JPH0290343A - メモリ装置,半導体メモリ及びそれを用いたpcmレコーダ - Google Patents

メモリ装置,半導体メモリ及びそれを用いたpcmレコーダ

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JPH0290343A
JPH0290343A JP63243010A JP24301088A JPH0290343A JP H0290343 A JPH0290343 A JP H0290343A JP 63243010 A JP63243010 A JP 63243010A JP 24301088 A JP24301088 A JP 24301088A JP H0290343 A JPH0290343 A JP H0290343A
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memory
address
signal
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counter
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Masataka Nikaido
正隆 二階堂
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報を記録する記録装置に関し、特に音声信号
等のように連続情報を順次読み出し書き込みするのに好
適な記録装置に関する。
従来の技術 近年の半導体技術の進歩は、従来アナログ技術で処理さ
れてきた電子装置を急速にディジタル化している。民生
用オーディオ機器に於いては例えばCカセットレコーダ
に替わる物として、DATレコーダが登場している。こ
れは回転するシリンダに取り付けられた磁気ヘッドによ
って、磁気テープ上にディジタル化された音響信号を記
録/再生するものである。CカセットレコーダもDAT
レコーダも磁気テープ上に情報を記録する点では同じで
あり、そのため磁気テープを走行させる機構部が必要で
ある。DATレコーダ等のPCMレコーダに磁気テープ
を用いる理由は、主に情報量の多さにある。DATの様
に左右両チャンネルのオーディオ信号を48KHzのサ
ンプリング周波数でサンプルあたり16ビツトにAD変
換すれば、1秒間で1.6メガビツトを越える情報量と
なる。
従って2時間では1.3ギガバイトを越える膨大な情報
量であり、半導体メモリに記録することは現状の半導体
の技術では妥当な大きさの装置に実現するのは困難であ
る。一方、たとえば電話や会議におけるメモ録音の様に
、要求される再生音の品質が低いものであれば、8KH
2のサンプリング周波数でサンプルあたり8ビツトにA
D変換すれば、1秒間で64キロビツトの情報量となる
ADPCMなどの情報量圧縮技術を用いればさらに記録
する情報を削減できる。このような用途にすでに半導体
メモリを用いたPCMレコーダが提案されている。メモ
リ部の構成は例えば第2図の様になされている。以下図
面を参照しながら従来のPCMレコーダに用いられる大
規模メモリについて説明する。
第2図に於いて100〜400はRAM等で構成された
メモリであり、各々256キロビツトの記憶容量を有し
、15ビツトのアドレス入力端子と8ピツトのデータ入
出力端子及びチップ選択信号端子と読み出し/書き込み
制御信号端子を備え、データ入出力端子は共通のデータ
バスDBUSに接続されている。930はメモリ100
〜メモリ400のアドレスを生成する17ビツトアドレ
スカウンタであり、クロック信号CLKに応じて出力す
る17ビツトのアドレス信号のうち下位15ビツトをメ
モリ100〜メモリ400に供給している。920はア
ドレスカウンタ930の生成するアドレス信号の上位2
ビツトをデコードしてメモリ選択信号C8I〜C84を
生成するデコーダである。
このように構成された大規模メモリ装置に於いて、読み
出し動作を行なう場合は、読み出し/書き込み制御信号
RWSELを論理1となし、クロック信号CLKを連続
して入力する。アドレスカウンタ930はカウント動作
を続けて、0〜2+?−1を計数する。デコーダ920
はアドレスカウンタ930の出力が0〜216−1のう
ちはC81のみを論理1としそれ以外の出力はすべて論
理0とし、アドレスカウンタ930の出力が216〜2
16−1のうちはC82のみを論理1としそれ以外の出
力はすべて論理0とする。すなわちデコーダ920はア
ドレスカウンタ930が0〜2+?  1を計数する間
にメモリ100からメモリ400までを順次選択してい
く。アドレスの下位15ビツトはメモリ100からメモ
リ400まで共通に供給されているが、メモリ100か
らメモリ400の中でデコーダ920の出力C8I〜C
84にょって選ばれた1つだけがDBUSへ読み出しデ
ータを出力する。
書き込み動作の場合にはRWSELを論理0とし、DB
US上に書き込みデータを確定させた後に、書き込み信
号WPを入力する。アドレス信号の生成については読み
出し動作の場合と同じである。
なお、この例では説明を簡単にするためデータバスDB
USに接続されるメモリの数を4個としたがこれでは数
秒〜十数秒分の音響情報しか記録できない。より長い時
間の録音には数十を越えるメモリを接続する必要がある
発明が解決しようとする課題 第2図で説明したような大規模メモリ装置では接続する
メモリのすべてに15ビツトのアドレス信号を供給する
ので、信号線の配線量が膨大になり装置全体が大きくな
ってしまう。また、半導体技術の進歩でメモリの記憶容
量が大きくなった時には、さらにアドレス信号の数が増
えて益々配線量が増えると共に、メモリ1つ1つもアド
レス入力端子の数が増えてパッケージの大きさを大きく
せざるをえなくなる。こうなると装置全体の大きさが大
きくなるだけでなく消費電力も多くなってしまう。メモ
録音等に使用するPCMレコーダは乾電池を電力源とし
て用いることが多くまた大きさも小型であることが望ま
れるので装置の大型化と消費電力の多さはPCMレコー
ダを実現する上で大きな障害となる。
本発明はこの問題点に鑑みてなされたもので、装置規模
の小さい大規模メモリ装置を提供し、それを用いた長時
間の録音が可能なPCMレコーダを提供するものである
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明では、1つのアドレ
スカウンタから共通のアドレス信号をメモリ各々に供給
せず、メモリの各々にアドレスを供給するアドレスカウ
ンタを備え、各々をメモリモジュールとなし、このメモ
リモジュールの中のアドレスカウンタに共通のクロック
信号と共通の初期化信号とを入力する。さらに複数のメ
モリモジュールから1つを選択する選択回路を備え、こ
の選択回路の出力によって選択されたメモリモジュール
だけが前記データバスを介して情報の書き込み/読み出
しを行なうようにしている。
作用 このように構成することによって、本発明ではアドレス
信号の配線が配線規模を大きくすることを避は得る。従
ってRAM等の固体メモリを用いたPCMレコーダを実
現する場合にも装置の大型化を防ぎ得る。また半導体メ
モリの大容量化にも、パッケージの大型化を招くことが
なく、その上人出力バッファでの電力消費を少なく抑え
省電力に大きく寄与する。
実施例 以下、本発明の一実施例の大容量メモリ装置について図
面を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例
に於ける大規模メモリ装置のブロック図である。第1図
に於いて100〜400はRAM等で構成されたメモリ
であり、各々256キロビツトの記憶容量を有し、15
ビツトのアドレス入力端子と8ビツトのデータ入出力端
子及びチップ選択信号端子と読み出し/書き込み制御信
号端子を備え、データ入出力端子は共通のデータバスD
BUSに接続されている。500〜800はメモリ10
0〜メモリ400のアドレスを生成する15ビツトアド
レスカウンタであり、クロック信号CLKを計数して生
成する15ビツトのアドレス信号をメモリ100〜メモ
リ400の各々に供給している。900はメモリ選択回
路であり、クロック信号CLKを計数する17ビツトの
カウンタ910とカウンタ910の出力の上位2ビツト
をデコードしてメモリ選択信号C81〜C84を生成す
るデコーダ920とでなる。カウンタ500〜カウンタ
800及びメモリ選択回路900は共通のクロック信号
に応動すると共に、共通の初期化信号NR8Tに応じて
計数値を初期化する。
この様に構成された本発明の一実施例における大規模メ
モリ装置の動作を説明する。
記憶した情報を読み出す場合の動作を第1図及び第3図
を用いて説明する。読み出し動作の場合には読み出し/
書き込み制御信号RWSELを論理1とする。メモリ1
00〜メモリ400はRWSELの論理1に応動して、
動作モードを読み出しモードにする。カウンタ500〜
カウンタ800およびカウンタ910は第3図(a)の
クロック信号CLKを計数している。初期化信号NR8
Tが論理Oになった時(第3図(b))、  これらの
カウンタはリセットされ計数値Oを出力する(第3図(
g)、(h)、(1)、(j))。 またメモリ選択信
号はC81のみが論理1となる(第3図(c)、(d)
、 (e)、(f))。 従ってNR8Tが論理Oとな
った時点では、データバスDBUSにはメモリ100の
アドレスOの値が出力され、CLKに応じて続くアドレ
スの内容が読み出されてDBUSに出力される(第3図
(k)、第3図(k)に於て、(X)はアドレスXの内
容を表わす)。 カウンタ500〜カウンタ800及び
カウンタ910の計数値は同時に進行しカウンタ500
〜カウンタ800が2+s−1を計数して、再び計数値
0に戻る時、C81は論理Oとなり代わりにC82が論
理1となる。このようにNR8Tの論理Oのパルス入力
でリセットされた後は、カウンタ500〜カウンタ80
0は0〜215−1を繰り返し計数し、その都度メモリ
選択回路900はC81からC84を順次論理1とする
ことでDBUSに情報を出力するメモリを切り替えてい
き、メモリ100からメモリ400の内容がCLKに応
じて順次DBUSに読み出される・(第3図(h))。
次に、情報を記録する場合の動作を第1図及び第4図を
用いて説明する。書き込み動作の場合には読み出し/書
き込み制御信号RWSELを論理0とする。メモリ10
0〜メモリ400はRWSELの論理0に応動して、動
作モードを書き込みモードにする。カウンタ500〜カ
ウンタ800およびカウンタ910は第4図(a)のク
ロック信号CLKを計数している。初期化信号NR8T
が論理Oになった時(第4図(b))、  これらのカ
ウンタはリセットされ計数値Oを出力する(第4図(g
)、(h)、(1)、(J))。 またメモリ選択信号
はC81のみが論理1となる(第4図(c)、(dL(
e)、(f))。
従ってNR3Tが論理0となった時点では、データバス
DBUS上の情報はメモリ100のアドレス0に導かれ
る(第4図(1))。 ここで書き込み信号WPを入力
して(第4図(k))、 DBUS上の情報をメモリ1
00のアドレス0に書き込むことが出来る。そして第4
図(1)に示す様にCLKに応じてDBUS上のデータ
を更新し、同時にWPを次々に入力すれば、メモリ10
0の続(アドレスに順次書き込みが行なわれる。カウン
タ500〜カウンタ800及びカウンタ910の計数値
は同時に進行しカウンタ500〜カウンタ800が21
6 1を計数して、再び計数値0に戻る時、C81は論
理0となり代わりにC82が論理1となる。このように
NR8Tの論理0のパルス入力でリセットされた後は、
カウンタ500〜カウンタ800はO〜2+6 1を繰
り返し計数し、その都度メモリ選択回路900はC81
からC84を順次論理1とする・ことでDBUSの情報
を入力するメモリを切り替えていき、DBUS上の情報
をメモリ100からメモリ400に順次書き込むことが
出来る。
以上の様に第1図の本発明の実施例では、メモリ100
〜メモリ400に、1つのアドレスカウンタから共通の
アドレス信号を配給しておらず、従って装置の配線本数
が著しく少なくなっている。
ここでメモリ100とカウンタ500の組合せ或はメモ
リ200とカウンタ600の組合せ等は、回路構成とし
て同じものである。従って実際に装置化を行なう場合に
は、メモリと対応するカウンタとをモジュールとして一
体化するのが好ましい。
また、このようなメモリモジュールは容易に半導体チッ
プ上に集積でき、その場合には、メモリチップとしてメ
モリ容量の割には端子数が著しく少ないという特長を備
えたものとなる。
次に、本発明をPCMレコーダに応用した例を示す。第
5図は本発明を応用したPCMレコーダのブロック図で
ある。第5図に於て、1はローパスフィルタであり、入
力されるアナログオーディオ信号の高域成分を抑圧して
、折返し雑音の混入を防止する。2はAD変換器であり
、アナログ信号を8ビツトのディジタル信号に変換する
。3はレジスタでありAD変換器2の出力するディジタ
ル信号を一時的に記憶する。4もレジスタであり、レジ
スタ3及び後述するメモリに接続されたデータバスDB
US上の情報を一時的に記憶する。5はDA変換器であ
り、レジスタ4に一時的に記憶されたディジタル情報を
アナログ信号に変換する。
6はローパスフィルタであり、DA変換器5の出力から
不要な高域成分を除去する。7はメモリモジュールであ
り、RAM702及びRAM702にアドレスを供給す
るカウンタ701からなる。
8〜22も7と同様のメモリモジュールであり、それぞ
れカウンタとRAMを有する。説明の都合上メモリモジ
ュール7〜メモリモジユール22のRAMをメモリ#1
〜メモリ#16と呼ぶ。 (メモリモジュール8〜メモ
リモジユール22は、図では省略した表現となっている
。)23はメモリ選択回路であり、15段の分周器23
1と、分周器231の出力をクロック入力とする4ビツ
トのカウンタ232と、カウンタ232の計数出力をデ
コードしてメモリ選択信号C8I〜C81Bを生成する
デコーダ233と、カウンタ232にプリセット値を供
給する始点指示回路234とからなる。24はメモリモ
ジュール7〜メモリモジユール22及び分周器231に
初期化信号NR8Tを供給する同期信号発生回路である
。25は20Mレコーダの記録動作と再生動作の切り替
え信号RWSELを発生する記録再生切り替え回路であ
る。26はメモリモジュール7〜メモリモジユール22
の書き込み信号WPを生成する書き込み信号発生回路で
あり、記録再生切り替え回路25の出力RWSELとク
ロック信号CLKとの論理和を書き込み信号WPとして
出力する。27はクロック信号CLKを生成してメモリ
モジュール7〜メモリモジユール22及び分周器231
に供給するクロック発生回路である。
このように構成された本発明の一実施例のPCMレコー
ダについて、その動作を説明する。
まずメモリのアクセス動作について第5図、第6図及び
第7図を用いて説明する。各々のメモリモジュールに個
別のアドレスカウンタが設けられているが、これらは同
期信号発生回路24の出力NR8Tによって一斉にリセ
ットされる(第6図(b)、(n))。 その後、同一
のクロック信号CLKを計数するので、メモリモジュー
ル7〜メモリモジユール22のアドレスカウンタは総て
同一のアドレス値をメモリ#1からメモリ#16に供給
する。この動作がメモリモジュールに対し、外部からの
アドレス信号の供給を不要にしている。NR8Tは、メ
モリモジュールのアドレスカウンタをリセットすると共
に、分周器231及びカウンタ232もリセットしてい
る。分周器231はメモリモジュール内のアドレスカウ
ンタ(例えばカウンタ701)のビット数と同じ分周段
を有しており、更にクロック入力も共通のCLKである
ので、分周器231の出力C3CLKとメモリモジュー
ルのアドレスカウンタの計数の一巡周期とは全く同一と
なる。即ち、NR8Tによるリセット動作の後、CLK
に応動してメモリモジュール中のアドレスカウンタは0
〜2+61を繰り返し計数し、その都度分周器231は
、カウンタ232にクロック入力を加え、カウンタ23
2の計数値を0から1つずつ歩進させる。従って、リセ
ット後には第6図(b)、(d)、(f)、(gL(h
)に示すようにC81〜csteはC81から順次論理
1となる。これらの動作によってリセット後には先ずメ
モリ#1のアドレス0がアクセスされ、CLKに応じて
アドレスが進み、メモリ#1の最後のアドレス215−
1がアクセスされた後メモリ#2のアドレスOへと移る
(第7図(k)、(1)、(m)、 (n))。 以下
同様にしてメモリ#1〜メモリ#16の全アドレスを順
次アクセスする。
さて、録音した信号の途中をいきなり再生したい場合な
どに於いては、メモリ#1〜メモリ#16の途中のメモ
リを直接アクセスする必要がある。
このような場合は始点指示回路234によって、アクセ
スしたいメモリの番号に対応した計数値をプリセット信
号としてカウンタ232にロードする。即ち、信号PA
GEにメモリの番号に対応した計数値を設定した後、ロ
ード信号PSTを出力してカウンタ232にロードする
。第7図(d)でPSTの負パルスが発生した時、第7
図(c)のPAGE信号は、数値14を示している。従
って、カウンタには計数値14がロードされ、C815
が論理1となる(第7図(h))。この様にしてメモリ
モジュールを多数接続していてもすべてのメモリに瞬時
にアクセスすることが出来る。
次に、本実施例のPCMレコーダの録音動作について第
5図と第6図を参照しながら説明する。
録音時には記録再生切り換え回路25は出力RWSEL
を論理0とする(第6図(C))。マイクロホン等から
送られて来るアナログオーディオ信号は、ローパスフィ
ルタ1を経た後、AD変換器2でクロック信号CLKの
周期毎にディジタル化され、レジスタ3に一時記憶され
てデータバスDBUSに出力される。従って、DBUS
には、CLKの周期で次々とAD変換されたディジタル
データが現われる(第6図(0))。NR8Tによるリ
セット後メモリモジュール7に属するメモリ#1が選択
され、アドレス0から順番にアクセスされるが、第6図
(k)、 (nL (o)に示す様に、アドレスの歩進
とDBUSのデータ更新とはどちらもCLKに同期して
行なわれる。書き込み信号発生回路26はRWSELと
CLKの論理和をとってWPとして出力するので、WP
は第6図の(1)および(m)に示した様な信号波形と
なる。メモリへの書き込みは、メモリ選択信号の論理1
と、RWSELの論理0及びWPの論理Oの3条件の論
理積で行なわれる。従って、リセット直後からは第6図
(k)、(1)、(m)、(n)で示した様に、DBU
S上のデータはメモリ#1のアドレス0から連続したア
ドレスへ次々に書き込まれる。第6図(0)に於いて、
(X)はアドレスXに書き込まれるデータ内容を表わす
次に、本実施例のPCMレコーダの再生動作について第
5図と第7図を参照しながら説明する。
再生時には記録再生切り換え回路25は出力RWSEL
を論理1とする(第7図では示していない)。メモリ#
1の先頭から再生する場合は同期信号発生回路24から
NR8Tを出力してリセットシ、メモリ#1のアドレス
Oをアクセスし、CLKに応じてアドレスを更新する(
第7図(a)、(k)、(n))。 アドレスが進んで
アドレス211.−1から再びアドレス0へ戻る時、C
81は論理0に戻り代わりにC82が論理1となり、メ
モリ#2のアドレスOの内容がDBUSに出力される(
第7図(k)、(IL(m)、(n)、(o) )。こ
の様にして、メモリ#1〜メモリ#16の内容が次々と
DBUS上に読みだされる。メモリ#1〜メモリ#16
の途中から再生する場合は始点指示回路234によって
メモリの番号を指定する。なお、レジスタ3の出力はR
WSELの論理1によって禁止されているので、DBU
S上でのデータの衝突はない。
DBUS上に出力されたディジタルデータはレジスタ4
に一時的に記憶された後、DA変換器5でアナログ信号
に変換され、ローパスフィルタ6を介して出力される。
その後増幅器で増幅されスピーカ等により空気中に放音
される。
本実施例のPCMレコーダにおいては、前述の様にメモ
リとアドレスカウンタとを一体化したメモリモジュール
を用いている。そのためアドレス信号の配線が非常に少
なくてすみ、装置規模が小さくできる。従って、長時間
の録音再生が可能なPCMレコーダが比較的容易に実現
できる。
つぎに本発明をPCMレコーダに応用した別なる例を示
す。第8図は本発明を応用した別なるPCMレコーダの
ブロック図である。第8図に於いて、1はローパスフィ
ルタであり、入力されるアナログオーディオ信号の高域
成分を抑圧して、折返し雑音の混入を防止する。2はA
D変換器であり、アナログ信号を8ビツトのディジタル
信号に変換する。3はレジスタでありAD変換器2の出
力するディジタル信号を一時的に記憶する。4もレジス
タであり、レジスタ3及び後述するメモリに接続された
データバスDBUS上の情報を一時的に記憶する。5は
DA変換器であり、レジスタ4に一時的に記憶されたデ
ィジタル情報をアナログ信号に変換する。6はローパス
フィルタであり、DA変換器5の出力から不要な高域成
分を除去する。7はメモリモジュールであり、アップダ
ウンカウンタ701及びRAM702からなる。8〜2
2も7と同様のメモリモジュールである。説明の都合上
メモリモジュール7〜メモリモジユール22のRAMを
メモリ#1〜メモリ#16と呼ぶ。
(メモリモジュール8〜メモリモジユール22は、図で
は省略した表現となっている。)23はメモリ選択回路
であり、15段の分周器231と、分周器231の出力
をクロック入力とする4ビツトのアップダウンカウンタ
232と、アップダウンカウンタ232の計数出力をデ
コードしてメモリ選択信号C81〜C816を生成する
デコーダ233と、アップダウンカウンタ232にプリ
セット値を供給する始点指示回路234とからなる。
24はメモリモジュール7〜メモリモジユール22及び
分周器231に初期化信号NR8Tを供給する同期信号
発生回路である。25はPCMレコーダの記録動作と再
生動作の切り替え信号RWSELを発生する記録再生切
り替え回路である。26はメモリモジュール7〜メモリ
モジユール22の書き込み信号WPを生成する書き込み
信号発生回路であり、記録再生切り替え回路25の出力
RWSELとクロック信号CLKとの論理和を書き込み
信号WPとして出力する。27はクロック信号CLKを
生成してメモリモジュール7〜メモリモジユール22及
び分周器231に供給するクロック発生回路である。2
8はメモリモジュール内のアップダウンカウンタ701
〜アツプダウンカウンタ221及びアップダウンカウン
タ232の計数の方向を切り替える方向切り替え回路で
ある。
以上の様に構成した本発明の実施例についてその動作を
説明する。この実施例は第5図で示した実施例と基本的
な動作は変わらないので異なる部分のみを説明する。第
8図の実施例が第5図の実施例と異なるのは、方向切り
替え回路28を備え、その出力UDSELによってアッ
プダウンカウンタ701〜アツプダウンカウンタ221
及びアップダウンカウンタ232の計数の方向を切り替
えるようにした点である。アップダウンカウンタ701
〜アツプダウンカウンタ221及びアップダウンカウン
タ232は、UDSELが論理1である時は、カウント
アツプ動作をし、この場合には第5図の実施例によるP
CMレコーダの動作となんら変わらない。しかし、UD
SELが論理Oの時は、アップダウンカウンタ701〜
アツプダウンカウンタ221及びアップダウンカウンタ
232は、カウントダウン動作をしメモリアクセスの順
序は第5図の例とは逆になる。  この様に構成したP
CMレコーダでは、録音した音響信号を逆方向に再生す
ることができ磁気テープを用いた従来のレコーダに於け
る逆方向再生を実現できる。
以上、本発明を応用したPCMレコーダとして第5図と
第8図の2つの例を説明したが、これらの例においてメ
モリモジュールの数やRAMの種類等は本発明の主旨と
は関わりが無い。また始点指示回路234の構成は特に
説明していないが、チャタリング対策を施したスイッチ
回路等で容易に実現できる。同期信号発生回路24及び
記録再生切り替え回路25も同様である。書き込み信号
発生回路26はオアゲートで構成できる。方向切り替え
回路28もスイッチ回路で構成できる。
発明の効果 以上の様に本発明は、メモリの各々にアドレスを供給す
るアドレスカウンタを備え、各々をメモリモジュールと
なし、このメモリモジュールの中のアドレスカウンタに
共通のクロック信号と共通の初期化信号とを入力する。
さらに複数のメモリモジュールから1つを選択する選択
回路を備え、この選択回路の出力によって選択されたメ
モリモジュールだけが前記データバスを介して情報の書
き込み/読み出しを行なうようにしているので、アドレ
ス信号の配線が配線規模を大きくすることを避け、装置
の大型化を防ぐことが出来る。また半導体メモリの大容
量化にも、パッケージの大型化を招くことがない。しか
も半導体メモリの端子数が少ないので人出力バッファで
の電力消費が少なく、低消費電力化が計れる。したがっ
て固体メモリをもちいた大容量PCMレコーダを実現す
ることが出来る。
本発明の要点は、メモリのアクセスを連続したアドレス
の順次読みだし及び書き込みに特定したことにある。通
常RAM等の半導体メモリは不連続なアドレスをランダ
ムにアクセスできる。しかし音響信号の様に連続して読
みだし/書き込みがなされてはじめて意味のある情報の
場合には、このランダムアクセスの能力は無駄である。
ランダムアクセスの能力を捨てることでアドレス信号を
メモリに付属のアドレスカウンタで生成することが出来
、装置の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に於ける大規模メモリ装置の
ブロック図、第2図は大規模メモリ装置の従来例のブロ
ック図、第3図及び第4図は第1図の実施例に於ける大
規模メモリ装置の動作タイミング図、第5図は本発明を
応用したPCMレコーダのブロック図、第6図及び第7
図は第5図のPCMレコーダの動作タイミング図、第8
図は本発明を応用した別なるPCMレコーダのブロック
図である。 100〜400・・・・・・メモリ、  500〜80
0・・・・・・カウンタ、  900・・・・・・メモ
リ選択回路、7〜22・・・・・・メモリモジュール、
  23・・・・・・メモリ選択回路、  24・・・
・・・同期信号発生回路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のメモリのデータバスをワイアード接続して
    構成する大規模メモリ装置において、前記複数のメモリ
    の各々にアドレスを供給するアドレスカウンタを備え、
    各々をメモリモジュールとなし、前記メモリモジュール
    の中の前記アドレスカウンタに共通のクロック信号と共
    通の初期化信号とを入力し、さらに前記複数のメモリモ
    ジュールの1つを選択する選択回路を備え、この選択回
    路の出力によって選択されたメモリモジュールだけが前
    記データバスを介して情報の書き込み/読み出しを行な
    うことを特徴とするメモリ装置。
  2. (2)選択回路に、メモリモジュールの中のアドレスカ
    ウンタに入力した共通のクロック信号と共通の初期化信
    号とを入力し、前記アドレスカウンタと同期動作させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメモリ装
    置。
  3. (3)アドレスカウンタの供給するアドレスが、前記複
    数のメモリモジュールの各々が有するアドレス空間全域
    を表現しうることを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載のメモリ装置。
  4. (4)複数のメモリモジュールの各々に備えたアドレス
    カウンタがアップダウンカウンタであり、さらに方向切
    り替え手段を備え、この方向切り替え手段の出力により
    前記アドレスカウンタの計数の方向を切り替えることを
    特徴とする特許請求の範囲第3項記載のメモリ装置。
  5. (5)複数のメモリセルを有するメモリ部と、少なくと
    もメモリ部のアドレス空間の全域を表現し得るアドレス
    カウンタとを同一の半導体チップに集積したことを特徴
    とする半導体メモリ。
  6. (6)アドレスカウンタがアップダウンカウンタである
    にとを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の半導体メ
    モリ。
  7. (7)メモリモジュールが特許請求の範囲第5項で記載
    した半導体メモリであることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載のメモリ装置。
  8. (8)メモリモジュールが特許請求の範囲第6項で記載
    した半導体メモリであることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載のメモリ装置。
  9. (9)アナログ信号をAD変換器でディジタル信号に変
    換して記録手段に記録し、再生時に前記記録手段からデ
    ィジタル信号を順次読み出して、DA変換器で元のアナ
    ログ信号に復元するPCMレコーダに於て、前記記録手
    段を特許請求の範囲第2項記載のメモリ装置で構成した
    ことを特徴とするPCMレコーダ。
  10. (10)アナログ信号をAD変換器でディジタル信号に
    変換して記録手段に記録し、再生時に前記記録手段から
    ディジタル信号を順次読み出して、DA変換器で元のア
    ナログ信号に復元するPCMレコーダに於て、前記記録
    手段を特許請求の範囲第3項記載のメモリ装置で構成し
    たことを特徴とするPCMレコーダ。
  11. (11)アナログ信号をAD変換器でディジタル信号に
    変換して記録手段に記録し、再生時に前記記録手段から
    ディジタル信号を順次読み出して、DA変換器で元のア
    ナログ信号に復元するPCMレコーダに於て、前記記録
    手段を特許請求の範囲第7項記載のメモリ装置で構成し
    たことを特徴とするPCMレコーダ。
  12. (12)アナログ信号をAD変換器でディジタル信号に
    変換して記録手段に記録し、再生時に前記記録手段から
    ディジタル信号を順次読み出して、DA変換器で元のア
    ナログ信号に復元するPCMレコーダに於て、前記記録
    手段を特許請求の範囲第8項記載のメモリ装置で構成し
    たことを特徴とするPCMレコーダ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595095B2 (ja) * 1976-09-02 1984-02-02 大日本印刷株式会社 通気性包材の製造方法
JPS60193193A (ja) * 1984-03-13 1985-10-01 Toshiba Corp メモリlsi
JPS62114185A (ja) * 1985-11-13 1987-05-25 Fujitsu Ltd メモリlsi構成方式

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