JPH029196B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH029196B2
JPH029196B2 JP60005869A JP586985A JPH029196B2 JP H029196 B2 JPH029196 B2 JP H029196B2 JP 60005869 A JP60005869 A JP 60005869A JP 586985 A JP586985 A JP 586985A JP H029196 B2 JPH029196 B2 JP H029196B2
Authority
JP
Japan
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housing
cylinder
rotary compressor
piston
recess
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60005869A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61167198A (ja
Inventor
Katsuhiro Hinotani
Yoichi Kitamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP60005869A priority Critical patent/JPS61167198A/ja
Publication of JPS61167198A publication Critical patent/JPS61167198A/ja
Publication of JPH029196B2 publication Critical patent/JPH029196B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/008Hermetic pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は回転式圧縮機に関して、殊にシリン
ダをハウジングに内接固定する固定手段の改良に
関する。
(ロ) 従来の技術 回転式圧縮機100aにおいて、ハウジング1
aにシリンダ又はシリンダブロツク6aを内接固
定する場合、従来は、第5〜7図に示すように、
シリンダ6aが内接固定されるハウジング1aの
胴部分に貫通孔部9aを設け、ハウジング1aに
対してシリンダ6aが位置決めされた状態でこの
貫通孔部9aはアーク溶接がなされ、この時の発
生熱によりハウジング1a及びシリンダ6aの一
部が溶融することで内接固定がなされていた。更
に、この溶接時に、発生する熱によつてアーク溶
接機10aにおける電極11aの一部が溶融さ
れ、この溶融された電極11aの一部によつて、
孔部9aの閉塞がなされていた。尚、2aはステ
ータ、3aはロータ、4aは回転軸、5aは主軸
受け、7aは補助軸受け、8aはピストン、12
aは孔部閉塞部であり、又ベーン(図示省略)に
よりシリンダ6aとピストン8aとの間に高圧・
低圧気密室が構成されていた。
ところで、このように、ハウジング1aにシリ
ンダ6aを内接固定するためにアーク溶接が行な
われると、このアーク溶接時に発生する熱によつ
てシリンダ6aやハウジング1aが熱変形を受け
るという問題が生じがちであつた。又、アーク溶
接によりシリンダ6a及びハウジング1aの材質
が変化し脆くなるという問題があつた。特に小形
の回転式圧縮機100aにおいては、ハウジング
1aの熱変形によりシリンダ6aが所定の方向に
対して傾いて固定されたり、シリンダ6aがひず
むという問題が生じ、更に、シリンダ6aの材質
によつては熱による材質の変化により脆くなつた
部分が割れるという問題があつた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 この発明は、これらの事情を顧みてなされたも
ので、内接固定用のハウジング及びシリンダが形
状及び材質で変化が少なく、所定の方向への傾き
もなく、よつてこれらのことよりシリンダが割れ
ることがない回転式圧縮機を提供することを主な
目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明は、レーザ照射によつてハウジングに
シリンダを内接固定する構成で、その更に詳しい
構成は、本体を形成するハウジングと、このハウ
ジングに内接固定されているステータと、このス
テータ内で回転するロータ及びその回転軸と、こ
の回転軸を共有し回転するピストンと、このピス
トンを内設し上記ハウジングに内接固定されるシ
リンダと、このシリンダとピストンとの間に高
圧・低圧気密室を区画するベーンとから主に形成
されてなる回転式圧縮機において、 上記ハウジングの該シリンダ取り付け位置でハ
ウジングの外側より中心軸方向に非貫通凹部を必
要個だけ設け、この各凹部の底部分にレーザを照
射することによつてハウジングにシリンダが溶着
固定され、更に該凹部内にハウジングの材質と同
種又は異種の金属からなる閉塞部材を一体形成し
てなることを特徴とする回転式圧縮機である。
(ホ) 作用 この発明は上記のように構成されているため、
レーザはごく小さな面積部分に集束して作用し、
他の部分への影響は極めて小さく、よつて熱によ
る各部分の諸変化を小さくさせている。
(ヘ) 実施例 以下において、第1〜4図に示す実施例に基づ
きこの発明を説明するが、これによつてこの発明
が限定されるものではない。
まず第1図において、冷房機、冷蔵庫などの冷
凍サイクルの主構成要素として用いられる回転式
圧縮機100は主に、本体を形成するハウジング
1、このハウジング1に内接固定されているステ
ータ2、このステータ2の内部にあつて回転子と
なるロータ3、ロータの回転の中心となる回転軸
4、この回転軸4を受ける主軸受5及び副軸受
7、ハウジング1に内接固定される円盤状シリン
ダ又はシリンダブロツク6、このシリンダ6内部
にあつて回転軸4と結合するピストン8、及びこ
のピストン8とシリンダ6との間に高圧・低圧の
区画気密状態をつくるベーン(図示省略)とから
なる。又、ハウジング1には、シリンダ6を内部
固定させる胴部分に沿つて等間隔に中心に向い、
直径13が例えば2.4〜2.5ミリメートルで深さ2
ミリメートル、つまり残された底部分肉厚14が
0.3〜0.5ミリメートルとなる凹部15,15…が
切削加工(エンドミル)によつて設けらている。
なお、ハウジング1の材質は鉄であり、シリンダ
6のそれは鋳鉄である。
ここで、シリンダ6をハウジング1に内接固定
させる方法を第2〜4図によつて説明する。まず
シリンダ6の外周面をハウジング1の所定胴内周
面に全周で密着させ、レーザ発生装置16及びレ
ーザ光集束レンズ17をレーザ光の焦点が上記凹
部15のほぼ中心に来るように位置決めする。こ
の後、レーザ発生装置16を作動させてレーザ光
を発生させ、このレーザ光を収束レンズ17を通
過させることで集束させ該凹部15の底部分18
に照射させる。照射された凹部15の底部分18
の被照射部及びシリンダ6のこれと接する部分は
溶融し、溶着部18′を形成し、ハウジング1に
対し、シリンダ6は内接固定される。もちろんこ
の溶着部18′は他の凹部15…についても形成
され、内接固定に必要な強度が確保されている。
更に、この溶着後、凹部15,15…の空隙部分
をハウジング1及びシリンダ6よりも融点の低い
金属、例えば銀鑞またはハンダを流し込んで一体
に埋め凹部閉塞部材19,19…をつくる。
この回転式圧縮機100は、上述したようにシ
リンダ6がレーザ光を用いた溶着によつてハウジ
ング1に内接固定されていることより、溶着部1
8′の形状及び材質上の変化は極めて小さく、よ
つて各部品相互の相対的位置関係及び方向は溶着
後もそのまましつかりと保たれている。更に、こ
こで、回転式圧縮機100を作動させるとスムー
スに動き、材質の脆き、部品のひずみ、部品相互
のズレ及び傾き等が皆無もしくはほとんどなく、
部品例えばシリンダ6が割れるということもほと
んどない。又、ハウジング1に設けた凹部15,
15…は、銀鑞又はハンダで埋められているか
ら、ハウジング15内部の冷媒ガスが圧縮作動に
よつて高圧力(例えば30Kg/cm2気圧)となつても
破壊することはない。
このように、回転式圧縮機100は、シリンダ
6がレーザ照射によつてハウジング1に内接固定
されており、これにより、各部品の形状と材質上
の変化を最小とさせ、各部品の相互の位置関係及
び方向を所定の状態に保つている。
(ト) 発明の効果 この発明は、以上のように構成され、シリンダ
をハウジングにレーザ溶接したから、このシリン
ダを従来例のアーク溶接によるものとは異なり熱
変形することをなくして、傾いたり歪んだりする
こと等を防止でき、 また、前記ハウジングのシリンダ取り付け位置
に、ハウジング外側より中心軸方向に非貫通凹部
を必要個だけ設けたから、この非貫通凹部にレー
ザ照射することで、肉厚のハウジングであつても
その外部からレーザ溶接できるようになり、よつ
てレーザ照射装置をハウジングと既設のロータと
の間の狭い間〓に挿入したり、その挿入のための
特殊形状のレーザ照射装置を製作する等の不都合
を解消でき、 また、前記非貫通凹部に金属からなる閉塞部材
を一体形成したから、前記非貫通凹部においてハ
ウジングが強度低下することを防止でき、 従つて、各部品間の位置関係精度を高くでき、
且つハウジング等の強度低下を招来することなし
にこのハウジングに外側からのレーザ照射により
簡単にシリンダ等を固定できる回転式圧縮機を提
供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転式圧縮機の一実施例でハ
ウジングにシリンダを溶着する前の状態を示す一
部断面を含む側面図、第2〜3図はハウジングに
シリンダを溶着する様子を示す要部説明図、第4
図はハウジングにシリンダを内接固定した後凹部
を閉塞したことを示す要部説明図、第5〜6図は
従来の方法によりハウジングにシリンダを内接固
定する様子を示す要部説明図、第7図は従来の回
転式圧縮機を示す一部断面を含む側面図である。 100……回転式圧縮機、1……ハウジング、
2……ステータ、3……ロータ、4……回転軸、
5……主軸受け、6……シリンダ、7……副軸受
け、8……ピストン、13……凹部直径、14…
…凹部肉厚、15……凹部、18……溶着部、1
9……凹部閉塞部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体を形成するハウジングと、このハウジン
    グに内接固定されているステータと、このステー
    タ内で回転するロータ及びその回転軸と、この回
    転軸を共有し回転するピストンと、このピストン
    を内設し上記ハウジングに内接固定されるシリン
    ダと、このシリンダとピストンとの間に高圧・低
    圧気密室を区画するベーンとから主に形成されて
    なる回転式圧縮機において、 上記ハウジングの該シリンダ取り付け位置でハ
    ウジングの外側より中心軸方向に非貫通凹部を必
    要個だけ設け、この各凹部の底部分にレーザを照
    射することによつてハウジングにシリンダが溶着
    固定され、更に該凹部内にハウジングの材質と同
    種又は異種の金属からなる閉塞部材を一体形成し
    てなることを特徴とする回転式圧縮機。 2 閉塞部材が、ハウジングの材質よりも隔点の
    低い金属を凹部に流し込んで構成されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の回転式圧
    縮機。
JP60005869A 1985-01-18 1985-01-18 回転式圧縮機 Granted JPS61167198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60005869A JPS61167198A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 回転式圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60005869A JPS61167198A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 回転式圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61167198A JPS61167198A (ja) 1986-07-28
JPH029196B2 true JPH029196B2 (ja) 1990-02-28

Family

ID=11622943

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JP60005869A Granted JPS61167198A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 回転式圧縮機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112855539A (zh) * 2021-01-08 2021-05-28 广东美芝精密制造有限公司 压缩机及其组装方法
CN113323844A (zh) * 2021-05-18 2021-08-31 广东美芝制冷设备有限公司 压缩机、制冷系统和压缩机焊接方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59122786A (ja) * 1982-12-28 1984-07-16 Toshiba Corp 密閉形圧縮機の形成方法

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