テーパー面とすることが好ましい。このように、
注入器の注入チツプが弁体10を貫通する場合に
は、弁体10の各切り込み17,18が注入チツ
プの周囲に間隙なく面接触する状態で密着し、液
密状態を維持し、血液の漏れを防止する。また、
注入器の注入チツプが弁体10から撤去される場
合にも、弁体10の各切り込み17,18は直ち
に完全な閉止状態を形成し血液の流出を防止す
る。なお、弁体10の各切り込み17,18は、
挿入される棒状体が比較的小なる外径である場合
にも、比較的大なる外径である場合にも、棒状体
の周囲に間隙なく面接触する状態で密着すること
から外径の異なるガイドワイヤ30および注入器
の注入チツプの両者に液密状態で密着可能であ
る。
3を介して血管造影剤を注入すべく、血管造影剤
のシリンジ等の注入器先端に備えられている注入
チツプが弁体付連結具9の弁体10を貫通して血
管カテーテル20の通路23内に挿通せしめら
れ、血管カテーテル20の通路23内に血管造影
剤が注入される。このときキヤツプ12の通路1
5内面は前記注入チツプを嵌合しやすいように雌
テーパー面とすることが好ましい。このように、
注入器の注入チツプが弁体10を貫通する場合に
は、弁体10の各切り込み17,18が注入チツ
プの周囲に間隙なく面接触する状態で密着し、液
密状態を維持し、血液の漏れを防止する。また、
注入器の注入チツプが弁体10から撤去される場
合にも、弁体10の各切り込み17,18は直ち
に完全な閉止状態を形成し血液の流出を防止す
る。なお、弁体10の各切り込み17,18は、
挿入される棒状体が比較的小なる外径である場合
にも、比較的大なる外径である場合にも、棒状体
の周囲に間隙なく面接触する状態で密着すること
から外径の異なるガイドワイヤ30および注入器
の注入チツプの両者に液密状態で密着可能であ
る。
上記血管造影剤の注入が完了すると弁体10か
ら注入器の注入チツプが撤去され、ガイドワイヤ
30が再度弁体付連結具9およびカテーテル20
内に挿通され、挿通されたガイドワイヤ30によ
る案内下で血管カテーテル20とガイドワイヤ3
0が血管から除去され、血管造影の全作業を終了
する。
ら注入器の注入チツプが撤去され、ガイドワイヤ
30が再度弁体付連結具9およびカテーテル20
内に挿通され、挿通されたガイドワイヤ30によ
る案内下で血管カテーテル20とガイドワイヤ3
0が血管から除去され、血管造影の全作業を終了
する。
上記実施例によれば、下記(1)〜(3)の作用効果が
ある。
ある。
(1) 弁体付連結具9は弁体10の一方にテーパ状
嵌着外面13を備えているから、血管カテーテ
ル20のハブ21のテーパ状開口内面22に自
在に着脱できる。これにより、血管カテーテル
20のハブ21には一般にテーパ状開口内面2
2が設けられているから、広く一般の血管カテ
ーテル20のハブ21に対し極めて容易に弁体
付連結具9が内蔵する弁体10を設置できるこ
ととなる。
嵌着外面13を備えているから、血管カテーテ
ル20のハブ21のテーパ状開口内面22に自
在に着脱できる。これにより、血管カテーテル
20のハブ21には一般にテーパ状開口内面2
2が設けられているから、広く一般の血管カテ
ーテル20のハブ21に対し極めて容易に弁体
付連結具9が内蔵する弁体10を設置できるこ
ととなる。
(2) 血管カテーテル20のハブ21に上記(1)によ
り弁体付連結具9を装着した状態下では、下記
〜の理由により、該血管カテーテル20の
ハブ21からの血液流出を確実に防止できる。
り弁体付連結具9を装着した状態下では、下記
〜の理由により、該血管カテーテル20の
ハブ21からの血液流出を確実に防止できる。
弁体10の各切り込み17,18が他方の
端面にまで開口していないので、弁体10の
閉鎖時に、弁体10の端面に作用する流体圧
力に対する耐圧性が高く、流体圧力によつて
変形することのない安定した閉鎖状態を維持
できる。
端面にまで開口していないので、弁体10の
閉鎖時に、弁体10の端面に作用する流体圧
力に対する耐圧性が高く、流体圧力によつて
変形することのない安定した閉鎖状態を維持
できる。
各切り込み17,18が単一の弁体10に
設けられ、かつ各切り込み17,18がそれ
ぞれ弁体10の一方の端面にのみ開口し、か
つ両切り込み17,18が弁体10の内部に
おいて交差しているから、ガイドワイヤ30
を弁体10の切り込み17,18から流路内
に挿入する時、第4図、第5図を用いた説明
によつて詳述の如くの理由により、各切り込
み17,18がガイドワイヤ30の周囲に間
〓なく面接触する状態で密着し、液密状態を
維持し、血液もれを確実に防止する。
設けられ、かつ各切り込み17,18がそれ
ぞれ弁体10の一方の端面にのみ開口し、か
つ両切り込み17,18が弁体10の内部に
おいて交差しているから、ガイドワイヤ30
を弁体10の切り込み17,18から流路内
に挿入する時、第4図、第5図を用いた説明
によつて詳述の如くの理由により、各切り込
み17,18がガイドワイヤ30の周囲に間
〓なく面接触する状態で密着し、液密状態を
維持し、血液もれを確実に防止する。
弁体10の各切り込み17,18がそれぞ
れ弁体10の一方の端面にのみ開口するもの
であるから、ガイドワイヤ30を弁体10の
切り込み17,18から抜去する時、各切り
込み17,18の閉鎖状態への復元力が強
く、また他方の端面側に逆開動作することが
ない。
れ弁体10の一方の端面にのみ開口するもの
であるから、ガイドワイヤ30を弁体10の
切り込み17,18から抜去する時、各切り
込み17,18の閉鎖状態への復元力が強
く、また他方の端面側に逆開動作することが
ない。
(3) 血管カテーテル20のハブ21から弁体付連
結具9を離脱した状態下では、該血管カテーテ
ル20のハブ21に設けられているテーパ状開
口内面22に、他の医療器具(例えば輸液チユ
ーブ)に設けられている雄テーパ状嵌着面を持
続安定的にテーパ接続することもできる。
結具9を離脱した状態下では、該血管カテーテ
ル20のハブ21に設けられているテーパ状開
口内面22に、他の医療器具(例えば輸液チユ
ーブ)に設けられている雄テーパ状嵌着面を持
続安定的にテーパ接続することもできる。
上記(1)〜(3)により、血管カテーテル20のハブ
21に設けられているテーパ状開口内面22に自
在に着脱できる弁体付連結具9を提供し、該弁体
付連結具9の装着状態下では該血管カテーテル2
0のハブ21からの血液流出を確実に防止し、該
弁体付連結具9の離脱状態下では該血管カテーテ
ル20のハブ21へ他の医療器具を接続すること
ができる。
21に設けられているテーパ状開口内面22に自
在に着脱できる弁体付連結具9を提供し、該弁体
付連結具9の装着状態下では該血管カテーテル2
0のハブ21からの血液流出を確実に防止し、該
弁体付連結具9の離脱状態下では該血管カテーテ
ル20のハブ21へ他の医療器具を接続すること
ができる。
なお、上記実施例は、血管造影用カテーテル2
0の基端開口に弁体付連結具9を取り付けた例に
ついて説明したが、本発明に係る弁体付連結具は
医療器具として尿道カテーテル等、他のカテーテ
ルや金属針等の管状体にも適用可能である。
0の基端開口に弁体付連結具9を取り付けた例に
ついて説明したが、本発明に係る弁体付連結具は
医療器具として尿道カテーテル等、他のカテーテ
ルや金属針等の管状体にも適用可能である。
第6図AおよびBは本発明における弁体付連結
具の弁体の第1変形例を示す説明図である。この
弁体40においては、第1の切り込み41が相互
に交差する切り込み41A,41Bからなり、第
2の切り込み42が、相互に交差する切り込み4
2A,42Bからなり、第1の切り込み42と第
2の切り込み42は弁体40内部の単一位置にお
いて交差せしめられている。この弁体40によれ
ば、各切り込み41,42の長さを比較的短くす
る状態下で、各切り込み41,42の変形能を大
とすることが可能となり、比較的小型形状の弁体
40に比較的外径の大なる棒状体をも挿通するこ
とが可能となる。
具の弁体の第1変形例を示す説明図である。この
弁体40においては、第1の切り込み41が相互
に交差する切り込み41A,41Bからなり、第
2の切り込み42が、相互に交差する切り込み4
2A,42Bからなり、第1の切り込み42と第
2の切り込み42は弁体40内部の単一位置にお
いて交差せしめられている。この弁体40によれ
ば、各切り込み41,42の長さを比較的短くす
る状態下で、各切り込み41,42の変形能を大
とすることが可能となり、比較的小型形状の弁体
40に比較的外径の大なる棒状体をも挿通するこ
とが可能となる。
第7図AおよびBは本発明における弁体付連結
具の弁体の第2変形例を示す説明図である。この
弁体50においては、第1の切り込み51が、相
互に交差しない切り込み51A,51B,51C
からなり、第2の切り込み52が、相互に交差し
ない切り込み52A,52B,52Cからなり、
第1の切り込み51と第2の切り込み52が弁体
50内部の9位置において交差している。したが
つて、この弁体50によれば、同時に最大で9本
の棒状体を挿通保持することが可能となる。
具の弁体の第2変形例を示す説明図である。この
弁体50においては、第1の切り込み51が、相
互に交差しない切り込み51A,51B,51C
からなり、第2の切り込み52が、相互に交差し
ない切り込み52A,52B,52Cからなり、
第1の切り込み51と第2の切り込み52が弁体
50内部の9位置において交差している。したが
つて、この弁体50によれば、同時に最大で9本
の棒状体を挿通保持することが可能となる。
第8図AおよびBは本発明における弁体付連結
具の弁体の第3変形例を示す説明図である。この
弁体60は、第1の切り込み61および第2の切
り込み62を有し、各端面63,64が凸状とさ
れている。したがつて、この弁体60を用いた弁
体連結具によれば、弁体60の端部に作用する血
液圧力が弁体60の中心部を指向することとな
り、弁体60の閉鎖状態および棒状体に対する液
密状態をより確実に形成することが可能となる。
具の弁体の第3変形例を示す説明図である。この
弁体60は、第1の切り込み61および第2の切
り込み62を有し、各端面63,64が凸状とさ
れている。したがつて、この弁体60を用いた弁
体連結具によれば、弁体60の端部に作用する血
液圧力が弁体60の中心部を指向することとな
り、弁体60の閉鎖状態および棒状体に対する液
密状態をより確実に形成することが可能となる。
発明の効果
本発明によれば、下記(A)〜(C)の作用効果があ
る。
る。
(A) 本発明の弁体付連結具は弁体の少なくとも一
方にテーパ状嵌着面を備えているから、カテー
テル等の医療器具の開口に設けられているテー
パ状嵌着面に自在に着脱できる。これにより、
医療器具の開口には一般にテーパ状嵌着面が設
けられているから、広く一般の医療器具の開口
に対し極めて容易に本発明の弁体付連結具が内
蔵する弁体を設置できることとなる。
方にテーパ状嵌着面を備えているから、カテー
テル等の医療器具の開口に設けられているテー
パ状嵌着面に自在に着脱できる。これにより、
医療器具の開口には一般にテーパ状嵌着面が設
けられているから、広く一般の医療器具の開口
に対し極めて容易に本発明の弁体付連結具が内
蔵する弁体を設置できることとなる。
(B) 医療器具の開口に上記(A)により本発明の弁体
付連結具を装着した状態下では、下記〜の
理由により、該医療器具の開口からの体液流出
を確実に防止できる。
付連結具を装着した状態下では、下記〜の
理由により、該医療器具の開口からの体液流出
を確実に防止できる。
弁体の各切り込みが他方の端面にまで開口
していないので、弁体の閉鎖時に、弁体の端
面に作用する流体圧力に対する耐圧性が高
く、流体圧力によつて変形することのない安
定した閉鎖状態を維持できる。
していないので、弁体の閉鎖時に、弁体の端
面に作用する流体圧力に対する耐圧性が高
く、流体圧力によつて変形することのない安
定した閉鎖状態を維持できる。
各切り込みが単一の弁体に設けられ、かつ
各切り込みがそれぞれ弁体の一方の端面にの
み開口し、かつ両切り込みが弁体の内部にお
いて交差しているから、棒状体を弁体の切り
込みから流路内に挿入する時、第4図、第5
図を用いた説明によつて詳述の如くの理由に
より、各切り込みが棒状体の周囲に間〓なく
面接触する状態で密着し、液密または気密状
態を維持し、液体もれを確実に防止する。
各切り込みがそれぞれ弁体の一方の端面にの
み開口し、かつ両切り込みが弁体の内部にお
いて交差しているから、棒状体を弁体の切り
込みから流路内に挿入する時、第4図、第5
図を用いた説明によつて詳述の如くの理由に
より、各切り込みが棒状体の周囲に間〓なく
面接触する状態で密着し、液密または気密状
態を維持し、液体もれを確実に防止する。
弁体の各切り込みがそれぞれ弁体の一方の
端面にのみ開口するものであるから、棒状体
を弁体の切り込みから抜去する時、各切り込
みの閉鎖状態への復元力が強く、また他方の
端面側に逆開動作することがない。
端面にのみ開口するものであるから、棒状体
を弁体の切り込みから抜去する時、各切り込
みの閉鎖状態への復元力が強く、また他方の
端面側に逆開動作することがない。
(C) 医療器具の開口から本発明の弁体付連結具を
離脱した状態下では、該医療器具(例えばカテ
ーテル)の開口に設けられているテーパ状嵌着
面(例えば雌テーパ状嵌着面)に、他の医療器
具(例えば輸液チユーブ)に設けられているテ
ーパ状嵌着面(例えば雄テーパ状嵌着面)を持
続安定的にテーパ接続することもできる。
離脱した状態下では、該医療器具(例えばカテ
ーテル)の開口に設けられているテーパ状嵌着
面(例えば雌テーパ状嵌着面)に、他の医療器
具(例えば輸液チユーブ)に設けられているテ
ーパ状嵌着面(例えば雄テーパ状嵌着面)を持
続安定的にテーパ接続することもできる。
上記(A)〜(C)により、カテーテル等の医療器具の
開口に設けられているテーパ状嵌着面に自在に着
脱できる弁体付連結具を提供し、該弁体付連結具
の装着状態下では該医療器具の開口からの体液流
出を確実に防止し、該弁体付連結具の離脱状態下
では該医療器具の開口へ他の医療器具を接続する
ことができる。
開口に設けられているテーパ状嵌着面に自在に着
脱できる弁体付連結具を提供し、該弁体付連結具
の装着状態下では該医療器具の開口からの体液流
出を確実に防止し、該弁体付連結具の離脱状態下
では該医療器具の開口へ他の医療器具を接続する
ことができる。
第1図は本発明の弁体付連結具を血管カテーテ
ルに適用した一実施例を示す断面図、第2図は本
発明に係る弁体付連結具の断面図、第3図Aは第
2図における弁体付連結具の弁体を取り出して示
す斜視図、第3図Bは同弁体を示す平面図、第3
図Cは同弁体を示す側面図、第4図は弁体に設け
た各切り込みの変形方向を示す説明図、第5図は
弁体に設けた各切り込みの開口形状を示す説明
図、第6図Aは本発明における弁体付連結具の弁
体の第1変形例を示す平面図、第6図Bは第6図
Aの側面図、第7図Aは本発明における弁体付連
結具の弁体の第2変形例を示す平面図、第7図B
は第7図Aの側面図、第8図Aは本発明における
弁体付連結具の弁体の第3変形例を示す平面図、
第8図Bは第8図Aの側面図である。 10,40,50,60……弁体、11……プ
ラグ、12……キヤツプ、17,41,51,6
1……第1の切り込み、18,42,52,62
……第2の切り込み、19……交差部、41A,
41B,42A,42B,51A,51B,51
C,52A,52B,52C……切り込み、6
3,64……端面。
ルに適用した一実施例を示す断面図、第2図は本
発明に係る弁体付連結具の断面図、第3図Aは第
2図における弁体付連結具の弁体を取り出して示
す斜視図、第3図Bは同弁体を示す平面図、第3
図Cは同弁体を示す側面図、第4図は弁体に設け
た各切り込みの変形方向を示す説明図、第5図は
弁体に設けた各切り込みの開口形状を示す説明
図、第6図Aは本発明における弁体付連結具の弁
体の第1変形例を示す平面図、第6図Bは第6図
Aの側面図、第7図Aは本発明における弁体付連
結具の弁体の第2変形例を示す平面図、第7図B
は第7図Aの側面図、第8図Aは本発明における
弁体付連結具の弁体の第3変形例を示す平面図、
第8図Bは第8図Aの側面図である。 10,40,50,60……弁体、11……プ
ラグ、12……キヤツプ、17,41,51,6
1……第1の切り込み、18,42,52,62
……第2の切り込み、19……交差部、41A,
41B,42A,42B,51A,51B,51
C,52A,52B,52C……切り込み、6
3,64……端面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 管体の少なくとも一方にテーパ状嵌着面を備
え、このテーパ状嵌着面は医療器具の開口に設け
られているテーパ状嵌着面に着脱でき、更に該管
体内を閉塞するように設けられる弁体を備え、こ
の弁体に棒状体を挿通できる弁体付連結具であつ
て、前記弁体が、柔軟弾性物質からなり、弁体の
一方の端面にのみ開口する第1の切り込みと、そ
の他方の端面にのみ開口する第2の切り込みから
なり、該第1の切り込みと該第2の切り込みをそ
の内部において交差させてなることを特徴とする
弁体付連結具。 2 前記第1の切り込みが、相互に交差する複数
の切り込みからなり、前記第2の切り込みが、相
互に交差する複数の切り込みからなり、該第1の
切り込みと該第2の切り込みは弁体内部の単一位
置において交差している特許請求の範囲第1項に
記載の弁体付連結具。 3 前記第1の切り込みが、相互に交差しない複
数の切り込みからなり、前記第2の切り込みが、
相互に交差しない複数の切り込みからなり、該第
1の切り込みと該第2の切り込みは弁体内部の複
数位置において交差している特許請求の範囲第1
項に記載の弁体付連結具。 4 前記弁体の端面が、凸状とされる特許請求の
範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の弁体
付連結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58196949A JPS59131366A (ja) | 1983-10-22 | 1983-10-22 | 弁体付連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58196949A JPS59131366A (ja) | 1983-10-22 | 1983-10-22 | 弁体付連結具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59131366A JPS59131366A (ja) | 1984-07-28 |
JPH0230696B2 true JPH0230696B2 (ja) | 1990-07-09 |
Family
ID=16366335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58196949A Granted JPS59131366A (ja) | 1983-10-22 | 1983-10-22 | 弁体付連結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59131366A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61154679A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-14 | テルモ株式会社 | 体内導入套管 |
JPH077971Y2 (ja) * | 1989-02-03 | 1995-03-01 | 株式会社クリニカル・サプライ | 多孔式逆流防止弁付シースイントロデューサー |
US5032116A (en) * | 1991-01-09 | 1991-07-16 | Becton, Dickinson And Company | Flashback plug |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585350A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-12 | Pijiyon Kk | ゴム製品中に含まれるn−ニトロソ化合物含量の低減法 |
JPS585349A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-12 | Pijiyon Kk | ゴム製品中のn−ニトロソ化合物の生成防止法 |
JPS5840773A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | Toshiba Corp | 有機溶媒電池の正極 |
-
1983
- 1983-10-22 JP JP58196949A patent/JPS59131366A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585350A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-12 | Pijiyon Kk | ゴム製品中に含まれるn−ニトロソ化合物含量の低減法 |
JPS585349A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-12 | Pijiyon Kk | ゴム製品中のn−ニトロソ化合物の生成防止法 |
JPS5840773A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | Toshiba Corp | 有機溶媒電池の正極 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59131366A (ja) | 1984-07-28 |
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