JPH0291170A - 塗膜の形成方法 - Google Patents

塗膜の形成方法

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JPH0291170A
JPH0291170A JP24242788A JP24242788A JPH0291170A JP H0291170 A JPH0291170 A JP H0291170A JP 24242788 A JP24242788 A JP 24242788A JP 24242788 A JP24242788 A JP 24242788A JP H0291170 A JPH0291170 A JP H0291170A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱硬化型被覆組成物に関し、さらに詳しくは本
発明は自動車ボディの塗膜等の高度の美粧性と性能とが
要求される塗膜を形成する熱硬化性クリヤーコート用塗
料に又はソリッドカラー塗料に用いるのに適した熱硬化
型被覆組成物に関する。
[従来の技術] 自動車ボディの塗装においては、電着塗装と中塗り塗装
とを行った後に、着色顔料を含有したソリッドカラー塗
料を用いて塗装する場合には1コ一ト1ベーク方式が、
またいわゆるメタリック車用にはメタリック顔料、光輝
剤、着色顔料を含むベースコート用塗料及びクリヤーコ
ート用塗料をウェット・オン・ウェット方式で重ね塗り
し、その後側塗料を同時に加熱硬化させる、いわゆる2
コ一ト1ベーク方式が一般に採用されている。
近年、自動車メーカーの海外生産に伴う国際競争の中で
、耐候性を含めて長期の耐久性に対する要求がますます
強まってきている。耐久性向上のための改善策として、
最上層を構成するクリヤーコート用塗料又はソリッドカ
ラー塗料中に紫外線吸収剤及び/又は光安定剤を添加す
る方法が極めて一般的である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、それらの紫外線吸収剤及び/又は光安定
剤は添加剤としての使用であるために、屋外暴露時に熱
硬化塗膜の表面から脱落し、経時的にその効果が失われ
るという問題がある。又、熱硬化性樹脂系に用いる光安
定剤はアミン構造を持っているため、多量に使用すると
オーバーベーク時の黄変の問題、耐水性の問題が生じ、
十分な性能が得られないという問題があった。
本発明の目的は、自動車ライン用上塗り塗装において、
上記のような問題点の解消された、即ちアクリルウレタ
ン系熱硬化塗膜の有する美粧性、耐水性、耐薬品性を維
持し且つ耐候性に優れた塗膜を形成するために用いるの
に適した熱硬化型被覆組成物を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明の熱硬化型被覆組成物は、 (i)(a)水酸基含有ビニルモノマー10〜60重量
%、 (b)カルボキシル基含有ビニルモノマー0.2〜10
重量%、 (c)2.2.6.6−テトラメチルビベリジニル基を
持つ重合性ビニルモノマー0.5〜10重量%、 (d)炭素原子数4個以上のアルキル基を有する(メタ
)アクリル酸エステル15〜50重量%、及び (e)共重合可能なその他のビニルモノマー0〜50重
量% を共重合して得られる、水酸基価が50〜150mHK
OH/gで、酸価が2〜20mgKOH/gであるアク
リル系共重合体(A)40〜90重量%、及び (ii)イソシアネート樹脂(B)10〜60重量%、
を含むことを特徴とする。
本発明の熱硬化型被覆組成物は、着色剤や光輝剤分配合
した熱硬化性ベースコート用塗料及び熱硬化性クリヤー
コート用塗料をウェット・オン・ウェット方式により重
ね塗りしその俄雨塗料を同時に加熱硬化させることから
なる、いわゆる2コ一ト1ベーク方式の上塗り塗装に用
いる熱硬化性クリヤーコート用塗料として用いるのに適
しており、また顔料を含むソリッドカラー塗料を塗布し
その後加熱硬化させることからなるいわゆる1コ一ト1
ベータ方式の上塗り塗装に用いるソリッドカラー塗料の
バインダーとして用いるのに適している。
本発明の熱硬化型被覆組成物に用いるアクリル系共重合
体(A)はモノマー単位として少なくとも一種の水酸基
含有ビニルモノマーを10〜60重量%含有し、また5
0〜150mgKOH/Hの範囲内の水酸基価を持つ。
この水酸基含有ビニルモノマーの例としてヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(
メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレート、4−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート
等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとエチレンオキ
シドとの付加物及び2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートとプロピレンオキシドとの付加物;2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレートとγ−ブチロラクトン
との付加物、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
トとε−カプロラクトンとの付加物等の2−ヒドロキシ
エチル(メ・り)アクリレートと有機ラクトン類との付
加物を挙げることができる。また「カージュラEl (
シェル化学(株)製合成脂肪酸のグリシジルエステル)
に代表される、モノエポキシ化合物と(メタ)アクリル
酸、フマル酸又はマレイン酸とのエステル化反応物、重
合性不飽和基を有する低分子量ポリエステル樹脂等を挙
げることができる。
本発明において水酸基含有ビニルモノマーの量が10重
量%未満又は水酸基価が50 mgK O)I 711
未満の場合にはアクリル系共重合体(A)とイソシアネ
ート樹脂(B)との架橋反応による硬化塗膜の架橋密度
が低く、耐溶剤性、耐候性が低位となる。また水酸基含
有ビニルモノマーが60重量%を越えるか又は水酸基価
が150mgKOH/gを越える場合には硬化塗膜の耐
水性が低下するので好ましくない。
アクリル系共重合体(A)のモノマー単位である前記(
i )(b)のカルボキシル基含有ビニルモノマーは、
アクリル系共重合体(A>と顔料との親和性を向上させ
、またベースコート用塗料が硬化剤を含む場合には、架
橋反応の触媒として重要な役割を果たす。このカルボキ
シル基含有ビニルモノマーの例として1個又は2個以上
のカルボキシル基を有する重合性単量体、例えばα、β
−モノエチレン型不飽和カルボン酸、具体的にはアクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及びフマ
ル酸並びにこれらの酸のモノアルキルエステル(例えば
モノメチルエステル、モノエチルエステル、モノブチル
エステル等)を挙げることができる。
本発明においてカルボキシル基含有ビニルモノマーは0
.2〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の量で
用いられる。0.2重量%未溝の場合には上記の効果は
不十分であり、また10重量%を越える場合にはアクリ
ル系共重合体(A)の溶液粘度が高くなり、耐水性も低
下し、また塗料の可使時間も短くなるので好ましくない
アクリル系共重合体(A)のモノマー単位である前記(
i)(c)の2.2.6.6−テトラメチルピペリジニ
ル基を持つ重合性ビニルモノマーは耐候性を向上させる
。この重合性ビニルモノマーの例として2,2,6.6
−テトラメチルピベリジニルメタクリレート、2,2,
6.6−テトラメチルビベリジニルアクリレート、N−
メチル−2,2,6,6−テトラメチルビベリジニルメ
タクリレート、N−メチル−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジニルアクリレートを挙げることができる。
本発明において2,2,6.6−テトラメチルピペリジ
ニル基を持つ重合性ビニルモノマーは0゜5〜10重量
%、好ましくは0.5〜4重量%の量で用いられる。0
.5重量%未溝の場合には耐候性向上という効果が十分
には発揮されず、また10重量%を越える場合には塗膜
の黄変性の問題があるので好ましくない。
アクリル系共重合体(A)のモノマー単位である上記(
iHd)の(メタ)アクリル酸エステルは美粧性、耐候
性及び可視性を向上させる。この(メタ)アクリル酸エ
ステルの例として、n−ブチル(メタ)アクリレート、
イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)
アクリレート、6−ヘキシル(メタ)アクリレート、シ
クロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、8−オクチル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(
メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、ス
テアリル(メタ)アクリレート等を挙げることができる
本発明において上記(iHd)の(メタ)アクリル酸エ
ステルは15〜50重量%の量で用いられる。15重量
%未満の場合には十分な美粧性と耐候性等の塗膜性能の
バランスがとれず、逆に50重重量を越える場合には耐
溶剤性が低下するので好ましくない。
アクリル系共重合体(A)のモノマー単位である上記(
i )(e)の共重合可能なその他のビニル系モノマー
としてスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
等のスチレン誘導体;アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等の重合性不飽和ニトリル類;酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル等のビニルエステル類;N−メトキシメ
チル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アク
リルアミド等のN−アルコキシ置換アミド類;グリシジ
ル(メタ)アクリレート、(メタ)アリルグリシジルエ
ーテル、メタグリシジル(メタ)アクリル酸エステル等
のエポキシ基含有モノマー;ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリル酸、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリ
ル酸等の塩基性モノマー;(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル等の(メタ)アクリル酸エステルを挙げることができ
る。 本発明において共重合可能なその池のビニル系モ
ノマーは任意成分であり、0〜50重量%の量で用いる
ことができる。
本発明の熱硬化型被覆組成物に用いるアクリル系共重合
体(A)は溶液重合法、塊状重合法、乳化重合法等の公
知のいずれの重合法によっても得ることができるが、特
に溶液重合法によって得られた共重合体であることが望
ましい。溶液重合法による場合には、有機溶剤及び重合
開始剤の存在下で前記モノマーの混合物を共重合させる
。使用する有機溶剤はイソプロピルアルコール、n−ブ
タノール、トルエン、キシレン等の通常用いられている
有機溶剤でよく、また重合開始剤もアゾビスイソブチロ
ニトリル、過酸化ベンゾイル、クメンヒドロペルオキシ
ド等の通常用いられている重合開始剤でよい。更に、必
要に応じて2−メルカプトエタノール、n−オクチルメ
ルカプタン等の連鎖移動剤を使用することができる。
本発明の熱硬化型被覆組成物は、主たる用途である自動
車用塗料における前記の品質性能を満足するように、前
記のアクリル系共重合体(A)に加えて、イソシアネー
ト樹脂(B)を硬化剤として含有する。イソシアネート
樹脂(B)は10〜60重量%の量で用いられる。10
重量%未満の場合には硬化塗膜の架橋密度が低く、その
ため塗膜の耐候性、耐溶剤性、耐水性等が不十分となり
、また60重量%を越える場合には硬化塗膜の光沢感、
可撓性をはじめ物理的及び化学的性質が低下するので好
ましくない、このイソシアネート樹脂(B)の具体例と
して、無黄変型イソシアネートであるヘキサメチレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、インホ
ロンジイソシアネート等の公知のものを挙げることがで
き、これらのアダ、クト物及びこれらのイソシアネート
化合物の官能基をブロックしたものも使用可能である。
更に、具体的には、住友バイエル社のスミジュールN−
75、スミジュールN−3200、日本ポリウレタン(
株)製のコロネートEH、コロネート250、コロネー
トし、コロネートH1大日本インキ(株)製のパーノッ
クDN−980、パーノックDN−955、パーノック
DN−990、大田薬品(株)製のタケネートB−81
5N、タケネートB−82ONSU等を挙げることがで
きる。
前記のアクリル系共重合体(A)及びイソシアネート樹
脂(B)を含む本発明の熱硬化型被覆組成物は、その使
用に際して、通常は希釈用有機溶剤で適当な粘度となる
ように希釈調整して使用される。希釈用有機溶剤として
は、具体的には、キシレン、ツルペッツ#100、ツル
ペッツ#150(エッソ社製)、ケトン系の2−ヘプタ
ノン(イーストマン社製)を挙げることができる。
本発明の熱硬化型被覆組成物を2コ一ト1ベーク方式の
熱硬化性クリヤーコート用塗料として用いる場合には、
その下層となるベースコート層を構成する熱硬化性ベー
スコート用塗料のビヒクルとなる樹脂系として熱硬化性
アクリルウレタン樹脂系や熱硬化性アクリルメラミン樹
脂系を挙げることができる。例えばアクリルウレタン樹
脂系のベースコート用塗料の場合には、イソシアネート
樹脂と反応し得る官能基を有するフィルム形成性アクリ
ル樹脂、揮発性の有機液体希釈剤及び有機液体希釈剤に
溶解している硬化剤であるイソシアネート樹脂からなる
組成物に、必要に応じて選択したアルミニウムペースト
、マイカ、リン片状酸化鉄などの光輝剤;酸化チタン二
カーボンブラック;キナクリドン等の有機顔料;エポキ
シ樹脂、繊維素系樹脂などのアクリル系以外の樹脂:表
面調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料沈降防止剤
などの補助的添加剤;等を一般的な方法で配合するとに
よって構成される。
[実施例] 以下に、本発明を実施例に従ってより具体的に説明する
。尚、「部Jは「重量部」を意味する。
攪拌器、温度制御装置及びコンデンサを備えた容器にト
ルエン40部及び酢酸n−ブチル10部を仕込んだ。容
器の内容物を攪拌しながら加熱して温度を100℃に上
昇させた。次いで第1表に示した組成の溶液を4時間で
滴下した後に、過酸化ベンゾイル0.6部とトルエン2
0部とからなる溶液を30分間で滴下した。反応溶液を
100℃で更に2時間攪拌加熱して樹脂への転化率を上
昇させた後、トルエン30部を添加して反応を終了させ
た。得られたアクリル系共重合体溶液(不揮発分50重
量%)をアクリル樹脂フェスとする。
このフェスに含まれたアクリル系共重合体の重量平均分
子量は50,000であった。
第1表 ベースコート用塗料の製造例(方間) 第3表に示す割合の各材料をステンレス容器に入れ、充
分に攪拌した後、希釈用混合溶剤で粘度を調整して、ベ
ースコート用塗料P−7を製造した。
第2表に示した6種類のモノマー組成を有する各混合物
を用いて、下記の手順で重合反応を行った。
攪拌器、温度制御装置及びコンデンサを備えた容器にま
ずキシレン50部及び酢酸n−ブチル20部を仕込み、
攪拌しながら加熱して温度を120℃に上昇させた0次
いで、第2表に記載のモノマー混合物100部に、アゾ
ビスイソブチロニトリル2部及びt−ブチルペルオキシ
イソプロビルカーボネート2部を添加し、その混合物を
容器中に3時間で滴下した。次いで、アゾビスイソブチ
ロニトリルを0.1部ずつ30分間隔で3回添加した。
120℃で更に2時間攪拌加熱して樹脂への転化率を上
昇させた後、キシレン30部を添加して反応を終了させ
た。同様な重合法で得られた6種類のアクリル系共重合
体溶液の粘度、不揮発分、酸価及びアクリル系共重合体
のガラス転移温度(Tg)、水酸基価及び分子量は第2
表に示す通りであった。
クリヤーコート 塗 の 1 前記6種類のアクリル系共重合体溶液を用い、第3表に
示した塗料配合によりクリヤーコート用塗料P−1、P
−2及びP−5並びにソリッドカラー塗料P−3、P−
4及びP−6を製造した。
これらの塗料のうち、そのアクリル系共重合体が、本発
明におけるアクリル系共重合体(A)の要件を満たして
いるのは塗料P−1〜P−4である。
旋削1及び2並びに λ 1 リン酸亜鉛処理した鋼板(30X 45cm)に自動車
用カチオン系電着塗布を塗装し、180℃で30分間焼
付けた0次いで、アルキッド樹脂とアミノ樹脂とから成
る中塗り塗料を塗布し、160℃で30分間焼付けた後
、塗膜をサンディングし、水研し、乾燥した。この塗膜
上に、前記第3表に記載のベースコート用塗料及びクリ
ヤーコート用塗料を第4表の実施例1及び2並びに比較
例1に示した組み合わせで、ウェット・オン・ウェット
方式により重ね塗りした。この重ね塗りは次のようにし
て行った。中塗り塗膜上にまずベースコート用塗料を乾
燥膜厚が15μとなるように塗布し、3分間放置した後
に、クリヤーコート用塗料を乾燥膜厚が30μとなるよ
うに塗布した。未乾燥の重ね塗り塗膜を室温で10分間
放置後、120℃の熱風乾燥機で25分間焼付けて、実
施例1及び2並びに比較例1の熱硬化した塗膜を得た。
前記の実施例及び比較例の各熱硬化した塗膜の外観及び
性能を評価した。その結果を第4表に示した。尚、比較
例1の場合には光沢低下が著しく、またクラックが発生
していた。
その結果から明らかなように、クリヤーコート用塗料が
、本発明におけるアクリル系共重合体の要件を満たさな
いアクリル系共重合体(A −5)を含む比較例1の場
合には、本発明の目的とする熱硬化した塗膜を得ること
ができない。
3 4 びに   2 実施例1及び2と同様にして中塗り工程まで終えた塗膜
上に前記第3表に記載のソリッドカラー用塗料を塗装し
た。この塗装においては乾燥膜厚が30〜40μmとな
る様に塗布し、未乾燥で10分間放置した後、120℃
の熱風乾燥機で25分間焼き付けて、実施例3及び4並
びに比較例2の熱硬化した塗膜を得た。
前記の実施例及び比較例の各熱硬化した塗膜の外観及び
性能を評価した。その結果を第4表に示した。尚、比較
例2の場合には光沢低下が著しく、またクラックが発生
していた。
その結果から明らかなように、ソリッドカラー用塗料が
、本発明におけるアクリル系共重合体の要件を満たさな
いアクリル系共重合体(A −6)を含む比較例2の場
合には、本発明の目的とする熱硬化した塗膜を得ること
ができない。
[発明の効果コ 前記した通り、本発明の熱硬化型被覆組成物を用いるこ
とにより、優れた美粧性及び性能を有し、特に耐候性に
優れている上塗り塗膜を得ることができ、その塗膜は自
動車の車体用塗膜として極めて有用なものである。
代 理 人 弁 理 士 山 下 穣 平 ÷ ◎ 蕾  脅 ボ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (i)(a)水酸基含有ビニルモノマー10〜60重量
    %、 (b)カルボキシル基含有ビニルモノマー 0.2〜10重量%、 (c)2,2,6,6−テトラメチルピペリジニル基を
    持つ重合性ビニルモノマー0.5〜10重量%、 (d)炭素原子数4個以上のアルキル基を有する(メタ
    )アクリル酸エステル15〜50重量%、及び (e)共重合可能なその他のビニルモノマー0〜50重
    量% を共重合して得られる、水酸基価が50〜150mgK
    OH/gで、酸価が2〜20mgKOH/gであるアク
    リル系共重合体(A)40〜90重量%、及び (ii)イソシアネート樹脂(B)10〜60重量%、
    を含むことを特徴とする熱硬化型被覆組成物。
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